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  2. #059 現代イタリアを代表する..
2022-06-04 55:21

#059 現代イタリアを代表する彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジについて(ヴァンジ彫刻庭園美術館 岡野晃子副館長)

ヴァンジ彫刻庭園美術館 岡野晃子副館長をゲストに美術館や彫刻家のジュリアーノ・ヴァンジさんについてお聞きしました。

https://sorosoro-art.vercel.app/ep/059 番組の感想は、#そろそろ美術の話を でお願いいたします。

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Guest Profile

岡野晃子(おかの こうこ)

  • 1973年生まれ。Bank Street College of Education博物館教育学修士課程修了。Columbia University Teachers College 美術教育学修士課程修了。ベルナール・ビュフェ美術館副館長(2003- 2018)ヴァンジ彫刻庭園美術館副館長。
  • 近年担当した展覧会に「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」(2020)、「すべてのひとに石がひつよう 目と、手でふれる世界」(2021)、「真鶴町 石の彫刻祭」(2021)など。ドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」を制作中(2022年秋公開予定)。

Show Notes

ヴァンジ彫刻庭園美術館について

ジュリアーノ・ヴァンジの話題

現代作家の企画展について

クラウドファンディングについて

最新の企画展について

視覚障害者との試み

00:00
♪~
はい、アートテラートニーのそろそろ美術の話を
この番組は私アートテラートニーがアートに関わる方をゲストにお迎えして
トークを繰り広げるポッドキャスト番組です
本日は万字彫刻庭園美術館副館長岡野幸子さんをゲストにトークをしていきたいと思います
♪~
ということでゲスト出演ありがとうございます
よろしくお願いします
ほぼ初めましてみたいな
はい、初めまして
立ち話し程度で
そうなんですよね
いいのかなっていう
万字彫刻庭園美術館僕も何度も行ってるんですけども
いつも担当してくれる学芸人さんがいらっしゃって
渡川さん
渡川さん
この前も担当していただいてたらたまたま副館長がお通りになり
そこで立ち話をし
番組出てくださいという流れで今ここに来たという
最初うちにお越しいただいたきっかけは何だったんですか
僕はもうそれこそ10年ぐらい前だと思うんですけど
通し付き合った彼女が行きたいって言ったからです
結構デートコースでもあって
クレマチスみたいな感じがあって行ったの覚えてますね
なので別れてからはしばらく足が遠のいてました
そうだね
すいません
展覧会は
展覧会は何だったかな
万字さんの作品が結構メインだった気がするのを覚えてるんですよ
万字彫刻庭園美術館っていうのが
後ほど万字さんの話も出てきますけど
多分万字さんがメインじゃない展覧会とか多いですよね
ここ最近は
そうですね
その時は十数年は万字さんがメインだったような記憶があるんですけど
あんまり起こらないってことは
多分元彼女との何かの時に全部が消去されたんだと思うんですけど
すごくいい雰囲気の場所だっていうことだけをちゃんと覚えてて
2020年からまた再会というか
ちょこちょこ通うようになっております
石野展覧会の時に
そうなんです
その辺も含めてまたお話できたらなと
この番組でも取り上げてるもんね
石野
全ての人に石が必要
目と手で触れる世界も言っておりますし
ちょこちょこ場所は公開していただいております
よろしくお願いします
ただ初めましての方もいると思うので
万字彫刻庭園美術館
これ何ですかというところからぜひ教えていただけたらと思います
万字彫刻庭美術館は静岡県の三島市近郊にある
長泉町という町にある美術館なんですけれども
よく三島の万字彫刻庭美術館と言われてしまうんですけど
最寄りの新幹線
東海道新幹線の駅が三島駅で
03:01
そこから無料シャトルバスが出ていて
隣町の長泉町という場所にあります
確か僕も最近車で行っちゃってるんですけど
確か三島の駅からバスで行ったのを今思い出しました
無料シャトルバスが毎時間出ていて
バスでどれくらい距離なんですか
20分くらい行ったところ
このクレマチスの丘っていうのは何になるんですか
クレマチスの丘というのが複合文化施設でして
この場所に万字彫刻店美術館の以前に作られた美術館で
ベルナールビュフェ美術館と
あと井上康の文学館
そして今閉館中なんですが
イズフォートミュージアムという
3つの美術館と文学館があって
あとレストランもある文化施設ですね
あとあれですよね
釣り橋もありますよね
そうですね
それも元カノといったなと思いました
今ちょっとずつ記憶のあれが戻りつつある
すごく雰囲気のいい
クレマチスが咲く
今ちょうど収録5月なんですけど
今見ごろじゃないですか
先日お越しいただいた時も
クレマチスってうちでは1年を通して咲くように
250種類以上2000株植栽されているんですけれども
なぜクレマチスの丘なの?って聞かれるので
クレマチスっていう花なんですけどね
ツルセイの植物で
ガーデニアに目当てる方は
バラがツルセイの王だったら
クレマチスがツルセイ植物の女王だと
言われている花で
日本では割とテッセンという原種
クレマチスの原種がテッセンという名前で
知られているんですけれども
長泉町という町
人口4万人ちょっとの町なんですけども
そこで日本に出荷するクレマチスの苗
60%以上作っている
一応地元の花ということで
それでクレマチスの丘という名称で
活動を始めたのが
この万寿彫刻展美術館ができた年から
なんですね2002年から
この番組でもちらっとお伝えしたんですけど
かなりガーデナーの方がいらっしゃるという
おかしいですね
岡野さんといつもお世話になる渡川さん
2人が学芸員さんじゃないですか
あと村内と3名いるんです
ガーデナー今何人いらっしゃるんですか?
13名と言っていませんでしたか?
その当時ガーデナーめっちゃいるなと思ったんですけど
地元のシルバーさんとかも含めると
かなりの数なんですけど
ヘッドガーデナーの方は
お一人安倍桜さんという方が
開館当初から関わっていらっしゃって
その業界ではすごい人だったんですよね
そうですね
あとはクレマチスの専門家で
NHKの趣味の演芸に出ている
金子先生という方が
06:01
開館当初からずっと
監修してくださっている
僕もちらっとかかった話だと
アートファンももちろんいらっしゃいますけど
本当にクレマチスファンが
本当に日本全国から集まって
聖地みたいな感じで
そっちで知ってる人もいるって
おっしゃってましたよね
今の季節は平日でも本当に
かなり多く
900人近く掘っている日もあったりして
それがコロナ禍でなかなか難しくて
運営が厳しくなってしまったというのも
あるんですけれども
ちょっとずつ戻ってきてはいますか
人数というか人は
そうですね
今年はもうかなり通常に近いくらい
戻りつつありますね
ほぼ毎年のように今行くと
どんどんまた利川さんは
クレマチスの知識が増えている
そうだね
なんか鶴のクレマチスをまず植える
鉄の工事みたいなのがあって
その足元にまた別の花かな草かながら
植えるんですよね
その組み合わせをクレマチスファンが見に来て
なるほどプロはこの組み合わせをするんだ
っていうのを楽しむ場所なんですよ
っていうのをこの前教えていただきました
そうなんですよね
そのクレマチスの丘の中の一つの建物
一つの美術館がバンジー彫刻庭園美術館
そうですね
これ何年に
クレマチスの丘は50年
クレマチスの丘は今年で20年なんですけれども
その以前にできたベルナールビフェ美術館と
井上康志文学館が来年50周年
もう歴史ありますね
おかげさまで
クレマチスの丘とできた時に
バンジー彫刻庭園美術館もできたので
今年バンジーさんも20周年
そうですね
このバンジー彫刻庭園美術館というのは
そもそもバンジーさんって何者ですかってことですよね
一般の人に
当館は日本におけるイタリア年の年にオープンしてるんですけれども
日本って割とフランス絵画とか
フランス美術をテーマとした美術館って
多いんですね
個人美術館でも
ベルナールビフェ美術館もフランス画家の美術館なんですけれども
イタリア美術をテーマとした美術館ってないと思うんですよね
イタリア美術というとルネスタンスの画家が思いつきますけど
当然そんなダビンチ美術館とか作れるわけもないですし
かといってイタリアというと未来派とか出てくるけど
その美術館もないですよね
イタリアというとやっぱり近代の彫刻が
マンズとかマリーニとか
そういった作家の作品が所蔵しているところはあると思うんですけれども
日本におけるイタリア年の年々にぜひオープンしてほしいと
皆様に応援していただいて快感したんですね
09:03
いろんな彫刻家がいる中でなぜバンジーさんが選ばれたのですか?
ベルナルビフェ美術館を創設した私の祖父になるんですけれども
フランス絵画を収集していたんですが
イタリア彫刻も少し集めていて
そのご縁でバンジーさんとの交流もありまして
父の代でもその交流が続いていて
バンジーが1995年にフィレンツェのベルベデールの丘という
フィレンツェのブルネリスキのドームが見渡せるような眺めのいい場所
ベルベデール
そこが彫刻家にとっての東流門のような展覧会を開催する場所なんですが
ヘンリー・ムーアーも1970年代に大規模な個展を開催していて
ヘンリー・ムーアーはイギリスの方だから別にイタリア人というわけではなくて
世界全国の人が
世界中の作家がそこで個展をすることが一流として認められるというような
最近だと2015年にアントニー・ゴームリーが個展を開催していて
バンジーは1995年に
バンジーさんは割と遅咲きの作家さんというか
晩年すごく活躍するような
大変な言い方ですけど
まだ子供ですよね
すみません
晩年というか91歳なんですけど
今は現役で大理石を掘っているとおっしゃっていましたよね
元気に
晩年と言っちゃいけないです
91歳でして
95年ということは今から25年前ですから
言っても90引くと
65歳ですね
やっぱり遅咲きってこと
遅咲きというかすみません
変な言い方してしまいましたけども
バンジーさんって本当にいろんな素材を使いこなせる作家で
ブロンズだったり石鳥だったり木鳥
全てご自身でお作りになるんですね
そういった技術を習得するのにやはり
時間がかかったとご自身はおっしゃっていて
芸術家である前に職人であるということも
すごく謙虚な方なんですけれども
確かに彫刻って言って人っくりにしちゃってますけど
ブロンズと木鳥は全然作り方が違いますからね
だから3つ4つ違うジャンルのことを一人でやってるみたいな方なんだ
95年に古典を開催する際に
古典のサポートを私の父の世代でしたということなんです
12:06
それが作品を一部購入するという形で
それを日本に持っていく条件というのが
公共の場に展示してくださいと
バンジーさんからもやっぱり庭園美術館のような環境で
ぜひ展示したいという思いがあって
本当に対話を重ねながら
だから美術館の作り自体にバンジーの意向がかなり反映されているんですね
今ちなみにバンジーさんの作品は何点あることになるんですか?
常設では50数点なんですけれども
その他にもまだあるので
100点前後と考えていただければ
床がとても大きいので
簡単に言うと運ぶのも大変ですもんね
なので屋外の作品はほとんど動かしてないですね
20年間
その時はバンジーさんもいらっしゃっているんですか?
何度かいらっしゃっていて
2002年に当館が開館した年に
高松の宮殿下記念世界文化賞というのを彫刻部門で受賞されていて
これは芸術界のノーベル平和賞みたいに言われているんですけれども
そこからすごくますます活躍が
たまたま2002年に開館して
たまたま2002年に取ったってことなんですね
そうですね
すごい偶然というか
ちなみに世界で唯一のバンジーさんの個人美術館になる
本場イタリアでも
今のところただもう
バンジーさんは丸岸州のペザロ市というところにお住いで
アトリエが2つに拠点あるんですけれども
ペザロ市に美術館ができる予定がもう決まっていまして
姉妹館ができるみたいな
姉妹館という
ペザロ市の一律の美術館がもうすでにあるんですけれども
そこの広場にバンジーさんの作品が高級設置で
数年前に設置をされまして
その向かい側の建物の中に
バンジー美術館ができるというふうについています
このバンジーさんの美術館というのは
常設作品が当然あるんですが
それ以外にも
さっきも僕もちらっていましたけど
現代作家の展覧会も結構やってますもんね
そうですね
やはり日本にあるバンジー
彫刻庭園美術館ということで
日本で活躍している作家たちの作品を見せていこうということを
当館の活動の指針の一つとして
15:03
これはもう開館当時からというか
2006年からですね
彫刻に限らず幅広いメディアの作家を見せていくということは
心がけてはいるんですけれども
彫刻に重きを置いて
須田義郎さんとか
木鳥の作家さんですね
見てくれマチスという
ダジャレみたいな展覧会
行きました行きました
ありがとうございます
田中浩二さんとか
一木の作家さんですね
豊繁衡夫さんや
須垣志夫さんであったり
グループ展の中で
三沢敦彦さんを
今の20周年記念展でも
大竹理恵子さんの新作であったり
高見直寛さんの新作を展示させていただいたり
彫刻だけじゃなくていろんなものも展示
あと僕は万事彫刻庭園美術館だけだなと思っているのは
ウェディングプランダーがいる
結婚式があげられるっていうのが
すごい特徴的ですけど
結構あれなんですよね
コロナ前は年間30組くらい
もう100組以上結婚式をあげたカップルがいて
みんな幸せになってます
アーティストの方も
現代作家の方で
家で式をあげられた方も
何組かいらっしゃいます
ウェディングプランダーさんが
しかも万事さんが作った
神父さんの説教台があって
それを使ってやっているということですね
そうなんです
ってことは開館時から万事さんに
依頼をしまして
万事さん実際に教会の説教団というのを
ピサの大聖堂
ピサ塔はありますが
ピサ塔の大聖堂の説教団であったり
パドバの大聖堂や
パードレピオという
南イタリアの連続ピアノという
関西空港特化を作った建築家に指名されて
建築家とのコラボレーションもしていまして
当館にある説教団は
パドバにある作品の姉妹作ということで
作っていただいたんです
ってことは最初から結婚式を
あげるつもりで作っていたんですか?
そういう依頼をしたら
なぜ美術館で?っていうことは
疑問に思われたみたいですけども
結婚式だけではなくて
コンサートだったり講演会なども
場所で行っているんです
18:01
結婚式の日は
基本土日が多いわけです
でも一般のお客さんも普通に
そこに遭遇することがあるって言ってましたね
それをきっかけに
ここでっていう方もいらっしゃいますし
そっかたまたま見ててっていう
へー
なんで結婚式をあげられるようにしようと
そもそもですから
どういうお人から生まれたサービスなんですか?
でも原美術館が一番最初に
おそらくウェディングを始められて
でもあれは会員さんしか
そうなんですね
原美術館会員になってないと
式をあげられないんですよね
そうなんですか
そうですね
結構美術館であげるっていうのが
最近増えてますけれども
ただその外部のウェディングプランナーさんに
頼んでしまうと
やっぱりちょっと美術館にそごわないような
ことも起きてしまったりっていうことがあって
それで内部に
プランナーをやっとった
ただプランナーだけをやってるわけじゃないんですけどね
そのスタッフは
いろんなことをしてくれて
でも今コロナもちょっとずつ落ち着いてきてるので
もう式も再開?
式はねそんなにまだできてないかもしれないんですが
写真?フォトウェディングっていうのが最近増えていて
もうすでにこの5月で何組か
へー
あとクレマチスがまたいいんでしょうね
絡みつくんじゃないけど離れないみたいなニュアンスも
そういうの知らなかったです
いやわからないわからない
適当に言ってみましたけど
演技は良さそうですよねカップルにとっては
それは初めて聞きました
ちょっと取り入れてみたいと思います
男からするともしかしたら
ちょっと絡みつかれるのが嫌かもしれない
なんかわからないですけど
まあまあちょっとそれもあるんですが
ちょっと話を戻しまして
じゃあそもそもこのジュリアンのバンジーさんについても
もう少し掘り下げたいなと思うんですけども
バンジーさんはでも今イタリアでは
相当有名な方と言ってもいいですか?
そうですね
もううちが開館した当初よりも
さらにもう本当に名声を経ているというか
イタリアを代表する復唱彫刻家
特徴というかバンジーさんらしさというか
こういうところはバンジーさんのポイントだなってありますか?
そうですね
やっぱりバンジーって
現代に生きる人間をテーマにしていて
印象に残った作品ってあります?
僕はいろいろとあるんですけど
あれですかね
チューブの中に女の人が入っている作品
すっぽりハマっている作品で
そのチューブがぐちゃっと曲がっているみたいな
引きで見るとタバコの吸い殻みたいな感じに見えて
近づいていくと中に女性が入っている
それは初めて聞きます
21:01
ちょっとシュールな作品ですよね
そうですね
人がシュールな感じの印象があるかな
でもとはいえ具体的にやっぱり人って分かる感じですよね
全くヘンリー・ムアンみたいに形が曖昧になっているんじゃなくて
人を描いているんだけど
その人がちょっと変わっているみたいなのが
今言われて思ったのは
僕は世にも奇妙な物語とか好きなので
だから好きなのかもしれないです
ちょっとこう不思議な世界で
ちょっと奇妙な世界みたいな感じ
物語性もありますよね
そこが特徴なのかなって気はしましたけど
やはりたった一人で苦痛に苛まれているような人間というのが
作品の奥見られるんですけれども
一人で海辺に佇んでいる人だったり
壁をよじ登る男とか
それは決して力とか確信を持った人間像ではないですよね
本当に人間の存在を問うような作品なんだけれども
少しユーモアがあるので
子供から大人まで美術にあまり関心のない人でも
ちょっと近づいて見てみようかなというような
美術館としてのたくさん
さっき言った150点あるとおっしゃってましたけど
これが代表作じゃないですけど
もし言われたらどれって答えてるんですか?
いっぱいあると思う
けれどもフィレンツェのベルベデーレの丘で
展示されていた作品の多くが来ていて
それはほとんど代表作
例えばどの作品がそれになったのでしょうか?
天の階段という地下に入っていく作品があります
庭にある作品ですね
その周りにそれこそクレマチスも咲いていてみたいな
地下じゃないけど山みたいなところがあって
階段があって
降りて行って反対側に行くと上がっていけるみたいな
あれもそうなんですか?
あれはソバンチの非常に思い入れのある作品で
あれ結構なデカさじゃないですか?
当然美術館ができてからあそこに作ってもらったのかなと思ったけど
あれをイタリアの方から運んできたんですか?
簡単に言うとどう持ってくるんですか?
船で持ってきているんですけど
やはり建築的要素があるので
建築法の許可をもらわないといけない
そういうものなんですか?
オープニングの前日まで作業していて
そもそもまず丘に向こうに同じようにあったわけですか?
それをクレーンとかで箱に入れて
運んで持ってきて
船で持ってきて
あそこに置くために小高い丘みたいな部分を
とりあえず穴を掘って
24:02
建築関係の方も関わらないとあれは設置できないものなので
それって全部の彫刻がそうというわけではないんですか?
ないですね あの作品だけ
どこでジャッジになるんですか?
置ける置けないのに建築が絡んでくる
耐震的な話なのですか?
建築物なので許可をもらわないと危険だったりするじゃないですか
天井が落ちてきたりしたらいけない
あれは入っていいんですか?
入られてないですか?
作品なのかなと思って
当然のように入っちゃいけないのかな
ぜひ入っていただきたい
そういうことだから建築物になるんだ
もしそうじゃなくて人が入らないで
これは作品ですと言ったら建築は絡んでこなくていい
そういうことなんですね
大きな彫刻品っていっぱいあるじゃないですか
あれって別に建築家が絡まないですよね
彫刻の森さんとか箱根さんとか
でもあの作品はやっぱり中に人が入れるので
建造物とやら使いになるんだ
なるほどなるほど
彫刻ってやっぱり元々は建築の一部だったということもあるので
やはりバンジーさんというのは
彫刻の歴史の流れみたいな感じさせる作品を
多く作っているんですけれども
エジプトから遡って古代ギリシャローマ
そういうものに囲まれて育ってきた方なんですよね
フィレンツェでフィレンツェ近郊のバルウェリーノムジェロという
ジオットとかが生まれた場所に近いところで
ジョットって壁画を描いている人ですよね
そうですね中世後期の画家ですね
そういうのを当たり前に見ている
そうですね
それが体に染み付いているんですよね
幼い頃から
そういうのもあって
10歳の時には大理石を叩いて彫刻家になりたいと思っていたと
まず人生で大理石を叩いたことがないんですよね
子供がクレヨンで遊ぶ感覚で大理石がその万事件には
それでやった
お父さんお母さんもそういう彫刻の方?
全然美術の関係ではなかったようなんですが
おじいさまがすごく美術がお好きで
という方で
フィレンツェの国立美術学校で学んだ後
1959年にブラジルに渡るんですけれども
それもやはりイタリアの彫刻師というのが多分重すぎたと思うんですね
すごい人ばかりですねイタリア
やっぱり自分の表現というのを追求するにあたって
一旦イタリアを離れたいという思いがあったんだと思うんですけれども
27:02
20代では抽象彫刻を志していたんですね
そうなんですね
アメリカのデビット・スミスという
現代彫刻の父と言われている人に影響を受けて
ブラジルでも本当にそういう抽象的な作品
私もそれをちょっと拝見したことがあるんですけれども
でもやっぱりその世界
イタリアの外に出てみて
現代社会における貧困とか
社会問題とか学生運動を目にして
やっぱり自分は現代に生きる人間を表現したいと思って
それならやっぱりイタリアに戻るのが一番いいだろうということで
戻られてということになりました
でも作品自体が苦悩とか不安とか
どちらかというと人間のネガティブな部分を描いている
表現している人だなという印象があるので
ご本人は相当気難しい方なんですか?
どうなんですか?本人は
すごく温かい方ですよ
本当に男性からも女性からも愛されている方ですね
何と言っていいかわからないですけど
当然深井さんは何度もお会いは?
そうですね
毎回イタリアに行くとお会いします
どういうお話をされるんですか?
今度フィレンチェで今やっているのか
ドナテロの展覧会をやっているとか
そういうバンバン過去の不許訟の名前が出てきて
あれは見たかこれは見たかみたいな感じで
超古古に限らずですけれども
本当にそういう環境で作っている人と
日本だと全然違うので
その辺りが日本にあるとちょっと異質な感じがすると思うんですけれども
さっきチラッと言った90今1歳ですよね
長生きする画家って結構いなくはないじゃないですか
この業界って意外と芸術を使って
とはやっぱり長生きされてくると手の力とか
体力が劣ってくるじゃないですか
それどうしても人間だから
その人やっぱり画家の方とかって
若い時よりもいい感じに力が抜けているというか
無理をしていない作風になってくるじゃないですか
でも彫刻ってより大変だと思いますよね
絵のようにデッサンでサラサラと描けるものでもないから
その辺バンディさんはどうなっているんですか
まだ変わらず?
変わらないですね
ただやっぱり公共彫刻の依頼というのがますます増えているので
すごいですね
すごいことだと思うし
それはバンディさんにとってはいいことだと思うけど
引きで考えたら
91歳の人に作らせようというのも
なかなか刻の話ですよね
30:02
相当すごい人だからあれですけど
依頼する人もすごいですね
それが現役の秘訣
作り続けている方がやはり長生きされるのかなというのは
他の作家さん見ていても思いますけど
今なお大理石なの?
今も大理石も作りますし
大理石の作品を作る時は
ピエタラサンタという
カラーラの城大理石を使っていたと言われて
その石が取れる山の近くにアトリエを持っていらして
そこに行かれるんですね
ペザロからそこに行くのは
多分3時間ぐらい車でかかるんですけど
ご自分で運転している
もういい加減にやめた方がいいと言われる
日本では今75歳の人は返納しろと言われている
そうなんです
結構スピードを出される
へー
めちゃくちゃ元気なんですね
大理石さんとかいらっしゃる?
いらっしゃらなくて
一人で全部やるんですか?
一人アシスタントの昔からいらっしゃるアウレリオさんという方がいらっしゃるんですけど
その他は特に
やっぱりいるとちょっと集中できないっていうことが
終わりみたいで
本当に朝早くからお仕事を毎日されていますね
公共の仕事も多いってなったら
バーチー彫刻店美術館に新作が入るってことはあんまりないんですか?
ないです
もう今やみたいな感じなんですか?
あまり場所もないです
なるほど
そのことを置く場所でちょっと思ったんですけど
この番組ではこれまでいろんな絵画の学芸人さんが出ていただいているんですけど
展覧会を開く時に
実際に置いてみたらもうちょっとこっちの方がいいなとか
こっちとこっちを変えようとか
ちょっと高さを変えようとか
というのはよく学芸人さんのお話を聞くんですけど
彫刻の場合って一回置いたらどうするんですか?
彫刻は本当に移動するのが大変で
そういう技術を持っている方も日本で本当に数えるくらいしかいらっしゃらないんです
仏像を動かす専門の方がバンジーを動かしてくださったりっていうのがあるんですけど
うちの場合、常設作品は全部バンジーが設置位置を決めたんですね
そうなんですか?
あと照明の当て方もすべてバンジーさんが時間をかけて設置したものを
動かす時は印をつけてまた元に戻せるようにしていて
へー
副官庁がここを動かしたりはあんまりないんですか?
いや、展覧会の時は動かしてます
その時って考えるのが
考えますね
絵画の場合は平面ではないです
33:04
だから向きはここで決まるんです
彫刻ってどこから見るかも考えない
360度まで考えなければいけないから
えらい考え方があります
大変ですね
そういう時はどう決めるんですか?
その向き的なものっていうと
やっぱりあるべき向きというか
その彫刻が一番心地よく呼吸できるような場所を選びますね
だから今回20周年記念展は39名の作家が参加していて
正直うまく設置できるのかが心配だったんです
バンジーさんの作品と共存させなきゃいけないというのもありましたし
まあなんとか
じゃあそこも触れたいなと思うんですけど
20周年記念展が12月25日まで今年中やってるんですけど
なんで39人なんですか?
多すぎない?
その中にこの番組に出てくれた志村信平さんも出てるんですけど
だったら40で良くね?と思ったんですけど
やっぱり奇数にしておきたいなっていうのが
あと39でありがとうって
それはないですよ
それはたまたまです
この39人はこれまで展覧会に携わってくれた人や
イベントに携わった人とか結構関係してる人が多いとおっしゃってましたよね
展示したかったけれどもできなかった方ももちろんいらっしゃるんですけども
今回20周年記念ということで
当館の呉町の全体の歴史みたいなものも見せたいなというのがあって
ビュッフェ美術館が開館した時からの写真だったり見せてますよね
見ました見ました
なのでこの万字彫刻展美術館の成り立ちを見せるという点で
合うぴったりはまるというか
確かに
よくあの空間に39人
奈良義友さんの作品もあったりとか杉戸博史さんとか
本当に長たるメンバーが集まってて
正直なところですよ
20周年で行ってパッと行って
いやこんだけたくさんあってと思って
僕が最初に思いついたのが思い浮かんだのが
いいとものフィナーレグランドフィナーレみたいな感じで
あれ最終回かなもう今回で終わりですかって
ちょっと思っちゃったんですけど
そうならないことを祈ってますけど
そうなんですよねちょっとそこにちょっと触れてみようかなと思うんですけど
あれなんですね開館20周年のクラウドファンディングをやってまして
これも僕は知ってましたし
美術館に行くたびにホームページちょっと見てたんで
今ちょっと美術館が危ないぞって
わかってて行くけど美術館の人も何も言ってこないから
お互いその話はしないで大人だから
ちょっとこれはクラウドファンディングはどんなクラウドファンディングだったんですか
クラウドファンディングはレディフォーさんという
36:03
ミュージアムのクラウドファンディングに強いとされている会社で
そこと大原美術館とかもやってらっしゃったみたいなんですけど
うちでも彫刻の修復などもお金が
割と費用がかかるのでやってみようかということになって
多分先ほどもちらっと出たけどちょっとコロナで
観賞者というかお客さんがちょっと減っちゃったっていう
そうですねやっぱりうちは春に一番半分近い来観者
クレマックスのシーズンってことですよね
来るのでそのコロナの一番最初の緊急事態宣言がありました
2022年そうですね
2020年3月から
ただあの時は多分4月5月ぐらいまで開いてませんでしたっけ
そうですね途中で閉めたんですよ
僕はいまだに周辞書のUOMOで連載していて
当時展覧会を紹介しなきゃいけなかったんですけど
3月で基本的に都内の美術館全部閉まっちゃって
空いてるところがもう地方に行くしかなかったので
バンジーさんに連絡を入れて取材させてもらった
その1週間後に多分閉まっちゃったぐらい
戦争ブワンダー見ていただけたんですね
UOMOでも取り上げて取り上げた時には
閉まってますかっていうカッコ書きで紹介していただいてもいなかったけど
でもあの頃は他の都内はもう閉まっちゃってましたもん
そうですねで父の日に開館したんですよ
県外の人は来ちゃいけないっていう状況下で
その時に結構いろんなSNSとかでも写真とか
県外の方に来ていただけないので上げたりしてたんですけど
そこでなんで来ちゃいけないんですかとか
庭園に行きたいですっていうお問い合わせを結構いただいて
それでみんな自然を必要としてるんだっていうのをそこで知ることができて
コロナっていろんなことを気づかせてくれたなっていうのがあるんですけども
それでもだからもう大打撃ですよね
県外から来れないってなっちゃったら終わりますし
でも来ちゃってる人もいたと思う
調べるのはないですからね
でも本当にそれでも来たいっていう人はやっぱりそれ必要としてるんだなと思うので
まあね
そうですよね
しかも内容も戦争防犯だって自然をテーマに出てるから
そうなんです
著書から取った展覧会でしたよね
あの展覧会はコロナの以前から準備してたんですよ
で、まあもともと私が20年近く前に出会った本で
いつか展覧会をと思っていたんですけども
まさか本当にその結構コロナになってから
39:04
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』って
いろんな雑誌とかメディアでも取り上げられるようになって
環境破壊について一番最初に警鐘を鳴らした人っていうこともあって
そのコロナの原因が環境破壊に起因するっていうのを言われだして
で、『戦争のバンダー』っていうのは彼女が亡くなってから刊行された本なんですよね
でも本当に最後の作品なんですけれども
今回20周年記念展の中でも『戦争のバンダー』をテーマとした小部屋を作って
当時の展覧会はちょっとぎゅっとしたような意識がありますよね
川内凛子さんの作品とかですよね
川内凛子さんの写真
コロナを経て新庁舎から『戦争のバンダー』の文庫版というのが出たんですよね
その写真が川内凛子さんの写真、未発表の作品が使われることになって
その展覧会のきっかけに新庁舎が
編集者の方が見てくださったというのは聞いたんです
川内さんももともと『戦争のバンダー』の本はお好きで
すごく共鳴する部分があるっていうので
本が出ることになったんです
ちなみにクラウドファンディングは配信の時には終わっていると思うんですけど
結果はどうでした?
まだ終わっていないんですけど
ほぼ目的に近い
1回目の目的はすぐクリアしてましたよね
5日間くらいで
正直私たちも、もし集まらなかったらどうしようというのもあって
最初の目標はいくらでしたっけ?
400円だったんです
これは全部作品の修復にやっているということですね
その後800円になって今1200円を目指していて
庭園の設備を整えるとかそういうこともできるかなと思っているんですけれども
金額的なことというよりも
どれだけ多くの人が当管を必要としてくれているかというのが
初めてクラウドファンディングで視覚化されたというのがあるんですよね
今までもちろんアンケートとか
言葉で言っていただいたことはあるんですけど
私たちも落ち込んでいる時にすごく力になったし
20年くらい前に国立民族博物館で博物館教育の国際シンポジウムがあった時に
スミソニアン博物館の研究者をしていた方で
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リンディ・ディアキングという方がいらっしゃるんですけど
その方の講演会に私はまだ20代だったかな?
いやでも30代前半くらいかな?
その時に彼女がもし館が閉館するとなった時に
どれだけ多くの人が自分たちの生活にいないと困ると
そのミュージアムが言ってもらえるかが価値であると
それがずっと心の中に残っていて
でもまさか自分がどこがこうなると思っていなかったので
20世年後に
こういうことかっていうのをすごく実感したんですよね
なのでクラウドファンディングの皆様のコメント一つ一つが
私たちにとってすごく力になっているし
あと当館を目指すべきところ
皆が何を求めて美術館に来ているのかっていうのが
やはり庭園の癒しとかもありますし
大切な方と来た思い出の場所であるとか
結婚式をあげましたとか
あと私が視覚障害のある方たちに向けた活動というのを
4年ほど前から準備をして今本格的に進めているんですけれども
視覚障害を持っている方もコメントしていただけるようになっていて
すごく細かに細やかに述べて感想を言っていただいていて
いやでも日本全国ですか?
そうですね今は行けないけれども
昔近所に住んでましたとか
クレマスの学あるから引っ越してきましたっていうのがいて
本当にびっくりしたんですけれども
結婚式で言うと僕は結婚式場で3年くらいバイトしていたんですよ
結婚式場にもう一回行くことってないじゃないですか
1年後2年後にわざわざ
ホテルでご飯食べるあるかもしれないけど
式場にはわざわざ来ないけど
バンジーさんで結婚した人は行けるってのはいいですよね
その結婚式あげた場所に普通にフラッと行けるわけじゃないですか
そうですお子様が生まれてから戻ってらっしゃる方もいるし
結婚記念日に毎回レストランでお食事されるという方もいますし
だから本当に残さなきゃいけないというのが私たちとしてはあるんですよね
とりあえずもうなくなることは大丈夫ですか?
グランドフィナーレじゃなかったんですよね?
まだ決まってないです
じゃあぜひまた皆さん今後も続くかもしれないので
今回のクラウドファンディングはまた別に立ち上げる可能性もなくはないということですよね
クラウドファンディングって何回もできるものではないと思うので
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やはり来ていただくことが一番だと思います
ぜひなくしたくないという方は行っていただきたいなと思います
まだ行ってないという方もぜひ行っていただきたいなと思うんですけど
今ちょっとチラッと出たこの視覚障害の方の断面を
例えば具体的にどういうことをされているんですか?
そうですね
彫刻は手で実際に触れて触察というんですけれども
触れる
観察の察ですか?
そうですね
触察という手法がありまして
実際に彫刻に手で触れて観賞するというやり方というか観賞方法があるんですね
それは視覚に障害がある方が始めたものなんですけれども
彫刻の場合は触ることができる
絵画の場合は触れないじゃないですか
もちろんレプリカのレリーフを作ったりする場合もありますけれども
言葉による観賞というのを結構他の美術館でも最近行われています
これ触るのは普通の見乗者の方は触っちゃいけないんですか?
見乗者の人ももちろん触れて
見える人と
うちは特に大事にしているのは
見える人も見えない人も一緒に触れて観賞することで
新たな発見があったりとか
観賞が深まる
見えない人の方が実はよく見ているという
私たちは視覚的にすべてパッと見て分かってしまうので
見た気になって
彫刻を見てもこういう感じで通り過ぎてしまうのですが
全ての人にシガシチョウという展覧会をした時に
企画展で初めて
触察で見れるということを
やったんですけれども
その時に視覚に障害を持っていらっしゃる研究者で
触れる観賞の研究をしている半田光泉さんという
素晴らしい方がいらっしゃる
カタログにも文章を書いていただいて
その文章も読まれ
ぜひ読んでいただきたいです
その方にいろいろアドバイスをいただいて
その時に触っていいと言われたバンジーさんの作品が
立方体みたいな作品で
中が空洞になっていて
男の人がいるみたいな作品があったんですけど
あんまり美術館で触ってはいけないから
結構新鮮な体験だったんですけど
箱の中身はなんちゃらな感じでした
見えてるんだけど
恐る恐る触るというか
男の人がいるみたいな
目で見るよりも印象が残りますよね
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そうですね
触ってみるとこういう形だったんだとか
じっくりいろんな角度から見るということを
触っていいわけだから
外にある階段のやつも入ってよかったんですね
そうですね
元々特価がそういう活動を始めたのは
バンジーが子供に特に彫刻に触ってほしいということで
開館当初から屋外の作品は全て触れていいということに
していたんですけれども
特に視覚に障害のある方に向けたことはあまりやっていなくて
これでも触ると
例えば仏像とかでもおびんずる様とかですか
どんどん剥げていくというか
すり減っていってるじゃないですか
ってことはやっぱり触れば触るほど
ちょっとメンテナンスが必要になっています
美術館的には
そうですね
ただ視覚に障害がある方が
メインに触っている分には
そこまでじゃないので
やっぱり触ってもいいんじゃないかと
あとバンジーがいいとしてほしいと言ってくださっているので
なかなか作家が許可をしてくれないと難しいと思うんですけれども
メンテナンスも白大理石もやっぱり
ワックスで拭いたりとか
そういうことももちろんしなくてはならないんですけれども
屋外の作品でやっぱり20年経つと
あそこがすごい光ってきたなとか
そうですね
かなり痛みは出てきているので
そういった修復を今回のクラウドファンディングで
メンテナンスをきちんとやっていきたいなという風に
これお金も集まってメンテナンスするとなったら
一回どこかに運ぶんですか?
運んでメンテナンスしてもらって戻してくるみたいな
修復研究所とか修復関係の方に来ていただいて
その場所で
そんな1日でできるもんじゃないですよね
1日ではできないと思います
運が良ければいいかも
物によると思いますけど
たまたま美術館に行ったら修復しているよという姿が見れる可能性もある
そういうこともあると思います
じゃあ結婚式が見れるかもしれないし
修復が見れるかもしれないし
ぜひ皆さんにあしゃこんでいただきたいなと思います
ということでちょっとあっという間に時間がやってきてしまったんですけど
改めまして告知を再び最後にしておきますか?
開館20周年記念展は今12月25日まで開催しています
タイトルは「フラワーオブライフ 生命の花」ということで
何でもありったけじゃなくて一応テーマはフラワーオブライフなんですよね
そうですね
フラワーオブライフというのは古代からある幾何学模様なんですけれども
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日本だと手まりとかによく施してある模様が
何て説明したらいいんだろう
笹の葉の形みたいなものが組み合わさっているみたいなやつですね
レオナルド・ダ・ベンチも描いていたと言われている図形で
全ての人に質が必要な時に
長谷川幸さんという今回も展示していた出口に近い場所に
石の作品で
ちょっと標端型の石の配列
若い女性の作家さんで行ったし
伺った話だと表面が結構ボコボコしてて削れているから
グラインダー的なのをやって
跳ね返ってきたのでめっちゃ傷つきながら彫刻されているという話がありました
そうですか
そうですよという方ですよ
そんな苦労をしながら作った作品があります
その方が
その方の作品にもフラワーオブライフの図形が現れているんですけれども
彼女もやはりコロナ禍でその作品を制作していて
何人かの方にフラワーオブライフのモチーフについての話を聞いて
ここに彫ってみようということで彫られているんですね
フラワーオブライフというのは
生命の循環みたいな種から木になって実になってという
そういうものを表しているということで
コロナを経て花とか自然の生命とか
そういうものを感じてもらいたいという思いもあって
このテーマで展覧会を
過去に出展された作品もあったり
美術館のコレクションになったものもあれば新作もあるということで
本当にいろんなものが見られる作品です
39作家39作品じゃないですもんね
作品数がかなり多いですもんね
そうですね39作家が参加していて
作品数はもう少し多いです
プラスバンズさんの作品もたくさん見れるということですので
ぜひぜひ皆さん12月25日までですから
足を運んでいただきたいなと思いますけど
ちなみにクレマチスのシーズンは
たぶんこの番組終わっちゃってると思うんですけど
次の見どころは
年内で言うといつが副官職的にお勧めですか?シーズン
秋ですね
秋はいろんなイベントをやります
夏もワークショップなどを開催するんですけども
先週末も鈴木浩二さんのライブペインティングを行っていまして
それもすごく充実したものになったんですけど
制作された作品は今美術館の中で展示をされていて
秋は11月3日に阿部美太郎さんの音楽会と
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あとちょっとしたマーケットというか
そういったものもします
これはホームページ見ればわかるということですね
ぜひぜひそのシーズンに足を運んでいただきたいなと思います
車で行くもよし
三島から無料シャトルバスが出てるそうですから
それで行っていただいてもと思っております
はい、感情どうもありがとうございます
ご飯でもよろしくお願いいたします
次回は岡田さんのご経歴を交えつつ
美術についての話を続けていきたいと思います
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ご視聴ありがとうございました
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