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こんにちは、モロトメ ジョーです。 今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録をしています。 時間は5時36分。
今日はクリスマスですね。 昨日がクリスマスイブということで、
どうなんでしょうか? 日本はイブの方が盛り上がる感じがしますよね。
なので今日は若干余韻というか、おまけというような 位置づけもあるのかもしれませんが、
今日がクリスマスということで、引き続き メリークリスマスな良い1日が過ごせるといいなと思いつつ、
今日の話を始めていきましょう。 テーマは、
忙しいと感じるのが問題というような話です。 忙しいと感じるのが問題。
どうでしょうか。忙しいのは良くないよね、というような話がありますよね。
あなたは忙しいでしょうか。 今は年末ということで、どこか気づかしいというか、
実際に忙しいということも多い時期なのかと思います。 その忙しい、それ自体、
良くないというか、問題のある状況とも言えるんですけれども、 もっと問題なのは、
忙しいと感じること、実際に忙しいかどうかはさておき、
忙しいという感覚が問題なんじゃないの、というのが今日のテーマというか、本質ですね。
これについて、こんな研究がありますよ、というものを一つご紹介してみようかと思います。
ある大学の学生を、コードですね、ホールみたいなところに集めるということにあたって、
その学生を二つのグループに分けましたよと。 一つは、
まだ時間がある、行動に集まるまでにまだ時間がありますよと伝えたグループ。 そしてもう一つは、
もう時間がないから急いで行ってくださいと、
いうように話をしたグループ。 なので、時間があると感じているグループ、
もう時間がないと感じているグループの二つに分けたということです。 そして、
それぞれのグループの学生は行動に、ホールに集まるように向かうんですけれども、 その途中に仕掛け人を置いています。
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その仕掛け人というのは、うずくまって苦しんでいる人。 これを演じてもらうわけですよね。
なので、その仕掛けに苦しんでいる様子の人を学生は助けようとするのかどうか。 ここまで言えばもう想像はつくかと思いますけれども、
二つに分けたグループのうちの、 まだ時間があると伝えたグループの学生は、
全体の6割の人が助けたそうです。 その仕掛け人ですけれども、仕掛け人を助けたということですね。
一方で時間がないと伝えられたグループの学生は、 どれぐらい助けたと思いますか。
6割より少ないというのはわかると思いますが、 実に1割です。たったの1割しか苦しんでいる人を助けようとはしなかったんですよね。
この先ほど言った学生なんですけれども、 進学部の生徒だそうです。進学部というのは神の学問ですよね。
なので、そういった苦しんでいる人を助けるということについては、 普段から勉強しているし、さらに言うのであれば行動に、
ホールに集めようとしたときに、そういった進学の話を、 人を助けるような話をしますよということで集めたそうです。
なので、そういった前提があるにもかかわらず、 時間があるかないかによって、助けるか助けないというものが変わってしまう。
これって当然、僕たちにも当てはまるんじゃないのというのが、 先ほどの研究の結果から見えることなんですよね。
つまり、忙しいと感じるその感覚は、 人の善悪の判断とか価値観をぶっ壊してしまう、 狂わせてしまうということなんです。
何が正しいか正しくないか、 そういったことが冷静であれば間違いないんですけれども、
忙しいという感覚があると、 それを間違えてしまうことがあるんじゃないのという話なんですよね。
繰り返しですけど、たった1割しか苦しんでいる人を助けないというのは、 相当善悪が狂っているというようなことじゃないかと思うわけです。
なので、自分に置き換えてみると、 自分にとって正しく生きるためには、
あるいは自分の価値観を貫くためには、 余裕が必要、忙しいとは感じない余裕が必要だよねということになるわけです。
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さあ、あなたは余裕を持って過ごせていますかということにつながります。
僕はどうしているかというと、 時間的に余裕を持つようにしている。
もう少し具体的に言うと、 1日のスケジュールを組むときに合間合間に休憩の時間、休息の時間をスケジュールにあらかじめ組み込んでいます。
これが干渉剤ですね。 いわゆるバッファーと呼ばれたりもしますけれども、
何かあったときに、そこで干渉を吸収するんだぞというような意味合いも兼ねています。
単純にその休憩時間で休むという意味合いもあるんですけれども、
その前後で何か思ったよりも時間がかかってしまったというような場合に、その休憩時間の中で調整もできるわけです。
こうしておくと、何か起きたときにも対応がしやすくなる。
そして仕事なら仕事をしているときにも、何かあれば調整は効くぞということが前提としてわかっているので、
気持ち的にも余裕を持って取り組めるというような効果を感じています。
なので、今言った通りで、スケジュールの中にあらかじめ干渉剤としての余裕を持った時間、休憩時間を組み込んでおくというのは一つ方法としてもお勧めできるのかなと思っていますが、どうでしょうか。
そういった方法は自分次第というか、人それぞれ考えればいいということなんですが、
話の本質としては先ほどから話をしている通り、忙しいと感じるその感覚を減らせるかなくせるかということなんですよね。
実際に忙しいときがあるのは仕方ありませんよね。
こういった年末とか仕事が立て込むということもあるでしょう。
なので忙しいこと自体は仕方がないですが、それをできるだけ感じないようにする。
そこでプレッシャー、そういったものを受けにくくする工夫は必要なんじゃないんですかと、その一つの方法としてスケジュールの中に休憩を挟み込むというような話をしました。
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あとは僕がやっていることとしては、1日の中に先ほど言った休憩を挟み込むだけではなくて、
1週間の中に、例えば1日スケジュールの他人との約束、そういったものが全くない日を1日入れるとか、そういうのも効果的だと考えています。
会社勤めをしていたときはそうだったんですが、1週間ぴっちりお客様と打ち合わせというか、お客様のところに行って仕事をするとか、そういったスケジュールだったりしていたので、何か起きるともうその前後で調整が効かなくなるんですよね。
そうするともう大残業とか、早朝出勤して肩をつけるとか、休日にも出勤しなきゃいけなくなるとか、そういったことも出てくるんですが、そうではなくて、1週間の中に1日でもスケジュール調整しやすいように他人との約束がない日を作っておけば、そこでそれもまた干渉罪としての役割を果たしてくれるということになりますよね。
これはまた1ヶ月という単位で見ても一緒かと思います。
1ヶ月の中の1週間ぐらい余裕を持って見ておくということもあるでしょう。
ただ、そういった余裕を持つというためには、時間をそれこそ空けなくてはいけないわけですよね。
その余裕はどこから作り出すのかということなんですが、そういったことのために、いわゆる効率化ということが大事になると言われているのかなと思うわけです。
なので、効率化、これも大事なんですけれども、効率化してできた時間を余裕として空けておくということなんじゃないでしょうか。
効率化としてできた時間を、そこにまた何かいろいろ詰め込んでしまうと、一番初めに言ったように忙しいという感覚、忙しいと感じてしまうということになるので、せっかくの効率化ももったいない話になるよねということだったりします。
はい、というわけで、今日は忙しいと感じるのが問題ですよという話をしました。
はい、これからまさに今日忙しいんだという人もいるかもしれませんが、忙しいのは忙しいものとして、それを感じないように、できるだけ感じなくて済むように工夫・算段をしてみるのはいかがでしょうか。
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というわけで、今日のお話はここまでです。
それでは、この後も良いチャレンジを。また明日。