1. ストーリーとしての思想哲学
  2. #5 芸術/アートはなんのため..
2023-02-19 04:34

#5 芸術/アートはなんのために存在しているのか

芸術/アートとは一体なにで、誰のために存在しているのでしょうか。
またビジネスマンはアートを学ぶべきといった考え方がありますが、芸術はビジネスにどう役に立つのかという話をします。

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今回も引き続き芸術、アートについてで、芸術とは何の役に立つのかっていう話です。
前回、今回と音楽とか文学、絵画とかのハイカルチャーばっかを例に挙げてますけども、
僕個人としてはサブカルチャーも芸術に含めるべきだろうというふうに思ってます。
なので、皆さんはハイカルチャーだけじゃなくて、お好きなサブカルチャーを思い浮かべながらでいいと思いますので、
続けて聞いていただければと思いますが、ここで前回言葉出しをした無意識、感性、感情っていうものについて、ちょっと深掘りをしてみたいと思います。
なので、手元に詩の原理っていう本があって、これ見ながら喋ってるんですけど、そこから引用します。
人が酒に酔っている時、世界は意味深く感じられる。恋をしている時、世界は色と影とに満ち、至る所に意味深く感じられる。
そして道徳や正義感に燃え立っている時、あるいは宗教的な高い気分になっている時、すべて人生は意味深く、くめども尽きないものに感じられる。
このような気分を呼び起こしてくれるのが芸術だっていうことですね。
そして当然のことながら、その人その人によって向いてる芸術と向いてない芸術とがあるかと思います。
その人によって聴覚優位で耳がいいタイプの人だったら、音楽の形式なんかが向いてるでしょうし、視覚優位、目で見たものを頭に像として結ぶのが得意な人だったら、絵の絵画の形式が向いてるとか、そういう特性なんかもあるかと思うんですけど、
で、これさっきから形式っていう風に言ってるんですけど、形式があるっていうのがいいんですよね。音楽にしても絵画にしてもある程度歴史があって、形式っていうのがそのノウハウとして蓄積されてますから、作品を作るにしてもノウハウがある分、
よりこういうノウハウを使うと、より無意識にアクセスしやすくなるみたいな、そういうのが経験的に蓄積されてますので、そういったものを使えるっていう利点がありますよね。
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一方で、新しいテクノロジーと組み合わされて、またその最近新しく出てくる形式っていうのもあるから、そういうのもすごく楽しくていいですけどね。
で、このような気分にさせてくれる芸術っていうのが、これが仕事や生活にどう活かすかっていうのが、芸術が何の役に立つのかっていう問いに対する答えになってくるのかなという風に思いますが、
一番温等な答えとすると、皆さんの仕事や生活に照らして、一人一人違うので、それぞれ考えてみましょうっていうところだと思うんですけど、それだとね、あの毒にも薬にもならず、何も言ってないのと一緒になっちゃうんで、
その辺のところ、次回に、ちょっと長くなっちゃいますので、次回に続きまして、芸術がその仕事にどう役に立つのかみたいな話もあえてしてみたら面白いのかなと思いますので、そんな話をしてみたいと思います。
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