2021-08-19 33:23

Ep.001「お金は銀行に預けるな」14年後の答え合わせ(前編)

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勝間和代著「お金は銀行に預けるな」を題材に、しげさんが分散投資を始めた経緯や近況を中心に話しました。

◆参考リンク

しげさん執筆記事(参考)

トヨタはなぜサステナビリティボンドを通じた調達を行うのか(前編)

任天堂、Switch大ヒットで時価総額1.5倍。ゲーム業界生き抜く「特異な」ファイナンス戦略

お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ (光文社新書) Amazon

平成5年 年次経済報告 バブルの教訓と新たな発展への課題 第2章 バブルの発生・崩壊と日本経済

ドル・コスト平均法│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

銀行員は株取引禁止です【何に投資できるか解説します】

マネーフォワード ME | スマホで簡単 家計簿アプリ

コミングリング Wikipedia

21世紀の資本 Amazon

竹川 美奈子の作品 Amazon

マイナス金利とは 銀行の貸し出し増狙う

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。

ファインディールズ Fine Deals Inc.会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。実態は相変わらずフリーランス。ダイの大冒険のアニメ化が嬉しくて、ダイの大冒険だけを語るPodcastを始める。

合同会社エンドオブオーシャンCast a Radio 「ダイの大冒険」を語る – DRAGON QUEST -ダイの大冒険- のアニメを語り合うPodcast

→番組へのメッセージやご質問などはTwitter @endofocean までお送りください。

 

00:02
SONOSTA。知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び。
金融、投資、経済に関するポッドキャスト番組です。
ということで始まりました。SONOSTAです。
第1回テーマは、お金は銀行に預けるな 14年後の答え合わせ)前編ということで始めたいと思います。
スピーカーはですね、私、まさきと、どうぞ。
はい、しげです。よろしくお願いします。
このまさきとしげさんの2人でお届けしてまいります。
最初に手短になんでこのポッドキャストを始めたかということなんですけど、
僕は実は別のポッドキャストもやってるんですけど、やっぱそのポッドキャストやってる中で
ポッドキャストで発信していくことは楽しいなと思っていくうちに
自分の興味あるテーマは何かっていうのを一生懸命考えてみたところ
お金、金融とか投資、経済っていうことに結構やっぱ自分の中で深い興味があるなと気づくようになりました。
それは何でかっていうとやっぱり自分も当然ながら日々仕事してお金を稼いでいたりお金を使っていたり
っていうことを繰り返しているわけなんですけど、
それの何でしょうね、歴史とか今の世界の実態とか
そういったいろんなことを知っていくことって知れば知るほど面白いし、
それって自分の人生にとってもすごくプラスになるなと思うようになったんですね。
ただ世の中いろんな話がありますけど、これを知ったらお金持ちになれますとか
そういう情報味とかもいろいろあるんですけど、やっぱそこってあんまり本質じゃないなと個人的には思ってまして
この番組のタイトルがですね、アルファベットでS.O.N.O.S.T.A.
そのスタというのは頭文字を取っているんですけど、
それは最初に言った知ってもお金持ちにはならないがお金を知ることは楽しい遊びという
この言葉の頭文字を取っておりまして、
なのでまずは知るっていうことそのものは楽しいというふうに僕は思っているので、
このポッドキャストでですね、僕も話しながら学びながらお金のことをいろいろ知っていき、
聞いてくださる方もそれを聞きながら、お、面白いじゃんというふうに思っていただけたら
この番組としては成功なのかなというふうに思っております。
というわけで前工場長くなりましたが始めていきますが、
最初に一応この番組のパーソナリティーのご紹介をしたいと思います。
まず私、まさきです。
私は今、フリーランスというか去年自分で一人会社を設立して、
03:01
その会社でいろんな仕事をしております。
得意分野というか企業のマーケティングを手伝ったりとか、
あるいは結構いろんな幅広いことをやっているというバックグラウンドなので、
そのうちおいおい話をしていけたらと思います。
じゃあしげさん、ご紹介お願いします。
改めましてしげです。よろしくお願いいたします。
私はもともと銀行で12年強働いてまして、
今から3年前、銀行を辞めましてスタートアップ企業のCFOをやりながら
個人事業主をやっておりました。
ちょうど今年の1月に私も会社を作りまして、
財務支援を中心にやったりとか、
専門自体はもともと銀行で働いていましたし、
その前学生時代大学院で経済学研究科に修士課程まで行きましたので、
そういったところが専門としてやってます。
あとメディアへの寄稿としてはビジネスインサイダーというところで、
会計とファイナンスを連鎖させてもらったりというようなバックグラウンドです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
しげさんが今お話しいただいたその記事とかは、
またあのポッドキャストのリンクの部分から見られるようにしておきますので、
今日もやる方はぜひ後で見てみてください。
というわけで早速本編に入りたいんですが、
今日のテーマ第一回はですね、
タイトルお金は銀行に預けるな。
14年後の答え合わせということで、
ちょっとこの趣旨をしげさんからお願いします。
ありがとうございます。
そうですね。
かつま和夫さんですね。
2007年にこのお金は銀行に預けるなという本を書かれまして、
当時私社会人2年目ですね。
私は2006年に社会人になりましたので、
やっぱりこの本がかなり当時の影響があったなと私の記憶ではあって、
かつまさん自体が2007年、8年に非常にブレイクしましたし、
私もこの本を読んだりかつまさんの本は当時結構一通り読んだかなと思いますね。
っていう中で、やっぱり私が考えるにあたって、
やっぱりいい本って人の行動に影響を与える、
行動変異を起こすものっていうのがあると思ってます。
実際私も今、東新宅の積み立て東新とかニーサとかやってますけど、
その時のやり方は、
このかつまさんの本に書いてる資産を4つに分ける。
具体的に言うと、株式と債権を国際、海外、国内それぞれなので4パターンですね。
国内株式、海外株式、国内債権、海外債権のインデックスで、
主にノーロードで投資をするっていうようなところなんですけど、
実際私もそれでやったっていうのがあって、非常にこの本にはお世話になったなと。
あれから14年経ってこの本どうだったかっていうのをちょっと振り返りたいなと。
振り返る理由が、この本2007年の11月ぐらいに出てるんですけど、
06:02
2007年でまだサブプライムショックが確か8月に2007年起きて、
金融市場がちょっとクラッシュをしてるんですけど、
2008年9月にあるリーマンショックが起きてるんですね。
なんで株がのきなみ下がったと。
2008年9年の頃には、この本を読んでとか全体的に投資が大事だっていう中で、
皆さんすごく損をしてしまったと。
実際Amazonレビューとかにもそういうレビューがあるんですよね。
実際、料金だと元本減らなかったけど、
投資に手を出してしまったので損失をしてしまったと。
そういった背景がある中で、その後震災とかもあったりして株価がずっと低迷した中、
ただ本当の長期、まさに14年経った今だとどうなってるのか。
かつ、ここで書かれてることが14年経ったとしても、
やっぱりあれって一時的なことなのか、もっと本質的なことなのかっていうのを、
ちょっと私もあれから14年経って、社会人経験もイコール14年積んできたので、
振り返りたいなと。
そういった背景でこの本を選ばさせてもらってます。
はい、ありがとうございます。
ということで早速、本当は皆さんは全然買ったりしていただく必要はないので、
ざっとしげさんからこんな話が書いてあって、
特にこういうところが印象に残って、
これをやってみたらこうだったみたいなのを教えていただきたいんですけど。
そうですね、この本自体は2007年に発売されて、
2007年は社会人2年目だったんですよね。
マスキーさんとかって2009年ですけど、社会人1年目。
僕は大学出たの2009年なんで、まだその時は大学3年生とかなんで就活してたぐらいですね。
だから当時とかってあんまりかつま和夫さんとかって知らない感じですけど、一応知ってた感じですか?
いやーそんなに今ほどネット詳しくなかったので、
まあ名前小耳に挟むぐらいだったと思います。
そうですよね、だからあんまりかつまさんも多分そんなに、
ビジネスパーソンの間ではすごく一部有名だった印象で、
当時、私2007年社会人2年目だったんですね。
社会人2年目っていうのはどういうことかっていうと、
大学院出て銀行で働いて2年目なんでちょっと慣れてきたなみたいな感じとか、
当時、消費アナリストとかの資格勉強を知ってたか知ってないかちょっと覚えてないですけど、
そんな時期だったんですよね。
そういった時期だったんで、ちょっと尖ってましたね。
私の思考が尖ってたっていうか。
かつまさんの書いてる本がすごく売れてたんですよ。
これがベストセラーに近い感じになってて、
尖ってた頃読むと、この内容ですごく売れるんだみたいな感じに
当時思っちゃってましたね。
本音ベースで言うと尖ってたんで。
大して目新しいこと書いてないし、まあまあそうだよねと、
その通りだよねっていうのが当時の感想で、
そういう会話を上司とした記憶があるんですよね。
09:02
かつまさんの本読んだんですけど、確かに書いてることその通りで、
納得度高いんですけど、
なんかまあ普通ですよねっていうような会話をしてしまして、
すごく上から目線というか、誰から目線なんだっていう話なんですけど。
ただ、とはいえ極めて実践的。
具体的にどう実践的かっていうと、
当時かつまさん確かWASAのファイナンス研究科を出られて、
博士課程とかもやられる中で経済アナリストとかもやられてた時期だったんで、
その前JPモルガンでIT株のアナリストもやられてたんですよね。
なのでマッキン勢というビジネスバックボーンを持ってるかつ会計士だし、
しかもJPモルガンでアナリスト業務をやってるかつ、
WASAのファイナンス研究科を出て、
しかも本を書いているというところで、
理論とビジネスの実践、両方に非常に長けているバックグラウンドを持っている方が書いている本。
しかも非常に分かりやすいと。
学者が書くような難しい話じゃなくて、極めて実践的かつ、
実践的かつ分かりやすいような感じだったんで、
ちょっと私はそこを勘違いして、尖ってたっていうところもあって、
分かりやすさ重視というよりも、
まあそうだよねみたいな感じを、今思うと思ってましたと。
それから14年経って私がこの本を読み直したんです。全部読み直した。
結果、改めて読むと素晴らしいなと思いましたね。
何が素晴らしいかというと、
まず分かりやすいですね。
これは私も幸いビジネスインサイダーの連載させてもらって分かるんですけど、
いかに分かりやすく書くかというのは難しいかということですね。勝手に重力で言うと、
難しい方向になっちゃうんですよ、気が付いたら。
読者のリテラシーを超えたことを書く重力があるっぽいんです。
僕に至っては。
いかにそれを分かりやすくするかというのが大事なんですけど、
これはかなり分かりやすい。
例えば、ファイナンスの専門的な用語をちゃんと分かりやすく説明してるんですよね。
それに加えて、論文とかを
引用を結構したりしてるんで、
当時の行動経済学ではこういう風になってますとか、
例えばチャート分析っていうのが本当に統計的に有意なのかっていうのは、
私の知る限りそういう論文はほとんどないですみたいな感じで言ってて、
読者のリテラシーだけじゃなくて、論文とかをベースに議論されてる。
これはまさにかずまさんが
ファイナンス研究科にいらっしゃったっていうのもありますし、
研究で学んでたっていうこととか、やはりJPモルガン時代のアナリストでやってたっていうような背景もあるので、
そういった点で非常に
今読むと分かりやすいなと思ってますね。
どうしようかな、このまま私が続ける感じでいいですか。
12:02
全然いいですよ。
今聞いた感想は、金融の話の14年間っていうのもあるけど、
しげさんの14年間の変化もあるんだなと思いました。
そうですね、読み手が変わったっていうのが私自身の変化ですね。
これを取り上げようと思ったきっかけが実はあるんですよね。
何かっていうと、今から2017年ですね。
4年前にノートで
お金は銀行に預けるなを信じた人の末路。
勝馬和夫さんのヒット本に10年越しの書評を書いてみたんだっていう
書いてる記事があったんですね。
これは先ほど申し上げた通り、勝馬さんが書いた後にタイミング悪くですけど、
リーマンショックが来てしまって株価がどんと下がりましたと。
日経平均7000円くらいまでいきましたね。
だから今28000円くらいなんで、
4分の1くらいまでになりましたし、
ちょっと戻ってきた矢先に東日本大震災があって、
これまた株価が下がってしまうみたいなところがずっとやってたんで、
2007年から向こう5年っていうのはずっと低迷期で、
多くの方が損をした時期なのかなと思いますね。
ただこの本にも書いてるんですけど、やっぱりリスクがある。
リターンがあるってことはリスクがあるから、
多少ボラテリティはあるんですけど、中長期で見ると、
やっぱり株式の方がリターン高いんですよっていうことを示してます。
実際振り返るとですね、2012年、これ皆さん覚えてますかね。
アベノミックスですね。2012年の12月ですけど、
第二次安倍政権ですね。
アベノミックスという言葉が生まれまして、
3本の矢っていうので、大胆な金融政策っていうのが1本目ですね。
これを日銀がガツンとやって、
株価がガツンと上がりましたと。
その後ですね、いろいろあったんですけど、
1万5、6千円くらいまでは順調に上がっていって、
いわゆるコロナショックが起きるくらいまでは、
2万円前後とか2万3、4千円くらいまで上がったんですかね。
一見平均でですけど。
その後、私もですね、幸い多少当心者があったりしてあるんで、
利益は、含み益はあったんですけど、
コロナでですね、日経平均で1万6千円くらいまで下がったと思うんですけど、
ガツンと下がって、僕の含み益は全部飛びましたね。
全部、むしろマイナスになりましたと。
いう中で、今また株価の絶対数字でいうと、
もう2万8千円くらいまでいってるんで、当然上がってますよねと。
というところで、お金は銀行に預けるなっていうところを、
10年越しで見たときに、
この記事自体は2017年の記事だったんですけども、
15:02
その時点でもやっぱり上がってたんですね、トータルで見れば上がってましたねと。
この図表で言うと、
170%くらいまで上がってるんですが、2倍近くになってるということで、
信じる者は救われるっていう風に、このノートでは書いてるんですけど、
このノート、リンクは後で貼っておきますけど、
この書かれた坂井さんって方ですよね。
坂井さんが年次ごとの、
元本に対してどれくらい上がった、下がったっていうのを
記録してて、ってことですよね。
それが、この坂井さんが記事書いた2017年時点では、
2倍くらいになってたってことですね。
そうですね。
っていう話があるので、
ということは一応、しげさんの感覚としても、
この坂井さんの感覚に近いというか、
このようにやってればこういう風になったよねっていうことなんですかね。
そうですね。もちろんどこで切り取るかっていう話があるんですけど、
いわゆる日経平均が一番高かった
38,900、あれ45円でしたっけ。
1989年、あ、90年の年末でしたっけ。
そうですね。
どっちだっけ。
89年ですね、89年。
89年末か、バブルのピークですよね。
もちろんですね、38,915円ですね。
だから、かなり高いですよね。
これが1989年ですから、そこからの20年、2009年の頃にはですね、
株価が8,000円くらいまでいったんで、
2割くらいになっているんですね。
当時ニュースでやっぱり8割失われたと。
4万近かったのが8,000円で、8割失ってしまっているというような状況ですね。
ただ、確かもう2,3年くらい前に、
38,915円からインデックス投資を毎月コツコツやっていると、
2018年くらいには上回っているっていう確か記事があったんですよ。
それは結局、インデックス投資とかを積み立てると、
高いときには少ししか買わないし、
安いときにはたくさん買うという仕組みになってくるので、
絶対額で見ても、
例えば印象で言うと、
結局38,000円で買った人はまだそこまで回復していないから、
損じゃないですかっていう考え方は当然あるんですけど、
そのタイミングから買い増していったとしても、
実はトータルリターンで言うと、
上回っているということがインデックス投資でも言われていると。
だから期間をどこに切ろうが極めて大事ですね。
当然高く買ったら損する可能性があるんですけど、
積み立てていくと、高いときは少ししか買わない。
安いときにはたくさん買うというので、
トータルリターン高い。
このことはまさにこの本で書いているメッセージそのものなんですよね。
というところが振り返る意味でも大事なのかなと思っています。
なるほど。
18:00
ちなみに今お話しされたところ、
一応このポッドキャストの視聴者の方は、
そんなに金融のポッドにまだ興味あるかないかというぐらいの方を想定しているので、
ちょっと簡単に僕の理解で補足すると。
ありがとうございます。
違っていたら言ってくださいね。
この勝間さんの本でも書いてあるのは、
まず投資はインデックス投資というのから始めるといいよみたいな書き方をしていて、
インデックス投資というのは何かというと、
例えばちょっと話を株だけに簡単に絞りますけど、
株を買うときに例えばソニーとかトヨタっていう個別の企業の株を名指しで買うのか、
そうじゃなくてソニーとかトヨタとか日本中の大きな上場している会社を全部まとめた市場そのものに値段を付けたものをすごく小さく分割したものを買うかという買い方が単純、
簡単に言うと2つ選べてその後者の方をインデックス投資と呼んでいる。
まずこの理解は合ってますよね。
お理解の通りですね。
その買い方にもいろいろあるんだけど、
この勝間さんの本でも言ってる、
さっきしげさんがお話しされてた毎月同じ額だけ買うみたいなことが、
それは投資会社のなんとか証券とかのホームページでアカウント作れば簡単にできて、
今だとですね、2007年にどれぐらいそれができたかわかんないですけど、
今だとすごい簡単で、
それをやって例えば日本株インデックス投資みたいなのを例えば毎月1万円分買うっていうことをすると何が起こるかっていうと、
株価がすごく高い状態だと1万円分で買える量って言ったらいいんですかね。
そうですね、合ってますね。
口数とか言いますけどね。
口数ですね。
これもよくわかんない人には何のことかって感じですけど、
何口っていう単位で買うみたいな仕組みになってて、
1万円分が高い時だと、
例えば5000口分ぐらいしか買えないけど、
その株価が例えば4分の1になると1万円で2万口分買えることになるんですよね。
値段が下がるから。
そうすると同じ1万円だけをずっと毎月自動で買い続けるっていうことにしておくと、
安くなってる時には2万口、2万口、2万口みたいに買える結果、
それが1万円の状態から値上がりしてった時にはたくさん口数を持っているので、
結果的には値上がりした時にたくさん口数を持っているから、
結論利益が出た状態になると。
こういう話ですね。
おっしゃる通りですね。
例えば日経平均が極論4万円の時の1万円投資した時と、
21:01
日経平均が1万円の時に1万円投資すると買える口数が変わるわけで、
当然低い時ほどたくさんの口数が買えるんですけど、
たくさん口数が上がった時に株価が上がれば、
自分の持っている時は安く買っていることになるので、
そこのリターンが出るというところで、
今まさきさんがおっしゃったドルコスト平均法といわれる、
毎月積み立てでやっていくというような感じですね。
例えば株価投資新宅で投資をしようと予算50万円ありますと言った時に、
いきなり50万円どんと一発に突っ込むみたいなやり方というのは当然あるんですけど、
実はそれ結構上級者ですね。
どうやればいいんですかという時に、
例えば毎月4万円ずつ積み立てていけば、
1年間で48万円になりますので、
そういうふうに分けていく。
するとリスクもいきなり50万例えば投資をして、
いきなり株価が5%落ちましたというふうになってます。
いきなり25,000円損するわけですから、精神的に痛いわけなんですね。
それが毎月4万円で、
それをやると入るタイミングが高すぎてもそんなに買わないし、
安かったらたくさん買えてるしというので、
トータルで見れば運用利前が上がるみたいなところが、
いわゆる毎月積み立てのメリットにはなりますね。
そうですよね。
っていうのが結構この本のコアメッセージの一つであるということなんで、
なのでそれをある程度やっていた人は、
いろんな上下動はありつつも、
おそらくはプラスにはなっているだろうと。
その程度は人によるかもしれないけどという話ですね。
ちょっとセキュラマに私もですね、
自分のポートフリーをお伝えするとですね、
銀行委員は株式投資ができなくはないんですけど、
結構めんどくさいんですよね。
インサイダーみたいになるってことですよね。
事前に銀行にこの株買いますっていうのを報告をして、
承認もらって初めて買えるという風になる。
当然銀行にいるといろんな情報が入ってきたりとか、
取引先はここでやろうとしている。
特に上場企業が相手だと、
そういう株買わない方が当然いいんですよね。
承認得たとしても、
それって法律上オッケーなわけではなくて、
実はインサイダーっていう風に見られちゃうと、
当然逮捕されてしまいますから、
刑事事件でもかなりでかいリスクがありますね。
なので株投資をしてはいけないわけではないんですけど、
私は知ってなかったですと。
一方で投資侵略自体はちょくちょくやってたんですけど、
私がいた新生銀行では当時、
積立型の投資侵略の販売がなかったんですよ、機能として。
なので毎月1万円とかを手で入れていく必要があったんですよね。
非常に面倒くさかったんですけど、
2015年ぐらいになると、
24:09
気がついたらその仕組みが入ってたんですよね。
毎月自動積立みたいなのが。
その時に私がやろうと思った時どうしようかというと、
まさにこの本に書いている通り、
株と債権で国内と国外で分けて、
4万円積みたいなことを実際に実施しました。
そういう意味でもこの本は非常に私にとって印象深い本ですね。
あれから5,6年経ってポートフォリオを見ると、
先ほど申し上げた通り、
コロナで全部利益取れましたね。
赤になりましたけれども、
今でいうとリターンとしてはそこそこあるなと。
そこそこって何なんですかというと、
この本では金融商品に投資した時に、
リターン5%でもすごいですと、
5%から10%、10%いけばものすごいですということをまず認識してくださいと。
いきなりドーンとモーカルなんてほぼないですからと。
という中で5%から10%ぐらいの利回りを期待すれば十分ですね、
というようなことが書かれているんですけど、
私が入ったタイミングも良かったと思いますね。
とはいえ私2015年、2016年なんで、
いわゆるアベノミクスの後なんですね。
結構株が上がっちゃっている状態とかでも、
さっき言った5から10%のリターンは上回っているなというようなところが実態ですね。
あとちょっと質問なんですけど、
この本で、しげさんが最初に読んだのが2007年ぐらいで、
その時はさっきの話だと尖ってたから、
こんな当たり前のことを書いてると思ってたけど、
そっから何年か経って、
この本に書いてあるセオリー通り一回やろうかって思ったってことですよね。
そうですね。
なんでそう思ったんですか。
なるほどありがとうございます。
2つあるんですけど、
1つは2015年の時マネーフォワードを使ったんです初めて。
これは友人からマネーフォワードいいよと。
私は自分のいた銀行の口座とクレジットカードの引き落としの口座は別にしてたんですよ。
それとは別に子供の当時もいたんで、
子供がもらった出産祝いとかお年玉とかを貯める子供用の銀行口座を別に分けたんです。
これは金融機関でコミングルリスクって言うんですけど、
口座を一つにしちゃうと全部のお金が混ざっちゃうんで、
色が見えなくなって、色分けできないというか、
頭の中で気が出すしかなくなっちゃうんですね。
これはこうだ。
それを口座を分ければ絶対それ混じらないんで、
それを分けるというコミングルリスクを避ける。
なので僕銀行口座5つぐらい運用してたんですよね。
そういう中でマネーフォワードを使ってみると、
27:01
その口座を全部一覧してみれるわけなんですね。
それが毎月いくら変わってるかというのが分かってて、
そうした時にこれちゃんと運用した方がいいなっていうのを
実際にリアルに感じましたと。
だからなんとなく頭の中で
あの口座いくら入ってた、あの口座いくら入ってたみたいな感じだったのが
一覧できるのが一つ大きいです。
もう一つはトマペケティの21世紀の資本ですかね。
あれ読んだ時に結局途中いくつか例あるんですけど、
スポーツマンの年収高い人とかで、
実はその後すごく金持ちになり続けてる人ってあんまりいないみたいなこと書いてるんですね。
例えばマイケルジャクソンとかも自己破産されてますよね。
あんだけ儲けて自己破産するんだっていう感じですし。
マイケルジャクソン?歌手?
歌手のマイケル。
マイケルジョーダン?
マイケルジャクソンですね。歌手です。
スポーツ選手とか歌手の有名な方とか、
例えば小室哲也さんとかもね、いろいろ大変なことあったりとかされてましたけども、
やっぱりその一時的にお金持ちになった方で、
継続的にお金持ちになってる人は少ないんですっていう、
スポーツ選手とかアーティストとかっていうことはそういった子たちが書いてて、
一方で資産家の人たちっていうのはうまくそれを運用してるんで、
世界の富裕層ってそういう人が多いんですみたいなことが書かれてて、
これはちゃんとやっぱり運用を向き合わないとダメだなというふうに感じたのが2015、16年ですね。
それまではちょくちょくちょびちょびやってただけなんですね。
なるほど。
ただそのよし運用やろうって思った時に、
ある意味金融のプロでもあるしげさんが取った戦略というか、
方法論が勝野さんの方に書いてあったシンプルなあれですよね、
4万っていうのは国内海外の債権株式を1万円ずつ。
それも本当に従いましたね、そこは。
超本に書いてある原則通りみたいな。
原則通りで1万円を4万でやりましたね。
この本にも書いてるんですけど、竹中美奈子さんという方が、
投資は買うなという本を書いてるんですよ。
その本を引用されてるんですよね。
一応私その本も読んだんですよ、当時ですけど。
僕驚いたんですけど、竹中さんの本にそもそも書いてた話でしたね。
4分割事態。
別に悪いとかじゃないんですけど、
かずまさんはいろんな本を引用されてすごく詳しいんで、
多分竹中さんの本を引用しつつ、
この4分割という手法をここで紹介してるんじゃないかなというふうに、
私は理解してますね。
竹中さんの本にやっぱりそういうことも書かれてて、
竹川さんですね、竹川美奈子さん。
それをベースに私もちょっと実践をしたりして、
30:00
2016年で皆さん覚えてますかね。
トランプ大統領。
そうですね。2016年の秋にトランプ就任というか選挙で勝った。
あとブレグジットがあったりとかですね。
あと2016年はマイナス金利政策みたいなのがあったんですよね。
経済のポラテリティがすごい高い時があったんですよ。
やっぱなかなか読めないんですよね。
だってマイナス金利あってブレグジットあってトランプ大統領みたいな感じで、
どうやって経済を読むんですかっていう感じでした、実際問題。
その時に党外で何もできないっていうのはあれなんで、
ちょびちょびやるかというところでやりましたね。
ちょっと補足すると、今しげさんがおっしゃったボラテリティっていうのは何ていう日本語で言うといいですかね。
変動幅。
変動幅で大丈夫ですね。株価の変動幅ですね。
つまりトランプが勝つか負けるかとかトランプが何をするかみたいなので、
株価が上がるか下がるか振れるみたいなリスクがすごくあるよっていうような理解ですよね。
特にトランプ政権とかブレグジットの国内総選挙とかもギリギリブレグジットになる方に勝ったみたいな感じでして、
トランプさんも最後まで設定ましたね、どうなるかみたいな。
やっぱりそこによって政策内変わってくるんで、株の見通りも変わってくるっていうのが大きいっていう中で、
プロの方はそのボラテリティや変動を生かしてむしろ陶器的にやるんですけど、
我々やるのは陶器ではないとは思っているので、そういう文脈によってとはいえ、この本にも書いてますけど、
銀行預金っていうのは機械損失だっていうことを言ってるんですね。
機械損失っていうのは本当はリターンを得られる可能性があるのにその機械を失っているっていうことですね。
じゃあそれどうすればいいんですかっていう時にいきなり100万50万使いましょうかじゃなくて、
仮に50万使うとしても月4万ずつ積み立てていけば、年間で48万円投資できますし、
さっき言う変動幅、ボラテリティっていうのは高い時は少し買わないし、安い時はたくさん買う。
だからトータルで見れば安定してきますというところで、初心者にも非常にやりやすい。
かつ債権と株っていうのは基本、値動きが逆なんですよね。
リスクが高いような状況においては株は下がって債権価格が上がる。
逆にリスクが将来の期待が大きい時は株価は上がって債権を売られて債権価格が下がるってなるので、
この4分割を半分債権半分株なんで、そこがちょうどよくも悪くもバランスされてるんですね。
だから実はかなりそういうリスクヘッジができてる仕組みなんで、月4万円貯金をしてるっていうのにちょっと毛が生えたトータルのリスクっていう風に私は理解してますね。
33:02
ありがとうございます。じゃあちょっと前半は一旦この辺りまでということで、後半でですね、もうちょっと僕からの質問とかも含めて、
もうちょっと突っ込んでいけたらと思っております。では今日はお聞きいただきましてありがとうございました。ありがとうございました。
33:23

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