オペラシティアートギャラリー、東京ステーションギャラリー、泉屋博古館分館のお三方をゲストにお迎えした回の後編をお届けします。
https://sorosoro-art.vercel.app/ep/146 番組の感想は、#そろそろ美術の話を でお願いいたします。番組公式Twitterもフォローをお願いします!
Guest Profile
天野太郎
- 東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター
- 美術評論家連盟所属
- 『横浜トリエンナーレ』でキュレーター(2005年、2011年、2014年)、札幌国際芸術祭2020総括ディレクター
冨田章
- 慶應義塾大学、成城大学大学院卒。(財)そごう美術館、サントリーミュージアム天保山を経て現職。専門は、フランス、ベルギー、日本を中心とした近現代美術。
野地耕一郎
- 昭和33年神奈川県生まれ。成城大学卒業。美学美術史専攻。58年より山種美術館の学芸員として勤務。その後、練馬区立美術館学芸員、主任学芸員を経て、平成25年泉屋博古館学芸課長。現在同館分館長。
Show Notes
美術館・ギャラリーについて
印象的な展覧会・作家の話題
- 宮脇綾子
- 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」 - 千葉県立美術館
- 富山県/日本画×始動blooming:明治後期、花開く日本画と文展開設|富山県水墨美術館
- 梶田半古 - Wikipedia
- 【レポート】在原業平生誕1200年記念 特別展「伊勢物語 美術が映す王朝の恋とうた」根津美術館で12月7日まで 描き継がれてきた和歌と物語の世界 – 美術展ナビ
- 今津景 タナ・アイル|東京オペラシティ アートギャラリー
- ハニワと土偶の近代 - 東京国立近代美術館
- コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ - 東京国立近代美術館
- 望月桂 自由を扶くひと | 原爆の図 丸木美術館
- Mao Ishikawa | 石川真央
美術界の動向と課題
- 岡田美術館の所蔵品125点、総額約137億円で落札! 北斎・歌麿は日本人コレクターが競り勝つ | ARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)
- DIC、川村美術館を六本木に移転 マーク・ロスコ作品は売却せず - 日本経済新聞
- 「資生堂アートハウス」が来年6月に閉館へ。アート支援活動を資生堂ギャラリーに集約|美術手帖
- 箱根ガラスの森美術館を2億円で売却。うかいからダイコク電機へ|美術手帖
- 一般社団法人 全国美術館会議:The Japanese Council of Art Museums
- 東博が「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」についての説明を公開。「池の躯体は保存」「前庭は常設イベント会場化しない」|美術手帖
サマリー
このエピソードでは、館長スペシャルの後半として、アートの展覧会やイベントについての印象や体験が共有されます。特に、アサイチュウや富山の水墨美術館の展覧会が取り上げられ、伊勢物語や古典文学との関わりについても話されます。館長たちは、日本美術と現代美術の関係について語り、若い観客層の存在やSNSの影響を分析しています。また、美術館の運営や観賞ルールの変化について振り返り、未来への期待を示しています。近年、日本の美術館では閉鎖や美術品の放出が目立ち、少子高齢化の影響が懸念されています。特に企業美術館の縮小や移転が進む中で、収蔵した美術作品の管理や保存の問題が浮上しています。日本の美術館は財務省の影響を受けながら、国立美術館とプライベート美術館の運営において大きな変化を迎えています。その中で特に、アーチゾーンなどのプライベート美術館が最新の技術を取り入れ、文化の変革を促進しています。今回のエピソードでは、オペラシティアートギャラリーや東京ステーションギャラリー、泉屋博古館分館の運営や展覧会、さらには日本のアートシーンについて具体的に議論されています。また、文化や教育の重要性、アーティストの役割についての見解も共有されています。このエピソードでは、昭和世代の文化や世代間の対話についての深い議論が展開され、女性の美術活動やその影響力の変化に関する話題も取り上げられています。