恋愛の理想と現実
さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。本屋では買えず増撮もされない、読み手から読み手へとギフトされる、1万冊の箱庭本についてお話ししていきたいと思います。
前回から第2章が始まっているのですが、もう一度第2章のテーマについてお話ししたいのですが、
第2章は、第1章のお金が絡んでもやもやしたものというのは何ですか?というところから、第2章は尊徳感情が損なうものは何かというテーマで、10人の方にインタビューをしております。
前回は不倫の愛というか、尊徳感情と無償の愛みたいなことをテーマにお話をさせていただいたのですが、今回も恋愛に続いた話になっているのですが、今回は狙うは高嶺の花か、近くのタンポポかというテーマでお話ししていきたいと思います。
リスナーの皆様はこのフレーズを聞いて何を思い浮かべますでしょうか?恋愛における理想と現実のギャップみたいなものを象徴するテーマみたいな感じですけれども。
今回は結婚相談所を運営するユサ・カズノリさんの話をもとに、このテーマについて深く掘り下げていってみたいと思います。
まずユサさんのもとには様々な理想を抱えた相談者がやってくるそうです。
中でも印象に残っているのがある50代の男性の話。
彼は成功したビジネスマンで年収も高く自信に満ちあふれている。
そんな彼が結婚相談所で希望したのは20代の若くて美しい女性という条件だったそうです。
もしかしたら彼はこれまで一生懸命働いてきたのだからそれに見合う相手と結婚するのは当然だみたいに考えていたのかもしれません。
いわば自分の努力に対するご褒美として若くて美しいパートナーを求めていたのかもしれません。
ユサさんはこういった方に対して心の中ではいやいや芸能人じゃあるまいしと
実際にはそんな条件を目指す相手を見つけるのは難しいなと感じるそうですが
なかなか正面相談に来た方にあなたは普通のおじさんだよなんていうのは思っても言えないと苦笑いして教えてくれているのですが
こんな類の男性に対してユサさんは理想の女性と実際にどのような生活を送りたいのですかと考えていますかというのを問いかけるんですけれども
そういった方は友人や同僚に自慢できるような存在がいれば満足だみたいに答える方もいるそうです。
この答えからわかるのは結婚相手に求めているのは相手の存在というものよりも美しくて若い女性みたいなステータスというか
別にその人じゃなくても結局若くて美しいパートナーだったら何でもいいのかみたいな話なんですけれども
実際は20代の女性たちと出会ってみても年齢差だったりとか価値観やライフスタイルの違いからなかなか30歳も年の離れた恋愛関係というか
なかなか進展することがゼロではないそうなんですけどねほとんどないと
そういう相手を紹介してどんどんレートしてみたりするんですけどなかなかですね相手が見つからないというところで本当にどんどん根気が遠のいていくチャンスが遠のいていくということも往々にしてあるようで
そういう時にはですねよくあるのが現実逃避をしてしまうという方もいるそうで
いつか見つかるんだみたいに思ってなかなかその条件というかね本当に自分がどんな人というところになかなかたどり着かないと
そんな時はですねエサさんは優しく提案するそうです自分と共に歩んでいける現実的なパートナーを探してみませんかと
そういう提案に最初こそやっぱり戸惑うものの次第にそのアドバイスを受け入れるようになり
そして出会ったのが例えば年齢はそんなに若くないけれども趣味が合い人生を共に楽しめる女性に出会ったところでですね結婚をするみたいなことが多いと教えてくれています
そのエサさんは条件ばかりにこだわっていてもですね
実際に大切なのは一緒に過ごす時間や気持ちとか安らぎみたいなことを話してくれています
理想を追い求めることも確かに大切ですがそれが現実とどれだけ一致しているのかを見極めることも重要ですよね
選択の重要性
よくあるこの究極の二択じゃないですけどタイプじゃないけど好きじゃないけど高収入の相手か
それとも好きだけど低収入の相手か
お金を選ぶのか愛を選ぶのかみたいな話は婚活中の方には耳が痛くなるような話かもしれません
実際にどうでしょうかリスナーの皆さんでちょうど婚活中だという方は考えてみたらどうかなと思っているのですが
俺実際に街角アンケートとか取ってみたいですけどね
実際に好きじゃなかったけど経済的にこの人だったら幸せになれるかなと思って結婚しましたっていうタイプの人と
経済力とか関係なく愛していたので結婚しましたみたいな人を2つのタイプに分けて
実際にその後どうなったのかというか愛がなくてやっぱり離婚してしまいましたっていう人がどのぐらい割合いたのかとか
実際に愛していたけどやっぱり経済的な理由で別れることになりましたっていうタイプと
どっちが本当にいいのかみたいなアンケート取ったらなんとなく見えてくるんじゃないのかなと思ったりもしているんですけれども
エピソードを聞いてリスナーの皆さんはどう感じたのでしょうか
高嶺の花を狙うことはもちろん夢や希望を持つことと同義というか大事だなと思う反面ですね
ただ現実を無視して理想ばかり追い求めてしまうことは時に自分自身を不幸にしてしまうこともあるのかもしれないと
このように私たちが恋愛や結婚においてどのような基準で相手を選ぶかはそれぞれ皆さんの選択の次第だと思うんですけれども
時には少し目線を変えるというかこの第二章で尊徳感情が損なうものというところでこんなお話をしてもらっているので
こういった尊徳感情というフィルターを外して身近にいるタンポポのような存在にも目を向けることで
もしかしたら思いもよらない幸せが訪れることがあるのかもしれないなとそんなことを思います
高嶺の花と近くのタンポポどちらを選ぶかどちらも素晴らしい選択肢ですが
自分にとって本当に大切なものが何なのかということを見極めることが大事なのかななんてユサさんのインタビューを通じて考えさせられます
理想に向かって挑戦し続ける恋愛は確かに魅力的ですが時には身近な本当に幸せを見つけそれを大切にすることも一つの選択なのかもしれません
ということで恋愛は時にドラマチックな瞬間を求めがちではありますが
高嶺の花に手を伸ばすことで自分を成長するチャンスになったり
一方本当に同僚だったり幼馴染とかよくあるじゃないですか
近くのタンポポのような素朴な恋愛が実は深い喜びを与えてくれる人生になったと
決して派手ではないかもしれませんが
そういった身近な幸せみたいなものでそれはそれで幸せなんじゃないかななんて思ったりもしています
皆さんはそんな話を聞いてどんな恋愛を選びますかと
もしかしたら自分の人生の中でその選択肢は変わるものだと思いますし
大切なものも時々自分の置かれている状況下で変わるかもしれません
ということで今回も恋愛という形を通して
尊徳感情が損なうものが何なのかみたいなことを考えさせられるお話だったんではないでしょうか
ということで今回はですね
狙いは高嶺の花か近くのタンポポかというテーマで
結婚相談所を運営されているユサさんのインタビューを通してお届けしました
はいどちらも魅力的な恋愛の形ですが
自分に合った恋愛を見つけるためにはですね
少しね立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません
ということでまた次回お会いしましょう
今日も素敵な1日をお過ごしくださいありがとうございました