でもこれって、割と効いてて、あの時期。
やっぱりコロナの時とかも、そういう共感、同調圧力とか、共感っていうよりはなんか感じ取りすぎてしまって、疲れて引きこもっちゃうというかね。
引きこもってもよかったじゃない、コロナ。
そうですね。
そこでね、大体そういう人っていい人だったり、よく気がつく人だったり、自分のことは我慢しちゃう傾向にある、そういう女性なんかがやっぱり多くて。
なんかね、そういう体質の人ってやっぱり人といるのが疲れちゃうんですよね。
人混みがね、苦手もあるけど。
確かにね、そういった方もいらっしゃいますよね。
特にね、人混みも苦手だけど病院とか、もっと苦手とか。
なんかそういう空気、空気というかね、周りの感情の起伏を敏感に感じ取ってしまったり、あと機嫌、機嫌をなんか取るじゃないけど、敏感だから愉快に回るとか。
察知しちゃうんでしょうね、その人がどういうふうに感じてるとか思ってるっていうのが、敏感に分かっちゃうから何とかしなきゃってなって。
で、自分でも頑張ろうとして大変だってありそうですね。
そうなんですよ。で、それってすごい長所のはずなんですよ。
長所だけど、無意識に使いすぎると結局疲れちゃったり、燃え尽き症候群みたいになっちゃったりするので。
やっぱりその自分の共感能力とか、共感能力の高さゆえに疲れてしまう部分っていうのとうまくね、向き合う必要があるんじゃないかなと。
でも、だから先ほどもおっしゃったように、共感できるっていうのは実はすごいことなので、活用の仕方になってくるわけなんですかね。
そうなんです。まずね、その能力が高いことをまず認めることから始めてください。
それすごいやっぱ能力なんですよ。
それは本当に素晴らしい能力で、やっぱり、なんていうのかな、相手のことを感じ取れるっていうのは本当にすごいんだけど、自分を殺してまで相手を助ける必要はないわけです。
自分も大事にしながら相手を助けるっていうのはベストなスタイルで。
なのでまずはね、能力が高いがゆえのお悩みっていうところで、まずはそこを受け入れると。
次にね、やっぱり自分優先にすることに許可を出す。
人優先よりも、すべてをね、自分優先ってなると自己中ってなっちゃうけど、自分を優先にしていい場面っていうのを自分で決めてる人は、ここは優先していいぞと。
それを許可をすると、結局自分自身が安心するので、例えば自分を優先にするためにお誘いを断るってあるじゃないですか。
確かにね、断んなきゃいけないときもありますもんね。
こういう人は、なんか相手がせっかく誘ってくれたんだからとか、ビジネスやってる人だとこの人の誘いに乗ったら損か得かって考えるけど。
そうですね。
エンパス気質の人は、せっかく思うって誘ってくれてるんだから、その期待に応えたいなみたいな考えをするわけですよ。
だけど、そのときに本当に自分が行きたいかって一回深呼吸して、そのときになんか気が乗らないんだったら、気持ちは行きたいんだけど、今回ちょっと疲れてるんでとか言って。
そうですよね、伝え方ですもんね。
そう、それはね、断っていいって自分で決める。
で、もう一つはやっぱりその、断る練習っていうのをね、するってことなんですよね。
いや、本当に全部が全部やってたらね、大変ですから、そこはね、しっかりと伝えられるっていうのを、自分の感覚をちゃんと大切にして伝えるっていうのも必要ですね。
うん、だからちっちゃいことから断れることはなるべく断って、その練習をしていくと。
で、あとは日常で、なんかね、自分をリセットする習慣っていうのを作るといいんですね。
リセットですか?どんな感じになるとリセットですかね?
例えば公園を散歩するとか、好きなカフェに行くとか。
カフェに行くのが嫌か。私がそのタイプなんですけど。
カフェは好きなんだけど、ガチャガチャしてるカフェにずっといられなくて、結局なんか、お茶持って公園行くみたいな。
行くとか。
まあまあ、自分のその、自分が心地いい習慣、お風呂に入るでもいいし、誰かと話すでもいいし。
そのなんか、自分のリセット習慣、これはある種、儀式みたいなもので、神聖な儀式と思ってください。
それがちょっと言い過ぎな人は、リセット習慣でいいんですけど。
いう感じですね。
私はなんかその、リセット習慣って言われるよりは、それは自分を優先するための大事な儀式なんだ。
自分のための交渉なことなんだって思うと、やれるタイプなんですよ。
その理由付けもその人によって、いろいろ変えて決めていけばいいんですね。
そうなんです、そうなんです。
なのでね、そういうデトックスじゃないけど、リセットの習慣を自分で作ると。
で、あとは、何か問題とか感情が来た時に、これは私のものではないって宣言する。
切り離すんですね、自分と。
そうです、そうです。心の中で宣言してもいい。
その感情は私のものではない。相手のものだ、というだけで。
そうか。そうすると、この自分と相手の間にしっかり区切りが作れられるので、あまり共感しすぎない。
っていうところで作れるんですね。
そうです、そうです。やっぱりね、家族が例えば辛い思いをしてたら、どうしたって自分ごとで辛くなるんですよ。
辛くなるんだけど、なるんだけど、一回自分を保つってことをしないと、ずるずるいっちゃうので。
共感していいんですよ。
共感、ずっと無意識的にずるずるするのが問題が起きやすいから、
なるほど。
一回、これは私の問題ではないとか、私の感情ではないって一回非公感。
それはそうですね。それはなんかすごくわかる気がして、私も比較的相手がどんな感じかなっていうのはわかるんですけど、
たぶんそこを切り離し、常に切り離しているような感じで、自分と他人はなんか全然別物としているから、そんなに疲れないっていうのがあるのかなと思って。
実ことじゃないっていうのが常にあるので、わかるけど、そこまでは踏み込んでいってないっていう感覚があるかもしれないですね。
そうなんですよ。なんかね、そこが薄情なわけではなくて、
逆にちゃんと相手をそのまんまとして見れる姿勢だと私は思っていて、
カウンセリングの現場とか、あとカウンセリングのトレーニングとかをやるんですけど、実践トレーニングの場があるんですけど、
そういった時にやっぱり生徒さんたちが感情移入しすぎて、問題が解けてしまう。
そういう感覚があるんですよ。そうすると1時間っていう、例えばその場は練習で学ぶ場だからいいんですけど、
本番1時間のセッションの時にそれやっちゃうと、お客さんのために何もならないっていう。
話聞いて終わりみたいな。
何の解消の取り組みもできないってなっちゃうので、そこは結局セルフパワーって言うんですけど、
ちゃんと自分は自分としてあり続ける。もちろん共感はするんです。
だけど頭の上はそこ以上入らないみたいな。一緒に潜るのは首までみたいな。
よくそういう話をします。
ある程度自分は自分っていうところをしっかり持っていきながら、
結構ね、先ほどおっしゃったように首まで、そこまでは感じるけど、それ以上は切り離してるよっていう。
そこが大切なんですね。
そこがすごい大切です。
本当にカウンセラーとしてやってた時に、やっぱりもう本当泣きそうなくらい辛い。
もうそりゃこっちまで泣いちゃうよみたいな話あるんですよ、いっぱい。
だけど私泣いちゃダメなんですよ。
そういうことなんですね。
お金払って相談に来て、ここを何とかしたい。
共感はするし、だけどもう泣きそうになるけど、冷静でいなきゃいけないから。
そこがやっぱりね、相手のためにって思うと、ちゃんと踏ん張るみたいな感じですかね。
境界を引くっていうかね、踏ん張る、私は私でいるっていう、その立場を守るっていうスタンスが本当に大切だなって思ったんですよね。
だからそこを別に白状とかそういう風な感じで思わずに、そういった対応できるようになると、またその共感しても、そこの辺りも切り離せていくのかなっていう感じはすごくしますね。
そうですね、何よりやっぱね、疲れなくなります。
疲れる、なるほど。
結局自分の気力を悪い言い方したら持っていかれちゃうわけですよね。
はい。
高いところから低いところに流れるのと一緒で、元気な人から元気がない人にエネルギーが流れる。
どうか。
自然の法則ですよ。
はいはい。
だからなんか元気がいい人とちょっとへこんだ時会うと元気もらえるじゃないですか。
元気もらえますね、そうですね。
そういう感じなんですよ。
だから一緒になって溺れたら誰も助からないみたいな。
友倒れってやつですね。
それはやっぱり本当に元気がない人と接するときは自分が元気である状態を保たないと引っ張り上げられないから。
そうですね。引っ張り上げるためには踏ん張ってちゃんと引っ張らないといけないから、自分がちゃんと持ってないといけないですね。
そうそうそうそう。手を差し伸べて引っ張る。よくファイト一発のCM。
ありますね。
言うんだけど、引っ張るだけでも大変なんですよ。
大変ですもんね。
やっぱ本人が引き上がろうっていう力とお互いの力でやっぱ引き上がっていくもんだから。
だからエンパス体質の人は自分が能力が高いってまず自覚していただき、それは負のものではないし、それが私を傷つけるものではない。
むしろ守るためにそれぐらい敏感でもあるわけなので、適切な守り方としては自分を優先にしていいぞっていうことと、断ることと、リセット習慣を持つのと、これは私の感情ではないって宣言をする。