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2025-01-25 35:33

#168|時を超えて愛すべきモノ「Timeless Treasures」から考える洋服トーク

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─[ INDEX ]───────────

2025年2月1日より、SLOW&STEADYにて、IWC / オメガ / カルティエ / ロレックスなど名だたるブランドの厳選ビンテージウォッチの展示・販売を行う2週間の限定イベント「Timeless Treasures」その2回目を開催いたします。

今回も江口洋品店・江口時計店の代表である江口大介氏をゲストにお招きしてのゲストトークとなります。

時計の話はもちろんですが、良いモノを手にする意味や価値や販売する意義などそんな話も盛りだくさんとなっております。

─[ EVENT ]───────────

江口洋品店・江口時計店 in SLOW&STEADY

「Timeless Treasures」

2025/02/01 (Sat) - 02/16日 (Sun)

-

─[ 江口洋品店・江口時計店 ]───────────

〒150-0046

東京都渋谷区松濤1丁目28−6

⁠⁠⁠https://eguchi-store.jp/⁠⁠⁠

─[ Kojima Teppei ]────

https://www.instagram.com/teppei_kojima501?igsh=N3BibWloNmhkcDEy

トーク中に話題にあがった盆栽職人である小島鉄平氏のInstagramです。

─[ SLOW&STEADY CLUB ]────

SLOW&STEADYが展開するメンバーシップ「SLOW&STEADY CLUB」では、この番組の収録後記や、洋服のキホンや道具にまつわるコラムなど、普段の着こなしにすぐ役立つ内容を、コンスタントにお届けしています。月額550円、あなたのご入会をお待ちしてます!

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OKAZAKI|⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://slow-and-steady.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
ヒッティングルームの更に奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
インスタグラムでは先日告知させていただいたのですが、
アンティーク時計、アンティークウォッチの展示販売のイベントの2回目を2月1日から開催するということで、
今僕は東京の渋谷にある江口時計店さんにお邪魔して、今目の前に代表の江口さんが座っています。
本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。2回目。
ありがとうございます。
イベント終わってから、前回の経緯というか、終わって、
僕、江口さんと直接電話ではお話ししたんですけど、
そのイベント後の様子とか、お客さんのリアクションとかっていうのも、こういうところで喋ったことなかったので、
前半はそういう部分とか、江口さん本人のことについて少しお話をお伺いしたいなと思っています。
はい。ありがとうございます。
お願いします。
前回、僕がね、本当に飛び込みに近い形でオファーをおかけさせていただいて、
本当に懐の深い方で心よくOKしてくれて、イベントさせていただいたんですけど、
江口さん的にはどうでした?そのイベント。
はい。私、初めてお話しさせていただいた時から、今まで、
スローノスティーディーさんっていうお店の雰囲気だったりとか、
もちろん開催させていただいた時の自分の感覚としては、
やっぱりこういうお店の、それこそ扱われているお洋服と、
うちが扱っている時計っていうのが、すごく神話性があるし、
岡田さん自身が、前回の収録の時にお話したと思うんですけど、
IWCっていう時計が好きだっていう、その感性っていうのが、
03:00
うちのお店とはすごくフィットするんですよ。
私もすごくIWCとかジャガールクルートとかそういう、
すごい目立つ時計とかじゃなくて、品のいい時計が好きっていう、
それが岡田さんが普段扱われている、
こどわりのあるアイテムとすごく合うっていうのを感じましたし、
お客様もそれを目指して行かれてるんだろうなっていうのを感じているので、
引き続きこちらこそお願いします。
本当にありがたい限りなんですけど、
この収録前に、店頭で置かせていただく時計を見させていただいたんですけど、
本当にもう、何て言ったらいいんですかね、言うことないというか、
本当に僕が全部欲しいって心から思うようなものを、
あらかじめピックしていただいてて、
それに加えて、江口さんのお店に展示している店頭の時計から、
何本か僕がピックアップさせていただいたって形なんですけど、
本当に言っても、今回2回目じゃないですか。
それで直接お話したっていうのも収録合わせても本当に少ない中で、
そこまで本当に僕のスランドステディのこと、
弾いては僕のことも咀嚼して理解していただけるっていう、
それが本当に江口さんの魅力というか、
すごい話しやすいし、
よかったです。
これはさっき、これみんなに喋ろうと思ったことで、
2人でタバコ吸ってたじゃないですか、
その時に本当に店入って細長いお店の奥に、
すごい素敵な盆栽が飾ってあって、
僕もインスタグラム見させていただいてるんですけど、
てっぺいさん、
僕直接もちろんお会いしたことないんですけど、
本当にすごいことになってる盆栽屋、
何て言ったらいいんですか、
何て紹介したらいいんですか、盆栽屋さんっていうのも。
盆栽屋さんですよね。
とにかく盆栽の松が大好きで、
自然とそっちに導かれていったみたいな、
男がやってる盆栽屋ですね。
僕全然もちろん知らなかったんですけど、
仲いいんですねって聞いたら、
あの後輩ですよ地元のっていう話から、
すごく素敵な話を聞けたので、
それをお伺いしていきたいんですけど、
結局昔からご存知だったんですか。
そうですね。
06:00
もう本当に幼少期から知っていて、
彼が盆栽の仕事に関わるようになってから、
より彼との親交は深まっていくんですけど、
地元の友達でもあるし、
彼以外にも地元でたくさんいろんな仕事を頑張ってる。
結構うちの地元は独立心が高い人間が多くて、
僕も今45で、
23歳の時に会社立ち上げてるんで、
もう20年以上会社やってるんですけど。
すごい早いですよね。
それはやっぱり江口さんの影響で
皆さんが独立したいっていうのもあったんじゃないですか。
やっぱり自分で何かしたいっていう感情が
すごく強い地元にはなりましたし、
その中の一人がてっぺいちゃんで、
てっぺいちゃんも昔からいろんなことを
自分でやってる人間だったんですけど、
僕が盆栽を彼が始めた時に、
もちろんプロダクトとしての力強さ、
僕は機械物っていうのがすごく好きで、
車とか時計とか、もちろん家具とかもそうなんですけど、
工業製品が好きなんですよ。
彼が盆栽を始めた時に、
一回盆栽置き場に川口の方にあるんですけど、
行かしてもらった時にすごい衝撃を受けまして、
何かというと、
僕って完成されたものがすごく好きなんですけど、
時計ってそれの最たるものっていうか、
中も美しいし、外も美しいし、
最高だなって思ってたんですけど、
彼のやってる盆栽を見た時に、
樹齢何百年とか、
器の中に生きた木が、
彼らの手によって、
すごい美しいラインが出来上がっていったり、
育て続けてるわけですよ。
要するに毎日水あいをして、
毎日お世話をするっていう、
それが彼らのライフワークになるわけで、
自分には出来ないけど、
すごく憧れる仕事を、
彼は世の中のためにやってくれてるなっていう感覚があって、
もちろん彼が世の中にもっと出ていくだろうっていうのは、
当然すぐに思うんですけど、
こんなに世の中の人が、
僕の地元の友達のことを、
めちゃくちゃいいって言ってくれてるのが、
嬉しくてしょうがないというか、
年から年中一緒にいて、
彼から色んなものを得たいっていう風に思ってますし、
何よりも、
09:00
僕は彼に対して、自分に対してもそうなんですけど、
物を売ってるんですけど、
物を売るっていうことが主体になっているんじゃなくて、
自分が好きなプロダクトを使って、
世の中に何かを伝えたいっていう、
そういう気持ちがきちんと彼にはあって、
その気持ちがすごい伝わってくるし、
そういう気持ちで自分の商売に取り組んでいる、
人が近くにいるっていうことが、
すごく心強い。
もちろんこんな風に言うと、
もしかしたら角立っちゃうところもあるかもしれないんですけど、
僕も彼も、
お金のために仕事をしているんじゃなくて、
自分の伝えたいことを世の中に伝える、
こういう形で伝えたいとか、
そういう気持ちがあって、
それぞれお互いに仕事をしているので、
それがきちんとした形で、
世の中に受け入れられている様っていうのを近くで見ているので、
自分もお金のためじゃなくて、
自分ができることをきちんとした形で、
世の中に伝えていくということをし続けようというふうに、
より深く思えるというところですね。
そこが本当に僕は、
エグジさんからすごい強く感じて、
もちろんエグジさんの言葉で、
そういうことを直接聞いたというのもあるし、
なんだろう、
そこは本当に、
僕もすごく似ているところがあるというか、
実際その時計も、
結局その右から左に売れていくような、
すごい大人気な時計というよりかは、
本当にエグジさんのフィルターがしっかり入って、
エグジさんの好きなものを、
しっかり言葉を使って伝えて売っているというのは、
やっぱりここにさせていただくために思うので、
そういう意味では本当に、
うちでやっているフランクリーダーしかり、他のブランドしかりそうなんですけど、
やっぱり伝えなくちゃ売れないものだったりするから、
そういう部分で、
すごい僕は、
時計に関しては本当にお任せできるというか、
心から本当に信頼しているし、
そういうところからやっぱりしっかり商品をお借りできているというのは、
本当に僕もありがたい話ですよね。
ありがたい限りです。
お金を先にただして、
僕は僕で角を立てちゃうかもしれないですけど、
売上とか、セールスとか、
言ったらお金のところが、
12:01
自営業をやっていたり会社をやっていたりしたら、
やっぱりそこが一番になりがちな方というか、
そういうパターンって多いじゃないですか。
でもやっぱりそれ、
井口さんおっしゃっていましたけど、
逆だなと僕も常々考えていて、
自分の伝えたいものとかがありきで、
幸せにしたいというのがまず一番だなというのは、
井口さんと喋るたびに引き締まるというか。
僕は時計を通じて、
てっぺいちゃんは盆栽を通じて、
岡崎さんは洋服を通じて、
人に提供しているという、
やっぱり一番がお金じゃないという、
そういう人たちとの仕事というのは、
本当に楽しいし意味を感じるので、
ぜひ続けていきたいなと思っています。
ぜひお願いします。
時計の話から全く、
変わっちゃいましたけど、
でもね、
そういう話を聞いた上で、
時計を見るというのも、
すごい大事なことかなと思っていて、
一度買うとメンテナンスも含め、
修理も含め長いお付き合い、
井口さんとうちのお客さんとの長いお付き合いも始まるわけですから、
そういう意味では、
井口さん本人のマインドというのも、
改めて紹介したいなという感じで、
ちょっと喋らせていただいたんですけど。
時計の話に戻しますけど、
実際去年やってから、
1年経ってないですけど、
時計市場のアンティークも新品も含めて、
何か変化みたいなことってあったりするんですか?
そうですね。
時計市場自体は、
一昨年ぐらいから、
時計投資と呼ばれる言葉がすごい流行ったように、
値段がどんどんどんどん上がって、
時計をお金として見る人がたくさん入ってきて、
値段がすごく上がっていったんですけど、
それが完全に崩れましたね。
時計好きしか残ってないって感じですね、今は。
そんなに大きく変わったんですか?
変わりました。
当然、
リセールバリューがある洋服とかもあるじゃないですか。
でもずっと着てたいなっていう服と、
リセールバリューが高いものって、
決して共通しないじゃないですか。
しないです。
僕たちが使っている時計も、
少なからず、
時計投資として時計を見始めた人たちの中でも、
自分はこういうスタイルがあるものが好きだなって思った人たちもいるので、
それは恩恵はもちろん僕たちも受けてるんですけど、
15:00
でも、
この時計かっこいいなと思ったものっていうのが、
みんなが思う分かりやすい時計、
自分が着けてて気持ちいい時計っていう、
作りが良かったりとか、
歴史が好きだったりとか、
そういう背景での時計に関しては、
そこまで大きな変化はないんですけど、
僕たちが着ている時計の中でも、
自分が着ている時計の中でも、
そこまで大きな変化はないんですけど、
でも、全体的に値段が落ち着いたなっていう、
イメージはあります。
大きな要因みたいなのってあったりするんですか?
ロレックス買えないとか、
パテック買えないとか、
オーディマピケ買えないとか、
そういう話が出回りまくって、
買えないものみたいな感じのイメージが、
一時期ついたんですけど、実は買えるみたいな。
明確になりましたね。
買えないとみんな買いたくなるじゃないですか。
そういう風に、
コントロールしてたんだなっていうのは、
僕は感じてますね。
アンティークとかも、
確かに物を集めるのは大変だったりとか、
そういうのをするんですけど、
ちゃんと、
大事に使ってくれた人の答えだったりとか、
そういうものがなくなるってことも、
僕は今のところ経験はしてないので、
集まりづらくなってたのは事実だと思うんですけど、
でも、
新たに生産されているもの、
新品のものがすごく高くなったっていうことが、
一旦落ち着いたっていうのが一番のところですね。
一時期すごかったですもんね。
そうなんですよ。
すごくて、僕も腕につけるものだから、
そもそも外を歩いて腕切られちゃうぐらいの金額の時計を、
つけるっていうこと自体が、
いまいちしっくりこないんですよ。
こないんで、自分の中ではボーダーラインっていうのは、
もちろんうちでも1000万超えのものとか、
あったりとかするんですけど、
でも、そういうコレクターさんの需要はもちろんあるにせよ、
僕のお客様には普通に毎日使えるような、
時計とかを使ってほしいなと思うし、
やっぱそうなんですね。
使うためにある服も、
買って満足とかじゃなくて、やっぱり着てほしいじゃないですか。
みたいな感じで、時計も使ってみて、
いろいろ感じることがあると思うので、
それのハードルが高すぎるんですよ。
今までそうで、
でもやっぱりちょっと頑張って、
いいものを買いたいっていうところに、
僕は時計にいてほしいんですよね。
それがベストなポジションだってことですね。
18:00
そうなんですよ。
今iPhoneもあるし、Apple Watchもあるし、
便利な機能のものっていうのは、
僕も全然推奨なんですけど、
いいものを身に付けるっていうことの価値っていう、
本当にいいものを身に付けるっていうのは、
その人自身もそっちに引っ張られていくし、
自分の感性の仕方が全然違うと思うんですよね。
いい言葉ですね。
自分の感性の仕方が違うって、
いい言葉ですね、本当に。
今、ものすごく刺さりましたよ。
これ言おうと思って、1年間くらい経ちました。
たまに本当にすごい名言言いますもんね。
本当にまさに僕も思います。
手っしりが言ってました。
言わないですよ。
確かにそうですよね。
必要か必要じゃないか、便利か便利じゃないかっていう、
単純な二択で、
物事を測っちゃうと、
自分磨きとしてのツールとして考えたら、
やっぱりそれ以外の部分が結構大事になってきたりするじゃないですか。
そうですね。
ざっくり全体の流れっていうか、
いろいろ喋ってきたんですけど、
ここからちょっと後半にかけて、
僕が、エグジさんが当然選んで、
エグジさんが選んで、
エグジさんが選んで、
僕が、エグジさんが当然選んでいただいた、
時計っていうのが今パッキングされてるんですけども、
エグジさんの店頭から、
僕がちょっと3本今回、
ちょっとこれはっていうのをピックアップさせていただいたじゃないですか。
全ての説明っていうのはなかなか難しいんですけど、
全ての説明っていうのはなかなか難しいんですけど、
僕が改めてピックアップさせていただいた3本について、
ちょっとご説明してくだされば、
してくださればなと思います。
わかりました。
今回この3本、
ロレックス、ジャガーアルクールと、
IWCっていうその3本の時計が今、
目の前にあるんですけど、
この3本に共通して言えることとしては、
品のあるドレスウォッチであること、
品のあるドレスウォッチであること、
そして18金ケース、
金色のケースがすごくかっこいい。
金色のケースがすごくかっこいい。
金色のケースがすごくかっこいい。
またアンティークなんで、金にも傷入ってますし、
ちょっとこう鈍い光り方になってて、
それがまたすごいそそられる感じの。
これ本当に見て、
これは置きたいってなって、
ご無理言って3本ピックアップさせていただいたんですけど、
特にこの中央の、
21:01
特にこの中央の、
正方形に近い文字盤の時計、
これルクルトのやつですね。
これ本当にかなり心打たれたというか、
僕好み120点みたいな。
本当に大好きなんですけど、
僕のためにこの時計の説明していただいていいですか?
ジャガールクルトの、
確か前回はレベルスの説明をさせていただきましたよね。
確か前回はレベルスの説明をさせていただきましたよね。
ジャガールクルトっていうのは、
IWCとも共通する点はあるんですけど、
とにかくムーブメントがいいんですよ。
とにかくムーブメントがいいんですよ。
ムーブメントが良くて、
他のメーカーから比べると飾り気が足りなかったりとか、
そういう部分がすごくあるメーカーで、
だからそれを控えめですごくいいよねって僕は思うんですけど、
だからそれを控えめですごくいいよねって僕は思うんですけど、
このルクルトの時計っていうのは、
1970年代とかに流行った
家電製品が
洗濯機だったりとかテレビだったりとか、
家電製品がすごく発展した時代で、
テレビがもう世の中の
昔って日本の昔の漫画とかでも、
テレビがある家にみんな近所の人が集まっちゃうみたいな。
見たことあると思うんですけど。
テレビっていうのがすごく
人間にとってすごい
感覚的にみんな
一気に好きになったというか。
それでこの時計はテレビスクリーンっていう
時計業界でもテレビスクリーンっていう言葉は
ずっと使われてるんですけど。
この文字盤の形形状のことを掃除でテレビスクリーンって言うんですか?
そうなんですよ。
四角いんですけどちょっとだけ角が丸かったりとか
するこの形状っていうのが
その時代感をすごく表していて、
かつこのモデルに関してさらに面白い点としては、
この横から見た時のレザーブレスのセッティング
のこの仕方がすごく面白いんですよね。
バーンみたいな感じ?
本来だったら時計からこの足が2本出ていって
そこにレザーブレスを付けるんですけど
この時計は時計の裏側から
金具が出ていて
この形は
よく考えたらかっこいいなっていう感じですよね。
かっこいいですよね。
しかもバックルも純正で
これも絶対いいと思います。
本当に適度な
スクエアでいうと全然形が違いますけど
カルテのタンクとかもそうなんですけど
程よいボリューム感があって
丸みの感じも含めて
すごい洋服に合いそうだなって
本当に一発初見ですごい思った時計ですね。
24:01
これすごいかっこいいですよね。
その時代のいいものっていう感じです。
なるほど。
一般的にこの時代って
当然機械式時計がギアとして
ちゃんと使われていた時代なんですけど
ドレスウォッチっていうジャンルは
やはりスーツ着てたりとか
パーティーシーンとかで使われるんですけど
今回岡崎さんが言ってくれたこのルクルートって
二振時計。針が2本しかないじゃないですか。
パーティーシーンにおいて
秒針が見れたりとか
せわしない感じ
それってマナー的に違うっていうのは昔はあったんですよ。
だからドレスウォッチで二振が多いんですよ。
そういうことなんですね。
それマナーだったんで。
もしかしたら岡崎さん病単位で生きてるかもしれないですけど。
いやいや生きてないです。
生きてないです。
僕もその病単位とかで
もちろん仕事で使った方もいらっしゃるので
秒針がついてる時計っていうのは
時計好きにとっては動いてるのが分かるので
それももちろん一つの良さではあるんですけど
二振のこのエレガントさっていうところ
それをすごく感じる時計ですね。
いいですねこれ本当に。
僕もすごい好きです。
それで言うと
僕がピックしたこのIWCの
この時計もゴールドなんですけど
これの足もちょっと変わってますよね。
そういうちょっとファンシーラグって言うんですけど
足の付け根を
ただただ棒を2本足してレザーを付けるだけじゃなくて
そこにデザインを加えてるっていう
これは一つ時計の美観としての
美しさのすごくいいジャンルなので
このIWCもすごく
アンティークの恒例というか
いい例ですね。
ここらへん本当に狙い目ですよね。
めっちゃかっこいいです。
お母さん好きそうっすよね。
めちゃくちゃ好きですね僕。大好きですね。
ちょっと眺めてたら無言になっちゃうので
成立しなくなるんですけど
実際その2月1日から2週間
ほぼ2週間にわたって
また今回開催するんですけども
前回もお伝えしましたけど
メンテナンスオーバーホール含めて
エグジスさんが
時計店さんが全面バックアップ
27:00
協力っていうことで
成立してるイベントなので
何もかも修理も効くし
安心して手に取っていただけたらなと思うんですけど
エグジスさんさっき収録前
言ってましたけど修理とか
結構たくさん毎日来られるんですか?
実は僕にとっての
すごく大事な部分っていうのは
さっきの商売の話も
繋がるかもしれないんですけど
僕は時計好きだ。
時計は誰かがちゃんと整備をしなきゃいけない
でも整備をする人間がいなくなってしまったら
機械式時計が使えなくなってしまうっていうところを
僕たちはすごく考えていて
時計の技術者を
育てたいっていう気持ちがすごく強いんですよ
去年
学校への教材提供とか
そういうことも始めたりしてるんですけど
ちゃんと時計が直せるお店
っていうところを
常にアップデートしていってるっていうところが
うちのお店は
とにかくそこを一番大事にしてます
時計を皆さんに買っていただくっていうことは
もちろん自分たちも
それがなければ成り立たせることはできないんですけど
それ以上に買ってくださった方のために
何か困ったことがあった時に
ちゃんと再修理ができたりとか
その技術を高めていくっていうのが
自分たちのミッションだと思っていて
そこの気持ちをなくしたら
時計はやめた方がいいかなっていうぐらいのところですね
アフターケアこそ大事だという
それが全てじゃないかなって思いますよ
だって誰だって時計なんて売れるじゃないですか
時計を仕入れて
お店に並べれば売れるんですよ
でもそれじゃダメだと思っていて
やっぱり中のことをちゃんと理解して
お客様にそういうアフターサービスも
提供できるっていう形でないと
良くないなっていうのを
自分だったらそういうお店から買いたいから
それで僕は時計屋を始めたんですけどね
僕もまさにそういうところも
心から安心できるなっていう
判断で江口さんにお願いしたっていうのもあるんですけど
実際その同業者さんなんで
あんまり言えないと思うんですけど
販売はするけど
修理できないっていう方もいらっしゃるんですか
修理できないよっていう
受け付けてないっていうお店もあるんですか
売ったものにはもちろんみんな責任は持つとは思うんですけど
外注で修理をしているところが
圧倒的に多いと思いますね
30:00
それが言い悪いっていうことじゃなくて
そういう形が時計屋さんとしての
一般的な形になってしまってるんですけど
自分は時計が売れてるのは
技術者の人たちのおかげっていうのは
すごくあるし
そういう人たちの考え方っていうのを
ちゃんと理解して
時計を販売していくっていうことが大事だと思うので
そういう形をとっているんですけど
別に修理部門がなきゃダメっていうことを
言っているわけではなくて
僕はそういうお店から
自分はちゃんと
自分たちが売ってるものに対する仲の理解がある
お店で自分は買いたいなって
自分が思うタイプなんで
そのままお客様に自分が思う気持ちを表現している
でもそれって大事ですよね
めちゃくちゃ大事なことだと思うんですよね
それこそ
自分のお客様とかでも
おじいちゃんが昔使ってた時計とかを
引き継いで
受け継いでそれを直したいって言われた時に
物が古すぎるから
メーカーとかだと修理できなかったりとか
修理できてもめっちゃ高かったりとかするんですよ
そういうのをちゃんと
使えるようにしてあげたりとかっていうのって
めちゃくちゃいい仕事じゃないですか
そうやって物を活かすことで
人が自分の
家族の思い出も含めて
もしおじいちゃんがすごくセンスのいい人だったら
そういうセンスも受け継ぐことができるし
そういうののためにも
修理は絶対必要なんで
僕ちょっと1回目に
開催させていただいて
お客さん
買ってくださったお客さんたちから
ちょいちょい聞かれるんですけど
ヴィンテージウォッチ
エグジさんのところでお借りした
オーバーホールをした状態で着てるんですよね
その状態で使うじゃないですか
だいたい何年スパンぐらいでオーバーホール出したほうがいいんですか
毎日使ったらだいたい3年とかなんですけど
たまに使う量だったら5年に1回ぐらいで全然大丈夫で
特に
ドレスウォッチはスポーツウォッチに比べると
デリケートなんですよ
何がデリケートかっていうと
ドレスウォッチの特徴は防水性があることなんですよ
ドレスウォッチは防水性がなくて
とにかく美感なんですよ
美感のあるものっていうのは
防水性とかそういうのが乏しい傾向にありまして
だからちゃんとメンテナンスをしてあげないと
33:00
中にゴミとかが入り込んじゃったりとか
サビが発生しちゃったりとか
そういうリスクはあるので
たまにうちに連絡いただいて
メンテナンスしていただけると
長く使っていただけるので
ぜひお願いします
使う頻度に応じて3年から5年でって感じですね
わかりました
そんな感じで
いろいろ喋らせていただいたんですけど
地方でこういう時計を
しっかり伝えているっていうことで
やっぱりなかなか難しかったので
いろいろ調べていた時期もありましたけど
本当に皆さんに
僕としては
江口さんからお借りしたものですけど
本当に時計として
本当に美しさと品があるものを
今回も揃えていただいたので
一人でも多くの方に
見てくれたらなと
強く思っているんですけど
これを聞いている関東の方で
たくさんいらっしゃるんですけど
わざわざ四国まで行けないよって方も
たくさんいると思うので
すごい優しいスタッフさん
本当に柔らかいスタッフさんたちが
いらっしゃるので
江口さんのお店に足を運んでいただいて
ラジオ聞きましたって言ってくれたら
間違いないですサービスします
多分より話しやすいと思うので
そんな感じですかね
2月1日から江口さんよろしくお願いします
皆さんよろしくお願いします
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店お待ちしております
35:33

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