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2024-01-25 27:22

#6 泊まれる演劇【前編】−未知のエンターテイメントを目指して−

『水星移住計画』第6回目は株式会社水星のエンタメ事業部からプロデューサーの花岡さんとステージマネージャーの飯島さんにお越しいただき、大人気『泊まれる演劇』プロジェクトについてのお話をお伺いしてます!

・演劇やイマーシブシアターのことは全然知らないまま泊まれる演劇を企画した

・最初はコロナの影響でリモート演劇から始まった

・当初は花岡さんだけでは全然人手が足りなかったところに飯嶋さんがジョイン!

・そもそも『泊まれる演劇』とは

・終演後も物語が続いているような没入体験

・ゲスト同士で交流して生まれるカタルシス

・言わばホテル内観光

今回は前後編で配信予定!!
後編では絶賛公演中の『雨と花束』についてご紹介予定ですのでお楽しみに!☔️💐

『水星移住計画』では皆様からの質問や感想などを募集しています!
すべての宛先はpodcast@suiseiinc.co.jp またはお便りフォームまでお送りください。

【参考リンク】

泊まれる演劇Twitterinstagram

【Personality】

籔田晃平(HOTEL SHE, KYOTO) ⁠⁠Twitter⁠⁠

花岡直弥(エンタメ事業部『泊まれる演劇』プロデューサー) Twitter

飯島崇(エンタメ事業部『泊まれる演劇』ステージマネージャー) Twitter

【Company】

株式会社水星 https://suisei-inc.com/

00:00
僕がそもそも、泊まれる演劇自体は、もともと知ってたんですよ。
で、水星に入ってから、泊まれる演劇をやってるところっていうのを、後で繋がったみたいな感じがします。
じゃあ、完全に分かれて認識されてたんですね。
そうですね。
なんか、そういうのを京都でやってるんだっていうのを、ツイッターか何かで知って。
ありがとうございます。
それが、ホテルを運営してるところと同じところがやってると思ってなくて。
劇団とかがやってると思うんですね。
そうですね。
ホテルを借りて、やってるもんだと思ってたんですよ。
そういう意味で、かなり新しいことをやってるなぁ、みたいなのが第一印象だったんですよ。
なるほど。
で、なんか多分、僕が演劇にあんまり造形が深くないのもあるんですけど。
我々もそうです。
飯島さんも違うんですよ。
僕はそうやけど、普通の人は多分そうやと思います。
だから、イマーシブシアターっていう言葉を初めて知ったんですよ。
なるほど。
逆に言うと、止まれる演劇以外のイマーシブシアターがどういうものかとか、
期限とか、日本でどういう形態でされてるのか、他のイマーシブシアターを運営している会社とかが。
っていうのを全然知らないまま、今この止まれる演劇に僕も裏方として参加させていただいてるみたいな状態なんですけど。
それで言うと、僕たちも他の人たちがどうやってやってるのかは全く知らないです。
全く知らないね。
お客さんとして参加したこととかはあるんですか?
それはありますね。
僕はこれやり始めて、インプットのために参加してる。
もともとうちに参加してたわけではなかったです。
じゃあ、イマーシブシアターっていうものを理解した上で、
うちの会社でやるならこうっていうアウトプットじゃなくて、
まず止まれる演劇っていうものがやりたいってなってから、
そこからいろんな知識を後でつけていったみたいな。
そうです。
ホテルC京都で僕はもともとフロントで働いてたんですけど、
うちの会社ってスタッフさんが日々のオペレーション業務だけじゃなくて、
実際に、例えば中の時期とかにどうやってお客さんを呼ぼうかとか、
どうやったらもっとお客さんの満足度を上げようかっていう、
いわゆる施策というやつを現場のスタッフさんが考えるじゃないですか。
止まれる演劇も、はじめはホテルC京都の冬の時期にお客さんを呼ぼうという施策だったんですよ。
いっぱいあって、その時、例えばいろんなイベントとか、
コンセプトルーム作ろうとかそういうのがいっぱいあったうちの、
演劇は一個だったっていう。
最初、花岡さん一人で始めたみたいな風に伺ってるんですけど。
はい、そうなんですけど、全然僕自身も演劇を見たことがほとんどなかったし、
当然作ったこともなかったんで、
全然最初は右も左もわからないという状況だったんで、
03:01
Twitterでつぶやいたんですよ。
止まれる演劇っていうのをやろうと思ってますみたいな。
つぶやいたら、それが結構バーンって。
バズったまでいってないですけど、
割と広がって、いろんな方から、会社以外の演劇をやってる方々から声をかけてもらったんですよね。
僕たちも一緒にやりたいですとか、僕たちも出演してみたいですという声をもらって、
その人たちにめちゃくちゃ支えられてやったって感じなんで、
全然一人でやってないっていう。
僕は、へー、なるほど。
脚本家、店員使って全然チャンスでない。
一般の人でも知ってるぐらいのところからやってたんで、
全然一人でやったとかではないですね。
なるほど。
今日はそんな止まれる演劇のお話を、
さまざまなインタビューでお答えしてる部分もあると思うんですけど、
せっかくポッドキャストの場なので、
詳しい話とか裏話も含めてお伺いできればと思います。
ということで、彗星移住計画、今夜もごゆっくりどうぞ。
この番組、彗星移住計画は、ホテルCを運営する株式会社彗星による
さまざまな視点から皆様のライフスタイルの選択肢を広げることを目的とした
ポッドキャスト番組です。
私、彗星移住計画の矢舘航平と申します。
彗星エンターテイメント事業部で、
止まれる演劇というプロジェクトをやってます。
プロデューサーの花岡です。
同じくエンターテイメント事業部で、
止まれる演劇をやっております。
ステージマネージャーを務めている飯島と申します。
よろしくお願いします。
大人気の止まれる演劇、本当に。
ありがとうございます。
本当にすごいですよね。
僕も今、ホテルC京都でやってる公演のことぐらいしか
詳しくは知らないんですけれども、
さっきさわりで話していただいた成り立ちとか含め
詳しい部分とか、裏話をお伺いできればと思いますので。
よろしくお願いします。
ちなみに最初の公演って、どういう題材の演劇だったんですか?
最初の題材はホテルC京都でやるって決まってたんで、
ここが最果ての旅のオアシス。
そこで翔子さんが始め、
ホテルC京都にかけた時の、リニューアルの時にかけた
コンセプトとかっていうのを調べてて、
ホテルカリフォルニアっていう曲があるじゃないですか。
06:00
そこからホテルC京都のコンセプトを着想したっていうのを読んで、
ホテルカリフォルニアっていう楽曲の歌詞が物語調になってるんですよ。
よくわからんモーテルかホテルかに紛れ込んだら
変なパーティーに巻き込まれて、
怪しい夜に巻き込まれるみたいなストーリー調になってて、
そこから結構着想してたっていうのがありましたね。
懐かしい。そんな感じでした。最初は。
なるほど。最初からお客さんの威厳も好調だったんですか?
なんかね、ややこしくて、コロナにまずブチ当たってたんで、
はじめそのやろうと思ってた作品がやれなくなったんですよ、元々。
それをはじめ2020年の6月にやろうと思ってたんですけど、
ホテルがお客さんを迎えて営業するっていうことができなくなってた時期で、
もちろん止まれ連劇っていうのも一回止まっちゃったんですけど、
このままじゃいかんなとなるわけじゃないですか。
なって、意味わかんないんですけど、止まれ連劇をオンラインでやろうと。
止まれねえじゃねえかって話なんですけど、オンラインでやろうとなって、
Zoomのアプリを使って、お客さんと会話しながらミステリー調の演劇を、
一応お客さんとしては見るんですけど、実際にお客さんの手元に招待状を送ったりとか、
手元のリアルなものとかも一緒に使って演劇を体験するっていう、
言葉だと全然意味わかんないと思うんですけど、
それよりリモート演劇、それはめちゃくちゃお客さん来て、
見に来てくれてて、本当に京都とか遠い距離の海外に住んでる方とか、
北海道とかの方とかも見てくれてたので、
すごいその時に止まれ連劇っていうものを、
全国つつうらうら知ってもらえたタイミングになったっていう印象がありましたね。
もともとの想定で走り出すよりも、
まず認知を広めるところからスタートできたっていうふうに、
結果的に捉えられるっていう。
言っちゃえば挫折っちゃ挫折なんですけど、
僕らにとってはそれが一個の転機にはなったなって。
いつの間にかそれが事業にという場所になって、
ああよかったなって思っております。
今じゃ考えられないですね。
花岡さんがフロントに立っている姿が全然想像できない。
めっちゃ怒られてた、めっちゃ怒られてた。
こんなに怒られるんだって。
お客さんからじゃないですよ。
コーヒー飲めの量とかが全然合ってなくて、
レシピ読んだって。
いや、読んでないっすみたいな。
なんで読んでないのよ。
最初は花岡さんが一人で試行錯誤しながら、
オンラインで配信しながら、
09:00
やっとコロナが落ち着いて、
リアルの場でお客さんを呼び込めるってなった時に、
やっぱり人足りなくなったんじゃないかっていうのを
今話聞いてて思った部分で。
飯島さんがどういった経緯で入られたかみたいな部分とかも
僕そんなに詳しくは聞いてなくて、
そのあたりとかも気になるポイントではあるんですけど。
それこそ人が足りてないのが原因ですね。
僕もともと、
さっき言ってた2020年6月に上映予定だった作品に
キャストとして出演予定だったんですよ。
で、その頃から僕、
今週シアターだったりとかによく出てて、
で、止まれる演劇も楽しみだなと思ってた矢先、
コロナで一旦延期という形になって、
で、それ以降オンライン公演も出させてもらったりとか、
やっとオフラインで上演した時もキャストとして出演しました。
で、何作品か2作品ぐらいに出て、
もう一つ大阪で上演した公演に
普通にアルバイトとして参加してたんですよ。
たまたま僕が出演予定だった別の舞台が飛んでしまって、
で、その期間丸々空いちゃったんですね。
で、暇だなと思ったら
花岡さんから、ちょっとすいませんこの期間お手伝い来れる人いますか?みたいなのが
僕が出演してた公演のグループラインに投げられてて、
あ、ちょうどいいわと思って、空いてますよみたいな感じで入ったんですよ、アルバイトとして。
で、ホテルスタッフのようなことをやりつつ、
あとステージの方の手伝いもしつつみたいなことをやってたんですけど、
そこで、人が全然足りてなさすぎる。
花岡さんがマーケティングもやって、
グッズのことも考えて、ステージのステージマネージャーみたいなことも全部やってて、
もう完全にオーバーワークになってるのを目の当たりにしてて、
で、手伝ってた公演が終わるタイミングで、
僕も入って手伝えることがいっぱいあるなぁと思って、
最終日に花岡さんに、
花岡さん、ちょっと僕、泊まる連携に入れてください、みたいな。
あ、直談判?
いや、直談判とかじゃなくて、僕は一間さんから話があるって言われて、
アリニースいいですかって言われて、
なんかもうすごい現場がゴチャゴチャしてたんで、
怒られるのかなと思って、
マジでこんな現場終わってますね、みたいな。
怒られるのかなと思って、
ドキドキしながら行ったら、
全然逆なことを言われて、
めちゃくちゃ嬉しかったの?
本当にめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
で、僕も実は飯島さんに、
ちょっとうちの会社どうすかみたいなことを、
声かけようと思ってたんですよ、マジで。
12:02
なるほど。
そう、思ってて、
だからその、告白しようと思ってたんですよ。
そんな感じで話したわけですよ。
両方やったんですか、開けてみれば。
開けてみれば。
そのものだからね。
その即座に、あ、はい、見たんですよ。
ぜひ見なよ。
感じでしたね。
なるほど。
両思いということで。
両思いでした。
それ入られたのが、
2022年の頭ぐらい?
そうですね、入社したのは2月ですね。
そこから、
2人体制になって、
2公演やって、
その頭で3人になって、
という感じになってますね。
実際、現場で運営してくれてるのは、
泊まれ連劇の事業としては、
僕ら2人なんですけど、
ホテルC京都でやるときには、
ホテルC京都の方々、
ホテルC大阪時代のホテルC京都の方々が、
僕らと同じ目線に立って、
運営もだし、運営改善もしてくださってるので、
2人でやってるっていう感覚、
2人とか3人とかでやってる感覚っていうのは、
あんまりないんですけどね。
すごい大きいチームになってるっていう感覚の方が、
僕は大きい感じ。
事業部としては3人やけど、
携わってるのは多分めちゃいる。
100は行かないけど、
行かないけどそれぐらいの規模でやってる。
そういう意味で言うと、
チーム全体の大きさで言うと、
一番でかいんで。
なるほど。
助けてくれる人も含めて。
社長さんとかも言うと、
多分50人はいるから、
一番大きいチームで一つのものを作ってる気がする。
その会社の中では。
今多分この話を聞いてくださってる方とかは、
参加されたこともあるお客さんも
多分いらっしゃると思うんですけど、
入社する前の僕みたいに、
なんとなく止まれる演劇っていうものをやってるとか、
そういうものがあるっていうのは知ってても、
実際具体的にどういうエンターテイメントなのかっていうのが、
やっぱり伝わりづらいというか、
参加してみてやっと理解できるみたいな部分があるんですけど、
要は没入型の演劇って言われてるじゃないですか、
今渋谷タワー自体が。
それをホテルでやるっていうことが、
多分伝わりきってない部分もあると思ってて、
実際僕も入社してから、
大阪の公演の方にお客さんとして参加してやっと初めて、
こういうものなのかみたいなのを感じたんですけど、
そのあたりの具体的にどういうものなのかみたいな説明を
ちょっとしていただければと思うんですけど。
まず言葉だとなかなか伝わらないので、
インスタグラムで止まれる演劇と調べていただいて、
その写真を見ていただきながらこの話を。
何ならフォローしてもらって。
音声だけでは伝わらないので。
15:01
写真見てもらうといろいろ写真が上がってるんですけど、
基本的にその期間はですね、
止まる演劇やってる期間はホテルC京都なりホテルC大阪の、
一般的な営業はもう風止まってるんですよね。
止まってて、止まる演劇のチケットを購入したお客さんしか
ホテル内に入れないという状態になってる。
ホテル1棟の中に美術、音響、照明、いろんなものを
劇場みたいな感じで立て込んで、
劇場っていうよりテアパークとかの方がもしかしたらイメージ近いかもしれない。
お化け屋敷とかの方がもしかしたら空間的なのはイメージ近いかもしれないんですけど、
本当にいつものホテルC京都はガラッと、
今はロビーにめちゃくちゃ植物が生い茂ってるんですよ。
いつも生い茂ってないじゃないですか。
天井に植物が生い茂ってるんですけど、
それは荒廃したモーテルみたいな設定。
いつものホテルC京都ではない、
もう一個別の架空のホテルみたいなものをまず作り込んでます。
そこに演劇なんで、俳優さんもいらっしゃって、
物語が上演されるんですね。
一般的な演劇って劇団式さんとか宝塚さんとかって、
客席があってステージ上のパフォーマンスを鑑賞するじゃないですか。
これがイマーシブシアター、
泊まる演劇はイマーシブシアターっていうカテゴリーなんですけど、
泊まる演劇の特徴で、
参加型とか体験型って言われる演劇を作ってるんですよ。
お客さんも喋んなくちゃいけなかったりとか、
お客さんもどっか別の場所に自分で移動しなきゃいけなかったりとか、
お客さんを言われてそれをこなさなきゃいけないとか、
座って演劇を鑑賞するっていうスタイルでは一切なくて、
物語の一人の登場人物として、
演劇というか、演劇なのかな、に参加するっていうのをやってるんですよ。
もうちょっと不確かになった。
演劇っていう名前をつけてるのちょっとややこしいんですけど、
演劇じゃないですね。
アトラクションとかの方がもしかしたら、
テナパークとか、そっちの方がイメージはつきやすいかなっていう感じなものを作っていて、
写真とか見ていただいたりとか、動画とかも上がってるんで、
どういうものなのかっていうのは、
言葉よりも多分映像とかの方が伝わりやすいと思うので、
このオドキャスト最後に聞いていただいた後に、
インスタ見てもらえると、より分かりやすいかなと思ってます。
通常のホテルシーではなく、
本当にまた別の物語の世界になってて、
チェックインしたときから物語がスタートしてるんですね。
18:02
そこからコンシェルジーの人たちに案内してもらって、
気づけば物語がスタートしてて、
ストーリーは一旦終わるんですけども、
そのままこの舞台となったモーテルに宿泊して、
朝起きてもその物語がずっと続いてるっていう、
チェックアウトするまでずっと物語が続いていて、
なんならチェックアウトしてからもずっと物語の世界に浸ってるんじゃないかっていう錯覚してしまうような
没入体験ができる空間なんじゃないかなと思っております。
何が近いかって言われるとないんですよね。
類似するものがなくて、
謎解きとかってよく言うんで、
近い部分ももちろん、リアルダイスゲームとか、
謎解きとか、マーダーミステリーとか最近流行ってると思うんですけど、
近い部分はあるんですけど、
そこまで積極性いらないんですよ。
謎解きとかって、謎解いて、パズル解いて、成功か失敗とかあるじゃないですか。
そういうのは別にないんですよ。
もう、ふーってやったら、
謎を解いて快感を得るとかっていうアトラクションではないっていう感じですね。
ロビーではキャストさんだけの絡みでシーンがそれぞれあって、
合間合間にお客さんが自分も参加する形で客室の方に移動したら、
またその客室にキャストの方がいて、
そのキャストの方とお話をして、
得られた情報によって物語の自分の中での解釈が深まったりとか、
進み方がそれぞれお客さんによって違ったりとか、
その最後のラストシーンで今まで集めた情報の答え合わせに近いような
カタルシスがあるみたいな形だと思うんですけど。
それでラストシーンの見方がだいぶ変わるというか、
これはちょっと内部的な話になるんですけど、
僕はスタッフ側として最初京都の今やってる公演に参加した時に、
ロビーのシーンしか知らないっていう状態で裏方のお仕事をしつつ、
途中に一回お客さんとして僕も参加させていただいた時に、
初めて客室に自分も足を運んでから、
いつも見てるラストシーンをお客さんと同じ立場で見た時の感動の違いがすごくて。
もう全然台本とかも理解してるのに、
それでもやっぱり自分がモーテルの中でいろんなキャストの方と話して、
自分も物語の一部になって、
自分が紡いだ部分みたいなのがお客さんによっては絶対あるみたいな。
21:01
お客さんとキャスト、1対1の絡みだけじゃなく、
お客さんとキャストの人とペアになってまた途中行動して、
他のキャストとまた合流してみたいな、
毎日展開が違うみたいなのもあって、
そういう意味で予定調和じゃない感じみたいなのが、
多分醍醐味なんじゃないかなと思って。
本当におっしゃる通りで、
出会う人物、順番によっても感情移入の度合いも変わってくるし、
それによって最終的に目撃するシーンの見え方が全然違うというか。
自分はこのキャラクターに感情移入してるからこの人の見方してるけど、
別の人はそのキャラクターと出会ってなかったりとかするんですよ。
だからその人のことを何も思ってなくて、
全然思ってる感想が違ったりとか。
それを終演後に本当にお酒を飲みながらロビーで、
ゲストの皆さんが感想を語り合ってるとか、
自分が目撃したシーンを共有し合ったり。
物理的に全部のシーンを目撃することって難しいんですよね。
ホテル全部で上演されてるので、
自分が1階にいたら1階の人たちしか見えないし。
それを共有してさらに物語の解像度を高めていって、
っていう楽しみもあるかなと思います。
僕もお客さんとして参加した時に、
全然知らない人と一緒に部屋回るみたいな、
偶発的にそういうペアリングが起こったりとか、
さっきもおっしゃってましたけど、
あいまいまにお客さんがミッションを渡されて、
それを遂行するってなった時も、
友達とか一緒に来た人じゃない人と一緒になって協力してっていうのが、
結局その後、終演後もロビーでご飯食べながら、
その人と一緒に、
僕回った部屋ではこういうことがあってみたいなので、
答え合わせするみたいなのも、
多分全力で楽しめる人は、
そこも本当に楽しもうとしてるっていうのが伝わってきますよね。
なかなかない気がしますね。
イマーシルシアターっていうのが増えてきてるんですけど、
泊まる演劇は、泊まれるというか、
ホテルでやってることがすごく大きいなと思ってて、
今言ってくれた通り、
公演時間みたいなのあるっちゃあるんですよ。
大体3,4時間くらいかな。
体験時間はあって、
終わった後に、
お客さんが20人くらい参加してくれてるんですけど、
お客さん同士がすごい仲良くなってるのをよく見てて、
それはなぜかっていうと、
終わった後もすごい残ってるからなんですよ。
普通の演劇とかって、
終わったら客出しって言うんですけど、
本日の演目は終了です、
お帰りくださいって言って、
バーって帰って行って、
一緒に行った友達とかとカフェでお茶ししながら、
感想語り合うとかあると思うんですけど、
みんないるんですよね。
一晩いるんですよね。
時間は結構たっぷりあるっていうか、
24:01
時間が結構大きいなと思ってはいて、
しかもいましるシアターっていう構造上、
お客さん一人一人が、
みんなバラバラの体験をしてて、
自分が知らないシーンとかもあるんですよ。
だから結構喋る理由があるという感じ。
何した、ああいうことあったんだ、みたいな感じで、
かつそれがホテルだから、
泊まれるから、
終わった後も時間があるっていうので、
全然知らない人同士とか、
出てくる方とかもたくさんいらっしゃるんですけど、
なんかその20人で最後、
仲良くなるっていう表現は違うかもしれないですけど、
すごいコミュニケーションが生まれて、
じゃあまたどこかでお会いしましょうみたいな感じで。
しかもすごいそれって旅っぽいなと思うんですよね。
ゲストハウスとかもそうじゃないですか。
一晩で結構いろんなとこから来た自分とは違う価値観とか持った人と話して、
それって結構旅の醍醐味。
観光地巡るとかよりも、
ここで会ったロシアから来た人元気かな、みたいな。
コロナでだいぶ減っちゃったけど、
それって結構旅の醍醐味だと思うんですけど、
それが結構組み込まれてるというか、
そういった新しくないか、
旅の一個の醍醐味っていうのをホテル館内で楽しめるっていうのは、
すごいホテルっぽいし、
旅の形としても面白いなと思ってます。
そういう意味で想定外の満足度みたいな部分ですよね。
こちら側からすると。
そうですね。
泊まれる演劇っていうプロジェクトの名前だから、
演劇はやってるんですけど、
むしろそういった空間を提供してるっていう方が、
僕たちの意義としては大きいかなって感じですね。
ホテル内旅行みたいな感じですね。
ホテル内観光とか、
名前変えるか。
ホテル内観光。
京都来てホテル拠点に嵐山とか行くんじゃなくて、
ホテルの中で観光してくださいよみたいな。
そうですね。また現実とは違う世界観を旅で来てる。
なんかトラブル起きるんでみたいな。
出会いもあるし。
出会いもあるし。
なるほど。
ということで、
泊まれる演劇の楽しみ方とか、
こちら側が提供しているものの話をさせていただいたんですけど、
後編で、今現在講演中の雨と花束のお話とかも
少ししていただければと思いますので、
こちらもまたよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それではですね、
彗星獣計画では感想のお便りなども随時お待ちしております。
それらすべての宛席は概要欄のお便りフォーム、
もしくはpodcastsuisei.co.jpまでお送りくださいませ。
それでは後編もよろしくお願いします。
27:02
聞き終わったところで皆さん、
インスタの泊まれる演劇の中の動画を今フォローしてください。
Twitterでも返す。
Twitterもあるんで。
ぜひビジュアルを見ていただければと思いますね。
見てください。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
27:22

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