【9月29日】エド・シーランの前座を務めた著名ラッパー、「パレスチナに自由を」発言で降板
2026-09-29 05:56

【9月29日】エド・シーランの前座を務めた著名ラッパー、「パレスチナに自由を」発言で降板

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

野村高文(Podcastプロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

https://x.com/nmrtkfm

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▼参考ニュース:

Macklemore’s removal from Ed Sheeran’s tour sparks larger conversation about Palestine

https://brockpress.com/macklemores-removal-from-ed-sheerans-tour-sparks-larger-conversation-about-palestine/

‘A maelstrom of his own making’: how Ed Sheeran’s tour turned into a full-blown culture war


https://www.theguardian.com/news/ng-interactive/2026/sep/19/ed-sheeran-loop-tour-culture-war-israel-palestine

Macklemore announces new Free Palestine tour, after Ed Sheeran tour dismissal

https://www.latimes.com/entertainment-arts/music/story/2026-09-24/macklemore-sets-free-palestine-tour-ed-sheeran-fallout

Pro-Palestine protesters demonstrate outside Ed Sheeran concert

https://www.aljazeera.com/video/newsfeed/2026/9/20/pro-palestine-protesters-demonstrate-outside-ed-sheeran-concert

Everything we know about the Ed Sheeran and Macklemore controversy

https://www.bbc.com/news/articles/c64gvqg0k27po

米国でイスラエル離れ急速進行、パレスチナへの共感が上回る 世論調査

https://www.afpbb.com/articles/-/3624302

Americans are split about whom they sympathize with more in the Israeli-Palestinian conflict

https://yougov.com/en-us/articles/55607-americans-split-whom-sympathize-with-more-in-israeli-palestinian-conflict-september-18-21-2026-economist-yougov-poll?utm_source=chatgpt.com

シーランさんツアー降板のマックルモアさん、「フリー・パレスチナ・ツアー」実施を発表

https://www.afpbb.com/articles/-/3654399

▼Podcast Studio Chronicle公式サイト

https://chronicle-inc.net/


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サマリー

エド・シーランのツアーで前座を務めていたマック・ルモアが、ステージ上でパレスチナへの支持を表明した後、出演を外された経緯を解説する。会場側は発言を反ユダヤ主義的だと批判し、プロモーターが降板を決定した一方、他の出演者やバックバンドはマック・ルモアを支持して辞退した。シーランは当初沈黙したが、後にガザで起きていることを正当化できないと謝罪し、会場外では抗議デモも行われた。背景には、パレスチナへの共感が広がるアメリカ世論の変化と、アーティストが政治的立場を示すことを求められる状況がある。マック・ルモアは収益をパレスチナ支援団体に寄付する「フリー・パレスチナ・ツアー」を発表した。

マック・ルモアの発言とツアー降板
おはようございます。2026年9月29日火曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの野村高文です。
この番組では、1日ひとつ5分間で、世界のメガトレンドがあるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて最近ですね、スーパーに行くと野菜が高くなっているなぁということを感じます。 例えば都内のあるスーパーでは、ちょっと前では100円ほどだった小松菜が現在210円と倍以上になっていました。
8月後半から続く雨に加えて、先週シルバーウィークを直撃した台風25号も重なり、野菜の入荷が減っているようです。
キャベツやレタス、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜に加えて、キュウリやピーマンなども高値の傾向にあります。
天候不順は仕方ない側面もありますが、適応にかけて育ってくれた農家の方々の心痛は察して余りあります。
昨年までのお米の口頭も含めて、食の安全保障が今問い直されているのかもしれません。
さて今日はエンターテイメント業界のある事件について取り上げます。
世界的な人気を誇りグラミー賞を4度受賞したイギリス人ポップ歌手エド・シーラン氏のアメリカでのコンサートツアーから、前座を務めていたアメリカの著名なラッパーで、こちらもグラミー賞受賞歴のあるマック・ルモア氏が突然拘板させられました。
マック・ルモア氏は今月4日にステージ上でパレスチナに自由をと叫び、ガザやヨルダン川西岸の人々に私たちが忘れていないことを伝えたい、
イスラエルやジェノサイドへの批判はユダヤ人の批判ではないなどと観客に語りかけました。
さらにガザで犠牲になった少女の名をタイトルにしたプロテストソングも披露しています。
この発言を受けましてツアーの会場となるスタジアムのオーナーらがマック・ルモア氏の出演に反発しました。
特に強く反発したのが長年イスラエルを支援してきた富豪ロバート・クラフト氏です。
クラフト氏はマック・ルモア氏の言動を反ユダヤ主義的だと批判、クラフト氏を含む会場側が出演を認めない意向を示し、最終的にプロモーターが交番を決定しました。
シーランの謝罪とコンサートの政治化
エド・シーラン氏はこれを受けて、交番はプロモーターの決定であり、私が暮らしたものではないと釈明しましたが、ガザをめぐる政治的スタンスについては沈黙を続けました。
その後、他の前座アーティストやエド・シーラン氏のバックバンドも次々と出演を辞退しました。
そしてマック・ルモア氏への支持を表明しました。
こうした事態を受けましてエド・シーラン氏はようやく、19日のコンサートの冒頭で観客に向けてメッセージを発信しました。
そこでは、「自分の音楽が批判されるのには慣れている。ただ、今週の批判はもっとずっと大事なことについてだった。僕は間違いを犯していて本当に本当に申し訳ない。」と謝罪。
その上で、ハマスによる2023年のテロを批判するとともに、ガザで起きていることは正当化できないとしました。ステージで涙を流すシーンもありました。
イギリスの新聞ガーディアンは今回のことを、イスラエルとパレスチナをめぐる文化戦争と位置付ける特集記事を組みました。
記事では国際的な問題においてどちらの側につくかという選択がトップアーティストに重くのしかかっているという指揮者の意見を紹介しています。
またコンサート会場の外ではパレスチナを支持する市民らが集まり、抗議デモが行われていました。
エンターテイメントの場が政治的な主張や抗議活動がぶつかり合う最前線となっていることが読み取れます。
特にパレスチナ問題に関する欧米社会での議論については単なるアーティスト間の思想の違いを超えて、ポップカルチャーレベルでも避けられないところまで拡大しているということなのかもしれません。
変化するアメリカ世論と表現の自由
アメリカは歴史的に国家としてイスラエルを支持してきました。
そしてアメリカ人もどちらかといえばイスラエル寄りの姿勢を見せてきました。
ただそれが最近変わりつつあります。
この番組でも何度か取り上げてきましたが、今年2月に行われた調査会社ギャラップの世論調査によりますと、初めてアメリカ人へのパレスチナの共感がイスラエルへの共感を上回りました。
1年前はイスラエル支持が46%、パレスチナ支持が33%でしたから変化が起きていることがわかります。
また今月9月のユーガムの調査でも、イスラエル支持が減少し両者への支持がほぼ傾向しました。
ちょっと前までパレスチナへの支持はZ世代、つまり若い人たちに特有でしたが、現在はその上の世代まで支持が広がりつつあります。
フリー・パレスチナ・ツアーと論点
ちなみにマックロモア氏は以前からパレスチナについて同様の発言を続けてきましたが、今回ここまで共感や連帯が広がった背景には、パレスチナへの共感がイスラエルへの共感に並ぶ、あるいは上回るなどの変化するアメリカの世論があります。
そうした状況がある中で、その発言を理由に彼をツアーから排除したという判断が、結果として他のアーティストの支持離れや会場外でのデモという具体的な行動につながったとみられます。
SNSの普及もあり、影響力を持つ人物がどのような判断を下すのか、以前よりもはるかに高い注目が集まっています。
以前ならインタビューでその質問を受けない限りは、自分から政治的な考えを示す必要はありませんでしたが、現在ではそれでも進まない時代となっているのが現状です。
ちなみにマックルマワシーですが、24日にヨーロッパやアメリカでのフリーパレスチナツアーを行うことを発表しています。
収益はすべてパレスチナ支援団体に寄付するということです。
そしてインスタグラムへの投稿で、普及層がどの意見ならステージで言ってもよく、どの意見を危険すぎて聞かせられないとするかを決定できる状況について、みんなもっと注意を払うべきだと主張しています。
政治的な考えが違うことと、その意見を表明してはいけないということ、この二つは全く違うこと。
政治的な考えの総意、そしてその意見を表明するかどうか、この二つが非常に論点となっていることを今回改めて実感しました。
ニュースコネクト、お相手は野村高文でした。
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それでは、良い一日をお過ごしください。
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