だからここまで読んだ人間、これ本当に最後の章に出てくるんですけど、最終章の第4章の誰もが脱がずに生きることのできる社会とはっていう章に出てくるんですけど、
これここまで読んだ上で、この一文読むと、はあっていうか、いやそうだねって。
だからいろんなものをあえて曖昧にした上で、曖昧になってるからこそ利益が最大化されるんだっていう。
ある種その曖昧にするっていうことの共犯関係みたいなものが、例えばお店と当事者とお客さんとみたいな。
でも曖昧であるがゆえに起こる不幸とかダメージもある中で、じゃあそういう不幸とかダメージが起こるから曖昧さをなくしてしまったら、利益の最大化っていうところにつながらない。
要は稼ぐ場所にならなくなってしまうみたいなことが当事者にとっていいのかみたいな。
でもかといって稼ぐ場所がそこしかないっていう状況になっちゃってること自体がおかしいじゃんっていうメタの批判がさらにあり得るみたいな。
だからそういうある種こう冒頭というか岡田さんとかの話にもあった多面的っていうところがある中で、
多面的であるってことは言語化難しいはずなのに、ここまでバスッとこうできてる。
ここまで綺麗な言語化がされてると、例えば僕は起業化シーンをずっとやってますけど、むちゃくちゃバウンスをしやすい。
なるほど、その視点からですね。
し、精度設計しやすい。だからこの社会課題領域を一言で表すならどうなりますかって言われた時に、
やっぱり僕相談に来る方々とかって実際の自分の取り組みは優れてるけど、一言で表現できない。
みたいな社会起業家とか団体さんとか。
それ難しいですもんね。
でその一言で表現するっていう作業に時間かけるんですよね。
なんでかっていうとそこが曖昧だと具体的な事業が落とし込めないとか、その団体の理念と事業が一貫してないとか、
あるいは外部の企業連携の時に企業の人に分かってもらえないとか、あるいは寄付者とか投資家の人に分かってもらえないとかがあるので、
社会課題領域って本当にこういう一言で表すのむっちゃむずいんですけど、ここまで綺麗に言語化されてると、
もうこれをテーマに例えば法律考えましょうとか、予算の付け方考えましょうとか、むっちゃやりやすいなと思って。
たぶん社会課題って言えば言語化できれば半分ぐらい解決したんじゃないかって思うんですよね。
やっぱでもそう思うんですよね。
どうしても変な形で言語化しちゃうとどんどん失敗するじゃないですか、どう見ても。
なのでちゃんとしっかりまとめた形で言語化できれば半分ぐらいは解決じゃないかなとは思うので、そこはちょっと気合い入れて書いた部分はありますね。
これはどの段階で導けたんですか、この一文。
確か医学部に受かった女の子の話。
すごかったです。
あの辺ですね。
彼女の話。
もともと家で症状で逆体ウエディングでささまってたような人だったのが、一年おっきして医学部受けて、そのABで稼いだ金で全部私学の学費払ってみたいな、
なかなかすごい豪快な話があったんですけど、その方がやっぱりその境界線ということをワードとして出してくださって、
これ使えるよっていうのでインタビュー中にひらめいたっていうのがありましたね。
やっぱりそうなんですね。
彼女の言葉から。
だから彼女の言葉と、あとはヨーロッパの方の大学院で、
赤瀬家庭の彼女の。
玲子さんですね。
すごかったですね。
原語化できる人たちですもんね、自分のやってきたことを。
彼女、特にここに出てくる方々みんな本当に貴重な話してくださってますけど、今の2人の話はめっちゃパワーワードというか、
パンチラインというかすごい話だなって。
あれは本当グザっときますもんね。
でこれ、風俗場のその後のこの本を読んだ方の読書感想みたいなのもちょっと読んだんですけどね。
皆さんもちろん本当に良書だとか、面白かったっていう声ばっかりの中で、
セカンドキャリアに至れた人たちが出てくるけど、至れなかった人たちがたくさんいるんじゃないかみたいな。
これはもちろん、ある意味、至れた人たち、セカンドキャリアに到達できた人たちがいて、
こういうこともできるんだよって紹介するわけじゃなくて、
そこから逆算して、ある種の抽出、抽象化して抽出化して、
この現象のある種再現可能性を高めるにはどうしたらいいかっていう本。
だから当然そういう意味では成功例しか挙げられてないのは、本の目的上、当然そういう本ですよね。
これでもやっぱりこの外側に逆に言うと失敗とか、なかなか抜け出せないとか、そういう例もたくさんあったってことです。
多分抜けない人は多数派だと思うんですよね。
もしくは何でもかかっちゃうみたいな人、もしくはメジャーだと思うので、
そんな綺麗にさっぱりスポーンと抜けるって人は本当にレアだと思うんですが、
でもやっぱりそういった人も当然一定数存在されているので、
しっかり分析して抽出して、しっかりと要点を。
その一定の分析を加えてこういうふうな道のりをたどれば卒業しやすくなるんじゃないかって言葉もある程度言えるものが出てくると思います。
で、特にこれ坂津さんの本全般にかかることなんですけど、
これ西風族だからって言って、
じゃあ特殊な話なのかっていうと、
これ私たちの問題なんだっていうことをよくおっしゃるじゃないですか、本の中で。
じゃあなんで私たちにつながるのかっていうときに、
この風俗上のその後の本の初めにの部分で、
ちょっとこういう一フレーズが出てくるんですけど、
AIに人間の仕事が奪われていく中で、
望まない形で自分を切り入れするしかない状況に追い込まれる必要はこれからますます増えるだろう、
いう一部分が出てきてて、
これってみんなに当てはまるんじゃないかなっていう。
そうなんですよね。
そういう結構視野を広げると、
みんなそうなっちゃうんじゃないかっていう場合もやっぱり思うところがあるので。
ちょっと読み間違えた。
追い込まれる人はこれからますます増えるだろう。
そうですね。
本当は望まない形、自分がもしくは自覚しない形で、
そういった一種の技術枠的な、
隙間割合的な世界に押し入れられちゃう人が増えてくると思うので、
そういった意味では谷元じゃないよなっていう話はあるのかと。
ある種の新中心じゃないですけど、
政府属っていわば自分の体とか時間を切り売りしてるっていう風に抽象化するなら、
よく考えたら自分たちも切り売りギグワーカー、スポットワーカーの話もありますけど、
切り売りせざるを得ない状況に追い込まれるっていうのは確かに増えるだろうなって考えると、
誰しもにとって他人事ではないみたいな。
逆にこの終わりの部分に書かれていることが、
まさにソーシャルハイブとか僕らも意識しているところなんですけど、
ちょっと短いのでまた読むと、
政府属は見えづらく関わりづらい世界だと思われている。
しかし実際は私たちの生きている空間と地続きの世界である。
普通の人たちがありふれた理由で普通の仕事と同じように働き、喜び、傷つき、悩んでいる。
私たちの社会の祝図に他ならない。
脱がずに生きるために必要な力は一人一人の心の中、そして私たちの社会の中に既に備わっている。
ちょっと途中中略して抜粋しておましてもらいましたが、
この必要な力、脱がずに生きるために必要な力は一人一人の心の中とか社会の中にあるんだっていう、
その捉え方がすごくソーシャルハイブなり僕も共通するところだなというか、
何かを授けるとか何かを教えるとか何かを引き上げるとかっていうんじゃなくて、
もともとあるよという、ここに込めた思いみたいなところっていうのは。
よくソーシャルハイブもエンパワーメントですよね。
力を引き出す。
基本的に風俗で働いた人ってガッツがあるじゃないですか。
多いんですよね。
困った時に自分で風俗で働いてお金を稼いで何とかするって思うんだけど、
力というかパワーがある人が本当に多いので、
そこは多分全然プラスに問われてもらって構わないと思うので、
そういった自分が持っている強みですよね。
一種のストレングス的な部分に視点を持って当ててもらって、
それを意識、自覚した上で何とか行動していけば必ず、
社会のキャリアが実現できるんじゃないかって思うんですよ。
それはもう、基本的には下請け法と、
基本的には同じ図式なんだけど、
下請け法の適用ではなく、
フリーランス新法っていう新しい法律を
作ったわけですけど。
そういう意味では、
基本的にはパッチを当てていくっていう方向なんでしょうけど、
国としては。
話戻すと、
労働者性っていうものの要件を、
いわゆる一般的なさっきの
意思決定の自由があるかと、
経済的に依存しているかどうかっていうので見ると、
もの労働者だと思うんですよ。
うーん。
そうですよね。
実際上は。
そう。
本来は、
労働者として守られるべき。
だから、
要は、
国とか法律が、
政府属という労働を
励行できないみたいなことは、
分かるけど、
でも他方で女性の置かれている立場を考えると、
もろ普通の一般的な労働者同様、
構造とか経営者とかのパワーバランスとか、
サービス提供の過程で、
ないがしろにされる立場なので、
いやいや、
これは法的に保護すべきだろう、
っていう側面もあるわけ。
うーん。
ですよね。
この辺がだから、
やっぱり、
弁護士として、
こう、
読んでて、
一番いろいろ考えたと。
うーん。
そうですね。
そうですよね。
労働者としても、
すごく難しい部分があって、
そういうところも今やっぱり、
セックスワーク論っていうのは、
結構この20年ぐらい前から、
あったんですよね。
セックスワーク、
イズワークっていうことで、
性労働も労働として認めて、
法的な保護とかも与えてですね、
ちゃんとしっかりと与えて、
人間が守れるような形で進めていこう、
っていう運動が一部であったんですが、
方法は多分、
現場では広がってないんですよね。
もともとセックスワークとかでも、
現場では誰も使ってないし、
そもそもとして。
なので、
確かにまあ、
そのまあ、
もちろん、
理論上は、
よく分かる部分はある一方で、
やっぱり労働制度を認めちゃうと、
おそらく利益がガタベリする。
うん。
すごく減ってしまうし、
基本的に風俗は、
お金稼ぐために、
皆さんやってるわけなので、
じゃあどっちか選べって、
多分いられたら、
絶対労働制がないけど、
稼げるものに、
皆さん行くと思うんですよね。
そこは多分なんか、
結構西洋の問題とも同じで、
生還生成のリスクがないけど、
稼げない店と、
ある人が稼げる店って言ったら、
皆さんある方にガーッと行くんですよね。
うん。
そういう世界なので、
だから基本的に、
労働者性を、
なんか想定に持ってくるのは、
ちょっとなんか、
うん、
うん、
なんか難しいかなと、
自分としては思ってますね。
そうですね。
だからそこを、
だからつまりだから、
なんていうんですかね、
さっきの4商言なんですけど、
連動させると、
議論がロックされちゃうっていう。
うんうん。
ガチッとそうなんですよね。
ロックされる。
だからそこをひとまず置いておいて、
でもかといって例の、
あのー、
コロナ禍で、
うんうんうん。
ラブホテルとか、
そういうまあ、
夜の世界の、
事業者だと補助金が得られないとか、
あるいはまあ、
平時から融資を受けにくいとか、
あとは何ですかね、
例えば今なんか、
北海道の大手のキャバクラグループが、
なんか海外市場で上場しようとしてるんですけど、
あのー、
あのー、
あのー、
あのー、
あのー、
日本国内だと上場できないので、
海外で上場しようとしてるとかっていう話も…
うん。
ありますけど、
だからそういう事業者として、
きちんと認めることで、
業界が健全化されるっていう側面も。
うん。
ある、、
例えばまあきちんと長保が残るとか、
税金を収めてもらうとか、
うんうん。
でもかといっても、
dishwasher を人に伝えたいとか、
あの、
Schrödinger でこんな言われてる、
うん。
で いわゆる労働とか労働者性みたいなことが全面に出ちゃうと そのそもそもお客さん来ないとか単価が下がるとか市場としての魅力が減るみたいな
で それを当事者は望まないとか そうなんですよね なんか一回だしかな そのえっと長野かどっかで その女性が安全に働けるようにお客さんにあの
身分名 女性の提示 利用時に求めるっていうルールを作ったところがあって それを一応全県でやったんですけど そしたらその他のグループがその県に入ってきて
うちらはその身分でしょ 無しで受けるよ ってガーって結果が流れちゃって 結局まあウーヤウーヤで終わっちゃったみたいな
のがあったので 意外とそういうなんか業界みんなでこう 明日について何かするのが難しい世界だなって思ったりしましたね やっぱり
そうです まあでも一つのソリューションとしては今言ったみたいな そのいわゆるハードローとソフトローの議論があって
いわゆる国の法律みたいなガシッとした法律とハードロー で業界団体が自分たちで例えばガイドラインを定めるとか
自分たちでこういうルールに従うからあえて法律を作るのはやめてくれみたいな形で ガイドラインを定めるみたいなソフトローとかって言ったりするんですけど
ハードローの議論で全部整理しようと思うと無理が来るから まあせめて当事者が
業界が自分たちで自分たちのルールを策定して運用してくれよと そうなんですよね それ本当に心の中でマジ思ってたんですけども
業界ちゃんとしっかり声を上げてやるよとか思ったけど誰も声を上げないですからね 自民党やNPO大体3社がグラファンとか
市民キャンペーンとかやるんですけど本当業界が動かないですねマジで でも確かに難しいというか椅子取りゲームをしている中で自分だけ椅子取りゲームの割を食うというか
それは嫌だよね お前が椅子座らないんだったらうちら全部椅子座るよみたいなことになっちゃうわけですよね きっとね
そうなんですよ その辺がなかなかいかんと申し訳ない部分がある
今2ヶ書を朗読したところにフォーカスして喋ったんですけど もうちょっと本全体のことで言うと
そのひとつなぎの文章っていうこととかフィールドワークを追体験できるような本になってるから ある意味部分を切り取りにくいので延長はしにくいなぁと思っている中で
逆に言うと風俗上のその後に関しては個々の体験談とか あるいは本人の価値観に基づく
例えば日本のこういう風政風俗が産業として成り立っているのはおかしいとか あるいはその学業とか生活を維持するためにはこういう業界に飛び込まないといけない状態がおかしいっていう
ある種の一つの意見を対象者の女性の方が話してるじゃないですか それはもうどうしてもどうしたって一つの意見になるから
そこは逆に言えばそうじゃない意見を持っている人からすると いやなんだその意見はとかお前は世間知らずとかこういうこともあるんだとかっていう
ある種のこう誰かの正義感とか誰かのモヤモヤをかきたてる側面があるとすると これまでの本よりはなんかこう炎上リスク
まあそう確かにそうですねあるで比べればまあじゃああるじゃありません でも他方でそこをさすが坂爪さんだなと思うのはただそれもそれで何か誰かの代弁
というか いろんな人の声を届けるっていう構成になっているし
そこにさらに坂爪さんからフォローが入っているのでやっぱり全体として読めばきちんと多様な考え方が受け取れる
って言うで かつまああの体験ベースなのにやっぱりパンチラインは顕在だったんじゃって言う
大きいメイソいやなんか本当に良いフレーズがポンポンあって で特にこの風俗上のその後読みながら特に思ったのは体験談ベースのこういう本て
なんか漫画とかドラマそれこそ漫画化したいと話してるけど しやすいと思うんですよ
でも僕これ漫画とかドラマでは表現しきれないなぁって思ったんですよ なんでかっていうと漫画とかドラマ僕漫画はそれこそ好きだしドラマとかも要は
演劇とか映像制作とかにもかかわったりもするので 脚本にした場合とかって考えるんですけどやっぱ漫画とか脚本にしちゃうと一つの
坂さん引き続き聞き耳を立ててみましたけど今回のお話いかがでしたか
はいあのそうですね社会課題を言語化するっていうところで思ったのが思いを持つのが大事だよって言われるけど
それを言語化するっていうふうには確かにあんまり言われない気がして
思いから始まって思いを持つことが大事っていうのはすごく聞くけどそれを例えば分かりやすくとか
今回の坂爪さんみたいな話のそのフィールドワークを用いてきちんと自分なりに答えを出せるようになることみたいなことまでは私もしていないしできていないしそれこそ女さんと数年間ずっと育て話してきた中で出てきた言葉もたくさんあるので
そういうチャンスっていうのが私は社会福祉を仕事にしてますけどやっぱり必要なことだと思うんですよ別に起業家になりたいとかならないとかそういうことは置いといてもいろんなケースを積み重ねてきているんだからこそその社会課題にすごく近い存在ではあるんだけど
それを言語化できるようになるっていうのは一つ大きな課題というかなんていうのかなやっていったほうがいいことなんだろうなっていうのはすごく思いました
でその年数とかキャリアがあるからないからとかじゃなくてある人もない人も一緒にやったら面白いのかもしれないなっていうのは思いました
確かに今日はすごく限定的に政府属の方のお話をされてましたけども本当はすごくすべからく皆さんが必要な話をされてたのかなっていうのは今も聞いてて思いました
ねあとその労働者であるって言った見方をした時には確かに私も職員組合とかに所属病院時代には所属してて結構労使協議とかやったりしましたけど
労働者で守られるべき存在であるっていう権利の主張とか考え方もできるけれど一方でなんか全部法律に定められていれば安心安全なのかっていうことでもなかったりもするだろうし
なんかその間っていうか寛容さみたいなのかなんかそのあたりはどう折り合いをつけるのかいいのかなって答えのないオチを考えてました
いいですねちゃんとホールドしてますね掴んでじっくり味わってますね
窮屈になるしでも守られた方がいい世界なのかもしれないしそれはそれでちょっと上からなのかなとも思ったり
どんどん問いが上がっていく感じがしますね労働者制とはっていうところとかじゃあそもそも法律とはみたいな
それを作る我々はどういうものかみたいななんかどんどんすごく問いとホールドが吹いてくるような感じがしました
今回カフェに立ち寄ってくれたのは文筆家の坂爪慎吾さんでした
ご著書のご案内はぜひ概要欄をご覧ください
概要欄からはソーシャルハイブ本郷を運営している小野田総合法律事務所のホームページもご覧いただくことができます
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そして番組ではお便りを募集しています
概要欄のお便りフォームから感想やご質問をお寄せください
明日はどんな自分をデザインしますか
それではまたのご来店お待ちしています