SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、行動会社End of Ocean代表で、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップファイナンスの支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげえです。
はい、この2人でお届けしてまいります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではですね、前回でこの金利を、アメリカの話ですけど、アメリカで中央銀行が挙げることの影響で
外国為替とか株価にも影響があるよっていうお話があったんですけど
それに今回外国為替っていうテーマで話したいんですが
これを聞いてくださっている皆さんも僕も多分この1、2ヶ月ぐらいの急激な
ドルと円のレートが円安方向に触れているっていうので、結構少なからずびっくりした人って多いと思うんですね。
で、まあなんかそれこそ、そんなに円安に急激になったら
何でしょう、自分の生活とかの影響とか大丈夫なのかなみたいに思っちゃう人も多いのかなと思うんですけど
まあなんかそういうあたりで言うと、このさっきの金利と為替の関係とかってどんな感じになってるんでしょうか。
実はですね、金利と為替はめちゃくちゃ密接に関係をしてますし、今ドル円ですね130円前後だと思うんですけども
これは色んな要因はあるんですけども、金利が最も大きな一つっていうのは間違いないですね。
どういうことかと申し上げますと、金利って一言に言うと簡単なんですけども、国対に見た時にアメリカの金利と
日本の金利と例えばシンガポールの金利は当然違うわけですよね。
グローバルで投資をしているような基幹投資家とかは、いわゆるその金利が高い国の方が運用利回りは上がるので
お金のポートフォリオのバランスを考えるとしたら、金利が高い国の方が国際化をとしたらいいですねっていうのがまず一つ挙げられますと。
いわゆる今ですね、日本とアメリカの状況を踏まえると、アメリカというのは物価が上昇している状況になります。
それは何とか前々回でもお伝えしますけれども、資源高と需要が増えている中で物価が上がっている。それに対して
すごい日本が儲かってて、その平等じゃないみたいな感じで、いろんな圧力あって円高に触れた。
この結果言える円高不況っていうのが1985年に起こりまして、円高になって輸出金を儲かなくなった。
じゃあどうしたかって言って、実はそれがバブルの温床になったっていうふうに言われてありますね。
マネーがバブルに向かって。だから円高不況もプラザ合意も全部為替に影響してるっていうことなんですね。
なるほどですね。なるほど。
話に戻ると、確かに今1ドル130円っていう中で、これの大きな要因の一つは金利差が拡大してるっていう状況であると。
これはもうアメリカは金利上げる方向に行くし、日本はまだ上げる、今多分日本で金利上げると大品種だと思いますよ。
経営的にちょっとなんていうか、基本金利上げるってことは経済に冷水を浴びせるっていう状況なので、
あんまり良くないんですね、経験は。アメリカはもうインフレがひどい状態なので、ちょっと加熱を抑えようっていう点。
ちょっと消化というかブレーキに入ってるってことですよね、アメリカは。
ちょっとブレーキしましょうと、明らかにインフレ、確かに資源の中もあるんですけども、ちょっとやっぱり景気も加熱しつつありますねと。
ちょっと抑えようかという状況なんですけども、日本はまだそこにはまだ行ってないっていう中でやっぱり金利差が開くと、
どうしてもマネーはドルに向かう、米国債を買うっていうのが大きな分かりやすいマネーの流れになりますね。
だからあれですよね、金利を上げたら、日本の場合ですよ、日本で金利を上げたら経済活動のブレーキになるって言って、
いやそれはやめてくれって、まあ日本国内的にはなるんだけど、でも金利を上げないでいくと日米金利差が開いて円安が進むと、今度は消費者として
その輸入のものを買うときにどんどん物価が上がっちゃってるから、いやそれは生活苦しいから勘弁してくれっていう、結局どっちに転んでもダメじゃんっていう感想なんですけど。
そうですね。で、急激に1ドル130円まで円安になったじゃないですか、これ結局その期待なんですよね。
前回話したトイレットペーパーの話もそうですけども、コロナの2年前にトイレットペーパーが急に減りましたっていう状況があって、あれ別に
トイレットペーパーの供給量が減ってるわけじゃないんですよね。
消費量も別にコロナになったからって別に変わってないじゃないですか。
供給も消費も変わってないのに、みんなトイレットペーパーがなくなるって思ってしまうと、実際に街の中からトイレットペーパーが消えるっていう現象が起きましたと。
為替や金利や株ってそれに極めて近しい状況が起きて、今後アメリカってやっぱり金利上げていく方向に行くんだね、実際利上げしてますよね。
日本はまだまだ金利が下げたままし上げる状況はないなっていうふうにマーケットが思うと、想像以上に一気にバーンと円安に振れちゃうっていう、そういうような状況でそこの期待を変えない限り、やっぱりなかなか円高に振れない可能性があって。