SONOSTA。知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び。
金融、投資、経済に関するポッドキャスト番組です。
ということで始まりました。SONOSTAです。
第1回テーマは、お金は銀行に預けるな 14年後の答え合わせ)前編ということで始めたいと思います。
スピーカーはですね、私、まさきと、どうぞ。
はい、しげです。よろしくお願いします。
このまさきとしげさんの2人でお届けしてまいります。
最初に手短になんでこのポッドキャストを始めたかということなんですけど、
僕は実は別のポッドキャストもやってるんですけど、やっぱそのポッドキャストやってる中で
ポッドキャストで発信していくことは楽しいなと思っていくうちに
自分の興味あるテーマは何かっていうのを一生懸命考えてみたところ
お金、金融とか投資、経済っていうことに結構やっぱ自分の中で深い興味があるなと気づくようになりました。
それは何でかっていうとやっぱり自分も当然ながら日々仕事してお金を稼いでいたりお金を使っていたり
っていうことを繰り返しているわけなんですけど、
それの何でしょうね、歴史とか今の世界の実態とか
そういったいろんなことを知っていくことって知れば知るほど面白いし、
それって自分の人生にとってもすごくプラスになるなと思うようになったんですね。
ただ世の中いろんな話がありますけど、これを知ったらお金持ちになれますとか
そういう情報味とかもいろいろあるんですけど、やっぱそこってあんまり本質じゃないなと個人的には思ってまして
この番組のタイトルがですね、アルファベットでS.O.N.O.S.T.A.
そのスタというのは頭文字を取っているんですけど、
それは最初に言った知ってもお金持ちにはならないがお金を知ることは楽しい遊びという
この言葉の頭文字を取っておりまして、
なのでまずは知るっていうことそのものは楽しいというふうに僕は思っているので、
このポッドキャストでですね、僕も話しながら学びながらお金のことをいろいろ知っていき、
聞いてくださる方もそれを聞きながら、お、面白いじゃんというふうに思っていただけたら
この番組としては成功なのかなというふうに思っております。
というわけで前工場長くなりましたが始めていきますが、
最初に一応この番組のパーソナリティーのご紹介をしたいと思います。
まず私、まさきです。
私は今、フリーランスというか去年自分で一人会社を設立して、
2007年でまだサブプライムショックが確か8月に2007年起きて、
金融市場がちょっとクラッシュをしてるんですけど、
2008年9月にあるリーマンショックが起きてるんですね。
なんで株がのきなみ下がったと。
2008年9年の頃には、この本を読んでとか全体的に投資が大事だっていう中で、
皆さんすごく損をしてしまったと。
実際Amazonレビューとかにもそういうレビューがあるんですよね。
実際、料金だと元本減らなかったけど、
投資に手を出してしまったので損失をしてしまったと。
そういった背景がある中で、その後震災とかもあったりして株価がずっと低迷した中、
ただ本当の長期、まさに14年経った今だとどうなってるのか。
かつ、ここで書かれてることが14年経ったとしても、
やっぱりあれって一時的なことなのか、もっと本質的なことなのかっていうのを、
ちょっと私もあれから14年経って、社会人経験もイコール14年積んできたので、
振り返りたいなと。
そういった背景でこの本を選ばさせてもらってます。
はい、ありがとうございます。
ということで早速、本当は皆さんは全然買ったりしていただく必要はないので、
ざっとしげさんからこんな話が書いてあって、
特にこういうところが印象に残って、
これをやってみたらこうだったみたいなのを教えていただきたいんですけど。
そうですね、この本自体は2007年に発売されて、
2007年は社会人2年目だったんですよね。
マスキーさんとかって2009年ですけど、社会人1年目。
僕は大学出たの2009年なんで、まだその時は大学3年生とかなんで就活してたぐらいですね。
だから当時とかってあんまりかつま和夫さんとかって知らない感じですけど、一応知ってた感じですか?
いやーそんなに今ほどネット詳しくなかったので、
まあ名前小耳に挟むぐらいだったと思います。
そうですよね、だからあんまりかつまさんも多分そんなに、
ビジネスパーソンの間ではすごく一部有名だった印象で、
当時、私2007年社会人2年目だったんですね。
社会人2年目っていうのはどういうことかっていうと、
大学院出て銀行で働いて2年目なんでちょっと慣れてきたなみたいな感じとか、
当時、消費アナリストとかの資格勉強を知ってたか知ってないかちょっと覚えてないですけど、
そんな時期だったんですよね。
そういった時期だったんで、ちょっと尖ってましたね。
私の思考が尖ってたっていうか。
かつまさんの書いてる本がすごく売れてたんですよ。
これがベストセラーに近い感じになってて、
尖ってた頃読むと、この内容ですごく売れるんだみたいな感じに
当時思っちゃってましたね。
本音ベースで言うと尖ってたんで。
大して目新しいこと書いてないし、まあまあそうだよねと、
その通りだよねっていうのが当時の感想で、
そういう会話を上司とした記憶があるんですよね。
かつまさんの本読んだんですけど、確かに書いてることその通りで、
納得度高いんですけど、
なんかまあ普通ですよねっていうような会話をしてしまして、
すごく上から目線というか、誰から目線なんだっていう話なんですけど。
ただ、とはいえ極めて実践的。
具体的にどう実践的かっていうと、
当時かつまさん確かWASAのファイナンス研究科を出られて、
博士課程とかもやられる中で経済アナリストとかもやられてた時期だったんで、
その前JPモルガンでIT株のアナリストもやられてたんですよね。
なのでマッキン勢というビジネスバックボーンを持ってるかつ会計士だし、
しかもJPモルガンでアナリスト業務をやってるかつ、
WASAのファイナンス研究科を出て、
しかも本を書いているというところで、
理論とビジネスの実践、両方に非常に長けているバックグラウンドを持っている方が書いている本。
しかも非常に分かりやすいと。
学者が書くような難しい話じゃなくて、極めて実践的かつ、
実践的かつ分かりやすいような感じだったんで、
ちょっと私はそこを勘違いして、尖ってたっていうところもあって、
分かりやすさ重視というよりも、
まあそうだよねみたいな感じを、今思うと思ってましたと。
それから14年経って私がこの本を読み直したんです。全部読み直した。
結果、改めて読むと素晴らしいなと思いましたね。
何が素晴らしいかというと、
まず分かりやすいですね。
これは私も幸いビジネスインサイダーの連載させてもらって分かるんですけど、
いかに分かりやすく書くかというのは難しいかということですね。勝手に重力で言うと、
難しい方向になっちゃうんですよ、気が付いたら。
読者のリテラシーを超えたことを書く重力があるっぽいんです。
僕に至っては。
いかにそれを分かりやすくするかというのが大事なんですけど、
これはかなり分かりやすい。
例えば、ファイナンスの専門的な用語をちゃんと分かりやすく説明してるんですよね。
それに加えて、論文とかを
引用を結構したりしてるんで、
当時の行動経済学ではこういう風になってますとか、
例えばチャート分析っていうのが本当に統計的に有意なのかっていうのは、
私の知る限りそういう論文はほとんどないですみたいな感じで言ってて、
読者のリテラシーだけじゃなくて、論文とかをベースに議論されてる。
これはまさにかずまさんが
ファイナンス研究科にいらっしゃったっていうのもありますし、
研究で学んでたっていうこととか、やはりJPモルガン時代のアナリストでやってたっていうような背景もあるので、
そういった点で非常に
今読むと分かりやすいなと思ってますね。
どうしようかな、このまま私が続ける感じでいいですか。
2016年で皆さん覚えてますかね。
トランプ大統領。
そうですね。2016年の秋にトランプ就任というか選挙で勝った。
あとブレグジットがあったりとかですね。
あと2016年はマイナス金利政策みたいなのがあったんですよね。
経済のポラテリティがすごい高い時があったんですよ。
やっぱなかなか読めないんですよね。
だってマイナス金利あってブレグジットあってトランプ大統領みたいな感じで、
どうやって経済を読むんですかっていう感じでした、実際問題。
その時に党外で何もできないっていうのはあれなんで、
ちょびちょびやるかというところでやりましたね。
ちょっと補足すると、今しげさんがおっしゃったボラテリティっていうのは何ていう日本語で言うといいですかね。
変動幅。
変動幅で大丈夫ですね。株価の変動幅ですね。
つまりトランプが勝つか負けるかとかトランプが何をするかみたいなので、
株価が上がるか下がるか振れるみたいなリスクがすごくあるよっていうような理解ですよね。
特にトランプ政権とかブレグジットの国内総選挙とかもギリギリブレグジットになる方に勝ったみたいな感じでして、
トランプさんも最後まで設定ましたね、どうなるかみたいな。
やっぱりそこによって政策内変わってくるんで、株の見通りも変わってくるっていうのが大きいっていう中で、
プロの方はそのボラテリティや変動を生かしてむしろ陶器的にやるんですけど、
我々やるのは陶器ではないとは思っているので、そういう文脈によってとはいえ、この本にも書いてますけど、
銀行預金っていうのは機械損失だっていうことを言ってるんですね。
機械損失っていうのは本当はリターンを得られる可能性があるのにその機械を失っているっていうことですね。
じゃあそれどうすればいいんですかっていう時にいきなり100万50万使いましょうかじゃなくて、
仮に50万使うとしても月4万ずつ積み立てていけば、年間で48万円投資できますし、
さっき言う変動幅、ボラテリティっていうのは高い時は少し買わないし、安い時はたくさん買う。
だからトータルで見れば安定してきますというところで、初心者にも非常にやりやすい。
かつ債権と株っていうのは基本、値動きが逆なんですよね。
リスクが高いような状況においては株は下がって債権価格が上がる。
逆にリスクが将来の期待が大きい時は株価は上がって債権を売られて債権価格が下がるってなるので、
この4分割を半分債権半分株なんで、そこがちょうどよくも悪くもバランスされてるんですね。
だから実はかなりそういうリスクヘッジができてる仕組みなんで、月4万円貯金をしてるっていうのにちょっと毛が生えたトータルのリスクっていう風に私は理解してますね。