1. そろそろ美術の話を...
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2025-12-13 1:09:47

#146 館長スペシャル 後編(オペラシティアートギャラリー 天野太郎、東京ステーションギャラリー 冨田章、泉屋博古館分館長 野地耕一郎)

オペラシティアートギャラリー、東京ステーションギャラリー、泉屋博古館分館のお三方をゲストにお迎えした回の後編をお届けします。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/146⁠⁠  番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠番組公式Twitter⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠もフォローをお願いします!


Guest Profile

天野太郎

  • 東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター
  • 美術評論家連盟所属
  • 『横浜トリエンナーレ』でキュレーター(2005年、2011年、2014年)、札幌国際芸術祭2020総括ディレクター

冨田章

  • 慶應義塾大学、成城大学大学院卒。(財)そごう美術館、サントリーミュージアム天保山を経て現職。専門は、フランス、ベルギー、日本を中心とした近現代美術。

野地耕一郎

  • 昭和33年神奈川県生まれ。成城大学卒業。美学美術史専攻。58年より山種美術館の学芸員として勤務。その後、練馬区立美術館学芸員、主任学芸員を経て、平成25年泉屋博古館学芸課長。現在同館分館長。


Show Notes

美術館・ギャラリーについて

印象的な展覧会・作家の話題

美術界の動向と課題

サマリー

このエピソードでは、館長スペシャルの後半として、アートの展覧会やイベントについての印象や体験が共有されます。特に、アサイチュウや富山の水墨美術館の展覧会が取り上げられ、伊勢物語や古典文学との関わりについても話されます。館長たちは、日本美術と現代美術の関係について語り、若い観客層の存在やSNSの影響を分析しています。また、美術館の運営や観賞ルールの変化について振り返り、未来への期待を示しています。近年、日本の美術館では閉鎖や美術品の放出が目立ち、少子高齢化の影響が懸念されています。特に企業美術館の縮小や移転が進む中で、収蔵した美術作品の管理や保存の問題が浮上しています。日本の美術館は財務省の影響を受けながら、国立美術館とプライベート美術館の運営において大きな変化を迎えています。その中で特に、アーチゾーンなどのプライベート美術館が最新の技術を取り入れ、文化の変革を促進しています。今回のエピソードでは、オペラシティアートギャラリーや東京ステーションギャラリー、泉屋博古館分館の運営や展覧会、さらには日本のアートシーンについて具体的に議論されています。また、文化や教育の重要性、アーティストの役割についての見解も共有されています。このエピソードでは、昭和世代の文化や世代間の対話についての深い議論が展開され、女性の美術活動やその影響力の変化に関する話題も取り上げられています。

年末のアート談義
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えしてトークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
今回は前回に引き続き、年末トップ別編 館長スペシャルの後半をお届けいたします。
ということで前半に引き続きよろしくお願いいたします。後半はですね、忘年会も兼ねてということで、お酒を飲みながら...
飲めてらっしゃるんですけど、応援が始まってますので、まずは乾杯ということで、皆様の手元にあるお酒で、じゃあここからお酒飲みながらいきたいと思います。
乾杯!
シャンパンも用意しましたし、日本酒もありますので、ぜひぜひ楽しくいけたらと思います。
ということで、皆さんにまずちょっと一つ、年末ということですので、今年一年間で一番印象に残った展覧会、もしくは一緒に残った出来事、
アートに関係することでここはお願いしたいなと思うんですけども、それぞれありますか。
さっきも言ったけどさ、三重湧彩子、あれは素晴らしかったね。
今年の中でもやっぱり。
それとね、千葉県美のアサイチュウ。
あー、はい。
まあ久しぶりに見ごたえがあって、僕一日いたよ、あそこに。
本当ですか。
磨きないの。資料がたくさんあって、初めて見たのがたくさんある。
それこそこの番組に出演いただいた海塚さんが、美術館の時代に出演いただいて、今館長されてます。
あー。
アサイチュウ。
海塚さん行ってさ、すごくカンフル剤になってるよね。面白いことばっかりやってるもんね、あそこね。
じゃああれは結構いい展覧。
千葉市美に負けないぞ、みたいなさ。
間違いがあるでましたからね、千葉市美、千葉県美さんは。
いいよね、海塚さんね。
じゃあ本田さんは何かありますか、今年印象のことは。
アサイチュウもよかったんだけど、
本当に覚えてない。
あんまりなかったみたいな。
でも結構地方とかの展覧会とかでも気になったら行ったりはするんですか。
行きます。
こないだね、富山の水墨美術館ね。
あそこで日本画の街道っていう展覧会をやってたんだけど、これはなかなか面白かったです。
それはいろんな作家を通って。
日本画の展覧会をシリーズでやっていて、
ちょうど僕がまた関心のある梶田半子絡みでもあったんだけど、
当時の日本画の作家で、いろんな展覧会に出して入選したような作品を集めてるんだけど、
超有名な作家じゃないのよ。
地方の展覧会の魅力
なるほど、シリーズね。
忘れさられかけてるような作家をすごく丹内に集めて。
なかなかあれはいい展覧会。
その中でやっぱり、これちょっとうちでもやりたいなって人は見つけて、それとかスカウトじゃないけどもあるんですか。
っていうかね、梶田半子の作品も出てたのに、それをちょっと見に行ったってことがあるんですよね。
実は、梶田半子の展覧会をもう一回やりたいなって思ってたんだけど、
僕がその学院に成り立ててね、やった展覧会だから、ものすごいミステリックがいっぱいあるわけでしょ。
当時。
そもそも梶田半子の展覧会をやろうって言ったときに、
梶田半子の展覧会はどれくらい美術館に収蔵されてるか何も調べないで。
その当時は。
やりたいって言って、館長が、じゃあやればいいんじゃないかって言って、
そのとき、山田の美術館の学園部署があった細野正信さんのとこに、相談に行ったわけですよ。
で、監修はやってもらう、西洋美術専門学園。
で、館長と一緒に行って、その梶田半子の展覧会をやりたいんですけど、
監修をお願いできました。
すごい喜んでくださった、先生が。
で、僕はあの、聖前の奥村登牛さんからね。
聖前の奥村登牛さん、すげえね。
梶田半子の展覧会、奥村のときも梶田半子の弟子だから。
あの、半子先生の展覧会やってくれって何度も言われてた。
で、そのために僕は、先生、あの半子さんは作品が少ないからできないんですよ、って言って断って。
そのとき初めて、あ、作品少ないんだって。
もういけないですよ。
それでもう大変な手段になったんだけど、
だからそういうようなもう本当にもうともかく、なんとか漕ぎつけた展覧会だから、
やり残したこともいっぱいあるし、ちょっともう一回やりたいなって思って。
梶田半子の。
年展百年史の演算が始まった頃だから、ようやく知られた。
うんうんうん。
その頃だったら、梶田さんが、年展百年史の演算をやってた、
松浦アックさんっていう方にもいろいろ相談に来てもらって、教えてもらったりしたんだけど。
そういうのがあって、そのだから、今年の展覧会で、いずれは富山のね。
それはちょっと割に印象に残ってるなって。
文学と視覚芸術の関係
もう一つ思い出した。
すぐこの辺でおいてもらっていいですか。
記憶にあたっていいですよ。
ねずみ出館の伊勢物語。
今もやってる。
伊勢物語出てたね。
やべえわね。
よかった。
どこが引っかかり一番。
ちょっと最近、伊勢物語とか源氏とか短歌とかさ、
それをちょっと、梶田半子をやるんだったらもう一回ちょっと勉強しようかなと思って勉強し始めて、
それがなんかすごい面白くなってきて、
そういう目で改めて見たら、どれもこれもすっごい面白いと思った。
あそこから持ってきてるってわかる。
要するにさ、造形の元があそこにネタがたくさんあるんだよ。
物語なり歌なりをどういう風に造形化するか。
それから造形化したものからどういう歌を読むかとか。
それの文学と視覚芸術とのやりとりみたいなのがすっごい面白くて。
今年まだあるんだよね、この後も。
三井記念美術館で来年か。
アリワラのなり歌と伊勢物語の展覧会を。
それはシリーズっていうか。
それをすごい楽しみにしてるんだ。
伊勢物語って源氏物語と未来物語なんだけど、
源氏物語は結構キュンキュンする話じゃん。
どっちかというと。
だから多分婚礼道具に使われてるけど、
伊勢物語って結構クズエピソードが結構あるじゃないですか。
同じ恋愛だけど、
広金賢女、黄昏流星人、大人の中年の恋愛みたいなやつとかも出てきて。
そこが結構今見ると面白いなと思います。
伊勢物語って一人にしては書いたもんじゃないから。
いろんな話が与謝詰めになって、
誰かが物語みたいにまとめたやつだから。
バラバラなんだけど、
でも個々のエピソードがものすごい際立ってるから、
面白いんですよ。
それをどう絵画化するかっていうのが。
出品作の中でね、
久保草が持ってた物語絵巻があるじゃん。
最古と言われてる。
あれ映画でめちゃくちゃ売って、
もうすごいねあれ。
あんなにいいものだと思わなかった。
実物初めて見た。
実物初めて見た。
久保草さんってさ、
大阪のさ、
行きづらいとこでもあるから、
僕たち関東の人間の視点で見ました。
ちょっと行きづらいとこだったけ。
だから本当にあんなにいいものを持ってきてくれたらいいなと思うね。
2週間ぐらい限定だったんですよね。
前半の。
もうね、かわいいの。
表現が。
僕は言うと変だけどさ、かわいいって言うとさ。
ものすごくさ、
すごい達者だよね、
あの造形感覚ね。
ああいうのを梶田半子とかさ、
明治の20年代から30年代の人たちってね、
結構勉強してるんだと思う。
勉強してると思うね。
あれを見たかどうかわからないけどね。
展覧会に移行する時代とさ、
雑誌とか新聞なんかの雑誌絵なんかを
描かなければならないっていうメディアが
新しくなり始めた時期じゃない。
だからああいう作家ってね、
すごい忙しかったと思うの。
そうするといろんなアーカイブから
持ってくるじゃない。
そういうアーカイブの一つになってたような
気がするね、ああいうのって。
もう日本酒が止まらない人が
今来てる。
開けて飲めるので、全然どうぞ。
いや僕、やっぱりね、
今のお二人の話聞いてるとさ、
一応今はね、
現代美術みたいなことやってますけど、
結局ね、
現代美術を支えてきたモダリズムっていう
考え方が、
モダリズムっていうのは
西洋モダリズムですけどもちろん。
で、
モダリズムの鉄則はね、
要するに
分野として自立しなさいと。
まあそれはカントも言ってるんだけど。
例えば、
言葉に
自立しなさいと。
言葉に、
言葉に、
頼ってというか、
言葉の力を借りてね、
絵画が。それはダメだよと。
つまり物語を否定するわけですよ。
だって19世紀のヨーロッパの絵って、
宗教画家、
神話家、
要するに物語と一体になってるわけですよね。
で、
それをカントが否定、
ヘゲもそうかもしれないけど、
つまりモダリズムっていうのは
絵画は絵画として自立するんだと。
文学は文学と一緒じゃないと。
っていうのがもう、いよいよ、
いよいよ今、
破綻してるんだよ。
どうして破綻してるかっていうと、
力借りないと困るのよ、
お互いに。
どう考えても。
もうなんか、
ついこの間まで
仲良かったけど、
もうちょっと親に言われたから
やめようぜって言ってんだけど、
付き合わざるを得ないっていう。
それがね、最近の
現代美術のさ、
若いやつの一つの傾向としては、
揺り戻しがある。
明らかに揺り戻しがあって、
だから、
他の美術館の展覧会も
そうですけど、
オペラであった今漬けっていう。
この番組取り上げさせてあげました。
でね、
結局あれも一種、
もうどう考えたって物語なんですよ。
インドネシアの神話も使ってるし、
それから近代の
いろんな汚染があってさ、
魚が食えなくなる
っていうようなことも入れてるし、
それを何の抵抗も
ないわけよね。
今の30代、40代の人たちってのは。
20代はもっとないけど。
で、そうなってくると
今もアニメで
いわゆる漫画もそうだし、
あの、
いわゆるインターメディアって
ペロッて言うけど、
今ね、若いやつの作品見てたら、
インターメディアっていうこと言わなくても、
当たり前ですけど、
っていうのが
すごい面白いなと思うし、
それからその時にね、
どっから取ってくるかいって言う。
自分の発想を。
例えば、
マネーのオランピアイっていう
作品あるでしょ、裸の。
あれ、マネーほど
古典から採用した
おっちゃんいないんですよ。
おっちゃんがわからない。
だってオランピアは明らかに
ビーナス像っていうのを
やってんだけど、
で、あの人がコロッと書いたのは、
ティチアーノのビーナスは
足元に猫がいるんですよ。
猫は従順っていうね、
意味があるの。
つまりこの女性は従順にあるっていう。
で、マネーは
オランピアの足元に
黒い猫。
犬がいないやつじゃん。
逆ですよ。
だから元々は犬がいて、従順にね。
反対の猫。
しかも黒い猫っていうのは
陰乱とかいう
セクシュアル的にはちょっとね、
飛んでるような意味があるんだけど。
つまりマネーでスラーさ、
スラーっておかしいけど、つまり19世紀の
新しい時代に妖怪いたなきゃ
いけないんだけども、やっぱり古典
から採用するわけね。
あの草上の抽象画とかね。
あれもすぐ古典から
採ってるんですけど、でも
そういうようなことが
起きようとしてるんちゃうかなって思う。
古典。
だからそれこそね、
古典の素養が我々がない世代
っていうか、今の若い子もないかも
しれないけど、それこそ異性物語
掘り下げたりとか、
現実物語、もう一回読み直すとか
っていうのが、で今は
同時代を解釈していく
っていうふうに、あったような
気がする。
確かに。
偽物語展って今やってるのは
どっちかというと、どっちかじゃなくて
日本美術と現代美術の接点
日本美術の展覧会だけど、
そこと現代美術が繋がっていく
可能性がこれからある。
だから、僕らの時代だったら
古いもみんな頭白です、
みたいなこともありましたけど、
だからそういうことじゃないんじゃないかな。
だからそういう意味で言うとね、
今年見た中で印象的だったのは
トウキンビのはぎわ。
はぎわね。
あれも印象に残ってるな。
よく調べてた。
よく調べてるっていうことで言えば、
この間の鈴木克夫先生がやった
記憶を記録の。
はい、今年の夏話題になりますね。
お願いだからカタログ作ってくれろよって。
カタログも無しで。
どういうふうに記事されるんだろうね。
どういうふうに記事されるんだろうね、やっぱり。
そうなんですよ。
記事されちゃってるんでしょうね、
ああいうものがやっぱり。
元々他の新聞社がやる予定だったけど。
NHKじゃない?
NHKじゃない。
でもね、いずれにせよさ、
あれだけ掘り下げて、
はぎわねやつもそうですけどね。
ナンバーター達也氏も書いてたけど。
僕ね、なんかね、
ナイフな天仲屋かなと思ったら
サニーあらずでさ。
だいじょうぶですか?
言ってるのは多分。
本当に。
だから、ああいうのが
皇居の近くのインビティスカンでやってくれると
ちょっと嬉しくなるよね。
あれ勇気がいたと思うよ。
まあ今年の中では。
あれはやっぱり、
勤備の底力を感じた。
たぶん総力戦でやったんだろうけど。
やっぱりこれだけクオリティの高い書道を
やるんやなっていうのを改めて見ると、
本当に解説もよかったんだ。
そうなんですよ。
解説もよくできてた。
あの天仲屋でさらに僕はいいなと思ったのは、
内容もすごいいいなと思うんですけど、
広報できなかったんで。
プレスラインなんかでも開かれてなくて、
口コミだけで広がったじゃないですか。
で、行ってみると
結構若い人が来てた。
インスタとか、たぶん
TikTokとかで見てると思うんですけど。
日本の美術を見る若者たちが、
まだ未来明るいなと思う。
ああいう今までインスタ映えながら、
ブルガリテンとかそういうのしか
若者とSNSの影響
行かないかと思いきや、
ちゃんとこういう真面目な展覧会も
若い人が行ってくれるっていうことは、
すごい救いやなと思うかもね。
それはたぶん今月のときに言ったかもしれないんですけど、
今月ってまだ40ちょっとやんね。
日本でそんな知られてないんですよ。
私がやるんだけど。
だから、まあ
2ヶ月半でね、
頑張って
2万2千人入ったらおんのじやないと言ってたんですよ。
そしたらね、
最初のウィーク、
まあ初日はね、百何人だったんですよ。
最初のウィークエンドで
280来たんですよね。
土日で。
まあ、
なるほどないって感じだったけど、
ところがその次の週はね、300越したんですよ。
その次の週400越したんですよ。
どんな、
何と思って、
で一緒に2世から来てる業務長さんが
いるんですけど、その2人で
一回その、
ちょっと聞き込みしませんかいっていう。
実際来たお客さん捕まえて。
特に若い子。
しかも俺から見たらたぶん
この子ら美術館来たん初めてちゃうかなって
感じもいるんですよ。
それで、
50組くらい来たんかな。
美術館初めて来たときの
デビューでこれに捕まるんですか。
もうやつが嫌いになっちゃうかもしれない。
いやいや、だからね。
3歩くらい引いたもんね。
聞いた結果どうだったんですか。
いや、もちろんSNSだったよね。
で、
そのSNSで
95%がSNSで、
で、もっと面白かったのがですね、
SNSで
その、まあ
SNS見て来られたんでしょうけれども、
その
美術館さんってご存知でしたかい。
知りませんよね。
他の作品も見られましたかいって言うと、
いやいや、
SNSで見たやつを自分で撮ったら
もうそれでいいのでって帰るんですよ。
それはちょっとショック。
全員写真払って、
入料料払って撮ってお帰りになられるんですよ。
作品を見ようじゃなくて、
手の中見ようじゃなくてその場所。
でね、そのときにたまたま僕
ちょっと非常勤講師やってるときに
そういうデジタル系の
専門の学生だったんで
3人読んで分析してくれって言ったら、
分析できるんだよ、あれ。
SNSで来ましたよって
SNS作品をね、
ほぼ調べられるんですよ、あれ。
あ、そうなんですか。
いわゆるインフルエンサーみたいなのを
何人かのインフルエンサー調べて、
今月を取り上げてる人を何人か調べるのが
すぐできるらしいんですけど、
だからね、
僕ら世代がチラシを見たり、
インフォスター見ました?
立証技術館見ました?
美術館の新しい運営概念
っていうのが
それもあるかもしれないけど、
明らかに変わってるのがあるっていう。
お客さんの聞き方としてってことですね。
はい。だから
こっちはダメだろうなと思ってても
全然向こうは関係ないんですよね。
そういう時代に入ってきたらいい
っていう感じがすごいする。
これはやっぱり
良感を感じますか?
若い人が意外と多い。
今さ、能小族の展覧会、
アンケートやってるんだよ。
いや綺麗だから、
こうしたとかさ。
意外と若い人がいる。
どうしてかなと思う。
ね。
突き止めればいいですね。
そうですよね。
捕まえて聞いてみるって
50分くらい。
そうか、それやってみようかな。
いや、アンケートやってるんだよ。
若い人は書かないね。
アンケートダメなんですよ。
アンケートって結局
文句言いたい人は書くじゃないですか。
何人か意識が悪い人は言う。
アンケート言わなくても書いてくるもん。
そうか、若い人捕まえて聞くっていう。
怖いっすよ、いきなり。
それ発想なかった?
演説系の72時間みたいなやつ。
ドキュメンタリーみたいなやつ。
僕とも一人の
彼は60人やったかな。
西勢から来たおじさんと。
仲良いおじさんね。
聞いてるでしょ。
聞いてる姿を後ろから
それこそ福島とか他の学園が
そう、とわやしい風景ですよね。
それがクレーム来てないこと
いろいろ見るんですよ。
妙におじさんが頭を下げて頭を下げて。
でもやっぱり初来とか新宿に近いからって
若い人が多いってこともあります?
いや、全然関係ないですね。
不思議なことに。
ステーションギャラリーさんは
若い人が来たなって展覧会で
多い?
若い人もね、この展覧会に来るんだ
ってことはあるんだけど、ただ
うちは現代人の展覧会あんまりやんないから。
だから若い人が多いのは
デザインとか建築系。
これは明らかに
メインがやっぱり
変わる感じです。
建築もそうですか。
建築の場合は
一人で来るタイプの人が多いよね。
ああ、そうかもしれないね。
だいたい
2,3人のグループで
来るタイプが
僕のところは多いから
ガヤガヤうるさいわけ。
僕はオンケだと思うんだけどさ
監視の人たちがいるから
必ず俺は注意するじゃない。
あれは注意しなくてもいいんじゃないかなと思うと。
オペラはどうですか?
いや、だから
同じなんですよ。
同じ会社がやってる場合があるんで。
だから
去年
いつだったかな。
石川真央という沖縄のね
写真家の
僕ちょっと久しぶりにやったんですけど
あの時に
まだ知らないが
石川真央がオープニングの時に
プレス対応と
それから
一般の人
一般じゃない招待者の
スピーチがあったときに
あの人ね
プレス
まずね、杖を持ってきたんですよ。
杖でガン叩いて
特に日本のメディアは
沖縄のことをきちっと書いてないわな
とか言って
めちゃくちゃ迫ってさ
プロレスラーみたいな感じですよね。
特にその
酒とか余裕に
前来いとか言ってくるから
俺ね、ああ思うの
今度一般
一般というかいわゆる招待者
あるじゃないですか
あの時はクロッとさ
ニコニコしながら
本当にこんな東京で
古典なんて
大和でできるのは
初めてだからね
すごく嬉しい
でも一つ
お願いがあるんだけど
私も沖縄の美術館に行った時に
監視の人がね
言うじゃないですか
あれは絶対に押さないようにしてほしいって
なるほど
子供が走ろうがワーワー言おうが
自分の写真を見て喜んでくれたら
声出してワーワーやってもいいから
絶対に注視しないといけない
えらいな
だってね
美術ってね、鑑賞する場ってね
そういう
誰かが言いたいんだよ
例えばルーブルだってさ
メトロポリダンだってみんな話してる
日本だけだよね
お静かにって言われるの
昔のルーブルのサロンの絵とか見ると
犬連れてる人がいますね
散歩してる人とかもいる
たぶんもっとガヤガヤしてたはずですよね
いわゆる
美術館
的な
批評的
本があるんだけど
えっと
美術の運命が
美術館が生まれてね
美術の運命が変わったのは間違いないんですよね
ついの住処ができたり
もう一つは
お手触れ触れないでください
この一言が全てを変えたい
っていう本があるんだよ
結構有名な本なんだけど
どういうことかって言うと
視覚に特化してしまうんだよ
つまり
匂いはあるかもしれないけど
明らかに食感はできない
もちろんだからといってね
僕らとしては言えないんだけど
そういう美術館ができた時に
美術館って
人々の振る舞いを
教育する場やった
何気に
だから
日本だってさ
浴衣みたいな
パジャマみたいに着てくるやつは誰もいないし
受け立ててくる人もいないし
すごい面白かったんですけど
日産の作家選手でしょ
彼らに
日産と組んで来てもらって
僕ね
練習終わった後に来るから
ジャージ着てくるのかなって思ったら
ちゃんと寝臭いする
トラゾーになってる
イメージね
僕ねその時あえて聞いてんけど
どうしてジャージで来ないのって言ったら
聞いたら
やっぱ美術館ですからね
ジャージじゃ失礼と思って
あー
俺全然失礼でもなんでもないやん
例えば泥っこでいいって言ったらわかるけど
そうじゃなくて
綺麗なジャージですよ
ジャージでいいじゃんって言ってるけど
やっぱりきちっとした
つまりきちっとしていかなきゃいけないっていうのが
刷り込まれてるんですよ
どっかに
僕がやっぱりね
大体芸術学とかになると雑誌とかに読んでいただいて
見方を教えてくださいみたいなことが
多いんですけど
僕の一個にはどういう格好で言ったらいいですか
入ってくるの
いや別にどんな格好でいいですよって言うようにしてるんですけど
そこからみんな多分
面白い
なるほど
ここでまた話が全然変わってしまうんですけど
今年ですね
美術館の閉鎖と放出の現状
いろんなニュースがありまして
ニュースの元にですね
お三方に喧嘩を
伺おうという
なんか
お三方が
ベテランすぎて今見てる光景がちょっと
ベテランすぎて
朝まで生テレビみたいになりそうでちょっと怖いんですけど
お酒入れながら
北のな意見聞けたらなと思います
まずですね今年ですね
美術館の
企業美術館の閉鎖や美術品放出というのが
ちょっと目立った年だったかな
ということでございます
例えばDIC河村記念美術館が
縮小移転
ステロアートハウスの閉鎖が決まった
そして岡田美術館の
美術品が流出したのが
大事だね
ポンコンのね
それこそ
宇多摩郎の
11億円でオークション出たという
北海道の方々という
話でしたね
日本のコレクターですけど誰とはわかんないですけど
一応国会で
抜かれたということなんですけど
それから箱根ガラスの森美術館も
豆腐屋のうかいが
お題だったのがこれが
大国電機さんが買わせたのね
こういうニュースがありましたけど
この日本の美術館が
全部じゃないですけどね
閉鎖とか
縮小移転があるニュースについては
資生堂アートハウスが
閉鎖っての僕初めて聞いた
資料館はもう
閉鎖で
アートハウス自体は来年3月31日で
かけがわの
ほとんどが
資生堂ギャラリーに
銀座に
銀座にだから一極収集
しちゃうわけ
あの建物はだって
有名な建築家が作った
谷口義夫さんの
初期作
あれはどうなるの
あれもだからどうなるの
残すか残さないか
新幹線から見えるので
新幹線に乗ってる人にとっては
その話は思い出したけどさ
資生堂ギャラリーの
前のギャラリーはさ
一番上にあったんだけれども
銀座のね
一番上にあってお父さん谷口義夫さんが
作ったギャラリー
だったんですよね
障子がこう張ってあって
それで
郵政会とかいろんな展覧会を
見てたんだけれども
あそこの真ん中にさ
大きな無垢の木の
椅子があったの
それを
あのね展覧会をする時に
その椅子を借りようと思ったわけ
うちでね
うちでっていうか練馬で借りようと思ったんだけど
今ないってわけ
この椅子が
椅子がもうないからってどこにあるんでしょうかって
学園の人に聞いたら
資生堂アウトハウスにあるってわけ
資生堂アウトハウスの
なんか事務所の
外の方にブルーシートって
椅子があって
でそれ借りようと思ったら
あれこれくれんじゃないと釣れません
っていう重さだったの
あそうなんですか
あれどうなったかなと思ってね
でそれもう知らないんだったら
これもらおうかなと思って
そんな話は
いやなぜかっていうと
その椅子に座ってた人たちがね
郵政会の有名な画家たちだったから
歴史の一人じゃないと
山本球人を初めて見たのが
その椅子に座ってる山本球人だったんだよ
山本球人だったんだよ
僕はね山本球人ってわかる
山本球人が
座ってた椅子に
僕も腰掛けたいと思ってたから
ぜひ借りてほしいと
いらないんだったら
個人的な理由
欲しかったの
すごい椅子だったの
田口さんがデザインした椅子だから
だから心配なのは
資生堂ギャラリーに
集約するとは言っても
収納するとこがあるんだと思うから
そうだよね
どっか倉庫に行くってことですよね
ちょっと心配だなと思いますけど
どうですかこういうニュースが
少子高齢化と美術館の課題
最近ちょっと増えてきたなって気がする
いやあの
美術館はもう
全体的にそうなんだけど
要は少子高齢化に
どんどん人口が減ってるわけじゃないですか
だから地方の
公立美術館とかは
すごい今後困っていくことも
困っていくことになるわけでしょ
それはそのお客さんが来ないこと
それとも職員が減ってくる
まあいろいろあるけど
でも結局人口が少ないとお客さんが来ない
お客さん来ないし税収も少ない
だからどんどんお客さんが削られる
もっとお客さん来ない
ってことになってくると
立ち行かなくなってくるところが
出てくるわけですよ
だから本当にそれは大きい問題なんですよ
日本の美術館にとっては
都市圏はまだいいですよ
まだしばらくは維持できるだろうけど
地方の場合は
どこもカスパラしてるわけだから
それは本当に
なんかこう
どっかで発想転換して
なんとかやっていかないと
立ち行かない感が
たくさん出てくると思う
今今回の美術館って基本的に
私立だったじゃないですか
私立のほうが早いんですよ
今度公立にもこれは
私立はもう簡単な
その営業判断とか
定罪的な判断で
川村なんかもね
いわゆる株主からの
ことがあって裏ざるを得なくなった
みたいなこともあるわけだから
それは私立は早いんですよ
私立は美術館潰すのも早い
これまでもあったとですね
例えばその
デパート美術館ね
僕も昔その一つ見たわけだけど
これ今都内にデパート美術館全然もうない
昔は3つも3つもあった
4つも5つもあったわけだけど
それ全部なくなっちゃった
それは営業判断早いんですよ
私立のほうが
私立はねドライですから
やっぱり乾き物を専門にしてる
美術館から潰れていくんだね
それは関係ないかもしれないよね
現代アートをやってるところは
まだギリギリ新しいものが
入ってくるから
本当にここ最近のニュース
原美術館の跡地にできたマンションが
今ちょっとXでバズってるというか
こんな建物ができちゃったみたいな
結局マンションができて
もう全然
あの面影がないみたいなのが
ネットで大の話題になってましたけど
原アーコでも頑張ってるよね
一応その渋谷
群馬県渋谷を知りに来たけど
でもまあ生物も
乾き物も一緒にあるから
そうです
あの六郎さんのコレクション
いや素晴らしいよ
六郎さんのコレクションやっぱり
やっぱりいいと思う
素晴らしいね乾き物も全然
乾き物生物も当たり前だった
お酒の席で生物乾き物
つまみみたいな話になってきましたけど
アファナさんはどうですかこのニュースについては
いや僕は
そうですねこの
5年ぐらいかな
あの
非常に興味がある
興味があるっていうのは
5年っていうのはどういうことかっていうと
5年前に
4年ぐらいかな
あのちょっとね
作品の保存管理の
学会があってさ
ちょっと助成金をもらったり
いろいろあって
いろんな美術館の
作品の保存管理について
ちょっと調査することができたんですよ
例えばね
テイドモダンっていう美術館が
イギリスの
そこ
そこに収蔵庫全部
見れたんで
あんまり普通見れないんですけど
あの
今一つはね
一つは欧米の美術館メジャーの美術館
メジャーの美術館っていうのは
どういう意味かというと
コレクションが
30万点以上あると
例えばニューヨークの銀座美術館とか
ルールなんてもう
何百万ってあるかもわからないんですけど
えっとね
たぶんこれから
5年か10年以内に
コレクションやめるんですよ
もう受け付けられないとですって
無理なんで
倉庫代がかかって
それが一つね
一つは
美術がつまり
美術作品が美術館というところに
収まるということが
始まるのは19世紀なんですけど
だいたいルールが1803年か
4年なんでね
それまでどうだったのか一体考えるとさ
それまでは
例えば日本もそうですけど
権力者がですよ
家の英族に
うちの
後ろに襖掛け
つまり
明らかに注文主が
いて美術は成り立ってたわけですよ
つまり
自分で勝手に書いてさ
室町時代に勝手に書いて
誰もいないんですよね
そういう風に考えると
少なくとも18世紀までの
美術作品の数は
世界中の
でもいいと思うんですけど数は
19世紀以降
2025年までに
美術作品の数と考えると
本当に正確に
関応したことないけど
大したことないんですよ
18世紀までは
八丁の師の数だけってことですよね
19世紀以降は
例えば
美大に行くと
例えば入学式で学長は
君たちはね
本当に優れた才能を
持ってるんだから
美術作品を作って
頑張ってください
この辺が
世界中の美術大学で
同じこと言ってるわけよ
どんどんどんどん出来上がってくるわけよ
で、それはもちろんね
ダメなものもあるかもしれないけど
いいのもあるかもしれない
だけど
いいものの
割合も多いよね当たり前で
で、これどうすんの?
みんな美術館が
コレクションしますかい
で、もうひとつは
個人の人がいて
個人コレクション日本でもいますけど
買いますわな
それだって限度あるわけですよ
すぐに見えてくるわけ
収蔵庫を
しっかりとした収蔵庫がないと
これからコーンタシスになってくるんで
ますますお金かかるわけですよ
で、そんな中で
さっき言ってたね
例えばもう
いろいろありますけど
美術作品が
美術館に入ってしまうと
金輪際表市場に出ないので
出なかったんです
今まで
出るのは
ある意味いいことなんですよ
つまり
それをだって
さっきの話でいくと
河村記念館もそうですけど
無理です
放出って言うんだけど
要するにこれをマーケットに出すんですよ
で、マーケットに出すと
マーケットは動くわけよね
だから売れるわけ
で、実際売れちゃったわけですよ
今度は誰かの持ち物になるわけ
で、そういう風なことが
起きるのは
いいのか悪いのか言ったら
置いといても
独占してた美術館から
いよいよ物が出だしたいっていう
時代に入ってきたと思います
美術館的に言うと
自分たちの
美術館が経営的にまずいんで
売ったお金で
美術品管理の新たな動向
経営的に保管したい
という意味で売ると
その美術館は
世界中の美術館からもう貸し出しできなくなる
なんかちょっと暗黙の
ルール的な感じ
あるんだけどコロナの時に
メトロがそれやったんですよ
もうほとんど出してない
作品なのでって言って
みんな飲んだんですよ
でもね、今
飲んだんですよじゃなくて
そんな理由じゃなくてももう出してんの
だからその分かってんの作品
買うためにじゃない?
何かのコレクションを買うために
売るのはいいんですよ
経営を立て直す
っていう理由じゃダメなんだよ
それは今もダメ
基本的にはね
それもだんだん崩れてきてると思う
でもそれこそ
コレクションを持ってる美術館としては
選択肢は
たぶんないですもん
ないです
日本の美術館の変化
だから日本の美術館は
さらに言うとね
冨田さんもおっしゃったけど
税収で
やってる美術館っていうのは
国立の美術館でしょ
それから県、市、町村
いわゆるパブリックの
美術館っていうのは全部税収でやってる
明らかに税収は
身が上がりには
ならないんですよ
だから今も国は
文化庁が
美術館をオペレーションしてたけど
今財務省が入ってきてるんだよ
ものすごい予算削られるのよ
削られてるんですか?
ちょっと言えませんけどね
言えない話ししちゃった
あ、そうなんですよ
こんなの当たり前の話でさ
つまり財務省的に言うと
独立行政法人なんで
大学だってさ
東大だって自分で金稼げって言われてるわけよ
つまり
大学でしょ
美術館、博物館、図書館、法文書館
みんなそうなんですけど
自分らでちゃんとお金作ってください
って言ってるわけよ、国は
国も何のアイデアもないくせに
で、それがいよいよ
いよいよ本当に深刻な状態に
これからなるんですよ
じゃあこれはもうほとんど序章なんですね
プライベート美術館の影響
いやいやこんなもんはない
氷山の一角になる
でね、一方で
プライベートな美術館ってあるんでしょ
もちろん千和博物館もそうだし
アーチゾーンとか
ポーラとか
一番今健康的な美術館は
そこなんですよね
だって
あんまり言い過ぎたら
だって
収蔵庫の一番新しいシステムを
取り入れてるのはアーチゾーンですからね
木は使わない
それも
これから起きるであろう
南海トラフが来たら
この辺水浸しなんで
作ってるわけよ
しかも酸性のガスを出す木は
使ってない
最新なのね
でも最新って言ってるけど
ヨーロッパもアジアもシンガポールも
全部それになってるんだけど
とにかく
これから
ゲーンと変わっていくんでしょ
スキーフが
それはね、僕ね
悪いことじゃないと思ってる
転換器ってこと
悪くなれば悪くなったら
考えたらいいわけで
どうすりゃいいのよ
でも面白いくらい変わると思いますよ
これ
もう来年ぐらい
もう変わり始めているけれども
明らかに新しいスキーフに
変わろうとしてるわけですよ
収蔵庫と展覧会の新しい方針
じゃあこのニュースは
予兆というか
なんだなって感じなんですよね
だから皆さん
東京国立博物館ってね
富田さんも野次さんもそうですけど
僕もそうですけど
40年前に最初に行ったとき
怖くてさ
研究者の
収蔵庫に入るのも
そこでもう
勝手に入るのも
割り得ないしとにかく
厳しかったんですよ
研究して
展覧会してはったんですよ
今ファッションショーも
しますわな
いやいや開発主体的にやってるってこと
言ってないの
研究さえ
しれば良かった時代は
明らかになくなってるんですよ
やっぱり
だって僕思いますけど
東博も久しぶりに行ったとき
びっくりしたけど
昔は何の説明もなかったのよ
不親切
不親切と言うから
そういうもんだったの
当時は
国立の美術館みんな解説が
いっぱい出だしたでしょ
今は当たり前
分かりやすく
あんなの昔なかったのよ
昔はそうだった
特に東博がそうだった
いやいや
国立の博物館美術館みんなそうだった
そのときのお客さん
ってのはもっと
楽しく行ってみようじゃない
当時は
客が来ようが来ないが関係ないもん
なるほど
集客ってそんなに言われなかった時代
うーん
今から何十年
10年ぐらい前
特に2000年以降
劇的に変わり始めた
うんうん
だから
お客が来ようが来ないが関係ない
税収あったわけ
いいっすよ文化庁達
言ってるわけ
ところが2000年に入って
激変した
俺に言わせると激変やと思う
でもやっぱりその当時
変わったなっていうのはありましたか
僕一番東博が変わったなと思ったのは
それこそ
羽原店かなんかのときに
道寄り図書館
回収して出てきた
東博の学員が
カズラの
あれ付けてね
やってのを見て
すごいなって
あれプレゼンない段階でも
付けてました
昔はちょっとした感動でした
昔はありえなかった
昔はありえない
学者先生だからね
絶対やられる
最近それこそ東博さんなんかは
プレゼンない段階でなく発表会のときに
例えば
鎧着て学員が出てくると
結構今
風物詩みたいになってるし
最近で言ったら恐竜大行進とかね
イベントとかやったりしてますけど
昔は考えられる
でねこれは
僕の経験なんですけど
例えば
イギリスのビクトリーアンドアルバート美術館の
仕事をしてたときに
公演で呼ばれたんだけど
その後にね
アムロパーティーあるから来てくれって言われて
何のパーティーか言うと
空想
来て
それを
学員が
ホストホステスで
どうでもいいニコニコしながらさ
っていうのを来てくれって言われて
行ったんですよ
でそれはねそういう風な
システムになった
最初のファースト
ジェレレーションだったんですよ
キュレーターも
行きましたよ
行ったけどみんな顔が
怖がってる
そんなことやったほうがいいから
こんなことしながら
お尺ついてみたいな
仕上げがあったんだ
もうアレルアレ
ストレスからの解放点
それがね
それが
99年くらいだった
で実は
これも面白い話
ポンピゾーに
ポンピゾーって
フランスの国立美術館
ポンピゾーセンターの中に入ってる
あそこのキュレーターしてるやつがいて
お前ヨーロッパ来てないから
パリに来てないから
今晩飲もうぜって言われたときに
ポンピゾーも
変わっていったんですよ
つまり
ファンドをどう作るか
お前ら考えろって言われて
こんなとこやったらやるな
俺も言わなかった
ポンピゾーの
収蔵庫に行く
大きなエレベーターのドアを
思いっきりそいつが
もうやめた
そういうね
過渡期って
実は日本の博物館も
それが
とにかくそんなことに追いつけないと
やめた失敗になる
その時期ですか
思い当たる不審ありますか
あの時期だーみたいな
今若い人がいる
ほとんど若い人ですよ
今はね全然
わかんなくなっちゃってるよね
多分継承されてないんじゃない
継承してない
僕が今の東博のね
研究員の人たちに
やったのは
1980年代
80年代のね
しかも皆さん
ご存知かどうか知りませんけど
日本の
日本の国立の美術館は
博物館を外なんで
学芸員とは言わないんです
研究員というか
持っていると学芸員の資格が
なくてもいいんですよ
僕ら絶対いるんですよ
なぜか権利追加や
博物館法に
縛られてるんだけど
国は関係ない
治安保険とは言わないけど
治安保険
どうしてかというともともとは
もともとはあの施設は
文化財保護が
目的だったんですよ
展覧会は関係ない
その展覧会をしだした
というのはあるんですけどね
そんな時代はもうとっくに過ぎて
とにかく自分たちが展覧会したかったら
とにかく儲けて
どっかファッションショーでもやって
お金入れてやれやという時代に
入っちゃったんでしょう
これは確かに最近
このニュースもそういうことにつながってくる
と思いますよ
しかもこんなことできるのは東京公立博物館できない
国を全部持ってるから
いいのを持ってるから
ここ最近で言うと
前庭の
大反対
大反対
大反対
冗談じゃない
昔から湧水としてあって
あの流れがね
関栄寺の下に流れていて
東京美術学校
今の東京芸大と
動物園との
境目の谷に流れていたの
あの水が
すごい大事な水なの
あれは実は
最近でも水はってない?
どうやって抑制してるのか
そのための作戦なのか
わかんないけど
あれは湧水で
上野の山を潤していた
水山でしょう
文展ができ始めたころに
文展ができ始めたころに
あの流れがさ
今の都美術館は
昔はなんつったんだあれ
漢業
なんか
そういう施設
東京美術館の前が
漢業館があって
あの湧きを流れてたの
そこで文展の入楽戦が
発表されるじゃない
初日に
楽戦するとね
その涙が流れの中に
そんな流れの中にあるの
それ僕
青木茂先生から聞いたんだ
あの流れを途絶えさせちゃダメだ
って言われたの
埋めるだけ持ってるのか
いろんな思いが
歴史だからあれは
歴史と自然の歴史があるからね
そういうことで
あんなの持ってるのか
美術界から声あげないんですか
皆さんの中で
あんまないんですか
美術館連盟で
あれでも
正式に発表されてる
でもまだここから変わるかもしれない
とにかく賛否の論で言うと
ピが多すぎて
正式にあるわけじゃない
一応検討してあげて
多分今このまま動いたら
多分ピが多すぎるから
全国美術館会議ぐらい
ちゃうかな
美術館の読み入れは関係ないから
全国美術館会議でね
会長だよ
会長やってるんだけど
会長どうですか
業界団体
なので
なかなか難しいところがあるんだよね
みんなの意見が一緒になるわけじゃない
そっか
それぞれいろいろ
生命を発表するにも
すごい手ついて
変わらない
会長なんて生命発表したことある
ない
俺でもさ
広崎でしたよね
広崎
広崎
青森広崎で大会ありましたよね
大会ありました
ありました
広崎でしたっけ
大分大分
大分です
俺もね
全国美術館会議とか勉強して
大嫌いができないんだけど
行ったんですよ
素晴らしいスピーチだった
素晴らしい
いい話が
今おっしゃったような
言いにくい
これはちょっとやめとこうかな
これはやめとこうかな
って言いながらのスピーチなんで
アートシーンの運営
俺は絶対
無理だなと思った
俺やったら
ジェーって言ってた
もうすぐクイーンなんだけど
やっぱり小野さんすげえな
技術じゃないけど
技術っていうか
言うこともすごい
それはちょっと
持ち上げ過ぎ
どういう内容のことを言ってたんですか
いやいや
難しい話じゃないんだよ
これから運営をどうするかとか
会議の値上げしない人ね
そこが
やってけないんでしょ
ビルタン会議で
何館ぐらいが参加してるの
410なんかかな
全国の
コピコシリーズの
美術館の唯一の
組織なんだけど
その会議が
20年か30年上がってないんですよ
年間いくらぐらいなんですか
3万円
各館
国立も
小さな
3万円
コペラシティとセンオフさんは入ってるんですか
入ってる
3万円はやってけない
物価だからしない
確かに
今まで
誰も
富田さんの立場で
この話題は避けてきたのに
富田さんが取り上げて
前の会長から
お前の使命を
入って
ついに言ったんす
言わさなきゃいけない
そのスピーチが
良かったの
スピーチが
お前らは
払えって言ったんすか
言わない
甘さだったら言っちゃうけどね
それを
払えって言ってるわけでもないんだけど
やっぱり
財政的にも大変ですよね
ってことを言いながら
前向きに考えて
再現できませんけどね
本当にこれ
すげえなと思ってた
で結局は上がる
それを上げるために
手続きを
踏まなきゃいけないから
これから皆さんの理解を得ながらやっていくから
どうぞ力を貸してください
っていうスピーチでした
文化と教育の重要性
要ははっきり言うと
今から行くで
皆さん
聞いたでしょ
それがね
その最初の
モチベーションのスピーチとしては
最高だったと思う
その感想は初めて言ったんですか
初めて
良かったですね
これも今日の
話題にはないんですけど
僕なんか結局ね
歳を取れば取るほどね
しかも現役で
昔はさ
勢いでやってたよ
30、40は
何も分かってないのに
分かったような顔をして
分かったような顔をするのが
恥ずかしくてさ
その年になると
学ぶとさ
発見ばっかりになる
それが
本当にリアルに
嬉しいのよ
なんやこんなことやったんや
昔は
知らないっていうのが
恥ずかしいことだった
俺その話題知らないっていうのが
知ってるふりをして
ボロボロになって
一生懸命
つくどってたけど
でも今は
素直に知らないっていうのが言えるの
ある程度歳を
したら
初めて見たら
どういうふうに言ってきてるのか
楽ですよね
人に聞く勇気を持って
自分を褒めたい
楽なんですけど
それもそうなんだけど
なんかね
意欲湧くのよ
本当に
何歳ぐらいで来ました?
お子さんが
最近だよ
65ぐらい
一緒
俺も65ぐらい
65ぐらいかな
全然恥ずかしくない
急に来るもんな
知らなくても全然恥ずかしくない
でもやっぱちっぱってるんだよね
若いとき
こんな話題に注意できないのは恥ずかしい
と思っちゃう
今は全然そんなことない
逆に知らないっていうのが見つかると嬉しい
そこからまだ
まだ学べると思うんだよね
不思議だなと思う
昔高校時代の友人で
もうちょっと亡くなったやつがいるんだけど
そいつは音楽がすごく詳しくて
大学生のときだったかなんかに
ビートルズもね
ホワイトアルバムってあるでしょ
あれを僕はちゃんと聞いたことがなかった
その時に
いや俺実はあれ聞いたことないんだ
って言ったときにそいつが言った言葉が
お前これから
ホワイトアルバムをじっくり味わうようになって
羨ましいなって
そいつは聞きすぎてるからね
今更そのビートルズのアルバムを
神父のように聞けるわけだから
そうかこれは羨ましいのか
初見で楽しめるみたいなこと
その気分が60過ぎたらあらゆることに
知らないってすごいことだと
そうなるとやっぱり
お三方これからもいろんな手の中で
やりたいのはどんどん増えていくと
いっぱいある
古いかどうかわからないけど
知らない作家とかさ
作品とかっていうのに出会うと
面白いなと思って
メタとして入れるようになる
これはね
季節としてですけど
だから
僕も今ね
こんなこと言って怒られるかな
コピラ以外にさ
2つぐらいでっかいプロジェクトあるんだけど
でもこれこの年でよ
プロジェクトができる
いうのもあんねんけど
それをか何をかさ
もう一回勉強しないとだって
このプロジェクトがどこで
やんねんって考えたら
そこの場所のことを調べるじゃないですか
で調べたらまた
発見があるのよえ嘘みたいな
延々と続くと思う俺
今年見たの忘れてたけど
のちづきかつらっていうの
見た?
あれね忘れちゃならない人だと思って
大正時代のアナキスト
アナキストのね
あれ自由っていうものが
どんなに大切かっていうのをさ
身をもって体験して
自分ではそういう風に考えてないけど
身をもって
もう自らですよねあれ
もう体質の中にそういうものを
持ってた人だから
ああいう人のことをもっと学ばなきゃいけない
と思ってさ
見たんだよあれ
それ俺ピッタシ感覚やねんけど
あの今
それにたとえ
いや今ピッタシ感覚は古いけど
まあまあ言い捨て続けても
僕ねあれなんですよ先に言いましたけど
もともと北海道美術館最初に
就職したじゃないですか
でその後は横浜行って今
で実は今ね
言ってもいいかな箱立てで
国際展やりたいって話があって
なんですけど
でその時にね
当然
国際展やるんですけど
やっぱああいう人のことを
調べなきゃいけないと思って
改めて今調べてたんですよずっとね
そしたらね
ああいうのって言語持たないんですよ
言語持たないのは犬っても
持たないんですけど
言語を持たない民族っていくつかあって
でそれはね
言語というか文字
言語というか文字を
つまり
自然に書いた歴史
しょうがないってことなんですけど
で僕も
それは
まあなんか
文字を扱えへんやろな
とかって思ったんですけど
なんとさちゃんと調べると
理論化されてんねんけど
文字を
あえて
使わないっていうか作らないっていう
民族は国家を
作ろうとしないっていう
つまり国会っていうのは
明らかに僕ら管理されてるわけですよ
管理されることを
望まなかったりっていう
ちゃんと論文があってさ
俺それ今読んでるんだけど
すげえなと思ってる
アーティストの役割
だから
だから
アイヌはダメなんだっていうね
あの歴史に残せない方も
違うむしろ
その京都に天皇がいて
一番天皇に近いところが
えっとどのかな
崇高で
外へ行けば行くほど汚れてる
っていう考え方がもちろん
日本にあんだよ
そんなことはどうでもいいんだけど
一方でそのアイヌは文字を持たなかったり
っていうのは明らかに
あがなってるわけよ
国家に対して
だから海南も冷えるわけがあんだよ
ヒンプロそのまま歩いても
今読んでるやつ知ったんですけど
でも
国家は作らない
年収は作らないっていう
だから例えば
そういうような発見を
やっぱり70だろうが
80だろうが
本当は16歳でも発見したかったんだけど
でもやっぱり
16歳のときの発見と
70になってるの発見っていうのは
やっぱりつながるやん
仕事に
なるほど
餅月かつらは面白い人なんだよ
展覧会で見たけど
面白い長野の人ですが
あのね
東京美術学校の
藤田と同じ学級で
っていうことは
岡本一平とかさ
岡本さんとか
近藤光一郎と同級生だったわけじゃない
だけど
故郷に戻って
東京にまた出てくるんだけど
いいところの人なんですよね
いいところのお坊ちゃんだけど
農地開放のときに
自分が農地を開放したのが
率先したっていう人なんだよね
ああいう自由さっていうのは
どっから来たのかって思ってさ
いろいろ調べてみて
展覧会にも見に行ってさ
あたちげんちゃんっていってね
二小学者大学の
あたちげんちゃんがすごい調べてて
本まで出してるんだけど
あれ読むとすごくいいの
ぜひみなさん見ていただきたいと思うね
その本をですね
展覧会もね
この間ね
どっかで出てたんだよ
うちの近くの修古館
大倉修古館の一部で出てたけど
あれね
みなさん見てもらいたい
すばらしいよ
みてはるねえって
あたちげんはすごいよかったと思う
本当にいい意見になる
うちの近くは
本当に希望の教えだよ
まとめじゃないんだけど
もうお時間になって
今までどっかで会って
こんにちはだけだったんだけど
あいつが改めてこんな話できてさ
ほんとありがたかったな
ほんまだから言いますけど
重い話を持ちかけたら
女子はいないんかって
そりゃ言うわ
女子さんだけじゃないかいって
驚いてたんですけど
よかったやってよかった
個人的にはね
これを聞く人はね
おっさん3人でさ
今時
ジェンダーバランスも取れてないし
声だけだからね
結果としてはよかったですか
いややっぱり
美術的アプローチと
ちょっと違うんで
ていうのを
なるほどないってのがあったしさ
だから
そういうの
ありがたかった
僕にもちょうだい
お二方はどうですか
今日もう2時間以上
待ちましたけど
振り返ることも重要だけど
これからある展覧会とか
そうなんですよね
ていうのをいろいろ考えさせられましたね
今日はね
締め感で
ちょっと日本人の量が少ないとか
ちょっとちょっと
ちょっと我慢できない
あともうちょっとだから
すいませんね本当に
どうでしたか
この3人で何の話をするのかなと
昭和世代の文化と対話
ちょっと非常に懐疑的だったんですけど
あの
思いのほかというか
盛り上がって
楽しいお話でした
やっぱり昭和世代なんだろうね
昭和世代とさ
顔つき合わせて話すのはやっぱ楽しいよね
良かった
もうちょっとこれ良かったら
毎年恒例企画
年末に3人集まって
これねたぶんお二人は分かんないと思うんだけど
えっと
僕1955年で昭和30年だね
お二人33でしょ
それこそさ
高校とか大学の時に
よく言ってるけど
29年とは
悪いですよ違いますけど
って言ってくれたのよ
あー生まれが昭和29年とは違うけど
20年代の29年と
あのねたった1年なんだけど
全然違うのよ
言っちゃ悪いけど
つまり20年代ってさ
えっともうとにかく学生運動
バリバリでさ
顔を見ればなんかあの
学生運動で少ないと言われないけど
30年の俺はこんくらいですけど
って言う
これあんのよ
まさにだから遅れてきた世代
とあの時代は言われたんだけど
違うんですよ
で僕らはもうその
遅れてきた世代を見たしらけ世代になる
しらけあーなるほど
ちょっと地図でまた
でも本当にその全共闘世代と
決定的になんかね
違うんですよ
心の持ち様が違うというか
山梨と翔さんと
話してるよりもやっぱり
話してる方が
なんとなく共通項があるね
山梨さんってだいぶ前でしょ
だいぶ前
26年
76年生まれだよね確かに
あ26年生まれ翔が
26年生まれ
決定的に違うのよ
全共闘世代はね
一本筋が通ってるんですよみんな
ほうほうほう
で徹底的に議論
筋が通ってないのか
このね
一本筋が通ってるっていう
これがさ何が筋やねん
いやいやいや
その世代に
だから
今そんなこと言うのなんですけど
だから俺が
学芸になって30歳とか40歳とか
50くらいの末やったけど
いろんな美術館の中に
20年代がいるわけよ
ディスられるわけよいろいろ
後の世代からね
あまのくん軽いよねとかね
軽いんだ何が悪いね
もうずっと言われ続けて
そうです今逆襲が
始まる感じかもしれない
そんな逆襲なんてしも思わないんで
あそうですかみたいな
関係ないもんみたいな
結果的にさ今言ったのは
しかも男の発言になる
男の論になるよ
20年代が
学生の領域ってこと
今や天中もそうですけど
まさにその時に
活動してたような女性とか
女性の活動が今
いろんな意味で
そのね
注目が集まってるっていうのは
さっきのほら
しらかさんの話もそうなんだけど
奥さんが影に隠れてるみたいなのが
今やっぱり
全然そういう話が
なくなってくる
今のキレイターは
女性論になるんですけど
そこが僕やっぱり
変わってきたなと思う
あんまり性別を意識しなくなってるね
でもこんな話も
できて
こっちとしては3人を呼んでどうなるか
本当にあのビクビクして
部分は若かったんですけどやって良かったのと勝手に
僕は思ってますけど
女性の美術活動
やっぱりビクビクしてたよね
どうなるか
意外と楽しくできた
ぜひまた今後も
集まっていただけたら嬉しいなというふうに思います
ということで
お三方今日はどうもありがとうございました
また来年
はい
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