SONOSTA 知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャスト第2回です。 語り手は私、まさきと
しげです。よろしくお願いいたします。はい、この2人で第2回も届けしてまいります。 第2回テーマはお金は銀行に預けるな
14年後の答え合わせ後編となります。 前編はですね、お聞きいただいている通りしげさんが
勝間和夫さんのお金を銀行に預けるなという本を2007年に読んでから何を思って2015年
16年ぐらいから投資を始めた経緯というものをお伺いしました。 ということで後半では今その
勝間さんの本に書いてあった方法で始めた投資を今しげさんがどういう感じで進め られているかっていうのもちょっと聞きたいなと思ったんですけど。
はいありがとうございます。あのこのあたりも実は私がですねこの本に後半にですね実際に どう投資をするかというステップが書かれてるんですけども
それに極めて近いことを結果的にやってますね。 どういうことが書かれているかというとまずはですね
積み立てで 投資新宅、月4万で年間
月4万で1万ずつやっていきましょうというステップですね。 その後ですね慣れてきたら例えばその
アクティブ型の投資新宅、ちょっとさっき私ちゃんと言わなかったんですけども月4万のうちの1万1万1万株再建それぞれっていう投資新宅のポートフォリオに関しては
基本的にはインデックス型のマーケット連動だっていうことをこの本では推奨しています。
ノーロードと言われる手数料無料というものなんですね。 先ほど前回でまさきさんが投資新宅を説明してくださったんですけど
私が好きな例はカレー粉のイメージなんですね。 すなわちカレー粉っていうのは専門店に行くとたくさんありますよね。
そのプロは、上手い人はそれを自らカレー粉をですね組み合わせてこう味出していくって言うんですけど
実際素人がそれをやるのはほぼ無理なんで大抵多くの方はですねカレー粉のできたものの塊のやつを買ってそれで中辛とか
甘口とか辛口とかそれぞれいろんながあるんですが投資新宅はそういうイメージですね。
その中でプロが自ら選んでリスクもあるけどリターンが取っていくみたいなところのアクティブ投資もあったりとか
インデックスファンドって本当にマーケットの日経平均にほぼ連動する形になってる。
そういうのは手数料がなかったりして安いんですね。でもプロのファンドマネージャーが自ら蘇生をしてやっていくっていう場合には手数料が高かったりとか
新宅報酬っていう毎年かかるフィーが高かったりするっていうのがあったりしてでも私は当然そこはですね
最初もあの基本に忠実なのでノーロードっていうベーシックなインデックスとかやりますとであのマネーフォワード私使ってたんですけども
マネーフォワードいいところは毎日の変動が見えるんですね。 株価が日経平均に下がると自分の資産がどう変化してるかリアルタイムで毎日分かると
それが複数ポートフレーで分かるという中でリスク耐性がついてきたんですね。リスク耐性っていうのは
あの1日の株価の変動によっていきなり今日何か数万円失ったとか今日数万儲かったみたいなのを当初やっぱり一期中多少するんですけど慣れてくると何も感じなくなってくるんですね。
いいか悪いか別としてそういった中で今ちょっと株価が下がっているような感じだなとか
ちょっと落ち着いているっていうタイミングでスポットで買いますということですね。 あとはそう買いますっていうのは
インデックスファンドの時もあれば、その後私買ったのは3つ買いました。 これもちょっとセキュララに言うとまず日踏み投資ですね。
これをまず積み立てで買いました。 あとは鎌倉投資ですね。これも積み立てで買いました。
あとは当時ちょうどロボアドバイザーっていうのが出てきた時期ですね。
ロボアドバイザーっていうのはAIがいろんな自分のリスク指向のところを踏まえて勝手に投資をしてくれると。
僕はテオっていうところで買いまして、この3つをですね、さらに月々1、2万ずつぐらいですかね。
プラスで積み立てたと。その結果ですね、これ見ればわかるんですけど
やっぱり通常のインデックスの動き方が全然違うんですね。 例えば鎌倉投資っていうのは日経平均の変動、
ボラティリティよりも弱い変動しかならないですと。 日踏み投資は日経平均よりも高い変動がある。
高い変動があるということは、日経平均が上がった時は上がった以上のリターンがあるし、 下がった時は下がった以上の損失があるというような状況ですね。
そういうのを見ながらスポットで買い増しをしたりとか、 積み立て金額を変更したりみたいなことをちょくちょくちょくちょくやってましたけど、
基本と法事っていうかのような感じですね。
例えば積み立てを、私もともと4万でやってたのを8万にするとですね、 年間96万円の投資になるので、年間100万投資をしていることになるんですね。
それをニーサーを使ってやっているというのが、 ちょっと細かいところでスポットで買ったりもしたりとかしてるんで、
もうちょいやってる場合もあるんですけど、そういう投資スタイルをやってきて、 これも結局この本に書いているやり方に基本的には準拠したやり方をやっているというのがその5ですね。
僕としげさんが楽しく話してるだけなので、聞いた上での決断とかは皆さんの自由っていうことに尽きるんですけど、
まぁでもそれで言うとそうなんですよね、例えばすしげさんみたいに仕事柄もそもそも買えないとか、
あと気持ち的にっていう理由で買わないっていうことにしても、インデックス投資とか投資新宅のひふみ投資とか鎌倉投資っていう商品を使うことで、
株というか市場に対する投資ができるので。
そうですね、はい。
だからいろんなこだわりがある人も多いのかもしれないですけど、別にそうだとしても全然投資はできるよっていうことはありますよね。
そうですね、あとやっぱり感度というか、自分の財産が、特にやっぱりマネーフォワードっていう存在がすごいデカいですね。
現金だけじゃなくて有価証券も、時価が見えて合計で自分の資産がいくらなるかっていうのも可視化されて、
ほっといても給料日に関係なくてですね、やっぱりコロナの時とか本当に10万20万動くっていうのがありますからね。
マイナスにですけどもちろん。
っていうのがあったりもしたんで、そういうのを含めてやっぱりリアルに経験できるっていうのはいいなとは個人的に思いましたね。
そうですね、さっきしげさんのお話の中であったリスク耐性をつけるっていう、これ僕すごく大事だと思ってて。
ここからちょっと僕の投資の話とかにもなるんですけど、
僕は2009年に会社に入って、全然金融とかじゃないゲームの会社に入って仕事してたんですけど、
その時にやっぱりこうなんとなく株式投資やってみるかみたいな、
ネット証券とかも2009年ぐらいだと簡単に作れましたから、
なんとか証券ネットで作って個別株買ったり、
あとこのかつまさんの本にも出てきましたけど、外国為替ですよね。
FXが一番流行ってた頃ですね、2008年とか2009年っていうのがみんなやってましたね。
ただ僕FXはさすがにやらなくて。
外貨預金とかですかね。
外貨預金ですよね。
FXっていうのは、僕の理解だとあれは外貨を買う時の証拠金取引っていうもので、
実際に持っているお金。
だから普通に外国株を買うんだったら僕が1万円しか持っていなくて、
1ドル100円だったら100ドルしか買えないけど、
その1万円を証拠金っていう扱いにすることで、それも何倍もの。
だから本来だと100ドルしか買えないところ何百ドルも買えるみたいな。
じゃあそんなおいしい話は、いいことづくめなのかっていうとそんなわけはなくて、
リスク、リターンの裏には必ずリスクが存在するっていう本にも書いてありますけど、
話なので、それをやると瞬時にその1万円分全部失うこともあるよっていう。
そうですね。
そういう話ですよね。
僕もというか、僕はもともと自分の認識としてリスクをかなり怖がる人間だと思うんですよ。
ちょっと怖いことあるとあんまりやりたくないとか、
結構あと、この本にも出てきますけど、
ダニエル・カーネマンとか行動経済学の人たちが明らかにした通り、
人間はマイナスをすごく怖がる傾向にまず全体としてあって、
もちろん個人差はあるけど、
その時は僕あんまりそれ知らなかったですけど、
今思うとすごい納得するのはやっぱその損失がすごく怖いって感じるんですよね。
そうですね。
だから試しに個別の株を買ってみたり、
その外貨を、ほんと大した額じゃないですよ。
1万円とか2万円分とかの外貨買って、
それがなんか、やっぱ外貨って結構変動するじゃないですか。
そうだっすね、はい。
だからそれで何パーセントか失うとうわーっと思って、
結構それでなんか早く売らなきゃみたいになっちゃうみたいなもん。
典型的な、いわゆるその変動に関してのダメージを受けちゃうっていう人だったんですよ。
なるほど。
だから買っては見たものの、あ、だめだこれ自分って思って、
それで1回もうなんかそういうのはやめようと思って、
何年かしばらく投資をしないでいたんですけど、
僕がもう1回ちゃんと投資始めたのは、たぶん2017年とかぐらい、
18年ぐらいだったかな。
なんか知り合いの方が、それこそさっきお話に出てきた、
ひふみ投資の方とも知り合いでみたいな関係があったので、
なんかそっか、ひふみ投資買ってみるかみたいな感じで、
月2万円ぐらいを深く考えず、ひふみ投資の自動積立で。
あ、でもそこはあれいきなり、さっきお話で言うと、
いわゆるドルコスト平均法っていう積立を選ばれたってことなんですね。
そうですね。もしかしたら、ちょっと今僕記憶が曖昧だけど、
もうその数年前から、それはやってたかもしれないです。
インデックスのノーロード系で。
なるほど。
でもなんかそんなに長い期間やってたかどうか、ちょっと記憶差だかじゃないですけど、
僕は明示的に覚えてるのは最初から、ひふみの毎月積立、金額固定でやってる。
それはあれですか、なんか何か本読んだとか誰か上限があったっていう感じの積立がいいんじゃないか。
いや単純に、なんかたぶんそれまでに入ってきたいろんな情報とか、
さっき言った自分の性格を考えた時に、たぶん僕は積立投資だったらもう見ないで済むじゃないですか。
そうですね。僕もそれはメリットだと思います。
さっきしげさんがおっしゃってた話は、結構日々チェックすることで割と変動ってあるものだから、
投資ってこういうことだよねっていう体制をつけてったって話だと思うんですけど、
僕は逆で毎日見るとどうやっても僕みたいなメンタルな人は振り回される。
なるほど。
なので、投資んで金額固定にして見ないっていうことにしたら、僕はすごい良かったですね。
だから正直あんまり、この間日文投資の見て何十万ってそんな大したプラスじゃないと思いますけど、
なんか多少はプラスになってて、なるほどって思ったぐらいで。
じゃああれですか、僕とかはマネーフォワードとかで、
例えば給料が上がると自分の資産が増えたり、クレジットカードを払ったらドーンと減ったりとか、
かつ毎月引き落としなので引き落されたら株価変動とかで、
そういうのを1日1回はチェックしてるんですかね。
使える理由ないですけど、ざっくり見る。
そういうことはほぼせずに、いわゆる寝かし続けて毎月2万円。
僕はそう、逆というかほとんど見ないことにしましたね。
じゃあ例えばですけど、仮に2万円だとすると年間24万円じゃないですか。
3年も経つと72万円ですか。
そうですね。
72万円は分かりやすい提供金にはなってないんですけど、
なんていうか、ちょっと半分記憶から消えちゃってる感じじゃないですか。
そうですね。
なるほど。
だから一応通帳のウェブ通帳みたいなのを見ると毎月2万皮膚ビットが減ってることは分かるんですけど、
減らされてますよね。
それを別にマネフォーとかで別に全部つなげてないので、
そうなんですね。
単に2万円引き落とされて投資されたみたいなことだけを認知してる。
ほとんど現実の悲鳴の評価額、なんていうんでしたっけ、基準価格でしたっけ。
基準価格ですね、はい。
その日時点の価格みたいな、ほとんど見てないですね。
本当に年に数回たまに見て、今こんなもんだんだっていうところを意識する。
ほんとそんなもんですね。
だからやっぱり僕の場合はそうですね、
あまり細かく見ないで投資っていうのはやっといても別にそんなに減りもしないし、そんなに増えもしないみたいなことを、
少し時間をかけて認知したことによって、そのリスク体制っていうものを多分身につけた部分があるんだと思うんですよ。
例えばですけど、コロナの時に明らかに下がったじゃないですか、株価が。
そうですね、2020年3月にガクッと下がりましたよね。
その時もちょっとそれはもう見ないでおこうっていう感じだったのか、一応チェックしたのかってどういう感じでした、当時は。
いや全く見なかったですね。
正解ですね、なるほど。
多分見たら下がって何なら買った分より割り込んでるっていうことは確認できたと思うんですけど、
それを通じて見えてくる自分の心の動きとか。
確かにそうですね。
それが非常に興味深いなと思ったことがあるんですよね。
さっきね、行動経済学の川縄の話によされてましたけど、やっぱりそういうところが自分を知るっていうことはありますよね。
自分を知れるといいますか、こういう時に自分でこういう思考をするんだ、こういう行動をするんだっていうのは結構投資っていうのはそういう点では非常に自分を知れますよね。
そうですね。で、やっぱり今これ僕しげさんと話してて思ったのは、おそらくほとんどの人はこの投資の決断とかって多分自分で決めてて、
それをこうやって人と話して振り返る機会とかあんまないと思うんですよね。
特に話さないですよね。儲かってても話さないですし、損してても笑い話ですけど話さなくて結局話さないっていう均衡に落ち着くんじゃないですかね。
やっぱり多くの人が。
そうなんですよね。でもこれって例えば他のスポーツとか仕事とか何でもいいんですけど、他の何かこうスキルを身につけていくとかいうもので想像した時に、
それの振り返りをしないって非常にもったいないじゃないですか。
そうですよね。将棋とかね、だって終わった瞬間に完走戦ですもんね。
そうですよね。ここでこうしたらどうだったんでしょうかみたいな。
あれってまさに振り返りをすることが上達において極めて有効であるっていうことが経験則としても分かってるってことですよね。
あれとかすごいですね。その時私はこう考えてましたとか、本当はこうやろうと思ってしまっても手の内まで言うわけですよね。
でもそれが結局お互いの気力、将棋の力に貢献するっていうことが分かってるんでみんなやるっていうことですもんね。
そうですね。だから今これ話してて思いましたけど、通しも完走戦やったほうがいいですね。
そうですよね。だから金銭的なリターンは勝ったり負けたり当然ある前提なんですけど、
それに対してどういう自分が学びがあるかっていうところは極めて大事ですし、
それによって今後の意思決定が、行動が変わる可能性がありますもんね。
そうですよね。それによって本当に自分がその先の、お金の話ってそもそもが、
ほとんどの人にとっては別にお金そのものが目的じゃなくて、やっぱこう人生で何がしたいとか、
あるいはこういうことは避けたいみたいなことに対してお金をうまくそこに使えればいいよねって思ってる人が多分多くだと思うので、
それに対するスキルみたいなものを身につけて、この勝間さんの本だと金融リテラシーっていう言葉で表現してますけど、
まさに僕もこの金融リテラシーっていうのは非常に重要だと思いつつ、
やっぱこの勝間さんの本、ちょっと僕は読み逃してるのかもしれないですけど、
今僕が言ったようなその自己理解みたいなことも含めて、
単純に金融に対する知識とかリスクの理解ということもあるんだけど、
投資したり行動する主体としての自分の理解、ここも含めての金融リテラシーなんじゃないかなということはちょっと思いますね。
そうですね、まさにおっしゃる通りですし、やっぱこういったところがなかなか堅実な話をしない印象があるんですね。
堅実な話ってどういうことかっていうと、例えばビットコインで送り人になりましたとか、
あの人すごい儲かったらしいよ、株ですごい儲かったらしいよみたいな話っていうのは、
よく聞く人もいたりとか知人の知人とかの話で聞くみたいな話ってあると思うんですけど、
そっからの学びって少ないと思うんですよね。不穏というかすごいねとか違う世界だねって終わりなんですけど、
こういう積み立てとかっていうのは極めてリアルですし、我々の行動とかにも影響があるんじゃないかなっていうところを
なんか感じますね。
いや、あると思います。やっぱ僕も、その何でしょうね。
例えば扁不眠等進化ってほぼ放置、積み立てにして放置したりとか、そういったことの結果、
リスクが怖いみたいなのがなくなってったことによって、
金融とかっていうものに本質的に興味が湧くようになってきたので、
やっぱり最初の会社員になった頃の僕のマインドセットだと、
でもやっぱり金とか投資ってなんかこう、いやちょっとやって減ったりすると怖いから、
それ以上なんかあんまりしろっていう意欲もあんま湧いてこなかったと思うんですよ。
だからその頃僕全然金融とか興味なかったので、
今になってみるとその投資とかをやって、こういうものかってわかってくると、
より興味が湧いてきたりっていうことがあるんで。
そうですよね。だからそういう意味ではリーマンショックとか東日本大震災とか、
先ほどコロナみたいな下がる局面っていうのが何回かあったとして、
逆にその後上がる局面もあったりするので、両方の経験をしてるっていうのが、
結構やっぱり今後の自分の投資行動に影響を与える、
良くも悪くも与えるなと思ってて、
幸いそういうところって経験、コロナで損失をこもったっていうことで、
やらなきゃよかったって思う人もいれば、
と同時に投資しなかったんで、やっぱり銀行預金でよかったと思うような人もいらっしゃれば、
コロナで損はしたんですけど、積み立て続けていくとやっぱり上がった、
こういう経験って本当にあるんだみたいなところも知れるみたいなところがあって、
長い人生で言って投資と付き合っていくっていう面では、
下げの局面がないっていうのは基本的にありえないはずだと僕は思ってるので、
やっぱりそれを経験する中でやっぱり自分はしない方がいいなっていうことならばしなければいいですし、
これはこれでリスク取ってリターンあるんだっていうことであれば、
やっぱり取り組むっていうのはあるので、
一回何かしら検討してみるとかっていうのは面白いかもしれないですね。
そうですね。なのでやっぱり僕もそうだったかもしれないけど、
投資っていうものをあまりやったことがなくて金融リテラシー低い状態だと、
やるからには必ず上がってほしいみたいな、
実態がよくわかっていないがゆえにいろんな妄想とか、
人から聞いた話とかがいろんな地に足のついてない話で頭がいっぱいだったりするんで、
その状態でしんげさんがおっしゃったようにいきなりドカンとかやってガコッとかへこむと、
もうこんなものは無理だとかなっちゃうんで。
そうなんですよね。立ち直れないんですよね。
だからそこでいかにいろいろ渦巻いた状態からソフトランディングというかソフト履歴というか、
それをできていくとだいぶあれですよね。
自分の中でも衝撃を抑えながら学んでいけるんじゃないかなという気はしますね。
ぜひ1個だけこの本を読んで14年経って振り返ったときの気づきを1つ共有してもいいですかね。
どうぞ。
確か2019年ぐらいだと思うんですけど、金融庁が老後2000万円資金というのを発表したと思うんですよ。
老後で豊かな生活するにはそれまでに金融資産2000万円必要ですと。
それを聞いた多くの日本国民が、私含めてですけれど、かなり驚いたんですよね。
え?みたいな。国民年金だけじゃ無理なの?みたいな。
それとは別に2000万円いるんですか?みたいな話なんですよ。
実は僕はあれのリリースの勉強会をしたんですよ。
いわゆるリリースの内容と分析レポートというのがあって、
それをちゃんと一時情報を見よう。何書いてるんだろうと。
当然あれには色んな想定があるんですよね。
いくら毎月使って居住費いくらでみたいな。
そうやってあれ例えば2000万円ぐらいあった方が国民年金とは別にいいですよねみたいなのがあるんですけど、
多くの人とディスカッションする中の1つの結論が、
これはでも本当に人によりますよねと。どういう生活するかとか。
一概には言えないというありきたりの結論なんですけど、
今回この本を読んでると、
私Kindleなんでページ数わかんないですが、かなり後半にですね、
毎月4万円ずつ22歳から積み立てていけば、
税引き後で4%の金利だとして、
60歳までに4339万円になりますって書いてたんですよ。
結構驚いたんですよ。
22歳から60歳まで毎月4万円、38歳まで。
しかもその4万円っていうのは1万円を4つに分けてやれば
分担当事できますよと。当然これ元本があるんですけど、元本は1872万円なんですよね。
1872万円に対して、
仮に4%で回し続けていけば4339万円になるということは、
これもし仮に実現できれば、
投資リターンだけで
2500万円ぐらい、2400万円になってるんですね。
老後2000万円問題が実はこれで4%で回せば解決できるっていうような
結論になるんですよ。普通に毎月4万円貯金だけすれば、
1872万円ちょびっとした金利ついて終わりですけど、
4%で回せばいける。逆にここの大きな論点は、
4%で回せるんですかっていうことだと思うんですよね、実際に。
株価も変動するし。これは確かにこれを4%とか3%とか5%に変えれば
全部数字が変わってくるわけですよ。しかも38年って長い感じですから、
可能な分析ができるわけですね。3%、4%いくらかみたいな。
とはしたといえど、今って日本人の多くの方が成長の実感がないと思うんですよ、
経済における。全くないですよね。ただ株価において、
多分まさきさんのトータルリターン現時点で4%超えてると思うんですよね。
かなり高い確率で。当然これってずっと続くわけじゃないんで、
下がったりもするとは思うんですけど、なんだかんだで10年見れば
トータル4%ぐらいあるんじゃないかっていうのは、
そんなに違和感がある数字じゃないなと思ってます。
特に、と言っても日本は成長見込めないじゃないですかっていう話なんですけど、
さっきの4文法で言うと、これ海外投資が半分入ってるんですね。
海外の成長を取り込んでいけば、この4万円っていう仕組み自体は、
4%っていう仕組み自体は、決して不可能ではない数字の可能性が十分にあります。
ということを、今振り返ると2000万円問題読むと、
なるほど、実はこういうふうにやればそんな難しくない金融リタラシーで取り組めるんだと、
気付いたのはすごい大きかったですね。
14年ぶりに読んでよかったなという感じの部分でしたね。
なるほど、そうですね。
だからやっぱり今回のこの本取り上げる、最初にしげさんもおっしゃってましたけど、
このリーマンショック前の本だからこそ、出てきた理論の後すぐ大きいへこみとか、
そういういろんな試練を経ても書いてあることは、
その10年、20年、30年、何なら40年、50年ぐらいに渡って結構通用しそうな真理なんじゃないかと。
そうですね、一つは、さっきFXの話が出ましたけど、
2018年リーマンショック前ってFXすごい盛り上がってたんですよ。
どれぐらい盛り上がってたかっていうと、
僕の知人とかが昼休みにトイレにこもって、