2021-08-21 37:57

Ep.002「お金は銀行に預けるな」14年後の答え合わせ(後編)

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前回からの引き続きです。投資について基本的なことを学び、自己理解に繋げていく可能性について話しました。

◆参考リンク

お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ (光文社新書) Amazon

【ひふみ】ひふみ投信・ひふみワールド公式サイト

鎌倉投信

THEO [テオ] by お金のデザイン

外国為替証拠金取引 Wikipedia

マネーフォワード ME | スマホで簡単 家計簿アプリ

ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット Amazon

感想戦 Wikipedia

人生100年時代、2000万円が不足 金融庁が報告書

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」 

NISAとは? : 金融庁

iDeCo公式サイト|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。 ■ファインディールズ Fine Deals Inc.会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。実態は相変わらずフリーランス。ダイの大冒険のアニメ化が嬉しくて、ダイの大冒険だけを語るPodcastを始める。 ■合同会社エンドオブオーシャンCast a Radio 「ダイの大冒険」を語る – DRAGON QUEST -ダイの大冒険- のアニメを語り合うPodcast

番組へのメッセージやご質問などはTwitter @endofocean までお送りください。

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SONOSTA 知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャスト第2回です。 語り手は私、まさきと
しげです。よろしくお願いいたします。はい、この2人で第2回も届けしてまいります。 第2回テーマはお金は銀行に預けるな
14年後の答え合わせ後編となります。 前編はですね、お聞きいただいている通りしげさんが
勝間和夫さんのお金を銀行に預けるなという本を2007年に読んでから何を思って2015年
16年ぐらいから投資を始めた経緯というものをお伺いしました。 ということで後半では今その
勝間さんの本に書いてあった方法で始めた投資を今しげさんがどういう感じで進め られているかっていうのもちょっと聞きたいなと思ったんですけど。
はいありがとうございます。あのこのあたりも実は私がですねこの本に後半にですね実際に どう投資をするかというステップが書かれてるんですけども
それに極めて近いことを結果的にやってますね。 どういうことが書かれているかというとまずはですね
積み立てで 投資新宅、月4万で年間
月4万で1万ずつやっていきましょうというステップですね。 その後ですね慣れてきたら例えばその
アクティブ型の投資新宅、ちょっとさっき私ちゃんと言わなかったんですけども月4万のうちの1万1万1万株再建それぞれっていう投資新宅のポートフォリオに関しては
基本的にはインデックス型のマーケット連動だっていうことをこの本では推奨しています。
ノーロードと言われる手数料無料というものなんですね。 先ほど前回でまさきさんが投資新宅を説明してくださったんですけど
私が好きな例はカレー粉のイメージなんですね。 すなわちカレー粉っていうのは専門店に行くとたくさんありますよね。
そのプロは、上手い人はそれを自らカレー粉をですね組み合わせてこう味出していくって言うんですけど
実際素人がそれをやるのはほぼ無理なんで大抵多くの方はですねカレー粉のできたものの塊のやつを買ってそれで中辛とか
甘口とか辛口とかそれぞれいろんながあるんですが投資新宅はそういうイメージですね。
その中でプロが自ら選んでリスクもあるけどリターンが取っていくみたいなところのアクティブ投資もあったりとか
インデックスファンドって本当にマーケットの日経平均にほぼ連動する形になってる。
そういうのは手数料がなかったりして安いんですね。でもプロのファンドマネージャーが自ら蘇生をしてやっていくっていう場合には手数料が高かったりとか
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新宅報酬っていう毎年かかるフィーが高かったりするっていうのがあったりしてでも私は当然そこはですね
最初もあの基本に忠実なのでノーロードっていうベーシックなインデックスとかやりますとであのマネーフォワード私使ってたんですけども
マネーフォワードいいところは毎日の変動が見えるんですね。 株価が日経平均に下がると自分の資産がどう変化してるかリアルタイムで毎日分かると
それが複数ポートフレーで分かるという中でリスク耐性がついてきたんですね。リスク耐性っていうのは
あの1日の株価の変動によっていきなり今日何か数万円失ったとか今日数万儲かったみたいなのを当初やっぱり一期中多少するんですけど慣れてくると何も感じなくなってくるんですね。
いいか悪いか別としてそういった中で今ちょっと株価が下がっているような感じだなとか
ちょっと落ち着いているっていうタイミングでスポットで買いますということですね。 あとはそう買いますっていうのは
インデックスファンドの時もあれば、その後私買ったのは3つ買いました。 これもちょっとセキュララに言うとまず日踏み投資ですね。
これをまず積み立てで買いました。 あとは鎌倉投資ですね。これも積み立てで買いました。
あとは当時ちょうどロボアドバイザーっていうのが出てきた時期ですね。
ロボアドバイザーっていうのはAIがいろんな自分のリスク指向のところを踏まえて勝手に投資をしてくれると。
僕はテオっていうところで買いまして、この3つをですね、さらに月々1、2万ずつぐらいですかね。
プラスで積み立てたと。その結果ですね、これ見ればわかるんですけど
やっぱり通常のインデックスの動き方が全然違うんですね。 例えば鎌倉投資っていうのは日経平均の変動、
ボラティリティよりも弱い変動しかならないですと。 日踏み投資は日経平均よりも高い変動がある。
高い変動があるということは、日経平均が上がった時は上がった以上のリターンがあるし、 下がった時は下がった以上の損失があるというような状況ですね。
そういうのを見ながらスポットで買い増しをしたりとか、 積み立て金額を変更したりみたいなことをちょくちょくちょくちょくやってましたけど、
基本と法事っていうかのような感じですね。
例えば積み立てを、私もともと4万でやってたのを8万にするとですね、 年間96万円の投資になるので、年間100万投資をしていることになるんですね。
それをニーサーを使ってやっているというのが、 ちょっと細かいところでスポットで買ったりもしたりとかしてるんで、
もうちょいやってる場合もあるんですけど、そういう投資スタイルをやってきて、 これも結局この本に書いているやり方に基本的には準拠したやり方をやっているというのがその5ですね。
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そうですよね。この勝間さんの本でも、いわゆるインデックス投資だけだと物足りなくなってきた人はアクティブ投資。
アクティブ投資ってさっき話があって、ちょっと簡単に僕の理解で説明すると、 例えばその日文投信とか鎌倉投信っていうのは、
その投資会社の中の人たちがどこの会社の株をどれだけ買おうかっていうことを決めて、 それで商品を作ってるっていうものになりますよね。
そうですね。
だからインデックスだと日本中のすべての会社がもう自動で組み込まれちゃう。
その額に応じて組み込まれるみたいな形になるけど、そうじゃなくて、日文投信投資部門がこの会社とこの会社とこの会社が今後成長が期待できるから、
それを買って、それの集めたものを日文投信という商品として売ると、それを小口に分けて売るから、
それを何口毎月買いますとか1回にどれだけ買いますっていうことを投資する人が自分で決めるってことですよね。
そうですね。で、あと私がやってたのは日経平均で言うと225とかだと225種も入ってるんで、全部カバーできないんですけど、
日文投信とかって数十とかなんで、僕日文投信に入ってる銘柄っていうのはスマホのアプリの株価のやつに1個ずつ入れていってですね、
ポートフォリオになっていると絵の中身は一応可視化して、こういうの入ってるんだというのを認識しながら日文の変動を見てると。
なのでちょっと株式投資までいかないんですけど、やはりポートフォリオ全体のインデックスよりももう少し細かいところを見つつ、
疑似株式投資的なところを抑えていったみたいなところはありましたね。
それ質問としては、そこまで例えば日文投資に組み込まれている会社の株価を見てるんだったら、その会社の株を買えばいいのではみたいに思う人もいるかもしれないですけど。
2018年まで銀行にいたんで、ちょっと買いづらかったと。
なるほど、そういうのが、そういう事情があったってことですか。
そういう事情がありましたね。
今は前提としてまず買えるという前提がありますと、ただ僕はビジネスインサーの記事を書いたりしてて、
僕が取り上げた会社の記事は公開情報しかちょっとないんでいいんですけど、それをベースにちょっと買うっていうのがなんか気が引けますね。
買いたかったりするんですけど、買ったらダメなわけじゃないですけど。
どっちかというと気持ちの問題っていう。
完全に気持ちの問題ですね。
なるほど、はいはい。
なるほどですね。まぁでもそうですよね、なんかこのポッドキャストはですね、聞いてる方に一切投資を勧めたりとかそういうつもりは1ミリもなくてですね、
09:03
僕としげさんが楽しく話してるだけなので、聞いた上での決断とかは皆さんの自由っていうことに尽きるんですけど、
まぁでもそれで言うとそうなんですよね、例えばすしげさんみたいに仕事柄もそもそも買えないとか、
あと気持ち的にっていう理由で買わないっていうことにしても、インデックス投資とか投資新宅のひふみ投資とか鎌倉投資っていう商品を使うことで、
株というか市場に対する投資ができるので。
そうですね、はい。
だからいろんなこだわりがある人も多いのかもしれないですけど、別にそうだとしても全然投資はできるよっていうことはありますよね。
そうですね、あとやっぱり感度というか、自分の財産が、特にやっぱりマネーフォワードっていう存在がすごいデカいですね。
現金だけじゃなくて有価証券も、時価が見えて合計で自分の資産がいくらなるかっていうのも可視化されて、
ほっといても給料日に関係なくてですね、やっぱりコロナの時とか本当に10万20万動くっていうのがありますからね。
マイナスにですけどもちろん。
っていうのがあったりもしたんで、そういうのを含めてやっぱりリアルに経験できるっていうのはいいなとは個人的に思いましたね。
そうですね、さっきしげさんのお話の中であったリスク耐性をつけるっていう、これ僕すごく大事だと思ってて。
ここからちょっと僕の投資の話とかにもなるんですけど、
僕は2009年に会社に入って、全然金融とかじゃないゲームの会社に入って仕事してたんですけど、
その時にやっぱりこうなんとなく株式投資やってみるかみたいな、
ネット証券とかも2009年ぐらいだと簡単に作れましたから、
なんとか証券ネットで作って個別株買ったり、
あとこのかつまさんの本にも出てきましたけど、外国為替ですよね。
FXが一番流行ってた頃ですね、2008年とか2009年っていうのがみんなやってましたね。
ただ僕FXはさすがにやらなくて。
外貨預金とかですかね。
外貨預金ですよね。
FXっていうのは、僕の理解だとあれは外貨を買う時の証拠金取引っていうもので、
実際に持っているお金。
だから普通に外国株を買うんだったら僕が1万円しか持っていなくて、
1ドル100円だったら100ドルしか買えないけど、
その1万円を証拠金っていう扱いにすることで、それも何倍もの。
だから本来だと100ドルしか買えないところ何百ドルも買えるみたいな。
じゃあそんなおいしい話は、いいことづくめなのかっていうとそんなわけはなくて、
リスク、リターンの裏には必ずリスクが存在するっていう本にも書いてありますけど、
12:05
話なので、それをやると瞬時にその1万円分全部失うこともあるよっていう。
そうですね。
そういう話ですよね。
僕もというか、僕はもともと自分の認識としてリスクをかなり怖がる人間だと思うんですよ。
ちょっと怖いことあるとあんまりやりたくないとか、
結構あと、この本にも出てきますけど、
ダニエル・カーネマンとか行動経済学の人たちが明らかにした通り、
人間はマイナスをすごく怖がる傾向にまず全体としてあって、
もちろん個人差はあるけど、
その時は僕あんまりそれ知らなかったですけど、
今思うとすごい納得するのはやっぱその損失がすごく怖いって感じるんですよね。
そうですね。
だから試しに個別の株を買ってみたり、
その外貨を、ほんと大した額じゃないですよ。
1万円とか2万円分とかの外貨買って、
それがなんか、やっぱ外貨って結構変動するじゃないですか。
そうだっすね、はい。
だからそれで何パーセントか失うとうわーっと思って、
結構それでなんか早く売らなきゃみたいになっちゃうみたいなもん。
典型的な、いわゆるその変動に関してのダメージを受けちゃうっていう人だったんですよ。
なるほど。
だから買っては見たものの、あ、だめだこれ自分って思って、
それで1回もうなんかそういうのはやめようと思って、
何年かしばらく投資をしないでいたんですけど、
僕がもう1回ちゃんと投資始めたのは、たぶん2017年とかぐらい、
18年ぐらいだったかな。
なんか知り合いの方が、それこそさっきお話に出てきた、
ひふみ投資の方とも知り合いでみたいな関係があったので、
なんかそっか、ひふみ投資買ってみるかみたいな感じで、
月2万円ぐらいを深く考えず、ひふみ投資の自動積立で。
あ、でもそこはあれいきなり、さっきお話で言うと、
いわゆるドルコスト平均法っていう積立を選ばれたってことなんですね。
そうですね。もしかしたら、ちょっと今僕記憶が曖昧だけど、
もうその数年前から、それはやってたかもしれないです。
インデックスのノーロード系で。
なるほど。
でもなんかそんなに長い期間やってたかどうか、ちょっと記憶差だかじゃないですけど、
僕は明示的に覚えてるのは最初から、ひふみの毎月積立、金額固定でやってる。
それはあれですか、なんか何か本読んだとか誰か上限があったっていう感じの積立がいいんじゃないか。
いや単純に、なんかたぶんそれまでに入ってきたいろんな情報とか、
さっき言った自分の性格を考えた時に、たぶん僕は積立投資だったらもう見ないで済むじゃないですか。
15:00
そうですね。僕もそれはメリットだと思います。
さっきしげさんがおっしゃってた話は、結構日々チェックすることで割と変動ってあるものだから、
投資ってこういうことだよねっていう体制をつけてったって話だと思うんですけど、
僕は逆で毎日見るとどうやっても僕みたいなメンタルな人は振り回される。
なるほど。
なので、投資んで金額固定にして見ないっていうことにしたら、僕はすごい良かったですね。
だから正直あんまり、この間日文投資の見て何十万ってそんな大したプラスじゃないと思いますけど、
なんか多少はプラスになってて、なるほどって思ったぐらいで。
じゃああれですか、僕とかはマネーフォワードとかで、
例えば給料が上がると自分の資産が増えたり、クレジットカードを払ったらドーンと減ったりとか、
かつ毎月引き落としなので引き落されたら株価変動とかで、
そういうのを1日1回はチェックしてるんですかね。
使える理由ないですけど、ざっくり見る。
そういうことはほぼせずに、いわゆる寝かし続けて毎月2万円。
僕はそう、逆というかほとんど見ないことにしましたね。
じゃあ例えばですけど、仮に2万円だとすると年間24万円じゃないですか。
3年も経つと72万円ですか。
そうですね。
72万円は分かりやすい提供金にはなってないんですけど、
なんていうか、ちょっと半分記憶から消えちゃってる感じじゃないですか。
そうですね。
なるほど。
だから一応通帳のウェブ通帳みたいなのを見ると毎月2万皮膚ビットが減ってることは分かるんですけど、
減らされてますよね。
それを別にマネフォーとかで別に全部つなげてないので、
そうなんですね。
単に2万円引き落とされて投資されたみたいなことだけを認知してる。
ほとんど現実の悲鳴の評価額、なんていうんでしたっけ、基準価格でしたっけ。
基準価格ですね、はい。
その日時点の価格みたいな、ほとんど見てないですね。
本当に年に数回たまに見て、今こんなもんだんだっていうところを意識する。
ほんとそんなもんですね。
だからやっぱり僕の場合はそうですね、
あまり細かく見ないで投資っていうのはやっといても別にそんなに減りもしないし、そんなに増えもしないみたいなことを、
少し時間をかけて認知したことによって、そのリスク体制っていうものを多分身につけた部分があるんだと思うんですよ。
例えばですけど、コロナの時に明らかに下がったじゃないですか、株価が。
そうですね、2020年3月にガクッと下がりましたよね。
その時もちょっとそれはもう見ないでおこうっていう感じだったのか、一応チェックしたのかってどういう感じでした、当時は。
いや全く見なかったですね。
正解ですね、なるほど。
多分見たら下がって何なら買った分より割り込んでるっていうことは確認できたと思うんですけど、
18:07
まあ別にずっとは下がんないんじゃないのかなというふうに思ってたので。
だからあれですね、今話してて思ったけど、この本にも書いてあったのかな、
もし僕にもう少し積極果敢なマインドがあるんだったら、その下がった時に等身をバコッと買ったはずなんですよね。
スポット買いですよね、スポット買いで。
そうですね、さっきしげさんもおっしゃってた。
だからその時に買えばそっから上がるっていう予測が立つんだったら、
今日じゃない、第1回で話した通り、下がった時にだったら同じ額でもたくさん買えて、上がった時に有利っていうスポット買いができたんで、
今僕の反省点はあまりにも見なさすぎて、それすら思いつかなかったことですね。
今の話すごい僕大事だと思ってて、難しいと思いますね。
難しいっていうのは、そうだと思う。
例えば僕とかって下手に長く生きちゃってるんで、
例えば3プライムショック前って日経平均1万7、8千円くらいまで上がったんですよ。
2万近くまで行ったんですよね。
でも2万見えてるみたいな感じだったんですよ。
すごく世の中バラ色というか、いい調子って時に3プライムショックドーンときて、日経平均下がったんですけど、
リーマンショックまた起きた時に日経平均は1万くらいまで落ちたんですね。
9千円とか1万割くらい。
そうなると1万7、8千円から半分くらいになってるんですよ。
ここ買いだと思って突っ込んでる人結構いるわけなんですね。
そっからさらに下がって7千円くらいまで落ちたんで、結構そこ読み難しいと思ってたんですよ。
コロナの時も1万5、6千円まで下がった時にちょっと僕は踏み込めなかったんですよね。
その経験があったが故にバコッと買えば今思うとですけどどんどん上がるんですけど、やっぱりそれは結果論なんで。
そこが結構スポット買いの難しさではあって、逆に知識が下手に僕みたいにそういう経験しちゃってたんで、
何人の方が上手くできた可能性はあったかなという気がしますね。
そうですね、その辺りのいわゆる経験による学習がその投資行動にもたらす影響みたいなことがかなり結構この投資ってことに関しては本質、
それとさっき言ったその心理的なものですよね。
そうですね。
その恐怖感とか、そこら辺を学習してコントロールできるようになっていくっていうことが極めて本質的な部分にあるのかなと思ってて。
そうですね、そうだと思いますね。
僕の中で今回このポッドキャストやろうと思った結構大きな理由の一つは、お金そのものとか経済の動きそのものも興味はあるんだけど、
21:01
それを通じて見えてくる自分の心の動きとか。
確かにそうですね。
それが非常に興味深いなと思ったことがあるんですよね。
さっきね、行動経済学の川縄の話によされてましたけど、やっぱりそういうところが自分を知るっていうことはありますよね。
自分を知れるといいますか、こういう時に自分でこういう思考をするんだ、こういう行動をするんだっていうのは結構投資っていうのはそういう点では非常に自分を知れますよね。
そうですね。で、やっぱり今これ僕しげさんと話してて思ったのは、おそらくほとんどの人はこの投資の決断とかって多分自分で決めてて、
それをこうやって人と話して振り返る機会とかあんまないと思うんですよね。
特に話さないですよね。儲かってても話さないですし、損してても笑い話ですけど話さなくて結局話さないっていう均衡に落ち着くんじゃないですかね。
やっぱり多くの人が。
そうなんですよね。でもこれって例えば他のスポーツとか仕事とか何でもいいんですけど、他の何かこうスキルを身につけていくとかいうもので想像した時に、
それの振り返りをしないって非常にもったいないじゃないですか。
そうですよね。将棋とかね、だって終わった瞬間に完走戦ですもんね。
そうですよね。ここでこうしたらどうだったんでしょうかみたいな。
あれってまさに振り返りをすることが上達において極めて有効であるっていうことが経験則としても分かってるってことですよね。
あれとかすごいですね。その時私はこう考えてましたとか、本当はこうやろうと思ってしまっても手の内まで言うわけですよね。
でもそれが結局お互いの気力、将棋の力に貢献するっていうことが分かってるんでみんなやるっていうことですもんね。
そうですね。だから今これ話してて思いましたけど、通しも完走戦やったほうがいいですね。
そうですよね。だから金銭的なリターンは勝ったり負けたり当然ある前提なんですけど、
それに対してどういう自分が学びがあるかっていうところは極めて大事ですし、
それによって今後の意思決定が、行動が変わる可能性がありますもんね。
そうですよね。それによって本当に自分がその先の、お金の話ってそもそもが、
ほとんどの人にとっては別にお金そのものが目的じゃなくて、やっぱこう人生で何がしたいとか、
あるいはこういうことは避けたいみたいなことに対してお金をうまくそこに使えればいいよねって思ってる人が多分多くだと思うので、
それに対するスキルみたいなものを身につけて、この勝間さんの本だと金融リテラシーっていう言葉で表現してますけど、
まさに僕もこの金融リテラシーっていうのは非常に重要だと思いつつ、
やっぱこの勝間さんの本、ちょっと僕は読み逃してるのかもしれないですけど、
24:01
今僕が言ったようなその自己理解みたいなことも含めて、
単純に金融に対する知識とかリスクの理解ということもあるんだけど、
投資したり行動する主体としての自分の理解、ここも含めての金融リテラシーなんじゃないかなということはちょっと思いますね。
そうですね、まさにおっしゃる通りですし、やっぱこういったところがなかなか堅実な話をしない印象があるんですね。
堅実な話ってどういうことかっていうと、例えばビットコインで送り人になりましたとか、
あの人すごい儲かったらしいよ、株ですごい儲かったらしいよみたいな話っていうのは、
よく聞く人もいたりとか知人の知人とかの話で聞くみたいな話ってあると思うんですけど、
そっからの学びって少ないと思うんですよね。不穏というかすごいねとか違う世界だねって終わりなんですけど、
こういう積み立てとかっていうのは極めてリアルですし、我々の行動とかにも影響があるんじゃないかなっていうところを
なんか感じますね。
いや、あると思います。やっぱ僕も、その何でしょうね。
例えば扁不眠等進化ってほぼ放置、積み立てにして放置したりとか、そういったことの結果、
リスクが怖いみたいなのがなくなってったことによって、
金融とかっていうものに本質的に興味が湧くようになってきたので、
やっぱり最初の会社員になった頃の僕のマインドセットだと、
でもやっぱり金とか投資ってなんかこう、いやちょっとやって減ったりすると怖いから、
それ以上なんかあんまりしろっていう意欲もあんま湧いてこなかったと思うんですよ。
だからその頃僕全然金融とか興味なかったので、
今になってみるとその投資とかをやって、こういうものかってわかってくると、
より興味が湧いてきたりっていうことがあるんで。
そうですよね。だからそういう意味ではリーマンショックとか東日本大震災とか、
先ほどコロナみたいな下がる局面っていうのが何回かあったとして、
逆にその後上がる局面もあったりするので、両方の経験をしてるっていうのが、
結構やっぱり今後の自分の投資行動に影響を与える、
良くも悪くも与えるなと思ってて、
幸いそういうところって経験、コロナで損失をこもったっていうことで、
やらなきゃよかったって思う人もいれば、
と同時に投資しなかったんで、やっぱり銀行預金でよかったと思うような人もいらっしゃれば、
コロナで損はしたんですけど、積み立て続けていくとやっぱり上がった、
こういう経験って本当にあるんだみたいなところも知れるみたいなところがあって、
長い人生で言って投資と付き合っていくっていう面では、
下げの局面がないっていうのは基本的にありえないはずだと僕は思ってるので、
27:00
やっぱりそれを経験する中でやっぱり自分はしない方がいいなっていうことならばしなければいいですし、
これはこれでリスク取ってリターンあるんだっていうことであれば、
やっぱり取り組むっていうのはあるので、
一回何かしら検討してみるとかっていうのは面白いかもしれないですね。
そうですね。なのでやっぱり僕もそうだったかもしれないけど、
投資っていうものをあまりやったことがなくて金融リテラシー低い状態だと、
やるからには必ず上がってほしいみたいな、
実態がよくわかっていないがゆえにいろんな妄想とか、
人から聞いた話とかがいろんな地に足のついてない話で頭がいっぱいだったりするんで、
その状態でしんげさんがおっしゃったようにいきなりドカンとかやってガコッとかへこむと、
もうこんなものは無理だとかなっちゃうんで。
そうなんですよね。立ち直れないんですよね。
だからそこでいかにいろいろ渦巻いた状態からソフトランディングというかソフト履歴というか、
それをできていくとだいぶあれですよね。
自分の中でも衝撃を抑えながら学んでいけるんじゃないかなという気はしますね。
ぜひ1個だけこの本を読んで14年経って振り返ったときの気づきを1つ共有してもいいですかね。
どうぞ。
確か2019年ぐらいだと思うんですけど、金融庁が老後2000万円資金というのを発表したと思うんですよ。
老後で豊かな生活するにはそれまでに金融資産2000万円必要ですと。
それを聞いた多くの日本国民が、私含めてですけれど、かなり驚いたんですよね。
え?みたいな。国民年金だけじゃ無理なの?みたいな。
それとは別に2000万円いるんですか?みたいな話なんですよ。
実は僕はあれのリリースの勉強会をしたんですよ。
いわゆるリリースの内容と分析レポートというのがあって、
それをちゃんと一時情報を見よう。何書いてるんだろうと。
当然あれには色んな想定があるんですよね。
いくら毎月使って居住費いくらでみたいな。
そうやってあれ例えば2000万円ぐらいあった方が国民年金とは別にいいですよねみたいなのがあるんですけど、
多くの人とディスカッションする中の1つの結論が、
これはでも本当に人によりますよねと。どういう生活するかとか。
一概には言えないというありきたりの結論なんですけど、
今回この本を読んでると、
私Kindleなんでページ数わかんないですが、かなり後半にですね、
毎月4万円ずつ22歳から積み立てていけば、
税引き後で4%の金利だとして、
60歳までに4339万円になりますって書いてたんですよ。
結構驚いたんですよ。
22歳から60歳まで毎月4万円、38歳まで。
しかもその4万円っていうのは1万円を4つに分けてやれば
30:00
分担当事できますよと。当然これ元本があるんですけど、元本は1872万円なんですよね。
1872万円に対して、
仮に4%で回し続けていけば4339万円になるということは、
これもし仮に実現できれば、
投資リターンだけで
2500万円ぐらい、2400万円になってるんですね。
老後2000万円問題が実はこれで4%で回せば解決できるっていうような
結論になるんですよ。普通に毎月4万円貯金だけすれば、
1872万円ちょびっとした金利ついて終わりですけど、
4%で回せばいける。逆にここの大きな論点は、
4%で回せるんですかっていうことだと思うんですよね、実際に。
株価も変動するし。これは確かにこれを4%とか3%とか5%に変えれば
全部数字が変わってくるわけですよ。しかも38年って長い感じですから、
可能な分析ができるわけですね。3%、4%いくらかみたいな。
とはしたといえど、今って日本人の多くの方が成長の実感がないと思うんですよ、
経済における。全くないですよね。ただ株価において、
多分まさきさんのトータルリターン現時点で4%超えてると思うんですよね。
かなり高い確率で。当然これってずっと続くわけじゃないんで、
下がったりもするとは思うんですけど、なんだかんだで10年見れば
トータル4%ぐらいあるんじゃないかっていうのは、
そんなに違和感がある数字じゃないなと思ってます。
特に、と言っても日本は成長見込めないじゃないですかっていう話なんですけど、
さっきの4文法で言うと、これ海外投資が半分入ってるんですね。
海外の成長を取り込んでいけば、この4万円っていう仕組み自体は、
4%っていう仕組み自体は、決して不可能ではない数字の可能性が十分にあります。
ということを、今振り返ると2000万円問題読むと、
なるほど、実はこういうふうにやればそんな難しくない金融リタラシーで取り組めるんだと、
気付いたのはすごい大きかったですね。
14年ぶりに読んでよかったなという感じの部分でしたね。
なるほど、そうですね。
だからやっぱり今回のこの本取り上げる、最初にしげさんもおっしゃってましたけど、
このリーマンショック前の本だからこそ、出てきた理論の後すぐ大きいへこみとか、
そういういろんな試練を経ても書いてあることは、
その10年、20年、30年、何なら40年、50年ぐらいに渡って結構通用しそうな真理なんじゃないかと。
そうですね、一つは、さっきFXの話が出ましたけど、
2018年リーマンショック前ってFXすごい盛り上がってたんですよ。
どれぐらい盛り上がってたかっていうと、
僕の知人とかが昼休みにトイレにこもって、
33:00
当時のガラ系でFXを取引してた感じですね。
サブプライムとリーマンショックでドンと減って、多くの人が引退しましたね。
当時は確かレバレッジ規制とかなかったんですよ。
すごい高いレバレッジって言ってボカボカもがってる人が実際いたんですよね。
それがFX消えててとか、ビットコインも2017年、2018年ぐらいですかね、
すごく盛り上がっておくりビットっていう人も出てくる中で、
一方で実際に儲かった人もいれば、そうした人もいるし、
最近もまだビットコイン下がったりとかしたり上がったりとかしてるっていう中で、
なんかちょっと運要素が強いような印象があるんですけど、
株式市場とか含めた全体で言うと、
特に積み立てっていうところで言うと、
結構地に足ついた投資の方法だし、
そのことをこの本に書いてるんで、この後、
かつもとの本出た後にFXとかビットコインとか、
いろんな投資書が出てきてますけど、
これ自体はやっぱり14年読んでも僕は全然古くさくは感じなかったっていうのが今感じるとこですね。
おっしゃる通りですね。僕もこの本読んでみて、
非常に、今日しげさんもおっしゃってるんですけど、
わかりやすくかつ実践できることで、
その理論とかつもとさん自身の職業的な実践とかにも基づいてて、
なんかすごいバランスいい本だなと思いまして、
なので、別にこの本を聞いてる方が
全然読んでいただいてもいいと思いますが、
そういったイメージとか、
そういった、
地に足についた投資っていうことを
学ぶ機会っていうのも結構転がってるんで、
たださっき話した通り、人間の心理っていうのが非常に重要だと思うので、
すぐ儲かる話とか、
すごそうな話ってどうしても人間って心が引っ張られちゃうと思うんですよね。
そうですね。
だからまずそれに引っ張られちゃってそれをやっちゃいそうな人もいれば、
それなんていうのは全部悪魔の囁きだと思って、
全部裏返しで耳を閉じちゃう人もいるじゃないですか。
だから日本におけるお金を儲けるっていうことが
タブーっぽくなってるみたいなのも今のと少し繋がってる気がするんですけど、
それはどっちも表裏一体で、
結局金融リテラシーがあんまないからこそそうなっちゃうんであって、
そこを身につけていくには、
それこそ逆説的なんですけど、
小額かつ分散で少しずつ投資するみたいなので、
今回話して思った通りしげさんのように、
毎日細かく見ることで慣れていくっていうスタイルもあれば、
僕のように放置しといて、半年とか1年経って見て、
こういう感じなんで怖くないじゃんって思うっていう
36:02
学習をするスタイルもあるんで、そこのあれですね。
ここは多分全然人によると思うんで、
こういうこともいろいろあるっていうことが分かったのは個人的に面白かったなって思いました。
そうですね。だから例えば投資に関心がある人とか、
この本でやっぱり2007年の本なんで、
当然ですけどニーサとかイデコの話はゼロなんですよね。
ないですから当時その仕組みが。やっぱり今投資の本とか読むとやっぱり
ニーサとかイデコとか積み立てニーサどうしますかっていうような文脈から
入るケースが結構多いと思うんですよ。それはやっぱり知識としてとても大事ですと。
ただやったら分かるんですけど、ニーサとかも
設定メリット全く分かんないんですよ。
僕もニーサでやってますけど、大して感じないですし、
イデコとかも確定進行したとき多少分かりますけど、そんなインパクト
感じないじゃないですか、そこまでっていう。
だからそれで投資をやろうっていうきっかけになるのかっていうと、
ならなくはないですけど、ちょっと弱いんじゃないかと。
それよりも分散法で4万円、4万円が難しければ2万円でやる。
別に究極的に分散しなくても、
まさきさんのように等身で月2万円で
保険の料支払ってるみたいな感じで
とりあえず払っとくかっていうのでも全然
いいかなっていう気がしますし、やっぱり
人生長い中でどっかで投資と向き合う必要が
僕はあるんじゃないかなと思ってはいるんですよね。
そういうときはこういうやり方は参考になるかなという気はしてます。
はい、ということでいいまとめをいただきましたので、
今日はこの辺りで終わろうかと思います。
はい、では聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
37:57

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