2025-03-28 18:20

コーチングのトレンドについて

頂いたレターへのアンサー回です。

現在、コーチングにはトレンドと言えるものがないと考えています。

なぜコーチングにトレンドが存在しないのか、その背景を概観します。
そして、なぜ今コーチングがこんなにもバラエティ豊かに見えるのかについても考察します。

#コーチング #心理学 #レターへのお返事

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サマリー

コーチングのトレンドについての議論が展開されています。特に、カール・ロジャーズの中核三条件が現代のコーチングに与える影響が中心に扱われています。また、コーチングのトレンドが発生しにくい理由についても分析されています。このエピソードでは、現代社会におけるコーチングの多様性や、各流派の基盤となる理論について議論されています。特に、アドラー心理学やゲスタルト療法などの技法がコーチングに与える影響が紹介されています。

コーチングのトレンドとは
おはようございます、まーくんでーす。 今日は3月28日金曜日ですね、まーくんコーチの屈伸チャンネルを始めていきまーす。
今日のテーマなんですが、コーチングのトレンドについてというお話です。 これはですね、
昨日、リスナーの方からレターを頂きまして、質問ですというふうにレター頂いたので、それのアンサーとして放送をしようと思って今日やってます。
レター頂いた内容を読みます。 ラジオネームで頂いてます。ラジオネーム、ガンダムコーチングさん。
いつも配信楽しく聞かせていただいています。質問です。 コーチ界隈の最近のトレンドは何かありますか?
昔は慶長多かったけど、今は○○的な。 これからも配信頑張ってください。と頂きました。どうもガンダムコーチングさんありがとうございます。
で、これを受けて今日トレンドについてお話ししてみたいと思うんですけど、あの結論から先に言うと、僕の観測範囲ではコーチングのトレンドっていうのはない。
以上みたいな感じになっちゃうんですけど、それだとあんまりなんで。 ちょっと僕が把握している範囲でのコーチングとかの歴史とか、今どういう状況になっているのかっていうのを話してみたいなと思いました。
で、あのコーチングにトレンドはないんですよね、きっと。
トレンドって何でしょうね。時代の流れによって取り組み方、テーマとか、その時時代時代でスポットが当たっているものとか、そういうものがトレンドになり得るのかなって思うんですけど、
何でしょうね、今だったら、もしかしたら生成AIの登場によってコーチングが変わるかもしれないですけど、わかんないです。あの過渡期かもしれないです。もしかしたらね。
ただ、あの、なんかの周りの変化によって、変わりやすいテーマっていうのが変わってくるっていうのがトレンドかなと思っている。
で、仕事だと例えば何でしょうね。僕が以前読んだ本だと、アメーバ経営とかパーパスとか、その辺がテーマになったりしてるんですかね、今。
うっすらとした理解で話してますけど、仕事は結構トレンドって発生しやすいような気がしますね。
ワンオーワン、何に着目して、何をテーマにして話すとかありそうですよね。で、コーチングに関しては、トレンドっていうのはなさそうだなっていうのは、僕もコーチングを学びながら感じていることで、
トレンドって、人間が営んでいく、人生を歩んでいくにあたって、
人間プラス仕事とか、お金とか健康とか、人間を中心にしていろんなテーマが人間にくっついているようなイメージを持っていて、
その人間の中心から少し外れたところ、仕事の周りにはトレンドが発生しそう。健康の周りにはトレンドが発生しそう。お金にもトレンドが発生しそう。
他のテーマでも、いろんな人間にくっついてるものはトレンドが発生するだろうなって思うんですけど、
コーチングが扱うものって、僕の認識だと、人間のど真ん中のものを扱っていくんですよね。
人間って、人間が生まれて何万年の単位だと思うんですけど、
人間って周りのものをどんどんガシガシ改造しながら、歴史を紡いできたわけなんですけど、
人間自体、人間という生き物自体に関しては、別に何万年で急激に変化をしたとか、進化したとか、そういうことは起こってないんですよね。
だから、人間そのもの、コンピューターで言えばハードウェアに関しては、あまり進歩をしていないんですよ。
だから、そこを取り扱うコーチングっていうのも、有効だっていうのが発見されて以降、あんまり変化をしていない、そういう認識をしています。
有効だっていうのは、コーチングと心理学ってかなり密接に関係してると思うんですけど、
昔フロイトっていう人が精神分析っていうのを始めたんですよね。
そこからいろんな発生が生まれて、今日に至ってるんですけど、
フロイトがまず真相真理っていうのを言い出したんですよね。
これがすごい革命的な発見だと思っていて、その次にコーチングにすごく絡んできてる変化っていうのが、
カール・ロジャーズという人が、治療的人格変化のための必要十分条件っていう論文を書いたんですけど、
これが1950年代なんです。
これが今のコーチング。いろんな流派がありますけど、コーチングにも。
基本的にはカール・ロジャーズの教えをベースにしていると思ってます。
よく中核三条件って言われてますね。カール・ロジャーズの中核三条件。
中核三条件の中身何かっていうと、一つ目、一致っていう考え方ですね。
二つ目、無条件の肯定的関心。
三つ目、共感的理解。この三つ。
細かく見ていくと、一致っていうのが、自分が今思っていることを、
こうやって思っているなっていうふうに認識できていますかっていうのが一致。
無条件の肯定的関心っていうのが、
クライアントに対して無条件に、ジャッジせずに、肯定的に見られるか。
なんていうんだろうな。
例えば不倫でつらいんですっていう人が来たら、
不倫なんて何言ってんのこいつ。そういうことをしないで、
その人が今置かれてる状況を寄り添う。
すごく平たく言うと寄り添うみたいな、そういう姿勢で相手と関われる。
三つ目の共感的理解っていうのが、
二つ目の無条件の肯定的関心っていうのを相手に伝えていくっていうのが共感的理解。
この三つがコーチ側、カウンセリング側、
心理学の人でしたけどカルージャーさんは、カウンセラー側がそういう姿勢を持つ。
そういう姿勢を持ちながら、クライアント、相談者の人と関わるときに、
クライアント側の人格変化、プラスの変化が起こりますっていう理論なんです。
今のコーチングっていうのは、ほとんど、多分全てと言っていいと思うんですけど、
ここをベースに来ている。
で、これが金字塔となって、それをもうね、
50年代ですから、70年近くずっとこれをベースにやってきていて、
大きなうねりで見る、すごく長いスパンで見ると、これが今のトレンドになってるのかな。
その前は精神分析とかありましたけど、
コーチングの多様性
そのときにコーチングっていうのが存在しなかったっていうのもありますけどね。
コーチングが言われ始めたのは、さっきネットで見たんですけど、
コーチAっていうコーチングスクールがあるんですけど、
そこがコーチングの歴史をまとめてたんでちょっと見たんですけど、
1980年代にコーチングっていうのが話題になり始めたっていうのがあるらしいです。
っていうのがあるので、
コーチング一つ目。いくつかって言いましたけど、
人間そのものを扱うので、コーチングは。
あんまりトレンドっていうのが発生しづらいっていうのが一つ目。
何かトレンドを見出すとしたら、カール・ロジャーズの論文。
カール・ロジャーズの中核三条件っていうのが、トレンドといえばトレンド。
そこがベースに今のコーチングができていますっていうのが二つ目。
この二つについてお話ししてきました。
とはいえコーチっていっぱいいないっていう。
なんかコーチングっていっぱいあるじゃん。
なにこれって思いますよね、僕も思う。
コーチングって今すごく供給肩とか言われてるんですけど、
いろんな流派がありますよね。
各流派で何が違うのかっていうのが、僕考えてみたんですけど、
あとちょっと見聞きしたところによるっていうところを今話すんですけど、
コーチングで何を扱うかっていうところと、
あとはどんな理論をベースに持っているかっていうのが違うのかなっていう気がします。
何を扱うか。テーマですね。
仕事について扱うとか、人間関係について扱うとか、お金について扱うとか。
コーチングのテーマの多様性
もっと細かいところで言うと、お掃除について扱うとか。
スポーツについて扱うとか。
コーチングで扱うテーマっていうのが、いろんなテーマがあり得る。
一番この放送の冒頭で言った、人間っていう中心に存在するもの。
人間という幹、枝葉ですね、枝葉の部分。
いろんなものが現代社会の変化を反映して、
人間の周りにいろんなものがくっついていくわけですけど、
この周辺部分がバラエティに富んでいるので、
そこで流派による違いが出てきている。
っていうのがまず一つ。
あと、コーチングがベースとしている、その流派がベースとしている理論。
さっき言ったカール・ロジャースが本当に基本の基本にありつつ、
その流派ごとにいろんな技法が存在しているはず。
僕は他の流派のことをあんまり詳しくないんですけど、
僕が学んでいる流派では、アドラー心理学っていうのをよくバックボーンとして大事にしていると言われてますね。
アドラー心理学とか、あとはゲスタルト療法っていうものとか、
あと、宮腰大樹さんっていう方が教えているコーチングスクールなんですけども、
細かいことを言い出すと本当にいろいろある。
多分NLPも入っていたりとかするんですが、
代表的なところを言うと、ポジションチェンジっていうのをよくやるんですよね、僕が学んでいる流派って。
これはゲスタルト療法の流れを組んでいる技だったりするんですけど、
椅子を複数並べて、あなたが今困っている状況、人間関係、
ちょっと椅子で表現してみてくださいって言って、椅子を並べてもらうんですよね。
自分はここにいて、当事者、例えば両親だったら、
両親は今こういう、自分の心の中の状態を椅子に反映させるわけですよね。
自分はここにいて、両親はこういうふうに並んでいて、
両親の関係性、距離とか向きとかはこんな感じで、
他にさらに当事者がいればその人の椅子も置いていくみたいな。
で、そうなんですねって。
そうするとクライアントの心の中をコーチが把握しやすかったりするし、
クライアントも自分の心の中がどういう状況になっているかっていうのを、
椅子を見ることで、不観的に見られる。
で、そのセッションを、コーチングを通して、
じゃあどういうふうに変化しましたか、みたいなのを、
椅子を並べ替えて、並べ直してやってみるとか、
あ、こういうふうに変化したんですね、みたいなことをやっていくとかが、
僕が学んでいる流派で結構特徴的だったりするのかな。
それぞれの流派でいろんな技を持っていると思うんですけど、
それがトレンドかって言われると、
流派による違いっていうところに帰着すると思うんです。
なので、そんな背景もあるので、冒頭に言った通り、
コーチングにはトレンドっていうのは多分ないですっていうことだったりします。
コーチング技法の紹介
今日はね、コーチングってトレンドがないよねっていうところから、
コーチングは何を扱っていくのか、何を扱ってきたのか、
そのコーチングがベースとしている考えは何だったのか、
カロロジャスのお話をしましたね。
で、現在こんなにコーチングっていうのがバラエティ豊かなのは何でなのか、
コーチングが扱うテーマっていうまずバラエティがありますっていうのと、
コーチングが立脚しているカロロジャスが最も一番ベースになりつつ、
その上に何を載せるか、ベースとなっている理論っていうのが、
いろんなバラエティがありますねっていうところ。
それが現代のコーチング流派のバラエティの豊かさになってるんだろうなっていうところをお話ししてみました。
ガンダムコーチングさんよろしいでしょうか。
もし何か追加質問があれば、またレターでいただければなと思います。
他の方も、何かこういう質問があるんだよねとか、
コーチングに関する質問でもいいですし、
マー君ってどういう人なのとかそういう質問でもいいです。
何か質問があれば、レターで送りいただければ精一杯答えさせていただきます。
何か参考になれば幸いです。
コーチングを提供しております。
概要欄にLINEの公式アカウントのリンクが貼ってあるので、
そちらからご連絡いただいたりですとか、
あとは2025年100人おしゃべりっていうのもやっています。
おしゃべりをしようっていう企画ですね。
何か単純におしゃべりをする企画なんで、
それをもとにコーチングを売ろうとかそういう考えは持ってないので、
単純にマー君ってどういう人っていうのが気になる方がいらっしゃれば、
こちらもLINE公式アカウントにご登録の上ご連絡いただければ、
ちょっとおしゃべりしましょうっていうふうな企画でございます。
あとは今回放送のきっかけになったレターっていうのも一応募集はしているので、
興味があればレター欄からご連絡いただければと思います。
ではまた明日。さよなら。
18:20

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