中村敦彦の影響
お聴きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
珍しく、めちゃくちゃ忙しくなってきて、今朝収録してるんですけれども、
中村敦彦さんの、石橋貴昭の県の配信が、とてもとても、すごく胸に響くというか、さすがだなと思って聞いていました。
昨日と、そして今日とね。結局、私も、昨日の配信だったかな。
あ、一昨日になるんですかね。
あの、敦彦さんについて配信したんですけれどもね。
で、今朝もまた中村さんが、敦彦さんの県で配信されていて、そうだよねと思って、
ちょっとそこから私もインスパイアされて、話をちょっとしたいんですけれどもね。
敦彦さんが、だから1961年生まれなんですよね。
私は敦彦さんは、全然トンネルズはそれなりに好きでした。
男性の人たちが、その敦彦さんを崇めた、みたいな感じはないけれども、
クラスの人気者が、そのまんま芸能界の頂点に行ったっていう感じで、
どこまでも敦彦さんは、だから、敦彦さんの魅力、敦彦さんというかトンネルズの魅力っていうのは、
俺らは素人だと、素人が頂点まで行ったんだっていうスタンスが、すごい受けたんだと思うんですよね。
何か特別歌を歌ったり、演技をしたりっていうんじゃなくて、
本当に一素人が芸能界で成功しているんだっていうね、その立ち位置が面白くて、
それをいつも敦彦さんたちはやっぱり分かっていて、
だから自分の舞台、裏方の仕事をしている人たちと一緒に、
野演というグループを組んだりとか、自分の番組に素人を引っ張り上げたりとかっていう、
ああいうコンセプトも、割とトンネルズの番組がやったのが最初だったんじゃないかなって気がするんですよね。
だから裏にはやはり秋元康っていうね、その仕掛け人がいたからこそだと思うんですけれど、
忘れてはいけないのがですね、ボイシーで私が応援している伊藤陽介さんも秋元康プロデュースですよね。
一サラリーマンが芸能人になれるっていうんですかね、タレントになり得るっていう、
その一般人のタレントみたいなものに目をつけたのが秋元康だったんでしょうね。
だから普通の平凡な女の子たち、女子高生たちがアイドルになったりですね。
だから石橋貴昭と木梨則武のような、普通の高卒の男性がタレントになったり、
伊藤陽介さんも東京プリンっていうね、サラリーマンがタレントになるみたいな、着眼点は全部同じですよね。
なんとなくそのノリも、私以前伊藤陽介さんの番組に出させてもらった時も言ったことがあるんですけど、
伊藤さんってちょっと高さを彷彿とさせるところがあって、それはね、伊藤さん的にはなんかすごい侵害だったみたいなんですよね。
俺はどっちかというとダウンタウンの方が好きだったっていうね、トンネルズはあまり好きじゃなかったっていうんですけれど、
やはりですね、ダウンタウンとトンネルズ論みたいな芸能論を語るほどに、私はどちらの2チームも詳しくないのでね、
本当に私の主見だけを軽く言うにとどめたいんですが、ダウンタウンはね、やっぱり言ってもですね、圧倒的な笑いの天才なんですよね。
だからこの人たちはね、芸人、新生の芸人なので、ここはね、トンネルズとか秋元プロデュースの人たちとはね、ちょっとね、線を隠した方がいいように思うんですよね。
これはどっちが偉大だとかすごいって言ってるんじゃなくて、出発点が違うっていう。
だから、なんて言うんでしょう、そもそもものが違うっていう、ジャンルが違うって言ってもいいぐらいの違いがあると思うんですよね。
たまたま同じ時代に芸能界っていう枠組みで成功した2組なんで似てるように思われますけれど、トンネルズはやはり芸人ではないと思うんですよね。
ダウンタウンもタレントっていう枠組みとは違ってやはり芸人だと私は思うんで、よく似てるようでも違うと思うんですよね。
なんとなく伊藤祐介さんはトンネルズ的なカテゴリーに入るんじゃないかなってちょっと思ってました。
話をまた進めると、今朝の中村さんの配信は本当にそうだなと思って聞いたんですよね。
タカさんがパージされたということは、タカさんに影響を受けた人たちにも一定数パージされる人がいるっていうね。
世代に見る影響
だからその世代論に全部当てはめてしまうと大げさだっていうね、春木先生の意見も確かにそうなんですけれども、
春木先生ってまた絡んで申し訳ないんですけれど、親父論ね、中村さんの親父がパージっていう、
親父がだからフォロワーに出てきたらまずいですよみたいな発信から自分が遠慮するみたいなのもこれもまたちょっと大いなる勘違いで、
誰も春木先生のことをそこらの親父と一緒にしてるわけがないんでね、それでコメント控えたりとかっていうのはちょっとやめていただきたいなと思って、
春木先生からコメントついたらみんな嬉しい人しかいないと思うんでね、その辺の誤解もちょっと春木先生らしくて愛おしいのかもしれないんですが、話を戻すと、
タカさんに限らずですね、私はタカさんはそれなりに好きだった程度なんですけれども、
私にとっての、一部の男性たちにとってのタカさんに該当するのが、例えばね、町山智博さんとかになるんですよ、私は。
町山智博さんは映画評論家なんですけれど、やはりですね、タカさんたちは体育会系のりですよね。
でもね、町山智博さんみたいな文系の人は文系の人で、やはりホモソなんですよね。ホモソーシャルなの、ウェイウェイののりっていうのは体育会系であろうが文系であろうがあって、町山智博さん及び町山智博さんと仲がいい、
色々文系の男子たちの集まりというか派閥があったんですよね。実は大好きなライムスターの宇多丸なんかもヒップホップのスターなんですけれども、この人もサブカルが大好きな人なんで、町山智博さんとかね、その辺りの人たちのことはすごい尊敬していたと思うんですよね。
でも、なんとなくこの町山さんも今でも映画評論とかはすごいなって今もすごい思ってるんですけれど、なんとなくね、やっぱり発言とかね、発信している内容とかにうーんっていうのが出てきていて、町山智博さん含め、もろもろこの世代全体かなっていう気もしてきたんですよね。
つまり、タカさんが1961年生まれ、町山智博さんが1962年生まれとかね、大体この辺りなんですよね。で、やっぱり私も段階ジュニア世代なんで、どうしてもこの辺りの世代の人のことに尊敬している、尊敬というか好きな人が多いんですよね。
ちょっと自分より一回り前後、上の人たちを見て育っているんでね。で、例えばもうちょっと上ですけど、マドンナとかね、その辺りもこんな素敵な人が出てきたみたいなんで、敬うのって大体自分の10歳上ぐらいの人を憧れてね、成長するっていうのがほとんどの人だと思うんで。
で、今言ったタカさんとか、町山さんとか含め、このね、だからバブル世代ですよね。なんか全体的に、なんかね、もう一抜けた感がすごい感じられるんですよね。
で、今日、中村さんからね、私がボイシーの中村さんのおととい、おとといの配信、あ、昨日の配信にコメントをつけたんですが、それに返事をくださって、で、タカさんがやっぱりダメになったっていうのは、もう自分が上級国民だって勘違いしたからだって書いてあって、それそれって思うんですよね。
町山さんもそうですし、あと私がちょっと見受けられる一部パーソナリティーとかインフルエンサーとか、こういった人の中にもね、やはり一抜けた感がすごい感じられる人がいて、もうね、もう本当に死ぬまで悠々自摘なだけの財産を貯めることができたんだと思うんですよね。
経済的にも一抜けた、そして自分の社会的地位も、もうここまで来たら大丈夫だろうっていうのがあるんだと思うんですよね。
自分たちが過去にやり遂げてきた遺産で、その経済的にも社会的にももう安泰だろうっていうね、ところにたどり着いた感がすごい感じられるんですよ。
子供も、この人たちは子供がいて、子供ももう社会人になって育て上げたっていうね、いろんな点でやり抜けた感がすごいあるんですよね。
だからそれがね、なんかこう最近のブレブレな態度とか、発言とかにつながっているのかなっていうのはありますよね。
建築家とその評価
でも何をやらせても、なんかね、もう小手先でやってるっていうのはありますよね。
だから私もね、あと10歳、年を取った時にどうなっているのか本当に分からないんですけれど、
年を取ることだけは絶対に避けれないんで、自分がどういうふうにね、60代の自分がどういうふうになっているのかっていうのは、
もう全く分からないんですけれど、でもね、ふとね、こんないろんな中村さんの発信とかね、いろいろ聞いててふと思ったんですけれど、
つまり成し遂げちゃダメなんだっていう。だから今の自分に私はなんだかんだ言ってすごいね、
だから段階ジュニア的なすごい屈折感っていうのを私は持ってるんですよね。
だから全然経済的に、もう全然ダメだし、一生働かなきゃダメだと思ってるし、
体が動く限りは働かねば、みたいなね、もう本当にもう喫水の労働者階級だっていうもう自負があるんですよね。
だからもうこれだけ金貯めたからもう大丈夫だみたいなところには到底立ててませんし、
で、あと仕事もですね、もうここまで私はやり遂げたと。
例えば大阪で今、安藤忠夫の大々的なイベントをやってるんですよね。
これもちょっと行かねばって思ってるんですけれど、
安藤忠夫は私ちょっと話それるんですけど、あんまり嫌いな建築家なんですよね。
全然あんまり評価してないって偉そうなんですけども、そういうあんまり好きじゃなくて。
それはね、理由があってですね、安藤忠夫がいかにペテン師かっていうのをね、やはりいろんな人から聞いてるんですよね。
一応私もこの建設業界の片隅の片隅の片隅にいるんでね。
で、例えばですね、この建築家で本物というふうに思う人は、黒川希少とかなんですよね。
黒川希少っていう建築家は女優の和顔彩子の夫としても知られる人で、
確か東京都知事選にも立候補したことありますよね。
この人はこうやって色々なんか変わった面白い人なんですけれど、やはりね天才的な建築家だったそうです。
黒川希少の事務所でね、設計事務所で働いていたアシスタントだった人が知人にいるんですよ。
で、やっぱり本当にすごい人だったと言ってましたね。
安藤忠雄の影響力
だからこう黒川希少みたいな本物の建築家と比べるとね、もう安藤忠夫なんていうのはね、本当にね詐欺師だっていうふうによく言ってるんですよね。
この黒川希少の弟子だった建築家がね。
やっぱりそうかーとか思って、あんまり好きじゃなかったんですが、私が考えを変えたのは直島に行ってからなんですよね。
直島っていうのは瀬戸内海にね浮かんでいる島で、香川県ですね。香川県の中にある島なんですけれど、この界隈で直島を中心としたところでね、瀬戸内ビエンナーレ、
え、ちょっと待って、トリエンナーレです。すいません。
瀬戸内トリエンナーレって、瀬戸内芸術祭みたいなのをね、3年に1回やってるんですよ。
これ行った時にね、いやーすごいなと思ったんですよね。
あの安藤忠雄が設計した美術館、地中美術館とかもろもろあるんですよ。
この安藤忠雄だけじゃなくてですね、さらに大好きな瀬島和夫とね、建築家の瀬島和夫と西沢隆恵とかのね、建物とかもね、そこら中に建ってるんですよね。
瀬島美術館っていうね、直島からちょっと行ったところにもう一つ島があって、ここに瀬島っていう島があって、ここの瀬島美術館とかも素晴らしいんですよね。
中にある展示物も素晴らしいんですけれど、この美術館の建築自体がすごくて、
この瀬島内海のこの直島を中心としたね、この界隈の一大アートスペースみたいにしてるんですよね。この香川県、この瀬島内海の一角をね。素晴らしいんですよね、本当に。
これを仕掛けているのが、ベネッセグループとそこから依頼されている安藤忠夫なんですよね。
こういう一大プロジェクトとかをプロデュースしたりとかですね、発起人になったりとかね、大きな大きなイベントのアイディア出したりとかっていうときに、
安藤忠夫的な人っていうのはね、すごい力を発揮するんだなと思って、ちょっとね感動したんですよね。
だから正直言ってね、この建築物一個一個の評価というよりは、安藤忠夫のああいうちょっと口から、だからビッグマウスって言うんですかね。
話を大きく大きく言う、関西人の口から出まかせ言う親父みたいなのが、ここまで大きなプロジェクトを動かすには、これぐらいビッグマウスの人の原動力って必要なんだなってことを痛感しました。
だからここは今、まだ発展途上なので、まだまだね、ここは発展していく余地があって、トリエンナーレなんでまた来年ですかね。来年とかあるんでね、もう絶対行こうと思ってるんですよね、これね。
平凡さの受容
話を戻すと、だからこういうね、安藤忠夫的なもの。
安藤忠夫はちなみに今80代前半なんですよね。83歳だ。まだまだこういう国家プロジェクトとか、海外にもいろんなプロジェクトを持っててですね、もちろん安藤忠夫事務所があるんで、若手の自分の弟子たちが実際の建築は作ってるわけなんでね。
だからもう安藤忠夫が仮にいなくなったとしてもですね、安藤忠夫事務所及び安藤忠夫の遺伝子を引き継いだ若手たちがずっとこれからもいろんなプロジェクトを動かしていくっていうね、壮大な、もう果てしがないところにいるんですよね。
話がだんだん膨らませすぎてね、どう収集していいか困りながら喋ってるんですけれど、でもここまで成し遂げてもですね、まだ枯渇しない野望とかビジョンがある人はね、いいなと思うんですよね。
でもね、ここまでいかない私のような平凡な人間はですね、いいんだってそれでって思ったんですよね。だから中途半端に成功したらもうそこで一抜けたって思って、そっから成長がピタッと止まるみたいなんですよね、どうもね。
さっき言ったタカさん的なものとか、松山さんとかね、そういう風になると、私とか一緒にしたら失礼なんですけれど、同い年のライムスターの宇多丸とかはね、ちょっとがっかりしてると思うんですよね、今のこの世代の人たちに対してね。
だからやっぱりね、初心を忘れてはいけないっていうのとか、初心を忘れないっていうのは、20歳ぐらいの若者だった時から50、60になっても同じ気持ちでいるっていうのはかなり厳しいことなんで、
だからね、達成してないっていうんですかね、およそ自分が成し遂げたいと思っている到達点に全く達していないっていうことが、私はそれはもう情けないっていうふうに思ってたんですけれど、いや、良かったんだっていう風に思ったりするんですよね。
到達、むしろしないことが、いつまでも若々しさを保つとか、いやまだまだだ、私はまだまだダメだって思っていること自体が人として成長し続ける原動力になるのかなって思ったりして、だからいいんですよね、それでね。
だからもう億万長者になったり、仕事で押しも押されもしないような、名誉賞みたいなね、なんとか勲章とかもらっちゃうようなことになっちゃダメなんだっていう、なんかね、ポジティブに撮りました、私は。
ポジティブ、ポジティブです、本当に。もしくは、安藤忠夫のように、もう死んでもなお尽きぬ、すごい野望とビジョンみたいなものを持っている、このどちらかしかダメなんだっていう風に思ったりした朝です。
はい、今日は夜ですね、アースウィンドアンドファイヤーのコンサートがあるんですよね。でもこれでノリノリで、過去の音楽を、私が中学の時にドハマリして、ずっと愛し続けるアースウィンドアンドファイヤーの音楽に浸りながら、今日はちょっと盛り上がってこようと思ってますので、
もし、余力があればですね、コンサート終わった後にね、またちょっとこのノリノリの熱い気持ちのまま配信できたらなと思っています。というわけでね、今日はこれで終わります。やはりバブル世代はムカつくっていうね、それが結論ですかね、位置抜けてんじゃねーよっていう話でした。はい、ごきげんよう。