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前略、無意識さま、聞こえますか?SUBEHITOです。
心のずっと奥の方、もう一人の自分に送るボイスレター。
そんな一人ごとみたいなポッドキャストを始めました。
えーと、まずは、あなたにこうやって話しかけようってね、思った理由から話そうかなと。
実は僕ね、今年の2月に初めて父親になったんですよ。52歳で。
でまぁ、この息子がね、本当にいろんな表情を見せてくれるんですけどね。
笑ってくれたりとか、それがね、もう可愛くてしょうがない。
こんなに可愛いもんかってね。
でね、僕はね、いつの頃からか、僕の人生なんてこんなもんかなってね。
どっか諦めの気持ちで、なんとなくね、こう生きてきたような気がするんだけど。
この子が生まれてからは、もっと丁寧に生きていかないとなってね、思うようになったんですよ。
考えてみたら、この子が20歳になる頃、僕は72歳でしょ。
でもおじいちゃんじゃんと思って、やばいよねってね。
もうね、なんか今までみたいに、ぼーっとは生きてらんないぞと。
長生きもしないといけないよね。元気で。
お金だってもっと稼がないといけないしね。
でもまぁ人間ね、そんな急にはね、エンジンかかんないっていうかさ。
自分の生き方を変えるなんてね、そんな簡単なことじゃないんじゃない?
そういえばね、中学生の頃に読んだ本にね、
無意識のスイッチを入れれば、人生が変わるみたいな、そんなことが書いてあって。
それで当時、その本に書いてある通りにね、願い事を紙に書いたりとか、
それを毎日読み上げたりとかしてね。
そんなことをかなり真剣にやってみたことがあるんですけど、今思うと笑っちゃうんだけど。
結局ね、何も起こらなかった。
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全然ダメじゃんってね、がっかりしたの覚えてるんだけど。
ところがね、その無意識にコンタクトする、もっと確実な方法を最近になって発見したんですよ。
ヒントはね、その僕が普段からやってるボイスメモでした。
僕社会人になってから、思いついたアイデアとか予定とか、何でもかんでも声に出してね、って録音してるんですよ。
あと悩み事とか、仕事の愚痴とかね。
あと、何だろう、上司の悪口とかね。
人に聞かせるもんじゃないから、そういうのも全部吐き出して、バンバン録音しちゃうんですよ。
これやるとね、不思議と気持ちがすっきりするんですよね。
この一人ごと録音の何が大事かって、後から自分で聞き直すっていうのが大事なんですよ。そこがミソなの。
録音した自分の声を聞いてると、だんだん気分が落ち着いてくるんですよ。
寝落ちすることもあるぐらい。深ーくリラックスするんですけど。
そうやってリラックスして、自分の声に耳を傾ける。
そうすると、あの時はあんなにムカついてたんだけど、今聞いてみるとそんなに怒ることでもないなとかね。
あんなに不安になるとき感じてたけど、全然よく考えたら大したことないなとか。
こうすればよかったんだなとかね。
そうやって驚くほど冷静に、客観的に振り返って見ることができるんですよ。
自分の中のもう一人の自分がアドバイスしてくれてるみたいに、考えや気持ちがすーっと整理されていく。
心が静まっていくの。
そういう意味では座禅とか瞑想なんかに近い感じなのかもしれないよね。
そういえばね、そういう状態の時こそ無意識にアクセスできるんだってね。
中学生の時に読んだ例の本にも書いてあったわけ。
ちょうど育児休暇中に息子のおむつを替えてるときに、
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あ、そうだこれじゃんって閃いたんですよ。
つまり自分の無意識に向かってボイスレターを送るみたいに語りかけてね、それを録音すると。
それを深くリラックスした状態で自分で聞き返す。
そうすることで無意識にメッセージを届けて、そのスイッチをバチンとオンにするっていう、そういう方法。
この方法だったらこんな僕でも変われるかもしれないと思って。
考えてることが中学生の頃とあんまり変わってないんですけどね。
でもね、実際この方法を今始めて2、3ヶ月経つんだけど、すごくいいんですよこれ。
なんていうのかな、生活の質っていうか人生の質がね、少しずつ着実に上がってる感じがしてます。
これをやってる過程で何か気づいたりとか学んだりしたことをね、
ポッドキャストなんかで配信してみたら、もっと面白い展開があるかもしれないなぁなんてね。
ちょっとそんなアイディアまで浮かんできててね、今なんかちょっとワクワクしてるんですよ。
正直ポッドキャストなんてやったことないし、続くかどうかもわからないんですけど、
でも今こうして録音してます。
というわけで無意識様、これが記念すべき第1回目のポッドキャスト配信です。
聞こえてますか?
これからこうしてインターネット推しにもね、あなたに話しかけていきますので、
どうか目を覚まして、僕の人生をね、最高に面白くしてください。
目を覚ましちゃいましたね。
じゃあ今日はこの辺ですべ人でした。
ではまた。
ごめんごめんごめん。
大丈夫だよ。もう終わった。
終わった。