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この間、「仕事は楽しいものか?」と問われたわけですよ、うちの選手たちに。
で、僕は迷わず答えたんですよね。
楽しいよ、って。
いいよな、コーチは、みたいな。
なんか、そんな仕事してなさそうやし、水泳だけして、楽しそうに生きてるよね、みたいな。
舐めてますよね。
だったら、まあ、よかったなとは思ったんですよ。
だから、僕の働いてる姿、彼らにとって僕が働いてると思ってはないかもしんないね。
物心ついた時から、僕がそこにいるわけですよ。
で、今、小学校4年生とかの子とかは、その子が年中とかの時から僕がコーチでいて、で、本当に疑問もなくずっと僕と一緒に水泳をしてて、小4になった。
だから、「コーチって何して働いてんの?」とかっていうのを聞かれたりしますね。
いや、これだよっていう話なんですけど。
だから、何だろうね。
まあ、働いてるって感覚はない子もいれば、まあ、さすがに高校生ぐらいになるとね、
コーチってそれだけで生きてんの?みたいな、なんか聞かれるんですけど。
まあ、それだけというかね。
まあ、水泳を通してね、生活の基盤を作るっていう生き方はしてるわけなんですよね。
で、まあ、楽しそうだなって思われてるってことは、
それだけ充実した時間を彼らから与えられているとか、
まあ、僕がみんなにそれを与えることができて、僕自身が楽しいとか、
まあ、そういうふうに見えてるんだったら、
なんか苦しくて辛くて働いてる、だから大人は大変だって思われてないだけ、
まあ、彼らにもしかしたら働くことに対しての希望が少しは見せれるのかなとかもね、考えたりしてます。
ただね、まあ、そう言ったんですよ。
言ってもわかんないだろうけど、高校生に言ったんですよ。
生きていくということは非常に大変なことなんだぞ。
働くのはどれをしても何をしても絶対に大変なんだぞって。
じゃあ、なんでお前そんな楽しそうに生きてんだよって。
そこでね、僕はね、思うんだけど、楽しいの定義ってね、前も言ったことあるけど、
ただ遊ぶだけが楽しいだと、まあ、それって仕事にするのは難しいですよ。
どっかなんか好きというものがあるんですね。
好きというものは、あれもこれもこんなこともあって、あんなこともあるけどひっくるめて好きを仕事にしてるから、
まあ、トータルでいくと好きなことをしてるわけですよね。
単純にいくと、8時間寝て8時間働いて8時間自由な時間がある。
寝るとき楽しいかって言われると楽しいとも言い切れないけど、自分で使う8時間は楽しいですよね。
じゃあ、仕事の8時間どうなの?っていうところで、その時間が辛いまま40年働くのは無理だと思ったんですよ。
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だから好きなことを仕事に、一時期ね、流行ってましたよね。
好きなことを仕事に。ただね、幼少期から水泳してるから、好きも嫌いもいっぱい経験してきたんですよ。
嫌なこともたくさんあると思う。でも、もうなんかね、それも含めて好きなんです。
だから高い包容力を持って仕事を愛してるわけですよ。高い包容力を持って。
でもね、ここに至るまではもう辞めたるかなみたいな、あったけど、
辞めたいって思う時に僕は必ず、水泳に関することが嫌で辞めたいんじゃなくて、
人間関係の中で特に自分がやりたいなって思ったことができないっていう状況に、他者の力によってされることっていうのはよくありますよね。
その時に嫌だなって思ったんですよ。
だからこの人の下でやるのは嫌だとか、ここでやるのは嫌だって思って、
結局たどり着いたのが、自分でやれよっていうところに流れ流れてたどり着いて。
今、人生で一番楽しいかもしれないですね。
やらなきゃいけないことっていっぱいあるけど、結局人生40年も生きてきたら全て決断の連続だったわけですよ。
そこで幼少期から僕が親から言われてたのが、あなたが決めなさい。あなたが決断するんです。
これをもう徹底して言われてたから、結局、中学校は別だけど、高校とか大学とか、働くための就職先であったりとか、
一人で自分でやろうって決めたことも含めて、これ全部自分で決めることが僕の中では当たり前だったんですね。
それを人のせいにももちろんしないんですよ。
あいつがこうやって言ったから俺ここに来たのに全然面白くないやんみたいなことは一度も思ったことがないんですよ。
だって自分で決めたもんって思ってるんですよ。
だから、そこで長くやってきたときに、自分が選んだ選択肢を成功にしたいと思ったんです。
僕はこっちに行く。いやお前そんな無理だよって言われたとしても、結局お前良かったなっちって。
そう言われるためにやってた20代もあったかもしれない。
20代はどちらかというと、他者の目を気にしながら自分がかっこいい方に進みたいなって思ってたんですね。
だから自分を選んだ道を正解にしたいって言ったけど、言うだけで力もそんななかったんですよ。
30代になるとね、ある程度現実がわかってくるんですよね。
現実がわかってきたときに、できることとできないことの間にすごく強固な壁があることに気づいたんですよ。
その壁を打ち抜くっていうことは基本的に組織の中にいては無理だなとは考えたんで、
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30代はもしこれ自分でできるんだったらこうしよう、ああしようっていう妄想をめちゃくちゃしてましたね。
だから勝手に社長になる感覚ですよね。これだったら俺だったらこうするかなとか。
それは考えたけど、結局権限がないからできないわけですよね。
で、たまたまね、運良く30代で僕がずっと長く勤めてきたスポーツクラブが閉館するということで、
それを機にいい感じに流れ流れて自分でやるという形に落ち着いたわけですけど、
そこで20代、楽しかったこともあったけど、人間関係というか組織の中にいることに対する、
最初は楽しかった。そこからだんだん窮屈さ、責任が増えたけど権限が増えないとかね。
そんなのとか、30代でやっぱり理不尽は経験するわけですよ、社会に出ていくと。
で、それが嫌で個人で出たわけですけども、個人でやるときってね、その経験がめちゃくちゃ生きてるなって感じがしたんですよね。
あんだけ嫌でやってた価格の設定から、例えばターゲットをどこに絞って、
どこに、昔だからね、ポスティングに行くとか、外販をかけるのかとか、そこからどのくらい返ってくるかの率とか、
返ってこなかったら言われるわけですよね。
だから場所変えたりとか、値段変えたりとか、ネーミングを変えたりとか、
いろんなことをしながら人を集客してスイミングスクールに人が来てもらうように考えてきた20年ぐらいは、
まあまあ、何しても結果はそんなに変わらなかったんですよ。
要は看板掲げてるから、メガヒットするときってだいたいちょっと価格下げてとか、
なんかそんな感じなときぐらいであんま変わらなかったんだけど、
いろんなパターンを打ち出すことができて、その上で給料をもらえてた日々っていうのは、
勉強しに行ってお金をもらってたんだなってちょっと思ったんですよね。
勉強するときってだいたいお金払うじゃないですか。
じゃなくて、給料っていうのはそんなね、いい給料ではなかったけども、
お金をもらって様々な経験をしたことが結果的に今僕は個人でするときに、
じゃあこれはあのときやったらこれに活かせるねとか、
エクセルもそうだし、パワーポイントとかワードとか、
社内メールにより外部とのメールのやり取りがスムーズにできるようになったりとか、
何かを作るときにどんな表を作って、どういう工程でやっていくかっていうのは
だいたい考えてできるようになっていたんですよ。
それはなんかその会社の中にいると当たり前で、
そっからじゃあ何かその会社独特のルールで他では使えないことではなかったんですよね。
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僕の場合はですけど。
だから結局個人になってもスポーツクラブと同じような動きもできるんですよ。
あの反則はだいたいこれぐらいの期間でこれぐらいで打ったらこうやってきて、
こっから人が増えてきてこうなるであろうとか。
ただ今ね、ちょっと難しいなと思う点は、
そういった動きは同じスポーツクラブと同じことをできると思うんですけども、
それをやってたとしても個人ではなかなか自分の魅力を打ち出すことはできないと。
だから大手と同じことはやりやすいけど、
同じことをしてもあんまりその個人でやってることに対してのメリットってないのかなと思ったりするので、
大手があまりやらないようなね、預かりスイムみたいなね。
例えばお母さん忙しいですよね。
じゃあうちが2時間お子さん預かりますよと。
ちょっとお茶室するなり買い物するなりしてきてくださいよと。
その間に末裔を教えますし、
もしその2時間を、例えばプールで夏遊ばしといてくれでも、
もう世界一安全で遊ばせる空間を僕が作りますよとか。
で、そんなんもやってみようと思ったのは僕発案ではなくて、
全然末裔と関係ない人がポンって出したやつを僕が形にして、
そして実際に打ち出すと。
そういうのをやることによって、今までやってきた経験も生かしつつ、
それは反則とか集客には生かしつつも、
こんなんがあったらいいなっていうのを解決できるようにしたい。
で、だからそういうふうな創意工夫をしていく中で、
働くということに対しての僕のトータルの、
総合の評価としては楽しく働いてるよっていうのがあるんですよね。
この働き方を、じゃあ他社の人が、例えば誰かが来て、
楽しそうだから一緒に働かせてくれよって来て働いたとしても、
楽しいと思ってくれるかどうか分かんないんですよ。
僕の楽しいだから。
そこがちょっと難しいところではあるんですけども、
僕は働くことに関して割と前向きで、
やっぱりたくさんの経験を得られるし、
人生に彩りを添えてくれるのが働くということだと思ってるんです。
遊ぶのはやっぱり楽しいですよ。
それはもうかけねえなし、純粋で楽しいじゃないですか。
誰でも経験できることだと思うし、
寝るのが気持ちいいっていうのも経験できることだと思う。
ただ働くのが楽しいなとか、
そこに充実とか経験が積み重なっていけれるとか、
そういったものは得られる人と得られない人がいるし、
逆に別にみんながいなくてもいいと思うんですよね。
お金をちゃんと稼いで、
それを残りの時間で楽しむために使うんだっていうのも、
僕は一つの方法だと思うし、
いやいや、お金はそんなに稼がなくても、
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時間を有意義に使えるようにしたいんだって、
それも一つの選択肢で、いろんな方法があるけど、
トータルで一日を楽しく過ごすって考えていく生き方を、
僕は取りたいなと思うんですよね。
一緒に働きたいなとかって言ってくれる子もいるんですけど、
その時に僕がもし一緒に働こうかなと思ったら、
まず先に言いたいのは、
俺らは何のために働いているかっていうと、
目の前にいるこの子たちのためだよっていうのは、
もう絶対に言っときたいなと思うんですよ。
例えば選手のコーチになりたいですってなったら、
俺たちが働くのはこの子たちのためなんだぞっていうところを、
ちゃんと理解してほしいし、
子どもスクールや大人レッスンも全部そうですけど、
お金のために働きますっていう人が僕のところに来ても、
あまりいい仕事はできないと思うので、
誰のために何のためにっていうね、
今僕朝ドラマ見てるから、
アンパンマンの主題歌みたいになってしまったけど、
そこってすごい大事なことかなと。
誰に向いて自分がエネルギーをちゃんと発することを
大事にしているのかっていうのを、
理解してもらってた方が楽しく働けるんだろうなと。
でも、選手たちに何かコーチしんどそうとか、
面白くなさそうとか、
もしくは保護者の人に、
あのコーチいつも元気ないよね、何か吐きないよね、
何か嫌だよねとかって思われだしたら、
僕はやっちゃいかんと思うんですよ。
今のところ、まあ多分ですけど、
うちの保護者たちは、
またコーチがこんなこと言い出したよ、どうする?
いや、とりあえず行くよ、みたいな感じで、
夏の合宿とかも多分来てくれてると思うし、
またなんかあんな風なこと言い出したよって、
どうなるんかな?でもいいんじゃない?やりたそうだし、
みたいな感じで付き合ってくれてるんだと思うんですね。
だから僕はでも、やっぱりそこに感謝してるんですよ。
好きなようにやらせてもらってることに感謝してるので、
今のところは特に文句は言われてはないかなと。
子供たちはどうなんだろうね。
ちっちゃい頃から一緒にいるから、
僕のことがどう見えてるかわかんないんですよ。
この間びっくりしたのが、
小5の女の子なんですけど、
この子は僕6ヶ月ぐらいからずっと
スイミングで出会ってから見てるんですね。
ベビーから見て、
年中3で育成コースに来ませんか?言って、
そのまま小3で選手にあげて、
今は小5と。
その女の子が、この間ね、
友達に、隣にいる女の子に、
コーチってヒゲ生えとったっけ?って言ったんですよ。
僕ね、めちゃくちゃヒゲ生えてるんですよ。
え、こいつ、俺のヒゲ見えてないと思って。
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一緒におりすぎて、
あれが輪郭だと多分思ってるんですよ。
揉め上げとか顎までのヒゲが。
あれコーチの輪郭、絵描いた時の黒いやつみたいな。
そんなことあるかいって思ったんですけど。
それぐらい一緒にいる時間も長いし、
いろんなところにも遠征に行ったので、
輪郭っていうと親御さんに対して、
そんなことはなかなか言えないけど、
自分の子供のように大切に扱う。
ただ、僕の大切っていうのは厳しい優しさだから、
本当にビシッというところはもちろん言うけど、
そんな感じでずっと一緒にいるという感じではあります。
ずっと一緒に居続ける権利がある人っていうのは、
それなりの結果を出す人だと僕は思うんですよ。
だから輪郭は大切じゃないですか。
結果を出さないコーチに輪郭を預けたくないですよね。
だから僕はこの子たちと一緒に居ようと思うと、
やっぱりそれなりの結果を出さないといけない。
それが僕自身のプレッシャーになって、
いい感じに仕事ができてると思うので、
一緒に居たいから仕事をしてるのか、
仕事をしてるから一緒に居れるのかっていうのは、
今となってはよくわかりませんが、
楽しいっていうのは、
それもいろんなことをひっくるめて楽しい。
そうやって楽しそうにやってるよねって思われてるのが、
コーチにはもしかしたら必要なのかもしれないですね。
嫌々とか、暗くてとか、いつも怒っとるとか、
そんなんではない状態で見えてるんで。
本当にね、女の子とかやっぱり口が立つので、
中学生の後半ぐらいからはね、
もうコーチちゃんとしてよみたいな言われるんですよ。
男の子は僕のことは怖くてあんま言えないかもしれない。
女の子は結構言ってくるんですよ。
だから僕はちょっと気を抜いてふーってしてる時に、
ほらまたそんなに、みたいなことを言われるんですけど。
まあまあ、女の子の方がやっぱりしっかりしてるよなって。
男の子はこれやっといてって入っててシュッて、
片付けといてシュッみたいな感じでやってくれるけど、
女の子はそれぐらいだったら自分でやったらいいや、
みたいなこと言われるんですよ。
まあまあ、でもまあいいですよ。
男も女も含めてね、みんな本当に可愛くて、
そして成長をちゃんとしてくれてるのでね、
この子たちのためにもね、
僕はビシッとせなあかんなとは思っております。
ということで、めちゃくちゃ長くなりましたが、
これで終わります。
それではまた。