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では前回からの続きです 今回はなぜ米を選んだのか
なぜ米を そう、比叡もありました。阿波もありました。同時期に麦もあります。でも圧倒的に米文化になりましたよね
うん 初回でお話ししましたけど、びっくりするぐらい米だらけですよ日本
米だらけだね じゃあなんで米選んだんだろうねって話
いやなんで、考えたこともないけど そうよね、冷静に考えて改めて考えてみると
別に麦文化になっててもおかしくないよねとは思うわけですよ 麦はあったわけでしょ
実際に同じ中国という大きな国土の中でも南部は米文化 一方で北部は麦文化だったりするわけだよね
そういうふうに分かれていってもおかしくないのに日本は全国的に米文化になりました
ここがねすげー謎でいろいろと調べてみました まず大きく3つの理由に挙げてみたんですね
一つ目が収穫量の違い、二つ目が調理加工の技術の問題、そして環境の問題 この3つで掘り下げてみたんですよね
一番分かりやすかったのは収穫量問題 収穫量 これは麦と比較するとものすごく分かりやすいですね
現代のお米じゃなくて当時の日本に入ってきたばかりの古代米で比較をしましょう
麦は蒔いた種の量に対して出来上がる麦がだいたい3倍から5倍 3倍から5倍ね
1粒が3粒から5粒になりますよっていうことですね
お米はどのぐらいでしょうかと 20倍から30倍 20倍 最大30? すっごい出来るね
圧倒的に生産量高いんですよ これ今どうなってるかっていうと品種改良が進んでるので
麦もだいぶ飛躍したんだよね 麦20倍 麦20倍 3から5倍から20倍だったら相当伸びたよね
米ヤバいっすよ 110倍から140倍 3桁だった
全然レベル違うよね それは多いね
これは当時の労働の大変さを考えたら収穫量が高いっていうのはえげつない良いこと
そうだよね一粒で130とか出来たらめちゃくちゃ楽できるよね
これがまず一番大きな理由だろうなっていうのはわかります
それとさっき言った二つ目の理由 調理加工技術の問題
これは麦とか米の種子 実の部分の品質の違いがあって
麦の外皮外側の米で言うとぬかの部分 麦だとふすまって言うんだけど
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ここがめちゃくちゃ硬いのよ 硬いって言ってたね
とてもそのまま食べたら硬くて食えねえんじゃねえかっていうぐらい硬い
今は柔らかく炊く技術もあって麦飯にもできるし
全粒粉乱っていう方法もできたけど 当時の加工技術ではそんなことができないんですね
どうするかっていうと外皮取りたいわけですよ 当然キネと薄でつきますよね
外皮が砕ける勢いでキネ振り下ろしたらどうなると思う
身が割れる 身が割れる特に肺側の部分とかボロボロに砕けちゃうよね
食うとこねえじゃんみたいな まあバリバリの微妙なものが出来上がるよね
そうなんですこれを食べるのってなかなか大変よね
これがしょうがないから粉にするっていう方向に進んでいくわけ
中途半端なら一層粉の方が楽か そうだからヨーロッパでも中国でも麦文化のところってみんな粉なんだよね
あれなんで粉かと思ってたけどね 砕けちゃうかららしいよどうやら
そういうことそれでわざわざ粉にしてたんだ そうそっちの方が綺麗に食べられるから
でもね日本は初期の頃粉にしようと思っても粉にする術がないんだよ
できないんだ めちゃくちゃ大変じゃん
まあね今でも大変だけど でっかい餅作る時のキネとウス想像してみて
あそこにパリパリの麦の身を入れるわけですよついてみ 全部飛び散るわ
それを粉にするまで頑張れる いや無理だな毎日は絶対できない
でこれを粉にするには製粉技術っていうのが必要なのね
この製粉技術これ余談だけどこいつを中国から日本に輸入してきた人がいるんですよ
いるんだ あなたもご存知のこれ今までのシリーズをよく思い出すと
ピンとくる人はピンとくる そう
英才禅師です 英才禅師
抹茶を日本に持ってきましたよね
抹茶のお茶の種と抹茶の製造技術を丸ごと輸入してきましたよね
持ってきてた 抹茶を作るには何が必要ですか
イシウス? その通りです
そこか
イシウスが日本に登場するのは1191年鎌倉時代ですね
この時代に英才禅師が抹茶とイシウスを日本に持ってきて
初めて製粉が可能になりますね
ああそうなんだ 抹茶のために持ってきただけじゃなくて
そこで製粉技術として流用できたと そういうことです
だからねあれですようどんの業界で働く人たちとか製粉業界
なんとか製粉とかって会社ありますよね
ああいう人たちからすると英才は神様の扱いですね
そうなの うどんの祖とまで言われてます
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へえお茶全然出てこないんだ お茶の祖でもあるけど
うどんの祖でもあります うどん業界では祖なんだね
らしいよってどっかのホームページに書いてあってちょっと笑った
確かに製粉技術なかったら粉引けないからね
実はこれ後々話出てきますけど白玉粉
餃子粉 蕎麦粉はやっぱりイシュウスがないとできないので
ああそうか
全ての粉物は英才が持ち込んだイシュウスで始まるという
すごいね
ねえ逆を返すとイシュウスが入るまで粉分化ができないので
そりゃ麦やるより米いっとこかって話になるわけね
まあ米の方が食べやすいってことでしょ
そういうことです
さあそして三つ目の環境です
環境
米を選んだ理由環境ここがたぶん一番僕は好きですね
そうなの
もうなんか奇跡だな日本
そんな
日本列島という国土がすごい
国土がすごいね
そうなんですよ
まず前回までのお話でドライエリアとウェットエリアに別れちゃいましたよって話しましたよね
ああうん
日本を含むモンスンアジアという地域聞いたことあるモンスンアジア
季節風
そうそうそうそう
それですよく覚えてました素晴らしい
中学校の社会か何かで出てくるやつですね
理科とかでも
理科天気科なんかで出てくるかな
それはちょっと強いね
あなた理系ですからねがっつり理系なんで
これが熱帯性気候とか熱帯温暖湿純気候
こういう環境が米の生育にとても良かった
まずこれが一番大きいですね
ちなみに日本の年間降水量統計を見るとすごいですよ
世界平均が880ミリ日本1718ミリ
多いね
約2倍です
すごいね
倍超えてんのかなこれね
統計が1961年から1990年までの平均値で約2倍と
そんだけ平均とって2倍なんだ
だからそのぐらい雨が多い国なのよ
水の国日本ですからね
そうそう
モンスンアジアっていうのはこれちょっと理科の勉強なんで大した話じゃないですけど
5月ぐらいにアジア大陸大陸自体がだんだん気温の上昇して
大陸陸自体が温められますよね
そうすると上昇気流が出るんで低気圧が生まれます
そうすると逆に海の方は陸で低気圧ができる反対に海は高気圧ができるわけですよね
そうすると高気圧が海にぶつかれば横に風がふわっと吹くわけですわ
時点の関係で東方向に向かって風を運ぶと
インド洋ですから海の湿気を十分に含んだ海風になって
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北や北東方向ですかね
北東方向
わーっと吹いていくと
右上だね
北に1回上がるんだけど
北山脈にぶつかって東に行くっていうのが正しいところらしいね
ちょっと俺も覚え違いしたんだけど
本で書いたタラソーを書いてあってね
これが日本に来ると雨になるわけですよね
ああそっちから雨ってきてんの
そうみたい
俺太平洋かと思ってた
結構もうちょっと下の方っぽいですね
じゃあ左下から右上に上がってくんだ
同じぐらいの時期に同じ現象で
タイとかベトナムとかインドネシアあたりは浮き
スコールとかあるもんね
これが日本に来ると梅雨
おお
梅雨になるんですって
はいはい
この梅雨が稲作にはめちゃくちゃ大事なんだ
ああそうなんだ
これがめちゃくちゃ大事なんですね
まあ水必要だけどね
そう
梅雨なんだ
この梅雨に一気に日本に雨が降り注ぐことで
水田が可能になるんですね
ああそうか
前回まで陸島って陸の稲ね
陸島と水島ってあるよって言ったんだけど
水があまりにも豊富だったので
陸島のよりも水島の方が都合がいいわけですね
うーん
陸島と水島の違いはもうちょっと後でお話ししますね
モンスンのついでに今度逆現象も起こるわけですよ
逆現象
逆っていうか違う雨の現象が起こっていて
これ当たり前の話なんだけど雪解け水ですよ
雪解け水
これ冬になると西高東低の気圧配置になりますよね
これよく天気ニュースで聞くけど
西から大陸風が日本に向かってフワーっと東に向かって吹いてきますよね
日本山脈で雪になって雪が降り積もりますと
ここまではあまり関係ないようだけど
こいつが春の雪解け水となって流れ出る
一番水分が欲しい春から初夏にかけて
日本はめちゃくちゃ水が豊富だと
富士山も雪解け水その時期すごい多いよね
ねえ
北川 日本でも有数の水が巻き出るとこですね
もうあれは完全に富士山のおかげですからね
あれ三大河川の一つってね
ねえ
割と最近は知らなかったんで
すごい近くに住んでたのに
めちゃくちゃ水おいしいしね
おいしいね
あれほんと羨ましいわ
料理やっててあれでも水はほんと羨ましい
水がいいって料理楽だよね
すごく楽だと思う
水ありきの料理が和食なので
そうだよね
どうでもいいけど和食は
水の料理って言われてますからね
やっぱ言われてんだね
中国が油の料理火の料理とか
そういうのと対比していくと日本の料理は
水の料理って言われてるらしいですよ
しかも日本南水でしょ
南水で
あれ香水じゃできないもんね
ただねこれ水が豊富なんだけど
弱点があって
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急勾配の川
国土が細長いから
山から海まで一気に
行ってしまう
国土内の
水の滞留期間がめちゃくちゃ短いんですよね
ここで人間が
登場なんですよ
水田開発
これをまず水田開発するには
今の例えば
なんたら平野ってありますよね広いところ
農民平野関東平野とかありますよね
あそこにいきなり水田開発は
できないわけですよ
沼みたいな湿地帯なんで
びしょびしょなんで
どこに作るかっていうと
山のふもととか
谷間とか
川の根元の方で先に水田開発をするんですね
そうなんだ
川の流れがふわーって無産する前の
一番まともったところでちょっと
水路を引いて水田作ります
水を引き込みやすいよね
これをちょっとずつちょっとずつ
数百年かけて
数百年かけてちょっとずつ
ちょっとずつ新田開発をしていくでしょ
そうすると
水田が水を保有してくれる
わけだよね
そしたら裾野に向かって流れていく水の流れが
相対的に緩やかになりますよね
確かに
山の代わりしてますから水田が
緩やかになったらじゃあここから
もうちょっと水路を引いて
水田作りましょうって裾野に向かって
水田を広げていくことができるわけですよ
山が
水を貯水池のように含んで
貯めておいてくれますよっていうのと
同じ理屈で水田を
開発することによって水田に水を
蓄えるってことができるようになる
確かにそうなるね
結果湿地帯の
ドロドロした平野が
干上がって陸になっていって
そこに町ができていく
ああそういうことか
そうか水側を
水出ちゃってる地域ってことなんだもともと
そうなんですそうなんです
水田が開発することによって
水耕水出なくなるの
もちろん江戸時代あたりには
堤防土手の開発とか
開墾とか
幕府や藩がお金出してやるようになるんで
一気に加速するんですけど
これを知るとね
あそうかだから
ここにもともと町があったんだっていう場所が
いくつかあって
例えば戦国初期かな
室町時代とか
戦国時代の初めの頃って
お城のある場所
基本山城なんですよね
山城なんだ
山の上の方とか
例えば上杉謙信の居場の
霞山城なんて完全ガチンコの
山の上ですからね
もちろん防衛上の意味もあったと思うんだけど
山のふもと
今の町割からするとちょっと
田舎の引っ込んだところが
当時の町の中心地だったりするわけ
っていうのが俺が知ってるだけでも
ちょいちょい見かけられていて
全然推測なんて根拠ないですよ
例えばこのあたり
架け川市を北に行くと
森町ってあるじゃない
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あっちも円州の京都って呼ばれてるぐらい
開かれた土地だったわけですよもともとね
そうなんだ
小京都なんて呼ばれてて
あれもしかして架け川が開かれる前って
森が中心だった
こういう理由ってちょっと思った
これが理由なの 可能性あるなって
ごめん僕の想像なんで
根拠ないですけど
もしかしたらそうかなみたいな
そうなんだ川があるから
川があって山のふもとの方から
水田開発をしたので
山のふもとの方が豊かなんですよ
そういうことか
湿地帯だと農作物が取れないので
暮らすのに大変
確かに岩戸のあたり
森町からずっと南に下って岩戸のあたりって
湿地帯って言われてるね昔から
それが今は住宅地に段々なり始めて
徐々に徐々に
観宅が進むかのように
裾に裾に広がっていくっていう
文化の移動が
実は水田開発の
移動の歴史でもあるみたいな
そうか可能性あるね
可能性あるでしょ
もう少し面白いなと思ったのは
水田って
収穫量めちゃくちゃ多い
わけですよねコンパクトシティができるの
麦だと広大な土地を
持たないと
3倍から5倍しかありません
めちゃくちゃ広げなきゃいけないじゃん
農家参加すると
隣の家がめっちゃ遠くなるわけね
これで集落作りなさいって
移動めっちゃ大変でしょ
ということは商品を
運ぶのがめちゃくちゃ大変なわけですよ
日本人の感覚からしたら
これがコンパクトにギュッとまとまれるの
米はそれができるんだ
ということで
コンパクトシティ化できるんじゃないかなっていう
そういうのもありますよね
そしてですよ
先ほどちょっと話をした
雨
雪解け水
これが実はすごいんですよ
元気玉
元気玉?
意味わかんないよね
いきなり元気玉って言われても
ちゃんと理由説明します
ドラゴンボールの元気玉ですけど
水田っていうのは
土が持ってる栄養素よりも
水が持っている栄養素で
稲を育つことができる
今でいう水耕栽培と同じですよね
水耕栽培の
元祖は水田なんで
そうなんだ
この水の力がものすごくて
雪解け水
つまり山に降った水ですよね
これが地下にずっと浸透していて
それがじわーっと
川から染み出て流れてくる
この時点で山の中にある
栄養素をちょっとずつ
ちょっとずつもらってくるの
ちょっとちょうだいちょっとちょうだいって
ちょっとずつもらって川に集まっていって
その栄養を蓄えたまま
水田まで来るわけですよ
完全に栄養たっぷりの水
めちゃくちゃミネラル多いよね
元気玉でしょ
土のここの中だけから
栄養もらいますじゃなくて
18:01
水田の外の広い所から
ちょっとずつもらってくるっていう
しかも
元が山だからね
かなりの肥料の量だよね
すごいな
落葉樹で肥料豊富の状態で
全部むしり取ってくるのではなくて
ちょっとずつ
すごいね
これの影響でね
何がすごいかっていうと
連作ができるんですよ
連作
土のパワーもらってないでしょ
元気玉何発でも打てるわけ
体力削んないから
そうか
水田に増える作物を作ったら
普通は連作障害絶対出るからね
絶対出ますよね
これが出ないのは水がミネラルを
全部持ってきてくれるから
毎回補充されるんだ
元気玉連発ですよこれ
ヤバいヤバいと思って
これねちなみに
陸島だとこれができないんだよね
ああそうなんだ
水田じゃないから畑なんだよ
そうか畑じゃ補充できない
そう
管理したりとかめちゃくちゃ大変なわけ
そもそも水のインフラを
整えなきゃいけないんじゃない
その労力がない分だけ畑の方が楽なんだけど
連作障害は
起きやすいですよね
かつ乾燥しちゃうと
そもそもほら熱帯の植物だから
乾燥しちゃいけないし
でもちゃんと日照量は一定以上なきゃいけないし
大変なんですよね
環境を整えるのが
めちゃくちゃ難しいねそれは
どっかの本にちょろっと書いてあって
笑ったのがね
陸島を育てるに最適な環境は
毎日毎日晴天で
必ず夕立ちがあるところ
それ無理じゃね
ないよねそんなの
これはちょっと苦しいよね
これあるのは熱帯なんだよ
東南アジアとかそっちの方は
スコールがあるから
これは熱帯向きの植物であって
水田による水頭が
日本には最適だった
最適だった
こういうことですね
意外と管理楽な方に入るんだね
畑よりは大変だけど
水のパワーをもらってくれる
という意味では水肥をしなきゃいけない
っていう手間はないよね
いやそもそも元肥っていって
元の土をちゃんと作っておかないと
野菜はできないわけだよ
それ田んぼの場合はただ高いやつだけで
水肥いらないっていうのは元肥
作らなくていい
確かに今はね
火を入れたりっていう話は聞くけど
最悪なくてもたぶんできるんだよね
そういうことだよね
土がいいとか悪いとか
一応その場所はあるだろうけどね
水があるないっていうのはあるけど
そこまで左右されなくても
とりあえずできるどこでも
っていうのは
ある意味楽
山の中の棚田みたいな
ああいうところは野菜作ったりするには不向きなんだけど
水田だからできるっていう
ああ棚田多いもんね
棚田作ること自体は大変だけど
21:00
一回作っちゃえば
いけるみたいな
そうだよね毎年同じところで同じもの作れるからね
そうなんですよ
しかもね
連作生涯が起きないどころか
これは世界的には
日本さすがって感じなんだけど
ちょっと誇っていいと思うけど
二毛作
これ社会の授業で出てきますよね
やったやった
春から秋にかけて米を作って
そこに麦を植えて
秋から冬にかけて麦作るみたいな
やばくない
すごいね
水がミネラル栄養素を持ってきて
それを田んぼの中に置いてってくれるから
稲買った後に
そこでもう一回作れる
ああそれはすごいよね
麦だって連作生涯出るもんね
麦は連作生涯出ますね完全に
なのでヨーロッパでは
三母式農業っていうね
広大な土地を利用した
畑のやり方がありますよね
三分割してやるやつか
そうそうそうざっくり言っちゃうと
畑を三つの区分に分割をして
麦を作るエリア
他の作物大豆とかね
そういうのを作るエリアそして
何も作らないで土地を休ませるエリア
この三つをローテンションで
毎年毎年ぐるぐる回していくっていう
ただでさえさ終了少ないのにさ
三等分して
それ一年ごとしか使えないでしょ
ものすごい規模だよね一回が
これを比べるとやばいよね
これの何十倍もの
米をちっちゃいところで
一気に取れる上にそれを
年に二回使えるんだよ
すごいね
超効率的
超効率なんですよ
これが多分この三つが
全部組み合わさって
米を選んだんだろうなっていう
日本人らしいね
効率化でおいしいし
使いやすいっていう
利を全部取ったところ
そうなんですよね
米自体も中国大陸から
伝わってきてるものだし
そもそも水田の
技術自体も
中国大陸から来てるものですよね
これを魔改造して
最終的に日本作までたどり着く
っていう
ただじゃあ
そのままは使わないっていう
出た日本人の魔改造文化
ねえ
持ってきた文化絶対変えるもんね
そうなんですよ
土地にカスタマイズして合わせていくっていうね
当たり前っちゃ当たり前だけど
細かいよねやってることは
確かにやること細かいですよ
本当に細かい
これ次回かその先ぐらいでちょっと
話するんですけどこの水田開発
ちょっとやりすぎちゃうんだよね
そうなんだ
江戸時代に水田開発
やりまくって
ほら前回でも話したけど
薪が足りない状態になりました
って話しましたね
江戸でもうガンガン燃料使うから
で山が
丸裸になっていくんですよ
極端だね
24:00
極端に特に関東近郊の
山が木がなくなって
ハゲ山だらけになっていくんですよ
元気玉使えんくなるのよ
ああそうか
循環させるための木がなくなる
あー
っていうことになって
江戸時代の書物にこれは環境
破壊だって
江戸から環境破壊してたのね
江戸時代の書物のやつにその言葉が出て
大変だな日本の環境破壊
問題
金費を追加しなければならないけど
それを肥料を作るためにまた山を
破壊せねばならぬこれは悪循環である
みたいなことを書いてる人がすでにいますね
いるんだ
なかなかだねそれも
日本人のあるところですね
効率いいの求めすぎて
ちょっとやりすぎる
あとを考えていた
やっちゃいましたって感じですけど
トータルしてみるとバランスはすごくいいですね
これが
お米を選んだという一番の大きな理由
かなと思います
で今回では
ちょっとお話ししないんですけど
これと同時にですね
お米の食べ方も
生育環境の発達
進化に合わせてちょっとずつ
変わっていくんですよね
変わるの
そもそも現代のようなお米を食べるようになった
炊き方ですけどこういう
お米の炊き方をするようになったのは
江戸の中期から
後期近くなってからですね
割と最近なんだ
割と最近つっても数百年前だけど
最近ちょっと
感覚がね
物差しが長くなってる
キギズ伝とかさっき数万年前まで
言っちゃってるから
数万年前まで言っちゃってるから
感覚がちょっとおかしくなってる
もうちょっと近くのところで
次回は縄文時代からの
ご飯の食べ方について
順番に説明していこうかなと思います
結構ね
堅苦しいんだけど
でもそっから来てるんだ
あれとか
今でもあるあるみたいなのが出てくるよ
確かに
水を入れて炊くっていう時点で
ちょっと特殊だよね
今の炊き方自体が結構特殊なので
だって他にあの調理法って
海外リゾットとかね除けば
ないよね そうなんですよ
水から炊くんだよあんな固いもの
水から炊くそうなんですよ
しかも今のご飯の
炊き方炊飯ですね
この炊飯は
かなりの技術が盛り込まれていて
ザクッと言いますね
煮るむす
圧力をかける焼く
この複合で
できてるのが
今の炊飯技術なんですよ
めちゃくちゃ複雑だよね
こんなことができるようになる前は当然
違う炊き方をしてるんですね
その辺をねちょこちょこっと
豆知識を入れながら
飲み会のネタになりそうなやつを入れながら
お話をしてみようかなという風に
思っております
噛んじゃった
すいません
じゃあ今回はこの辺で
27:00
終わりたいと思いますありがとうございました
ありがとうございました