僕結構ね、本当に高見瀬言ってたこと気になってて、
もちろん結論が人によって重みづけって違うと思うんですけど、
ディスティネーション何にするかって。
僕本当に一般の人というか他人が何をディスティネーションにしてるのかなっていうのが、
すごいちょっと不思議で気がかりっていうのがあって、
結論があると僕は、ある種すごい明確なんだけどすごい偏ってるって感じですね。
一言で言えばカルチャーみたいな感じなんですけど、
具体で言うと目的地となる美術館か本屋か建築物か、
ちょっと時点で景色とか自然はちょっとだいぶ珍しいかもしれないですね。
たまにちょっとご飯屋さんとか、
ご飯屋さんもどっちかっていうとカルチャー要素があって、
その文脈で知ってみたいなこととかが結構多い気がしてて、
でも高見瀬さんがさっき言ってたように、
一個じゃ確かにすぐ行こうとはなかなかなりづらい。
なんか気になるとこが2個も3個もあるなみたいなのって、
最近盛り上がってる観光地とかって連鎖的にすごいイケてるスポットができたりとかもするんで、
そういうのでGoogleにひたすらピンを普段から立ててるんですけど、
その辺が溜まってきたなってなったら行こうみたいな感じになることが多いかなって感じですかね。
あとは芸術祭とかイベントごとがあったらかなり今行くべきみたいな言い訳になりやすいかなって感じなんですけど。
何箇所あるんですか、1エリアに。
例えば森岡行きましたってなったら。
自分のリアルな旅のやつで行くと、
事前にピンを立ててるのは多分4箇所とかぐらいなんですよ、5ないぐらい。
ただやっぱ行くって決めたら、そっからまたさらに無限にディグりまくって、
多分最終的に15個ぐらいスポットを立てて、結果回れるのが10ぐらいって感じ。
団体だと2人以上いると絶対そんな回れない。
1人だとそれぐらい回り尽くせるって感じですかね。
ピン読んで行くは結構ハードル低い気がする。
ですね。
かもしれないです。結構ハードル低い気がします。
神奈川、僕らが運営してる高林橋、水星で運営してる高林橋は、
神奈川は、僕高林橋は消費者としてすごく好きなんですけど、
神奈川の町もすごく好きで、行くと高林橋が10ポイントぐらいあって、
21世紀美術館が5ポイントぐらいあるんですよ。
でかい。
これで21世紀美術館は僕何回も行ってるんで、15なんですよ、30分の。
で大体その3ポイントぐらいの他の小さいスポット、行きたい場所が5個ぐらいあって、
高林橋あって21世紀美術館あって他に5箇所あって30なって。
こんなイメージ。
7個ぐらい行きたいスポットないと動かないですね、腰重たいですね。
1泊2日でもそのぐらい行きたいみたいな。
そうなると神奈川とかは確かに個人的には無限にあるイメージでは30ぐらいとかありそうですけど、
それ以外の一般的な観光地だと結構それなりにハードルがあるってこと。
7箇所ある地方都市ってあんまりない。
人によって切り口が違うからこの人にとって7箇所あるとかは、
神奈川さんには30個あるみたいな街もあるんでしょうけど、
来てほしいターゲットの人に30ポイント満たすことができるものがあるのかみたいな感じですよね。
めちゃくちゃこれはむずいね、こう考えると。
本当に人がいたら10ポイントあると思うんで、現地コーディネーター的にあってご飯も食べたいし。
友達いたら何ポイントですか?
友達…7ぐらいありますね。
結構小さいですね、友達。
友達2人いたら15って感じ。
2人いることある?
2人いることあんまないんで。
確かに友達は大きいかもしれないです、僕も。
友達100で行くこと多分ないんで、僕。
友達2人いたらもう30足すかも。
こないだ去年ぐらいアタミ行ったんやけど、一つは長瀬くんの新しいホテル行きました。
いわゆる駆けつけ隊。取ってもくれた。出る持ちになる。
長瀬くん込みで20ポイントぐらい。
たまたまアタミ住んでる友達がもうそろそろ引っ越すから、アタミ来るんだったら今のうちだったらアテンドしてくれるよ。
じゃあ今行かなきゃ。で、プラス10で30になったって感じです。
長瀬くんとプラス10で20って感じですか?
長瀬くんホテル…長瀬くん…7かもね。
長瀬くん7、ホテル10、しかも開業したてが3。
7、友達引っ越しちゃうから行くなら今が3。
友達がいなくなるタイミングと長瀬くんがホテル始めるタイミングが噛み合った。
7かもしんないね、友達。
タイミングが3も本当にそうです。それがあと一歩を決めるときは結構あります。
確かに。ただあるだけだと行かない気がするね。
そうですね。観光地によってはシーズンもありますもんね。この時期は微妙だろう。
2人ですよ、だから。
2人いないと行かないかもしれないですね。
関係人口とはこういうことですね。
なるほどな。あの人もこの人もぐらいか。
2泊3日の中の2日は誰か別々の人と会うぐらいの感じですね。
佐世保とかもそうなんですよ。
佐世保はリゾートがあって大丸先輩がいて、かつ小さい面白スポットが5カ所ぐらいあるんで。
リゾートっていうのは弊社が大丸さんが中心となって開発した佐世保市内にある宿泊施設の名前です。
リゾートね。
施設名でございます。
確かに。
神奈川と同じポイントの入り方が結構してるんですよ。
なるほど。
人がいるっていうのがかなり加点になっている。
佐世保は結構遠いもんね。
旅行に行くと決めるっていうのと目的地を選ぶというのが2段階ある気がしてて。
例えばお友達とどっか旅行行こうっていうのがあって、この時期だねってなっただけでも15ポイントぐらいある気がする。
確かに。1泊2日の方が多いですよね。
場所を選ぶ理由にはなってないんだけど、動機としてはそれだけでも15ポイントぐらいあって。
私最近ベップと長湯温泉に行ったんだけど、それは大丸旅館っていう気になっていた旅館がちょうどそこにある。
そこが運営してる温浴施設、藤森テルノブがやってるラムネ温泉っていう施設がある。
バンシゲルがやっているクワパーク長湯っていうのがあって、
同設計がやってる御前湯っていう高級浴場がある。
でもこれだけで結構残りの15ポイントをすぐ満たしてしまう。
あ、プラス、北海道で総音響温泉のプロジェクトをやってるから、それの視察をしたいっていう思いも15ポイントぐらいある。
確かに長湯温泉。
言い訳って、何て言ったらいいんですかね。
これめっちゃあるかも。
学会がある。行っても行かなくても行くという言い訳ができた。
言い訳5ポイントぐらいありますね。
一回出張、そうですね、視察と称して行ってる感めっちゃあるかもな、個人的に。
何かに役に立つんじゃないか。
私結構この言い訳の比重が結構でかい。
10ポイントぐらいある気がします。
確かにね。
そもそも多いから。
絞り込めないですね。
なんかわからんけど気になるみたいなので行くこともたまにある気もしました。
今過去の思い返してて。
それ行くって決断するまで遠いと思うんですよね。
それは結構遠かった。
そうですね
個人的にもちょっと解釈しちゃうかもしれない
納得するなと思うとこがあって
ぬかびら温泉行ったことないんですけど固有のその土地の色んな
そこにいた人の営みと記憶と
体積してるというか時間の歴史の積み重ね
みたいなのが空間とかから感じられる場所ってすごく
あるなと思っててかつ一般の都市空間ってどんどんそういうものは
なくなっていくじゃないですか
時間の体積みたいなのがパッと感じられる空間ってすごいそれだけで
観光的価値あるのかなと思って分かりやすい
ホテルとある種そういう味のあるホテルと似てるなと
いつも思ってるものは基準ピッサーってホテルとすごい
似てる要素あるなという気がしててというのも純気さって謎の
当時のその時々の流行りの建築様式プラス
マスターの独特の世界観があって何でこれとこれが
組み合わさってるんだろうみたいなツッコミどころとかも含めて
すごい独自の空間世界かつ完全に時が止まってるみたいな
店とかもあったりすると思うんですけど地方のそういう
わりと観光ホテルとかある時代の面影をそのままずっと
とどめ続けてるみたいな感じのところとかすごい
いいなと思って昔だと長寺っていう千葉の先端ですか
千葉くんの子供みたいなところに行った時
犬房っていう東大が有名なところのホテルとか
行ったことがあるんですけどその辺のホテルとか完全に
80年代とかの朝ドラのパネルとかが置いてある
みたいな感じとか本とかがあって本も全部そこの時代のもの
みたいな感じとかあれはある種なんかすごい
言い方が合ってるかわかんないですけど昭和末期イマーシブ
みたいな感じというかその時代のタイムスリップコンテンツみたいな
感覚がちょっと自分にもあったりするかなと
同じ建築空間とかを見ていても認知の仕方が人によって
違うとか背景情報とか周辺情報によって
認知の仕方が変わるのは全然あると思っていて
それが例えばこの部屋
ある文豪が
かつて泊まっててここで夏目漱石の
ぼっちゃん生まれたんですみたいなこと
ひなびた宿にすごく価値を覚える
それが聞く前と聞いた後で
何も空間変わってないのに変わるみたいなのはあると思うんですよ
ですけど純喫茶とか
中村屋さんとかって別にそれがわかりやすくなくても
何回みたいなそれが
醸し出てるのが何によって醸し出てるんやろうみたいなことを
めっちゃ思っていて
シンプルに一つ思ったのは人って多分自分より年上の空間に
いたいみたいなのはあるみたいな自分年取っていくんで
新しいものって自分より若くなっていってて
奥行きが見えないみたいな奥行きを勝手に想像するみたいな
夏目漱石泊まってましたとかじゃなくても
みたいなのは古いものにしかない
うちねそれね人格だと思うんですよ
人格が空間に宿ってることが
たまにあるそこの濃い
人格に触れたときに
すごく上がるんじゃないかなって思って新しくても
人格の濃度が高い
お金もったいないからそんなことするな
みたいなことを言ってるんですけどそこだと
けちくさい人格が滲み出ててやだなってなることもあると思うし
そこの人格がどのチャーミングな人格であるか
っていうチャーミングか嫌な人格かの変数もあるし
人格があるないの変数もあって
チャーミングかつ濃いっていうのがすごい魅力的
嫌なビジネスホテルっていくらでもあるじゃん
でもなんかすごいいい感じだな
このビジネスホテル
ファンが七散分けで謎の美意識と本当に
誇りを持って接客してるこんな狭いビジネスホテルなのに
一秒のサービスをしようとしてるみたいなときとか
すごいいいなって思ったりするし
シワひとつないシャツでネクタイキュって締めてて
いいなってなることもあるし
逆にお金のことしか考えてへんのよこのビジホンとか
面白いことしたらええんやろみたいな感じで
お金を貯めてたらいいなと思ったりする
なんか本当に面白いことをしてる、その下心が滲み出てて
やだなと思ってるとか
チャーミングじゃないって思ったりするんで
空間か
誰か一人人格がチャーミングはあるでしょ
でも空間としてチャーミングって結構難しいと思ってて
それがしかも、一世代とかじゃなくて複数世代のお菓子がすごい。
お花とか本当にすごい。
もともと柳川藩の判定だった場所を松江の方が旅館にして、最近リニューアルもして、すごい素敵だったんですけど。
お花は今でも真社長、千塚社長が2週間に1回敷地中に塩を撒くらしい。
そういう立花県に古くからある生活習慣とか神仏館、世界観みたいな、彼らの生活だったり世界のまなざし方の中に宿があって、
そこに私たちがお邪魔してるっていう、この宿を超越した暮らしとか、濃い人格があるんですよね。
なので、ホテルを職場と割り切って、朝シフトなんで出勤します。夜ボタン押して会社しました。
そういう感じで、経営されてるってそれってできないし、住んでないといけないっていうことはないけど、
人の精神というか魂がちゃんとそのホテルの中にあるか、みたいなところがすごい大事だなっていうのは思う。
最近こそ思ってるのが、働いてる人が住んでるホテルって、めっちゃいい感じの空気になるんですよ。
なるほど。
梅山添、今は違うかもだけど、一時スタッフみんな屋根の上に住んでて、雑魚寝してますって教えてもらったんですけど、
スタッフが住んでると、めっちゃいい空気感になる。
とか、鳥取の大仙っていうところにある森のスープ屋の夜っていうホテルがあって、一棟出しの宿があるんですけど、
そこもすごいキャラ作り込んでるんかなってぐらい、いい意味で仕上がってるご夫婦が経営してて、
お客さんを迎えるために黒文字の枝を採取して、満月の夜の光を浴びせて、それを痛めたりしてるようなご夫婦なんですけど、
そのご夫婦もやっぱり敷地の中に住んでいて、住んでるお部屋を見せてくれたりするんですよ。
やっぱりそこの人の暮らしが、距離が近ければ近いほど。
かつ暮らしが素敵な暮らしだったり、ちゃんと、何て言うんだろう、
カップ麺食ってるとかじゃなくて、ちゃんと位置を持った暮らしをしてるのに近ければ近いほど、やっぱり宿としても魅力的になっていくなっていうのは、
最近すごい思ってたんで、人格と暮らしみたいなところがリワードかもしれないって、今喋りながらすごい思った。
まさに純喫茶ね、生活、暮らしの営みと極めて近い商売業態っていうところがね、得意性としてあると思うんですけど、
ディスティネーションレストランとかもね、山奥とかだとたぶん隣に住んでますみたいなのも、たまに里山レストランとかあったりするだろうなと思うんですけど、
おっしゃる通り空間への手の掛けようがやっぱりちょっとレベル違いになったり来たりとかしやすいのかなって気がしてて、
割とそうですね、暮らしと近接してるっていうところ。
あらゆる消費活動って他人の人生を消費してると思うんですよ。
うちらが大谷翔平を応援してるのも、大谷翔平という人生短を消費してるし、
確かに。
だし、まあなんだろう、わかんない。他にいい例出てこないけど、
例えば音楽とかも、ただ音楽がすごい好きだから、素敵だから好きなんですってもちろんあると思うけど、
例えば、ユキはお子さんを失ったっていう、そういう辛い思いを乗り越えて、こういう明るい歌を私たちに届けてくれてるんだみたいなところに、
すごい音質的な押す理由ができてきたりするじゃないですか。
結局、誰かの人生とか人格を消費することが一番の価値であるときに、
精製品以外の作った美しいイラストとかって、もちろん綺麗だけど、消費としてちゃんと腹を満たしてくれるかっていうと、わかんないみたいなところでもあるし、
そのほうが欲張りすぎることもできないというか、