スパイスファクトリーのスパイストーク
皆さんこんにちは、スパイスファクトリーのスパイストーク。 360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りします。
本日のパーソナリティは、執行役員CTOのタイト
PRを担当している前田がお届けします。
この番組は、DXに関わるあなたにスパイスファクトリーの今とスパイスになるようなトピックを週替わりでお届けします。
日々のスパイスになるようなお話をテーマにした番組です。
毎週火曜朝10時にスポティファイで配信しています。
皆さんの感想や質問問題募集、概要欄のフォームやXでハッシュタグスパイストークとつけて投稿してください。
第1週目はテックトークと題して、私とともにテックメンからスパイスファクトリーの今や技術の話、ITトレンドなどを話していければなと思います。
本日もよろしくお願いします。
実はリニューアルの時からお便り募集を開始してたんですけれども、早速お便りをいただいてます。
ちょうどですね、そのお便りの内容が創業メンバーであるタイさんが回答に適していそうだったので、読み上げさせていただければと思ってます。
お願いします。
ペンネームきくみやさんから応援のメッセージをいただいてます。
スパイスファクトリーのラジオかっこかり、もといいスパイストークへのリニューアルおめでとうございます。
スパイスファクトリーのラジオだからスパラジかっこかりなんてアナウンスを自分の中で作っていましたが、
スパイストーク、ネーミングも素敵ですね。
スパイスをかけるような音、なるほどそうきたかと聞いた時に思いました。
ピアノから始まるラジオも良かったのですが、こちらもこちらでスパイスファクトリーっぽいなと勝手に思っています。
これからも応援していきますということです。
ありがとうございます。
加えてですね、ご質問のメッセージも合わせていただいております。
素早く賢く失敗しようと書かれているのでお聞きしたいのですが、9周年を迎えてみて今となってはこの失敗は笑。
と笑えるようなエピソードがあったらお聞きしたいですということなんですけれども、
草ワード、草ワードって何かっていうと、実はスラックのコミュニケーションツールを私たち使っているんですけれども、
そのスラックの中で草っていうスタンプをちょっと面白いなって思う時に誰かに押したりするんですけど、
それをたくさん送った人としてタイさんが受賞されたので、
その草アワードを受賞したタイさんを振り返ってみて、この失敗は笑というものありますか?
いろんな失敗を当然してきているんですけれども、一番印象に残っているのが、
昔クライアントさんとあるオフィスを共同で使っていたことがありまして、
その時にお客さんとデスクの天板を作るみたいなことがあったんですね。
その時に天板の足とか天板だとか、そういった部品とかっていうのを全部我々で準備してたんですけれども、
いざお客さんと一緒に組み立てようってなった時に、デスクの足の長さが合わないと。
やらかしましたね。
すごいやらかしたと思って。
お客さんとこれは買いに行かないといけないですねって言って、
お客さんが車出しますよって言って一緒に2人でIKEAに行ったんですよ。
車に運転をしてもらって。
優しい。
IKEAに行って、実際に足を買おうみたいになった時に、実際にサイズを見直したらサイズ合ってたんですよ。
合ってますみたいな話になって、お客さんにその話をして、ものすごく気まずい雰囲気になりながらIKEAから車で帰るっていう。
それはもう素早く賢く失敗しようの賢くの部分は何なんですか。
そこから学びを得ることも大事なんでね。
次からちゃんと足のサイズとかしっかり測っていければなと思うので、今そのお客さんとお取引をさせていただいてまして。
そこも今となっては全然笑い話でお付き合いさせていただいてます。
素晴らしいですね。今もお付き合いいただいてるということはもう何年来っていうことになりますか。
そうですね。結構5年以上のお付き合いはあるかなと思ってます。
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、ペンネームキクミヤさんからいただいたご質問のメッセージありがとうございます。
ということで早速ですね本日もタイさんとお送りするテックトークのテーマは
AIもチームメンバーにできるか?改善マラソンで試したAIエージェントデビンの検証について伺っていきたいと思います。
早速なんですけれども改善マラソンってタイさん何なんでしょうか。
改善マラソンっていうのが我々の組織の中でやっている改善の取り組み文字通りなんですけれども
本当に継続的に毎週開発部門のリーダーたちが集まって
開発プロセスの改善だとかあとはAI活用についてディスカッションしたりとか改善を進めていくような場になってます。
組織としてもだいぶ急成長しているような組織になるので変化のスピードも当然早くなってきています。
その中で俗人化の課題っていうのも中にはいっぱいあったりだとか
やっぱりAIをどんどん入れていかなきゃいけないっていうようなものもあったりとか
そういったところで日々改善しなければいけないことがいっぱいあるので
現場主導で改善活動っていうところを進めていきたいなっていうところとか
みんなが改善の意識を持ってもらうようにっていうところを考えながら
この取り組みっていうのを始めたという形になりますね。
ありがとうございます。ちなみに何名ぐらいで改善マラソンはやってるんですか?
CTOを含めて8人でやってますね。
結構ちょっと大きめのチームみたいなぐらいの人数ですね。
改善マラソンも開発部門で最初始めてたんですけど
どんどん周りに波及していって
他の職種のところでも改善マラソン文化会みたいなところとか
そういったものが開催され始めてます。
初耳です。
実は裏でそういったことを覚えてたりします。
すごいですね。
なのでこう開発部門から始まったような
ディスカッションだとか改善内容みたいなところって
やっぱり我々って色々な職種のメンバーとか
デザイナーとかPMとかブリッジSEだとか色々なメンバーがいるので
エンジニアだけでは解決できない課題とかっていうのはいっぱいあるので
それこそ他部署と一緒に連携しながら進めていくみたいなこととか
ディスカッションしなきゃいけないことは文化会で
他の部署を巻き込んでやっていくとか
そういったところを積極的にやっている形ですね。
ありがとうございます。
ちなみに今回そのAIエージェントデビンを検証したっていうことだったんですけど
どんな検証を行ったんですか?
前ラジオでもちょっとお話ししたかなと思うんですけれども
デビンを部分的に活用を始めてた状態ですと
その中で今後やっぱり本格的に活用していく流れっていうのを
どんどん作っていきたいなと思っているので
それにあたってデビンのワークショップっていうのを交えて
その取り組みを加速していきたいなっていうところがあります。
デビンのワークショップを設計したのは誰なんですか?
そこも改善マラソンで何やっていくみたいな話をしながら決まった感じですね。
じゃあみんなで作り上げたってことですか?
そのワークショップの中身自体は。
大枠のところはちょっと僕の方で見たりとか
そういったところはあるんですけれども
具体で動かしていくみたいなところは
結構みんなの協力もありながらっていう感じですね。
なのでデビンのワークショップの準備とか
そういったところはメンバーに一部やってもらったりとか
そういう形で進めてきました。
ちなみに具体的な検証内容はどんなことに取り組んだんでしょうか?
具体的ないくつかのケースを用意して
実際にソースコードを触ってみるみたいな形で進めました。
やってみたのがUIの微調整であるとか
あとは実際に設計作業をやらせてみるっていうところも
ちょっと新たな取り組みとしてやってみました。
UIの微調整ってどういう環境のUIの微調整だったんですか?
今回は結構簡単な微調整をデビンにやらせてみるみたいな感じで
ビジュアル的にこうしてほしいみたいな
プルダウンメニューの余白を作ってほしいとか
そういう細かいややビジュアル寄りの指示っていうところを
実際にデビンに出してやらせてみたっていう感じですね。
どうだったんですか?その取り組みの結果は。
今回あえてAIへの指示っていうのを
やや抽象度高く雑めに指示を出してみたりとかしたんですけど
結構UIの微調整とかも具体的な場所はそれほど指示しなかったんですが
該当箇所っていうのを自分である程度見つけてきて
こうだよねっていうところを変えてきたみたいな形で
結果UIの微調整っていうところは成功したっていう形ですね。
ここはデビンの活用においては
普通にできるよねって見込んでたものなんですけど
ただちょっと一個うまくいかなかったのが
実際デビンっていうのはブラウザとかも触りながら
開発をしていくので動作確認をしてって言ったら
その動作確認道をさせられるんですね。
なのでキャプチャーを取って実際に変えたらこうなりましたみたいな
キャプチャーを実際に取得して
こちらに提供してくれたりするので
我々としてはこれをそれを見て
うまくいってるねみたいなところを見ることができるんですけど
今回それがうまくいかなかったんですよ。
そのキャプチャーが一番大事そうな感じもしました。
まさに何してきたかっていうと
マークダウンでテキストで図を作ってきたんですよ。
なんかそれはちょっと確認できなさそうな感じします。
こんな感じですみたいなテキストで図を作ってきたみたいなのがあって
それができなかった原因っていうのが
もともと開発環境っていうのをデビン用に作ってあげなきゃいけないんですけど
それ自体があまりうまくいってなくて
なのでデビン自身がブラウザでしっかり動作確認できないから
自分なりの工夫でこれでできましたってあげてくるみたいな
それはじゃあ雑な指示が別に起因したわけじゃなくて
こちらの環境表意がダメだったってことですか?
このケースだと実はそうです。
雑な指示ってどれぐらい雑だったんですか?
指示の内容としてはセレクトのプルダウンですね。
プルダウンのコンポーネントの文字数が多いと
右側の余白が足りないのでそれに余白を追加してほしい。
これだけ。
結構ざっくりしてるっていうか要望としては成り立っているけれども
細かい指示はなくてわりとざっくりした指示ですね。
この画面にあるこれとかじゃなくて
部品のことを具体的に説明もせずにこれを直してほしいって言ってるだけなので
その中でもデビンは自分でその箇所を見つけてきて修正をしてくれたっていうのがありますね。
次こそはキャプチャー。
これ2回やったりしてないんですか?
キャプチャーが出るまでやったとかはないんですか?今回は。
そこからいろいろ話をデビンとしていくと
どうやら環境が構築できていないと。
本来は事前にデビンが使う環境っていうのを
デビンと一緒に作ってあげなきゃいけないんですね。
なんですけどそれが最終的にうまくいってなかったので
結局デビンは確認できないまま
ソースコードだけを見て修正してるみたいなことをやってましたね。
結局それは環境を作ってあげてキャプチャーが出るところまでみんなでやってみたんですか?
そうですね。デビンにいろいろ指示を出してみたんですけど
無理やり環境を作ろうとしたりとか
自分なりに頑張って変な方向に行ったりとかしたので
ちょっと待ってって言って止めて
開発環境の仕切り直しをこちらで一緒にステップバイステップでやるっていうことをして
最終的に環境が動くようになりましたっていうところで
最終的にキャプチャーを取ってくださいって言ったらキャプチャーを取るようにできましたね。
このURLだとテストできますっていうところで
動作確認できるっていうURLを教えてあげて
そこにアクセスしてキャプチャーを取ってくれたっていう感じです。
じゃあ第一の検証はそこで終了って感じですか?
そうですね。ただいろいろやっていくと
テストをするときとかに独自のページを作って
そこに確認のための実装をしたりとか
そういうこともやってきたりするので
やっぱり本当に指示方法とか状況を伝えるとかっていうのを
指示の仕方であるとか
あとちゃんとレビンが作業できているかっていうところも
実際に作業内容が見えるので
それを見極めながら指示を追加でしてあげないと
変な方向に行っちゃうので
やっぱり結局人間の会議によって必要だよねっていうところは
やっぱり変わらないなと思ってます。
はい。じゃあ2個目の検証はあるんでしょうか?
はい。もう一つの検証は
実際にデビンに設計をやらせてみるみたいなことをしました
なので実装をやらせるっていうよりは
新しい機能の設計ですね
なので既存機能に対してこういうデータベース設計がありますと
で業務フローもこうですみたいなのは決まっている中で
こういう機能を作りたいので設計をしてくださいみたいな形で指示を出すと
それにあたって必要なドキュメントとかその業務フローズとかっていうのを渡して
実際にデビンが手を動かして設計をするみたいなことをやってもらいましたと
最終的にアウトプットされたものっていうのが
即戦力で使えるものではなかったんですけど
本当に叩きとしては本当に妥当性のあるもの
で機能のやりたいことっていうのもある程度網羅されてるであろうっていうのはその場で
ざっと見た感じは実現されているような設計になってたので
設計にもどんどん使えるだろうなっていう見込みっていうのはだいぶついたという形ですね
その成果物っていうのもちゃんと提示をしてマークダウン形式で上げてくれてとかっていうのをやったので
マークダウン形式で上げてくれて
こちらでそれの妥当性を見るっていうことができるような状態にしてくれたので
そういった意味では十分ワークしたかなと思ってます
今回雑な指示じゃなかったんですよね
きっと何かお渡し データをちゃんと渡したっていう前提を作ったのかなと思ったんですけど
どれぐらいのレベル感の設計だったんですか タイさんから見て
機能としては人間がやったらむちゃくちゃ難しいような機能ではないのかなとは思ったんですけど
新しい機能に対してこういうデータベースのテーブルが必要だよね
こういうデータ必要だよねっていうところは明確に定義される形でわかったので
言語化がなかなか難しいんですけど
人間がやったらそれなりに時間はかかるなっていうレベルですね
ちょっと答えになってるかわかんないですけど
それなりってどれぐらいですか
人間がやったら2,3時間ぐらいはまずかかるだろうなっていう
それをそれこそ数分ぐらいで作ってくれるみたいなことがあったんで
とはいえやっぱりそれをレビューをするっていうところには当然労力を支えなきゃいけないので
そのまま使うっていうところとかその場で細かいところまで検証しきれたわけではないので
その妥当性が本当にどうだったかっていうところまで見れてないんですけど
僕がざっと見た形は必要なデータとかは揃ってるし
結構妥当な資料が上がってきたなって思ってます
それを実施したときのメンバーの声とかはいかがだったんですか
驚きというかでも結構すごいよねっていうような声は言ってあがりました
ただこれはチャットGPTでもできなくはないので
デビンだからこそできるっていうわけではないんですけれども
そうだったんですね
チャットGPTでも仕様書を挙げてこういう形式でアウトプットしてねっていうところを伝えればちゃんとアウトプットはしてくれるので
デビンでも同じようなことはできるっていうのはあるんですけど
デビンっていうのは一定視力がやっぱりあるので
物を見てとか実際にブラウザを動かしてみたいなこともできたりするので
そういったところをうまく活用すれば設計の幅っていうのもより広げられるんじゃないかなというふうに思ってます
実際にプロジェクトで使ってみようという動きもあったりだとか
ワークショップがきっかけでデビンがかなり広まりつつあるんじゃないかなというふうに思っています
ここまでいろいろ検証結果の話とかをしてきましたけれども
AIエージェントデビン今後どう使っていくとか
未来像みたいなのはあるんですか
今現在進行形で結構デビン以外の自立型エージェントっていうのがどんどん出てきていて
自立型のエージェントっていうのがこれから競争が激しくなってくるかなと思っています
その中でやっぱりAIに的確な指示を出していくとか
本当にワイヤーフレームとか要件のところから
実際にプログラムの構造に落とし込むっていうところは
イメージできるっていうことが結構大事だと思っていて
そこのスキルを伸ばしていくっていうことが今
エンジニアのチームにとってもやっぱり組織にとっても大事なことだなというふうに思っています
AI開発ツールのカーソルを出しているCEOの方が
ポッドキャストでエンジニアロジックデザイナーになりつつあるよねみたいな話とかっていうのもされてたんですけど
やっぱりロジックをどう作っていくかとか構造的にどうしていくかっていうところを
ワイヤーフレームレベルから糸を組んで
そこに落とし込んでいってAIに指示を出すっていうところが
結構価値が出てくるところだと思うので
我々としてもそこにはどんどん注力していかなきゃいけないなと思っていますし
いろいろな会社からAIエージェントが出てくる中
それを活用してじゃあどうやったらうまくいくのかとか
そういうのをどんどん検証していくっていうのも
これから我々やっていかなきゃいけないなと思っているので
我々としてもそこはどんどん注力して伸ばしていきたいなと思っています
AIに指示していくロジックを組み立てていくところが大事なスキルとして
社会的になっていくんじゃないかみたいな話でしたけど
ロジック立てて指示を出していくのと
エンジニアリング的には私ロジックの部分は結構皆さん得意なのかなって思ってたんですけど
違うノーンの使い方というか違う思考の使い方なんですかね
プログラムを作っていくときの構造を意識するっていうのも大事ですし
あとは何よりビジュアル的なものの中から意図を汲み取るみたいなところだとか
やっぱり人が言ってることの意図を汲み取るっていうところ
やっぱりどうしても今人間じゃないと難しいところっていうのがあるので
AIが作りやすいように変換してあげるっていう作業がすごい重要になってくると
なんか結構AIありきの業務のあり方だったり
その指示のあり方も学ぶ必要があるっていうところですね
そうですね
はいということでここであっという間にお時間が来てしまいました