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2021-04-12 15:57

229.高見広行さん(Rユニコーンインターナショナル株式会社)後半

【海外の方に和文化を発信する】

前回に続いて、Rユニコーンインターナショナル株式会社代表取締役社長 高見広行さんがゲストです。

現在、リスク管理コンサルタント、日本酒ビジネス、馬主向けワンストップトータルサービスの提供という主に3つの事業を手がけられています。

今回の配信では、海外生活が長かった中で見えてきたことや今後のお話を伺いました。

お話を伺いながら、良いところが満載の日本のことを、まずは住んでいる私達が認識して自信を持って「日本っていいよ!日本大好きです!」と言えるようにしていきたいなと感じました。

高見さんは日本酒事業を海外も視野に入れて展開されています。

オンライン&オフラインのハイブリッド型日本酒イベントも開催されますのでぜひHPもご覧ください。

 

【本日のゲスト】

Rユニコーンインターナショナル株式会社代表取締役社長 高見広行さん

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声を、思いを、世界中に届ける。こえラボ。
経営者の志。こんにちは。フリーアナウンサーの山口智子です。
前回に引き続き、Rユニコーンインターナショナル株式会社の代表取締役、高見広行さんがゲストです。
リスク管理コンサルタントであり、日本酒やバヌシさん向けのサービスの事業展開もされている高見さん。
前職での海外勤務生活の中で感じたこと、その中で見えてきた日本人、日本についても語ってくださいました。
どうぞお聞きください。
今回もゲストは、Rユニコーンインターナショナル株式会社の高見広行さんです。よろしくお願いいたします。
前回は、予定総合商社からご自身で去年1年前、出職されて3月4日に会社を設立されたという、そのお話、会社の事業内容をいろいろ伺ってまいりました。
本当に起業する時の思いとか、なるほどなと思ったんですけれども、今回はまずですね、以前やっていたお仕事からもやっぱりその経験がすごく今、今後も活かされていくんだろうなという感じがとても受けたんですが、海外での経験というのはすごく大きかったということなんですか?
そうですね、やはり海外でのビジネスと日本のビジネスに比べますと、やはりわからないことが結構実は多い中で検討しながら社内でやってるわけですけども、当然事前に社内でいろいろ議論するわけですが、やっぱり日本国内だけに限られた案件に比べると、やっぱり見えないリスクが後から出てくるケースが多いです。
法制度って結構頻繁に変わる国と、あとは昔からのやつを引きずっている国といろいろあるんですけども、結構大事な法制度がコロコロ変わる国でやる場合は、企業を検討している時、事業をやろうと検討している時と、実際やってからと、全然様変わりになってしまうことがありまして、それがやってる側にとって有利になる法改正もあれば不利になる法改正もあったりしてですね、
そういう意味では逐一その辺の部分はフォローしなきゃいけないんですけども、なかなか現地号であったり、現地の良い弁護士を起用しなきゃいけなかったりとかいうことで、かなり想定外のいろいろなリスクが発生することが多いです。
それから当然海外の企業は言葉のコミュニケーションも、もちろんそれは英語でやることがベースなんですけども、やっぱり日本の中でのやり取りに比べると、完全に理解し合えるというところまでいかない中で結構契約調印になっているケースも中にあります。
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もちろんそうではいけないんですけども限界がありまして、いう中に相手を100%理解しないままもし仮にちょっと勢いでやってしまったような案件というのが後々そういうしっぺ返しが来るケースがあったり、とにかくやはり海外でやるケースっていうのは金額もリスクの金額がやっぱり日本でやるよりはやっぱり発生した場合に結構大きな金額、ビジネスの規模が海外の方が大きいということも含めるとやっぱり至れが大きくなるので、
そういう案件をやっぱり見るときにやっぱり我々のようなバックオフィスがきちっと営業の方をサポートしてあげないとかなり大変な事態になるということを色々経験してきましたので、正直我々が出てくるときっていうのは問題が起きているときなんですけども、
だいたい引消し役だったり問題収集役だったりということで結構色々な海外に飛び回りました。
国としてはどこに行かれていたんですか?
最初1年間若い頃にニューヨークに実務研修生、マンハッタンに1年だけ、これは独身の時だったんですが、それ以降ミレミアムの時に99年から2003年がロンドンに駐在していて、ヨーロッパ全域とアフリカ一部とかのエリアをずっと見てましたね。
それとあと2010年から2018年の8年間が米国のまたニューヨークの方に駐在できまして、これは南米も含めた米州が全体を見るような感じで、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北米含めた米州、この辺が自分の管轄テリトリーでしたけど、ビジネスって世界でやってますので、アメリカから中国に売っているのはビジネスにも携わりましたので、結局中国に行ったりとかアメリカから。
どこに行くかはエジプトにも行ったり、いろんな世界一周いろいろやりました。
だからこそ前半のところでもお話いただいた日本酒だったり、バヌシさん向けのサービスだったりとか、海外を視野に入れてやってらっしゃるのはもちろん語学の方も堪能でいらっしゃるわけですね。
語学に関して言うと、自信を持って言いますけど、ジャパニーズイングリッシュで、商社で入社する時も私バブル入社世代なんですけど、最後の方ですかね。
平成2年という年ですから、とにかくあんまり英語力というよりも勢いで内定が取れた時代も若干ありますから、今のように若い方がすごく英語が素晴らしくできてということが違います。
そういううちに実践で間違いながら吸収していくタイプだったので、その意味では今となった商社の海外駐在には感謝しています。英語はその部分は身についたと思います。
本当に長い海外生活でいらっしゃるので、海外から見て、日本とか海外に行ったから感じたこととか、発見とかってどんなことがあったんですか。
私日本大好き人間なんですけど、一方で海外にいると日本人ってすごく大人しいということがよく言われまして、特にビジネスでは会議が一番わかりやすいんですけど、
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だいたい日本人の方ってもちろん英語になると喋らなくなる人が多いんですが、そもそも自分の意見を主張するということに慣れてないんですね。
ましてや人の意見に対して賛成か反対か、もしくは反対ってことなかなか言いづらい方が多い。
アメリカに長く最後行った時に思ったのは、アメリカ人がみんな私に聞いてきたのは、なんで日本人ってみんな賛成なのと。
要するに日本人って反対する人いないんだみたいな。全部イエスなんだって言われて、いやそうじゃない僕は反対してるでしょ、あなたは違うけどって言われましたけど、
だいたいあんまり問題を起こしたくない、衝突じゃなくて協調という文化があると思いますけど、僕はいい文化だと思うんですけど、
ディベートの世界とかビジネスの世界で誤解を与えるところがありまして、会議が終わったら結構日本人って日本人同士で喋るんですよね。
じゃなくて大事なことはやっぱり英語でその相手がいる中できちっとやらなきゃいけないっていうこと。
言ったことを諸々考えますと、やっぱり日本ってちょっと打ち向き思考の方というか恥ずかしがりや、もうちょっとズズしくてもいいのになって思うぐらいの、
ちょっともうちょっと大胆にアピールしていかないと中国人の方々とか韓国人の方々とはごしていけないっていうことを強く感じましたんで、
やっぱりディベートをきちっとね、今の若い方は学校時代やってるのかどうかわかりませんけど、私なんか振り返るとやったことはあまりないですよね。
人の意見を打ち倒すなんていう授業はやったことない。
どちらかというと協調とかみなさん助け合っていこうっていうのが日本の道徳の時間だったと思うんですけど、
そういったやっぱりアメリカはそこを徹底的に若い頃から小さい頃から学校でもやってるんで、それは勝てないんですよね。
なので結構ガンガン言ってきますんで、お前の意見はここは間違ってるとか、俺はこう思うからお前の意見直せとかね、
こういう感じで言ってくるんでそこに日本人はもうビグッとして何も言えなくなっちゃうっていう人が多い。
もうちょっと政治家も含めてですけど、その辺はきちっと主張した方がいいっていうか、そういうことを思いました。
誤解されやすいそこで。でも日本人はものすごく強化されてます。
一方でやっぱり真面目なところ、きちっとやることやってますよね。
それからメーカー含めて日本の製品に対しての信頼性ってやっぱり高いんです。
自動車とかコピー機械とかカメラ含めて。
あと日本食もすごく人気があります。
ということであと漫画、コミックの世界でも。
日本ってすごく目立つんですけど、なぜかあんまり人として浮かび上がってくる人がスポーツ選手だったりということはありますけど、
ただ政治家の方とか海外でガンガン主張してる人の映像は出てこないっていう。
そこはちょっと残念でしたね。
なるほど。でもいろんなことを感じられて、その経験をこれからこんな風に事業の中で活かしていきたいとか、
またこれからこんな風に展開していきたい、高野さん自身の夢とかそういったことを聞きたいんですけど。
そうですね。経営コンサルの業務に関して言えば内向きというか日本人の経営者に対して向ける発信のビジネスであって、
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そこはあまりインターナショナルというところはないんですが、その他の私が携わっていこうとしているビジネス、
先ほど申し上げた日本酒とバルシのビジネスなんかは海外との一体感でしかなり得ないものです。
日本酒に限って言えばやっぱり海外の方とのコーワークというか、海外の方の土壌の中でいかに和文化を発信していくかというところが重要なことだと思っています。
そこに絶対に消費者時代に培ったインターナショナルな感覚とともに、やっぱり英語でのコミュニケーションというのはこれは必要不可欠になると思います。
内向きではなくて、そこはどんどんと海外で発信して、海外の方が日本に目を向けてくれるようなビジネス、ツアーリズム、観光でもそうですけど、
観光需要、たぶん日本酒は酒蔵に行ってみたいとか、フランスのワイナリングに行きたいという結構アメリカ人が多くいたんですけど、
あんまり日本酒の酒蔵に行ってみたいというアメリカ人の浮遊想をあまり聞いたことがないんですが、
アメリカ人なんかにすると日本大好きなんですけど、なぜかそういうところに行かないんですよね。
東京とか大きな大都市は行くけど、四国の方とか青森の方の小さな酒蔵に行って、そこで地元の食材と食べるとか飲むというツアーはあまり興味がないとか知らない。
そういったことまで含めて、日本文化をもっともっと裾の広げて発信していくことによって、
日本に対してももっと注目をしていただけるようなビジネスに自分が携われたらいいなということなので、
海外に発信していく反面、絶対に最後は日本に帰ってくるような、そういうようなちょっとビジネスを、
有名のあるビジネスを実現したいな、もっと日本を好きになってほしいなという。
へー、なんでそこまで日本を好きになってほしいなという思いがあるんですか?
やっぱり、そう言ってしまうと一つのポリシーの問題になっちゃうんです。
私はやっぱり日本に生まれてすごく日本大好き人間って最初に申し上げましたが、
さっき言ったとおり、日本人ってそれをきちっとアピールしてないんです。
意外に日本のことは好きだって内向きでは言うんですけど、
人に対して僕は日本大好きだっていうのをアメリカ人に言ってる人ってあんまりいないんですけど、
やっぱりそれをはっきり言っていいんじゃないかな。
アメリカ人だってアメリカ大好きってはっきり言う人いますし、
やっぱり日本は日本人大好き、なんで好きなの?温泉もあるし食べ物が美味しいんだよということも含めて、
食材があれほど、食事が美味しい国と思ってる人って意外にアメリカ人知らないんですよ。
アメリカ人の中で日本があんなにグルメだっていうのを知らない人が結構多いです。
特にニューヨークの方なんか知ってる方多いですけど、
田舎に行ってしまったらアメリカなんて日本人ってだってお米とお味噌汁しか飲んでないでしょみたいな、
そういうことを見ると日本ってグルメで、日本に行ったらいろんな美味しいレストランがあるなんて、
これっぽっちも思ってる人が少ないと思います。
そういう意味でいくと、中国とか韓国の方がそういう意味ではアピールは上手いかもしれませんね。
だからやっぱり日本が好きだっていうことを何も隠さず、ちゃんと海外のどこでも言えるっていうことは僕はまた大事じゃないかなと。
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別に日本国万歳とかっていうわけじゃないんですけども、
僕はやっぱり日本に生まれてすごくいいし、それを海外の方も理解してほしい。
そういうところでビジネスにも何かつなげていきたいっていうところですね。
本当にすごく共感します。本当に日本大好きって堂々とバーンと言ってる姿ってあんまり見ないですよね。
そうですね。みんなちょっと恥ずかしいとか、まあまあ来ればわかるんだけどみたいな感じで。
そんなところってありますよね。そんな雰囲気。
言わなければわからないっていうのは世界でもコミュニケーションですよね。
言わないとやっぱりわかっていただけない。
今後の日本を考える上でここって結構ポイントなんじゃないですかね。もしかして。
やっぱり言い過ぎはいけないと思うんですけども、きちっと適度にちゃんと主張するっていうのは日本人の場合できると思うんですね。
アメリカ人から文句が出るかもしれませんけど、だいたい10くらい言えばいいのに30くらいの人多いんですよね。
とにかく要主張します。自分がダメであってもいいというわけですね。
海外で人事評価の時に向こうでアメリカ人のスタッフを評価したことがあるんですけど、日本人のスタッフってそんな人誰もいないですね。
ちょっと低い評価しても文句言ってくる人はしょうがないなと思ってるんでしょうね。
僕は言いましたけど、その上司が。
だけどアメリカ人の方はいい評価をしてるのにもっといい評価、あいつはあの部署でもっと俺よりもらってるってどっかから聞きつけて文句言ってきます。
だからちゃんと私も証拠を用意していないといけないんですね。
お前がなぜこの評価になったか。あなたがこの評価になった理由はこういうところに間違いがあったんでしょ。
仕事内にこういうのがミスがあったよねっていうのをメールのエビデンスも全部残してそれを示してたよ。
示してああそうかと。で分かってくる。
こういうやり取りが実は日本ではないんですね。
結構めんどくさい世界です。
好き嫌いで判断してるんじゃないかと思われて何も言い訳ができないと向こうがこうやってて訴訟の問題になっちゃうことになって。
アメリカはすぐ訴訟になる世界ですけど。
そこはもう毅然とした態度できちんと。
高校は結構人事評価のシーズンはあまり眠れなかった日もありますけど。
めんどくさいですねそこはね。
本当様々な経験をされてきてですね。
本当にこの会社を作られて1年が経ってコロナで大変なこともあったかと思いますが
でもちょっとこれからとてもとても楽しみですねユニコーン。
ありがとうございます。
ぜひいろんな活動を楽しみにしております。
ありがとうございます。
今日は本当にありがとうございました。
高見さんのお話いかがでしたか。
私も日本が大好きです。
日本酒はもちろん大好きですが、
食文化、温泉、お祭り、神社、仏閣など素晴らしい文化と歴史がありますよね。
海外の方に和文化を発信する、とても共感しました。
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ご自身のこれまでの経験をもとにしたコンサル業をはじめとして
海外を視野に入れた日本酒、和主さん向けのサービスと
これからの展開もとても楽しみなパワフルな素敵な方でした。
高見さんの会社のホームページは番組の説明欄に掲載しています。
ぜひご覧ください。
今回のゲストは、アールユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役社長の高見ひろゆきさんでした。
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