1. タダの箱庭ラジヲ
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2025-01-11 09:02

♯37「お菓子を1人で食べた女の子」

ある日、小な女の子がお菓子を持って公園にやってました。女の子は広場に集まっている友達を見つけると嬉しそうに駆け出しました。でもその瞬間ママが「そっちに行ったらみんなにお菓子を分けなゃいけないよ?そしたり自分の分が減っちゃうからこっちで食べてから行ったら?」と呼び止めましたがー。

サマリー

女の子は公園でお菓子を持って友達と楽しもうとしますが、母親の言葉を受けて一人で食べることを決断します。このエピソードを通して、分け与えることの難しさや孤独感に気づきます。その経験が、尊徳感情や社会とのつながりについての考えを深めるきっかけとなります。

公園でのお菓子のエピソード
さあ、始まりました。タダの箱庭ラジヲ。本屋では買えず、増札もされない、読み手から読み手へとギフトされる、1万冊の箱庭本についてお話ししていきたいと思います。
ということで、前回に続いて、今回もですね、章ごとに挟まれているワーク、4つですね、この1章ごとにワークがあるんですけれども、
4ワーク目になるかと思いますので、今日も皆さんと一緒にちょっと、尊徳感情って何ぞや、みたいなことをですね、リスナーの皆さんと深掘りしていきたいと思います。
さて、今日のテーマは、ズバリみんなと分けると少なくなるよ、というお話です。
これを聞いて皆さん、どんなことを思い浮かべましたでしょうか。
子供の頃におやつを分けてね、と言われた経験だったりとか、大人になってから飲み会の感情だったり、分け合うという恋は実は小さな頃からですね、私たちの生活の一部になっております。
でもその中で生まれるこの微妙な世界観の気づきというかね、変化に気づいたことはありますでしょうか。
というところで今日は、こんなお話です。
ある日、小さな女の子がお菓子を持って公園にやってきました。
女の子はですね、お母さんと一緒にやってきたんですけれども、ちょうど広場に集まっている友達を見つけて、嬉しそうにこのお菓子を持って駆け出したそうです。
きっとね、小さな女の子はみんな喜んでくれるってね、みんなお菓子大好きだから、これ持ってったらみんな喜んでくれるってきっと思ってね、そんな感じでパーッと顔を輝かして走り出したそうです。
でもその瞬間ママが、何々ちゃんってそっちに行ったらみんなにお菓子分けなきゃいけなくなるよって、そしたら自分の分が減っちゃうからこっちで食べてから行ったらっていう風に呼び止めました。
そんなことを思っていなかった女の子はですね、戸惑い。持って行ったら友達喜んでくれるけど、確かにでもママの言う通り、持って行ったら自分の分なくなっちゃうなみたいな。
それでママが言うこともあるので、一人でお菓子を食べることにしました。無言でね、お菓子をパーッと口に入れ込み、そしてあのご飯、お菓子を食べ終わってパーッとまた友達の元に駆け寄った時にはですね、もうその頃の友達はまた違うところに遊びに行っていなくなっていた。
尊徳感情と教育のジレンマ
そんなエピソードなんですけれども、皆さんはどう感じましたでしょうか。
これね、すごい僕なんか分かるなと思うんですよ。
なんていうか、小さい頃って親だったりとか学校の先生とか社会の大人から独り占めしないで友達と分け与えなさいとか、差別がよくありませんからみんな仲良くしましょうっていう道徳性みたいなものを教えられる反面ですね。
何でも順位や優劣をつけてですね、勝ち組に入らないと人生お酒真っ暗だよみたいなね、いわゆるだから多くのものをより勝ち取っていけるようにっていう教育をされるわけですよ。
こんな公演であったようなことがものすごい起こってないですか。
起こってたと思うんですよ僕はですね、ちっちゃい頃。
なんかどっちなんみたいなね。
これもまさに正解はないと思うんですよ。
正解はないと思うけど、同じ熱量で言ってきてどっちなんみたいに突っ込みたくなる瞬間ってあると思うんですよ。
実際にですね、僕も子供3人いるので、やっぱり親としてというか大人としてね、アドバイスするときに、やっぱりみんなのために生きれる大人になりなさいってだけいい人になりなさいっていう。
基準でばかり声をかけているかって言ったら、やっぱりそうじゃないときもあるというかね。
それだとやっぱり損しちゃうよねとか、結果人生が騙されて貧乏くじ引く人生になったらかわいそうだなって思うあまりね。
より多く手に入れられる方法だったりとかなんかアドバイスしてしまったりとかもしますから。
だからどっちがいいか悪いかではないと思うんですよ。
もちろんみんなと分けると少なくなるよっていう言葉はまさにその尊徳感情というかね、市場規範側の言葉でもあるんですけれども。
もちろんそこで得られるものもあるし、逆にね、その態度によって得られなくなることもあるということを両方ですね、教える必要があるんじゃないかなというふうに個人的に思います。
つまり、このお菓子を持って行ったらみんなと分けることになって自分の分は少なくなっちゃうけど、それによってみんなとのつながりは得られるよみたいな。
そういう感じで教えるのはどうでしょうかね。
そしたらどっちのパターンもあるんだよってことを教えつつ、うまく両方の世界をちゃんと使い分けれるようになるというか、ケースバイケースでパターンを見えるようになると、どっちなんみたいな。
あのモヤモヤは減っていくんじゃないのかなというふうに思っております。
皆さんもどうですか。
特に子供を持ったらこういう感覚って思うのかもしれないですね。
今日はみんなと分けると少なくなるよというドキッとさせられるようなエピソードを通じてですね、ダブルワールドをいかに僕ら使っていったらいいのか、それをどう子供たちに教えていったらいいのかみたいなことを考えさせるようなコラムになりました。
そしてですね、次回から第3章に移っていきますので、またいろんな方のエピソードを通してお話をしていけたらいいと思っております。
ちなみに第3章はですね、逆に尊徳感情というものを通して、お金を通して得ようとしているものというのは何なんだろうというところに対象に第3章インタビューをしておりますので、
次回もまた楽しみにというところで、今日の放送はここまでにしたいと思います。ではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
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