1. SYNC-FURNITUREのThink about
  2. #21-どうやってキッチンはでき..
2025-11-22 47:14

#21-どうやってキッチンはできてるか?

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図面が職人に手渡されて、キッチン(家具)がどのようにしてできているのかをThinkしてます。

具体的な専門用語や部材が多めで難しいのと、脱線多めですが最後までぜひご視聴ください。


初めて編集担当の私(ヒラタ)が不在での収録だったので一苦労でした笑


〜番組への感想・お問い合わせ・Thinkしてほしいトークテーマなど〜

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サマリー

シンクファニチャーのオーダーキッチンと家具の製作プロセスやデザインの流れが解説されます。設計と制作の連携や注意事項についても言及され、高品質なキッチンがどのように作られるのかが考察されます。このエピソードでは、キッチンの構造や製作工程について詳しく説明されており、具体的にはフラッシュ構造やパネルの呼び方、設計の注意点など、実際の制作過程に関わる詳細が取り上げられています。また、キッチン制作のプロセスとその背後にある考え方も詳しく探られ、特に制作期間や材料の選定、扉のトリミングといった具体的な作業についても触れられています。さらに、キッチンの設計から実際の取り付けまでの過程が詳しく説明され、実物を見ながらのチェックや設備の取り付けに関する注意点が強調されています。

00:01
いやー、決まりましたね。
決まりましたね。
決まりましたよ。日本初女性総理大臣らしいですよ。
女性が活躍する時代ですから、いいんじゃないですか。
みんな思想の話してる。思想は語らないけど、あまり思想を語るとね、いろいろと気づくんで。
いやまあでもね、誰がやっても一緒とか言うとまたこれを。
そうですね。
ぜひね、いい方向に日本をね、導いてもらえると。
いいですよね。
いいですよね。
はい。
タカちゃん誰を応援しよった?
いや、どれも応援してないよ。
別に。
誰か。
あんまり興味ないもん。
誰かあったらいいのかなーって思ったけどね。
そもそも自民党員じゃないからね。見るしかないもん。
そうそう。
まあまあでも、我が国の総理大臣ですからね。
はい。
やっぱ関係あると言えば関係あるしね。他人事ではないという。
まあいい方向に行ってくれればね、女性代表として。
そうですね。
ということでね、日本初女総理大臣のタカちゃんの日に旅行しておりますけどね。
はい。
はい、じゃあ行きます!
シンクファニチャーの紹介
シンクファニチャーのシンクアバウト!
こんにちは。始まりましたシンクファニチャーのシンクアバウト。
この番組はオーダーキッチン、オーダー家具のシンクファニチャータッフが
キッチン、家具に関することや全く関係のないことまでを
タッフで一緒に考え、掘り下げていく番組です。
どうも、シンクファニチャーの宮城です。
平塚です。
市川です。
角田です。
はい。
うわ、今日一人いないっていう。
ね。
はい。
今日は慎太郎くんがお休みですね。
病気?
なんだろう。
どうしたんだ。
どうしたんだろうね。
まあまあ、あまりプライベートはね、制作しないんで。
まあまあちゃんとね、有給取ってお休みしてるってことね。
労働基準監督署さん、ちゃんと有給取ってますよね。
ちゃんと作れますよ。
はい。
で、ちょっと慎太郎がいないんで、本当はカウンターの続き、
カウンター素材の続きをしようと思ってたけど、
ちょっとまた脱線というか、
引っ張り癖がある。
違うテーマを。
なんかね、カウンターの素材は一応設計担当でもある。
そうですね。
慎太郎も一緒にいた方がいいのかなと思って。
はい。
今日は作り手が2人いるということで、
ちょっとどうやってうちのキッチンができてるのかというか、
そういう流れ的な話とか、
作りに行きたいと思います。
いやいやいや。
そうですもんね、どんな問いが来るかなと思って。
制作プロセスの詳細
何を話したらいいかわからないですもんね。
対して、
THINK ABOUTどうやってキッチンはできてるのかなの巻。
巻復活したんだよ。
霧が悪い。
ハットリクン世代だよね。
ハットリクン世代だよね。
で、ちょっと思ったのが、
この前さ、プロのさん。
はいはい。
ラジオ聴いてくれてるらしいんで。
ありがとうございます。
聴いてる?
今度出てもらう約束もしましたんでね。
そうなんですね。
ぜひね。
プロのさんとかは、自社工場というわけではない。
うちの一つの強みとして、
工場を持ってるというか、
作り手側が調子に乗ってデザインしてるみたいな。
そんな感じじゃないかなと思うよ、どっちかというと。
作ってる工場から発信もデザインもしちゃおう、
立ち位置の会社のような気がして。
それは強みでもあるんだけど、
どうやってそのお客さんとの打ち合わせを回して、
自分たちが図面とかデザインを書いて、
それがどうやって形になっていくのかとか、
簡単な流れとか、役割分担だとか、
作る際に気にしてることとか、
そういう回にしようかなと思って収録してます。
何に気を付けてる?
違うか。
突然だね。
普通、設計師さんとかデザイナーさんが、
図面とか絵を書くじゃん。
それをどこかの工場とか、提携先の工場に持っていって、
制作スタートするんだけど、
うちの場合は、2階で書いて、1階で作るみたいな。
下に階段を持って降りたら作れるみたいな感じ。
そこのスピード感の違いとかあって、
設計グループ、設計部がお客さんの要望を聞いて、
キッチンとか家具の図面を書いて、
これをタカちゃんか翔太に渡すっていうところから
まずスタートして、
そこから制作際ではまず何をするのかとか、
どのような工程で作っているのかみたいなのを、
俺たちにとって見たら当たり前のことやけど、
おそらく一般の方とか知らないから、
そういうのもいいのかなと思って。
そうですね。
じゃあこれ、翔太作ってってポンって渡したら、
まず何をする?
その前にシンクファニチャーでは、
家具とかキッチンとか作るときに、
一般的な目線でいうと、
分業しているのか、
一人が最初から最後まで担当するのか、
みたいなところも教えてもらえたらいいのかな。
そこに関しては、
割と担当は分業ではあるね。
一つの案件に対して一人みたいな。
そうですね。
担当リーダーみたいなね。
そこの担当のリーダーがいて、
パートさんにお手伝いしてもらいながら、
が比較的多いですかね。
そうですね。
だいたい一物件を、
最初から最後まで担当させてもらってますね。
担当したところに取り付けにも一緒にいくって感じですね。
そうですね。
それは結構一貫して最初からね。
うちのやり方として、
かなり一貫して続けてきていることではあるね。
制作から取り付けまで責任を持っているところですよね。
設計と製作の連携
はい。
で、
話は同じだけど。
まず、
図面をポイって、
じゃあ何々邸のキッチン、
来週からお願いしますって渡すやん。
渡されて、
その時に一応ね、
気をつけて欲しいこととか、
一旦事務所でざっと図面を一緒に見るという。
設計した人と作る人が一緒に見て、
その案件の注意事項とか、
仕上げ剤とかナイフ剤が、
その案件によって違うから、
そういうのを。
やっぱり図面だけだと注意事項とか気づかないところもあるんで、
そういったところを口頭で、
目の前で実際に図面を見ながら一緒に教えてもらえるっていうのは、
すごいありがたいですね。
ミス防止にも。
あれも、
外注先なら、
図面を書く人がめっちゃ細かく要は書かないといけない。
みたいですね。
そうなんですね。
それを、
もうさ、
今言ったら口頭っていうか、
事務所内で注意事項を話して、
それをメモ書きで済ましてもらえるから、
書く方がめっちゃ楽っていうかね。
なるほどですね。
これ外注先にもしさ、
あの図面で振ろうと思うと、
もっと寸法とか、
ナイフ剤とか金物の品番、
もろもろ、
書かないといけないっていうね。
書いて指示出さないといけないっていうのは相当手前だと思って。
それが、
うちの標準仕様である程度決まってるっていうのももちろんあるけど、
ツーツーでこう、
伝わるっていうのは、
めちゃ、
たぶんめちゃ楽やと思う。
楽っていうか。
だよね。
図面、
1、2枚でいいもん。
一回そのさ、
例えばプロのさんばっかり出して悪いけど、
プロのさんとか、
他のキッチンメーカーの図面と、
うちの図面をさ、
他のいろんな図面持ち合ってさ、
どこまで書いてるかとかさ、
気になりますね。
やろう。
でも書かれたら書かれたで嫌なこともあるよね。
そうなんですよ。
あんまりフレキシブルなところがなくなってしまうから。
絶対守らないといけない寸法とか、
そういうとこ以外は、
うちの場合は書かない。
パネルの厚みとかにしたっても、
標準の厚みがあるから、
わざわざ書かないとか、
その辺が工場を持っている強みというか。
工場と設計が共通の認識というかね、
それで進めてるから、
ほぼほぼズレがないといけますよね。
得意というかちょっと変わってるというか、
うちは当たり前のようにやってるけど、
結構珍しいんじゃないかなと思うけどね。
もう大体別々。
大体工場を経営してさ、
そういう設計事務所とか、
店舗屋さんからお仕事をもらう、
っていうところが多分多いと思うよね。
もう工場としては。
そうなんですね。
逆にデザイン会社としては、
自社工場を持とうというのも少ないだろうし、
どっちの立場でもない、
ちょっと変わった立ち位置なんじゃないかな、
うちはね。
そうですね。
今の流れに戻ると、
図面をもらって、
説明聞いて、
なるほどなと、
今度こういうのかと。
階段降りて。
そこから何をするのかということですね。
階段降りて工場に。
まず一息ついて。
一息ついて。
もう一回。
もう一回。
もう一回図面見て。
そうですね。
何からしてるかな。
何からやる?
フラッシュ。
うーん。
工程で言ったらそうですね。
まずは寸法を全部確認しますかね。
スタートね。
はい。
間違いやすそうなところはもう赤ペンでチェック入れて、
図面をとりあえず一回頭に入れるというか、
全体を把握しないと、
見落としちゃうところとかもあるんで、
そこを一旦整理するとこから始まりますかね。
その時って頭の中に立体的な完成形とかがあるんですかね。
入れます入れます。
高さも。
そうですね。
なんか難しそうなところは、
ちょっと自分でねスケッチ変えたりするよね。
そうですね。
分かりやすく。
書かれてないところの確認とかね。
図面に全てが書いてあるわけじゃないから。
それは都度やってる感じもあるよね。
そうね。
作りやすさとか、
形状によって、
一回なんとかガチ、どっちガチっていう、
天板ガチとかいう話をしたいよね。
何回やったか忘れて。
天台ガチにするのか、
側ガチにするのかみたいな。
そのパネル、今言った立体的に考える力みたいなやつ。
はいはい。
あれって結構重要かなと思ってて、
やっぱり平面や図面って、
それを今言ったみたいに、
どうやってパネルを組み立てていくかっていう。
どっちを伸ばすとか、
どっちを縦置きに入れるとか。
ああいうのが、
俺がウォーカーでやってた時は絶対そのパース、
今言ったスケッチ、
パースっていうか絶対書きたいよね。
そうなんだ。
簡単だね。
じゃないと勘違いしたりとか、
最初こう思ってたけど、
なんか違うことやってるっていうか、
思い込みとか思い違い。
やっぱあれが頭の中で、
しっかりずっとイメージ、
ずっとし続けれたらいいけど、
間でいろんなこと入ったりして、
もやもやってなるんだったら、
キッチン製作の重要性
やっぱりスケッチ書くっていうの大切かな。
本当あるね。
図面がとにかく情報量があまり少ない。
少ないね。
いやいや、これはでもね、
僕らにとって、
しょうたの意見聞いたことないけど、
僕は嬉しいところで。
僕も嬉しいです。
情報が少ないのか。
情報が少ないのかですね。
結構自由にそこをどうしようかなって、
考えるのが楽しいから。
考える余地をね。
そうそうそうそう。
手取り足取りこうやってじゃなくて。
こうした方がよく見えそうだなとか。
そうですね。
実際図面に書いてある数字が、
結構少ないじゃないですか。
そうですね。
違います違います。
細かいところもバーって数字書いてあると、
結構見間違えたりしちゃうんですよ。
そういったミスもなくなるんで、
気になった部分は自分で計算すれば数字出るんで、
そこだけ自分でチェック入れていくと、
今のままでいいってことですか。
全然大丈夫です。
もっと書けない。
いやいやいや。
ただね、やっぱり書いておくと、
いけんかったなっていう時もあるしね。
今言ったみたいに自由度を持たせていい場所と、
あ、しまったここ絶対この寸法を入れるとこやった、
みたいなさ。
絶対欲しい。
そうですよね。
あーってね。
勝手に調整していいところと、
悪いところがやっぱあるから、
そこの書く方は、
絶対守って欲しい場所は書いておかないから。
その辺が、
全部書いておけばさ、
ほら書いとるやんって言えるけど、
あんまみたいに、あんま書かんと、
あ、こう書いておかないといけんかったっていうところも
書いてない時あるけん。
それはちょっと難しいところやね。
あとなんか、あ、そこ重要だったんだ。
勝手に変えたけど。
なんかここ重要なところやったよね。
そういう意図だったんだとかね。
オーダーだからこそあるさ。
俺にとっても重要かどうかが曖昧やけど、
お客さんはそこにどうしてもさ、
10センチいるって言われればやっぱ10センチいるしね。
これが9なってもいいやろっていう話ではない。
確かにですね。
そういうところはやっぱり、
しっかりうちも、うちもっていうか、
その設計側はしっかり書いとかないかなみたいなさ。
あとそういう時もさ、
下に階段ダッシュすれば何とか間に合う。
間に合うもんね。
やばいっつってさ。
たまに2階から呼ばれますもんね。
もうそこ行ったみたいな。
そういうのすげえいいよね。
パッと見えるしね。
あれまた電話とかやったらさ、
またその絵描いて説明したりとか、
電話で説明するのも難しい。
あれってなっちゃう。
ありますもんね。
相当いいよね。
走れば間に合うから。
作るようなのを見て、
そうじゃないよとかね。
さっきもちょっとあったけどね。
そういうのも。
あったっけ。
天板塗り上げのスペースで。
あったみたいな。
あれちゃんと俺赤で書いとったよね。
いや、なんかすんたらずな雰囲気で書いとった。
すんたらずじゃない。
物が落ちんようにつけてる程度のやつなら、
後ろ前伸ばしていいじゃんみたいな。
思ったけど、
そこらへんの意図がね。
いいタイミングやったね、でもあれ。
いいタイミングで降りてくるよね。
いいタイミングで。
すんたらの感覚がいいですね。
本能。
あれなんやろうね。
さーっと降りてくると、
だいたい、
あ、あれちょっと違うね。
そうそう。
うちの親方もそういう気質があったからね。
みたいですね。
それが多分受け継がれとんやろ。
経営者あるやろ。
経営者なのかな。
ちょうどそのタイミングっていうタイミングですもんね。
しんたろうにも時々、
降りていいよんやけどね。
下降りて。
作るとこ見らないかんよ。
しんたろう見ろんね。
俺が言った時だけ降りよう。
降らんきゃいいよ。
朝来てさ、
朝来て、
まあ嫌かもしれんけど、
朝来てパーっと一応見ようよ。
どれぐらいできたかなとか、
どういう風にしようかなとか。
だから今日だいたいこういうことするんだなとかって
分かるけどさ、
やらしいねなんか。
いやいや、やらしくないね。
朝が一番いいよね、一人の時間。
変なものが行くよりね。
お客さんのもとへ。
お客さんのもとへって。
ちゃんとね、チェックして。
用紙用書でチェックして。
で、で、今どこまで行った?
図面をよく見る。
これすごい。
わーっと見える。
これキッチンできあがった気がする。
寸法非論ぐらいですね。
寸法非論。
こんなにしゃべるんだと。
そうっすよね。
何を話したらいいんだろうって感じっすもんね。
ざっくりさ、流れを言う?
キッチンの。
そうですね。
そもそも今のフラッシュってなんだ?
みたいな話もなるし。
その順序が欲しいのかな。
分かんないけど。
いやでもどうやってやるんやろうと思わんのかな。
スキーターっていつ出てくるんですか?
スキーターが。
なるほどですね。
スキーターがいつ出てくるか。
もう次くらいで出てくるね。
出てくるか。
だいぶ先になるかですかね。
また自主?
第3回とか出ますね。
寸法を見て、
次フラッシュっていう工程に入るんやね。
そうですね。
その前に行くと新組っていうのが。
そんなに難しいのか。
難しいですね。
キッチンとかはだいたいパネルをビスで組んでるんですけど。
箱を作ってるんですかね。
そうですね。その箱を作るパネルも作ってるんですもんね。
そういうことですね。
そのパネルを作る構造がフラッシュ構造っていう構造。
フラッシュ構造の理解
フラッシュ構造とはっていうと、
本当中に骨組みみたいなですね。
骨組みみたいのを最初に作って、その骨組みを板で挟んで1枚の板に見せるというか。
板っていうかベニヤ系の。
ベニヤか。
そうですね。
そこのベニヤが内部のポリゴーバンだったり、表面だったら月板を張る。
そこで初めて月板が出てくる。
出てきましたね。
早かったですね。
早送りで。
だいぶ早送りでしたね。
フラッシュっていう作業をやって、その構成する部材をとにかく先に作る。
あれさ、パネルの呼び方とかも各地域とか構造によって全然違うよね。
うちらの場合は天板、箱の上の板を天板って言って、
両サイドを側板とかとも板って言う。
真ん中に立っているパネルは穂立てとか穂立ちとか言う。
あれも結構なんだろう、構造とかによって全然呼び方違うわけさ。
調べても出てこないですもんね。
そうだよ。
穂立ちってどういう感じなんだろうと思って一回調べたんですけど。
出てこなかった。
出てこなかったです。
あれも結構外注先ですとかさ、初めての外注先とかに頼んだ時とかに、
電話とかでそれこそ穂立ちがとか言って伝わるのかなってちょっとふわふわした状態で
探り入れながら外さないといけなかったりするっていう。
だからそのキャビネットを構成するパネルをひたすら作るんですね。
そうですね。最初に全部プレスで作って。
ちょっと大きめにフラッシュという作業をして、
一旦アラのパネルを作って、そこから精寸でカットしていく。
そうですね。
何?
何こいつ当たり前のこと言うの?
いや、詳しいなと思って。
詳しい。
一応職人…
いやいや、そりゃそういう意味じゃない。
聞いとる人が渡るんかなって。
俺を今ちょっと。
違う違う違う。
なんでそんな嫉妬するんですか?
なんでそんな嫉妬するんですかじゃないよ。
詳しいですね。やらないと。
詳しく説明するんだなと思って。
一番頭を使うのは新組ですね。
うーん。
それで決まるしね。
だからもうその時点で取手がつく位置とか、
可動棚の…
ダボ?
ダボとかがつく位置とかもそこで計算して入れる。
そうですね。
だからそれが見えてないと芯がなくてね。
そうですね。芯がないとか。
金物がつく位置に芯がないってことに後々なるから。
最悪ですもんね。そうなると。
そうそう。それがないようにしないといけないからと思うんですよ。
うーん。
で、そっからどうするんですか?
カットしてから。
カットしてから。
カットしてから。
新太郎ランとまとまらんよ。
新太郎ランとこんななると?
意外と。
意外と。
新ちゃんがまとめて話してた感じがあった。
あったけどね。
あれずっとカット先で操られてる。
そこを誘導されて、ちゃんと落ち着くところに落ち着かされてる。
進行が。
面白いよね。
進行役がいないってことになるんですね。
で、どうなったんかね。
早く終わらせたい今朝。
早く着地したい今朝。
今朝ずっとウイトチョコの編集大変だろうな。
着地が見えんですね。
着地点見えんよほんとに。
で、どうするんかね。
早くカットから早く進もうよ。
早く切ってよ。
切った?もう切ったやろ?
カットしましたらどうするの?
カットして紐貼りますね。
紐って何?
紐って何?
説明せんまい。
説明してみて。
紐って何なんすか?
紐とはですね。
たぶん一回ラジオでも話題に出ましたかね。
その回探せって。
どっかで言うなよ。
怖いので脱線してますね。
紐ですね。
紐は、
紐。
うちで言ってる紐なんですよね。
うちで言ってる紐って言われてるものは
無垢をですね。
3ミリに
湧いたものですね。
湧いたものですね。
湧いたって言ったら別に言うかもね。
フラッシュの切った断面を隠す材料よね。
隠してるか。
さっき言ったフラッシュで作った板っていうのが
芯材にベニヤで挟んでるんで
断面が見えちゃうんですよね。
カットすると。
そうですね。カットすると本当に中が
見えるんで
その部分に
無垢の3ミリの無垢ですね。
厚み3ミリの。
厚みが3ミリの無垢を貼って隠す。
って言った感じですね。
そのパネルを全部カットして
3ミリの無垢の紐を貼って
パネルは完成。
って言った感じですね。
それをビスで組むと。
ビスは何を使ってるんですか?
何ミリのビスとか言わない。
最終工程とビスの使い方
だからビスを使って箱を組んで
うちらは箱本体のことを崖とか言ってる。
言わないんですか?
言わないんだけど。
崖は結構言う?
言わなかったもん。
前の職場では崖。
他でも言ってない。
三宅さんは言ってたんですか?
崖って言ってた。
何語なんだろうね。
崖って何だろうね。
木工用語特集もおもろいかもね。
おもろいというか。
おもろくないか。
一部の人種の人。
キャビネット本体のことを崖と言う。
うちは言ってて。
そこで崖勘やね。
崖勘。
カットして。
組む前にさっき言った棚だぼとか。
穴掘って。
棚が付くとこに穴掘って棚だぼをカンカンカンって手で打ち込んでね。
一つ一つ。
一つ一つ。
打ち込む。穴開けて打って。
穴開けて打ってしてね。
スライドレールとかレールも付けたりして。
そうですね。引き出しが付くのであればレール付けて。
付けたりして。
ビスで組んで。
そうですね。
崖勘ですよ。
ここで崖勘。
崖勘って崖勘制っていう意味でいいんですよね。
裏板も付けないといけない。
裏板とは。
セーター。
セーターフラッシュしとったから。
今セーターフラッシュ忘れとる。
フラッシュの時にセーターフラッシュしとかないといけない。
そうですね。
あればプレスの容量使うから早めにしとったほうがいいとか。
朝のうちに。
最初にパッとしてたほうがいい。
一番最初にしたほうがいいですね。
フラッシュの順序もちゃんと考えるという関係ね。
スピード感は順序的なところを考えますね。
いかに早く作るか。
それを突き詰めていくとそういうところを考える。
効率を考える。
後期が短くなってお客さんも安く済むと。
そこにつながっていきますよね。
制作期間ってどれくらいなんですか?
制作期間…どうだろう。
2週間。
なるよね。
2週間くらいだったらだいたい何でもできる気がするね。
そうですね。
駆け持ちとかでね。前後したりとか。
制作期間の話になるとお客さんがそんなに早くできるんですか?
言うわけじゃんね。
でも2週間ってことは月2台になるやん。
もし1台が2週間って考えたら。
その2台でキッチンとか高付加価値の商品だったらいいけど。
テレビボード作るのとかテーブルとかでも
1人の職人さんがさ
お客さんが考えたら何ヶ月もかかると思ってましたとか言われたときに
これ何ヶ月もかけたら俺たちはどうやって食っていくんやろって
そうなるもんね。
さっきの順序でいくとだいたい2週間くらいで
だいたい1つの物はできてる。
もちろんもっと小さい物だったら早いんだけど。
木目と扉の制作技術
だいたい2週間があれば。
キッチンとかが2週間くらいかな。
で、今どこまで行ったの?
崖間したところから進んでない?
今製板フラッシュしたくらいです。
もう作ったでしょ。
できてますよね。
崖が終わったら
扉巻いた。
結構お客さんから言われるのが
なんで木目が繋がるんですかっていう風に興味持たれる方が多いですね。
なんで繋がるんですか?
なんで繋がるんですか?
なんで繋がるのかって難しいですね。
この月板をまず月板屋さんに
月板の鉢忘れとったわ。
そうですよね。
図面渡すときに月板の鉢は俺たちがしてます。
ひと月かかりますよ。
月板の鉢忘れてます。
家具作ったほうが早いでしょ。
お客さん、家具ひとつひとつに合わせて月板を発注してるんですもんね。
そうですね。
なのでどういう風に使うかって考えながら月板屋さんに貼ってもらってるので
その上はキッチンで扉がずらーっと並んでるとしても
一枚ベローンっていう月板を発注して
それを作ってくれる人がどっち向きに使おうとか考えて
繋がるように切っていくから
組み立てたときに繋がる。
でもこの作業が一番緊張するよね。
緊張します。一回間違えたら終わりですもんね。
小さい家具だったらまだそんなに緊張しないですけど
例えば長い3メーターとか4メーターとかあるので木目が繋がってて
本当に緊張しますね。ワンカットワンカット。
ここをずっと横目が主流やって
長いやつは横に木目がとにかく繋がっていくみたいなのをやる。
だけどあれはきついよね。
きつい。
1個もあったけど本当に全部がダメになるっていう
そういうプレッシャーの中をカットして
また扉もフラッシュして
紐張って
紐張って扉のパネルにして
扉も一枚一枚
もう完成しそうやな。
あとは取り付ける。
現場ですか?現場に。
まだ現場に。
まだ現場に。
トラックにも通行人もいらっしゃる。
仮組みもしてないし。
金物も付いてないですね。
金物はもう付いたちょうど。
掛け替えして金物を付けて
引き出しの中の箱を組んでいくよね。
扉が出来上がるのを待ってる感じですよね。
いつ出来るのかと。
扉を作って
仮組みですか?
うん。塗装ですね。
あれさ、塗装する前にちゃんと寸法は当たってる?
当たってます。もちろん。
じゃないと扉がオイル仕上げ終わって
寸法が違うってなったらちょっともう…
あくまで最終的に組んだ寸法というか
組み上がった時の寸法
本体の寸法と扉の寸法の整合性を確認して
組む前に塗装をするというよりは
仮組みです。
で、それを一応
工場自体がね、水平が出てないから
まず床の水平を出すところから
水平が出た場所で仮組みをして
で、引き出しとか
本体に扉、前板を付けていく
表裏間違えないとか
引き出しの表裏ですね。
設備機器と現場管理
確認して
これ裏も月板貼るっていうのはさ
結構珍しかったりもするよね。
知ってましたね。
内部材に準ずるところもあるし
こっちの場合は例えば表面が奥の月板だったら
裏面も奥の月板だから
単体で見るとね
どっちが表っていうことが起こり得るから
付ける際に
表裏の確認と
一回並べてみて
どの向きに付くかみたいな
確認をして
間違いないように扉を付けていくと
ほぼ完成ですか?
家具部分は完成か
そうですね
あとトラックの積み込みですね
積み込み?
あ、あってかキッチンの場合は
天板が異素材というか木じゃないケースの方が多い
ステンレスとか
で、その時に
やっぱり
よくあるのがあれよね
天板側と
例えばシンクと作った本体が干渉しちゃうとか
あの辺が結構なかなかね
気を付けていても
やっぱり現場でどうしても起こっているとか
天板によっても
シンクの付け方が違って
変な部材があったりとかね
この辺もね
コンロもそうですよね
あんまり逃げすぎてもいけないコンロもあれば
全然それがOKなコンロもあるし
天板を載せる時も緊張しますよね
現場でね
寸法的に合っているはずなのにみたいな
だから結構さっきの設備機器との収まりとかも
ただ単に家具の知識だけじゃなくて
キッチンの場合は
設備機器の収まりも
多分普通だったら図面に
書いて考えんでいい状態で
来るはずやけど
そこまで書いてないから
設備機器の収まりのところを
小人数から読み取ったりとかも
丸投げしてるやん
作る側に
任せちゃってるなっていうところもあれば
もちろん複雑な収まりのところは
こっちで確認してある程度書くけど
コンロは
1時間あるからね
あれを考えるのが楽しいって思ってくれてるんだったら
めっちゃいいけど
買い取ってよって思われとんやったら
書かないといけないなと思う
やっぱりああいうのを考えることで
僕ら職人も設計力がつくというか
考える、思考力がつくし
いいと思いますけどね
でも本当それはあるよね
そういうのを考えることで
やっぱり
いいと思いますけどね
でも本当それはあるよね
海外生とか特にね
決まったモジュールじゃないやつとかも
やっぱりあったりとかするから
その都度その都度で大変だなと
結構書く屋さんによってはね
組み立てることしかできない人とか
フラッシュしかできない人とか
図面読めませんとか
やべえや
いるよね
そういう人
そういう人が多いから
そういう人もやっぱいるんですよね
これ何のパネルか知りません
自分やってるのに
何かしらの家具のパネルを
ずっと作ってる人とかね
速感ずっと吹いてる人とか
まあまあ
やっぱそれが好きだったらいいんだけどね
そうね
モチベーションの低下に絶対なると思うし
何かの歯車の一つっていうようなね
感覚になっちゃうから
いいものを作るっていうのは
思考力を高めながら作ったほうがいいなと
常々思っております
前向きで
好きだなそういうの
しっぽに
シンクですかね
ん?
シンクファニシャーですか
隠れた裏テーマ
シンクのほうですか
あーなるほど
知らなかっただろ
一回話したよね
聞いてなかった
ラジオで言ってた
15周年の時にね
いました
あれは俺が却下したよっていう話でね
でもちゃんとそれが
裏テーマとしてある
ちゃんと考える
THのほうですよね
さあ積み込もうつって
積み込んで
どうぞどうぞ
わからなかったとこない
大丈夫だと思います
キッチン屋さんとしてさ
設備機器もさ
全部うちの工場に入ってきてさ
トラック積み込むときに
全部一緒に持っていくやん
天板もそうやけど
システムキッチンの場合はさ
だいたい現場に直送とかかかってて
あの辺もさ
なんかなんだろうな
うちらも直送してもいいのかなとかさ
なんかちょっと気になるとこある
フリーハンドさんとか
インスタ見てるとさ
一回工場でさ
直線機も開けて直線機も入れる
入れてるって言ってた
あれすごいよね
あそこまでするんだね仮読みでね
え?してないんですか?
すごいよね
天板もつけて
だいだい収まるよねでも
中にはね
干渉したりするけど
それをもう絶対せんっていう
絶対せんっていうか
絶対収まる状態で
すごいよね
あんまり出したくない
新品のあれを
誇りつけたくない
解きたくないよね
梱包を解きたくないけど
みんなどうしようやろ
風呂野さんとか
気になりますね
現場合体じゃないんですか
現場合体
これもまた何か議題というか
キッチンメーカー会議みたいなのしたい
いろんなキッチンメーカーと一緒に
それはなんか
常識かと思ってたのが
実は非常識だったみたいな
和田さんはよく天板に関しても
キッチンの設計とチェック
もう現場合体でいいでしょう
みたいな感じで
言うよね
割と
和田さんがいるならそれが
スタンダードなのかなみたいな
そうよね
どうなんやろうね
全部天板ももちろんあれよね
梱包解いてさ
一回乗せようんやろうね
そうだよね
大変
梱包の広さもうちとあんまり変わらなかったし
なんならうちより結構
導線狭かった気がするね
あれどのどこで
分かんない
でもスペース作ってさ
そうですかね
あれ組み合った時
実写チェックっていうかして
Fファニチャーさんのとこもしてて
組み上がった
Fファニチャーもいれば分かったっけ
本当?
実写チェック
実写で作った人以外でバーってチェックして
図面見ながら
どこ間違ってないかとかしてさ
検査してて
検査してね
取り入れますか
せめて作った人と設計
今作った人に任せてるやん
仮分
あれもこの前の3年末
設計も踏まえてというか
伝え忘れとったことがないかとか
設計と作った人でチェックっていうのは
しましょう
はい
今どこまでいった
トラック積みました
トラック積んだ
あとは雨が降らないかを
願うよね
そうですね
願って
願って
とりあえず今日は出荷まででいいですからね
現場取り付けまで行きます
取り付けないと帰れるよね
取り付けないと帰れるよ
次の日パッと持っていって
パパッと下ろして
現場の
現場に取り付けるのが一番緊張
もちろん緊張するんやけど
でもあれ楽しいよね
楽しいですね
何か
ドキドキするけど
完成形が見えるというか
空間に収まっていく
空間に収まって初めてやもんね
工場で仮組みしてもやっぱり何か
家に収まってこそ
ってことよね
無事取り付け終わりましたね
収まって設備を付けて
一応設備付けるところまでやりますから
そうですね
これ何か威張って言うけど普通なんだ
この辺もさ
家具屋上がりのキッチンややん
家具屋上がりというか家具からやってきてるとさ
今でこそさ
設備付けるの当たり前ってなっとうけど
最初の頃ってさ
これ誰が付けるんやろって話やて
俺たち付けないといけんのかね
付けるぞ
難しいよね
付けていいと
今じゃあ当たり前ですよ
みたいな感じで付けるけど
結構その工事班中の
ここまでがうち
作業っていうさ
設備の取り付け
その線引きもさ
会社によって違うし
曖昧なとこがあって
特に新しい会社とやるときはさ
まあまあ気使うね
探るというか
一旦そこで
自分たちの仕事は
一旦終わって
設備屋さんにバトンタッチするみたいな
繋ぎ込んで
そうで設備屋さんが
繋ぎ込んでくれて
水が出て
電気が通って
でその辺りでまた
またちょろっと搭乗して
最後ちょっと調整とか
して
お引き渡しという
長かったですね2週間
8週間ですかね
そうですね1ヶ月
これ遅れ入りになるかもね
もしかしたらですね
でもなんかこう
流れみたいなのが
分かってもらえたら
嬉しいです
なんかねこれも
質問とかね
お便りいただけたら
うちではこう呼んでますよ
そうそうそう
同業からのね
それが来るようになったら
大したものですね
今どれくらい聞かれてるんだろう
分かるんですか
いや俺も見てないから
分からない
それもう編集担当しか
そういうのも新太郎しか分かんない
新太郎
だめやな新太郎もらえない
なんもできんのか
まあまあ
ちょっとほんと50分ぐらい
撮っておけばね
すごい
やばい
相当これ
苦労すると思うよ
そうですね
チューザーしようかなと思った
よし
じゃあ
いいですか
はい
こんな感じで
うちのキッチンは
できてます
こんな感じですけど
ちゃんと作ってるんで
安心してください
はい
はい
安心してください
終わります
じゃあ
破棄もなくなった
破棄もなくなった
破棄もなくなったね
それキッチン一台作ったら
クタクタになる
そうですね
今一台作ったもんね
今納品終わりなんで
納品まで終わったのよ
そうね
クタクタになるんですよ
それキツイよね
はい
よし
じゃあこんな感じなんで
皆さんぜひ
ご相談お待ちしてます
ご相談
やめてこれ
よし
じゃあ
また
来週
バイ
おい
おい
いつまで時間があるんだよ
おい
終わらんのかい
終わらんのかい
初めてやねん
簡単やん
簡単やん
もう一回いこ
最後までお聞きいただき
ありがとうございました
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それではまた
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