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2003年にLogicを買ってから20年使ってきた僕なりに、iPad版のLogic Proの期待していることなどを語りました。料金などの基本的な情報もまとめてます。

iPad版リリース情報と対応端末について
どうも、大谷大です。
2023年5月9日に、LogicとFinal CutのiPad版がリリースされるとの発表がありました。
5月24日に発売だそうで、あと2週間ほどで触れるんですけども、
現在公開されている情報を見ながら、僕なりに思うところをまとめておきたいと思います。
また、僕は映像制作も音楽制作もどちらもやるので、どちらのソフトについても語ることはできるんですけど、
僕が普段使っている映像編集ソフトがプレミアということもありますし、
僕が持っているiPadがFinal Cut Pro for iPadに対応していないということが判明しましたので、
今回はLogic Pro for iPadの話を中心にしていきたいと思います。
まず最初に、Final Cut Pro for iPadとLogic Pro for iPadの両方に共通する情報から触れていきます。
まずは料金について、買い切りのアプリではなくサブスクで月額700円、年間払いだと7000円です。
また、1ヶ月間の無料トライアルが可能です。
Mac版が買い切りなのでサブスクじゃない方が個人的にはありがたかったんですが、
ひとまずリリースされたら無料トライアルで触ってみたいと思います。
対応している端末はFinal CutとLogicで少し違います。
Final Cut Pro for iPadはiPadOS 16.4以降を搭載した12.9インチiPad Pro、第5世代または第6世代、
11インチiPad Pro、第3世代または第4世代、iPad Air、第5世代、
こちらの5つの機種に対応しているとのことで、結構最近の端末じゃないと動きません。
僕はiPadミニユーザーで、奥さんのiPadも無印iPadなので、
残念ながら何をどうやっても現在の大谷家ではFinal Cut Pro for iPadが使えません。
ただ、Logic Pro for iPadはA12 Bionic以降ならOKと、結構前の端末でも使えるのがありがたいです。
A12 BionicっていうのはiPhone XSに搭載されたチップなので、5年前くらいのiPadでも使うことができます。
Logic Pro for iPadでできることについて、Appleのサイトを見ながらつらつらと話していきたいと思います。
Logic Pro for iPadの操作性とUIについて
まずは基本的なことですが、タッチで演奏ができる点について。
iPad版なのでタッチ操作ができるのも当然ですが、どのくらいの精度なのか気になるところです。
これまでいくつかiPadのDAWアプリを試してみましたが、
当たり判定が分かりにくかったり、ちょっとした遅延が気になったりと、快適とは言えない操作性でした。
ドラムパッドを完璧なタイミングで叩くことができたら、楽器としてLogic Pro for iPadを導入するかもしれません。
iPadアプリなので当然Apple Pencilが使えますし、キーボードを接続すればショートカットキーも使えます。
AppleのサイトではオートメーションをApple Pencilで書いている写真が掲載されていますが、
MIDIデータの編集とか楽器の演奏でApple Pencilがどのくらい快適に使えるかが気になるところです。
あとはEQなどのプラグインを操作したり、タッチ操作でフェーダーを動かしたりと、
この辺りはLogic Remoteと同じような操作感かなとは思いますが、より快適になっていたら嬉しいですね。
UIもかなりiPad用に作り込まれている印象です。
プラグインはタイル表示されていて、これはむしろMac版にも採用してほしいくらいです。
Mac版ではテキストベースで探しにくい上に検索もできないんですよね。
メインウィンドウのUIはMac版にも近いですし、ガレージバンドっぽくもあります。
そしてガレージバンドで制作したファイルも読み込み可能です。
サウンドライブラリー用のブラウザも使いやすそうです。
Logicはデフォルトの音源が多くてどれも優秀なので、iPadでもサードパーティー製のプラグインに頼らなくてもかなり使い込めると思います。
Beat BreakerはiPad版で初登場のプラグインです。
サンプル動画が掲載されていますので、詳細はAppleのサイトをご覧ください。
そして一番重要なところです。Mac版との互換性があります。
iPad版で編集した内容をMac版に戻せますので、出先でちょこっと触るっていうことができるのが本当にありがたいです。
またサードパーティー製のプラグインも使えます。
ちゃんと調べていないので現在どのくらいのプラグインがリリースされているのかはわかりませんが、いずれ充実していくと思います。
個人的にはiZotope待ちです。
iPad版Logic Proを活用した制作の可能性
というわけでLogicとファイナルカットのiPad版が出るということで、僕なりの感想をまとめておきました。
僕としては電車移動をするときにiPad miniでLogicを使ってMIDIデータの編集とかできたらいいなっていうことを思っていて、
あとはちょっとしたループ素材を作ったりとか、アイデアを膨らませるのに使ったりとか、そんな感じで使ってみたいなとは思いました。
ひとまずはリリースされたら使ってみたいと思ってますので、また実際に触りましたらその感想など動画でお伝えしたいと思います。
タダオトのYouTubeチャンネルではウェブデザイナー・映像クリエイター・ミュージシャンの視点から便利なサービスやツールを紹介しています。
今回のLogic Pro 4 iPadの解説動画をご覧いただいて役に立ったと思っていただけましたら、高評価ボタンを押していただけたら嬉しいです。
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最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
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