求人への応募
お聞きの皆様、お運ばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
雑という、どうしようもないうちの社員が、間もなく辞めるという話を、過去に2回ほどさせていただいているんですけれども、
これに、やはり、たとえそれが雑であっても、うちのような余裕のない会社にとっては、まあまあダメージがあるので、
けちなね、うちの社長もですね、慌てて、今、求人を出したりとかしてるんですね。
で、そしたらですね、昨日なんですけれども、たまたまね、社長と一緒にいて、社長がね、パソコン見ながらね、うおーって言い出して、
どうした?どうした?って言って、そしたら、今、求人出してた、求人サイトの方からね、応募が来たっていうのでね、びっくり業展で、
求人出してて応募が来ただけでね、大騒ぎっていうね、これをね、聞いてお分かりのようにですね、もう何度も何度も言いますが、
うちのような小さな会社にね、今みたいに売り手市場だから、つまり就職したいと、職を求めている人たちはね、まあちょっと相当ね、今は、
なんて言うんでしょう、低手あまただと思うんですよね。で、まあとにかくね、うちに応募があったっていうのでね、慌てて見てみるとですね、
非常にね、あのすごいスペックが高い人なんですよ。で、まずね、この方は女性で、でね、なんとね、段階ジュニア世代、ドンズバなんですよ。
うちの夫と同い年で、昭和47年生まれ。でね、なんとね、この方はね、短大出た後、ずーっとね、某大手ハウスメーカー、
もうこれはね、もう日本中つつ裏裏にある、まあ誰もが知っている、まあ超大手ハウスメーカーです。ここにね、なんか短大卒業してからね、ずーっとこのね、今の、今現在、50代前半までね、ずーっとお勤めの方なんですよ。
で、まあこうやって長く勤めていて、その、たとえそれがハウスメーカーだからといってね、その設計とかインテリアに携わってない可能性もあるんですけれど、
職歴を見てみるとね、えっとね、この室内装飾、だからインテリアのことですよね、あと照明計画、あと空調計画、空調ってエアコンですよね、エアコンの計画、あとはね、これ結構貴重なんですけど、造作家具の設計もやってたっていう風にね、職歴に書いてあるんですよ。
だからちゃんとこういうインテリアとか内装とかの仕事に携わってた人なんですね。だから設計はやってないんですけれど、インテリアコーディネーターの仕事を主にされてた人なんですよね。
で、あの資格もインテリアコーディネーターと、あとね、インテリアプランナーっていうね、もう一つこれはね、割とあまり知名度がない資格なんですけれど、実はね、すごい難易度の高い、えっとね、すごくいい資格なんですね、これ。
これはね、レベルで言うとインテリアコーディネーターと二級建築士のちょうど間ぐらいの難易度で、めちゃくちゃ実はね、簡単に今言ったみたいな二つの資格の間って言ってもですね、実は微妙にカバーしている守備範囲がちょっと違うんですよね。
インテリアコーディネーターっていうのはあくまでも住宅、人の住まいに特化したインテリアコーディネートなんですけれど、このインテリアプランナーの方はですね、二級建築士にも、えっとね、二級建築士持っている人はちなみに学科試験免除されるんですよね。
その代わり実技試験がめちゃくちゃ難しくて、二級建築士の実技試験とも全然内容が違って、えっとね、レストランとか、あと学校の食堂とかカフェテリアとかね、あと教会、ウェディングチャペルみたいな教会の設計およびインテリアプランみたいなね、そういう課題が出るんですよ。
かなり難しくて、これだって制限時間内に設計もして、なおかつね、パースって言って、あの立体のね、この、だから、えっと、この奥行きのあるあのイラストありますよね。あの絵をね、描かなきゃいけないっていうね、すごく難しい試験で、多分これ私、受からないなと思うぐらいね、難しい試験なんですよね。
女性のキャリアと就職環境
だから、えっと、主に店舗設計とかね、される人はすごくいい資格だと思うんですよね。で、こんなのもね、お持ちなんですよ。うん。でね、で、まあ私はこれ、この彼女のこの履歴書見ながらね、いろいろね、なんか年も近いしね、同世代で、で、なんかね、いろいろいろね、なんか思いが込み上げてきてね、で、社長相手、なんかね、ベラベラベラベラな愚痴ともつかない、なんかいろんな話をしてしまってね、
つまり、私ほとんど同世代で、で、このね、二十歳で、短大出てからね、この当時のこんな大手企業にまず就職してるってことも、すごいことなんですよ。で、私の世代はね、あの、彼女と私の間には二、三歳の歳の差があるわけなんですけれど、まだ私の世代はギリギリ、短大に出て即就職してる人はね、それなりにいい会社とかにね、入れてる人もいるんですけれど、
もう大学出てるこの、だから、短大と四年生大学のこの二年のこの落差の間にですね、一気に景気が悪くなっていってるんで、就職が男女ともにできなかった世代なんですよね。で、特に女性の場合は、男性はね、すごく厳しかったし、女性の場合は、あの、男性よりは、えーとね、割と、あの、仕事自体見つけることはね、あの、簡単ではあったものの、非常に条件が悪かったんですよね。
契約社員であったりとか、えー、派遣社員とかね、うん、つまりその、ちゃんと正社員で雇ってもらうってことがすごくすごく難しくなってた時代に、えー、まあ、彼女の場合は、だから、私よりちょっと下なんで、さらに、景気が悪かった頃にですね、あの、短大を出ただけとは言っても、えー、即ね、こういう大手企業に就職できてるっていうのはすごいことなんですよね。で、まあ、正社員で、でね、この、だから、ずーっと二十歳から、まあ、三十何年間ね、ずっと一つの会社にいたんですよ。
うーん、で、まあ、また、まあ、ここもね、えー、この時代は、だから、就職も難しかった上に、まあ、この奇跡的に、まあ、就職できたとしてもですね、えー、女性には、もう、あまり、その、えー、会社っていうところは全然期待をしてないんでね、えー、ある程度若くて可愛い子を、まあ、就職させてね、えー、自分の自社の男性社員の、まあ、結婚相手としてね、あの、採用してるっていうのが実はあるんですよ、裏の目的としてね。
うーん、今、今だと、まあ、ちょっと信じられないことですけれども、これはもう普通に、あの、あの、表だっては言わないけれども、裏側の、えー、事実として実際そういうこと、大手企業ってのはどこもやってたんですよ。
さらにですね、この女性には総合職と一般職っていうね、えー、もう、なんだよ、それっていうね、あの、言葉だけ聞いても、なんか、いまだによくわかんないっていうか、うん、で、そういうのが、まあ、あの、職、職務が、えー、職歴、えー、なんて言うんでしょう、職、職業の種類がね、分けてあってね、で、総合職っていうのは、まあ、いわゆる普通の男性と同じように、えー、まあ、あの、将来の幹部も目指せるっていうか、まあ、いろいろその、えーと、制限なくね、あの、キャリアパスが築ける一応、
あの、雇用業態だという風になってるんです、表向きはね、でも実際は違うんですよ、えー、全然男の人と給料も実は違ったり、えー、男の人みたいに、あの、いろいろ、あの、やりがいのある部署に入れてもらったりとかね、そういうの全然ないんですが、まあ、一応、まあ、そういう風になってるのが総合職。
で、一般職っていう方は、もう、初めから、もう、事務職っていう風に、もう、ビシッとね、もう、やることが決められてるんですよ、だから、総合職よりも、えー、いろいろね、あの、制限がかかるんですね、えー、まず制服を着せられる、あともちろん給料も総合職より低いんですよ、で、その代わり、えー、なんだ、あの、転勤とかが、まあ、なかったりね、あと残業もあると言っても総合職ほどじゃないとか、数字を競わされたりしないとかね、そういったことがあって、まあ、当時はですね、
女性はね、どちらかというと、まあ、結婚相手を見つけるために就職してるっていうところが、まあ、ありましたんで、ね、こう、大手企業にとりあえず、まあ、入って、で、まあ、事務員しながら、あの、適齢期までにですね、この社内で、まあ、それなりに条件の良さそうな人を見つけて、社内恋愛して、結婚して、ことぶき退社していくっていうのがね、わりと一般的な、あの、ライフパスだったんですよね、これがね、キャリアパスじゃなくて、ライフパスだったんですよね、うん、なのでね、この、まあ、履歴書の女性に戻るとね、
だからずっとね、短大出てから同じ会社にずっと今までいたってことは、まあ、結婚してない可能性も高いかなとかね、思って見てるんですよね、うん、結婚しててね、あの、バリバリ大手企業に働き続けてるっていうのは、まあ、相当大変なことなんでね、で、もちろんその可能性もあるんですけれども、まあ、我々の世代に、あの、そういう、あの、人はかなり少ないんでね、うん、結婚してない可能性はあるなとかね、思ったりとか、
それでね、今思い出したんですけれど、私、あの、あの、自分とね、あの、同い年の友達に、S建設ってね、超大手、あの、ゼネコンで、あの、働いている、ね、今も働いている友達がいるんですけれど、だから私と同い年なんで、で、彼女の場合は短大出て、S建設にまあ、一般職で入ったんですよね、で、だから、本来であれば、とっとと結婚して、適齢期で辞めてってほしい要因なんですよね、当時の日本企業ではね、なんですけれどね、ずっと彼女ね、
結婚しないでね、30代前半ぐらいまでずっとね、独身で働き続けてたんですよね、で、まあ、この時代はね、まあ、残酷な時代なんでね、まあ、もうね、20代後半から30代前半ぐらいになってくると、だんだんだんだんね、この制服ずっと、制服組でね、居させられて、で、もう毎年若くてプリプリの猫たちが次々入ってくるわけじゃないですか、だからもう嫌わなくね、オツボネ化していくわけですよ
で、まあ、そうやってね、だからわざと、あの、どんどんどんどんね、そうやって若い子たちに親鎮退社していって、まあ、おばさんにはね、居づらいような環境をどんどん作って、とにかくやめてほしいわけですよ、で、もう肩とかね、叩かれまくって、でね、30代前半の頃はこの人はちょっと病んでてね、それこそ今で言う自分業みたいなね、ことをちょっと探したりとかして、この時代はね、インテリアコーディネーターのね、あの、資格取ろうかなとかって勉強しだしてね、で、インテリアコーディネーターの資格取ってね、
ちょっとでも、まあ、自分は一般職なんで、あんまりそういう設計とかインテリアと携わるようなね、部署にはいないんだけれども、もうちょっと社内で、あの、もうちょっとやりがいのあるね、あの、ポジションに行けないものかっていうことでね、ちょっとそんな資格取ってみたりとかね、うん、したり、いろいろね、彼女自身も悩んでる時期がありましたが、結局ね、どっかでね、彼女吹っ切れて、え、33か4ぐらいの時にね、思い切って婚活とかを始めたんですよね、
そして、えっと、5、6歳年下の男の人をゲットして結婚したんですよ、で、この、私たちの世代なんでね、まだ5、6歳下って今だと別に全然大して下っていうか、感じしないですよね、今、年下と結婚することっていうのは全然普通なんで、でもまだね、私たちの若かった頃っていうのはね、そんな5歳以上年下の人と結婚するっていうのはまあまあ、あの、ちょっと珍しかったんですよね、で、
まあその、だから彼女が33ぐらいの時に相手が6歳年下なんで、まだ20、え、だから6、7だったんですかね、うん、だからね、ちょっとやっぱ頼んなくって、で、あの、そんなに稼ぎもないのにね、え、彼女と結婚した途端にね、なんか仕事やめちゃってね、で、大学に入り直したりとかって言い出したらしくって、でもそれもね、でも彼女はいいよっつって、で、彼女はずっと、あの、あの、ずっとね、独身が長かった間、
高スペック女性の応募
えっと、実家暮らしだったんでね、あの、ちゃんと貯金貯めてたんですよね、で、お金めっちゃ貯めてたんで、まあ旦那にその大学に行かせるお金とかもちょっと援助してあげた上に、家もね、あの、頭金どんと払えるんで、家もちゃんと買ってね、で、まあそれでずっと、だからS建設をやめることなんかもね、ちょっと頭をよぎってた時期もあったのにね、結局ずっとそのままだから結婚して、まあ働き続けてるうちに、まあ次子供ができたんですよね、うん、で、
え、そしたらね、今度ちょうど旦那、そんなね、バリバリ仕事してないっていうか、大学院行ってる頃だったのかな、うん、だから、あの、自分がまあ子供できた時に、で、まあ大手、大手企業なんでね、ちゃんとあの時代から育休とかね、産休とかの制度も整っていて、もう、もう全部ね、そういう大手企業の、あの、そういう貰える権利は全部ね、駆使してですね、で、子供を無事に産んで、で、産んだら産んだで今度は旦那がね、暇してるんで、まあ旦那にその家事、育児を分担して、
育児を分担してもらって、で、自分はバリバリ仕事をちゃんと続けてですね、で、二人目もまたそんな感じで、あの、作ってですね、で、まあ彼女だから今もね、ずっとまあそうやってS建設で働き続けてて、で、旦那さんがね、今何してるか聞いてないんですけれど、まあ、まあでもとにかくね、今すごく上手くいってるんですよ、だから、あの、ちゃんとね、でもこんな人生を送ってる人、あの、私と同い年の人にはね、全然いないんで、
今思うとね、すごいあのイノベーターっていうかね、あの、新しい生き方をね、あの、してたなあと思ってね、あの、かっこいいんですよね、今思うとね、だからその別に生き生きとね、自分のやりたい仕事にたまたま巡り合えなかった、だからその仕事のキャリアという面では自己実現結局できてなかったのかもしれないんですけど、諦めずにね、
だってS建設で、あの、一般職といえどもですね、なんだかんだ言って10年20年といる間に、やっぱ給料着々と上がっていってたしね、で、まあいろいろ大手企業ならではのいろんな特権もあって、で、そういうの全部駆使して子供2人ね、作って、で、まあちゃんと家も手に入れてね、彼女の経済力のおかげで、で旦那にもある程度、そういろいろ自由にさせてあげ、あげれてね、で、今ちゃんと幸せな家庭をずっと円満にやっててですね、
で、なんだかんだ言って今時代が変わりましたんでね、あの昔みたいにその女性社員だっていうことで礼遇される時代じゃなくなって、でむしろもう彼女みたいにそうやって長年頑張ってS建設で勤め上げてきてくれた女性社員ということで、今めちゃめちゃ大事にされてて、すごいちょっと偉くなってるんですよね。
こういうね、だからなんていうかこう逆算でね、結局勝つ人もいるんだっていうね、なかなかね、いいね、この結果的にはね、このすごいキャリアパスを手に入れてるんですよね、まあまあってそんな人がいたりとかっていうね、でもそれはとてもとてもレアなケースで、またちょっと話がだいぶそれちゃったんですけど、また履歴書の女性に戻るとね、だから一体彼女ね、この20歳からずっとこの大手企業でずっと働けていてね、
そこそこ年収もね、だから多分もらってるんですよね、この履歴書見てるとね、なのにね、うちみたいな霊災企業になんでっていう、だからもちろんね、これまだ応募してくれただけなんでね、実際これ面接ぜひ来てくださいということで、一旦うちも返信返してるんでね、
こんな人なんで多分どこの会社も面接まではね、是非是非っていう感じで多分どこもね、多分会うとこまで行くと思うんですよね、だからその中で彼女がどこを選ぶかってなった時にね、うちなんか多分選んでくれないと思うんですけれども、いやーすごいよなと思ってね、だからほとんど同時代の人なので、
いろいろね、なんか想像が、同じ時代を生きてるんでね、あのなんか想像ができてしまうから余計ね、この履歴書見ながらね、いろんなことをね妄想してしまうんですよね、でまだ今回ねこれは大手転職サイトから来てて、でまだね、この応募に対して面接を取り付けるとこまで行ってないんで、写真とかまだ開示されてない状態なんですよね、
名前と生年月日とあと職歴まで見ていて、顔写真とかまだ見てないんですよ、今ってそうなってるんですかね、でとにかくだからどんな人なのかわかんないんですけど、とりあえず今度だからあの面接まで行けたら私が面接するんですけれどね、非常に楽しみにしてるんですよ、だからね、どうなることやらっていうね、ただ一つだけね、
うちを希望した、唯一悲しいんですけど、唯一考えられることがあるとすると、それはね、うちの会社の立地なんですよ、彼女が住んでいる今の現住所が、うちの会社の本社に非常に近いっていうのがあって、ちょっとね、段階順になってて、なんか家が近い方が楽だわとかね、思ったのかなとかね、いろいろ思って、何にせよですね、
こうなってくるとね、この条件だけ見てる限りは全然もう申し分のない人なので、あとは会ってみて、どういうお人柄なのかとかね、そういったところが一番鍵になってくると思うんで、そこはね、12分に見極めなければいけないんですけれど、
いやー楽しみだわーと思ってね、雑がね、7月いっぱいで辞めていき、こんなすごいなんか冗談な人が、なんか面接ね、来るか来ないかわかんないですけども、応募してきたっていうのでね、ちょっと、ちょっと今どよめてるというか、あのね、こういう霊災企業で、もう何度も何度も言いますが、霊災企業にね、いい人が来ないっていうのはね、もしかしたらね、ただわかんないんですよ。
こういうね、一見条件がいい人がね、実は非常になんか、人としてはね、変な人だったりっていうね、そういうことをね、なんかすごい気難しいおばさんの可能性もあるんでね、まあまあちょっと楽しみにしているっていうことでね、今日はちょっとお話ししてみました。
面接の楽しみ
また次回ね、この面接あったかなかったかとかね、含めてまたご実談もぜひ報告させていただこうと思います。はい、それではごきげんよう。