この番組は、ITスタートアップで事業づくり、プロダクトづくりに取り組まれている軽素の方をゲストにお招きし、
昨今のAI大統領を踏まえた、AI時代のプロダクト戦略をお掛かりする番組です。
番組へのコメントや感想は、Xでハッシュタグ、TA、アンダーバートークスを付けてお寄せください。
引き続き、Algomatic代表取締役、CEOの大野俊輔さんをゲストにお迎えしてお届けします。
後編では、AIならではの特徴をどう捉え、実際の事業づくりにどう落とし込んでいるのか、大野さんの思考や意思決定の背景を詳しく伺いました。
さらに、エピソードの後半では、DMMグループの一員として事業を行う大野さんに、
DMM会長上山さんとの印象的だったエピソードや、大野さんから見た上山さんはどう映っているのかなどお話いただいています。
前編同様、ポストは私、グロービスカッタルパートナーズ、プリンシカル駆動マユト、チェックタッチ、CFO兼CPO中山さんでお届けします。
前編では、Algomaticの事業展開戦略というところから、AlgomaticとしてAI時代どういうふうに戦っていこうとされているのかというところを伺ってきましたが、
後編ではより、AIのプロダクトって実際どういうふうに作ってどう提供していくべきなのかみたいなプロダクト戦略のところにフォーカスを当ててお話を伺っていきたいと思っています。
ちょうど11月頭に大野さんが出されていたノート、CCIスタートアップが現場で培った成功するAI活用20センチ10個まとめて公開しますみたいなところも多く読まれていた中だと思うんですが、
これ多分社内のAI活用はもちろんのこと、多分AI活用する事業作りの上でも参考になる知見が詰まっているなと思いまして、
この中から大野さんと深掘りしていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。
まず早速なんですが、1個目、これまさにAIプロダクトを作っていく大前提のところかなと思いつつ、
AI情報提供だけでなく業務プロセスをAI前提で作り直すという記載をまず第1個目に持って来られていて、
そもそもAI前提の業務プロセスって、AIをどこまで活用するのかとか、それをすなわち人がAIを活用しますのか、より自律的に動くものを投入しますのかによっても変わるかなとは思いつつ、
このAI前提の業務プロセスを作っていくっていうところって、アルゴマティック社内、もしくはAXコンサル的に入られている会社ではどういうふうに整理設計されていくのかとか、
その時に重要視されているものみたいなところも改めて伺ってみたいなと思ったんですが、この辺りいかがでしょうか。
まず、業務フローをAIを前提に作り直すこと自体はめちゃくちゃ大事ですよね。
で、そこを一回若干聞いている方も含めてアラインすると、僕結構顕著だなと思うのが、
例えば、今まで、僕もともとエンジニアなので、今でもたまにプロトタイピングとかなんとか自分でしたりもするんですけど、
昔、例えばですけど、コードを書くとかプロトタイプするってなったら、最初ちょっと簡単に設計して、設計したものをエンジニアの方に頼んでみたいな、
なんていうんですかね、エンジニアリングとかコードを書く作業が一定大変だから、手戻りしないようにプロセスを設計するのが重要であるみたいな思想だったわけで、
まあ今でも結構そうだと思いますけど、まあ一旦そうでしたね。で、極端なことを言うと、今後例えばLLMによってコーディングがめちゃくちゃ楽になった場合にどうなるか、
まあ今でもViveコーディングしている方たちがそういうやり方を多分している人もいると思うんですけど、
一旦雑に投げて、雑に何かを作ってもらって、作ってもらったものを見て、
あ、なんかイメージと違うなみたいな、本来仕様はこうあるべきなんだとか思いながらまたお願いしてみたいな、
なんていうかこう、そういう仕事の仕方をしますよね。で、まあこれって結構LLMを前提に業務が変わるってことなの、僕は結構顕著な例だと思っていて、
昔だったら自分がプロダクトマネージャーとかだったら丁寧に頼んでいたのが、今はこうなんか本当奴隷のようにLLMを使いながら、
何個も何個もタスクを同時に頼んでもいいし、あ、ごめんさっき言ったこと全然違うわとか、なんかこうパワハラチックなお願いをしても許される世界になったので、
で、そうするとまあ当たり前となる業務不老とか組織の作り方ってまあ変わるよねみたいな、まあそんな話をしてました。
というのがまず変わるよねって話ですね。で、僕的に結構肝だなぁと思うのは、まず1個はLLMが何を得意かをちゃんと理解するって話かなという気がしてて、
まあなんかどこまで言っても、そのまだ発展途上の技術なんで、その抽象的にLLMってこういうものが得意でねとか、まあいろいろ言いうると思うんですけど、
本当の具体で見ると得意なことって、もうちょっとクリアに見えてくるじゃないですか、コーディングが得意とか文章書くのが得意とかなんかいつか出てくると思うんで、
まあそこをまず理解する。で、業務の中で、あとはこれまでだと人の思考が改善する瞬間が基本的には自動化の対象から外れていた、
ちょっとこれまでの話若干変わりますけど、例えば営業の現場で営業の初期提案をこの、わかるんですよ、
セミナーに訪れた方々に、このセミナーを見てくれた方にはこういう提案しますみたいなメッセージを送るっていうじゃないですか、100人のセミナーに訪れたリード顧客に対してこういう提案しますってやるときに、
今までのDXとか自動化の文脈だとみんなに自動送信することだけはできますよね。
同じ内容を100人に送る、これはできますよね。
でも一方でこの各社ごとに課題を調べて送ってみたいな、思考が改善するタスクっていうのは今まで全く自動化できなかったところだったりするんで、
ですが、LLMを使うとそういうところもできるようになるんで、すみませんちょっといろいろ喋りましたけど、
1個あるのは思考が改善するタスクがどうかっていうのを特定して、思考が改善するがゆえに自動化が遅れていた、自動化ができなかったところを解きにいくみたいなことをやってますね。
これまさに思考の改善のところもさらに伺ってみたいなと思ってて、
ここって大野さんのノートのときもコンテキストの重要性っていうのを6つ目の項目として挙げられてましたが、
多分そこの話と繋がってくる話なのかなと思ってて、コンテキストコンテキストみんな言うけれど、ある意味コンテキストじゃあそもそも何なんだっけとか、
これがどういうふうに思考をAIにさせるというところに影響を与えていくのかとか、ある意味コンテキストっていろんなものがある中で、
その中での重要性、重みづけみたいなところも重要になってくるんだよな、だろうなって思ったりもするんですけど、
こういうところのこのコンテキスト周りって今大野さん的にはどういうふうに見てるとか、
どういうふうにプロダクト作る際に重要視されているとか考えられてますか。
ちょっと一瞬その手前の話もしてもいいですか。
もちろんです。
僕的に接続する上であるかなと思ったら。
僕今その思考を改善するところを置き換えにいくみたいな話をしてて、そこってコンテキスト大事だよねって話だと思うんですけど、
ちょっと大前提、若干法則すると、思考を改善するところを大体できるようになるというのが、
大体こうLLMの大枠の方向だなと思うんですけど、
これって結構広げる側の話じゃないですか。
今までは単純なロジックだったところから、思考を改善するってある種無限のことでいきますよって言い方をしてるわけですけど、
一方で気をつけなきゃいけないのは、LLMにすべての問題が解けるようになるから、
思考を改善するって言い方したら全部じゃないですか。
ほぼ100%。
思考を改善させない方がいいものなんて多分ないはずなので。
一方で別にそんなこともないというか、LLMで時に言ってるのって、
現実的に考えると、一定思考は改善するが単純作業みたいな微妙な間を取りにいく必要はあるなと思ってますと。
さっきのちょっと法則的な話ですけど、
今までは明確にルールが定義されて、分かるんですけど、
8パターン、16パターン、32パターンとかで表現されるものしか定義できなかった。
if文の分岐の中で定義できるものしか定義できなかったが、
これからはイメージで言うと、人間がマニュアルを読み込んで、
マニュアルを読み込むことによって、
なんとなく判断ができるようになるものってあるじゃないですか。
マニュアル読み込む判断できる系って、実はパターンが多かったりするんですよ。
なんとなく人間の解釈の余地を人間に残しながら対応してもらったりするので。
ですが、人間って対応できるわけじゃないですか。
でもこれが無限パターンの超複雑な仕事かっていったら、
僕らの認知というか印象としてはそんな複雑じゃないですよね、マニュアルがあれば。
タイミングできたアルバイトの方が再現できますかみたいなものですね、イメージ。
で、LLMで代替するものはまずそこだなと思ってます。
究極的に全部やってほしいですけど、
まず最初のローハンギングルーツ、最初に僕ら人間が時にいくべき課題、
LLMを使って時にいくべき課題はここだなという感じ。
だからシンプルすぎて、分岐で表記できるがこれまでやってたこと。
で、分岐で表記できるほどはシンプルじゃないが、
原理原則マニュアルを与えれば解けそうなもの。
冷やといアルバイトの方でもいい感じにやってくれそうなもの。
みたいなのが第2ラインで、ここが結構僕的には狙いやすいラインだなと思ってます。
で、確実に解きたいタスクっていうか、
まあ閉じた話で言うと、このタスクを遂行する上で、
僕らが例えばマニュアルをめちゃくちゃ作るのうまい人がマニュアル定義したら、
絶対に入れ込む情報とか、ここの情報を確認してくださいねみたいなものってあるわけじゃないですか。
まずこれがなんか、そもそも今目の前のタスクを遂行する上で必要なコンテキストですよね。
だから今足元のサービスを提供する上で必要なコンテキストってのがこれで、
あとなんかサービスを提供する時に、
まあでもほぼほぼこれです。
だからこのタスクを解きたいと思った時に、
どういう情報が必要ですか、どういう情報がないと、
まあ精度が下がったりミスをし得るかみたいなのが主な答えですと。
で、さらにサービスの価値を広げていきたいってなった場合にとか、
まあ今は解けないけど、
LLMなり、LLMを使う人類の知見なりが進化した先の世界に解けるかもってものってあるわけじゃないですか。
で、その時にあった方がいいかもってコンテキストってありますよね。
例えばですけど、この会話の擬似録とか、
僕的にはGoogle MeetとかNotionとか、
そういう系が最近あらゆる文字起こし情報を
タダで残していいよみたいな出し方をしてるじゃないですか。
で、あの辺って別にGoogle Meetで文字起こしされた内容を
今ジェミニが全部めっちゃ綺麗に使うか、
ワークスペースの中でも使うかって言ったら別にそんなこともないと思うんですけど、
いつかめちゃくちゃ強くなりそうな感じも間違いないじゃないですか。
結局僕ら人間も会社のコンテキストって何?って言ったら
会社の中でフロー情報とストック情報で何となく見聞きしてるものぐらいが
それぞれの皆の脳内でその会社を形作るものになる気がするんで、
そういういい塩梅でLLMがその辺のコンテキストを理解してくれるようになったら
最強であることは間違いないわけなんで、
その辺を貯めれたらいいっちゃいいですよね。
今すぐ使えなくても貯めておけたりすると
強そうだなーみたいなことは思いますね。
これなんか実際にプロダクトを作っていく中でも
そういう今必要なコンテキストと将来的に使えそうなコンテキストっていうのが
多分いろいろある中で、やっぱこっちも積極的に取りに行く
これをどこまで取りに行こうかとか、どこまでプロダクト設計に事前に盛り込むかみたいな
結構重要な意思決定かなと思ったりもしたんですけど、
その辺りはアルゴマティックさんとしてはどんな風に考えてるんですか?
まず将来的に必要そうなコンテキストがたまるから
この授業やろうって決め方はあんましないですね。
未来の川山用だけで攻めるってことは絶対にしない。
足元の授業が成り立つから、ついでに
ついでにって言ったらなんか大事にしてなそうですけど
大事にはしてるんですけど、基本的にはまず足元の授業が成り立つかどうかで
今この授業に投資するかどうかっていうのは判断します。
あんまり未来のことを考えすぎない。なぜなら
ちょっと問題が複雑になりすぎて読めないから。できたらラッキーだけど
そんなことは誰にもわからないみたいな世界になるので。
で、未来の話はだから取れたらいいし取れる分は取りに行くし
これが取れていたら次こういうのできそうだねみたいなのを頭に入れておくし
ちょこちょこ検証できるものは検証しに行くんですけど
みたいな位置づけですからね。すみません、答えになってますからね。
なるほど。ありがとうございます。中田さんこのあたりの
ワークフロー回りとかコンテキスト回りとか追加で
突っ込みたいところありますか?
今までの質問って結構プロダクトマネージャーとしては
結構教科書的に常に思ってることだと思ってて
やっぱり最初から最後まで今までの既存のワークフローがあったときに
ここシステムでできます。if分なんでって大人さんの話と
ここは人の思考が入ってますねって考えて
またシステムに渡して人に渡してってオーダーの連続が続いていて
最終的に前から後まででアップ取れるみたいなものになってましたねと。
で、プロダクトの作り方どっちですかっていう質問をしてみたくて
一つがやり方が今までの、じゃあ例えば企業リサーチして