1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
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2024-08-17 17:09

日本で2番目に高い建物と日本最大の遊郭がある町 #166

天王寺のあべのハルカス美術館で開催中の『広重ー摺の極ー』を観にいきました。広重の絵、そしてディープで独特な天王寺の町についてお話します。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日ですね、ちょっと夏休みの終盤にですね、ずっと行きたかった展覧会に行ってきたんですよね。
それが、天皇寺のね、大阪の天皇寺で、アベノハルカスってね、一番今、日本で一番高い建物なんでしたっけ、抜かれたのかな。
去年、東京アザブダイヒルズ、森JPタワーでしたっけ、抜かれたんだ。
もうね、どうでもいいんですけど、とにかくここのね、アベノハルカスで、ここのね、美術館が開館10周年ということで、
大々的にね、宇多川弘重の作品をね、いっぱい集めてね、過去に例がないほど、一堂にね、この代表作が集められたっていうのでね、ずっと行きたかったんですけれど、
なんとかね、この夏休みの間に見てきました。本当に素晴らしい、圧巻の内容でしたね。
とにかく、もうちょっとこれぐらい数をね、揃えてるっていうのは、なかなか過去になかったんじゃないでしょうかね。
感動したのが、浮世絵もいっぱいあったんですけれど、肉筆画をね、生まれて初めて、この弘重の肉筆画は、おそらく生まれて初めて見て、もう本当に感動しましたね。
ちなみにこの宇多川弘重のことはね、一応知らない人のために言うと、もう江戸時代のね、江戸時代を代表する絵師の一人、葛飾北斎とこの宇多川弘重っていうのが、多分一番有名な人たちですよね。
名前を知らずとも、絵を見れば、この絵はよく見てるわっていう絵をいっぱい描いてますよね。東海道五十三次の絵とかが有名だと思うんですけれども、これはね、私なんかは子供の頃、長谷園のお茶漬けのりね、これにね、付録で名刺サイズのカードが入ってたんですよ。
これがこの広茂のね、東海道五十三次の絵がいっぱい描かれていてね、これをね、みんな集めてたんですよね。で、何枚か集めると最終的にはね、55枚一組のね、あのセットをね、プレゼントしてもらうっていうね、この応募券になっててね。
でも、「あら、また同じ絵だ!」とか言いながら、この違う絵をね、何とか出すまでね、食べもしないのでいっぱい買ったりとかね、して、あのね、このカードを目当てでね、みんな買ったりしてたんですよね。
これね、そんな感じですごく親しまれているというか、無意識のうちによく見ている絵なんですけれどね、本当に素晴らしかったですね。
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このね、スタンドFMをお聞きの方はね、大半が関西の方ではないようには思うんですけれど、もしね、機会があれば、アベノハルカスでね、やっている広茂店、見に行かれた方がいいんじゃないかなと思います。
はい、でね、ちょっとそれはさておきというか、この展覧会のために久しぶりに天皇寺に来たら、ちょっとね、いろいろ、なんかね、久しぶりに来ただけにね、いろいろ思うことがあって、ここはね、ちょっとすごく面白い場所なのでね、今日はちょっとそのお話をしようと思うんですよね。
はい、天皇寺はね、すごく歴史の古い場所というんですかね、ここもいろいろね、大阪っていろいろ何かとね、ディープな場所なんですけれど、天皇寺もね、またやっぱりすごくディープな場所で、すごくね、上流のお金持ちが住んでいるエリアと、非常にね、ガチャガチャした、
闇の多い部分とね、この両方が同じね、小さなこの街の中に溶け込んでるんですけれど、大阪ってね、こういう場所がすごく多いんですよね。
同じね、この本当にわずか数メートル行ったところに、もうちょっと全然違う世界があるみたいなね、ことがすごく多くあって、
例えばすごく高級ブランドが立ち並んでいるような、高級な繁華街の一筋、中に入ったところはもうヤクザばっかりのエリアがあったりとかね、そういうふうに本当にね、狭い中で、
どうやってね、このテリトリーを分けているのかなと思うんですけれど、もう本当にね、隣り合っているんですよね。
この天王寺もまさにそうで、ここはね、金鉄百貨店がどんとあって、高級ブランドとかがぎっしり入っていて、
この辺りも本当に古い商店街がね、戦後からずっとあるような場所があって、もうかなり老朽化してたんですけど、これもね、この10年、20年かけてどんどんどんどん再開発していって、
もう今はもう見違えるようにね、新しい街に変わってきてるんですよね。そこに今10年前にこのエナハルカスがどんと立ったので、今やね、もう外国人の観光客がもう大量にね、バスに乗って訪ねてくるようなね、すごい活気のある場所になってます。
もともと活気がなかったわけじゃないんですよね。大阪を大きく言うと、北と南って言うんですけど、北っていうのは梅田のことなんですよね。梅田はより関東から見ればですね、東側って言うんですかね。
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なんですけれど、南っていうのは和歌山寄りって言ったらわかりますかね。こっちは南波があるんですよね。その梅田と南波以外にもう一つ天王寺っていうのも結構都会なんですけれども、ちょっとね、やや中に入っていて独特の場所なんですよね。
昔からここは大金持ちもたくさん住んでいつつ、あといろいろ風俗街もあるんですよね。面白いんですよ。本当に隣接していて、ラブホテルとかね、いろいろたくさんあって、あとね、ちょっと行くとですね、実は今からご紹介したいと思ったのがそこのことなんですけれども、
ここはもう昔からあの、誘惑があるんですよね。あの誘惑は皆さんわかりますよね。あの誘惑っていうのは本当にそれこそこの広茂の江戸時代じゃないですけれども、あのずっと女性たちがね、あの女郎があの、あの、売春していた場所なんですけれども、その5月に行った大吉原店は、吉原という大きな誘惑があったわけなんですけれど、
大阪のね、この富田新地という場所は、えっとね、大正時代に、えっとね、確か南波の方で大きな誘惑があったんですけれど、火災で、まああの、なんて言うんですかね、あの移転を余儀なくされて、で、この天皇寺のね、あのお膝元というか、あの近くのこの西成地区なんですけれどね、あのここにまあ、あの映ってきて、それ以来ずっとあるというね、場所なんですよね。
で、あの吉原とかね、あの私ちょっとあの見てきましたけれども、あの全然ね、あの今となったら普通の、まあソープーランド街になってるんですよね。だから建物自体に、あの別にあのかつてのその名残はないんですよね。もう全部近代的な建物に変わってしまっているのに対して、このね、富田新地の誘惑はね、本当に昔の街並みがね、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、そのままの、
残ってるんですよ。だからね、ここは本当にちょっとね、あの大阪にね、観光で来られたりとかした場合はね、寄ってみることをお勧めしたいんですけれど、ここね、でも普通に女性が歩く場合はね、しっしって言われるんですよ。
私はね、あの本当に、まあもうね、あの皆さんもうお分かりだと思うんですけど、こういうことがね、ちょっとすごく興味があるんで、あの何度かね、挑戦してるんですね。
で、もちろん必ず、あの男性の連れを連れてとかね、あと団体で行ったりとかね、いろいろするんですけれど、どんなにね、あの男8人の中に私一人とかね、そういうふうに、あの男の人と一緒にいても、しっしって言われちゃうんですよ。
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当然ですよね、あのやっぱ女性はもう断りっていうか、あの物見参で来てくれるなっていうことなんですよね。
それはすごくわかってるんですけれども、やっぱりね、ちょっと現代に、今もね、その昔と変わらない姿でね、誘拐が、あのやっぱり存在してるっていうのはね、ちょっと本当に驚くというか。
でね、ここ、あの実はね、太義百番っていうね、あの寮邸があるんですよ。で、ここはかつて立派な、あの誘拐のね、あのまあ、あの
その女郎が、女郎をやってたね、あの大きな店舗が、あのそこがね、あのそこの店がなくなった後ですね、長らく今、寮邸をやってるんですよね。
で最近、去年ですかね、までずっと、あのリニューアルの工事をして、で私もね、あのクラウドファンディングで、わずかですけれど、ちょっと援助したりしたんですけれどね、で無事にあの改装が終わってるんですよね。
で私まだ、あの改装後、あの見に行けてないんですけれども、ここの寮邸は本当ただの普通の寮邸で、で私ここでご飯食べたことありますけど、別に決してそんなめちゃめちゃ高い店とかじゃなくて、普通に宴会とかね、忘年会とかそういったことの利用で普通に行ける、あの飲み屋さんになってるんですよ。
でここはね、だからかつての立派な、あの貴郎ですよね、だからあのそういう、あの裕閣の、あのね、売春していた場所が普通の寮邸に変わってるので、ここはね誰でも行けるんですよね。
なのでね、ここも立派なこのね、あの貴郎の建築物の中に入ってね、あのなんか生めかしいインテリアをね、見ながら食事ができる貴重な場所なんで、ここもおすすめですね。
でまぁここまでは行けるんですよ。でこのね、くっと左を向けば、ざーっとね通りがあって、全部同じ高さの2階建てぐらいのね、町屋みたいなね、あのこれ、あの建物がざーっと並んでて、で長鎮があって、でそれぞれね、あのこのお店の名前が書いてあって、でここにはね、あの玄関のところに、あのやり手ババアと言われるね、あのまぁこの呼びかけして、お兄ちゃんお兄ちゃん遊んでいきなって言って、声をかける女性がいて、
で、えーと中に、あの真ん中でね、スポットライト浴びながら、あの女性がね、座ってるんですよね。私はね、ここ何回か通った時は、もうね、あのタイヨシ100番っていうね、その誰でも入れる寮邸を探しているふりしながらね、でなるべくこのね、店に座っている女性たちを見ないようにね、あのーして、あの通り過ぎて行ったんですけれどもね、もうすごい、あのやっぱりびっくりしましたね。
本当にね、あの、まあこの昔のね、あのタイムスリップしたかのようなね、この街並みね、あの江戸時代とは言いませんけれど、やっぱりね、あの本当に日本のね、古い、あの街やがざーっとね、すごい圧巻なんですよ。ここもね、えーとね、どれぐらいだろうなぁ、えーとね、とにかくね、200店舗はないのか、150店舗前後ぐらいあって、でね、あのいくつか、あの通りがあるんですよね。
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で、あの結構ね、道幅も広いので、あのみんなね、結構、あの男性たちがね、たくさん来てて驚きますよ。あの3、4人ぐらい連れ立って、いろんな店でね、あの、そのやり手ババアと言われる、このお金の交渉と言うんですかね、これはこの人とやるんですよね。だからその店先に立っている、あ、ごめんなさい、座っている、あの女性とは直接金銭、あの金銭のやり取りはせず、このやり手ババアと言われる方が、あの、まあ受け取ってくれるんですよ。
受付係と言うんですかね。ここでいろいろ売買成立して、で、多分お金を払って、で、あの2階の部屋に上がっていくという感じなんですよね。で、実は私ね、えっと、リフォームで、ま、この辺りでね、リフォームっていうのはなかなか案件としてはね、出てこないんですよね。もう是非ともやってみたいんですけれどね、あの、やっぱりね、あの、こういったところはね、あの、なんかこう、卑怯にしている業者とかがあって、
ま、こういう業者のね、紹介とかね、つてで、多分工事とかをね、するところがあるんだと思うんですよ。だからそんなね、あの、ちょっとやそっとでね、あの、なかなかね、リフォームする機会はないんですけれど、一回ね、私、あの、ネットでね、ネットからの、あの、問い合わせでね、一度だけ、この元、カフェ建築ね、あの、まあ、だから、誘拐として使われていた建物で、まさにね、この飛び田新地よりも、
もうちょっとね、えーと、あの、大阪には、あの、通天閣っていうね、あの、噂では、あの、パリのね、エッフェル塔を真似たというね、信じられない話がある、あの通天閣の麓にね、あの、新世界っていうね、あの、ちょっと、あの、土屋街みたいなのがあるんですけれど、ここのね、あの、近くにある、あの、元誘拐のね、建物には、あの、現地調査で入ったことがあってね、感動したんですけれど、
あの、本当にね、あの、普通に暮らしてるんですよ、今はね、そこに普通に夫婦が、あの、家として住んでるんですけれども、明らかに、あの、もう、あの、誘拐なんですよね、うん、まず入ったところに待合みたいなのがあって、うん、で、あの、なんていうんですか、2階に上がっていくと広い、あの、いろんな個室がね、いくつもあるみたいなね、だから、どう言ったらいいんですかね、あの、規模は大きすぎるんですけれど、
あの、千と千尋のね、あの、神隠しっていう、あの、宮崎駿の、あの映画に出てくる、ああいう雰囲気なんですよね、うん、規模はずっと小さいんですけれどね、うん、なんかもう感動しましたけど、結局ここの案件は、あの、受注できなかったのでね、あいにく工事はできなかったんですけれども、まあ、こういったね、あの、誘拐、誘拐としてね、使われている、あの、建物の中に入れ、入れた貴重な、あの、唯一の機械ですね、うん、で、私が夫婦としてね、あの、
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男だったらね、もう別に、そのね、女の子はどうでもいいから、建物が見たいっていうのはありますよね、うん、で、とにかく、まあ、あの、ちょっとね、独特の場所ですね、うん、で、まあ、で、今ね、ただ、あの、ちょっと問題になっているのが、またこのインバウンドがね、このコロナが明けて戻ってきたら、ここにね、普通に観光客がね、どこかどこか歩いているらしいんですよね、うん、だから普通に家族連れとかね、子供連れとかが、その、古いね、レトロな街並みだっていうだけでですね、あの、ここがどういう場所なのか、
分かってないことはないと思うんですけれども、わーって来るからある意味、これちょっと営業妨害になっちゃいますよね、うん、なんですけれどね、まあ、ちょっととにかく変な、あの、また客行の浴び方をしていて、本来の目的とは違った意味でね、この街並みが面白いということで、あの、観光客が押し寄せているという状況みたいなんですけれど、うん、だからそんなこと言いながらね、進めるのも難なんですけれど、ちょっとね、あの、これはちょっと一見の価値はあるかもしれないですけど、
本当にタイムスリップして、昔の時代にね、戻ったかのような、あの、錯覚に陥るような場所ですね。で、あの、大阪にはね、いくつかこういう、やっぱり遊覚が残っているんですよね、ですけど、これくらい大きな規模で、で、しかもこれだけ本当に、あの、大正時代のね、街並みがそのまま残っているような場所っていうのは、ちょっと他にはありません。
うん、こういうね、ちょっとあの、天皇寺っていう場所はね、だからこういう場所がすぐ、あの、徒歩で、徒歩圏内にあるね、不思議な場所なんですよね。うん、まあ、安倍のハルカスのふもとには遊覚があるというね、ちょっと天皇寺の面白い街の話をしてみました。はい、というわけでね、今日はこれで終わります。ごきげんよう。
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