1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2025年8月号
2025-08-30 55:30

Art Watching 2025年8月号

リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をしました。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/20250⁠8⁠ 番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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Show Notes

オープニングトーク

お便りコーナー

ニュースのコーナー

今月の展覧会

サマリー

このエピソードでは、アートテラー・とにがゲストと共に、8月号のアートに関するさまざまな話題を取り上げています。コンサート体験や千億八個館の反響、特別展のニュースについて語り、リスナーからの便りも紹介しています。 フナッシーや刀剣の話題から、美術船ナビフェス2025のイベント情報まで幅広く取り上げられており、特に公共空間に存在するラフ像の撤去や、美術品の新たな提案に関する議論が行われています。小田信長とのトークショーが注目を集めています。 また、千葉市美術館での「未来追想」展と国立近代美術館での戦争をテーマにした展覧会についても語られています。特に、死に絵という浮世絵のコレクションや、戦争記録画の展示内容に焦点を当てており、アートが持つ歴史的背景や意味を深く探っています。 戦争をテーマにした展覧会「ならず者」では、義勇軍に関する歴史や、市川力美の手記を元にした現代アートが紹介されており、展覧会は子供たちに戦争の意味を伝えるための試みとして、重くなりがちなテーマをユーモアを交えて表現しています。また、千ヶ崎美術館での吉田光蔵のコレクションに関連した展覧会も取り上げられています。 2025年8月号のエピソードでは、秋の展覧会に期待しつつ、リスナーに情報を提供しようとする様子が描かれています。

アートテラー・とにの番組紹介
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2025年8月号をお届けいたします。
さあ、始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をするArt Watchingの46回目です。
今月も丸さんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
お願いします。
さあ、ということで、8月ということで、どうですか?夏休みはありましたか?丸さん。
特に撮らずに、本を割と活動してて、夏休み、秋ぐらいに撮れたらいいかなと思ってるんですけど。
でも、コンサート2つ見てきました。
最近。どんなコンサートなんですか?
1つは、ハートフルコンサートっていう、東京フェルファーモニー公共楽団さんが、毎年終戦記念日に黒柳哲子さんがメインゲストというか、やってるコンサートで、
今年で、なんと35回目。
えー、それ、黒柳さんもいらっしゃるの?その会場。
黒柳さんがいらっしゃって、途中でお話とかがあって、戦争についての話、ご自身の体験した戦時中はこうで、
毎日お腹が空いてて、ずっと泣いててとか、そういう話をしてくださるんですけど。
へー。
で、今回は加藤時子さんがゲストでいらっしゃって、愛の参加とかを歌ってくださって。
なんかすごい、なんていうんだろう、パワフルな女性お二人で、どうやったらああいう歳の取り方できるんだろうな、みたいな。
なんか、わかんないけど、目標にするとこそこじゃないって言ったらあれだけど。
いやいや、目標にしちゃダメっていうか、難しそうだよね。
かっこいいくていいなーと。
確かに確かに。
でも、あまりに年上すぎるから、家庭が、もう少し10歳、20歳上の人とかだったらあれだけど、あまりに目標が遠い感じがしちゃいそう。
哲子さん、もうほぼ90歳っておっしゃってる。
なんか、それでメモ書きなんか見ながらお話されてるんですけど、どうしたらああいう90歳になれるのかって、本当にびっくりで。
お元気でしたよ。
そうだね。てか哲子の部屋とかたまに見てね、いまだに現役でやってるの見るとさ、
言ってもあったら今、自分は42とかだけど、あと50年もまだ生きなきゃいけないのかな。
生きなきゃいけないってのも変だけど。
現役でやり続けて。
あと半世紀だよって思うととんでもないよ、確かに。
そうですよ。私なんかもう、最近でもこういう名詞出てこなくてあれあれとか言ってるのに、90歳になっても全然ボケてないって。
そんな、みたいな。
確かにね。恐ろしいよね。
もう一個コンサート行った?
もう一個はビリーアイリッシュのコンサート行ってきました。
今話題、今というか収録の時には話題になってますけれども、行ってきたんだ。
行ってきました。
どうでした?
すごい盛り上がってて、私座ってみる席が良かったんですけど取れなかったから、アリーナのエリアで分かれてて、
その時間に行って前の方にもう陣取らないと見れないみたいなとこだったんですよ。
だからコンサートの2時間前に初めて行って、並んで見やすそうなところ陣取って、
もう、だから滞在時間もすごいですよ。
2時間前からこっちに。
でもやっぱり生で聞くと違うんだ、ビリーアイリッシュ。
かなり近いところまで、近いとこで見れたんで、なんかわわわと思って。
いいな、なんかコンサートとか本当に行かないから、ちょっとまあそういうのも行ってみたらいいんだろうなって今聞きながら思ってたな。
すごい、こういうコンサート久しぶりに行ったんで、前座が藤井風さん。
前座で藤井風さん、すごいね、すごい話だそれ。
豪華でした。
豪華だわ。そういうのだから本当もう美術館ばっか行ってて、
そういうのコンサートも全然行かないんだけど、まあそういうので言うと、そういえばと思ったら、巨人戦見ました最近。
野球。
本当何年ぶり、もう十何年ぶりぐらいにその野球観戦をしましたね。東京ドーム行って。
久々に行ったら、ちょっとびっくりしたんだけど、前僕が行ってた頃の野球のラッキーセブンの時に、例えば半身だったら風船飛ばすとか、
7回までやった後にちょっとしたコーナーみたいなのがあった感じだったんだけど、今の野球なんて1回の表終わったらコーナーが始まり、1回の裏終わったらコーナーが始まる。
ダンスがありとか、毎回あるの。
途中で、よくわからなかったんだけど、寿司の格好をした子供たちが5人出てきて、レースをするっていう。
多分何回か表の。
選手が3イニング終わって交代ですって言って、選手が一旦ベンチに行ったらそういうコーナーが始まってとか。
だから多分飽きさせないようにしてるんだろうけど、野球の9回全部にこういうイベントがあって、今野球ってこんな感じなんだと思って、ちょっと勉強になりましたね。
夏休みスペシャルとかじゃなくて、通常のバージョンなんですか?
多分当たり前のようにやってたよ。
光の演出とかもすごかったから。ライブ感がすごかったですね。
スポーツもよりエンタメっていうか、要素が強まって。
多分そうだと思う。だから僕みたいにスポーツとかに飽きちゃう人間は、ああいうことをやってくれたおかげで、飽きずにちゃんと9回まで工夫されてるんだなってすごい思いましたね。
勉強になりましたけど。
アート関連ニュース
たまには確かに、この番組は当然アートの番組ですから、美術展の話とかギャラリー見てきましたよって話が多いですけど、たまにはコンサートとかスポーツ観戦もいいのかなと思いました。
そんな8月ですということですね。
ということで、お便りが来てるそうなので早速いきましょう。
エピソード135、136の千億八個館、山本学芸員出演会への反響がありましたのでご紹介します。
IAEさんからです。
千億八個館の山本さん待っておりました。製造機初心者なので山本さんの著書を買って勉強します。製造機東西対決ぜひ実現してください。有料でいいのでネット配信してほしいですということです。
こんな話になりましたからね、製造機関ヶ原実現する。確かにネット配信いいかもしれないね。
いいですよね。山本さんのお話面白いですもんね。
ぜひぜひ。さらにということですね。
さらに千億八個館公式のアカウントからも反響がありました。
メッセージ。配信を全部聞いた旧着担当…。山本学芸員へ旧着に現在入っているのはだからプロです。プラスじゃないです。明日から君のこと旧着には勝って呼ぶから。
何のこっちゃですからね。ここの階段を聞いた人は意味がよくわからないと思う。整理しますと千億八個館の京都館には旧着が置かれている旧着ですね。その旧着のフレーバーがほうじ茶と緑茶とあって、
もう4つ味があって、最後もう一つ味を何の味にするかっていうのをずっと学芸さんたちが会議もしてて、何にしようってなったときに、あとほうじ茶に送ったジャスミン茶ともう一つときに悩んで、結果今回だからプロっていうね、だからってスポーツ飲料あるじゃない。
あれの熱中症対策のだからプロっていうのができた。それが入ったんですよっていうのをこの番組にお届けしたんだけど、たぶん山本さんは別に知ってはいるけど別に学芸員さんだから別に旧着担当じゃないから、たぶん番組ではだからプラスって言っちゃってた。
だからプロを。それをたぶんこの旧着担当のコウホーさんが、わざわざXで山本さんのことを旧着に分かって読んだっていう。これね、僕は中の人知ってるんですけど、面白い方なんだけど、千岡湖間のXのファンがいるらしくて。
このつぶやきの。聞いた話だと差し入れを持ってきてくださったらしいんだけど、そのファンは中の人に会ったらダメだと思って、中の人に渡してくださいみたいなことを言ったか知らないけど、中の人に会わずに差し入れ渡したっていう。だからそういうファンがついてる。コアなファンがついてる。
ちょまど すごいですね。わきまえてる。
ちょまど いいなこと言われてるなと思ったんだけど、数日後に見たら、すずの器の販売準備中なの。たぶんショップで売るんだと思うけど、パネルを作ってもらったので、山本学芸員は旧着にわかから全量なるたかしに格上げされました。っていうつぶやきされてたので。たかしさんのね、山本さんの人の名前ですけど。だからX上でね。旧着にわかじゃもうなくなったそうなので。
ちょまど 良かったです。
山本 良かったなって思いながらも、長々と何の話してるんだこの番組はと思いました。
ちょまど 聞いてない人全然わかんないから。
山本 そんな楽しい千億百億は皆様ぜひ足を運びいただきたいと思います。さあ、ということで。
ウェブページへのお便りやハッシュタグそろそろビジネスへの投稿を引き続きお願いいたします。ビジネスにかかるメッセージであれば何でも受け付けますのでよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース
山本 はい、このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントをするコーナーです。
さあ、いろんなニュースがあるそうですが、まずはこのニュースからいきましょう。
ちょっとこれは気になりましたね。
山陽新聞の7月24日に取り上げられたニュースです。
フナッシー所蔵の60不利、ビゼン・オサ船統建博物館で特別展というニュースでございます。
哀悼歌として知られる千葉県船橋市の非公認キャラクターフナッシーのコレクションを集めた特別展、統建は人を救うフナッシーの統建展が7月26日、瀬戸内市蔵船町、オサ船のビゼン・オサ船統建博物館で開幕する12月24日までということです。
フナッシーは歴史図記学工事、2020年頃から古刀、古い刀などを収集しているということで、60不利、フナッシーが所要する平安から江戸時代の統建を中心に紹介する展覧会が今、11月24日まで開催されているそうです。
というニュースですが、どうでしょう、丸さん。
はい。私、これ読んだときに千葉県のコレクションなのかと思っちゃいました。
ああ、でも確かに確かに。千葉でまずやりゃいいのにね、と思うけど。
フナッシーの個人のコレクション。
そうですね。どうなの、フナッシーには中の人がいない設定だから、これはフナッシーが持ってるってことなんじゃないですか。
でも入れ替えとかないんですかね、中の人。
違う違う違う違う。ガチャピンみたいなシステムじゃ多分ないと思うから。
え、そうですか。
多分誰か一人なんじゃない。
ディズニーのミッキーみたいな。
いやいや、フナッシー、でもそうなのか。だったらね、確かに、統建好きの中の人とか、いろいろいるんだ。
なるほどなるほど。
千葉県の職員が、同じぐらいの背丈の人が変わるバンコアで入ってたらしい。
フナッシーは、うなばしの飛行人キャラクターだから。
あ、飛行人キャラクター。
うなばし氏がやってるキャラクターじゃないからね。ただタレントさんですから。
タレントさん?
一応、タレントってことになるんじゃない?ゆるキャラだけど。
へー、なるほど。
すごい素敵な趣味だなとは思うんだけど、
日本刀を集めてるんだっていう目で見ると、ちょっと見る目が変わるっていうか、なんだろう。
そうですね。
あの動きなんだみたいな。
コミカルな動きしてるけど、この人日本刀を集めてるんだとか思っちゃいそうで。
なんかいいのかな、これはこれでと思っちゃうけどね。
刀剣とフナッシーの話題
まあでも、特別展の刀剣は人を救うもなんかいまいち、
なんかフナッシーに気が取られすぎて、ちょっとスルーしたけど、
刀剣は人を救うっていうのも正しいのかな、これでっていうか。わかんないけど。
あ、ほんとですね。
すごいタイトルだなと思う。フナッシーが強すぎて霞んでるけど、
刀剣は人を救うってなんだ。
大丈夫なのかな。
なんかね、いろいろと気にはなるなと思うけど。
気になりますね。
でもなんか、あれだね、この前、たぶんこの番組で、
ビゼン焼きかなんかの、たぶん美術館の、ビゼン氏のたぶんね。
ああ、しましたね。
ピカソやってんだとか話をして、なんか焼き物のイメージが強かったけど、
そういえばビゼン、確かに焼き物だけじゃなくて刀剣もあるなと思うと、
なんかいま面白い点2つやってるんだね。
2ヶ月連続でちょっとビゼンの話題を取り上げてるなって気がしましたが。
これをきっかけに行くかつったら行くかちょっと今悩んではいますけど。
そうですね。
千葉に戻ってきてくれたら行こうかなと思います。
ということで、こんなニュースが取り上げました。
ラフ像撤去の動き
2つ目がこちらですね。
これちょっとね、僕が気になってあげたニュースなんですが。
8月18日、よみうり新聞オンラインで報じられたニュースです。
町のラフ像は時代にそぐわない撤去の動き各地で、
小学生見ていて恥ずかしくなるということなんですね。
公園や駅前、橋の上にあるラフ像が公共の場にふさわしくないとして、
自治体が撤去する動きが相次いでいるということです。
例えば高松市中心部にある市の中央公園にはですね、
31体の像が設置されているんですが、
その中に少女2人が向かい合って立つ裸の像があると。
これは8月下旬に始まる再整備工事、
この公園の整備工事で撤去する方針だということです。
小学生からも見ていて恥ずかしくなるとの意見が出たということで。
ちなみにこのニュースでは公共空間にたくさん設置されているのは、
そもそもそのラフ像があるのは日本だけということで、
これを撤去しようという動きが行われているということなんですが、
さてどうですか、まるさん、このニュースを聞いて。
そうですね。ラフ像は小田原のどかさんとかも言ってますもんね。
まあなんとも言えないですけど、
撤去して新しいのにすればいいんじゃないですか。
現代の作家、それが行政が関わりがあったりとかする人に頼むんじゃなくて、
工房とかにしたりしてやったらいいんじゃないでしょうか。
いいんじゃないでしょうかね、最後の投げ合いな感じは。
勝ったみたいな感じになりました。
まあでも僕も同じ意見と言われたんだけど、
ラフ像、別にそんなにいわゆるポルノ的なものではないから、
気に食わないから撤去しましょうとかね、
政的なあれで撤去しましょうっていうのは、ちょっと言いきすぎかなって、
個人的には思ったのね、ニュースを見た時にね。
でも時代がそぐわないっていうのもわからなくもないし、
いいんだけど、本当に俺も丸さんと同じ意見で、
撤去してほしいってなった時に、
じゃあ撤去して終わりじゃなくて、その代わり次に何を作るかまでを提案して、
言ってほしいなと思う。
じゃないと、なんか今回ラフ像だからって話になってるけど、
私は尖ったものを、先端恐怖症だから尖ったモニュメントなんて置いてほしくないとか、
いろんな理由で撤去されちゃう気がしてて、
撤去っていうのを一例をこんな簡単に認めてはいけない気がしてて、
代わりまでをちゃんと議論してやらないとダメなんじゃないかなって。
行政も文句言われたからやめとこうっていう、ひよった感じでやるのは、前例を作ることは。
僕はちょっとどうかなと、今後のためにも思うんだけど。
基準をしっかり明示して。
だってそもそも見てみると、もともとは例えば軍人の像とか作られてて、
街中にね、そういうのがあって、昔、もっと前の時代はね。
あと異人とかも多分、どっちか寄りの異人とかの像とかがあって、
それが戦時中に金属を供給しなきゃいけないから取っ払って、
で、その後に平和の象徴として、
それもある意味撤去の代わりに今度こういうの作っていこうって言ったのが、
たぶんラフ像だったって話なんだと思うんだけど。
それが今さらに戦後から考えたら、時代にそこは来なくなってるというのは、
確かにそうだなと思うんだけど。
ただそれで冷静になって思ったのは、
そもそも軍人の反対側の平和がイコールラフ像って、
今考えたら確かに何を言ってんだって思うし、
逆ではない、対義語じゃないじゃんと思うので、
軍人の反対側のラフ像ってなんだろうって思うから、
確かにそれは、長年なんとなくそういうもんと思ってたけど、
確かになって思うし、
じゃあ、それでじゃあ、今じゃあラフ像とって何作ったらいいんだろうって思ったら、
だから当時から猫とか作っとけばよかったんじゃないのとか、
動物作っとけば平和だったんじゃないのかなと、
人物像よりももしかしたらと思って、
それはすごく思ったんだよね。
だからそう考えると確かに最近彫刻作ってる作家さんって、
別に全員じゃないけど、
三沢津彦さんとかも含めて、
ラフ像はなくて動物像の人は何人か増えてたりとかするから、
時代の変わり目なのかなっていう気はしたかね。
平和の象徴って何なんだろうってのは確かに、
抽象的なものになっていくのかわかんないけど、
それはちょっと今後も見ていきたいなと。
あとは選ぶ人たちが、市役所の人とかだけで決めちゃうのもったいないなって思います。
だから本当にすごく大事な問題だなと思うし、
もう少しナイーブに議論して動いてくれたらいいなというニュースでございました。
美術船ナビフェス2025の詳細
そしてもう一個、こちらのニュースも読ませていただきたいと思います。
これも僕がどうしても入れてほしいといったニュースなんですが、
美術船ナビさん8月18日に報じられたニュースです。
美術船ナビフェス2025ステージイベントのタイムテーブル決定。
国際館館長ほか多彩なトークショーに小田信長も出陣。
読売大手町ショーホールで9月8日開催というニュースです。
去年も行われた、たぶんこの番組でも話しました、
美術船ナビフェスミュージアムグッズの採点ですけども、
今年も開催が決定しまして、
今年も私がMC、公式ナビゲーターを2年目で行うことが決まりました。
長時間に渡るイベントですよね。
前回8時間くらいMCやって終わった後に、
いやもう富士さん今回本当に大変だったんで、
もう次回は少し休んでくださいって言われたんだけど、
タイムテーブルが数日前に発表されてて、
それ見たら4ステージあって、4回トークショーがあって、
オープニングがあってエンディングがあって抽選会だから、
多分去年と変わってないぐらい、今回も喋ることになるなと思いました。
12時会場で19時半終了。変わらないですね。
前回と違うのはスタートが遅くなって終わりの時間がちょっと遅くなったので、
社会人の方もたぶん仕事終わりが来やすくなったんじゃないかなっていうのと、
施設が21施設、前回17だったのと4施設。
オーラ美術館さんとかもね、植えまして。
あれなんですけど、いろんなトークショーやるんだけど、
例えばすべて国立美術館で今素描コレクション展やってるので、
西洋美術館でやってるその担当の学芸人さんとのトークショー。
素描展の楽しみ方。
それから美術ってミュージアムグッズ愛好家という
肩書きの大沢夏美さんという方がいらっしゃるんですけども、
名識はないけど、本人のことは知ってましたけど、
初めて初対面でミュージアムグッズの話をするのと、
それから北斎館館長の安村さん、元板橋国立美術館の館長だった安村さんが、
今北斎館の館長やってるんですが、そのトークショーがあると。
ここまではなんとなくこんな感じだろうなって読めてるというか楽しみだったけど、
もうタイムテーブル見て震えたのが、
5時25分から小僧院座ショーという、
小僧院のプロジェクションマッピング的なイベントやってて、
そこでランチャー隊の香りが再現できるみたいな話題になってるんですが、
この関連企画としてトークをするんですが、
その小僧院座ショーの担当者の方も登壇されて、
僕がMCやって、トーク相手が小田信長っていう。
小田信長?
名古屋おもてなし武将隊っていうのがあるんですけど、
観光PRの人たちなんだと思うんですけど、
その中から小田信長さんがなんと、
名古屋からいらしていただけるということで。
本当だ、なんか写真が載っかってますね。
そうそうそうそう。
なんか長いこと、アートテラーで本当にいろんなトークイベントやってきて、
いろんな方と対談してきたけど、
まさか小田信長と対談する日が来るとは思わなかった。
そんな感じなんでしょうかね。
突っ込んでいいのかな。突っ込んだ時に怒り出したら嫌だしね。
やっぱ小田信長になりきってトークするわけですもんね、この人は。
そうだね。
小田信長さんだからね。
そうだそうだ。
トーク、本当わかんないけど、
たぶんプロの方だと思うんで、あれですけど、
どこまでトークしてくれるんだろうね。なんかわかんないけど。
歴史の細かい話とかしたいですね。大丈夫なのかな。
そうね。なんかわかんないけど、
本能寺の辺のこととか俺が伝えちゃったら、
歴史が変わっちゃうからやっぱ言っちゃいけないのかな。
本能寺に泊まらない方がいいですよとか言っちゃうと、
歴史が改変されちゃうから。
そうかって。
なんか教えちゃいけないとか、設定がわからんから。
いつ帰るのかみたいな。
びっくりするけど、このトークショーはたぶん30分ぐらいあると思うんで、
どうなることやらですが、気になる方はぜひぜひ会場に遊びに来ていただきたいと思います。
たぶんこれは配信とかがないのかな。
今回は入場チケット1000円かかるんですけども、
1000円かかるんですが、その分1000円以上の価値のある和島のりの箸が皆様にプレゼントされると。
豪華。
このお金の一部が被災のところの北陸、やっぱり石川田園ですので、
そちらに行くということを伺っておりますので、
だからそれもできて、応援もできて、楽しい美術展、
美術館イベントになっておりますので、ぜひ皆様遊びに来ていただけたら嬉しいなと思います。
というニュースでございます。
9月8日。
だからこれが9月8日にあるので、たぶんその後に来月の収録とかすると思うんだけど、
9月回で何も話しなかったら、多分小田信長とのトークうまくいかなかったんだなってみんな察してください。
答えがなかったんだろうな。
特に伝えることがなかったんだろうなっていうのは察してくださいね。
来月その話をするかどうかを含めてよろしくお願いいたします。
千葉市美術館の展覧会
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい、ということで8月いろいろと回ったと思いますが、
丸さん何からいきましょう。
私は千葉市美術館の未来追想、千葉市美術館と現代美術という展覧会ですね。
8月2日から10月19日までやってます。
これですね、千葉市美の現代アートコレクションの変遷が見れるっていうものになってまして、
こんな作品もこんな作品を持ってたんだっていうのがだいぶ盛り盛りになってます。
草マヤヨイとか、河原文とか、田中敦子、中西夏ゆきとか、本当にいい作品ばっかりですよね。
そう、やっぱ一般的には多分千葉市美術館って江戸美術とか浮世絵が強い美術館ってイメージがあるけど、
実は現代美術も、この番組でも何度かね、その現代美術展、ネルホルさんの展覧会とかも取り上げてるので、
やってはいるのは、何とかの夏休みな展覧会とかもね、たぶんこの番組で取り上げてますからね、あれですけど。
そう、コレクション意外と実は持ってるよって展覧会ですよね、これ。
千葉市美術館、すごい現代アートのコレクションが意外とたくさん持っていて、
河原恩の代表作のTodayっていう日付だけ書かれたシリーズ、有名なシリーズですけど、
これも1985年の6月の1週間と、1994年の1年間。
毎月ってことだよね、1月、2月、だから全部で12ってことかな。
全部合わせて19点。今回それ全部見れるチャンスなので、通路に両脇にバーっと赤と黒と並んでるのは結構面白かったですね。
そう、豪華アートなって。
いや確かに見応えは確かにあったね。
ちょっと遠いですけど、ぜひ。
そうね、面白かった。なんかすごい面白かったんだけど見応えもあって。
個人的には、現代アートもいろんなアーティストの作品見れてよかったんだけど、
その後に常設展示室行ったら、思いがけず、全然現代アート関係ないんだけど、死に絵っていう浮世絵の中でもすごい特注。
有名人、特に歌舞伎役者が亡くなった後に追悼で出される浮世絵があって、死に絵っていうんだけど、
今もね、有名人が例えば長島監督が亡くなっちゃったって言ったらツイート番組やるような感じで、たぶん当時ね、そういうのがあったんだけど。
それがなんか、そのコレクションっていう、今まで見たことないコレクションがあって。
それがすごく面白かったのが、なんかね、現代アートももちろん面白かったんだけど、死に絵のコレクションを笑っちゃって。
当然シリアスなものだから、シリアスなのは笑えないんだけど、笑えるのがあるんだよね、いくつかね。
いくつかっていうか、だいぶ笑える。
ちょっと待って待って。
マナさん結構写真撮ってたよね。
8代目市川男重郎。
この人はとにかく女性にワーキャー言われてた。
だからもう死んだ後の世界でも、赤ん坊から老人、アマさんからオイランまで年齢も様々な女性たち、そして猫までが涙を拭って。
家みたいな絵があって、そこを取り囲むように女性がいっぱいみんな泣いてるんだけど、猫も泣いてるんだよね。
女子猫なんだと思うんだけど。
そういうのがめちゃくちゃあるんですよね。
もうパロディーみたくなってるんだよね。
死んで悲しいっていうのも当然売ってるんだけど、たぶんこの人の死に絵がありすぎて、たぶん後から出すのは普通に成功報でも売れないからと思って。
ちょっと笑いっぽいのがね、結構多いよね。
面白いですね。
ほんと、そんなにモテモテだったの?みたいな。
なんかすごいモテるエピソードで、だってその市川男重郎のタンを女性がこう持ってたみたいなエピソードまで紹介されたからね。
紹介されてたところだったかな。それ面白かったから写真撮ったはずな。
男重郎の女性人気は凄まじいもので、演技の際に入った水や吐き捨てたタンが高値で売られ、女性の肌守りとして重宝された。
高値で売られってことは、だから天賠屋みたいなのが至ってくる。
当時、メルカリがあったらもう市川男重郎のタンはすごい価格で取り入れた。
どうやって吐き捨てたタンを採取するの?
もちろん現代美術の作品も素晴らしかったんだけど、歴史的事実の面白さがちょっと上回ってきちゃった。
ですよね。あとDNA観点とかできないから、そのタンが本当に単純に。
そんな単純な話広げなくていい。そのタンが本当かどうかもいい。
まあ歴にはなるけどね。
そんな展覧会が面白かった。
国立近代美術館の戦争展
すみません。トニーさんどうですか?
この後に国立近代美術館の戦争の展覧会なんですけど、楽さがすごいけれど。
真面目な話でね。
SNSですごく話題になってた東京国立近代美術館、今開催中のコレクション展で戦争記録を開く記憶を紡ぐ展覧会。
夏開催の年間ラインナップみたいなのを見てたときに、
それこそこの番組の時期が明けた。昼間は福林都店がまず春にやる。
ほぼ冬、12月ぐらいから女性の草まゆりさんとか作家さんの展覧会が控えてると。
夏と秋、コレクション展って書いてあるよみたいな感じだったんだよね。
だからあんまりあれ特別展じゃないんだと思ってて、あまり期待してなかったし、
なんならポスターとかチラシもないし。
しかもいつもだったら案内来るのに内覧会も開かれなかった。
そうですよね。
しれっと始まったのよね。
なんか力入れてないのかなとか思っちゃってました。
思ってたら、なんか言った人がこれはすごいみたいな。
美術関係者が言ってたし、SNS上でもこれは見た方がいいってなってて、
大急ぎで行ってきたんだけど、テーマとしてはその戦争をテーマにした展覧会で、
戦争記録画とかを展示してる展覧会なんだけど、
非常に濃厚なっていうのかな。
1930年代から70年代にかけての時代と文化を美術を手がかりに振り返ろうという展覧会で、
戦事家に描かれた絵画とか、戦争にまつわる資料などを合わせて280点紹介するという展覧会なんですね。
だから戦争記録が、いわゆる藤田福春とかの戦争記録画なんかも展示してあるし、
これもでも当勤日でまとまった形で展示するのは、実は今回が初めてだったりとか。
いろいろと出ててね、すごく面白かった。
すごい興味深かったし、戦時中の絵だけじゃなくて戦後に描かれた絵とか、
あとたぶん水木しげるさんとか手塚治虫さんが戦争体験を元に発表した漫画なんかも展示されたりとか、
そういうのもあって、戦時中における美術の役割、戦後における美術の役割とかを紹介するっていう展覧会だったのね。
すごく僕は印象的だなと思った。もちろん戦争記録画でいろだったんだけど、
すごく言葉を選びながら言うけど、あまりナイブな話。
戦時中、戦争に突入した頃の絵本とかも展示してあって、それはもう軍人さんが表紙にあっても、
子どもたちも軍人に憧れてみたいな感じだったりとか、
あとはすごく勇敢に戦った、亡くなった兵隊がいるんだけど、軍人がいるんだけど、
軍人たちが国民的、亡くなった後にスターみたいになって、キャラメルの景品になったりする。
プロ野球チップスのカードみたいになったりとかしてて、
あったりとか、日本が戦争を爆撃しましたみたいな記事とかも、
論調、文体とか、レイアウトに爆弾のイラストとか書いてあったりしてて、
言い方が本当に難しいんだけど、ちょっとはしゃいでるように見えたのね。
大谷が大リーグで活躍してますと、戦争と野球を一緒にしちゃいけないのはわかってるけど、
なんかちょっと深刻じゃないの。最初。もちろん空襲とかになった頃にはそんなこと言ってらんないんだけど、
そう思って見たときに、これって戦争って、
今回のテーマなんかもそうだけど、やっぱりメディアとか、
軍部が戦争記録画とかで国民のプロパガンダになってますよって言って、
よくあるのは悪者として語られるのは軍部であったり、国民を巻き込んだメディアのようになってるけど、
そういう資料を丹念に見ていくと、国民も悪さの度合いは違うかもしれないけど、
いや、この乗っちゃってる人たちも結構少なからずいたよなって思って、
そこはすごく感じてしまったので、今回僕が行ってみてすごく良かったなと思う。
SNSで広まってて、土曜日に行ったんだけど、すごい若いカップルが多かったのね。
若い人が多く、たぶんSNS見てきたんだろうなっていう人たちが多くて、
逆に言うと戦争テーマにしてるから、もっと年配の人来てるかと思ったら意外といなかった。
たぶんそれは情報が出回ってないからだと思うんだよね。
来た人たちが、たぶん普段美術館に来てない人たちだと思うんだけど、
そういう人が来てくれるのはすごい良いなと思ったしありがたいなと思ってるんだけど、
この人たちがこれからも、もっと美術館にこれをきっかけに行ってくれたりとか、
戦争について考えてくれるといいなと思ってて、
たぶん、本当にみんな真剣に見てる人が多かったから良かったんだけど、
これがSNSで評判になってるって言うと、
例えば映画の国報が評判になってるから見に行こうみたいな感じで、
もしこの展覧会を見て、終わって良かったってもしなっちゃったとしたら、
それってSNSに、何だろう。
昔の80年前の人がメディアが言ってるからそれを信用しようって言ったのと、
実はそんなに変わんない気がしちゃってて、
SNSで盛り上がってるから見に行こうって言っちゃったら、
結局、それって80年経っても本質って変わってないのかなと、
個人的には思ってしまって、ちょっと怖くなったというか。
でもね、一体思ったのは写真撮影基本的にできる展覧会だったんだけど、
僕はこれもいろんなメディアでも紹介したいし、ブログでも紹介するから、
結構写真パシャパシャ撮ったんだけど、
こういう写真撮れる展覧会には珍しくて、みんなあんま撮ってなかったね。
内容が内容だったのかもしれないし、真剣に見てて撮らないのかもあると思うんだけど、
だから意外とみんなすごく真面目に見てるなっていうのもすごく印象的で、
すごく行って良かったというか、
これはなんか今年、1580年の中でいろんな戦争をテーマにした展覧会があるけれども、
やっぱり確かに話題になるべき展覧会だなとは思いましたね。
展覧会の反響
いきます。
ぜひぜひ。
なんかやっぱタイトルがね、そそられないって言ったらあれかもしれないけど、
まずだってタイトルだけ聞いてもよくわかんないし、コレクション展って書いてあるとね、
日々言い慣れてる人からすると、なんかコレクションかと思っちゃうかもなんだけど、
これはコレクション展という名の本当に骨太の展覧会です。
特別展だと思いますので、ぜひね。
これは意外と長くやってて、10月26日まで開催していますので、
ぜひ皆様足を運んでいただきたいなと思います。
実はちょっと戦争をテーマにつながりで、実はもう一個紹介したい展覧会がありまして、
実はこの番組に熱いメールが前にもちょっと来たんです。
内原郷土氏義勇軍資料館。
関羽さんって方が。
義勇軍と現代アート展
ヨミさんさんじさんのならず者という展覧会が始まったので、
行ってまいりまして。
これも見てきまして。
戦争をテーマにしたって。
まず義勇軍っていうのが、僕もよくわかってなかったので。
義勇軍という、義勇軍を紹介する日本で唯一のミュージアムなんだけど、
義勇軍っていうのは、日本が満州に、
植民地って言葉もまた難しい。
満州の開拓をしたわけですよね。
そこに農民の方とか、いろんな方が行くんだけど、そこを、
義勇軍という形で若者がそこに派遣されるんですね。
それが義勇軍ってことなんだけど。
満州国の安定化を狙って農村部の次男三男を武装移民。
戦える移民として送り出す制度で、
14歳から19歳の青年が多く行ったと。
何万人も人が行ったそうなんですね。
その行く前に、数ヶ月、日本で一回訓練をしてから行くんだけど、
その訓練の場所が三戸市の内原っていうところにあったと。
そこで今、そういう資料館があるんだけど。
そこで今回、湯見沙子さん、湯見沙子幹事さんが、
今までは資料館だったんだけど、
ここで初めての現代アート展をやってるということで、
行ってきたんですが、
これがね、戦争テーマに出た展覧会、
今ね、トーキンビの言った後に、
あれなんですけど、非常に面白かったっていうかね。
ちょっと笑えたんですね。
どんなふうにですか?
そうっていうことでしょ。
まず湯見沙子さんがルーツとしては、
おじいさんが本当に義勇軍だったんですけどね。
っていうのがあって、義勇軍をこれまでも興味持って、
義勇軍のテーマに作品を作ってたらしい。
これまでもね、作品がそうなんだけど。
今回は、とある義勇軍の中の一人なんだけど、
市川力美さん、力にさんと書いて、
力美さんという方の手記をもとに、
湯見沙子さんが絵とテキストを交えながら、
この人の手記を映像化というかね、
絵画化、美術化したみたいなことなんだけど。
この市川力美という人間が、
とにかく展覧会名がならず者とあるように、
この人がね、とにかくね、悪いやつなんですよ。
悪いっていうか、小学校行っても勉強できない。
学校を追い出されちゃうみたいな。
で、今度なんか、働くんだけど、
もう若いうちから。
デッチ防護みたいな、行くんだけど、
手癖が悪くて、そこの人の財布とか盗んじゃって、
お金で遊びに行っちゃうみたいな。
そういう不良なの。不良少年。
で、あまりに不良少年だから、
お母さんが泣いて、
そもそもそういうことやめてくれ、みたいになったときに、
お姉ちゃんが、
じゃああんた満州行ってきたら、みたいな感じで言う。
そんなんだったら、みたいな。で、行く。
で、軍隊して満州に行くんだけど、
結局人間の正念って変わんないから、
向こうでもサボるの、この人。
サボって、中国の中華料理屋さんと仲良くなって、
そこの肉まんを売ると手伝ったり、見たりとかね。
本当は仕事しなきゃいけないの、そっちやったりとか。
アヘン靴みたいなとこに行って、そこのおばあちゃん。
この人はアヘンやってなかったっぽいんだけど、
そのアヘンを吸ってるおばあちゃん、おじいちゃんの着せるみたいなのが、
そこに火つけてあげたりとかして、
とにかくサボったり、いっぱいしてるのね。
それが日記に残ってる。
そう、たぶん本人の辞典みたいなとこにある。
それを載ってるんだけど。
でも、このネタバレだからあんまり言えないかもしれないけど、
そういう人なんだけど、
そのおばあちゃんとのやりとりとかもあったりとかして、
それは聞きたくない人は今から日本に飛ばしてほしいんだけど、
結局ね、軍に行かなきゃいけなくなってきちゃう。
結局満州の義勇軍たちも。
だから満州守ってればいいじゃなくて、
もう本当に人手が足りないから戦地に向かわされるようになるの、その人たちも。
その時にアヘン靴のおばあちゃんが、
中国人の今、フリをしろと。
私の息子だってことにして、見逃してもらえみたいな。
とかね、助けようとするのよ。
でも彼は結局、それがうまくできなくて戦地に行っちゃうんだけど、
戦地に行ってもまた悪いことして、
なんか長バスボーイでらっしゃるとかするのね。
その悪いことって、人を殴ったりとか、人を傷つけるようなことじゃなくて、
結構どっちかっていうとサボりたいだけの人なんだけど、
それがなんかね、クドカンのドラマ見てるみたいで。
なんかちょっとわかるような気が。
風天の変わり者のキャラクターが変わり者の人たちと変なことしてるんだけど、
でも本当に真実だからしょうがないんだけど、
要所要所でこう、辛い出来事が出てくる。
クドカンのドラマでいうと震災が出てくるみたいなアンチで、
やっぱりこの市川利君のなんか、はちゃめちゃ人生の物語なんだけど、
要所要所でやっぱり暗い影が出てくるんだけど、
でもこの人はその後でも、その時でもブレないみたいな。
だから戦争をテーマにしてるんだけど、
なんか救いがあるっていうのも変だけど、
こういう時でもブレないやつがいたっていうね。
それはすごく面白くて。
ユミサラシさんもおっしゃってたんだけど、
ユミサラシさんが今ね、小学校で授業一緒に受けてるんだって、子供たちと。
自分も今小学4年生なんだって。
5年生って言ってたから。
その設定がちょっとめんどくさかったんだけど、
だから今8歳みたいなこと言うユミサラシさん。
で、子供たちと一緒に勉強してるんだって。
これとは別に、この作品とは別に。
で、その時に子供たちに、その戦争についてどう思うみたいな話をしたら、
なんで僕たちはそんなことを学ばなきゃいけないんだろうって言われたんだって。
楽しくもないし。
それはそうだよねっていう子供たちは、戦後80年関係ないんだからみたいな。
でも、そういう子供たちにも興味を持ってもらえるにはどうしたらいいかなって言って、
こういう展覧会を開いた。
なるほどね。
やっぱりどうしても戦争をテーマにするっていうと、やっぱり重くなって。
当たり前、それは当たり前なんだけど。
こういうやり方があったんだっていうね。
なんか、事実だし、しかも本当にふざけって、完全なるフィクションじゃなくて。
本当に実際の話なんだけど。
だからすごく重たくないけど、もちろん重たい部分も出てくるんだけど、
その戦争を考える入り口として、すごく興味深いなって思って。
ちょっと遠かった。
水戸芸術館よりも遠い場所にある。
返筆な場所にあるんだけど、すごくこれは行ってよかったし。
あとですね、一瞬だけそのテキストに僕の名前が出てきますって。
へー。
そう、登場してるの。なぜか僕が。
現代パートがありまして、現代パートにちょっとだけ僕がなぜか登場してると。
気になる方はぜひ、展覧会ぜひ読み指し感じならずものに足をお運びください。
アートの視点
この展覧会も10月26日まで同じですね。
トーキーミの展覧会と同じまでやってますので。
面白そう。見たくなりました。
関口さんって方が熱く語る気持ちがよくわかりましたっていうものでね。
へー。
でも本当申し訳なかったけど、たぶん関口さんとかで熱いメールくれなかったらたぶんスルーしてたね。
そうですよね。
タイトルだけ見てもちょっとわからないところもあったんで。
もちろん最後の最後のところはネタバレしないように言いましたけども、ぜひ会場で見ていただきたいなと思います。
ということで、戦争の展覧会がどうしても8月なんで多くなってしまうんですが、最後は別に戦争じゃない展覧会も一個だけ入れましょう。
じゃあ最後、あるさん何にしましょうか。
千ヶ崎美術館でこれ開催放送の時は終わっちゃってるんですけど、
ズワの井戸取、吉田光蔵と北大寺羅山神という展覧会です。
8月24日までですね。
千ヶ崎に昔住んでた美術評論家というか、コレクターというかの吉田光蔵さんのコレクションから北大寺羅山神の作品を中心とした陶芸作品が見れるという展覧会なんですけど、
この吉田光蔵さんが一個一個の自分のコレクションの箱を作ってるんですよ。作品を入れる。
木箱に大体お茶碗とか入ってると思うんですけど、それを入れる箱だったりとか、お段ボールで作って作りしていて、
周りに真俯瞰で見た図と、正面から見た図、横から見た図みたいのを全部手描きで絵を描いたのが段ボールについてるお手製の箱も一緒に展示されてるんですけど、それがすごい面白い、最高でした。
だから、ロサンジンにも実際弟子入りしてたことがあって、ロサンジンのユカリマって、日本にだからロサンジンのことが今知られてるきっかけを作った人はこの人なんだよね。吉田光蔵さんが、研究者として広めたこともあって。
だから展覧会のメインとしてはやっぱりロサンジンって言ってるぐらいだからロサンジンの。実際吉田光蔵が実際自分が使ってた料理を本当にそこに乗せたりとかして使ってた器をドンと展示します。しかもそれもなるべくガラスケースに入れないで。
向き出せ展示物しましょうっていう展覧会で、たぶん食いつきとしては一般の人はロサンジンが見れるで行くし、俺も実際そうやって行くんだけど、この丸さんが言った最後の展示室で吉田光蔵が作った特製箱が可愛いんだよね。
可愛いんですよ。マジックペンで書いてあるんだよね。だから上から見たずと側面、だから全部で5面書いてて、箱のね。そこにこんなのが入ってるよっていうのが。だからあの箱がアート作品だったよね。
ですよね。だからその箱を作っている時が一番幸せだって本人が言ってたらしいんですけど、もう愛情あふれまくってますよね。だからもうむしろあの箱の展覧会見たいぐらいだったね。そっちがメインにしたいぐらいの展覧会だった。そっちメインで見たかったです。
なんかいろいろと紹介されてたけど、興味深かったのが、吉田光蔵がロサンジンの元で働くんだけど、1年半働いて、ロサンジンが気分屋だからそれで喧嘩別れしてやめちゃうみたいな。でも1年半で長く持った方だって書かれてて、そんなにブラックファイトみたいなとこだったのかよみたいな。1年半が長いってどういうことだよみたいな感じだったよね。
相当だったみたいですね。相当だった。この番組では意外と茅ヶ崎市美術館、毎年のように去年で言うとフランスシンゴ展取り上げたりとか、国木田ドッポ展その前取り上げたり。なんか本当、要所要所ですごい面白い企画展をやってくるから。アロハシャツも取り上げてましたよ。
だから侮れないね、茅ヶ崎市と思って。今回は終わってから紹介してしまって。今後も注目したいと思います。ということで、今月も見どころの展覧会が目白押しでしたということで、リスナーの皆さんも良かった美術展の感想をぜひ教えていただきたいと思います。
リスナーの声
さあ、まるさん、8月回どうでしょう。
はい。なんかあっという間で、もう9月かみたいな感じで。
そうね。
9月はまた展覧会多いですね。たくさん9月10月あるので、それもまた楽しみにしていきたいと思ってます。
もう芸術の秋だね。
ですね。
この配信がもう8月30日でしょ。だからほぼ9月なんだ。
そうだそうだ。
いろいろとまた今後も見てみなさんに、今度は早めにお伝えできるようにしたいと思います。
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