1. BACKYARD TO CLOSET
  2. #178|大事な洋服をすぐ譲渡し..
2025-04-05 37:22

#178|大事な洋服をすぐ譲渡してしまう人へ「ゲージと種まき」から考える洋服トーク

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─[ INDEX ]───────────

今回は「すぐに洋服を人にあげてしまう」そんなあなたにかっこいい後付け理由を差し上げます。なぜ人に物をあげたくなるのか?逆になぜあげてしまうのか?そんなあれこれを今夜もこのバックヤードからお届けします。

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あなたには、クローゼットにしまったままの思い出、ありませんか?大切な人との思い出の一着から、どうしても着ることができなくなった、ほろ苦い一着。あるいは、あの服があったから頑張れたこと、あの服を着るとつい思い出してしまう話、などなど。あなたのクローゼットで、ハンガーにかかったままの「服にまつわるエピソード」何でもお聞かせください。送り先は、お名前・ご住所・連絡先を明記のうえ、「メールフォーム」から。お便りをご紹介させていただいた方には、番組ノベルティを差し上げます!あなたのとっておきの「Story of Closet」をお待ちしています!


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OKAZAKI|⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://slow-and-steady.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

MAKO|⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.teuchisobamako.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、
閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が…
そう、今日も天使のお敵が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、STAFF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードからあなたのクローゼットへとお届けします。
え、なんで言うといるんですか?
言いちゃダメですか?逆に。
仕事も終わりましたし。
お疲れ様です。
別にいいかなって。
すっと席に着いたね。
当たり前みたいに席に着いたけど。
てかね、薄々気づいとったけど自分で。
この前もさ、母ちゃんの地元で相談をね、夢を叶えるって頑張ってる方がいるんですよ。
車行ってましたね。
ラジオでも紹介してた。
その子が書き溜めたノートがあって、それを確認して今後の話とかもね、相談載ってたんやけど。
そこでね、お酒も進み。
僕ポータークラシックのキルティングジャケットをね、寒いからってアウターに着とったんやけど。
あれいいっすよね。いつも着てたやつ。
なぜか開けてしまって。
その場で?
帰り次第にそのジャケットを持ってたから、寒そうにしてたからコールク開けときだって言って貸してたんや。
欲しそうにしてた。
あげたんですか?
あげた。
なんであげたのかは定かではない。
帰り寒かったんちゃうんすか?
寒かった。
まあまあ寒いところやもんね。母ちゃんの地元。
まあまあまあ。
前かって。
服が欲しかったんすよ。
そらね。
まじっすか。
あれめちゃめちゃいいのにね。
いいよね。
全然ね。
別に着てないわけでも。
着てないものをあげるは自然なんやけど。
僕結構多いよね。
03:00
そのパターン。
確かにね。
僕欲しかったっすよって言うけど。
まあまあ。
それ言います?
めっちゃ光ってるやん。左手首に。
そうですね。
これも結構前っていうか。
僕がまだアルバイトの時の。
しかも入って半年ぐらい。
そんな前に?
なんで?なんでもらったん?それは。
これなんででしたっけ?
なんか多分。
なんかで僕が
岡崎さんにしこたま怒られて。
もうなんか忘れたんすけど。
あ、理由はね。
しこたま怒られて。
でなんかまあ、処刑取ったんすよ。
怒られたなーみたいな。
おもむろに
自分の左手首についてた
バングルを
外し始めて。
わかりやす。
お前これ付けとけ。
わかりやすいやめとむちや。
めっちゃ嫌や。
そんな感じで。
ありがとうございますみたいな感じで
頂いたんですけど。
多分その日
その後飲み会があって
お客さんたちと飲み会があって
で、たまたま隣に
座ってた常連のお客さんが
僕に対して
このバングル
持っとったん?って言われたら
これ岡崎さんが先程
くださってって言ったら
めちゃめちゃ常連さん驚いて
お母ちゃん
シッピングレジーファンスの母女しか付けんって
言っとったやん!
オケットン!みたいな。
まさに母女やね。
それで僕は初めて
そんなもんやったんやと思って。
それはなんであげたんすか?
いやわからん。
まさにあめとむち?
言うとか今ね
めっちゃ怒られた後に
ポッと渡したって言ったらさ
あめとむち感半端ないぞ。
めちゃくちゃ
そういう感じかな。
そんなことはせんよき。
せんよきに物あげたりはせん。
まあそうやね。
お母ちゃんそんな感じちゃうね。
僕これは覚えとるんすけど
怒られた理由も
なんとなく
僕が悪いっていうか
僕が悪いなっていう
どっくれとったんじゃなくて
なんかこう
やってもうとみたいな感じだったけど
納得する理由ではあったんで
自分の不甲斐なさにこしょげとったって
感じの時だったよね。
全然覚えてないけども
多いわけですよね。
たぶんユートにあげたのは
たぶん
もし全然覚えてないけど
結構前やから
たぶん僕がこう注意したのか
06:00
注意をこえて怒ったんでしょうね。
たぶん怒られたって言ってるから。
でもその時に
ユートの表情とか
そういうのが前を向いてたから
嬉しがって
前々からたぶん手首が
寂しいよっていう
ことは言ってて
そういうことね。思ってたんすね。
その時なかったから
あのバングルがね
だからユートはもう
手首寂しいけど
インスタグラムとかの写真を撮らなかった。
スタッフやしね。
その中で
たぶんパッとあげた。
タイミングとしてちょうどよかった。
僕サラサちゃんのチェーン付けてるし
付ける回数も減ってきたから
あげたというより託したみたいな
託した?
それはどういう意味合いのキックス?
僕の中で
この商品
このアイテムが嫌いになってから
渡すとかは
したくないよ
好きなうちに好きなものを
好きな人に
感覚なんすね
しみりますね
だいたい物をあげるケースの
8割方は僕酒入ってるから
気分良くなったっていうのが
正解なんだと思うけど
ユートの場合は
シラフやから
僕が持つよりも
僕だけ格好良くても
僕だけ着飾ってても
スランドステディとしては良くないし
逆にオーナーさんは
いつも同じ格好やけど
スタッフオシャレやなと思うが
僕はやっぱり格好良いと思うから
スタッフが格好良くなってくれるのが一番やから
それで言ったら
真っ当な理由やね
飴と鞭ではないね
ないよね
実際僕めっちゃ嬉しかったっすもん
でしょうね
学生のユートでは
なかなか肝炎を値段しますね
僕も欲しかったけど
肝炎買ったし
僕も頑張って買ったんで
めちゃくちゃ
岡ちゃんも買った時めっちゃ喜んでたじゃないですか
喜んでました
モジョー言って
僕サンゴ付きの
もう一本持ってるんで
それもあるよ
ダブルで付けたかったから
持ってたんやけど
なんかすごい
あんまりない
持っておきたいというか
自分が
持っておくっていう
所有欲みたいなのは
いちじるしく低い
09:00
いつ買ったとか
めっちゃお気に入りとか
でも例えば
何かのピースが
揃った時
お酒
気分がいい
めっちゃめっちゃ
そのアイテムを欲しい理由を
語られた
そういうことが
重なると
自動的に上げてしまう
確かにね
さっきもユウトが
しょげ取ったけど
前を向いた
なんで僕これで
怒られなあかんねんみたいな
感じだったら
違うかったと思う
でも入って半年で
まだ右も左もわからん状態で
なんだろう
一生懸命
親子ほど離れてますから
僕も怒るとき
きつい言葉使いがちやし
それを受け止めて
グッとこらえてるのを
見ると
何かっていう
ちょっとしみたんですね
絶対そうだよ
その表情に寄ったんよ
なるほどね
ポーターのキルティングジャケットに
白を歴代上げて
何を上げたかも
全然覚えてないぐらい
上げてるんやけど
でも
ポーターに関しては
すっごい資料を用意してて
資料ですか
すごい夢を叶えるために
本当に時間かけたんだな
っていう
ノートをびっしり
書いてて
まとめてて
こうやってまとめたら
僕はアドバイスしたんやけど
僕の想像の3倍4倍
書き込んでて
僕とかマホちゃんとか
実際店やってる人間でも
あそこまで書けんぞ
っていうぐらい書いてたんや
まずそこに感動して寄ってるよね
もうちょっと嬉しいよね
真っ直ぐ信じてやってくれた
っていうのが1点
でお酒に寄ってるっていうのが1点
で雪国で
知らないところで
旅行気分でいる
ところが1点
気持ち大きくなってるね
だからその
バスへのスナック行ったわけ
でそのスナックのママさんとか
みんな良い人でさ
空気感的にも良かったわけ
でギュッとそのジャケット握りしめてたから
これは
僕ポータークラシックの
キルティングニャン
と僕の思い出
はここで終わって
12:00
いいのかな
これからは
ちょっと
思い出ごと
新しく
やってってくれよって
託せる条件揃ったわけ
本当ですね
託すゲージが満タンになったわけですね
すぐ溜まるから
早い マコちゃんは?
そんな上げたりするの?
僕は結構あんまりないかもしんないですね
逆に
え?でもなんかこの前ハナちゃんに
ブランドストーンあげてなかった?
あれはねたまたま
ハナちゃんが
バイクに乗るときに
ブランドストーン買っとったらよかった?
みたいな欲しいなみたいな話を
聞いてて
サイズアウトしとった
ブランドストーンが1個あったんで
ハナある件いる?つってあげた
感じなんで
また託すというよりは
本当に
譲渡って感じ
またちょっと意味合いが
違うかもしれない
自分が履けへんのやったら
マホラ履いてもらえる方が
ええだろうし
売るとかするよりは
知り合いにあげた方が
いいなっていう
僕の人は一緒やけどな
一緒っすか
正面
後悔したことないですか?
いっぱいあげてきて
いや多分その時その時で
しばらく経って
あったかもしれんけど
もう忘れとうってことはない
大きな後悔はないってこと
なぜこの人にこのタイミングで
っていうのはあるかもしれんけど
上げてしまったのかどうか
っていうのはある
その時その時で
ゲージが溜まったとかしゃあないよね
その時の気持ちが一番
一番です
文書は良かったですか?
文書は多分
その時その日に上げてなくても
多分上げとる
いずれこうなる
自分でもなかなか買えんし
洋服も買っていかなあかん時に
ブレスレットにまでお金が回らん
っていうのは分かるよ
だから多分遅かり早かり
上げてる
良かったな
全然覚えてないもん
その時の状況
上げた状況も
僕はめっちゃ覚えてますけどね
瞬間とか
僕は結構
もっともっと
良い秋冬に上げたのかと思ってた
いや全然怒られて
これもらいました
でも嬉しすぎて
飲み会の席で写真撮りよった
何て言うだろう
想像する楽しさっていうのがあるの
あるね
何を想像するんですか
僕が着てて
僕が持ってて
っていうのは
これ良いなとか
15:00
物と自分に対しての感想
けど人に
自分の大好きな物をあげることで
その人が
その物との新しい物語が
始まっていくわけさ
それを僕が提供することで
その物語の一端を
僕は担えるわけよ
そうですね
だから自分で
あげると売るっていうのはまた別やけど
僕の感覚としては
そのうちで
洋服を買ってもらう
販売するっていうのも
誰か
近い人に好きな物をあげる
っていうのと
意味合いは結構近い
確かにね洋服を販売
ずっとしてるわけですもんね
よくあるあるあるじゃん
僕が着てる物を
これ欲しかったですって言ったら
その場で抜いてどうぞみたいな
要ある
それも要ある
なんか
一緒にテントだと思う
めちゃくちゃ珍しくて
随分前の物着てって
これ何ですか
これ欲しいです
売ってくださいみたいな
僕何回着たか分からんから
着けれんからさ
そうですね
けど店頭でパンパンパン自分の着てる物
あげてたら
何してるか分からんくなるから
そういう場合は
市場価格と言いますか
ああそういうことね
中古市場の価格よりも
随分安い値段で譲るとかはしてる
はいはいはい
まあねもともともやっぱり
あれですもんね
価格っていうのがメインですから
そうそうそう
でもまあなんか託していくっていうか
だからまあ
そういうのが
強いんだろうね
そうですね
販売にしろ渡すあげるにしろ
でもまあまあ
洋服ってそういうもんなんですよ
あげるもの
あげるものというか
思いを託すもの
そういうこと
価格の個人的な見解って思われたら
ちょっと釈然とせんから
19世紀に
発刊された
まあかなり古い
恋愛マニュアルみたいなのがあるよ
イギリスで
そんな前から恋愛マニュアルがある
あるよ
The etiquette of love and courtship
っていう
マナーボーンがある恋愛マナーボーンがあるんですよ
めっちゃ古い1900
ごめんなさい1870年ぐらい
70年ぐらいに発刊されてる
へえ〜
どういう本なんですかこれ
でそこで
どういうこと書いてるかというと
自分の大好きな
その彼女なり
パートナー妻なり
に男性は
18:00
スカーフとか手袋を
送りなさいと
なぜかというと
スカーフとか手袋っていうのは
肌に直接触れるものだから
あの
その
常に
自分の愛を感じてほしい
肌から感じてほしい
温まって
心を温めてほしいっていう意味も
込めてスカーフ
とか手袋を
って書いてる
イギリス寒いとこですからね
スカーフとか手袋とかね
だから自分自身も
あなたの生活を守り寄り添いたいよ
っていうメッセージが
込められてるからっていう
なるほど
やっぱこの体感的な
温もりがその愛情とか
感じられるものに繋がるんですよね
そう誰からもらったっていうことも
含めて
よりあったかくなる心も体も
あったかくなる
逆もしかりで
例えば失業してしまった
男性
パートナーが失業しましたとか
もっかい就職
活動中です
っていう男性に対して
女性は白シャツを
送るんだって
アメリカとかイギリスでは古くから
白シャツを送る風習があって
それは新規って新しい
シャツを着て
新しいステージに向かってくれ
っていう言ったら
愛のメッセージだよ
原括儀みたいな感じも
ありますよね
こっちで言う原括儀
新しいもので
だから特定のアイテム
っていうのは
原括儀としても
使われるし
それこそ
思いを託すっていう意味で
人に
衣類を渡すっていう行為自体は
結局
そういうことですよ
そういうものなんですよ
歴史から見ても
で渡すんですよ
けどこれは
恋愛ですもんね
異性に
送ることですもんね
岡崎さん僕
でも
そうやって言われると思った
思った思った
思ったけども
例えば上司が部下に
自分のボールペンを
あげる
っていうのは自分の
そのボールペンとともに歩んだ
経験
思い出もお前に託すよ
っていう意味でボールペンを送ったり
するわけよ
ネクタイを送ったりするの
上司がね
それも
仕事頑張れよ
っていうことです
ね言ったらボールペンとか
ネクタイなんかはね
男性から男性
とかね
送るんですよ
21:00
たしかに洋服屋だったら
アクセサリーを
部下に渡すっていうのは
たしかに一緒ですね
クレイジーフォースっていう
ネイティブアメリカンの
一流アーティストを作った
母女って代表作やけど
女性の子宮の形だよね
母女って
イメージして作られてるんですか
母女っていうのは
自分の父親
自分の父親と
自分の亡くなった息子
の頭文字を取って母女
だからそのシッピーにおいては
一番思い入れのある
作品なわけよ
のシリーズなわけよ
それを聞いて僕は欲しくなった
すごいシンプルやし
どんなスタイルにもはまるし
しかも思いの詰まったアイテムやから
僕も大好きやけど
それを託すことでね
確かにこれまた
今さっきの岡崎さんの話聞いて
同じことをもらうときに聞いたことを思い出しました
同じことを
言いながら僕もらいました
思い出した今
そうだったと思って
原活儀っていうのを聞いて
そうやなってなりましたね
だからお守りなんよね
お守りね
人に物をあげるってことは
そういうことなんじゃないんですか
託すという
ただただ僕が
酔っ払って
自分の物をあげているみたいに
見えますけども
僕だって
思いを
いろんな人に託していってるわけです
そういうことだったんですね
そういうことはしとこうぜ
そうやと思っておきます僕も
スタッフとして
頑張っていってほしいっていうね
そういう思いがあるから
ありがとうございます
本当に僕実際
ほぼ肌身離さずつけてますからね
これに関しては
これは気に入った以上に
やっぱりもらったときの
あれは
使いやすいから
それはあるわね
自分が
好きなアイテムのうんちくを
相手が同様に持ってほしいとは
思わぬのよ
だから例えば
ポータークラシックのキルティングしかり
僕多分
2ヶ月前も後輩に
ビンテージの
コートをあげたんやけど
それも別にビンテージ好きな子
じゃないのよ
たまたま同じケースで
話してて
なんかちょっと
気分よくなって
24:00
めっちゃかっこいいずっと言ってるから
じゃあ
本人が気に入ってたんですね
でもそれは明確になんで
あげたかっていうのがあって
その後輩は
そこまで洋服に興味がないのよ
だからビンテージのコートなんて
全然必要ないのよ
でもかっこいいっていう
アンテナ
があるんだったら
それを着せて
着せてあげるじゃなくて
差し上げて
着ることで
その子が洋服好きになってくれたら
いいなって
未来への投資です
そういうこと
投資だったんですね
投資です
なるほど
僕がええだろうって
着るのは簡単やけど
その子に渡すことで
これからその子の洋服人生が
変わる一着になるかもしれない
それありますよね
僕もなんかある気がするな
もらった一着から
それが好きになったみたいな
絶対あるよ
僕も現に
それこそコーチのイベントとか
やってるね 吉本さん
当時勤めてた古着屋さんで
僕も就職するんやけど
かぶってないわけよ
時期が
吉本さんかっこいいっていうので
僕通い始めて
店長してたからね
吉本さんみたいな
格好したいなって思って
行ってたから
吉本さんも知ってくれてて
吉本さんが辞めて
コーチに変えるって時に
ターコイズのネックレス
ずっと欲しい欲しい
言ってたよかっこいいかっこいい
それそっとくれたの
ずいぶん前にラジオ
言ったかもしれんけど
もらった
ロケーションも覚えてる
その店の前で
じゃあやるよってくれたの
かっこいいっすね
岡崎さんじゃないですかそれは
今岡崎さんがやる
ことを
あるんでしょうね現体験で
僕は先輩から
教えていただいて
なんでくれた
みたいなの
俺別に誕生日でも
記念日っていうかなんかしたわけでもないけど
なときに
くれるのよ
前もだって
ラジオで話しましたけど
お店のカウンターにかかると赤い
キャップね
あれもそうですもんね
よしもさんの
次に店長になった
僕が直接
教えてもらったオーナー
店長さんよね
がくれたのよ
店を独立する前に
くれたのよ
だからずっと置いとって
27:00
だから結局
キャップにしろネックレスにしろ
僕の中では
一生忘れられない思い出の品になる
わけじゃん
それがさ
他人というか
挙げた人の一生の思い出の
一着になれるじゃん
僕が渡すと
僕が渡すとって傲慢な話じゃなくて
誰が渡してもね
その一つの見つかせ
そういう種を
いろんなところに
昔から巻きがちなんですよ
まあやっぱ
岡崎さんがやってもらってるからこそ
やるんでしょうね
種を巻いてほしいじゃないですか
でもそれをユートも見てるでしょ
そうですね
ユートの先輩方も今辞めてる
先輩スタッフは
同じことやって僕以上に服上げてるからね
そうですね
めちゃくちゃ服もらってますね
なんだったら僕
ちょうどこの3月に
一緒に働いてた河ちゃんが東京に
旅立った時に
あれびっくりした
一番最後の出勤の時に
バサッて
袋持ってきて
ユートにこれ
託すって言われて
もらったのがちょうど10周年で
作った
僕との別注
フランクリーダーとの別注のジャケット
10周年
そのジャケットを
ユートに託すって言われた時に
残るからユートに
これ託すって言われて
めちゃくちゃびっくりしたというか
ちょっと泣きそうになったんですよ
あのジャケットで河ちゃんが着てるイメージである
そう
それをユートに
そんな大事なことを
脈々と受け継がれてるんですよ
すごいね
種巻きイズム
本当に
本当にこうもらった側からしたら
思い出になるというか
この文章しかり チェンソンのジャケットしかり
絶対に僕の人生の思い出に
残るシーン
熱いよね 胸が熱いよね
まあね
こっちは熱いと思っとっても
暑苦しいわっていう
パターンもあるかもしれんけどね
もしかしたら
僕そっち考えてしまうんですよね
上げたりする時に
わかるわちょっとわかる
でしょうね
わかるって言った方が
ちょっといいかなと思って
絶対わからんわね
わかっとったらこんな上げる
絶対に
難しいっちゃ難しいけど
確かにそんなん考え始めたらさ
そうそう色々考えてしまってね
もう使ってくれんかったらどうしようって
とか気に入ってないのになんか
ほんまは
全然喜んでないけど
めっちゃ嬉しいですとかって嘘でいいんちゃうかな
なるほどね
もしかしたらまこっちゃんみたいに慎重に
なった方がいいんかもしれんよね
それぐらい
上げたい気持ちはあるんですけどね
30:00
タイミングとその
状況とか
そっちを考えてしまうことが
多くて
スムーズに渡す
託せる方法あります?
いや何も考えてないもんね
そもそも
だって
僕が考えるわけじゃないからそのタイミング
託せる
ゲージが勝手に
ブッて
状況がこう
気づかううちにゲージが溜まって
ゲージが溜まってピーって最後になったら
上げないとしゃーないみたいな
もう発動してる
もう無条件
でもまあね
物上げおじさんみたいだったら嫌やった
まあまあまあ
気をつけながらね
いいですよねけど
託せたらね
ちょっと安心しました僕
本当に物巻きおじさん
って思ってたけど
ちゃんと託してるんだな
状況と
この人ならっていうのが岡崎さんの中であるんだな
ちょっと理解して
多分ね
そう思っときます僕
まあけどそんなんね
一個一個の行動に
そんな深い意味はないですけどね
全部が全部じゃないけどね
後付けやし
上げたかったのにしゃーないで
上げたいって気持ちがね
強いんですよね
お母ちゃんの場合はね
喜んでもらいたいってのが強いね
そうね
でもそれを
あんまりね
考えるとそういうことがあって
相手の負担になることもあるからさ
まあまあまあ
だからここ最近はちゃんと考えているよ
ああそうなんすか
昔みたいなことはない
ああ本当ですか
うんないない
またやっぱベースとして
人に上げたいというか
のがあるんでしょやっぱ岡崎さんはね
でもつってこういうとは
物巻きおじさんっていう
絶対いうと物巻きおじさんになるよ
歴代スタッフが全員物巻きおじさんになってる
言うと素質ありそうやけどね
言うとは100%
ねありそうめちゃくちゃありそう
本当ですか
ほどよく空気読めし
ほどよく男気あるし
そういうタイプが
僕同様になりがち
物巻きおじさんになりがち
物巻ジュニアになりがちやね
いいじゃないか
物巻きおじさんから
もらったものは
あんまり手放せんからね
手放せんすね
手放せんからこそ
その商品は生きていくから
そういうことね
そのアイテムもみゃくみゃくと生きていくからね
それはいいですよね本当にね
無駄にならんから
それが一番いいですよね
洋服にとってもね
33:00
店で愛用
トレーディングポストも
そういう思いを
イベントに仕上げて
うちで定期でやってるじゃん
一緒だよね
乗りは
人から人へ
うちで扱っとう洋服って
ほんまに最低10年は
着てほしいっていうぐらいのやっぱり
洋服やからこそできることですもんな
そうはね
勇気振り絞って託していこうかな
勇気いるか
一歩踏み出す勇気
僕には必要ですね
そこはまことさんと岡崎さんの
圧倒的な違い
まあというわけでね
というわけでって何
だから
人に物をあげるっていうのはね
スカーフ手袋あげたり
手編みのニットを
あげてたようにね
アメリカやイギリスでね
日本でもね
結婚する娘にね
着物を用意して
そうやね
自分の娘がね
あのー
とついた先で恥をかかないように
って用意してたわけですよ
だからそういう
文化としてやっぱりね
あるから
自分の
本当に大事なものを
あげるっていうのはね
素晴らしいことっていうことで
いいですか?
まとまりましたね
だからいいですか?
いいと思います
まあねもともと第三者が
どうこういう問題でも別にないですけどね
いやそうよ
岡崎さんがもっと多いわけね
一人のこの夢をね
夢を一着の洋服が
応援してくれるのであれば
言うとか一生懸命
さらに頑張ってくれるのであれば
とかね
好きになるきっかけになればとね
そういうことを
もろもろもろもろ
ケースバイケースでやってる
そういうことね
やっぱり岡ちゃんはあれやね
服が好きやからっていうのもあるでしょうね
どういうこと?
だから服に思いを乗せて
確かに確かに
確かにね
もうちょっと言っといて
やっぱりね
だからこそ思いを乗せれるんでしょうね
岡ちゃんはね
洋服屋として
まだまだ僕は修行が足りないってことでしょ
違う違う
ちょっとバカにしてるんだ
いやいやいや
全然してない全然
物に救われてるっていうか
洋服に僕は人生救われたと思ってる
そうかそうか
それは本当に事実やから
洋服と出会って
自分の人生変わったから
それがきっかけで
いろんな人の人生を変えれる
一着になるのであれば
そうじゃなくても
36:00
洋服嫌いだった人が
興味なかった人が
ちょっとでも興味持ってくれるきっかけになるんであれば
それが僕の
仕事の内です
なるほど
クローゼットの一着が減るとか
増えるとか
どうでもいいんですよ
そこじゃないんですよね
大事なのはね
バックが止まったわ
バッチリ
バックヤードトゥークローゼット
この番組ではあなたの洋服に関する
お悩み何でも募集しています
お便りはエピソード概要欄にある
URLからお気軽にお寄せください
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スポーティファイでお聞きの方は
フォロー☆でのご評価をいただけると幸いです
よろしくお願いします
スロー&ステディプレゼンツ
ポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後
クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております
37:22

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