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2024-06-15 13:04

♯11「お金を理由に何かを諦める人が減れば、社会は良くなる」

WEB制作会社代表後原さんのEpisodeより。経済格差が拡がっていく中で「お金がある人が出すようにしないと社会は回っていかないよね」と気づき、実際に行動に起こしている人が感じるモヤモヤとは?

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さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。前回は災害支援を通してについてのお話をさせていただきましたが、11回目の今回はウェブ製作会社の代表、瀬戸原ひろゆきさんのエピソードについてお話をしていきたいと思います。
先にですね、こちら1万冊の本、タダの箱庭の招待状の内容についてお話しさせていただいているんですが、今回はですね、2人目ということで、まずは冒頭にこの1章目ですね、お金が絡んでもやもやしたことという章の中での2人目というところでお話をしていきたいと思います。
この1章について、まず簡単にインタビューのテーマについてお話しすると、1章はお金が絡んでもやもやしたことはありませんでしたか?という質問で構成されています。
なぜお金が絡んだ途端に私たちはもやもやを感じるのでしょう?これまでお金のやり取りが生まれることで、腑に落ちないシーンはなかったでしょうか?あなたの身近にあるお金をもらって割り切れない気持ちになった体験、あるいは逆にお金をもらわない方が気持ちのいい体験について教えてください。という章になっております。
そして2回目の本日ご紹介するのは、ウェブ製作会社代表の瀬戸原博之さんのお話。
タイトルはお金を理由に何かを諦める人がいれば社会は良くなる。そんなお話についてご紹介していきたいと思います。
瀬戸原博之さんは福岡でカラクリワークスというウェブ製作会社を営んでいるのですが、その中でどんなことにお金が絡んでもやもやしますかというお話を聞かせていただきました。
その中に冒頭にお話いただいたのが、3つのもやもやがあるというふうに教えてくれました。
それがどういうことかというと、よく瀬戸原さん、どうしてお金にならないことをやっているんですかというふうに聞かれることがあって、まずそれにもやもやするというふうに教えてくれました。
というのも彼はウェブ製作会社でいわゆる市場規範側のお金を稼ぐという収益事業がメインなんですが、それとは別にですね、まちづくり会社、いとしまちカンパニーとか、収益よりも自分たちの面白さを優先する面白いファーストをコンセプトに、
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コミュニティスペースみんなのや、前原商店のビルでですね、本屋などを運営したりとか、収益事業とは別にお金を稼ぐというような事業ではないような活動も多くされていることもあり、それもあってですね、なんでお金にならないようなことをしているのと。
それも聞かれることに対しても、まあ、あのもやもやすると言っていて、彼はですね、エピソードの中でも、なぜそれをやるかというのは、お金を稼げるか稼げないかで、その判断しているわけではないというふうにおっしゃっていて、それよりももちろんお金になるかどうかというのはもちろん大事ですと。
ただそれよりも大事なのは、やったら楽しそうなことなのかと。また、そこにないものを形にできるそのワクワクがあるかどうかの方が大事だと。それをおっしゃっていました。ただ、それがなかなか伝わらないというふうにもおっしゃっていて。
言ったらこんなことがしたいんだよねって提案したときに、それって儲かるのとか、どれぐらいその費用対効果高いのみたいな、必ずやっぱ最初に言われるのがお金のことだと。
でもお金というものよりも彼はもっと大事にしたいものがあって、それが社会のためになることだったりとか、やったら楽しそうなこと、そういったことをしたいと。それが言ったら一番ベースになっていて。
それなのにお金の話をまずされてしまうと。言ったところにもやもやすると。そして、そういうことではないんですよっていう説明をしてもなかなかそこの本質というか伝えたいことが、ほとんどの人がいかに孫徳の中で生きているせいなのか、なかなか伝わらないとその感覚が。
そしてさらにはお金にならない仕事をやっていてすごいですねみたいな、ボランティア的な感覚としてまた捉えられてしまうことにも同じようにもやもやしていると。
というふうにもおっしゃっていて、いわゆる彼は事前実業化みたいな形にとらわれることに違和感を感じているようなこともエピソードの中でおっしゃっていて。
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どんなふうに言ったら仕事というかプロジェクトを進めているのかっていう話の中で、お金は出せる人が出せばいいというふうに感じているそうです。
これはですね、例えば自分のポケット、お金が入っていて、それが入っていれば出すし、切り詰めなきゃいけない範囲で家族の生活費とか貯蓄から出せそうだったら、そこからも出すこともあると。
あとはですね、自分の会社から出せそうだったら出すし、自分が関わりたいと思ったお店やプロジェクトがこのように存在することに価値があったりとか、それをやりたいと言い出した人だけじゃなくて、
それをすることによって地域や社会にとってもいいことだと思うことだったら、お金を出せる人が出したらそれでいいというふうにおっしゃっていました。
確かに本当にその通りなんですけど、なかなかみんながそう思ってくれたらですね、もっとこの社会が良くなるんだっていうところも本当に彼の伝えたいことがですね、
僕は本当に正論でその通りだと思うんですが、なかなかそうはならないことって皆さん感じないですか?本当に出せる人が出せばいいし、
お金を持っている人がたくさんいて、何だったらお金を持っている人の上位100人ぐらいの資産がいたら人類のみんなの資本と同じぐらいみたいなものすごい経済格差が生まれている中で、
止めるものはどんどんお金を持っていくし、持たざるものはどんどん持てないような状況にもなっているこの現代ではですね、
本当にお金を持っている人、出せる人が出せるような社会になっていったらいいなとは本当に思ってはいるんですけど、それがなかなかそうならない社会だったりとか、
それを自分自身、彼がそれをやることによって、ごめんねっていうような感覚も生まれるみたいで、それが誰に対してなんですかっていう質問をしたんですが、
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お金を出せる人が出せばいいと本当に心から思ってはいるものの、それをすることで例えば家族のお金だったりとか、会社の仲間たちと稼いだお金をそういった仲間のためではなく、
また外側の人たちに対してそれを使うということに対して申し訳なさを感じてしまうというふうにも教えてくれまして、確かにそういった感情もあるよねと、
ただその中でもエピソードをインタビューをする中でですね、彼が言っていたのが、もちろん自分たちの仲間で稼いだお金を仲間の豊かさの中で使っていくっていうことももちろん大事なんですが、
それだけじゃなくて、外側にいる社会だったりとか、まだ夢を叶えていない若い子たちにお金を回すっていうことが、
彼にとってはその行為、その思いだったりそのアクションがこの自分たちが見たい世界につながっていくんではないかという、そういう願いみたいなものが彼の中であって、
それに対して目を瞑ったり蓋をして自分たちの利益のためだけに生きてしまうことへの危険さというか、それだけではもう生きれないような、
そういった彼の中での葛藤というか覚悟みたいなものも、このエピソードをさせてもらったときにすごい感じたなというのが、僕の中で強い印象に残っています。
実際に本当はますます経済格差が広がっていく中で、お金がある人が出していくっていうのは、実際にこういうのは起こっていく、起こらないとうまく回っていかないよねみたいなことも皆さん感じているんではないでしょうか。
そんな中でそれを実際に思いを行動に移していく人たちっていうのがやっぱりすごい大事で、そういった人たちがいるからこそ僕らは希望を感じ、その世界に何か申し訳なさをもちろん感じてしまうかもしれないんですが、
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その仲間にとっても共に理解をし、その世界に希望を感じるような歩みというかアプローチというものが必要なんじゃないのかなというふうに感じるようなエピソードになっています。
今日はですね、ウェブ制作会社カラクリワークスの代表、瀬戸原ひろゆきさんのお話を紹介させていただきました。また次はどんな方のエピソードが飛び出していくのか楽しみにしていてください。今日はありがとうございました。
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