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2025-08-05 13:51

954.白根亜紀さん(声楽家、ボイストレーナー)

【声がつなぐ、人生のハーモニー】

ピアノに始まり、声楽に魅せられ、フランス・パリで11年間、舞台に立ち続けた声楽家・白根亜紀さん。
過酷な歌唱で一度は声を失い、歌えない日々の中で、自らの“声”と向き合い、再び立ち上がった彼女。

その経験が、ただの技術ではなく、「声に悩むすべての人」に寄り添う力となり、経営者や俳優、教育者まで、多様な人々を支えるボイストレーナーとしての道を切り開いていきました。

「声は、メンタルを映す鏡」
「言葉ではなく、音にこそ、その人の本質が宿る」

そう語る彼女が今、届けたいのは、ただ美しい発声ではなく、“自分らしい声”で“自分を生きる”力。

そして立ち上げたコミュニティや、アーティストの社会的支援にも力を注ぎ、「表現すること」が人を生かし、支え合う場を広げ続けています。

声に悩んだ日々があったからこそ、声で人を支えられる今がある。
そのすべてを注ぐ、白根さんの“志”に、耳を傾けてみてください。

【今回のゲスト】
声楽家、ボイストレーナー 白根亜紀(しらね・あき)さん
LINE公式: https://line.me/R/ti/p/@045cgyak
Instagram: https://www.instagram.com/shiraneakivoix/
滋賀県立学芸劇場びわ湖ホール: https://www.biwako-hall.or.jp/

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サマリー

白根亜紀さんは声楽家としてのキャリアやボイストレーナーとしての活動について話します。滋賀県の美楽ホールを拠点にし、オペラや声楽のレッスンを行いながら、声を通じて人々に影響を与える志を持っています。また、コミュニティ「小居山劇場」を運営し、表現の場を提供しています。音楽だけでなく、多様な表現の場の重要性についても語り、ポッドキャストを通じて音楽業界の裏話やボイストレーニングについて発信しようとしています。さらに、一般社団法人アルモニーデザールを通じてアーティストの社会保障の充実を目指しています。

白根亜紀さんの声楽家としての経歴
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、声楽家でボイストレーナーの白根亜紀さんにお話を伺いたいと思います。
白根さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、声楽家ということですが、どんな活動をされていらっしゃるのか、まず声楽家のところから教えていただけますか?
はい、声楽家として今年24年目をプロ活動として迎えております。
基本的には、滋賀県大津市にあります美楽ホールというところを拠点に演奏活動させていただいてます。
もともとはね、ピアノを4歳からやってたんですけども、15歳の時に声楽に出会いまして、そこから声楽人生が始まってまして。
そうなんですね。
出身は九州宮崎県なんですけれども、そこから京都の方の大学の方に進みまして。
そこからがもう、うよ曲折を得ながら声楽、最初はもう成績すごく悪かったんですけれども、最終的にはなんとかプロ活動できるぐらい育てていただきまして。
その後ですね、滋賀県の美楽ホールの声楽アンサンブルの方に所属して3年ほど劇場拠点に活動した後、フランスパリに留学しまして。
そちらでシャトレ劇場であったり、そういったところでミュージカルなど、現代のオペラなど出演させていただいてまして。
11年在仏したんですけれどもね。その後、日本に帰国して、また現在に至る。ずっとかんやかんや歌ってるっていう感じです。
ボイストレーナーとしての活動
歌としては、オペラっていうのがメインなんですか?
そうですね。オペラ、そして声楽といういわゆるクラシックです。発声を基準とした、自分としては活動してるんですけれども。
声の知識としては、莫大なものを自分で勉強しているつもりですので、専門性を持って。
というのは、フランスにいる間にちょっと声壊すなんていう経験もありまして。
声壊すっていうのは、具体的にどんな状態になったんですか?
歌いすぎたんでしょう。あと、自分に合わないものも歌いすぎたので、筋肉がキャッパーオーバーを迎えまして。
歌うための体の部分とか喉の部分が、言うこと聞かなくなっちゃったんです。
思う通りにコントロールできなくなって、全く歌えなくなりました。
そうなんですね。そういったところも乗り越えていったので、ボイストレーナーとしての知識もすごく身についてらっしゃるということなんですかね。
本当に経験があったおかげですね。
ボイストレーナーとしてはどんな活動をされていらっしゃるんですか?
最初はクラシックの声楽の方を対象にレッスンを始めていたんですね。
その方は10年以上通ってきてくださってます。週1で。今も続いてますね。
で、歌を教えようと思ってやってきてたんですけれども、どうやらそういう次元じゃない声の悩みを抱えている方も多いと。
そこからですね、幅広い方を対象にしたボイストレーニングへと移行していってまして。
そうなんですね。例えばどんな方が習いたいというふうにいらっしゃるんですかね。
歌じゃないんですけどもいいですかっていらっしゃってて、例えば経営者の方で授業を起こしました。
プレゼンだのなんだの、人前で喋る機会が増えましたと。
いざ人前で喋ろうとしたら全く声が晴れませんでした。
人様に全然伝わってない感じがするなど、そういったご相談を受けるようになりまして。
歌に限らない基本的な滑舌であったり、声のトーンの使い分け、マーの使い分けなど。
あとは純粋に声そのもののクオリティをもっと上げていくっていう、そういった内容のレッスン。
原稿読んでもらったりとか。
本当にスピーチする方にもこの声の使い方とかっていうところが役に立つものがすごくあるっていうことなんですね。
何よりもご自身が喋ってて楽に出る声がっていう感覚がすごく大事だと思ってるんです。
声のことを気にして大事なことが伝わらなかったっていうのはすごく残念なので、
コミュニティの設立と意義
ものすごい熱い思いを持っていても。
そういった方のレッスンだったり、あとはオーディションですね。
女優さんの卵とか俳優さんの卵とかね。
そういった方のオーディションのためのレッスン、歌もしっかり自己紹介のときの良いアピール方法みたいな感じですよね。
そうですね、そう考えると声を使う場面ってかなりいろんなところありますね。
さすが岡田さん、声ラボのやってらっしゃるだけあって。
そうなんですよ、声使わない方が少ないと思うんですよね。
大学の先生とかですね、学生に授業内容が伝わってなかったっていう。
どこの場でも自分を表現する手段として声を使って喋って伝えるっていうことはやっぱり多いので、
そのときに自信を持って自分の声をしっかりと伝わるようになっていくっていうことはすごく大切なことですね。
はい、おっしゃる通りです。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひしらねさんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい、志が多すぎてまとまりがちょっと不安なんですけれども、
まずは声ですよね、ボイストレーニングのボイストレーナーとしての活動、今後も幅広い方を対象に力になれたらと思ってます。
あとはそうですね、メンタルの面においても声ってすごく影響を受けますので、
ただ単にノウハウをお伝えするだけではなく、一人お一人マンツーマンで、
この方の悩みであったり課題であったりに寄り添った内容のレースを今後も展開していきたいと思っています。
やっぱりこの声っていうのはメンタルによってもすごく影響を受けるものなんですね。
はい、それは私自身がパリで経験したことなので、やっぱりね、出てしまいますね、声には。
そうですね、だからそういったところのお悩みがある方、うまく出せないなという方にも寄り添っていろいろサポートいただけるということなんですね。
はい、お力になりたいと本当に思っています。
そういったボイストレーナーの活動と他にはどういった思いを持っていらっしゃいますかね。
実はですね、私は声に悩まされたんですけれども、声に救われたっていう経験があるわけで、
その際にたくさんの方のお力添えをいただいたんです。
人とのつながりってこんなに大事なんだってすごく思いを強くしたんですね。
そこでこういう場があったらいいなと、自分自身に立ち戻れる場というか、
あったらいいなということで、コミュニティを今作っておりまして、
その名前が小居山劇場といいます。
今どんな方が来ているかというと、表現の場を求めている方ですね。
立場とかそういったものから少し離れて、
自分自身に立ち戻る表現の場として活用してもらえたらと思って展開していってます。
例えばどんな方たちがどんな表現されていらっしゃったりするんですかね。
例えばですね、私だったら歌をひたすら歌ったりするんですけど、
音楽って誰でもできるわけで、
例えば音楽家としてなりわいを立てている方ではなくても、
好きで好きでたまらないっていう方いらっしゃるんですよ。
お仕事とは離れて自分でこの楽器を演奏して楽しみたいっていう方がたくさんいらしてますね。
洋楽であり、ポップスであり、何でもクラシックも、
あとそうですね、この間は画学の方もいらっしゃいました。
音楽とその表現の多様性
じゃあ本当に様々な楽器も集まってくる感じですね。
音楽だけでなく絵画であったり、ネイルアート、お料理、
それから漫談であったり、
そういった方たちも集ってきてます。
表現の仕方っていうのは本当に音楽とか歌だけではなくて、
いろいろな表現の仕方があるわけなんですね。
はい、もうその表現ということ、活動が大事だと思ってまして、
それってやっぱり活力になるんですね、その一人一人の。
そういう場ってあんまりないんじゃないかななんて。
確かに、そうですね。
自分自身の活動のところで仕事以外で繋がれる場所っていうところもあるとすごく良さそうですね。
はい、声を合わせる楽しさなんていうものもそこでやらせていただいてまして、
声ってノンバーバルコミュニケーションだと思うんですね。
言語を介さない声そのものの力ってあるじゃないですか。
ありますね。
はい、そういったものを展開していっていきたいなと思っているのと、
岡田さんの影響を受けましてポッドキャストをしてみようかと思っております。
いいですね、これどんなこと発信したいなって考えてらっしゃいます?
もう私は音楽を取ったら何も残らない人生と思うほど音楽どっぷりなので、
音楽面に関する情報、それから裏話ですよね、業界の。
確かにね、どういうふうに皆さん活動されてらっしゃるのかっていうのは裏側知らないですもんね。
はい、この人たち霞みくって生きてるんじゃないかと思われてると思うんですけれども、
みんな地道に頑張ってるんだよっていうところとか、
あとはそうですね、ボイストレーニング的なアドバイス、
スピニーアドバイス、そういったものと、
音楽業界、あるいはこの表現活動に一緒に共感してくださるたくさんのゲストの方をお迎えして。
いいですね、やっぱりいろんな方とつながる場にもなってくると思うので、
こういった音声メディアを持っておくといろいろ声を使ったりとか、
それ以外の方とかともつながったりとかするので、
そういったメディアになっていきそうですね。
アーティストの支援と社会保障
はい、私という人となりをそのままだせたらいいかなと思いますし、
そこに共感してくださる方がもし現れたらものすごく嬉しいですね。
そうですね、ぜひそういった方がいらっしゃれば、
LINE公式もされてらっしゃるということで、
ぜひこのPodcastの説明欄にリンクも掲載させていただきますので、
ぜひそこからちょっと興味ありますとか、
いろいろお話聞かせてくださいというお問い合わせをぜひしていただけたらなと思います。
ぜひよろしくお願いします。お待ちしています。
先生、アーティストさんってやっぱりかすみくって生きてるんじゃないかということも言いましたけれども、
そういった方たちのサポートもしたいなって思います。
3月に一般社団法人アルモニーデザールというものを立ち上げました。
アルモニーデザールっていうのはフランス語で、
芸術のハーモニーっていう意味ですね。
アルモニーっていうのがハーモニーっていうことなんですけども、
そこでとある芸術家専門の社長士さんの松村さんという方が、
フルーティストなんですよ。
と組み組んで立ち上げた一般社団法人がありまして、
芸術家の方の社会保障を充実させようと今活動しております。
確かに、どういうふうにして活動してるのかなってわからない方もいらっしゃると思うんですが、
社会保障としても充実したような活動をできると、
皆さんも安心して自分自身のお仕事に向き合えるというのもあると思うので、
アーティストさんもぜひそういった相談もしていただけるといいですよね。
そこでもご相談に乗れるということなんですね。
アーティストはアート活動をして、
その大切な時間を一緒に作りたいということですね。
社長士さんと組んでるということなので、
ぜひそちらの方も興味ある方はお問い合わせいただけたらなと思います。
インスタグラムもやってらっしゃるということなので、
インスタグラムのURLも掲載しておきますので、
興味があったら活動の様子もチェックいただけたらと思います。
今回は、静学科でボイストレーナーのしらねあきさんにお話を伺いました。
しらねさんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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