DAOの定義と背景
NFTからはじまる地方創生ラジオ、あるやうむのターナーです。この放送は、NFTやDAOを活用し、地域から地域を盛り上げる、少し未来の地方創生についてお届けするラジオです。
今日はですね、地域おこし協力隊DAO的な、DAOの定義を解説したいと思います。
これ、着任した隊員さんとかもですね、DAOって何ですか?みたいなことがあったりとか、参加してくれるコミュニティメンバーにDAOって何ですか?みたいなところになった時に、
いかに簡単にDAOを解説するかっていうのを結構悩んでたんですね。
その中でね、ニクさんとかと話しながら、定義をまとめ直した時に、この例えだったら結構わかりやすいんじゃないかなっていうのをできたつもりなので、それをシェアしたいと思います。
まず、前提としてっていうか、DAOの定義には、まず暫定的にですね、定義の定義みたいなの作っちゃうと、DAOに狭い定義と広い定義っていうのがあると思ってて、
僕たちが言ってるのは、広い定義の方を採用しているんですね。
ただ、地域おこし協力体DAOでまず広い定義でやりながら、最終的にはその狭い定義のDAOっていうものが、すごい時間をかけていったら作れる可能性があるって思ってて、
目指していくべきは、ブロックチェーンとかWeb3とか、ガバナンストークンとか、そういったものをめちゃめちゃ活用した、いわゆる純度の高いDAOみたいなやつを目指していけたらなと思うんですけれども、
配置としては、広い定義のDAOでいきたいっていうのが前提の話みたいになりますね。
まず、狭い定義のDAOが何なのかっていう話をした後に、今日の本題の広い定義のDAOであり、地域おこし協力体DAOが思うDAOの定義っていうのを話していきたいと思います。
まず、狭い定義のほうのDAOっていうのは、DAOですね、Decentralized Autonomous Organizationっていう英語の頭文字を取ったものがDAOになります。
ブロックチェーン技術を使って、参加者が自律的に運営、意思決定する組織のこと。
中央に管理者を置かず、スマートコントラクトですね。
自動実行されるプログラムによって、ルールや資金の流れを透明に明確に管理していくって感じですね。
技術的にはブロックチェーンが使われたり、スマートコントラクト、トークンですね、ガバナンストークンで投票が行われたりとか、
ガバナンスっていうのは意思決定ですね。
トークン保有者が投票できるとか、NFTを活用するとかですね。
ここの説明は一回省きますね。
一文で端的にまとめると、DAOとはブロックチェーン上でトークンやNFTを活用し、
スマートコントラクトによって自律的に運営される、中央管理者のいないインターネット上の組織ですということですね。
チャッピーにまとめてもらいました。優秀だなって感じですね。
一方で今日本当に話したいところは、ここまでが前提であり、
アリアームがやっている地域おこし協力体DAOのところでの、広い意味でのDAOの定義というのを話したいと思います。
立ちのみ屋の例え
こちらのストーリー自体で話していきたいんですけれども、
DAOって地域を飲食店に例えると結構分かりやすいなと思ったのでちょっと話してみますね。
地域を盛り上げる立ちのみ屋をDAOに例えたとしますね。
例えばあなたがですね、僕たちが地域を盛り上げるための立ちのみ屋を始めたとします。
地元の人が気軽に集まって話して笑って、この街いいね、まだまだ行けるじゃんって思える場所にしたくて、飲み屋を始めますと。
最初は一人で地元の酒を注ぎながら、今日も誰か来てくれないかなとカウンターに立っているとですね、
いつの間にか一人二人と人が来てて、いつの間にか十人二十人と集まって賑やかになってくるみたいな感じですね。
それは地域を盛り上げるためのコミュニティを作った、DAOを作ったみたいな感じなんですけど。
そのDAOに、酒屋に立ちのみ屋に十人二十人くらい集まってくると、
一人では回しきれなくて、やばいなどうしようってなった時に常連の人たちがですね、
俺ビール注いどくよとか会計まとめとくねとか、メニュー聞いとくよみたいな新しく入った人にメニュー説明したりとか、
オーダー取ってくるねみたいな感じで、常連さんたちが自然にお店を支え始めると。
やがてこの店は、店主がやってるお店ではなく、みんなで回してる場所に、みんなの場所に、みんなの飲み屋になってくる。
これがまさにDAOなんじゃないかなみたいな話ですね。
なのでこの僕たちが言ってる広い意味で定義してるDAOの仕組みを立ちのみ屋の観点で話してみると、
店主が地域を盛り上げたいという思いで始めていくことですね。
これが立ちのみ屋で起きていることが、店主が地域を盛り上げたいと思いで始める。
これがDAOの仕組み的には、発起人が街を元気にしたいというミッションを掲げることになり、
常連がその思いに共感して自然に手伝うことは、メンバーが自主的に動き、企画や運営を担うことですね。
新しいお客さんも雰囲気に惹かれて関わるっていうのは、新しい参加者も文化に共感して関与する。
誰が何をしたかみんなが見えるということに関しては、
この辺からブロックチェーンとかが使われたりすると見えるかとか、ゆくゆくはそういうのが見えてきて、
手伝ってくれた人たちにお礼の一杯とかね、手伝ってくれたからサービスするよとかね、
お礼の一杯だよってそのシーンもありましたよね。アメックスカーの方で。
貢献した人にトークンや報酬が分配されて、この辺まで来ると新しいコミュニティ、
ただのデジタルコミュニティとかではなくてダオであることの意味が出てくるかなってなってくるんですけれども、
そんなことですね。なので文化が生まれて場所が作られていくっていうところですね。
この立ち止み屋がうまくいくのはルールがあるからではなく文化があるからです。
店主の思いを感じた常連がその空気を受け継ぐ。新しいお客も文化に自然と馴染んでいく。
誰も命令しなくてもこの店らしさで動けるっていうのがダオ定義ですね。
どうでしょうかね。僕はダオの分かりやすく説明するのをどうしようかなと思ったときに、
飲食店とかね、馴染みあるもので説明したら分かりやすいんじゃないかなと思ってやってみたんですけど、
結構分かりやすいんじゃないかなと思いました。感想とか聞いてみたいです。
最後までお聞きくださりありがとうございました。皆さんにとって今日が良い一日でありますように。