女性に対する偏見
お聞きのTIさん、おはこんばんちは。こういう反論が聞きました。面白かったですね。全然予想済みでしたので、怒ってないです。
これは、ヒップホップがお好きだっておっしゃってたので、ラップのかけ合いでお互い反論し合うラップバトルっていうか、ダンジョンみたいな感じで
ちょっとエンタメとして、それぞれの意見交換という感じで、やったらいいんじゃないでしょうか。
まず、私の方のこれに対するアンサー配信をさせていただきますが、まず、これだけはやめて欲しいので、先に言っておきます。
男はめめしっていう言い方をされましたけれど、これは完全に差別用語になるので、できたら使うのをやめていただきたいなと思います。
めめしっていうのは女って書くんですよね。だから弱いっていうこと、下げすむ言葉として女っていう言葉をわざと使ってるんですよね。
逆に男っていう漢字はね、よく褒める、よく言う時に使うんですよね。おほしいとかね、強いとか、勇気があるっていうことを称える言葉として男っていう漢字をよく使う。
それで、例えば嫉妬とか、そういうね、悪い感情ね、邪気のある、そういった感情には女へんの漢字をよく使ったりするんですよ。
だからこれはもう完全に差別、女性別視なんで、自分たち、男の人を弱いっていうことはちょっとこれは後で話すとして、そこでめめしっていう言葉を使うのはできたらやめていただきたいなと思います。
それからですね、男の方が弱いっていうことをおっしゃってるんですよね。弱いから女の人っていうのは男をかばって、守って、育てて、男を包み込むような存在であるんじゃないのかということを言ってるんですけど、
これはもう完全にマザコンの発想ですよね。女が子供を産む機能がついてるからといって、みんながみんな母性愛に満ち溢れていて、ましてや子供の面倒は産んだ以上責任を持って子供を育てていくっていうことは、これは女に限らず男女ともにやるしかないじゃないですか。
特に女の場合は1年近く体内に赤ちゃんをお腹の中にいて、命をかけて産み落として、その後おっぱいあげたりっていう長期間育てていくっていうか、自分の体内から出てくるんでね、これは必然的により子供にかける時間も密度も濃いのは当然ですよね。
だからそういったところで女性の方が母性が強いっていうのは、言いたくなる気持ちはわかるんですけれど、だからといってね、ずっと夫とか彼氏とかね、男全体に対してどうして女がいつまで経っても母性を発揮して、男をいろいろ守ってね。
これはもう完全にお母さんの体内で用水に包まれながら、母体の回帰っていうんですかね、お母さんの体内に戻って用水の中でぬくぬくと守られた状態に戻りたいって言ってるのと同じことなんですよね。
だから女を深刻化することで、僕は男尊女卑じゃありません。むしろ女性をとても尊い存在だと、とても敬っていますっていうのは、これも完全に女性別資と一緒なんですよね。
女を一見深刻化させて持ち上げているように見せてますけど、結局は女に面倒見てくれって言ってるし、あと女に特定の役割を押し付けているのと一緒なんですよね。母性が女のアイデンティティだっていうふうに見てるんですよ。
これは、私以前誰か有名な人が、女は子宮で考えるっていうようなことを発言した人がいて、何人もいるんですよね。バカなこと言う人が。
これね、男性がペニスで考えるって言われて嬉しいですか?男はペニスで考える。男の人格ってペニスに宿ってるって言われて嬉しい人は多分一人もいないと思うんですよね。
当然、頭脳もあって心もあって、人格と繁殖期を一緒にするっていうのはもう本当にバカなことなので、やめた方がいいです。
だから女が子宮があるっていうためにね、バギナがあるから女がみんな母性が強いかって言って、そんなことないんですよ。
だからもう女の人でも全然母性がない人っていくらでもいて、だからこそより子育てとかに責任を見直されているのが女性の方のせいだと思うんですけれど、
多くの親子関係がうまくいってない家庭がいくらでもあったりするのも、こういったミスマッチによることだと思うんですよね。
男女のアイデンティティの再考
女っていうのは女らしく子供を育てて、溢れる愛情を子供とか家族に向けるっていうことが当たり前だと思われてるんですけれど、決して当たり前じゃないんですよ。
だからもうその性色期をね、どちらの性色期だから男はこうだとか女はこうだっていうことはもう全然そういうことじゃないんだっていうデフォルトを変えていかないといけないと思いますよ、これは。
あとはこのアイデンティティが性別と結びついているのはまあ仕方ないとして、男男男ってなんでそんなに男っていうものが全面に出てくるんでしょうね。
僕はとかね、私はとかいうことではダメなんでしょうかね。ダメというかなんでこんなに男っていうものが全面に出てこなきゃいけないんでしょうね。
例えば私が女たるもの、女だからこうあるべし、女として活きるみたいなね、そういう発想はないですよ別に。
私は私、私がどう思うかどう生きるかであって、じゃあ逆にお聞きしたいんですけれど、私生でお会いしましたよね。
私が女だからとかその例えば中村さんは男だからっていうことで評価が変わるんでしょうかね。
私は中村さんが男だから尊敬してるわけでもないし、他に例えば誰か尊敬している女性がいたとしてこの人が女性だからどうだとか関係ないんですよね。
その人がその人であるが故に尊敬したり好きだったり共感したりっていうのをしてるんですよ。
だから嫌いな人も一緒です。別にこの人が男だから嫌ったりっていうことはもちろんなくて、全く男女とか関係ないんですよねそういったところにね。
だけどやたら男としてのそのこだわりというか男としてのアイデンティティーのすごくTIさんは強くおっしゃいますよね。
だからそこもなんかちょっと面白いなと思いますね。なんでそんなに男としてのアイデンティティーがそのTIさん本人よりも強く出てくるのか。
TIイコール男はみたいなね。じゃあもうカンナイコール女みたいな。そういうのはなんかちょっと違うかなと思ったりしますね。
なるほどっていう感じ。そこは別に批判でも反対でもないんですけども、別に自分の性別をそこまでアイデンティティーの最上位に持ってくることないんじゃないのっていう。
確かに私は女ですよ。だから自分が女なんてもちろん自覚して生きてますけども、だからって自分のまず人格とか個性っていうものを言うときに、初めまして寸借カンナです。女ですとは言いませんよね。
だからちょっと男女、男と女っていう性別のアイデンティティーっていうのがそんなに強く出てくるっていうのがちょっとやや古臭いというか、石器時代的というか、明治時代とか大正時代とかの石器時代まで遡らないとないようなね。
なんかちょっと恐竜みたいなね、そういう価値観な感じはしますね。悪口でも怒っているわけでも全然なくて、こういう意見の交換というのは面白いですね。
でもね、基本的には男と女の間のこういう溝、この2つの性の間に隔たる距離みたいなものはもう意味がないんで、取っ払いたいなっていうだけなんですよね、私はね。
だからそれは男と女、それは違うに決まってますよ。もう体も違う、性も違う。違うんですけれど、でも同じ人間でしょっていう、自分の個性を言う時に、女だから個性が変わるわけじゃないじゃないですか。
私が男だったとしても同じだと思いますよ。男としてのいろんな性癖は加わると思いますけれどね。だけど私という人間性そのものには何ら男だから女だからっていう変化はないです。
なのでちょっともう、そんな感じですかね。はい、というわけで、あの喧嘩したいわけじゃありませんが、ちょっとやや古臭いんじゃないでしょうか。あとちょっとマザコンなんじゃないでしょうか。女に過剰な何かこの母性とか、何か進化化しちゃいませんでしょうか。
男たるものこうあるべしみたいな、何か変なこだわりが大きすぎるんじゃないでしょうか。というところで終わろうと思います。最後に言います。女は子宮で考えません。男もペニスで考えません。全部脳みそで考えてます。以上です。おぎげんよう。