00:01
みなさんこんにちは、優介です。
リッスンの近藤さんが配信されてます、
朝の散歩というポッドキャスト番組。
そちらで、最近カバーアートにね、
体が浮かんでいるような写真を使われているのを見て思い出した本があります。
これ、今手元にあるんですけど、
10年くらい前ですかね、に発行された本でですね、
林夏実さんの『本日の浮遊』という書籍。
ご存知ですかね。当時、結構話題になったと思うんですが、
それが今手元にあります。
100分の1…違う、500分の1秒のシャッタースピードで撮影することで、
本当にフワーッと重力から解き放たれたような写真が撮れて、
それを日常の風景の中でやってあるんですよね。
これ、表紙の写真では、これどこかな、多分東京のどこかだと思うんですけどもね、
改札口を通る人々の中で1人だけ、この方だけが空を飛んでいるような写真が使われていて、
これ結構印象的な表紙じゃないかなと思います。
もともとは1つずつご自身のウェブサイトに1日1枚掲載していくという形で展開されていたシリーズで、
それをまとめたものということなんですが、
日記とかそういうブログ的な記事とかは特になく、
本当にこの日の1枚、この日の1枚という形でページをめくるごとに空を飛んでいる写真が出てくるという感じですね。
なのでストーリー性とかよりかは本当に1枚1枚が芸術的、アートみたいな感じで、
すごく不思議な気持ちになる写真集ですね。
これ面白いですよ。さっきの改札を通りながら空を飛んでいたりとか、
後は公衆電話で電話をしながら空を飛んでいたりとか、
あとは違うページでいくと、これは飲食店のホールのスタッフさんの格好をしながら、
他の人は普通に席に座ってご飯を食べているんですけれども、
その人だけふわっと空を浮かんでいるみたいな、日常のようで日常でないような少し不思議な写真がたくさん載っていますね。
こういうのって見慣れたようで新鮮というか、これ竿末かな?竿末かどこかに、どこに書いてあったかな?
ちょっと載っているところを今から探すのを見つけられないんですけれども、
人間は生まれた瞬間に重力に支配されると。
赤ちゃんはね、親の大人の手元に抱きかかえられて、自分で何とやることもできないから。
03:02
支えてもらうところから始まり、自分の両足で踏みしめて、
我々ね、今現在も重力と付き合いながら生きているんだけども、
そこから解き放たれたらどうなるんだろう?みたいなテーマ性があるとのことで、
久しぶりにペラペラ見くっているんですが、
ちょっとだけね、いくつかのページには撮影中の風景みたいなのもちらと載っていて、
なるほど、こうやって撮っているんだというのがわかって面白いです。
表紙ぐらいならね、写真撮って載せても問題ないと思うので、
今回のエピソードのカバーアートに、この本日の冬を使ってみようと思うんですけれども、
こういう面白い写真をちょっと撮ってみたいですね。
カメラとか全然わからないですし、
撮り方とか絞り値とかね、そういういろんな用語があるのは知っているんですけれども、
使い方がわからないので、
なんかそういう写真をいい感じにオシャレに撮れる方がいたら、
一度お願いしてみたいものだなと思っています。
すごく面白いです。
よかったら皆さんも書店あるかな、10年ぐらい前の本なんで、
もしかしたら古本屋さんとかにあるかもわからないですが、
読み応えというか見応えがあるので、ぜひ見てみてください。