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2019-12-27 22:51

#11 アスリートのセカンドキャリア

引退後のアスリートのその後のキャリアについて、コーチなどの指導者や解説者などのメディア関係に関わることができるのはほんの一握りで、多くのアスリート達は華々しい現役生活とは打って変わった世界での生き方に悩んでいる方も多いとのこと。あまりスポットが当てられていませんが、今提唱されているセカンドキャリアならぬ「デュアルキャリア」についてもお話いたします。


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ごっちゃんのスポーツマニア
はい、ごっちゃんのスポーツマニア。今回は、何に行きましょうかね。
あのですね、アスリート、わりと競技終わったら何するのっていうことがあると思うんですね。
そうですね、結構選手生命短いというか、20代で終わっちゃう人も多いですよね。
30後半までのキャリアを築ける人も一握りじゃないですか。とはいっても、普通の社会人として、38とか40手前ぐらいって、これからっていう感じじゃないですか。
サラリーマンとかで普通に言うと、課長からいよいよ部長に昇進、狙っていこうみたいな、そのぐらいじゃないですか。
そのぐらいの時に、実はアスリートの方って頂点から尻属わけですよね。
頂点にいながらも、頂点だったら選手は頂点から尻属。その時に、実は何もない。
何もない。
何もない。
この後どうしよう。
この後どうしよう。その時に考える。
例えば、年末もうすぐやりますけども、必ず年末やるプロ野球、クビになった男たち。
トライアウト。少年隊の東さんが毎回司会やって。年末の定番。あれあるじゃないですか。
あれってクローズアップした選手が必ずしもトライアウト成功しないじゃないですか。
成功した例ってあんまりないじゃないですか。そのぐらい厳しいんですよね。アスリートの方の次のお仕事。
一回クビになったりとか、一戦引いちゃったりすると。
他の競技も行けないですしね。
そうなんですよね。
マイケル・ジョーダンしかりですけど。
そうですね。マイケル・ジョーダンですらメジャーリーグに挑戦しましたけども。
結局また戻りましたからね。
そうですね。若野原しかり。
アメフトですか。
アメフトです。やりましたよね。
基本でもああいうベースも若い頃に出来上がるから、いきなり大人からはチェンジ難しいですもんね。
そうですね。本当に厳しいなと思って。
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プロ野球クビになった男たちを見ていても、当然皆さん野球しかやってないんですよ。
これはしょうがないんですよね。野球で飯食っていこうって腹決めてやってきてるので、それが崩れた時には多分その方に何もないんですよ。
野球で食っていこう、野球で家族を食わせていこうって腹決めてるから、当然家族も路頭に迷うわけですよ。それしかないので。
プロ野球クビになった男たちもその模様を感動的に映しながらも、よくよく見ていくと非常に残酷じゃないですか。
家族の方が行って、この先何しようか、最終職の面接に行くんですけど、今まで野球しかやったことないので、面接に行っても落ちちゃうんですよね。
いやいや、やっぱりちょっとね、面接に冷やしてくるなんだろう、ということになるんですよね。
いわゆる社会人経験がないですね。
一人なんか言われてました、最終職を勝ち取った選手の社長にインタビューしてて、その社長も一度跳ねたらしいんですよね。
跳ねて、いやいやもううちの会社受け入れないって言って、でも受け入れる条件が一つあるんです。
乗ってきたベンツを今すぐ売ってこいって。
って言って、その選手もそこで目が覚めて、俺野球選手じゃないんだって気がついて、すぐベンツを売りに行って、丸越しで入社させていただいて。
っていうところで、その方の3年後くらいテレビで特集をやって、いやいやもう本当によく働く。
もともと野球選手なんで、心根もいいと根性もあると、仕事も最後もしっかりやると、責任感あるというので、会社でもすごい評価が上がっていると。
でもやっぱり就職するときの感覚、収入の違いとか生活環境からとか、今まで街歩けばサインしてくださいとか言われてたのが、そうではないというところまで、
すべてが変わっていく環境についていけないっていうことがあって、
割と今、アスリートの方のセカンドキャリアがすごく注目されている。問題にもなっているし、各企業がそこを支援していこうというような動きもあって、
人材派遣の会社さんなんかも、引退したアスリートの方を、体力があるから現場仕事に進めていこうかとか、根性があるから営業にとか、そういう道も確かにあると思うんですね。
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ただやっぱり、すぐに即戦力としていけるかというと、そうもならないじゃないですか。
30、例えば5くらいで辞めました。ゼロからいきます。
普通の中途採用とか転職と違って、サラリーマン、例えば営業マンから職を変えて次の会社の営業マン、だったらこれ結構キャリア活かせたりするけど、
プレ野球選手なので、まずお金の流れとか、名刺の渡し方、じゃあなんで名刺下から渡さなきゃいけないとか、意味合いからとかですね。
そういうところから、一から学んでいかなければいけないという意味では、例えば8で引退しました。そこから1年生。
かたや大学出てから1年生と23歳。もうすでに15年くらい遅れを取ったりとか。
かたや世間的に言う38、40歳くらいだと役職もある、だいたい課長くらいの管理職から部長くらいに上がろうか、これから挑戦しようかという時期であると。
そこでやっぱり壁があって、結構アスリートの方も挫折する方が多いんですよね。
下手すると上司が25、6歳とか、立て社会ではあるんですけれども、下っ端からこき使われるようなことはさすがにプライドもあります。
プライドもある、そうですね。やっぱりそのプライドが自分を許せなくなって、せっかく就職した会社もすぐ辞めていってしまったとか、
いや俺はこんなはずじゃねえとかという形で、僕の知り合いのプロ野球選手の方もそれで2年くらいですかね、やっぱり辞めてしまって、
いや俺はもっとこういうふうにできるはずだって言って会社辞めたはいいけれども、実は何もできなく、今まだちょっと定職につけないという方もいらっしゃっているんですよね。
本当は解説者とかコーチ人とかにいければいいですけれども、全部の選手を拾えるほどのキャパシティないですね。
おっしゃる通りで枠がやっぱりあるんですね。
ありますよね。
例えばコーチって、今回の安倍晋之助選手が引退されて、今度巨人軍の二軍の監督に就任されて、これあの理想的なセカンドキャラじゃないですか。
そうですね。
なんですけどこの枠ってもう決められてるんですよね、コーチの枠とか。
あと一握りですね。
あと野球の解説。
野球の解説はテレビ局もそんなにあるわけではないし、今までやってきた方がそこのやっぱり椅子を持ってますからね。
そうすると多分新しくそこに行くってかなりな競争があって。
09:00
仮になれたとしても番組の1コーナーに出れるか出れないかみたいな感じで、レギュラーとかなんかもう出るほどじゃないですよね。
なので本当にきつい世界だと思いますよね。
30代くらいまでプロとしてもしやってたら、そこそこいい金額もらってベンツ買えるくらいの人いますけど、
貯めてない。
障害賃金稼いでたとしてもそれをちょこちょこやっていく人って少ないですね。
よっぽどいい奥さんがいないとですね、やっぱりその友人も一番慣れないのは金銭感覚。
やっぱりその焼肉とか言ってたら上々編ってなるじゃないですか。
我々だったら焼肉って言ったらどこまで安いところ見つけるか。
ビールは100円で済まそうとかですね。
そういう見つけ方になるじゃないですか。
やっぱ億を稼いでるとそうならないじゃないですか。
カードも当然フリーで行きますしね。
夜のお店もすごいですよね。
本当にすごいですからね。
だって年間5億とかの遠方をもらってた清原でさえお金ないっていう話があります。
あの世界見ちゃうと。
やっぱりその金銭感覚ってそこのもらうお金に合わせて感覚がついてしまってそこの感覚が狂ってきて、
やっぱ貯めてる方ってそうそういないんですね。
せっかく若い時にみんなが一生懸命勉強して大学入ってっていうふうに頑張ってきた傍らで、
もう本当に死に物狂いで練習して青春がないぐらいそこにかけてきた結果が悲しいじゃないですか。
これあのちょっと私ですね一部使われてる言葉で今あのデュアルキャリアっていう考え方がありまして、
少しずつちょっと日本ではそういうこともあるので進められてるんですけれども、
いわゆるあの引退未行して選手の時から下積みをしておきましょうよと。
もっと言えば選手やりながら違うビジネスもやっときましょうよっていうのがデュアルキャリア。
引退してから考えるとある意味遅いので、
まあ若い時から一生じゃないですけどまあその後も続けられる職能を持っておきましょうっていうこと。
社会人選手みたいな、例えば三菱重工とかトヨタ自動車とかに所属しながらスポーツ選手をやっている人たちがそれに近い感じなんですかね。
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そうですねあの方たちはドラフトにかかってもいかない方たちもいらっしゃるじゃないですか。
いわゆるもうサラリーマン、俺はサラリーマン。野球が終わったらサラリーマンのまま行くという方。
サラリーマンがもうベースでプロ化しないっていう話ですもんね確かに。
まあいわゆる部活みたいなもんですよね。
プロもしながらサラリーマン的なものも一緒に行きましょうよっていうのがデュアルキャリア。
例えばですね、最近だと日本だと本田圭介さんですね。なんか選手ですけども既に自分のビジネスがあって、いろんなことをやって自分のキャリアを、
引退後というよりは自分の価値を極大化させようというふうに努力をされているんですね。
それに習ってなのかわからないですけども、長友選手なんかもスポーツ系の会社を、
大手のスポーツフィットネスの会社さんと共同で出資をして会社を作って、今代表取締役でやってたりとかするんですよね。
そういう取り組みを積極的に進めていった方がいいなというふうに思いますね。
結構ですね、海外の選手なんかはこれ結構みなさんやられてて、
一般的にメジャーなところでは選手をやりながらメディア露出をして、
例えばモデルとして稼いでいく。
そういう方って引退した後も現役の時も私はモデルもやっている、女優もやっている、テレビ出演している、コメディアンでもあるという方もいらっしゃったりとか。
コネもできますしね。
そういう方もいらっしゃったりとか、そういうことを自ら積極的にやっているという方が結構多いんですよね。
化石も違うっていうのもあるんですけども、例えばデビット・ベッカム選手なんかも、
選手の時から自分のブランドを持っていたりしているじゃないですか。
化粧品だったりだとか、ファッションブランドを持ったりとか。
引退されてファッションブランドを大きくしながら、今度マイアミにサッカーチームを買収して、今サッカーチームオーナーになったという。
そういうビジネス感覚というのを、選手のうちからビジネスの勉強を自分で積極的にやって、
いつでも矛先を変えられるという。
そういう賢明な生き方をアスリートもどんどんやっていくべきだなという。
厳しい社会の中で引退後、戦っていく。
いろんな企業がサポートしていくというのはあるんですけど、アスリート側が積極的に働きかけていくということをやっていかないと、
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多分これから難しくなるというか。
逆にそういうふうにやることで、アスリートの良さ、アスリートしかできないビジネス感覚というのがあると思うので、
そういうところを磨いていくべきかなと、ちょっと進めたいなと思いますよね。
確かに引退した時って、失礼な言い方だとちょっと落ち目な状態になっちゃっている。
今インフルエンサーという言葉もあるぐらいなので、現役絶頂の時にプロモーションだったりやった方がビジネスも成功しやすいですよね。
日本って割と専念してないと、何やってるんだっていうこういう見方されるじゃないですか。
そういうのって実際どうなんですかね、プロ選手が副業的なことをやってたら攻められるというか。
これ球団とかで禁止されてるとかって一部あると思うんですよ。
プロ野球も球団によっては副業禁止みたいな形になってるところはあるんですよ。
でもそうじゃないところもあったりするんですけど、
例えばお相撲さん、ほとんどの方の賃貸不動産やってます。
ワンルームマンション。
統ごと買って運営は任せて、自分はオーナーで、家賃収入で副業ですよ。
これ結構相当数やってますね、私が知ってる限り。
いろんな方がやってますね。
確かに現役の時のほうがお金がありますからね。
ある時に他に投資をして、お金を膨らましておくと。
ビジネス感覚もその時のほうが絶対いいはずなんですよ。
引退後ちゃんこ屋さんやる方も結構いますけど、そのちゃんこ屋さんの資金もそこでできるじゃないですか。
それは絶対やるべきだなと私は思いますね。
交際費に使うんじゃなくて。
交際費はあぶくのように消えていきますもんね。
出資をしていくとか事業をやっていくとか、当然選手なので自分で業務を自分でもこなすっていうのは難しいかもしれないですけども。
やっぱり人に預けたりとかっていうことはできますし。
本田圭介とかは投資家としてインベンチャー企業を応援してたりもしますしね。
彼は本当にそういうことを積極的にやって。
ヨーロッパの方とかはそういうのがメインというか。
めちゃくちゃやってますね、みんな考えてるから。
その辺の考えが中田もそうですけど。
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中田選手もそうじゃないですか。
現役の時からカルビーでしたっけ。
取締役になって商品の企画とか。
確かカルビーだったかな。
企業の飲食のなんかありましたよね。
そういうことをオファーがあってもできないじゃなくて、オファーがあったら積極的にやっていくとか。
例えばニキラウダっていたじゃないですか。
F1のスーパーレジェンドなんですけど。
戦術人は亡くなったんですね。
大クラッシュ、炎の中から奇跡の生還をして。
翌年また世界チャンピオンに帰りざえた。
伝説のF1レーサーなんですけど。
ニキラウダは航空会社を自分で2つ作ってます。
現役の時から。
現役の時がラウダ航空。
引退してから1回航空事故とかで最初に作ったラウダ航空というのが。
ちょっと1回ほしゃりまして地元のオーストリアの会社に売却をして。
1回失ったんですけど。
もう1回なぜか航空会社。
経験があるからというのもあるんですね。
あると思うんですけど。
もう1回ニキ航空。
上の名前ですね。
というのをもう1回作って。
ビジネスマンとしても本当にビームバーンですね。
自らもフェラーリとかメルセデスとかチーム渡り歩いて。
アドバイザーやったりチームオーナーやったりというのをずっとやりますし。
ビジネスマンとしても本当に超一流というか。
当然元金があるというのを前提じゃないと航空会社ができないですけどね。
近くではディレクジーター。
ヤンキースのメジャーリーグ。
ヤンキースのジーターが引退した後すぐにファンドを自分で作って。
そのファンドでマーリンズを買収して。
その時のマーリンズの買収額が800億。
それだけ貯めてたじゃないですけど。
その前から自分で運用とかを。
自分でお金の運用をずっと勉強して自分でもやってというのをやられてたので。
定床とすることとしてはスポーツ選手セカンドキャリアという考え方よりも
ビジネスとしてちゃんと生活できるお金に対しても若いうちから意識して
デュアルキャリアとして身につけた方がいいんじゃないかということですよね。
こういうのを広めてる人とかっているんですか?
一部企業さんがいらっしゃったりとかするんですよね。
私も会うアスリートの方にはそういうことをやってますけど。
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なかなか浸透はしていくのに時間がかかるじゃないですか。
日本って特にスポーツをビジネスにするのって
ここ最近やっと評価され始めてきたんですけども。
もともとあまりそこを結びつけたがらないっていう国民性があって。
スポーツは純粋なスポーツなんで。
お金とはちょっと話してみたいな。
話してみたいな風潮があるので。
なのでやそうじゃないと。
しっかり稼いでお金も回しながら
ビジネスとして他のこともやりながらっていうことも
身につけておくっていうことがすごく重要かなと。
社会人として。
スポーツ選手の方でデュアルキャリアに興味を持った方は
GXスポーツごとまで。
ちょっと宣伝になっちゃいました。
そういう話ですね。
お話を少しずつして。
広めていきたいなってことですかね。
分かりました。
今回はアスリートのセカンドキャリア、デュアルキャリアというところですかね。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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