いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーのゲストと一緒に「先輩後輩論」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。
(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。
■ 「司会者、黙る。」という恥と学び──言葉が出ないというリアル
今回のエピソードは、象徴的な言葉「司会者、黙る」から始まりました。ラジオの収録中、何をどう返したらいいかわからず、言葉が出てこない瞬間。その「間」のなかにこそ、自分の未熟さや葛藤、学びの余白があることが語られました。
「なぜ大人は言葉がポンポン出てくるのか?」という素朴な疑問に対し、年齢や経験により蓄積された“引き出し”の数が違う、という現実が共有されます。語彙力や表現力は偶然ではなく、考え続けた人にだけ与えられる報酬なのです。
■ アドバイスは減っていく。だから「ぐさっと言ってくれる人」を大切にしたい
年齢を重ねるほどに、他人からのフィードバックや率直な指摘は減っていきます。それは皆が「忙しい」からであり、「面倒を避けたい」からでもある。その中で、あえてポジショントークをしてくれる先輩や、ぐさっとくる言葉を投げかけてくれる人の存在は貴重です。
「若者はさ…」と語る人にも、器の広い“本物”と、ただの愚痴を言いたいだけの人がいる。だからこそ、「この人なら話を聞いてもいい」と思える人とつながり、深く話すことが、人生の厚みをつくるのだという示唆が込められていました。
■ 質問は、相手の価値観をあぶり出す“投げかけの技術”
今回の対話では、「質問する側の難しさ」も深く掘り下げられました。キャッチするより、ピッチャーとして投げる方が難しい。問いを立てるとは、相手に向き合い、自分の意図を明確にする行為であり、だからこそ難しい。
「この質問で相手の何を引き出したか?」「自分の言いたいことを言うための質問になっていないか?」と自問自答しながら、田村は自らの発信スタイルを見直し続けています。ラジオ第1回から60回までを振り返り、「手応えはある。でもまだ理論にはなっていない」という言葉が、その真摯さを象徴していました。
■ぐさっとされた人間が、ぐさっとさせる側になるべき理由
収録の終盤では、「自分がぐさっとされた経験を、次の誰かに繋ぐ」という視点も共有されました。「挫折は、大勢の前で詰められることによって起きる」と田村は語ります。個室での注意では響かない、だからこそ、公開の場でこそ意味がある。しかし、それをそのまま“後輩にもやる”のではなく、「自分がされた嫌なことは、繰り返さない」と明言。優しさと厳しさのバランスを、自らの言葉で模索していこうとする姿勢が印象的でした。
■ 「ドラマチックな人間関係」を、自分たちでつくっていく
いい環境に“恵まれた”のではなく、自分たちで“つくっていく”。これは、60回のラジオを通じて見えてきた明確な気づきです。「俺らがドラマチックじゃなきゃ、周囲の環境も変わらない」──その思いで、田村さんはこれからも発信を続けていくことを宣言します。
「たまたま出会えた仲間にだけ話すのでは足りない。伝えるべき相手を選んで、届ける言葉を持つ」これは単なる“趣味のラジオ”ではなく、「人の可能性を引き出す場」であり、「世界の構造を変えていく試み」なのかもしれません。
■ 伝説をつくるなら、今。1点を取りに行こう
「人生、グルーヴが多いほうがドラマチックだ」「伝説をつくるなら今しかない」「いきなり東京FMの話すなよ(笑)」
そんな冗談めいたやりとりの裏にあるのは、本気の覚悟です。60回を超えた今、田村さんのラジオは“準備運動”を終えたばかり。あとは、自分の価値観を言葉にして、問いを投げて、時に沈黙しながら、また一歩。
そしてきっと、どこかで聴いているあなたの“ぐさっ”とも、もうすぐ出会えるはずです。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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