お金に色をつける意義
正直FPのファンネスから言わないと。イエーイ。どうもみなさん、こんにちは、またはこんばんは。金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐドッグスパーのコンサルティングFP、カジト、経営コンサル、
ポーチングも手がけるご尽頭しか手話の2人でお届けします。このラジオは、金融商品を販売しないからこそ、各業界や金融機関に忖度なしの正直意見が言える現役FPがぶっちゃけ投稿する暇つぶしいコンテンツです。
みなさん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日はですね、お金に色をつけるっていうのをテーマにお話したいと思うんですけど、さあみなさん、お金に色をつけるっていうのをどういうことだと直感的に感じるでしょうか。
ね、これ結構FP、これを聞いてるFPの人とか、FPを少しでもかじったことがある人だと、結構やってるというかそういう考えをする人が多いんじゃないかなっていうふうに思うんですけど、
例えば、ここに今3000万持っていますと。で、まだ30歳でこれからライフイベントがたくさんありますって言ったときに、その3000万円をライフイベントごと、つまり教育資金だったり、老後資金だったり、それから住宅資金だったり、そういうものにその3000万円を割り当てていくみたいな。
そういうことを、私の言い方ではお金に色をつけるっていうふうに言ったりするんですけど、そういう考え方ってしたことないですか?
ね、事前にカディさんとの話では。
私はしてました。
色をつけがちだって聞いたよ。
そう、色をつけがちだし、みんなね、私も実際色をつけてドヤってました。
ドヤってたんですか?
トラウマ。それが正しいと思ってたってことね。
それが、FPとしての提案の醍醐味、醍醐味まではいかないけれども、提案の手法として確立されてるのかなっていうふうに勘違いをしていたっていう時期がいました。
そういうふうに教え込まれたってこと?
そうなの、そうなの。そういうふうに教えてもらったんですよ。
誰に?
某保険会社。
あ、保険屋さんがじゃあそう言いがちってことですか?
それは、おそらく今の私から振り返ると、
例えば、3000万円に今色をつけるって話をしたじゃない?ライフイベントごとに。
そうすると、長期的に使わないお金が浮き彫りになるんですよ。
例えば教育資金だとしたら、子供が今10歳で中学受験をしますって言ったら、
その教育資金の一部のお金は、中学受験とか中学校からの学費の負担で使うお金になってくるわけじゃん?
そうすると流動性としては、一部のお金は3年とかしかないわけよ。流動性リスクを取れる期間としてはね。
そうするとさ、長期的な運用商品とか変額保険とか売れなくなっちゃうじゃん、その商品に対しては。
一方で、じゃあ老後資金ですって色をつけたお金が、教育資金や住宅資金は1500万円で足りますと。
つまり残りの1500万円は老後資金ですねって色をつけることができると、じゃあこれは30年使わないんですから、
この1500万円は変額保険どうですかとかって、そういうセールストークにつなげるための手法だったんだなっていうふうに。
今となっては思うわけですよ。気づいちゃったわけですよ。あーもうやってしまったって感じで。
それに対応した保険商品を提案するための前段の準備だったってことだ。
だから提案の根拠に使ってたんだよね。だから1500万円は大丈夫です。長期に運用しても平気ですっていう。
それは何だろうな、100%別に間違いでもないんだけど、多分そのロジックにはめるためのパネルだったんだなっていうのを今思えば、
あーそうかって。今ではそのお金に無理に色をつける必要なんて全くないのにって思ってますけど、
それはフローにも当てはまって、じゃあ例えば毎月10万貯金をできますって言ったらそこも当てはめていくわけですよ。
3万は贅沢心。じゃあ残りの5万は老後資金だからこれは長期に運用できますよねみたいな。
どういうふうにやっていくんですよ。だから5万積み立てどうしに買いましょうみたいな。
なるほど。初めて聞く理屈でした。
それは考え方としては間違ってないんだけど、そこまで厳密にする必要は全然ないし、
むしろそこまで厳密にしちゃうことでフェイクシルサがなくなっちゃうみたいな。
保険商品の裏側
人生ってライフプラン通りにいかないからさ。そんな必要ないんじゃないっていうのが今私は思うことなんですけど。
すいません一方的にしゃべっちゃいました。
なるほどなと思って。聞いててすごく巧妙にできたロジックというかトーク、営業トークだなっていうふうに感じてました聞きながら。
その理由はですね、一般的な人、大衆と言われる人たちはやっぱり難しいことをこうだって決めてほしいわけですよ。
これだけやってればいいって言われてほしいんですよ。それにすごく適した沿った営業トークに聞こえてて、わかりやすいですよね。
そのね、月収の中のいくらは〜をって決めちゃえばなんか余計なこと考えなくていいじゃないですか。
そうなのよ、そうなんだって安心しますよね。
それで保険商品を契約したら保険料として手に入れられるわけじゃないですか。
そうなの。
それで着実に何かのためのお金を貯めれてるっていうふうに思えるわけですよね。
安心感あるよね。
いや、よくできてるなと思いました。非常によくできている。
わかりやすいし、やること簡単だし、謎の納得感を得られやすい仕組みだと思いましたね。
で、まあね、FPの人の多くはやっぱりコミッション、要はセールスマンじゃない?
だからこういう考え方を当たり前だと思って染み込んじゃってる人が、昔の私のように多分すごく多いんじゃないかなって思いますけど。
はいはい。それはでもあれですか、もう出したんですね、その考え方からは。
はい。出しました。お金に色はつけておりません。
今は全然そういうふうには考えてないってことですね。
はい。
なるほど。考えてる人って多い。
でも例えば本当に直近で、例えばクラウントが確実にLINEも見積もりも出てて、家を買いますと。
で、頭金これぐらい必要ですって言ったら、そこはもちろん考慮するよ。そのお金は避けておきますかみたいにはなるけど。
そんな5年先とか10年先とかさ、もう長くFPやってて思うけど、ライフプラン通りに行った人なんて1人もいないから変わるんですよ、将来は。
まあそうだよね。いつも言ってるバランスシートとキャッシュフローを考慮して最適化しましょうっていうのを考えたら、そういう考え方なんて絶対しないし。
で、今回ちょっと簡単な例を用いて、それどうやって考えるんだっていうのをちょっと簡単に解説してあげようかなっていうのも思ってるんですよ。
いつも言ってるけど、実際どういうことなんだって多分わかんないと思うから。
今日は正しい考え方ってことだよね。
そうそう、直近あるイベントに僕もちょっと顔出しててさ、そこで見ていて思ったことでもあったんだけど。
やっぱりなんかね、すごく今のかじさんが話してくれたような、何かしらのFPにおける常識みたいなものってあるみたいで、僕はよくわかんなかったけど。
そうだよね。
でもかじさんから聞いてわかることとか聞いたことがあるのあったじゃないですか。
なんか住宅ローンを固定金利を選ぶやらか、お金に色をつけるやら、なんかその謎の60とか定年に合わせて住宅ローンを返済する考え方とか、
いろんな常識とされてるようなことを、なんでって思うような話をいくつかあったじゃないですか。
でもそれにすごい染まってる人って多分すごく多い印象なんですよ。
そこロジックじゃないですよね。こういうもんだって思っちゃってる人が結構いる。
だからそこは少しこう考えてみたら最適化みたいな考え方になるんだよっていうのを、すごくシンプルな例を用いてね、簡単にちょっと説明してみようかなと思ってて。
お願いします。
例としては、イベントで使った例なんだけど、すごくシンプルにちょっと話だけここで説明しますけど、
なんかね、退職金受け取る予定の退職金も合わせて3000万ぐらい持ってる、年齢とか全然覚えてないな、30代か40代くらいの人だったと思うんだけど。
3000万持ってる30代40代の人ね。
ぐらいの人で、住宅ローンもだいたい同等ぐらいあったはずなんですよ、3000万ぐらいあったと。
で、なんかキャッシュフロー表みたいなもの、ライフプランみたいなものを入力したら、90代ぐらいまではお金足りるよねみたいな例だったんですね。
だからキャッシュフロー側の問題は特にないと、多分プラスで回ってたんだと思うんですよ。
なんで、じゃあ今回の事例でいうと、テーマとしてなんだっていうと、住宅ローンをまず買いしちゃうのか、何なのかみたいなところに多分テーマは絞られていたような話になってて、
で、イベント参加した人たちの会話を聞いてたり、いろいろ見てる中で、
それは何?みんなでディスカッションしてもらったわけ?
グループに分かれて、自分がこう考えてきましたみたいなのを開示し合って、フィードバックを得るみたいな感じでやったんですよ。
まあまあ、でも一応妥当な結論に至っているパターンは多かったんだけど、
参加者の中で考え方として出てきていたのが、住宅ローンを、その例では固定金利だったんですよ、1パーとかのね。
だからあまり返す必要ないよね、みたいな意見も大勢多数派だったんで、妥当な話が展開はされてたんだけど、
でもまず住宅ローン返して、3000万くらい返しちゃって、これから毎月余っていこうかね、貯蓄に回るお金を積み立て投資しましょうとか、
そういう考え方をする人もいたわけですよ、一定数。妥当っぽいよね、これ考えたらね。
全然妥当と思わないけど、聞こえるのか。
聞こえちゃうんだと思うんですよ。だから今回はこのバランスシートとキャッシュローを一体で考えて最適化しましょうってどう考えるのかっていうのを簡単に披露すると。
今回の話で言うと、3000万手元にあります。
住宅もあって、いくらだったか忘れたけど、3000万か4000万くらいの時間みたいな感じだったと思うんですよ。
今売り出したら不動産がね。それと対応するくらい3000万くらいの住宅ローンがありますみたいな。
分かる?整理するとバランスシートをイメージしてください。
資産の分に現金3000万、不動産間をとって3500万、負債の分に住宅ローン3000万、純資産がいくら?計算して。
バランスシートの重要性
7000弱ぐらいだったと思うんですよ。
一応不動産のバランスシート載せてるけど、ほぼ一生住むでしょみたいな話だったんで、
監禁性としてはほぼないんですね。その人の人生においては。
でもなんだかんだ最終的に売ろうと思ったら売れるっていうことでバランスシートに載せてるんだけど、
今回のテーマで言ったら、住み続ける予定の不動産を置いといて、この3000万をどうするかっていうのに焦点を絞られてるわけですよ。
資産の分の現金をどう活用していくことが彼か彼女にとって一番良いのか?
純資産を増やすって意味でね。
そういうことですね。
なので、一つ前提の確認として、バランスシートとキャッシュフローを見て、まず分析することって何のためにするのかってことなんだけど、
何のためにするかというとこれ、どんだけリスク取れるのかってことを算定するためにするんですよ。
なるほど。それはキャッシュフローの方でってことだよね。
キャッシュフローもバランスシートも一体で、どれだけこの人は今現状でリスク取っていい人なのかを考えるわけですよね。
今回の事例で言ったら月の収支も年間収支もプラスであるってこと。そこそこね。
プラスであるっていう話だし、さっき言ったバランスシート上の形になってるんで、
今例えばさっきから言ってる現金3000万って手はつけないですよね直近ほぼほぼ、現役の働いてる間はね。
むしろ積み上がっていく感じだね。
そうそう、積み上がっていく状態で3000万はほぼ使わないよねと、まとめ合ったお金として。
でなったら最大投資額でいったらフルフルで3000万いってもいいぐらいリスク取れるよねっていう判断ができるわけですよこれで。
だからまず何のためにバランスシート、キャッシュフローを考えるかっていうと、リスクがどれだけ取れるのかってことを算定するっていうのをまず覚えてほしいと。
リスクがどれだけ取れるか分かったらリスクの対応するものはリターンなんで、リスクゼロだったら取らなかったらリターンゼロじゃないですか。
つまりリスク取れるようなバランスシートの状態、キャッシュフローの状態であるってことは、リターンを生んだ方が合理的だよねってなるわけですね。
そうなるとつまり報酬っていう話が絶対入ってくるのよ。
入ってくる。
お金のこういう基本的な考え方に。
ここで投資が得意な人とか、インデックスをずっとやってきている人とか、そういう考え方の話じゃなくて、リスクを取れるかどうかを算定したら自動的に運用の頭が入ってくるよねってことなんですよ。
ここでまずひっかかる人はまあまあいると思ってて、自分は投資詳しくないからとか、何を買えばいいかわからないからとか、具体的に何の商品を買うかとかお客さんに入れないからとか。
住宅ローンの選択肢
あとね、あるのはもし、だって投資は確実じゃないでしょって言っちゃったら怖いからっていう、マイナスになることも考えると提案できないっていう結論の人がすごい多い気がする。
だから全然レベル低い感じで、リスクはそういう話なんで、リスク取れるかまず判断してるってことはそういうことなんで。
まずバランスシートを基本として考えた場合、リスクどれだけ取れるか、つまりそれはギターをどれだけ読めるかあって、合わせて考えて最適化したときに準資産どれだけ増やせる形になるかっていうことを考えるのが、経済合理的な頭の使い方であって。
で、この前提を確認した上で、じゃあ固定金1%の住宅ローンを今返すべきなのかどうかって言ったら、返すわけないんですよ。そんな判断するわけないんですよ。一個も選択肢にも上がらないわけですね。
変動であろうが固定であろうがね。
そうなの。今かじさん言った通りなのよ。変動だったらじゃあどうですかっていうふうに多分疑問持つ人いるんだけど、それもせいぜい多分見通しとして上がっても2%いくかなってとこだと思うんですよ。
現状ね。わかんないよ。2%3%になるかもしんないけど。でも現状の中で今のバランスシートキャッシュフローの分析した上で、じゃあこの変動金利で借りてる住宅ローンを今の3000万でまず返しましょうなんていう判断をするやつはお金の専門家じゃないわけですよ。僕から言わせてもらうと。
その判断も絶対しないです。合理的な話で言うと。これ何でかっていうと、じゃあ今手元の3000万は何にでも運用できるわけじゃないですか。だけど住宅ローンを返すってことは、その金利に応じた投資に回すって話なんですよ。1%の固定金に返すってことは1%の運用に縛ってしまうってことなんですよね。
もっとリターン生まれるよねっていうのが本来の話で。
もっとリスク取れる人だよねってことだよね。
そうなんですよ。だから一体として考えるときに、じゃあ今キャッシュフローの方も考えたときに、この変動金利、仮に変動金利の住宅ローンだったとしたときに、これを返す判断が生まれてくるのは、
キャッシュフロー側が非常に圧迫されて、組織が全くできなくなってくるとか、生活圧迫されるっていうときに歪んでくるんですよ、ここは。バランスシート上の合理性を歪めても返した方がとりあえずキャッシュフローは安定するよねみたいな話になってくるんで。
ここで調整かけるっていう判断はあり得るんですけど、普通にバランスシートだけ考えたら返すって判断はあり得ないわけですよ。
これがバランスシートとキャッシュフローを一体化して合理的に考えるっていうことなんだけど、これでわかるかな。
いやーすごいね、今までの話よりすごくやっぱり数段わかりやすいというか、わかりやすいんじゃないかと思うよ。やっぱり具体的な話が。
めちゃくちゃシンプルな例を使ってる。
でもそれぐらいシンプルじゃないと、なかなかラジオでは伝わらない気がする。
だってたまにわからないもん。でもこれはさすがにわかるんじゃないかなって思ったよ。
そういうことなんですよね。だから絶対住宅論返さないですよ、僕だったら。
返さないよね。
運用の重要性
今だったら普通にね、日本株なんて5%ぐらいの配当金とかいっぱいあるし、なんなら米国債で4%以上じゃないですか。
そうだよね。買わせリスク取るだけで、そのだけリターンがあるのに。
なんで1%、2%の住宅論返すんですか、あなたは。
意味がわかんない。
自分の心に問いかけてほしいよね。
そこにはおそらく私の仮説だけど、運用は確実ではないみたいな、投資経験のなさのあまり。
それは自分で投資をしたことがないアドバイザーに多い気がするけど。
そうですね。
だからやっぱ運用はマストだよね。
リスクを取るってイコールリターンを生むだから運用マストなんだよ。
投資に強い弱いの話じゃなくて、お前はお金のことをアドバイスするんだったらそれは必須なんだよって話しかないんだよ。
それにはやっぱり自分自身で経験しとかないといけないよね。
運用経験のないアドバイザー。
どんなアドバイザーに相談しちゃダメですかって言われたら、運用したことないアドバイザーに相談するなって言いたいね。
そうだね。
聞いてみると言うよね。どんな運用してますかってね。
でも結局インデックス積み立てここ4、5年やってますぐらいの人とか何もわかってない。
それはそれでなーみたいな気持ちになるけど。
それでね、運用した気になっちゃってるっていうね。
でも少なくとも今の今回のいった事例みたいなもので、3000万は多少運用に回しましょうみたいな話はできる確率は上がるかもね。
なんかすごいインデックス投資家は今成功体験の塊じゃないですか。
うん、そうだね。ほんとだね。
いくらでも余ったお金は投資に回しましょうみたいなぐらいって人いっぱいいると思うけど。
そうなんだよ。私のクライアントもすごいノリノリだよ。
イケイケですかね、たぶんね。
イケイケだよ。
それもどうかと思うんだけど。
いやほんとだよ。
これでだいぶスッキリしました?バルチシとかシロを一体として考えて最適化するっていう話はね。
ちなみにその会ではみんな、私はその会の行った後のXのポストとかを、
この会行ったんだろうなっていうのを見たけど、すごい良かったってみんな言ってたけど、どうだった?反応は。
いや、どうなんだろうね。
いいよ。それはテラーが解説したの?
僕は最後に軽くちょっと話をしたぐらいで、全然メインでは関わってないです。
そうなんだ、なるほどね。
まあ良かったんじゃないでしょうか。そういう勉強会とかもたまにやったりしてるんで、コミュニティの方とかではそういうのを告知してあげてもいいんじゃない?
そこはFP専門家。
まあニーズ次第だよね。僕も全然行かないけどね。今回たまたま顔を出したぐらいで。
それ企画はテラーなんじゃないの?
まあね、大元はそうなんで。だからちょっと顔出さなきゃって言ったけど。
そうだよね。テラーの企画だよね、その考え方。どう考えても。
いいね。でもなかなかここまでのFPのレベルってさ、それでも目から鱗みたいな人が大多数だってことだよね。
まあそう、でも今回イベント顔を出して思ったのは、やっぱそれぐらいの例にしないとやっぱりダメなんだなって思った。
そうなの、そこぐらいまで落としていかないとみんなついてこれなくなっちゃう。
だからそうなるとやっぱり自分には無理なんだとか、テラーさんだからできるよね、カジさんだからできるよねみたいな話になってちゃうんだよね。
別物だと思われるとやっぱりちょっとなかなかね、よろしくないと思うんで。
どんなに言っても響かなくなっちゃうからねっていうのは思いました。
だからあれね、色をつけるっていうのはたぶん一つの罠だなっていうのは今回僕も見てて思ったし、
結局だからそれもあれなんだよね、住宅論って返すもんだって頭にあると思うんだよ。
それ用のお金を用意しなきゃって思ってると思うんだよ。
だから色つけちゃうとそこにやっぱ思考が縛られるよね。
なんか広く見れなくなるし、合理的とかどうでもよくなるんだと思うし。
たぶん会社の経営者とかだったらさ、1%の固定金利で3000万借りれたら、もうほんとラッキー一生借りとこうみたいになるよね、まじでね。
そう思うよ。
こんな早めに返しちゃわないよね。
返しちゃわないよね。一生借りれるだけ借りたいってなるよね、きっとね。
不動産オーナーとかもね、きっとね。
1%で引っ張れたらもうどんだけ貸してくれるんですかみたいな話になるよね、たぶんね。
さっきの補足追加でさっきの事例についてするとさ、
一旦住宅ローンを返しちゃって、それの後に余ったお金を積み立て投資しましょうっていうのは二重の意味で間違ってて、
まず今カジさん言ってくれた通り、お金を借りれるってことはでかいわけですよ。
しかも低金利で。
借りるよ。レバレッジからね。
レバレッジなわけじゃないですか、バランシート上で言うとさ。
だからこの3000万わざわざ返済しちゃって、せいぜい1%の先々の金利が削れるくらいじゃないですか、支払っていたであろう。
そんなものにやるよりも、今手元に3000万をレバレッジかけてあるんだから、
それを使って運用に回しちゃった方が圧倒的に効率がいいよねっていうのが、いう話じゃないですか。
で、これを減らしちゃってレバレッジを縮小して、さっきの総資産で言ったら7000万弱あったのが、
4000万の不動産ぐらいしか残んなくて、
不動産と数百万みたいになっちゃうでしょ。
投資方法の考察
不動産は別に監禁できてないし運用に回すわけじゃないからさ、ひたすら住んで原価消却していくみたいな話の中で、
今後生まれてくる月10万あるかないかみたいな貯蓄を積み立て投資するっていうのは、
リスクにさらすのが後半どんどんでかくなっていくだけで、
あれですからね、これ何て言うんだっけ、積み立て投資って。
ドルコスト平均法?
そうそう、ドルコスト平均法っていうのは、これしかできないからやらざるを得ないって話でしかないんだよ。
そうだよね、今お金がない人が仕方なく取り入れる手法であって、
今3000万ある人がなんで分散させるんですかみたいな。
本当によくわかんないよね。
でもこれよく聞かれる。
一括投資提案すると、ドルコスト平均法しなくていいんですかっていうのは、本当にお客さんによく聞かれるわ。
別に全然リスクも低減しないしパフォーマンスも上がるわけじゃないんで、ドルコストは。
なんかよく勘違いしてる人いるけど。
どう考えても一括投資のほうが合理的な解になる。
追加で、今後お金余って貯蓄に回るものを、ニーサ枠とかで積み立てていけばいい話であって、
あんまりここに縛られる必要もないんだろうねっていう。
これ前回話したことだけど、今回の話で言うとニーサ口座とか井出子とかでもいいけど、
これは国の制度上優遇されたものじゃないですか。
つまり前回言った通り合理性が多少歪むのよここで。
一括投資すべきかどうか、じゃあニーサ枠で済ますかみたいな話とかはここで多少関わってくるぐらいで。
一括ぶっちゃけ投資しちゃって、今年のニーサ枠全部埋めちゃって、
来年の新たにできたニーサ枠は軽く売却して乗り換えればいいじゃんぐらいの話じゃなくて。
本当そうなんだよ。
あとは仮に年間で積み上がっていくもので埋められるならそっちで埋めりゃいいはずだし。
そうなんだよ。そういう提案にほぼほぼたどり着くはずで、
だから前にもよく寺と話してるけど、だいたいFPの提案って同じになるはずだっていうのはこういうことなんですよ。
そうなんだよ。
その今の頭があったらそういう提案になるんだもん。
なんかいろいろないのよ。返すっていう選択肢もありますよねとか、
ニーサで積み立てやる、あなたはそう考えるんですねとかじゃないのよ。それしかないのほぼ。
そうなるんだよ。他の諸事情を全部排除して合理的な解を出すとしたらそこしかないわけよ。
これが一番合理的だけどどうするっていうのはお客さんが選ぶ話でしかなくて。
投資提案と実行
そうそう。でもそこにお客さんのパーソナルな諸事情とかいろんなことが関わってきたりして実行できない場合はもちろんあるけれども。
感情とかね。
それはまた別の話で、たぶん寺とカジが全然別の場所で同じ質問されたらたぶん同じふうに答えるよね。
これぐらいシンプルだと、これぐらいしかないよね。
ないよねっていう。
いろんな提案はないんですよ、実は。
人によって違いなんてないんですよ。
ないんですよ。
これが科学的みたいな、科学までいっちゃうとちょっとあれですけど。
でもある程度数値で測れて計算できる話じゃないですか。
その結果の答えは大体一緒だよねっていうのは。
そうなんですよね。
やっとわかってくれるわけで。
これは今日の回はとてもおすすめできる回になったんじゃないかなって。
寺君ありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、今日のラジオはそろそろ終わりの時間とさせていただきます。
今日もここまで聞いてくれてありがとうございました。
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ということで、今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
バイバイ。