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2020-04-21 15:50

191.高野朋美さん(経営者専門ライター)前編

【質問力で想いを聴きだし、整理する】

あなたは自社の強みや事業に対する想いを語っているでしょうか。
お客様をはじめ、社員や取引先にきちんと語れていないことも多いと思います。
そもそも、どんなことを語ればいいのかもわからないという方もいらっしゃると思います。

高野さんはどんな会社でもお客様から選ばれている以上、強みは存在すると、おっしゃっていました。
経営者はその想いを整理できてなくて、うまく伝えられないだけだそうです。
そんなときはぜひ、プロのライターにお任せするのが良いなと感じました。

次回も引き続き 高野さんにお伺いいたします。

special thanks to 安沙弥香さん

【今回のゲスト】
経営者専門ライター 高野朋美(たかの・ともみ)さん
株式会社おふぃす・ともとも
http://www.e-tomotomo.com/
名もなき社長をヒーローにする 社長本
http://www.r2pa.com/syachobon.html

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
あなたは、自社の強みや、事業に対する思いを語っているでしょうか?
お客様をはじめ、社員や取引先にきちんと語られていないことも多いかと思います。
そもそも、どんなことを語ればいいのかもわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな経営者に耳寄りな情報です。
まずは、インタビューをお聞きください。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、経営者専門ライターで、株式会社オフィストモトモの代表、高野朋美さんにインタビューさせていただきたいと思います。
高野さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
高野さん、経営者専門ライターということなんですが、どういったことを事業にされているか、まずは事業概要から教えていただけるでしょうか?
はい、わかりました。まず、株式会社オフィストモトモという会社なんですが、これはライターズオフィス、ものを書くライターばかりが集まっている会社なんですね。
世の中には文章がすごくあふれているし、日本人であればどなたでも文章は書けます。
だけど、私たちがなぜ存在しているかというと、自分の思いをわかりやすい形で見える文章にし、本当に伝わりやすいものとしてまとめられるというのは、やっぱりプロのライターの仕事なんですね。
例えば、会社案内を作りたい、ウェブサイトを作りたいという時も、必ず文章というものは必要になってきますよね。
そうですね。
そういったところに載せる文章を、より伝わりやすく、より発信力がある形でまとめて、文章にまとめるという仕事が私たちの仕事になります。
確かに、本当に文章、会社を作ると書くことが多いと思うんですけど、なかなかどう書こうか、何を載せるといいのかって経営者が迷う方が多いと思うんですよね。
そうですね。
そこが本当にプロの方に書いていただくと、やっぱり伝わり方が全然違うということですよね。
はい、そうですね。何よりも社長さんとかって、どの社長さんもすごく思いとか考えとか持っていらっしゃると思うんですが、
日常の中で、頭の中ですごくそれは渦巻いているんですけれども、うまく整理できているかというと、そうでもなかったりするんですね。
なるほど。
日常の忙しい業務の中で、なかなかそれを整理できなかったりとか。
で、まとめることができなかったりとか。
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するので、いざ書いてくださいと言うと、書けなかったりするんですね。
いっぱい考えているけど、そこはありふれて書くのが難しいんですね。
それをアウトプットすることが難しいんですね。
私たちはそこをヒアリングインタビューという形で質問をしていくんですね。
社長さんたちに。
質問をすると、人って答えようとして考えるんですね。
確かにそうですね。それについて答えようとしますもんね。
その行為がものすごく重要で、質問に答えようとして、自分の頭の中で情報整理をするんですね。
それで答えていくということをインタビューでは繰り返すので、
インタビューが終わった時点で、実は頭の中が結構整理された状態になるんですよ。
なるほど。この質問を答えることによって、自分はこういうふうに考えていたっていうのが整理できていくっていうのはすごいですね。
そうですね。自分の中でモヤモヤとあったんだけれども、形にできていなかった思うに気づくっていうこともあるんですね。
それを私たちは聞き取って、文章という形に見える化してご提示をしていくんですね。
そうすると本当に自分が頭の中でいつもモヤモヤと考えていたことが文字になってきれいに整理された状態に目の前に現れるという。
はい。それって本当にすごく普段考えてこんなことをやりたかったんだっていうのがもういっぱい散らばっているものが
やっぱりすごく整理されて社長自身もすごいわかりやすくなりますね。
そうなんです。よく言われるのは、もう自分が言いたかったことはまさにこれだってありがとうっていう風に言ってくださったりとか、
あと自分の棚下ろしが改めてできてすごく良かったっていう風な声をいただくことがよくあるんですね。
やっぱり経営者なんかは本当に事業に関してずっと考えているのでいらっしゃるから、いろいろ持っているものはいっぱいあるんですよね。
ものすごくたくさんお持ちです。
でもそれを頭の中で考えているだけなので、何がどうなっているかっていうのはなかなかモヤモヤといっぱいあるかもしれない。
そこが質問によって引き出されるのはやっぱりすごいですよね。
これが一つ私たちが存在している理由ですね。
その質問にもすごく工夫はされているんですかね。
そうですね。インタビューする方のある程度のベースとなる情報がわかっていないと何を質問していいのかもわからないので、そこの下調べはきちんとしますね。
私たちがなぜインタビューをするのかというと、その方の思いをきちんと引き出してくる。明らかにしていくというのがインタビューのゴールなので、
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そのゴールを目指すためにどういう質問をしていったらいいのかとか、どういう聞き方をしていったらいいのかとか、というのを意識しながら質問項目を考えていきますね。
ベースとなる通常はこういう質問をするというものに加えて、経営者、社長さんの今までの経歴も事前に調べることで、こんな質問をするといろいろ出てくるんじゃないかということをある程度想定して準備をしておくことで、引き出せるということなんですね。
そうですね。商品サービスとかを見るだけでも質問ってものすごくたくさん出てくるんですが、なんでこの会社さんはこの商品を開発したのかなとか、なんでこの事業をやろうと思ったのかなとか、そういうのが全部質問になっていくんですよね。
そこには必ず理由があるんですよね。なぜこれを始めたのか。そこがお客さんとか取引先にものすごく共感を呼ぶ情報がそこにあるんですよ。なぜっていうところに。
なかなかそれって普段は社長さんはあまり語ってないんですかね。
あまり語ってないですよね。
だからそこをいくら例えば今までのホームページ見てもなかなか載ってなくて、商品はあるけどそこのなぜっていう部分まではわからないので、思いがなかなか伝わりきれてなかったというのがあるんですね。
それで商品であれば値段で競争したりとか、当然クオリティで競争したりとかっていうところあるんですけれども、例えば全く同じクオリティを持つ、全く同じ値段の商品があったとします。
社長だったり開発者の思いをきちんとアウトプットしている。きちんとそれが情報としてある商品とない商品、どちらを買いますかっていう話なんですよね。
その思いがあると、これでこの商品があるんだってわかると、交換して選びたくなりますよね。
そうなんですよ。そこにまた価値を感じてくださるんですね、お客様って。
今特にこの時代、やっぱり商品とかサービスっていっぱいあるので、そこの基準っていうのはなかなか選ぶ基準が難しくなってきてますよね。
そうですね。
基本的に説明なければ、値段と機能とか、それだけで選ぶとかになっちゃいますよね。
そうそう、中小企業なんか、やっぱり値段で勝負していくと大変ですよね。
はい、どんどん下げるしかないとなりますからね。
やっぱりそこに価値をちゃんと伝えるために、高野さんの経営者専門ライターとして、そこを伝えていくということをまさにされているということですね。
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それでやっぱり、ご自分の会社とご自分の価値を上げていただきたいというふうに思ってますね。
そうですか、価値を上げる。
価値を上げていただきたい。その価値をもうお持ちでいらっしゃるので、アウトプットするだけなんですよ。
そうなんですね。
そのお手伝いですね、私たちがやっているのは。
だとすると、その会社案内とか、あとはホームページの紹介に書くものって、主にどういったことを中心に掲載する、あるいはヒアリングしていらっしゃるんですかね。
まず一つ目は、その会社さんが持っている強みですよね。
強みをきちんと打ち出すっていうところをすごく意識をしていて。
事業案内、こんな事業をやってますよ、こんな会社の遠隔ですよっていう情報のラレースだけだと、見る人にとっては何の印象にも残らないんですよね。
この会社って何なんやろっていうところで流れていってしまう。
だけど、ここがうちの強みなんですっていう、何かエッジですよね。
強みをきちんと明確にすると、この会社さんってこういう特徴があるんだなっていうところで、印象に残してもらいやすいっていうところがあるので、強みを明らかにしていくっていうのをすごく意識をしてます。
ただ、社長さんによっては、自分の強みをパッと言える方ばかりでもないのかなと思うんですけど、どうですかね。
おっしゃる通りで、うち別にいいとこないしなとか、強みとかないけどっていうふうにおっしゃる方もいるんですが、私は強みのない会社なんか一社もないと思ってるんですよ。
それはなぜかというと、やっぱり今ここに存在している会社として、ということは生き残ってるってことなんですね。
生き残ってるということは、お客様がいるからなんですよ。きちんとそれでお金をいただいているので売り上げが立って生き残っているわけですよね。
ということは、お客さんに選ばれているっていうことなんですね。
なぜ選ばれているのか、そこに強みの情報があるんです。それが強みの理由なんですね。
なので、なぜ選ばれているのかっていうのが明らかになる。強みがはっきりしてくるんですよ。
なので、そこを質問によってお聞きしていきますね。
そうすると、本当に社長がこういうところで選ばれているとはっきりすれば、ここが強いんだっていうことも本当に見える化されてくるってことですね。
例えば、お客さんがどんな声をもらっていますとか、そこに答えがあるんですよね。
お客さんがそこで選んでいるっていうことは、つまりそこが強みになっているっていうことにつながるんですね。
そうです。
12:00
そういうところを表現すれば、この会社はこういったところがすごいんだっていうことを理解しやすいですね。
そうです。
他にも何か記載していることってありますかね。
あとは、やっぱり社長の思いをきちんと明文化していく、明らかにしていくっていうところも大事にしていますね。
なかなか会社の社長さんで自分で思いを語る方も少ないのかなと思うんですけど。
思いを語られる方はもうガンガン語られるんですけれども、
例えば、ものづくり系の職人さん出身の社長さんとかだと、ちょっと恥ずかしい自分の思いを表に出すのは恥ずかしいと思っていらっしゃったり、
今さら言うのもなって思ったりしていらっしゃるところがあるんですけれども、
その秘めた思いの中にものすごく厚いものがあったりするんですね。
そもそもなぜこの会社をやっているのか、なぜこの事業をやっているのか、
そのなぜっていうところが思いの源泉だったりするんですよね。
それを知ることによって周りの人は、
そう、そんな思いでやってたんだってすごく共感を感じることができるんですよね。
人って人に共感するとすごくやっぱり嬉しくなるんですよね。
なので、その嬉しさみたいなものを感じていただくために、
思いを発信するってすごい重要なことなんですね。
なので、私はその思いをなかなか表にするのは恥ずかしいと思われるかもしれないんですけど、
私はその思いを発信していくのって、
周りにいる社員さんだったりとか、お客様だったりとか、取引先とか、
あとは世の中に対するプレゼントだっていうふうに思ってるんですよね。
やっぱり社員さんは社長さんのことを分かりたいって思ってます。
そこに人生を投入して会社に来てるわけだから、
社長が何を考えてるんだろうっていうのは知りたいと思ってる。
なので、それはきちんと伝えてあげるって私、社員さんのプレゼントだって思ってるんですね。
お客さんもそうで、この会社から買い続ける理由っていうのが、
やっぱりその会社の思いだったりすると思うんで、
共感すると応援しようって思ったりするわけじゃないですか。
応援したいと思ってるお客さんに思いをお伝えするのもやっぱりプレゼントっていう風に思ってますね。
確かに。だからそこの本当に社長の思いをしっかり文章に伝えて、
共感してもらうっていうことがすごく大切なんですね。
はい、そうですね。おっしゃる通りです。
今回は高野さんの授業内容からお伺いしたんですけど、
次回はその思いの部分ですか、次は高野さんの思いもお伺いしたいなと思うので、
ぜひ次回も楽しみにティアリングさせていただければと思います。
15:01
ありがとうございます。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。高野さんはどんな会社でも、
お客様から選ばれている上、強みは存在するとおっしゃっていました。
経営者はその思いを整理できていなくて、うまく伝えられないだけだそうです。
そんな時はぜひプロのライターにお任せするのが良いのかなと感じました。
次回も引き続き高野さんにお伺いいたします。ではまた次回。
15:50

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