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2024-10-17 34:36

正直FPラジオ第140回 「FP業界の活性化、盛り上げる!ってどういうこと?」

今回は、FP業界を良くする、盛り上げる、活性化させる

みたいなことを言っている人がたまにいますが、それって一体何を指しているの?というお話。


内輪でワイワイ頑張っている!って思いたいのか

俺たちは業界を変えようとしている!って思いたいのか(無根拠)

よく分からないので、KAJIさんに聞いてみました。



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サマリー

正直FPラジオ第140回では、ファイナンシャルプランニング業界の活性化と発展について探求しています。特に、日本とアメリカのファイナンシャルプランナー制度の違いや業界が抱える課題に焦点を当てています。正直FPラジオでは、業界の活性化を目指し、制度やシステムの問題について議論しています。特に、日本とアメリカのFPシステムの違いや教育の重要性が取り上げられています。また、業界の活性化には仲間の重要性が強調されており、市場が整っていないと優秀な人材や投資を集めることが難しい現状が語られています。さらに、仲間作りを通じて政治や社会に影響を与える可能性についても論じられています。

FP業界の現状
正直FPの本音しか言わないトーク!イエーイ!
どうも皆さんこんにちは、またはこんばんは。金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐトップ一派のコンサルティングFP、家事と経営コンサル、コーチングも手掛ける個人投資家、寺野二人でお届けします。
このラジオは、金融商品を販売しないからこそ、各業界や金融機関に忖度なしの正直意見が言える現役FPがぶっちゃけ投稿する暇つぶしいコンテンツとなっております。寺野さん、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速今日のテーマですけれども、私もよく使う言葉ではあるんですけど、FP業界をもっと盛り上げていこうとか、FP業界を発展させたいよねとかっていうことを、私だけではなく、Xとかのポストとかでも言ってたりとか、他の方の発言で見聞きしたことがあるし、もしかしたらそういう言葉を私のように使ってるっていう人も、
いるリスナーの皆さんの中にはいるかもしれないと思うんですけれども、なんかそれを寺にどことって言われちゃったんで。
何を目指すんですか?
そうそうそう。そういう突っ込みをいただいたので、それってどういうことなのかっていうのを、今日は議題にしたい。FP業界ってそもそも何?とか、発展って何?とか、そういうことを定義するというわけじゃなく、おそらくこういうことなんじゃないの?っていうことを話していけたら面白いかなって思いました。
最初に聞いたときに、現状を、僕が見えている現状だけど、現状を見るとFPを名乗る人たちがいろんな活動をして、メディアに出るとか認知が広がるとか、そういうことを言っているのかなって思ったんですよ。
そういうことを言っている人もいるんじゃない?
そうなんだね。
単純に、要は有名になりたいっていう方向性だったらいくらでもできる方法あると思うんですよね。
FPじゃなくてもってこと?
いや、FPを名乗ってさ、例えば教会ですかね、資格を発行だ。資格を3級とかアードレフクイのも作って、大量に発行して、資格持ってる人が増えたら、世の中でワードが使われる会社が増えるでしょ?
薄っぺらいテクニカルな話とそういう話とかが中心になったら、世の中でFPって言ったら認知は広がるじゃないですか。
かじさんも前、FPって言ったら最初わかってくれなかったって言ってたじゃないですか。
あったあった。
今はとりあえず認知が広がったってことですよね。
FPって何?って言われないね。
単語として浸透したってことじゃないですか。
うん、ほんとだ。
それが活性化っていう話なのか、それを盛り上げるって話なのか、何なのかよくわかんないなっていう。
たぶんそれで私は、さっきその話をしてた時に、
たぶんそれは人それぞれで見てるものが、業界っていう一括にしても、見てる業界が、イメージしているFP業界が人それぞれ違うし、
発展っていう言葉も、何をもって発展とするか、みんなそれぞれ違うから、わからなくて当然だと思うみたいな話をしたんだよね。
みんな違う理想に向かって走ってるけど、でも一見みんな一緒に走ってるように見えてるから、わけわかんないってことだよね。
アメリカのFP制度
見えちゃうよね、外から見る。
だからその通りだよって言った時に、
じゃあカジさんが言う、発展とかFP業界って何?って聞かれて、おーって思って。
FP業界の活性化ってどういう状況を言うんですか?みたいな。
発展ってどういうことですか?
また詰められちゃったから、うんと思って。
でも結構比較的具体的にあって、
聞いたら意外とちゃんとあるんだっていうのを、やっぱカジさんはちゃんと考えてるみたいですよ。
考えてたかどうかわかんないけど、頭の中にあったっていうことだよね。
それは何かっていうと、私はアメリカのファイナンシャルプランナーの事務所とかも見学に行ったりとか、
向こうのFPとの交流とか情報とかを比較的好きで論文見たりして集めるタイプなんですよ。
最近はやってないんだけど、やってたんですね、ずっとね。
それの時に、やっぱアメリカでは、日本でいう独立系のFP事務所みたいな、
そういうことを業にしてる人が、日本の弁護士事務所にイメージが近いと思うけど、
あんな感じで結構普通にあるんですよ、たくさん。
どこの町にもどこの州にもたくさんあるみたいな感じで。
じゃあ型を並べてるってことですか、弁護士とかと。
そうね。
社会的地位として。
そうなんだよ、そうなんだよ。
これは聞いたことあるかもしれないけど、アメリカでは友人に持つべきは、
医者と弁護士とファイナンシャルプランナーだって言われてるっていうぐらい。
日本でそんなこと言ってるとヤバい奴だと思われるよね。
ファイナンシャルプランナーマジですか?みたいな。
でもアメリカではそう言って言われてるっていうことを聞いたことがある。
私もあるし、だけど、実際にアメリカのFPG事務所見に行ったら、
3階建てのビルで、3階が弁護士事務所、2階が会計士事務所、1階がFPG事務所とかね。
トークショッピングのビルみたいに固まってるってことですね。
例えが悪いから。
上からどんどん下に行っていくやつでしょ。
そうそうそう。そこは一緒に入ってるんだよね、意図して。
仕事一緒にやったりしてるってことだと思うんだけど、
そういう感じで成り立ってるってすごいと思ってたんですよ。
で、何かって言うと話を戻すと、そんなもんだから、
例えばその事業上等、お客さん。
例えば私が今、カジのFPG事務所あるけれど、
もう70とかなって、そろそろもうできないなってなったとした時に、
後継者もいなかったとするじゃないですか。
この時に、事業上等、MAしたいよってなった時に、
買う買うっていうMAの市場が普通に成立しているっていうイメージなんだって伝えたんだよね。
それぐらい、それが業界が成立してて、
そこぐらいまで発展してたらすごくいいなって考えてるっていう答えを出した。
はいはい。結構明確でえーってなったんですけど、
それが目指すところだとしたら日本は全然ほど遠いよなと思うし、
今のカジさんが言った状況ってさ、
ラジオを聞いてる人が明確にイメージできてるかわかんないからさ、
簡単に解説じゃないけど言っておくけど、
どういう条件が揃わなきゃいけないかって、
カジさんはわかるよね。
そういう状況ってさ、結局社会的な認知信頼度があるってことじゃないですか。
職業としてね。
で、顧客がついてるってことじゃないですか。
M&Aで価値が、価格がつくってことはさ、
そこでちゃんと事業として価値があるってことだからさ、
だから顧客がいる、売り上げが立つ、利益が出るっていうことが、
ある程度一定期間の間その後も続くであろうっていう状況じゃないと買い手がいないからね。
そりゃそうだ。
だからそういう状況っていうことなんですよね、社会的に。
うん。
すごく日本とは差が大きいよね、現状ね。
すごく大きいし、
そういう意味では10年間でファイナンシャルプランナーって名前の認知は進んだけど、
その私が抱えるイメージ、業界の発展してこれぐらい発展したらいいなって思うゴールに対しては、
本当にマジ1ミリぐらいしか進まなかったっていうのが現状ですと。
助言業務の現状
で、そしたら次に寺がさ、私にさ、またさらにツッコミが来たわけですよ、そうやって話をしたら。
そしたら、じゃあカジさんそのために何が必要だと思ってんのって聞かれたの?
うん。
いやだから活性化発展っていうからにはさ、ステップが明確にないとさ、踏めないでしょって。
そう、怖いでしょ?怖いでしょ?
で、それは寺も気付いてたっぽいけど、結構私はこのお話は昔から同じ世代の人たちと話をしてて、
おそらく1つは制度の改革が必要です。
それはなぜかっていうと、よかったらこの話をきっかけにリスナーの皆さんも
アメリカのファイナンシャルプランナーについてちょっと調べてほしいんです。
情報少ないんですけど、沼田裕子さんの論文とかを見ると結構詳しく、
米国リテール金融についての論文を見たりすると結構詳しく書いてあって、
私は沼田先生の論文をよく読んでたんだけど、そういうので書いてあるんですけど、
アメリカと日本のファイナンシャルプランナーというか、投資助言に関しての制度って全然違うんですよ。
その差を説明しないと分かんないね、きっとね。
日本では投資助言業っていうのは結構ハードルが高くて、
まず協卓金みたいな協会に納めなきゃいけない金額が、確か500万と5000万だったかな?
ちょっとごめんなさい、ここは詳しく忘れてたんだけど。
5000だと高すぎる気がするね。
5000はね、一人なの。一人をやるには5000万だと。
あ、そうなの。一人ね。結局それ金融機関が想定されてるってことでしょ?
そうそう金融機関。おっしゃる通り金融機関です。
で、私たちみたいな一事務所で投資助言やってる人もいるんですけど、
そういう人たちは確か500万を協卓金と納め、それだけじゃなくてやっぱり業法に今度かなり縛られてしまうので、
報告だったりとか、締結前交付書面とか、締結後なんちゃら書面とかなんとか書面とかいっぱいなんかやらなければいけないことがガチガチに縛られたりとかして、
一事務所、例えば私はさ、一人事務所だけど、一人事務所が助言を入れるって現実的じゃないのよ。
メリットに比べてデメリットが大きすぎて、もうなんかやってらんねーやってなるの。
ある程度規模がある事務所だったらいいと思うんですけど。
規模あるFP事務所って何個あるの?
ない、ないからね。ないから、これはね、いくつかニュースにも載ってると思うけど、
助言を取っているFP事務所って超レアで、本当に指で数えられるぐらいしか確かないはず、日本に。
っていう機関じゃないFP事務所ね。
そもそもさ、ごめんなさい、助言持ってたら何ができる?何が有利なんですか?ってとこから分かってないと思うよ。
そうだよね、まず基本的にFP資格って名称独占資格だから、FPじゃなきゃできないことってないわけよ。
いったもん勝ちだもんね。
そうそう、いったもん勝ちだから、資格持ってなくたってファイナンシャルプランナーですって入れちゃうんだよね。
ただ、一級AFP技能士とかCFPとかAFPっていうのは資格がないと名乗れないっていうぐらいの話で、
それがないとできない仕事みたいなのはないわけですよ。
で、だからこそ、一方で投資助言の人たちのライセンスを持っている人たちっていうのは、
IFAは個別具体的名柄の推奨ができます。
例えば、この株買ったらいいよとか、
トヨタの株買いなよ、すごく伸びそうなんで買ったらいいですよってこととか、
今じゃあトヨタの株売って大発の株買いましょうとか、
大発ってトヨタグループは?
それで、そういうことができる。
でもFPはそれをやるとダメなんですよ。
フォートフォリオの資産の持ち方のアドバイスはできるけれども、
個別具体的金融商品のアドバイス、だから保険も同じですよね。
保険を提案することはできない。
個別具体的な商品に関してお客さんに話をしたり説明したりっていうのはダメ。
一般論しかしゃべれない。
税についてもそうっていうようないろんな縛りがあるわけで、
助言との違いっていうのはやっぱり、
おすすめの商品を教えてあげられない。
具体的なね。
っていうのが大きな差があります。
でも運用のアドバイスを求めてくるお客さんが知りたいところって、
そこを期待してるのはそこがすごく大きいところなので、
それができないから運用のアドバイスはしないっていう方も多いんじゃないかなと思うんですね。
FPとしてね。
ここが大きな違いです。
正直僕は助言持ってる人と会ったことあるけど、
ぶっちゃけなくても同じようなことはできるって言ってて、
さっきかじさんが言った通り負荷だけ高まって、
これ持っててもそれこそ消費者認知がないし、
それで何が違うんですかみたいな。
消費者側が今の助言を持ってないとできないことなのか、
助言がなくてもできることなのかを、
そのグレーなところを意識してないし知らないから、
全然できちゃうんだよね正直。
ではここから皆さんに重要なお知らせが私たちからあります。
この度なんとですね、正直FPラジオのコミュニティを発足させることになりました。
FP業界の活性化の必要性
発足はラジオリスナー同士の交流が目的となっています。
これまでは私たちからの一方通行の発信でしたが、
そうではなく相互に絡める場所を作ろうと思いました。
活動の内容としてはクローズドであるからこその活動を中心にしていきたいと思います。
例えば家事の雑談とか相談コーナーだったりとか、
テラが最近気になっているニュースやネタを投稿させていただいて、
それを読み見ずに皆さんに議論や話し合いをしていただくとか、
あとはリアルの交流飲み会なんかもあるかもしれませんし、
テラの参加者向けのセミナーなんかももしかしたらあるかもしれません。
毎回ラジオの配信にLINEグループのリンクを貼っていますので、
そこから皆さんのご参加をお待ちしております。
でさ、これまた余計なツッコミかもしれないけどさ、
助言持ってるからって別に投資のプロじゃないからね。
その人のおすすめがすごくいいわけじゃ全くないからね。
っていうのが僕の見立てなんで。
ちなみに助言を取るためのライセンスは、
さっき言った協卓金を収められたりとかっていうのと、
別の要件が、別のテストがあったりするわけじゃなくて、
例えば内部管理責任者とか証券外務員とか、
そういう資格で歴が長いとかね、
そういう資格を持っているかどうかとか、
そういうお金についてのアドバイス、
運用についてのアドバイスのキャリアがあるかどうかとか、
そういうところが見られるっぽいです。
それも別に投資のプロっていうレベル、実力を反映するものでは全くないからね。
そうなのよ。
だから彼らが見てるのは、
ちゃんと法令遵守できる人かどうかみたいなのを見てるから、
法令遵守についての知識があるかどうかとか、
そういうとこしか見ないはずだから、
運用のスキルについてはほぼ見てないはず。
そうなんだよねっていうのだけをちょっと注意点としてね。
じゃあ、条件を持っている人とかはすごい人なんだって思っちゃうと、
全然そんなことないよっていう。
今は精度の話をカジさんはしてくれてるんで、
それがないと具体的なことを言えないよっていう話ですよね。
それが違うっていうところ?
何の話だっけ?
業界の発展のためにこれから何のステップが必要かっていうので、
精度のハードルの高さを言ってましたね。
アメリカのFPシステム
一方、アメリカはRIAっていう、日本語にそれを略すとしたら、
小額投資助言業っていう多分略し方を私の先輩たちはされていたし、
それが多分一番合うかなって。
そういうことがあるわけじゃないですよ。
みんなの理解のために日本語を略すると、
RIAとは小額投資助言業みたいな感じで、
もっとライト、もっとその協宅金とかも低くて、要件も低くて、
でもできることは助言と変わらないみたいな、
そういう精度があるんですよ。
私もそこは本当に詳しく調べたわけじゃないんだけど、
イメージとしてはアメリカではCFPを取ったら、
もう自動的にRIA、小額投資助言ライセンスもついてくるみたいなこと言ってたかな。
だからCFPになったらみんな助言ができるみたいな。
日本で言えばね。
そういう仕組みっぽいです。
だから日本で言うところの変なグレーゾーンみたいなのが存在しない。
今聞いてちょっと思ったんですけど、
精度の話で、日本とアメリカの違いで具体的なことが言えるか言えないかアドバイスとしてっていう違いが、
ハードルとして低いか高いかがあるっていう話を今してたと思うんだけど、
さっき僕が突っ込んだ話だけどさ、
バックにはアドバイスの質が高いだろうっていう話が必須じゃないですか。
適当に別に免許だけ持っててさ、
適当なこと言ってるやつがいっぱいいると思うけど、金融機関所属とかしてるとね。
だからそういうアドバイスの質の部分の担保ってアメリカなんかあるんですか?
いい質問。素晴らしいね。
シナリオがあるみたいないい質問。
全く打ち合わせないけど、今単純に疑問に思ったんで。
だからそれがシステムなんだよ。
最初のいくつか業界の発展をするための要件が多分3つぐらいあると思うんだけど、
まず1つ目が制度の問題ね。
制度の問題については今説明のとおり。
今テラがいい質問してくれたから。
2つ目はシステムの問題。
アメリカのシステムってすごくて、どうすごいか。
FPシステムというのは日本には存在しないから何て説明したらいいかわからないんだけど、
キャッシュフローソフトあるじゃん日本って。
いろんなね、FPイメージングもそうだし、FPユニブもそうだし、
いろんなFPソフトがプロ向けとして作られているものもあるじゃないですか。
あんなんじゃないですよ。別にそれをバカにしてるわけじゃなくてね。
もっとすごいというか、ライフプラン、
イメージで言ったらそのシステムにお客さんの顧客情報とか、
ライフプランとか入れるとキャッシュフローが出てくるだけじゃなくて、
もうレポートとして超分厚いものが出てきて、
それにはフォートフォリオの提案とか、運用のアセットアロケーションだとか、
BSもしかり、それからお客さんの目標の達成度が何%なのかをね、
モンテカルロシミュレーションして出してくるみたいな。
多分ね、全然伝わんないと思うから。
少し一般語に直そうかな。
僕はあんまり別にアメリカの知らないんだけど、そのシステム自体はね。
ただ、話としてまたぎきで聞いたことが、こういうもんだよってことを聞いたことがあるから、
ざっと言うと、さっき言ったすごさの差じゃなくて思想の違いだと僕は理解してて、
日本の場合は結局キャッシュフロー出せばそれがいいでしょみたいな。
じゃなくて、もっと総合的だっていうふうに僕は理解してるんだけど、
それこそバランスシートはあるし、キャッシュフローもあるし、
それからその中での最適な運用リマーリのポートフォリオの中身まで出るっていう感じ?
そう、ポートフォリオの提案と標準偏差の話ももちろん出てるし、
標準偏差をさらにモンテカルロシミュレーションをして、
あなたのライフプラン上の目標の達成度は何%ですって出る。
思想が違うんで、キャッシュフローだけ出せばいいっていうのが、
今の多分日本のソフトだと思うけど、もっと全体の情報が必要だし、
それに対しての具体的なリマーリを提案してくれるソフトがっていうことだよね、おそらく。
そういう感じですよね。
その中に具体的な話が入っちゃうから、さっきの免許が勝手についてくるってことでしょ?
そうそう。
そういうことだと思うんで。
で、さっき言った通り、そのシステムがあればさ、ある程度品質は担保されるわけじゃん。
だってさ、情報さえ出ればアウトプットは均一になるわけじゃん。
だからさ、このラジオでいつも言ってるさ、合理性の答えはそこから勝手に出るっていう話ってことでしょ?
はい。
でも今は、日本はキャッシュフローを作って、その先が大事なわけじゃん。
提案としてまとめてお客さんに話をする。
でもその提案のところはシステム化されてないから、本当にみんなが好きかって言って品質が全然担保されてないっていう。
人によって全然違うっていう。
っていうのが2つ目の課題。
ソフトが準備されていて、その免許が勝手に付いてくれば、一定レベルの提案ができる、
FPだよね、みたいなことが実現できそうだと。
それができたら、このFP業界が活性化して発展するだろうっていうのがカニさんの見立てですよね。
教育と人材育成の課題
あともう一個ね、教育ね、最後は。
優先するのはさっきの2つだと思うんだよね、今話した2つだけど、
そこから次に大事なのが教育。
今FPを育成したり学ばせたりする場所はすごく少ないから、
教育のシステム、教育の制度がちゃんと整ってないっていうのは問題だよね。
教育してるFPが増えてないみたいなね。
そういうのは多々あるからね、教育してる人が。
また身も蓋もないツッコミかもしれないけどさ、一定レベルの賢さないとできない気がするんだよね、そもそも教育をする。
今までいろいろ見たことあるけど、
下っていうとまた怒られそうだけどさ、
やっぱり下の人を教育して一定レベルに上げるっていうのが意外とむずいというか。
今カニさんが言った話は、このラジオでもいつも言ってるなじみのある話だと思うんですよ。
合理的な解をまず出せよっていう話で、それが一定の質を担保するってことになるじゃないですか、経済合理の話でね。
それがアウトプットがソフトで出たとしてもさ、それ説明できなきゃいけないでしょ、ちゃんと。
それをただ出てきたものを喋るだけだったら別に教育も必要ないと思うんだけど、
ちゃんと理解した上で逆に喋れなきゃいけないってことは、理解できてないといけないと思うんですよ、ある程度のレベルで。
そういう人は、さっき言いましたけど、一定程度の賢さが必要、必須な気がするなっていうのが今の僕の感想なんですよ。
それがあんまりないから、平均以上の賢さが必要なんだろうなっていうのが今僕の中では結論として実はあって、
平均点レベルだと多分結構苦労する気がしてるっていうね。
あんまりかじさんはその辺は考えたことはないと思うんだけど、
全くなかったって、私はさ、私だってセンサー値50ぐらいだから、50そこそこぐらいだからさ、
そんなこと言ったら私仕事できないじゃんって思ってたんだけど、
でもどうやら大人になったら私はそんなに頭が悪いわけじゃなさそうだって、勉強はできなかったよ、しなかったからね、だって。
でも、かもしれないって最近気づいてきちゃって。
自分のポテンシャルに。
そう。だから、でもそうやって考えると、なんでみんなわかんないんだろうねっていうことがあまりにも多すぎるから。
そう、多すぎるのよ、マジで。
そう。
なんで伝わんねえんだよっていうことが多すぎて、
まあ、なんで伝わんないんだって言うのは伝える側の問題でもあるんだけど、
まあでもこうやって一般に向けてね、こういうので喋っていることとかさ、
あとリアルに話す人たちの反応を見ても、やっぱり一定程度の賢さがある人が多いから。
なかなかね、話が通じる通じないっていうのは、やっぱりそういうのあると思っちゃうよね。
そうだよね。
じゃあさ、FPUがどうしてもやりたいんだけど、賢くない人はどうしたらいいんですかね。
AIの力を借りるしかないんじゃないですか。
それか、システムとかを作る方向に力を発揮すれば、システムさえできちゃえばさ、ある程度ね。
いやーそうだね、そこはそうだと思うんですよ。
今のカイさんが説明してくれたのは、僕も同じような結論に至ってたから、さっきから話したんだけど、この収録前にね。
結局は、何かしら自動的に出てくる、合理的な回が出てくる、何かしらソフトがあって、それをちゃんと説明できる人がいて。
まあ人なのか、これもだからAIになるのかもしれないけど。
そういう状況、環境をまず整えないと、FPの質の担保ができない。質なんだよね、多分ね、発展するには。
今、信用がないから、FPって。僕が見るに。レベルのね。
おそらく、ただ私もここからは想像で話すけど、そういう動きはあったんだよ、過去に何個か。
システムをちゃんと開発するために、ちゃんとしたアドバイザーが呼ばれて、アドバイスをしてって言ったけどできなかったのは、やっぱりそこに法律の制限がかかってるんじゃないかな。
いろいろあるんだと思うよ。ある種の利権じゃん。金融業界のところなんて、でかい業界だからさ。そこを侵害するなよみたいなこととかいっぱいあると思うんだね、結局。
一番手っ取ればいいのさ、アメリカのFPのシステムの会社が日本に来てサービス提供してくれればいいんだけど、その前にそれも思ったのね。
だからそういうのを逆に日本でサービス展開してもらう。誘致するっていうのかな。
マーケットがでかくないとね。
その通り!そうやろ!そうやりたいよねって話になった時に、でも誰が使うのってさ。私たち使うけどさって。
FP業界の活性化の重要性
使える人がいないってことになるじゃん。
そう。誘致できないから結局は仲間を増やすしかないよねっていう結論になったの。
仲間が増えれば制度だってさ、声も大きくなるじゃん。私たち1人2人の声じゃ届かないけど、仲間が超増えて政治家の1人でも出しちゃえばさ、制度変えられるかもしれないじゃん。すごい気の長い話だけど。
でもそういう話なのよ。
カジさんの声はでかいからね。何人か分にはなってると思うけど。
そんなことない。それは物理的にでかいっていう。
そうですね。だからすごい最初の話、カジさんの理想に戻ると、やっぱりマーケットが一定程度ないと、そういう投資も入んないし優秀な人も来ないっていう、なんていうの、ハマゴと鶏の話になっちゃうわけですよね。
マーケットがない状況でシステムに投資したりさ、すごい優秀な人がさっき教育がほぼちょっとしただけで完了しちゃうような人たちがいっぱいいたら、むしろそれは質がいいっていうことでさ、お金持ってる人はアメリカのような富裕層というかさ、そこの資産持ってる人はFPつけたらいいよねみたいな流れが作れる可能性はあるけど、どっちが先かね。
マーケットない状況だと別に儲からない、稼げない、投資も回んないみたいな話だし。
システム作ろうって人もいないだろう、現れないだろう。
で、いったんできちゃえばそういう流れになる可能性は高くなるけど、最初にどうやってマーケット作っていくかっていうところはだいぶハードル高いから。
それがいわゆる発展活性化ってことですよね。
他の意味で使ってる人はパジさんと同じ道を歩いてないってことなんで。
そうだね、たぶんそうだと思うよ。
だからもっとふわっとして、じゃあその人に発展ってどういうことって聞いてみたらいいんじゃない?テラみたいに。
パジさんが詰めてくるね。
君の言うFPの発展とか活性化って何なんですかみたいな。
そうね、って言ったらわかると思うし、その言葉を無意識に使ってる人たちはちょっと言語化してみるといいかもしれないね。
どういう状況なんだってね。
パジさんに聞いて、確かにそういう状況を活性化発展って言うんだったら、僕としても正しい方向性というか、社会にそういうふうに実装される流れだなと思うけど、
それ以外のふわっとみんなでそういうふうに頑張ろうぜみたいな感じは全然何の意味もないよって思っちゃうような気がしちゃいますけど。
こういう話を私は10年くらい前から本当にごくごく身内だけど話をしてきたけど、
いまだにその話をちゃんと説明をせずに話し合える、議論し合える仲間っていうのは数人だね。
今話したようなことはさ、このラジオ収録前にさ、僕が問いを出してカジさんから答えが出て、
僕なりにこういうことを発展って言うんじゃないみたいに言ったらカジさんが、そうそうそう、それを私は考えてきたんだよみたいなことで、
理解は早かったじゃないですか。だいたい同じような話が結論としては出たからさ。
でもそうじゃない人が今話してきたような内容がスッとまたこれ入ってくのかねっていうところがまた疑問なんだよね。
なんかコミュニティの人たちにさ、聞いてみたいね。
今日このラジオを聞いて、理解できた?って言って。
今ね、20人くらい参加してくれてて、またこれから増えていくし、そういう人たちに聞いてみたいよね、どう思ってるのかとか。
それが正しいFP業界の発展活性化だって思うんだったら、
じゃあそれに向けてみんなで頑張ったらいいじゃない?ってことではあるんだけど。
そうだよね。だからやっぱ仲間作りは何のためにしてるかって言ったら、
私の中では少なくともそういうイメージがあるから、仲間は絶対必要だよねって思ってる。
だからFP業界同士でさ、足を引っ張り合うじゃないけどさ、仲間割れとかさ、ライバルシーしたりとかさ、あるっぽいよ。
それは別に揉め事はしょうがないよ。揉め事はあるじゃん。好き嫌いはあるでしょ。
それは全然いいと思うんだけど、少なくとも相手をライバル視して情報を出さないとか、そういうことしてたら業界、そもそも業界ないからねっていうね。
僕から見て業界ないのよ、FP業界って。貧乳業界はあるよ。それこそ、金商品売ってさ、保険屋さんとかさ、FAとかさ、セールスってさ、売り上げる。
仲間作りの意義
野村はまた怒られてたけど、この前。
ああいう業界はあるけど、僕が見るにFPの業界ってないよ、マーケットとしてはって思っちゃうけどね。
作る段階なんで、これから頑張らないといけないんじゃないですか、みなさんが。
ということでした。
今日はよかった。上手く伝えられて。上手く伝えられたかどうかはコミュニティの人に聞いてみると。
ちゃんと言いたいことは言い切った感じですか。
それでは今日のラジオはそろそろ終わりのお時間とさせていただきます。
今日もここまで聞いてくれてありがとうございました。
このラジオは毎週木曜日に更新をしています。お気に入り登録のほうをお願いします。
またエピソードを聞いての感想を、私たちXのアカウント正直FPラジオというものをやっていますので、そちらのほうでいただけるとありがたいです。
質問も受け付け中となっております。
それでは今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
はい、さよなら。
34:36

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