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#17 トマス・アクィナス「神の存在のための5つの証明」
2023-06-14 10:47

#17 トマス・アクィナス「神の存在のための5つの証明」

一年ぶりに哲学史について録音しました。イヤホンマイクで録音したのですが、声が小さくなってしまったので適当に音量を上げて聴いてください。テーマは中世哲学の中でも有名なトマス・アクィナスについてです。 #哲学  #中世  #哲学史 #トマス・アクィナス

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どうも、身のない話チャンネルのタカーシーです。
久しぶりに、哲学心について紹介しようかなと思います。
スタンドFM自体、3ヶ月ぶりぐらいの更新で、哲学心については大体1年ぶりの更新になります。
大体この1年、何をやっていたかというと、中性哲学について勉強していたのですが、
わからなくて、わからなくて、わからなくて困ったなと思いつつ、今回もどうにかまとめたものをお伝えしようかなと思います。
今回は、トマス・アクィナスという方の哲学についてです。
トマス・アクィナスは、13世紀に活躍したイタリアの哲学者・信学者であり、カトリック教会の最も重要な思想家の一人です。
トマス・アクィナスは、スコロ学派の代表的な人物として知られています。
トマスは、1225年頃、イタリアナポリの近くにあるロッカセッカで生まれました。
彼は貴族の家庭出身であり、若い頃から聡明で学問に優れていたとされています。
トマスの一家としては、トマス・アクィナスが修道士になることを望んでいましたが、
彼は神学と哲学の勉強をするために、ドミニコ会というところに入りました。
彼はパリ大学で哲学と神学を学び、アリストテレス哲学とキリスト教神学の統合を試みました。
すごい難しいことをやろうとしていたんですね。
当時、アリストテレスの哲学というのは禁止されていたため、
トマス・アクィナスはキリスト教の教義とアリストテレス哲学を調和させる方法を模索していました。
彼の主な業績の一つであるのが神学大全です。
この神学大全は、このような試みの成果として生まれたものであります。
トマス・アクィナスの哲学というのは、信仰と理性の調和を重視し、
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神学的な思考と哲学的な分析を組み合わせたものでした。
彼は人間の理性は信仰によって保管されるべきであり、自然法と神の法の関係についても考えていました。
また、彼の思想は宇宙の秩序と神の存在を論じた五つの証明でも知られています。
この五つの証明については後で説明しますね。
彼の著作として、神学大全の他にもありまして、存在についてや道徳についてなどがあります。
これらの著作は、中世の哲学や神学の重要な文献として広く読まれ、彼の思想は多くの学者や信仰者に影響を与えました。
そして、トマス・アクィナスは1274年にイタリアで亡くなりました。
しかし、彼の思想はその後も継承され、カトリック教会において重要な位置を占めるものとなります。
彼はカトリック教会の聖人としても称えられている重要な人物です。
さて、トマス・アクィナスの五つの証明、先ほど説明しますね、といったものですが、それは神の存在を論証するための彼の論理的な主張です。
彼はこれらの証明を用いて、人間の理性だけではなく、信仰と理性の統合を示そうとしました。
トマス・アクィナスの五つの証明の概要を説明します。
まず第一に、第一因果律の証明。
この証明では、すべてのものには原因がある、という一般的な原理を出発としています。
すなわち、世界には何かしらの原因が存在し、その原因もまた別の原因によって引き起こされていると考えられます。
この連鎖的な原因の系列を追いかけることで、最終的には最初の原因が存在することを導き出し、それが神であると主張しています。
すべてのものには原因がある、そこからの連続性というところですね。
第二に、精密な動きの証明。
この証明では、物体の動きや変化に着目します。
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トマス・アフェーナスは、何かが動くためには、他のものによって引き起こされなければならないと主張します。
しかし、動きや変化の連鎖の中には、始めの動きを引き起こす最初の動かし手が存在する必要があるとしています。
これが神であり、すべての動きの源泉であるとするのが、精密な動きの証明です。
そして三番目、必然的な存在の証明。
この証明では、存在しないものは何も存在しない、存在しないものは何も存在しない、という原理を出発点としています。
あるものが存在するということは、その存在が何か別のものによって引き起こされている必要があります。
しかし、この連鎖的な存在の系列を追いかけることで、存在自体の根源としての必要な存在が存在することを導き出し、それが神であるとしております。
存在自体の根源というところがポイントですね。
そして第四番目、これが完全なる存在の証明と呼ばれている。
この証明では、ある特性の度合いや質において、物事はより高いものや低いものが存在するという考え方を用います。
トマス・アクイナスは、物事の質や度合いの最上の存在、最上の存在が存在することを主張し、それが神であると述べます。
そして五番目、目的論的な存在の証明。
この証明では、宇宙や生物の秩序、調和、そして目的論的な特徴に着目します。
トマス・アクイナスは、自然界に見られる秩序や調和は偶然ではなく、偶然じゃないんですね。
何らかの意図や目的によって設計されていると考えます。
生物の構造や機能、自然現象の規則性から、それらが最終的な目的を追求していることが示唆されると主張しているのです。
このような目的論的な秩序やデザインの背後にある存在が神であり、すべての存在の目的を統括しているとされます。
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これらの五つの証明によって、神がいると神の存在というものを証明しようとしたんですね。
これら五つの証明というのは、トマス・アクイナスの理性的な思考と哲学的な分析に基づいています。
彼はこれらの証明を通じて、神の存在を合理的に支持しようとしました。
ただいるんじゃなくて、合理的に支持しようと考えたんですね。
トマス・アクイナスの哲学的思想は、信仰と理性の統合、自然法と神の法の関係、宇宙の秩序などについて深い洞察を提供し、中世の思想界に大きな影響を与えました。
ということで、トマス・アクイナスの五つの証明、神の存在の五つの証明について説明しましたが、
ぜひ興味のある方は、神学大全、ちょっと分厚いですけども、読んでみると面白いかもしれませんね。
ということで、身のない話チャンネル、久しぶりの哲学誌でした。
皆さん楽しんでいただけましたでしょうか。
それではまた、近いうちに更新する予定ですので、更新をお待ちください。
それでは。
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