2022-06-17 24:19

Ep.025 外国為替が動く要因とは?《一般人目線で見る物価、金利、外国為替、株価》Part3

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最近急激に起きた円安にびっくりした人も多いかもしれません。なぜ為替レートが動くのかについて複数の理由を挙げながら考えました。

◆参考リンク

なぜ円安が進んでいるの? 20年ぶり水準、家計に負担も―ニュースQ&A:時事ドットコム

機関投資家│初めてでもわかりやすい用語集

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◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。ダイの大冒険のアニメ化が嬉しくて、ダイの大冒険だけを語るPodcastを始める。

合同会社エンドオブオーシャン

Cast a Radio 「ダイの大冒険」を語る – DRAGON QUEST -ダイの大冒険- のアニメを語り合うPodcast

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SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、行動会社End of Ocean代表で、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップファイナンスの支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげえです。
はい、この2人でお届けしてまいります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではですね、前回でこの金利を、アメリカの話ですけど、アメリカで中央銀行が挙げることの影響で
外国為替とか株価にも影響があるよっていうお話があったんですけど
それに今回外国為替っていうテーマで話したいんですが
これを聞いてくださっている皆さんも僕も多分この1、2ヶ月ぐらいの急激な
ドルと円のレートが円安方向に触れているっていうので、結構少なからずびっくりした人って多いと思うんですね。
で、まあなんかそれこそ、そんなに円安に急激になったら
何でしょう、自分の生活とかの影響とか大丈夫なのかなみたいに思っちゃう人も多いのかなと思うんですけど
まあなんかそういうあたりで言うと、このさっきの金利と為替の関係とかってどんな感じになってるんでしょうか。
実はですね、金利と為替はめちゃくちゃ密接に関係をしてますし、今ドル円ですね130円前後だと思うんですけども
これは色んな要因はあるんですけども、金利が最も大きな一つっていうのは間違いないですね。
どういうことかと申し上げますと、金利って一言に言うと簡単なんですけども、国対に見た時にアメリカの金利と
日本の金利と例えばシンガポールの金利は当然違うわけですよね。
グローバルで投資をしているような基幹投資家とかは、いわゆるその金利が高い国の方が運用利回りは上がるので
お金のポートフォリオのバランスを考えるとしたら、金利が高い国の方が国際化をとしたらいいですねっていうのがまず一つ挙げられますと。
いわゆる今ですね、日本とアメリカの状況を踏まえると、アメリカというのは物価が上昇している状況になります。
それは何とか前々回でもお伝えしますけれども、資源高と需要が増えている中で物価が上がっている。それに対して
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FRB、アメリカの中央銀行の制度は金利を上げようという方向に舵を切っている。
なのでアメリカの国際化が下落するのですが金利は上がっている。
日本は言ってちょっとまだそこまで景気も良くないので金利を上げないでおこうというスタンスですね。
となると世界的に見るとですね、アメリカの方が金利も利上げもするし金利が良いからアメリカの国際買った方がいいよねと。
じゃあどうするかというとドルを買うわけですね。円は売られるわけですね。
日本の国際を持っている投資家からすると、世界のポートフリーを見る中で金利が上がっている、今後上がるであろうと期待されるアメリカに資産をシフトさせる。
それを言ってみればドル買い円売りが発生するという、そういった状況なのでドルが買われて円が安くなる。
このようにですね金利っていうことが為替に大きく影響しているという、そういうふうになります。
なるほど。さっきのその期間、例えば期間投資家の話で言うと過去このポッドキャストのESGの回の時とかに期間投資家っていうそのすごい大きい何十兆円単位のお金を動かしているような
そういう投資家の人たち、人たちというかそういうところの意思決定からすると、要するにその預かっているお金を増やすっていうことがその期間投資家にとっては重要な仕事だから、
それを増やすと言っても、当然リスク分散しながら増やしていくっていうことをするわけですよね。
そうなった時に、全部が全部別にどっかの国の株を買えとかいう話ではなくてバランスを見て、例えばその国債ですよね。
国債とかもある程度買おうみたいなのになった時に、じゃあどこの国の国債買うと何年後かに一番増えてるんだっけって言ったら、それは金利が高い国の国債に決まってるじゃないかと。
で、もし世界中のお金が円とドルしかないと仮定した時に、どっち買いますかって言ったら、それは今ドルでしょっていう話ですよね。
そうですね。そういう仕組みになってますね。
なるほど。例えばその一つ、その金利差っていうのが為替にかなり影響してくるっていうのは分かったんですけど、何か他にも影響するものってあったりしますかね。
そうですね。大きく分けると金利差が大きいんですけど、その次に大きい、まあその次っていうか順番はないんですけども、分かりやすいのは金利ですね。
あとは期待もそうです。で、その次やっぱり大きいのが貿易ですね。貿易。
で、貿易ですけども、例えば分かりやすい例で昔で言うと、日本はすごく貿易クロジーが続いてました、アメリカに対して。
はいはい、言われますよね。
貿易クロジーですね。さらに言うと、所得収支っていうのがあるんですけども、所得収支って何かっていうと、日本が持ってる海外資産から得られる配当とか金利収入ですね。
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だから金融収益ですね。っていうのはあって、その所得収支と貿易収支を合わせたものが経常収支なんですね。
で、日本は経常収支クロジーが長らく続いてるんですけども、以前は貿易収支、貿易サービス収支で、ものの売り買いを通じた収支がプラスで経常収支だったんですけども、ある一時からですね、貿易赤字になりました。
輸入の方が増えて赤字になってるんですけども、所得収支の方がですね、まだより大きくなった状態になってるので、経常収支はトータルでプラスですと。
で、経常収支がプラスっていうことはどういうことか。分かりますか?貿易収支もいいんですけども、例えば貿易収支に特化して日米考えます。
貿易収支がプラスっていうことは、日本はアメリカに対してより多くのものを売って、アメリカからもものを買ってるんですけども、トータルで見たら売ってるものの方が買ってるものよりも多いですと。
輸出の方が輸入よりも多いですっていうのが貿易黒字の状態ですね。
これ貿易黒字だとどういうことかっていうと、日本で言うと車をアメリカに売りました。ドルを獲得します。
輸入するっていうのはアメリカの例えば食品とかですね、いろんなものを輸入してドルでお金を払うんですけども、貿易黒字だとトータルで言えばドルの方が多いという状況なんですね。
たくさんドルを持ってる。中国の次に日本は多いんですけど、ドルをたくさん持ってる状態になってますと。
でも日本っていうのは国として、主に企業ですけど、ドルを持っててもしょうがない状態ですよね。
なので一部ですね、ドルをたくさん持ってるっていう状況になってくるので、これを売ったりとか、もしくはドルのまま持ったりするっていう状況が、いわゆる為替に影響してくるっていう風になりますね。
だから日本の企業とか総体で見た時には、ドルが増えていくような状態に基本的には日本っていう国はずっと続いてて、でなってくると、為替は?
となってくる、例えば、そうですね。例えばさっきの例で言うと、貿易の例でします。貿易黒字だと日本はたくさんドルを持ってる状態ですよね。
それを円に変える必要がありますよね。単純化しますけど。すると、いわゆるドル売り円買いをやりますわけですね。
ドル持ってもしょうがないんで。となると円高圧力かかるっていう状況です。だから日本にとっては貿易黒字、もしくは形状収支黒字がなればなるほど、円高ドル安っていう圧力かかるっていうのが構造として存在します。
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なるほど。圧力っていうのはさ、どっからかかってくるんですか?
それは簡単に言うとですね、日本がですね、圧力と言いますか、日本が、まさきさんが例えば個人でですね、アメリカの取引をしてるとして、ドルばっかり持ってる。
じゃあ例えばもう極論して全部ドルで売り買いしてるとした時に、売り上げ全部ドルじゃないですか。でもまさきさんは普通の生活円ですよね。
なので、ドルだけ持ってても使えないので、ドルを売って円を買う必要があるっていう。
はいはい、そうですね。
すると貿易黒字が増えれば増えるほど、ドル売り円買いが強まって、その円高になるという仕組みですね。
あーと、なるほど。っていうことは、基本的に日本の流れは全体からすると円高方向に行くのか。
ごめんなさい。もちろんいろんな理由があるんで、このあくまで貿易とかの観点でいくと円高に行きがちってことですかね。
そうですね。やはり貿易黒字とか経常収支黒字があれば円高になる傾向があるんですけども、
日本にとっては円安の方が望ましいっていう議論を、たぶんニュースとかで聞いたことあるかもしれない。特に10年前とか20年前とかって。
なんかそういうイメージないですかね。
ありますよ。それこそ僕、遠い昔、任天堂という会社で働いてましたけど、任天堂っていう会社、僕のいた頃は海外売り上げがなんと85パーとかだったんですよ。
そんなになんですか。知らなかったです。日本少ないですね。
そうなんです。その頃はですけどね。ちょっと今わかんないですけど、主にアメリカとヨーロッパとオーストラリアとかが主な市場だったんですけど、
だからその頃の、やっぱり85パーも海外売り上げだと、レートで最終的な決算の数字とか全然変わるんですよね。
1ドルが90円なのか110円なのかで、実際のそのものの売れた量とかに全然関係なく、本当に為替レートで額面上の売り上げとか利益が変わっちゃうんで、
なんともそれでいいのかなっていうか不思議なものだなって思いながら当時見てました。
まさにそこがおっしゃる通りで、日本の例えば上場企業とか、企業って言ったときにやっぱりその海外比率が大きい会社っていうのが結構上場会社の中で強い大きな、
トヨタとか自動車とか任天堂とかもそうですけど、わかりやすいですよね。いまだに上位にソニーとかもそうですけど売れてますと。
彼ら彼女ら、企業にとっては海外で物を売ってドルでお金が入るわけなので、円安っていうのは逆に言うとドル高のことなので、たくさんですね。
1ドル例えば入ったとき、1ドル獲得したときに1ドル100円と1ドル130円どっちがいいんですかっていうと、1ドル130円の方が円で見るとたくさん価値がありますよねと。
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なので円安の方が海外輸出の比率が多い企業にとってはプラスであると。なので円安の方が望ましい。ただそこはうまくできてて、ドルを稼えば稼ぐほど円を売る必要があるので円打活力がかかってくるっていう中で、
円をどうするかっていう。ただトータルで見れば円安の方が輸出企業にとってはプラスですねと。ただ輸入企業ですね。海外から仕入れる人にとっては円安は苦しいですね。
物を買うのがとても高くなってしまうの仕入れるときに。そういう企業は我々にとって言うと海外旅行行くときに円安と円高どっちがいいんですかって100%円高なんですよね。
円高の方がたくさん物を買えるからっていうような仕組みになってる。ここまでの話を踏まえると、あれ日本って今1ドル130円ですよねと。
円安ですよねと。日本プラスじゃないんですかっていう普通に疑問に思うかなと思うんですけども。ここをどう捉えるかっていうところが大きなポイントになってきます。
今は私の理解では1ドル130円はそんなに歓迎されてないんじゃないかなと思ってますね。ちなみにまさきさんってここってどういうイメージとかありますでしょうか。
まさき「イメージって僕の主観でいいってことですか?」
まさき「完全な主観でいいですね。」
なんか僕個人とかで見たときには別に外国に物を売ってるわけじゃなくて、取引先の人からというか会社さんから売り上げを立てて、それから自分の給料というかが生じて買い物する生活者っていう立場の方が大きいから、基本的には円安になったら買い物が高くなるから辛いなと思いますよ。
そうなんですよね。今のポイントがまさにおっしゃるポイントで、さっき円安が得だって言ったのは全部企業目線なんですよね。企業が輸出してるから、輸出企業が多いから。ただ家計っていうのは基本海外から物を買う方が多いですよね。
一般的な家計で海外に物を売る人がほとんどいなくて、ほとんどスーパーで買うって言ってもスーパーが彼らから輸入をしてるってことは、やっぱりその円安の方が損になるというような状況なので、
家計にとって決して円安はそこまで実は嬉しくないなっていう状況が前提としてあると。しかも今資源高っていう状況もあるので、資源高でそもそも物価が、アメリカとか日本もそうですけど、今後ガソリン代も上がってますし、
物の値段とかそういうふうに上がってくるっていう中で、そこにさらに円安が変わってくると、今後輸入の先ほど第1回目ですか、まさきさんが納豆の値段が上がってるっていうふうにありましたけど、我々にとっては物価が上がってるっていうふうになってくると、正直辛いだけですよねと。
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ただ物価が上がっても賃金が上がってくればまだ大丈夫なんですね。だからアメリカでインフレが起きてる状況なんですけども、時給のバイト代も上がってます。賃金費のコストも上がってますという、そういう状況ならばですね、確かにインフレはきついけども、そっちも上がってるならば大丈夫かと。大丈夫じゃないんですけどつらいんですけどね、どっちにしても。
日本の場合ってどう考えても今後給与物価がですね、給与賃金が上がる可能性はそんなに高くない中で、資源高と円安を通じた価格の上昇で物価が上昇傾向にあるとすると、恩恵を受けるのは極めて少ないなっていう、一般個人レベルでいうと少ないなっていう感じは個人的に思ってますね。
なんか例えば日本政府なり日銀なりっていうのは、例えばこの円安っていうことに対しての問題意識とか何とかしようとかって思ってたりするんですかね。
そのあたりですね、いろいろ議論が政府含めて言ってはいるんですけど、例えばその日本、いわゆる政策、金の政策として景気政策が主に2つなんですね。いわゆる公共支出との財政政策、2つ目は金利の上げ下げの金融政策、実は3つ目に為替政策っていうのがあって、為替会議をするっていうこともあるんですね。
日本という国がドルを買って円を売るとか、かつては日本の構造上ですね、トータルで見れば円安の方がプラスでしたから、なるべくですね、円をですね、売ってドルを買うみたいなことをやって、買わせを安くするみたいなことがあったりとかしたんですけども、国際的にはですね、非常にそれは評判が悪いですね。
別の国にとっては逆ですからね、その輸出する国にとっては。なのであんまりそれは国際的にもそんなに奨励されるもんじゃないので、そこまで積極的にですね、為替介入を国がするっていうのは結構厳しいことになります。
とはいえですね、昔ですね、買わせが固定相場制から変動、買わせ相場制に変わったときに昔って1ドル360円固定でしたよね。
1972年までとかはね、ずっとそうでしたね。
今もとめちゃめちゃ高い、めちゃめちゃ円安でしたね、1ドル300円。めちゃめちゃ円安、円安どれだか。
それに対してアメリカはですね、やっぱりすごく文句言ってきまして、変わった上に、確か1985年ですけどプラザ合意っていうのがありまして、
これニューヨークのプラザホテルっていうところで合意をして、もう少し円高にしようという、これは結局当時日本の自動車がアメリカ市場を窃監してですね、
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すごい日本が儲かってて、その平等じゃないみたいな感じで、いろんな圧力あって円高に触れた。
この結果言える円高不況っていうのが1985年に起こりまして、円高になって輸出金を儲かなくなった。
じゃあどうしたかって言って、実はそれがバブルの温床になったっていうふうに言われてありますね。
マネーがバブルに向かって。だから円高不況もプラザ合意も全部為替に影響してるっていうことなんですね。
なるほどですね。なるほど。
話に戻ると、確かに今1ドル130円っていう中で、これの大きな要因の一つは金利差が拡大してるっていう状況であると。
これはもうアメリカは金利上げる方向に行くし、日本はまだ上げる、今多分日本で金利上げると大品種だと思いますよ。
経営的にちょっとなんていうか、基本金利上げるってことは経済に冷水を浴びせるっていう状況なので、
あんまり良くないんですね、経験は。アメリカはもうインフレがひどい状態なので、ちょっと加熱を抑えようっていう点。
ちょっと消化というかブレーキに入ってるってことですよね、アメリカは。
ちょっとブレーキしましょうと、明らかにインフレ、確かに資源の中もあるんですけども、ちょっとやっぱり景気も加熱しつつありますねと。
ちょっと抑えようかという状況なんですけども、日本はまだそこにはまだ行ってないっていう中でやっぱり金利差が開くと、
どうしてもマネーはドルに向かう、米国債を買うっていうのが大きな分かりやすいマネーの流れになりますね。
だからあれですよね、金利を上げたら、日本の場合ですよ、日本で金利を上げたら経済活動のブレーキになるって言って、
いやそれはやめてくれって、まあ日本国内的にはなるんだけど、でも金利を上げないでいくと日米金利差が開いて円安が進むと、今度は消費者として
その輸入のものを買うときにどんどん物価が上がっちゃってるから、いやそれは生活苦しいから勘弁してくれっていう、結局どっちに転んでもダメじゃんっていう感想なんですけど。
そうですね。で、急激に1ドル130円まで円安になったじゃないですか、これ結局その期待なんですよね。
前回話したトイレットペーパーの話もそうですけども、コロナの2年前にトイレットペーパーが急に減りましたっていう状況があって、あれ別に
トイレットペーパーの供給量が減ってるわけじゃないんですよね。
消費量も別にコロナになったからって別に変わってないじゃないですか。
供給も消費も変わってないのに、みんなトイレットペーパーがなくなるって思ってしまうと、実際に街の中からトイレットペーパーが消えるっていう現象が起きましたと。
為替や金利や株ってそれに極めて近しい状況が起きて、今後アメリカってやっぱり金利上げていく方向に行くんだね、実際利上げしてますよね。
日本はまだまだ金利が下げたままし上げる状況はないなっていうふうにマーケットが思うと、想像以上に一気にバーンと円安に振れちゃうっていう、そういうような状況でそこの期待を変えない限り、やっぱりなかなか円高に振れない可能性があって。
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今の状況だと確かに一部の輸出が強い会社にとっては円安は歓迎なんですけども、あと輸出企業に努めている、輸出が強い会社に努めている人の賃金は改善するかもしれないですけども、
そうじゃない方であったり、普通の一般消費者にとっては別に生活良くなってないのにインフルだけ起きてるみたいな感じで、正直痛いですよねっていうことだと思いますね。
確かに。じゃあ今回の最後にというか、多分僕含めてみんな気にしてることは、この円安傾向ってじゃあどこまで行くんだろうみたいなのって気になってると思うんですよね。
これが変な話ですけど、150円とか170円まで1ドルいっちゃうと、単純に考えるとどんどん輸入商品買う価格が上がっていったりするだろうし、
そうなるぐらいだったら今のうちに円をドルに変えといた方がいいんじゃないかみたいなこととか思うと思うし、
いやここが130円前後で、まあとりあえずずっと止まりそうとかなんだったら、別に今ドルを焦って持たなくてもとか、みんないろんなこと考えると思うんですけど、
もちろん先のことはわかんないですけど、しげさん的にはどういうふうに変化してきそうだなーみたいなのって思ったりすることあります?
いやーでもちょっと正直これはかなり難しいですね。ただ少なくても、どういう形であれ、全資産が日本の円高に触れてるっていうのは結構やっぱりリスクが高い気がしますね。
あーまあその1個人とか家計で見たときってことですよね。
で正直今後円高か円安に触れるかどうかっていうのはそこまで別には分からないんですけども、
分かんないですね。てか分かったらね、そういうのもほけられそうですからね。
ただインフレが起きるという状況っていうのは、資産インフレも起きる状況ではあるんですね。
不動産価格が上がるとか株価が上がるみたいな、そういう意味で一部アメリカの資産を持つとか、今後やっぱりその金利がアメリカを上げていく状況で、
日本はずっと低いままだった、もう織り込まれてるんですけども、もうちょい続くんじゃないかっていうような想定がある。
もしくはそのリスク、今後やっぱり我々にとって円安っていうのは、家計で見ればちょっとリスク大きいじゃないですか。値段があると。
それをヘッジするっていう意味で一部ですね、可能な範囲で取り分け持つみたいな感じでやれば、円安になったとしてもその分取り分けの資産は増えるみたいな形で、
ちょっとポートフリーを円一択にするよりも、もしくは海外投資者のために、結局海外の投資進捗を持っておけば円安に触れれば資産上がってるってことになるので、増えてるってことになりますので、
そういう形でポートフリーを組み換えるっていうことはやってもいいかなっていう気はしてますね。
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なるほど。じゃあちょっとそういった株とかにつながるそういう話は次回していきたいと思うので、じゃあ今回外国為替についてはこの辺りで終わろうと思います。
ではどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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