1. それでもメディアは面白い
  2. 今、デジタルメディアを立ち上..
2025-12-22 16:02

今、デジタルメディアを立ち上げるならどうします?

spotify

▶話した内容

今あなたがデジタルメディアを立ち上げるなら / 宣伝会議「編集長養成講座」のご案内 / 大半の悩みは生成AIが答えてくれる時代 / 知識ではなく「知恵」にしていく必要性 / 広告モデルはもう厳しい / 課金モデルで「パッケージ」を考える / テキストのパッケージとしての書籍は全然イケる / 脳内への変換の楽さがテキストの強み/ アラカルト的な雑誌は成立しにくい / 特定コンテキストの「専門誌」が必要/ 月1更新では課金されない / デイリー更新できるジャンルを選ぶ 人数×単価でコストが払えるか / 2〜3年潜る体力と胆力が必要 / 深いジャンルを語れる人が中にいないと前に進まない / サポート側として貢献していきたい

▶松浦シゲキのプロフィール

https://my.prairie.cards/u/shigekixs


▶番組へのお便りその他は下記のフォームからお願いします。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://shigekixs.notion.site/234a6020e72d807d9858d3e7e01a501e?pvs=105


サマリー

松浦シゲキがデジタルメディアを立ち上げる際の戦略について、AIの影響や知識から知恵へのシフトの重要性を語っています。特に、コンテンツのパッケージ化と広告モデルの見直しが新しいメディアの成功に不可欠であると強調しています。デジタルメディアの立ち上げには、制作コストや運営体力が重要な要素となります。また、深い知識を持つ専門家の存在が成功に欠かせないことも強調されています。

デジタルメディアの立ち上げ方
松浦シゲキの、それでもメディアは面白い。
この番組、それでもメディアは面白いわ。
メディアコンサルタントで、コミュニケーションプランナーの松浦シゲキが
ありとあらゆるメディアの器をこねくり回しながら語り尽くします。
さて、今回のテーマは。
はい、松浦シゲキでございます。
年末ですね。はい、もうすぐ2025年も終わりかなという形で
今回はですね、今年3ヶ月に1回ぐらい問われた話をしようかなと思います。
で、それ何かというとですね、今日のテーマなんですが
今、あなたがデジタルメディアを立ち上げるとしたらどうしますかというのがですね
あれこれ喋っている中で、お仕事で喋っている中でいうと
ちょいちょいちょいちょい聞かれるわけですよ。3ヶ月に1回ぐらい。
私、ワイヤードを再立ち上げしたりとか
外資メディア8ポストをですね、日本に持ってきて立ち上げてみたりとか
いうのを持ってきてみたりというのは、私が持ってきてやるわけじゃないんですけどね。
オファーを受けてやっただけですけど。
はい、そういう形であったらどうしますかとか。
あと、今ね、私、宣伝会議さんで編集長養成講座という講座を持っておりまして
年に1回お話しさせていただいております。
次のシーズン、今募集中で2月に始まりますので
ご興味ある方は是非。ここでも立ち上げみたいなお話も
させていただいておりますが
何て言うんですかね、立ち上げとしたらどうしますかって話で言うんだったら
これ別に編集長に限らず、どんなお仕事でも準備って大事だと思うんですよ。
物事を始めるためにはですね、戦略と戦術をちゃんと固めてからやりましょうというのが
私の考えでして、コンサルティングでもそういうお話させていただいております。
で、デジタルメディア立ち上げるっていう話で言うんであれば
大前提として今年大きく変わったのはね
先生AIさんがいよいよ力持ってしまいましたという世界観です。
雑に言うと、知らないことは先生AIさんが答えちゃうんですよ。
昔はね、何かしら知らないことが健在化したら
検索してウェブページのコンテンツが答えを教えてくれるという流れがあったので
コンテンツ作っていくわけですよ。
でもですね、今はその大半をですね、言うまでもなく先生AIさんがですね
カバーしちゃってくれるという話です。
しかもですね、1たす1は2ですかっていうみたいな単純な質問だけじゃなくて
こういうことどう思いますかみたいな相談事についてもですね
それなりの精度で答えてしまうと
いやもうね、それなりの精度では済まされないレベルですね、それで言うと。
でなると、いわゆる知らないことみたいな話はですね
デジタルメディア上ではほぼ求められなくなってしまう
指摘されなくなってしまう世界観がもう来てますと。
前回もですね、お話ししましたけど
知識じゃなくて知恵にしていかないといけないんですよね、それで言うと。
AIとコンテンツの変化
っていうのがあるんで、だったらどうするのっていう話で言うんだったら
やっぱこうパッケージ化されたストーリーをですね
ユーザーさんに紹介していただくような形にしないと
単純な知識的な話っていうのは難しいかなと思うんですよ。
言うとですね、ストーリーだってオチがわからないっていう意味でいいんだったら
知らない物語ですからね。
で、もちろん答えがない話をして考えさせてもいいんですけど
そんなこと言っていくとどんどんどんどん話広がっちゃうんでシンプルにしますけど
困った時にね、自分の知恵になるような形で
メディアというパッケージを作っていかなければいけないっていうのが
大前提としてあるわけですよ。生成AIの世界観で言うと。
それがテキストだったり動画だったり音声だったり
それぞれあるとは思いますが
それで言うと、あえて私テキストメディア出身なので
テキストでこの後喋ろうかなという風に思います。
動画も音声もサポートしてますけど。
で、コンテンツ作ったら結局ビジネスとしてどうするんですか?
プロデューサーディレクターとしてどうするんですか?
みたいな話なんですけど
単純に広告化、課金化という雑に分けると
それ以外にもやり方はあるんですけど
コンテンツが消費されたとしても
私としては単純な広告でやることはかなり難しいかなという風には思っております。
この場合の単純な広告っていうのは
コンテンツと人とコミュニケーションの合間に割り込むこと
みたいな感じですね。テレビで言うんだったらCMですね。
みたいな形で
何のコンテキストもなく割り込むのは大分厳しいかなという感じですね。
もちろんコンテキストが紐づくような形での
広告というのは私はありだと思うんですけど
これ語り出すの長いんで省略します。
なのでやるんだったらって話ですよ。
広告も別にそれで育てられてきた人間なので
広告自体は別に嫌いでもなんでもなくてやりたいんですけど
お題がね、今デジタルメディアを立ち上げるとしたら
そうすると基本的にはパッケージの形で
家計モデルでやっていくことになるかなという風に思うんですよ。
個別の記事や個別のコンテンツではなく
何かしら大きなコンテキストをベースに
考えていかなければいけないですねみたいな話をしてますと。
で、重ねてですけど
今日は入ってテキストに限定してお話しますが
例えばっていうかテキストのパッケージっていうのであるんだったら
私は書籍とか特定ジャンルの月刊誌レビュー
MOOCだったら全然いけると思うんですよ。
出版布教とかいうような話があるかもしれません。
それはでもあくまでも流通の話であってそれで言うと
流通の話であってテキスト自体もちろんテキスト自体のね
消費量も減ってるとは思うんですけど
動画見るより音声で聞くより
テキストの方がある意味における難易度は高いと思うんです。
コンテンツの消費で言うと。
そういう人方をターゲットに作っていくんだったら
広告モデルと収益化
私は全然やり方としてはあるんじゃないかなと思います。
テキストならではの手軽さもあると思うんです。
要するにテキストのコンテキストを分解して脳に吸収できるっていうのがあるんだったら
脳の変換の楽さっていうのはあると思うんですよね。
テキストはね本当そういう意味では
知恵の変化が私はしやすいかなというふうに思います。
場合によりきれいなんですけど
ストーリーとしても理解されやすいかなと。
そういう意味でテキストのパッケージ自体の書籍は
残り続けると思いますし
ある程度の流通量減るんですけど
でもなくなることは絶対ないかなというふうに思います。
ただね書籍は買い切りっていう形
ショットで買う形
なのでショットでウェブ上で
デジタルのコンテンツ買い切りみたいな形でやるのも
一つの手としては私はですね
あるんじゃないかなというふうに思います。
ノートさんでも1本1本500円とかね
1000円とかで売られるコンテンツってあると思うんですけど
これも流通とあとは
課金のしやすさみたいな話で言うんだったら
もっともっと課金仕組み的にしやすくなると思うんですよ。
そしたら全然ショットでガンガン買われるかな
っていうふうに思うんです。
これがサブスクリプションモデルとなると
日刊誌、週刊誌、月刊誌みたいな形になるんですけど
そうなった時に言うんであるんだったら
プラットフォーマーはね
雑誌みたいなやり方で何でもかんでもありますよみたいな形
例えばネットフリックそうじゃないですか
アニメもあればドラマもあれば
ドキュメントまで言うもあればみたいな形の
何でもありっていう形なんですけど
それはねあくまでもプラットフォーマー
それぞれのコンテンツの作り手っていう形であるんだったら
やっぱり一体のテーマ必要になりますと
コンテンツと思ってエンゲージしていくパッケージじゃなければ
成立しにくい
何でも載ってる雑誌的な形態はですね
アラカルト的なものはですね
なかなか成立しにくいと思うんですよね
いろんなコンテンツを載ってるとですね
それぞれの良さが薄まっちゃうので
そうすると書きに至るまでがかなり難しくなるかな
というような感じです
なんでそれぞれやっぱりサブスクリプションみたいな形でやるとなると
専門誌みたいな形で日刊なり週刊なり月刊なりで
やらなければいけない
でもこの更新頻度がまたポイントで
課金もしやすいっていうのもあるんですけどね
単位やみやすいっていうのもあるんですよ
もちろんこれやみにくくするっていうようなね
やり方もあるんですけどそれよろしくないので
月1回のコンテンツ更新でデジタル上でユーザーが課金を続けるかというと
なかなかしないと思うんですよ
やっぱりある程度デイリーで日々更新できるレベルのコンテキストじゃないと難しい
これができるジャンルでパッケージを組めるんだったら
デジタルメディアとして立ち上げて
生き残れる術はあるんじゃないかなというふうに思うんです
課金モデルでね特定のコンテキストで
あとはその上であったとしても
そのコンテキストを消費したいなと思っているユーザーがですね
どれぐらいいるのか
100人?1000人?万人?みたいな形
その課金の単価ですね
ニーズかける単価で結局
デジタルメディア立ち上げの課題
そこの日々更新というところのコンテンツの制作コストが払い出せるかどうかという
そのバランスですね
結局そこが戦略パートの話で
必死に考えないとですね
これやったところで何年て回収できるんだっけみたいな話なんですよね
どうしてもねコンテンツ作りたいから始まっちゃうような戦術面から考えて
なんとかっていうのは言いがちなんですけど
それじゃダメで
そういう形で結局ジャンルのニーズその他諸々も含めてですね
これが制作費も含めて2年か3年後ぐらいに
プロジェクト転換できればいいんじゃないかぐらいの組み方をしないと
うーんなんか難しいんじゃないかな
デジタルメディア立ち上げるで言うんであったら難しいかな
というんだと思うんですよ
もちろんねその間無料である程度やって
広告でちょっと過渡期を乗り越えるっていうのはあるかもしれないかな
とは思うんですけど
設計的で言うんだったら1年2年っていうところ
まあ何かしら赤字で潜ることも覚悟する必要があるかな
と思うんですよね
そうするとですよやっぱり赤字で潜るだけのね
運営側に体力必要ですし
かつそういうところをですね
マネジメントする側にもですね
弾力が必要になってきます
そこまで組み立てられるんだったらやるけど
そこまで組み立てられないんだったら
今の時点でなかなか厳しいかな
っていうのが大枠でですけどね
聞かれた時に私がお話ししていることでもあったりとかします
もちろんこの戦術面のところで言うんであるんだったら
専門知識の重要性
実際に戦術実行する人がですね
そのジャンルとか趣味興味関心に対して
語れる人が濃く語れる人がどれぐらい
中にいるかっていう話だと思うんですよ
そこがいないと難しい
そのポイントについてですね
深みについて中の人がどれぐらい
そのジャンルについて理解度が高く深く語れるか
っていうところがないと
さらに厳しいところもあります
そうですね私で言うと
なんかやってくださいよ
お金が1億5000万円ぐらいあるから
なんかやってくださいよっていう
しゃべって何あるかな
私で言うと深くはないですけど
趣味の一つにクイズがあります
今クイズ人口ありがたいことに
クイズノックさんのおかげで広がってきたっていうのがあるんで
謎解きとかパズルとか
コミコミの形でやるんだったら
パッケージメディアとして
ウィークリで課金モデルとかできなくないのかな
というのは
うすらぼんやり思ったりとかします
ただそれこそね
クイズノックっていうメディアがですね
まさにそれをここ含めて
やっちゃってるところもあるので
クイズノック以外でできるのかな
って言われると
あんな形でタレント揃えて
やってるのを真正面から
なんだろうな
二軸目三軸目みたいな感じでできるのかな
って言ったらなかなか難しいかなと
スター揃えなきゃいけないですからね
そこには伊沢さん以外にも
スター何人もいらっしゃいますからね
そうなった時にクイズノック以外で
クイズノックのパッケージコンテンツに
人がついてくるかって言うとね
これまた難しいチャレンジになるかな
と思うんですよ
リーチ量とかね
稼げなきゃないかもしれないんですけど
いろいろ
デジタルに移してその熱量でやれるか
って言うとね
ちょっと難しいかな
デジタルメディアってね
さっきテキストだけで
お話ししますとか言いながら
テキストだけに限定する必要ないわけで
ゲームでもあるのでクイズゲームですからね
複合的にあるんだったら
ぐらいかな
真面目に検討したわけじゃないんですけど
裸で言うんだったら
ギリギリクイズノックさんという王様がいる中で
もう一つデジタルテキストの
課金メディア作って
課金のコンテンツの一つに
ゲームなり
クイズのゲームなり
バイラインをさせるYouTubeとか
ポッドキャストとか
そういう形で言うんだったら
なくもないかな
できるかなどうかな
っていうような感じですかね
重ね重ねですけど
結局ある程度濃いジャンルで
語れる人が中にいないと前に進まないかな
というのはあります
今この番組
それでもメディア面白いがあるので
私がメディアビジネスに語るという
軸ももしかしたらあるかもしれません
でも課金料金まで持っていくとなると
すでに
デジデイさんがいらっしゃいますし
メディアイノベーションさんとかもいらっしゃいますし
すでに先行事例がある中で
どこまでやれるんだっけ
という感じです
私いろいろと
お仕事やってる身でもあるので
専門でやれるかというと難しいですけど
でなってきた時に
このメディアビジネスっていう
ニッチなジャンルだけで3つの課金メディアを
整理するかって言ったら
これもまた厳しいかなという風に思うんですよね
趣味興味の領域で
何かしらやれることがあればいいかなと思うんですけど
私はですね
それで言うと
たしみ人間みたいなところがあるので
幅広く知ってるけど深さまで言うと
そこまでではないかなというのがあるので
もしやるとしたら
すっごく深いところが話せる人たちを
サポートできればいいんじゃないかなという感じで
そういう意味では今年一件
深く語れる人方をサポートした
案件はあって
ある程度課金メディアとしてはうまくいったかなという
手応えは
1年でもございました
この1年いろいろやってみても
正々堂々と来る中でデジタルメディアとして
特にテキストとして
生き残っていくのは
難しくなってきている
一気に難しくなってきているぞというのが
肌感を感じまして
年末に
改めてだったらどうするのという話で
言うんだったら
記録残しみたいな意味合いで
しゃべってみた次第ではございます
はい
メディアビジネスの仕事をしていると
お話を
時折することが
あります
手で10分ぐらい
バッとしゃべっただけなので
本当に上積みレベルだったりするので
これを聞いている
メディアビジネス関係者の方でもっと深く
お話ししたいという方がいれば
何かしらの手段で
ご連絡いただければと思います
ある意味広告会みたいになっちゃいましたね
まあまあまあ
そんな感じで今日はここまでにしたいと思います
来週はですね
このメディアビジネスの一年の変化
総まとめみたいな感じでお話しできればと
思っております
ありがとうございました
また来週です
16:02

コメント

スクロール