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約束だよ
自分
声の日記、2024年4月28日日曜日分の声の日記。
最近チャレンジ始めた朗読のことを残しておこうかなと思います。
週に1回から2回ぐらい朗読をして、それを配信する。
お昼に配信するって決めたんですけども、
まだ新しい朗読読むのは2回目です。
今日収録して、明日のお昼に予約投稿してあるんですけども、
岡本綺堂という小説家の江戸の化物というタイトル、これを少し読んでみました。
この江戸の化物の中には、短編、小さい短いやつが何個か入ってるんですけども、
そのうちの一つだけを読んで、8分から9分、10分以内に収めてあります。
この岡本綺堂さんという人は、私も初めて今回知ったんですけども、
明治生まれて、昭和まで生きはった人なんですね。
小説書いてはって、もともとは新聞記者でらして、物を書く、ストーリーを書いたり、
新歌舞伎の作者としても、途中から有名になられたそうなんですね。
そういう方の書かれた短編の怪談、奇談なんですけど、
ちょっと前もって少しだけ、読んだ感想というか、
今日お話しして、明日お昼以降に配信するので、それを聞いてもらえたらいいなと思うんですけど、
このお話は、どこかとても現実的なお話なんですね。
皆さんもご存知の通り、いわゆる妖怪とか、化け物っていうのはね、
特に江戸のってつくとですね、だいたい人々が、
科学とか、そういう知識もないですしね。
で、夜になると暗いですよ。
明かりといえば、提灯やの、行燈やの、本当に手元しか見えないような、
明かりしかない、そういった暮らしの中で、
やはりね、いろんなものがね、見えたんじゃないかなと思うんですよ。
それは、妖怪が見えたという意味ではなくて、
人の目というのは、暗がりのところに何か動いていたりすると、
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それが想像力でもって、この世のものではない、ちょっと怖いものであると。
いうふうにね、想像して、半ば楽しんでたんではないかなと思うんですよね。
そういうことで、どんなに怖げな現象でもですね、
元をたどっていけば、まあ人の仕業であるよ、というような話なんですね。
それを読んだんですけど、果たしてこれは怖い感じで、
どんな情緒で読んだらいいのかなって、すごく悩んだんですよ。迷ったっていうかね。
結局、どんなふうに読んだのか、
っていうのをここで言ったほうがいいのか、言わんほうがいいのか、今も迷ってますけどね。
あんまり怖い感じで読むのも違う。
違うんですよ。だって、元をたどれば人の仕業っていうことですからね。
でも、でもですよ。それが人の仕業なんやって本当にわかるまでは、
人々はあちこちで噂が流れてね、おひれがついてね、
結構ちょっとほんまに怖い気分になってた人たちもいて、
その間はやっぱり怪談奇談であると、怖い雰囲気。
人々にとってはこれがリアルなんですよね。
だけどどこまでどんなふうに読んだらいいのかなって思った。
結果私が選んだ情緒とは、
こんな話が昔あったよ、江戸時代はこんなことやったらしいよ、
という、そういったお話が好きな、
例えば人の噂話とか、人が困ってあたふたしてる話とか、
そういうのを面白おかしく人に教えてあげたくなる。
そういう人の情緒、そういう人の感情で読むと、
なんかぴったりくるのかなと思いまして、
一応そんな気持ちを込めて読んでみました。
まあね、朗読って言っても本当に本読み?
本読みみたいな学校の授業で当てられて読まされてたような、
ちょっと体裁を作ろうったようなものですからね。
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朗読ってこれいつも言ってええんかなって迷ってますよ。
迷ってますけど人に伝えるときに朗読って言っちゃった方が早いので、
そんなふうに言ってますけどね。
というわけで、明日、月曜日12時ジャストに予約投稿してます。
えぬの朗読チャレンジ
岡本綺堂作 江戸の化物 第1話
池袋の女 これを配信しますので、
どうかお聞き下さって、そして感想なんていただけたりしたらもうえぬは
本当に幸せ幸せでございます。
ということで、これ1000年も兼ねている今日の声日記、この辺で失礼します。
あ、ゴールデンウィーク
たっぷり休める方はいっぱい楽しんでくださいね。
そうでない方も私と一緒に楽しみを見つけましょう。
それではまた。