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どうも、身のない話チャンネルのタカシーです。 今回は、中世の
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスについて
語っていきたいと思います。
かなり難解な 中世の哲学者、心学者でありまして
それを15、6分でまとめようという、かなり荒技を やろうかなと思っています。
まあちょっと自分でまとめたものなので ここ抜けてるよとか
もうちょっとここ掘り下げてほしいなとかあったら ぜひぜひコメントなど、ツイッターや
スタンデフにください。 それでは始めていきたいと思います。
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス。 彼は中世の有名な哲学者、心学者であります。
13世紀後半に生まれ、刑事上学、倫理学、心学の分野に多大な貢献をした、当時最も影響力のあった思想家の一人である。
もう一人挙げるとすれば トマス・アクイナスという有名な哲学者がいますよね。
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスは1266年頃 スコットランドのドゥンス村で生まれました。
スコトゥスという姓はスコットランド人という意味であります。
彼の幼少期についてはほとんど知られていません。 ただ若い頃にフランシスコ海に入会したと考えられています。
その後成長してオクスホーツ大学で教育を受け、 哲学、心学、自然科学などを学びました。
この頃からスコトゥスは同時代の人たちは一線を画す独自の哲学的アプローチを展開し始めていました。
主な作品として3つ挙げられます。 1つ目がオルディナティオ。
2つ目がクォドリベータ。 3つ目がレポータティオ。
まずオルディナティオについてちょっと説明していくと、 ドンススコトゥスの最も大きな功績の一つはこの大著オルディナティオ。
ちょっと無理やり日本語にすると序人っていう言葉になりますけども、 この著作は
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彼の哲学的心学的思想を体系的に説明したもので、 刑事上学に関する包括的な論考とされています。
本当に
かなりの大著で、オルディナティオは4冊の本から成り、 神の性質、
知識、 自由意志、
倫理など幅広いテーマを扱っています。 ドンススコトゥスは様々な哲学的概念を丹念に分析し、
議論し、しばしば新しい洞察を提供し、既存の理論に挑戦しています。 ここからわかることはドンススコトゥスっていう人が時代の中でも
かなり異分子的な存在だということがわかってきます。 次にクォドリベータ。
ドンススコトゥスのもう一つの重要な著作にクォドリベータ、 英語で言うとwhat you please
の意味がある本が挙げられます。 この著作は心学的、哲学的な様々なテーマに関するいくつかの質問と論争から構成されています。
ドンススコトゥスはこれらの文章で同時代の人々から提起された特定の問題を取り上げ、
深い回答を与えており、彼らの知的な能力と厳密な知的論争を行う能力を示しました。 そして3つ目がレポータティオ。
レポータティオ、レポートっていう言葉が入っている通り、報告書っていうふうに無理やり日本語にすることもできるんですが、
スコトゥスの講義を集めたもう一つの注目すべき書物です。 これらのテキストは
様々なテーマに関する彼の口頭での教えを記録したもので、 彼の教育的なスタイルについて貴重な洞察を与え、
彼の哲学的、心学的な考えをさらに解明するものであります。 講義の内容は刑事上学、倫理学、自然心学など滝に渡っています。
この3冊を通してルンス・スコトゥスという人は、哲学的なものや心学的なものを
分析、理論の展開をしていったということなんですね。
特に哲学的な貢献というものを見ていきましょう。 まず一つ目が刑事上学。
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刑事上学においてルンス・スコトゥスは特に存在論と存在の本質の領域で重要な貢献をしてきました。
ルンス・スコトゥスは、ある個人と他の個人を区別する原理を意味するヘクセイシティとして知られる
個性化に関する独自の理論を展開していきます。 スコトゥスによればヘクセイとは
普遍的共有的な特性とは無関係に、個々人をユニークにする内的な特性であるとしています。
このヘクセイという概念は、その後の個性やパーソナルアイデンティティの発展の基礎を築いたものとなります。
次に認識論、エピステモロジーという英語がありますけれども、
スコトゥスの認識論は、知識の本質と人間の理解の限界に焦点を当てたものです。
彼は直感的認識の重要性を強調し、それが感覚的認識や抽象論的、抽象的推論を凌駕する最高の知識形態であると信じていました。
スコトゥスによれば、直感的な認識は経験的な観察や論理的な演習では到達しえない真理を把握することを可能にするとされています。
直感的な認識というものが何に到達するかといえば、神に到達するというふうに考えていたとされています。
次に倫理学について、倫理学の領域では、ルンス・スコトゥスは道徳理論と人間の自由についての理解に大きな貢献をしました。
ルンス・スコトゥスは道徳的義務というのは神の意思に根差したものであると主張し、道徳的自発主義の理論を展開しました。
ルンス・スコトゥスによれば、神の意思は外的な基準によって決定されるものではなくて、自由に選択されるものであり、道徳的義務は神の命令に依存するものであると考えています。
この見解というのは、道徳的義務というのは理性のみに基づくという一般的な考え方に疑問を泣きかけるものでありました。
そして神学について、セオロジーですね。
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ルンス・スコトゥスは主に神学者、これまで哲学的な考え方をしているから哲学者なのかなというイメージがあるかと思うんですけども、実際は神学者でありまして、
その神学と彼の哲学的な考えは、うまく組み合わさって、神学的な考察と深く絡み合っています。
彼は当時の神学論争に参加し、神、キリスト論、宗教的信仰の本質を理解する上で重要な貢献をしてきました。
ではどんなことを言ってきたかというと、まず神の本質について。
ルンス・スコトゥスは神の性質に関する根本的な問題に取り組み、理性と信仰の調和を図りました。
ルンス・スコトゥスは啓示量学的、特に哲学的な議論を用いて、神の存在を主張し、神の存在は個性にのみによって知ることができることを強調しました。
神の性質は、その無限の完全性、単純性、不変性によって特徴づけられると提唱しています。
また、神はすべての現実の究極的な原因であり、維持者であり、神の意思が道徳の基礎であるという考えを擁護しました。
そしてキリストについて。イエス・キリストの性質と人柄を研究するキリスト論にルンス・スコトゥスは顕著な貢献をしたとされています。
キリストの人間性と神性がどのように一つの人格に統合されているかという問題に取り組み、キリストの職材の働きの重要性を強調しました。
ルンス・スコトゥスはキリストの優位性という教義を打ち出し、受肉は人間が罪に陥ることを条件とするものではないと主張しています。
そして神の受肉の計画は、神の永遠の愛と人類との一体感の願いに根差していると主張しました。
かなりこれは中世の中では異質な考え方です。
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そしてサクラメントと御朝について。
サクラメントという言葉って聞いたことがあるけどもよくわからない言葉ですよね。
サクラメントっていうのがキリスト教で神の恩恵を神徒に与える儀式のこと、パンやワインを与えることだったりするのが代表的なものです。
ルンス・スコトゥスは聖参の性質と信者の精神生活における恩徴の役割について掘り下げました。
聖参ってなんだろうっていうことなんですけども、すごい単純に言うとミサです。
ミサのすごい、もっともっともっと起源的なところに行くとイエス・キリストの最後の晩餐。
13人の神徒とイエス・キリストがパンとワインを並べて食べている絵画がありますけども、その最後の晩餐が起源となっています。
スコトゥスは聖参が神の恵みの目に見える印であり、神の救いの力を人類に伝えるものであることを強調しました。
スコトゥスはまた創造された恩徴という概念も開発しました。
創造された恩徴、普通恩徴って神から勝手に降りてくるものなんですけども、そうじゃなくて創造された恩徴という概念もあるだろうと。
この概念は神の恵みと人間の自由意志を調和させることを目的とし、人が神との合一を目指すためには両者が必要であると主張しました。
このようにして神の本質、キリスト論、サクラメントと恩徴という形で進学的にルンス・スコトゥスは議論を展開していきます。
そして後世に対する影響ですね。
ルンス・スコトゥスの哲学的進学的思想というのは、その生涯において大きな影響力を持ち、歴史を通じて知的言説を形成し続けてきました。
彼の思想というのは中世後期の哲学と進学の発展において重要な役割を果たし、その後の思想家や思想の学派に永続的な影響を残しました。
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永続的な影響ということなので、その時代だけではなくて、かなり近代的な部分まで影響があって、ハイデガーやルルーズなども影響を受けています。
その中でスコティズムというものが生まれます。
1308年にルンス・スコトゥスは死去します。
その後、スコティストと呼ばれる彼の信仰者たちが、彼の知的伝統を受け継ぎ、彼の思想を発展させ洗練させ続けました。
スコティズムはトマス・アクリナスを中心とするトミズムと並ぶ中世スコラ学の主流となる思想の一派となりました。
冒頭でも述べましたけども、ルンス・スコトゥスの他に中世の大きな思想家として挙げたのがトマス・アクリナスでしたね。
スコティストたちはスコトゥスの著作をさらに発展させ、様々なテーマについて詳細な解説や論争を繰り広げていきました。
後世の思想家の影響として、ルンス・スコトゥスの思想というのは、先ほども述べたようにデュルジア、ハイディガなどの中世を超えて、その後数世紀の著名な哲学者や信学者に影響を与えていきます。
彼の形状学的概念であるヘクセシティは、哲学的国人主義や個人同一性理論の発展に大きな影響を与えていきます。
また、信学の分野では神の自由とキリストの優位性を強調し、宗教改革、反宗教改革期の信学論争に貢献していきます。
結論として、ルンス・スコトゥスというのは、トマス・アクイナスと並ぶ中世の傑出した哲学者、信学者であり、その時代の知的景観に忘れがたい、刻み込まれた足跡を残していきます。
3つの作品を挙げましたが、オルディナティオ、クォードリベータ、レポータティオ、これらの著作というのは、形状学、認識論、倫理学、信学への深い洞察を提供しています。
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ルンス・スコトゥスは、神、キリスト論、宗教的信念の本質を理解するために、強い足跡と貢献を残し、今日も哲学的、信学的な議論を形成しています。
スコトゥスの学者、思想家としての遺産というのは、哲学者、信学者、知識の探求者の世代にインスピレーションを与えています。
このように、今18分ぐらい話したのですが、かなり荒削りなまとめ方です。
もし、もっとここを振り下げてほしいなとか、もうちょっとここは丁寧に議論してほしいなとか、ということがあれば、ぜひコメントやツイッターにご意見のほどください。
自分でもし勉強したいということであれば、山内志郎先生の本が非常に参考になります。
ぜひぜひ、ちょっと値段は高いんですけど、読んでみるのもありかなというふうに思います。
という感じで、身のあるようで身のない話でしたね、今回も。
哲学の中でもかなり中世哲学って難しい分野であり、それを18分、19分、20分、それぐらいでまとめるというのは、
かなり外面的な部分、外側の一部分だけを切り取ったものなので、身のない話になってしまうんですね。
覚えてます?私のチャンネルで寝る目。身のない話チャンネルですよ。
ということで、今回の話はドゥンススコーツスでした。
それではまた次回お楽しみに。
それでは失礼します。