1. ストーリーとしての思想哲学
  2. #23 昆虫食がゴリ押しされる理由
2023-06-25 04:51

#23 昆虫食がゴリ押しされる理由

最近、謎にプッシュされている昆虫食はなぜプッシュされているのでしょう。舞台裏と理論的根拠について話します。


☆Twitter
Podcast「ストーリーとしての思想哲学」@思想染色(@SSenshoku)/ Twitter

00:07
ストーリーとしての思想哲学
思想染色がお送りします。今回のテーマは昆虫食です。
最近メディアでもよく取り上げられるようになっていて、賛否両論があるように見えます。
特にネットの反応なんかを見てると、昆虫食がゴリ押しされていることへの疾悲感とか嫌悪感みたいなのがかなり強くあるようです。
それで、最も見かける典型的な反応として、どうして虫をそんなに食わせようとするんだっていう、そういう反発をよく見かけます。
確かに、なんでなんだろう? 最もな疑問だと思うので調べてみました。
一応公平を期すために、僕のポジションを明らかにしておくと、僕は別に食べたい人が食べればいいんじゃねっていう立場です。
それで昆虫食っていうのは、政府機関であったりとか、国連とかが推進しているわけじゃないですか。
さすがに国連が我々に意地悪しようとして虫を食べさせようとしているわけはないと思うんですよね。
だからちゃんと、なんでそんなことしているのかっていう理由を調べてみたいという、そういう立場からしゃべります。
はい、まず昆虫食とは食糧問題の一部を解決するための手法です。
この話をするにはまず、食糧問題とは何ぞやっていう話から始めなければいけません。
そもそも食糧問題の前提として、食用作物っていうのは土地からしか収穫できないんです。
これ当たり前なんですけど、意外と見落としがちです。
僕たちの主食である米、小麦、トウモロコシなどは、地面とか土、つまり土地からしか基本的に収穫することができません。
最近は工場野菜なんてのもありますけど、あれはコストがすごく高いから普段使いすることはできない。
これが何を意味するかっていうと、地球上の耕作可能な土地を効率的に運用しないと、運用しなければならない。
そうしないと地球上から飢え死にする人をなくすことはできないということです。
ただ、そのようにして農業の効率化が進んでいった結果、
03:00
炭水化物は地球上の全人類を支えられるほど生産することが可能になりました。
炭水化物っていうのは主に米、小麦、トウモロコシなどの穀類ですね。
だからここまでは達成した。
人間は炭水化物を食べてカロリーを摂取すれば、とりあえず生きること自体はできます。
だけど炭水化物ばっかじゃ病気になるんですよ。
おそらく国連が想定している風景はこんな感じなんだと思います。
発展途上国の貧困層は炭水化物しか食べられない。
だからカロリーは摂取できているけど、
炭水化物以外の栄養素が全然取れずに栄養失調になっている。
栄養失調状態だとすぐ病気になるし、免疫力も低下しているから簡単に重症化して死んでしまう。
これを何とかするために、発展途上国の栄養状態を改善したい。
こんな風なことで、で、栄養栄養と言うけど、
具体的に言うと、炭水化物の次はタンパク質が必要になります。
ここら辺で切りがいいので一旦切ります。
今回が炭水化物、次回がタンパク質の話ということで続きます。
次回もよろしくお願いします。
04:51

コメント

スクロール