(本エピソードで使用した資料はこちらから)
https://drive.google.com/file/d/1IbYY4aMO7LHsqg9Bpst-FQWMeIiGtWbq/view?usp=sharing
坂爪 真吾(さかつめ・しんご)1981年新潟市生まれ。東京大学文学部卒。2008年、障害者の性問題の解決に取り組む非営利組織「ホワイトハンズ」を立ち上げる。脳性まひや神経難病の男性重度身体障害者に対する射精介助サービスを全国各地で実施。2015年、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」を立ち上げる。「見えづらい」「つながりづらい」と考えられてきた風俗の世界で働く女性たちに対して、SNSでの情報発信やデジタルアウトリーチを通してつながり、弁護士とソーシャルワーカーの相談会につなぐ仕組みを構築。9年間で延べ1万人以上の女性に支援を届ける。2025年4月、夜職従事者のための伴走AI「YOLUMINA」の開発を行う団体・ヨルミナを立ち上げる。
X:https://x.com/shingosakatsume
著作のご紹介風俗嬢のその後 (ちくま新書 1847) https://amzn.asia/d/0cX3Kkw
「身体を売る彼女たち」の事情――自立と依存の性風俗 (ちくま新書)
パパ活の社会学~援助交際、愛人契約と何が違う?~ (光文社新書)
性風俗のいびつな現場 (ちくま新書)
内容:濃度とパンチライン/息が止まるフレーズ/ルポでも論文でもビジネス本でもない/社会課題の解像度をあげていく/まだ言語化されていないもの/坂爪真吾は逃げない/書いていくうちに見えてくる/著書のスタイルの変遷/頭から尻尾の先まで言語化し切る/問いを立て、それを解いていく過程を見せるというエンタメ/締めがうますぎ問題/二項対立を否定する/社会学的アプローチを徹底する/ABEMA Primeでの議論について/非審判的態度/没入的読書体験/紙の方が燃えない/モヤモヤを保持する
ようこそsocial hive WAITING CAFE 点描の弧へ。
ここは東京文京区本郷三丁目駅の裏にある、小野田総合法律事務所併設シェアオフィス『social hive HONGO』のメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かがふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで世界の見え方がほんのちょっと、変わってしまうような。
※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。
聴き手 :岡田壮麻(スタートアップ支援家)
常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表)
HP:https://niila.info/index.html
制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか
小野田総合法律事務所 :
HP:https://www.ot-lawoffice.jp/
X [Twitter] : social hive HONGO(@socialhiveHONGO)
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BGM:zippy(作曲家。X [Twitter]:zippy@zippy_zippy_)
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Welcome to social hive WAITING CAFE Tenbyo no Ko.
This is the WAITING CAFE where members of "social hive HONGO," a shared office attached to Onoda Law Office, located behind Hongo 3-chome Station in Tokyo's Bunkyo Ward, stop by.
Every week at this time at WAITING CAFE, one of our members stops by to share an interesting story.
It may be a story that will change the way you see the world just a little bit.
サマリー
坂爪真吾氏の著書は、その濃密な表現や独自の視点によって、多くの読者を魅了しています。対談では、彼の作品がどのように一気に読み進めさせるか、また社会課題に対する洞察がどのように言語化されているかが語られています。坂爪氏の著作は、潜入ルポ的な特性を持ちながらも、自己の意見や答えを明確に示すことで、読み手に深い理解を促します。特に最近の著作『体を売る彼女たちの事情』や『風俗上のその後』では、当事者の声を前面に出しつつ、社会課題への解像度を高める手法が非常に効果的で面白いとされています。坂爪氏が新書の面白さと社会課題について語るエピソードでは、政府における偏見やセカンドキャリアの問題に焦点を当て、社会学的アプローチの重要性が強調されます。また、彼の独特の文体と論理構造が読者を没入させる理由として挙げられています。坂爪氏は偏見や問い直しについての考えを共有し、自由な読書体験の重要性を強調しています。対話を通じて、人々が自分自身の偏見を見つめ直すことによって、より豊かな思考が生まれる可能性が示唆されています。