00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
店員さんの声が聞こえます。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話の花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
バックヤードとクローゼット特別編、今週も先週に引き続きこの方にお越しいただいています。
ECW小棟の代表のエグジュ大助です。
よろしくお願いします。
ということで、先週はエグジュさんご本人のこととか、あとお店の経緯なんかも少し話させていただいたんですけど、
今週は実際にこの配信されている時にはイベントスタートしてるんですけども、
目の前に6本、実際にスルー&ステディで販売する時計が並んでおります。
具体的にイベントで販売する時計をちょっと一部ご説明していただけたらなと思うんですけども、
すごいですね改めてやっぱり。
かっこいいなあ。
お好きですね。
これカルティエ。
これがジャガー・アルクラウドですね。
先週言ってた。
これがIWC。
これちょっと大きいんですね。
そうです、ビッグケース。ちょっと大きめのケース。
これ何ミリなんですか?
36ミリです。
でもこれで36ミリなんですね。
あとはオメガ。
オメガのコンステレーション。
ジェルド・ジェンタのデザインのものですね。
金の。
キャップ・ゴールドっていう金張りですね。
ロレックス。
ロレックスのオイスターケースですね。
チューダー。
どれも好きですねこれ。
お好きかなと思って。
どれもものすごい好きですね。
僕実際今つけてるのがこの丸型のケースのものなんですけど、
やっぱり僕どうしてもそのカルティエ欲しいなっていうのがずっとあるんですけど、
03:02
カルティエのタンクについてちょっと話をさせていただきたいんですけど、
この収録外で少し話したときに、
カルティエは現行品も見た方がいいよっていう話をされてたと思うんですけど、
アンティークにこだわる必要がないっていうことでしょうか?
私にとってのタンクっていうのはデザイン上ですごく重要な一つのプロダクトだと思っていて、
当然タンクという時計ができた1917年っていうその時代っていうのは、
ジャガー・アルクルートという、もちろん時計作りの方は知ってるんですけど、
アルクルートがムーヴメントを作って、
ジュエラーであるカルティエが金でケースを作る。
そうするとジュエラーの外装に最高のムーヴメントが入って、
最高の時計なわけじゃないですか。
最強タッグってことですね。
その歴史があるからこそタンクという時計は素晴らしいっていうのはもちろんあるんですけれども、
さらに素晴らしいことっていうのが、できてから一度もデザインが変わってないんです。
私がリーヴァイスだったりとか、コンバースのオールスターだったりとか、
そういうものに感じることっていうのは変わらない良さっていうもので、
特に洋服とかってどんどんどんどん移り変わって、
新しいものが出てくるんですけど、
川久保玲さんが新しいデザインを毎回出すけれども、
変わらないものに憧れるということで、タンクが好きっていうふうに。
ドーバーストリートマーケットとかでもカルティーヌイベントとかされるんですけど、
すごいその気持ちがわかるんですよ。
そういうものを所有するっていう、形を所有するってことに意味が一番あるんだって。
中身までこだわったタンクを別に持たなくてもいいんじゃない?
タンクを持つってことに意味があるんじゃない?
やっぱりデザインであると。
1917年ってまだファッションっていうものが存在しないんですよ。
バウハウスとかもできてて、
確かに近代的なデザインっていうものは少しずつ考える。
でもそれまだ迫害されている時代なので、
まだ権威を表す服とか、あとワークウェア、軍服、そういうものがあるだけで、
ファッションっていうのが存在しない中で、
カルティはこれだけ美しいものを作ってるんで、すごくないですか?
すごいですよね。
当時はそういうハイクラスの人たちに向けてたプロダクトだったってことですよね。
だから本当に変わらない魅力があって、
このデザインだからこそのタンクであるっていう。
でも今、Xさんが着けてるやつがすごくかっこいいですけど。
06:02
これはレクルートのムーブメントが入ってるやつっておっしゃってましたよね。
タンクレベル層って言うんですけど、
レベル層はレクルートのものじゃないですか。
タンクはカルティのものじゃないですか。
昔ムーブメント作ってた、
レクルートが出したレベル層をカルティなりの解釈をして作ったのが、
このタンクレベル層なんですよ。
ものすごくかっこいいですね。
売りません。
買えません。
すごい珍しいんでしょ。
めちゃくちゃ珍しいです。
時計なんていうのは上が切れないですけど、
実際レザーバンドのものと、
こういうメタルブレスのものがあるじゃないですか。
実際僕はどっちも好きなんですけど、
どっちかっていうとやっぱりレザーの方が好きなんですよね。
当店に来てくれてるお客さんっていうのは、
きっとそのヴィンテージ時計も初めてだし、
良い時計を持たれてる方もいらっしゃいますけど多数。
ただやっぱり初めての方に、
どういうものを選べばいいかっていうのは、
本当に難しいとは思うんですけど、
分かりやすく言うと、
文字盤の大きさってあるじゃないですか。
トレンドもあるし、視認性もあるしっていうことなんですけど、
文字盤の大きさって体型に合わすべきなんですか?
私は大きすぎるもの、時計に関しては、
大きすぎるものはあまり好きではないんですよ。
僕もです。
高いものだからこそ、
いい意味で控えめであるのがかっこいいと思うんですよ。
分かります。ものすごく分かります。
華やかさで時計を選ぶ。
前回の収録の時のお話も、
IWCを選ばれるという概念っていうのは、
そのブランドの背景だったりとか、
その方が好きだってお話をしてくださいましたけど、
そういうのを踏まえてものを選んでいくと、
今回のこのパッてたなの時に、
時計を知っている人からすると、
よく中古屋で見る時計だなとか、
思う人たちもいるかもしれないんですけど、
そうじゃなくて、
これをあえて自分たちはセレクトしているので、
シンプルでかつ、
いい意味で華やかさに欠ける。
でもこのものたちっていうのは、
本当にその当時の一級品で、
すごくみんなが憧れたものだし、
09:01
実際にムーブメントも含めて素晴らしいんですよ。
60年代、70年代のプロダクトっていうのは、
メーカーもかなり自社での時計製造を力入れていた時代なので、
すごいリアルなんですよ。
だからどれも特徴的なのは本当にシンプルで、
メタルにしろレザーにしろ、
文字盤のデザインもシンプルで、
ちょっと控えめな感じのものですよね。
僕ちょっと気になったんですけど、
このオメガの金張りっていうんですか、
こういうのも僕は、
うちの洋服にはハマるんじゃないかなって思うんですよ。
その金とシルバーって、
僕は金だと茶色の洋服とかとすごい相性がいいかなとか、
なんか思うんですけどね。
結構こういうお店で販売されてて、
若いお客様って金のものつけたりとかっていうのは全然あるんですか?
金の時計が欲しいっていう方ももちろんいらっしゃいますし、
私が大多数の方に言うのは、
最初はシルバー色の時計を選んだ方がいいんじゃないですか?
っていう話はするんですよ。
なぜかというと、
ジュエリーに追い返して考えてみていただきたいんですけど、
若い時に金のブレスレットとか金の時計をつけるって、
ヒップホップ文化とかそっち系の人がやるとめちゃくちゃかっこいいんですけど、
生きてるって言うんですか?
ブレスレットまで金の時計っていうのは生きてると思うんですよ。
でも今ここに置いてあるジャガールグルート、
これ金の時計なんですけど、
物凄くかっこいいですよね。
分量なんですよ。
金の。
これでケースが大きくて、
金が強いと、
それは生きてるじゃないですか。
ちなみにこれで何ミリですか?
これが1ミリです。
これが1ミリです。
ちなみにこれで何ミリですか?
これはですね、
正確な数字が分からないですが、
32ミリぐらいですね。
先週言われてから
凄い気になるんですけど、
これかっこいいですね。
これ何年くらいのものですか?
70年代ですね。
これはもちろん
自動巻きですか?
そうです。ジャガールグルート部分がちゃんと入ってます。
そのジャガールグルートの
製品で
入ってないものもあるんですか?
自社のムーブメントじゃないものも。
ジャガールグルートは
基本的には
自社のムーブメントを
ずっと使い続けている
メーカーなので、
12:00
この時代はまだ
ジャガールグルートっていう
ちゃんとした会社という、
だんだんグループ化していくんですけど、
ジャガールグルートの
単体での時代といいますか、
そこから
ランギアのゾーネだったりとか、
それこそ
IWCにルクルートのムーブが
入ったりとか。
一定期間入ってたっていうこと?
そうです。
それはグループ化の結果なんですけど。
なるほど。
私は
ルクルートのムーブメントを
私はルクルートの時計が
好きな理由は、
ムーブメントメーカーとして
すごいかっこいいなって思う
ところがあって、
ルクルートの時計が好きで、
かつ金時計の中でも
やっぱり控えめ感がちゃんと
あって、こういうのを
シャツとかに合わせて
サラッとつけてる。
かっこいい。だって薄いですしね。
そうなんです。
これ聞いてくださってる方は
何のこっちゃわかんないかもしれないですけど、
このルクルートの横、カルティエのタンクの
右側にルクルートがあって、
その横に
IWCがあるんですけど、
これ36ミリって言ってましたよね。
この36ミリが
すごい大きく感じますよね。
そうですね。
当時ビッグケースって
言われてるんですけど、
現代で言うと、36ミリっていうのは
ロレックスでも
ロレックスサイズだと一番小さいサイズなんですね。
本当にここ数年
36ミリっていうサイズが
出るようになったんですけど、
それまで40ミリ、41ミリ
っていうのが時計業界の
スタンダードで販売されてまして、
僕にとっては
その時代っていうのが
新品の暗黒期なんですよ。
変身する。
変身ベルト。
言い過ぎでしょ。
今のカットしてください。
でも、
すごい分かります。
一時その、
昔の話なんであれですけど、
十数年前とかの
サッカー選手とかが
すっごい大きい
でっかいケースの
時計をこぞってつけてた時代が
パネライですか?
ごめんなさい。パネライです。
いい時計だと思うんですけど、
ちょっとやっぱり時計が一歩
いってるんじゃないかなっていうのは
だから、日本は
日本のアンティークとか時計文化って
結構イタリアからの
影響が強いんですよ。
どういう理由なんですか?
アンティークを楽しむという概念は
特に時計なんですけど、
イタリアの
スーツを着崩して着るような
人たちがアンティーク
一緒に着けたりとか
そういうのがかっこいいっていう
文化を作って
15:00
そこにすごい共感するところがあって
アンティークウォッチ好きになるんですけど
イタリアの
家族って
代々時計を受け継いだりとか
車とかも受け継いだりとかする
そういう文化があるんで
アンティークは身近にある
大きい時計を
ガッて
イメージがつくような
ファッションもイタリア人はするじゃないですか
そこの影響は
その時代は大きくて
クラシコって言うんですかね
トレンドってことですね
ざっくり言うと
スーツにスポーツウォッチつける
っていう
オーセンティックじゃないじゃないですか
それがかっこいいっていう
それで日本もその影響を受けて
アイビーとか
組み合わせっていうところでの
面白さっていう意味で言ったら
相当面白いと思うんですよね
ここらへんの
シンプルで
ケースサイズが36ミリ
ぐらいまでのもので
時計を選んでいただくと
自分的には
かっこいいと思いますし
36ミリから
その下が
30ミリ
ってサイズぐらいまでが
私が着用する時計の
サイズなんですけど
30ミリは結構ちっちゃって
みんな思うと思う
パテック・フィリップのカラートラバ
って時計が31ミリなんですけど
でもいまだに時計付け員の中では
もうマスターピースって呼ばれる
もので
着けやすいのは
36ミリから
33ミリぐらいまでの
時計が主張しすぎず
視界性もあって
かっこいいものが多いので
僕はほんとに
一生かけて
カラトラバを買うって決めてるんですよ
側に
ギザギザっていうか
石畳ですか
あれが付いた
カラトラバを買うって決めてるんですよ
めちゃかっこいいっすよね
かっこいいっすよほんとに
ただほんとに
時計って
僕も
強く思うんですけど
もちろんひとつで
イタリアの話じゃないけど
一本買って次の世代に受け継ぐ
っていうものじゃないですか
でも
僕の中で
やっぱり
好きになったらどうしても
ちょっとずつ増やしていきたい
みたいな部分が
ものすごく強い世界だと
思うんですよね
今回イベントで
江口さんに先にお願いした
と思うんですけどまずは一本
これだったら最初の一本に
適してるよねっていうのを
揃えていただいたって感じなんですけど
18:02
そのお話をお客様への
気持ちも
お聞きしたので
私も自分が
もし初めて
時計を買うならっていう
気持ちで実際選んでますし
ほんとありがたいです
そうですね
僕江口さんの
二つしたんです
40代の人だと
ロレックスとか
チューダーとか
もちろんそこって
洋服好き
観点で言うと
王道すぎて逃げちゃうじゃないですけど
避けるみたいなところある
と思うんですけど
時計としての完成度は
高いので
買った後
シンプルなロレックス
買っておけば
それってもう一生
物になるのは間違いなくて
自分が飽きない限りですね
ここら辺はほんと
僕も一本このタイプの
物持ってるんですけど
飽きる飽きないの
次元の物じゃないですもんね
そうですね
ほんとにさっきの
タンクの話じゃないですけど
タンクはおしゃれに普遍的なんですけど
オイスターケースっていうのは
ギアとしての造形
水が入らないとか
埃が入らないとか
海の中入る時でも
レーザーバンドとかナイロンバンドとか
腐ってくなったりとかするんですけど
初めて時計に
メタルブレスつけたのもロレックスなんですよ
そうなんですか
ロレックスのターノグラフ
ターノグラフって言って
言いたくないですけど
ターノグラフは自分持ってます
1958年の
実際どれくらい持たれてるんですか?
いやもうほんとに死ぬほど持ってます
こういうラジオで言わない方がいいっすね
持ってるって言っても
この針を
元の時代に戻してあげたら
この当時の見た目に戻るなとか
このパーツ
リューズが
社外品が付いてあって
これにつけて元に戻してあげたいなとか
そういうものも含めてなんで
いつかそのパーツが手に入ったら
完全に直してあげられる
っていう答えも
自分で収集はしてるので
なるほど
基本的にエグジさんの
お店から
イベントで販売させて
いただいてるわけですけど
中身も全て
元通りというか
ガチャガチャじゃないっていう
言い方でいいんですかね
そうですね
アンティークウォッチっていうのは
大事にされてたものであれば
あるほど
21:00
メーカーで修理されてしまうという確率が高いんですよ
なんでかと言いますと
やっぱりオメガで
時計を買いました
自分の家の近くに
時計屋さんはあるけど
いわゆる
トヨタで車買ったらトヨタに車券出しちゃう
みたいなことと一緒で
メーカーに出した方が
安心っていう気持ちは
結構みんな共通的に持っている
気持ちなんですけど
メーカーに修理に出してしまうと
パーツが変えられちゃうんですよ
パーツが変わってるっていうのは
その壊れたパーツが
新しくなるってこと
壊れてたり
劣化してるものは
針とかを60年代の時計に
8年代に修理だしたら
8年代に針が付いちゃうんで
そういうのがすごくたくさんあって
それは別に悪い意味じゃなくて
メーカーさんとしては
持っている方が
ちゃんと時計を使い続けられるように
交換すべきパーツを
交換しているっていう意味合いになるんですけど
アンティークウォッチっていうのは
その当時の姿
その姿じゃなかったとしても
このパーツだけ80年代です
っていう言い方をして
販売しているものなんですね
もちろん完全に
全部が
その当時のパーツで
構成されていて
当時のギャランティーカードとか
全部付いているものっていうのは
本当に値段がすごく高くなるので
普通に使われていたもの
3倍ぐらいするぐらい
同じモデルでも
金額が違うんですけど
すごく貴重な存在になるので
なるほど
なので
完璧っていうものを求めたら
当然
僕みたいなスーパーマニアの世界
になってくる
なるほど
なんでこんな
他の
在宅屋さんとかだったら
30万ぐらいで売っているやつ
なんでECW
エグストクエデン行ったら60万で売っているんだろう
思う方たくさんいると思うんです
そこが全然違うんです
はい
でもやっぱり
どこから買うかって
すごい大事だと思っていて
古いものだったりとか
歴史のあるものだけに
やっぱり怖いっていうのが
大部分の人たちの意見だと思うんです
これ本当に
僕もこれが
洋服を好きな人たち
みんな着けたらいいのになって
本当思いますよね
かっこいいし
邪魔にならないし
本当に縁の下の力持ちじゃないけど
こういうものじゃないかな
時計って思ってしまうほど
僕は大好きなものが
今並んでるんですけど
小学1年生みたいな質問していいですか?
そうですね
例えば
パテック・ノーチラスとか
24:00
例えばロレックス・アダ・デイトンとか
スポーツウォッチを
みんなの
ニーズがそこに行ってるじゃないですか
だから
僕その理由が分かんないんですよ
僕がそもそもスポーツウォッチ
そこまで好きじゃないっていうのも
あったりするんですけど
実際こっちの方がかっこいいじゃん
っていう方も
半分半分ぐらいじゃないのかって
思ってしまうんですけど
なぜ
スポーツウォッチはああいうことになるんですか
現行の
かっこいいという意味で言ったら
かっこいいはかっこいいんですよ
実際
僕が
先週もお話ししたんですけど
お金持ってる風というか
っていう使い方が
一番のポイントになってくるんですよね
時計の
持つ役割が
世の中的には
そういうものになってしまっていて
でも元をざらせば
それこそ
ノーチラスとか
ロイヤルを多くだってしたりとか
ドレスウォッチのメーカーのものを
使ってた人たちが
休日
海に入ったり
プールに行く時に
水が入らない時計
つけたいじゃないですか
なじみの時計屋さんで
時計買いたいじゃないですか
それでそういう時計が
僕はできたんじゃないかなと思ってるんですけど
そういう用途とかに合わせて
感じじゃなくて
値段が高いから
かっこいい
そういう風に
今はなってしまってるところが
すごく大きくて
そっちのパイがすごく大きいと思います
いわゆる資産とか
しかもそれが
9-1ぐらいの割合じゃないかなと思ってます
そんなに行きます?
多分
あくまで売上高って意味合いですけどね
あとステータスっていうか
そうですね
だから
それは
皆さんは皆さんじゃないし
もちろん僕が偉そうに言えることないんですけど
1.5か
じゃないけど
洋服どうでもいいんだよ
でも時計はこれだよって
例えば
ノーチラスつけてるのが
僕の中ではすごいチグハグな感じを
生んでいて
僕の脳内が
だから
そういうことですよね
9-1ってことですよね
僕は
時計って人格を表すものだと
思ってるので
やっぱり
素直に
俺は時計通しが好きだからって
27:00
サラッと言ってくれたら
分かるだったらいいんじゃない?
みたいな感じなんですけど
それがかっこいいと思ってつけてるとしたら
もうちょっと勉強した方がいいんじゃない?
僕も好きなんです
売ってるんですけど
全然つけないです
美しいものを知っちゃってるんで
全くイメージない
美しいっていうのは
ワークウェアとか僕はすごい好きで
アメカジュとかがすごい好きで
ゴミじゃないけど掘ってた人ですもんね
すごいなーって思ったんですけど
イタリアもガサッとした
ブルックスブラザーズとかの
ちょっとサイズの大きな
機製品の良さっていうのも
もちろん僕は理解はしているし
昔の映画とかで
007とか
ギアとして
サンマリア使ってたりとか
かっこいいなと思うんですけど
タキシードとか着てたり
街中でシャツ着て
ドレスオーツつけてる
俳優さんのスタイルのほうが
僕は好きだった
100%同感です
なるほどね
純粋に時計が好きっていうよりは
資産っていう部分も
紙して時計買ってる人が多いから
今の現状になってるってことですね
それは無視しちゃいけないことではあると
思ってるんですよ
なぜなら高い買い物だから
中古で物を買うって
ちゃんとその物に価値がある
金額以上の
値段にはならないので
なかなか
僕が言うとやらしくなるから
あんまり
がっつりは言わないんですけど
元々定価100万円だった物が
あったとしても
人気がなかったら
20万円30万円で売ってるんですよ
一定数欲しいなと思う人がいるから
定価の値段って上がっていくのと
あとメーカーが毎年
定価を上げていくじゃないですか
それももちろんオールデンとかも
アパレルも同じじゃないですか
メーカーが定価を上げると
似たような中古品も値段が上がるんですよ
何でもわかります
わかります
例えばですけど
バーバリーのバルマガンとか
そういうのとかも
今新品で買ったら30万とか
僕が最初に
バーバリーのコートをヤフオクで売ってた時は
店頭のバーバリーのコートで
12万とか
だったと思うんですよ
ヤフオクの売り目が
大体2万円ぐらいだったんですよ
今は
30万とかになってくると
1万円するとかじゃなくても
やっぱり4万とかします
そういう
値段って
マスターピースとは言わないんですけど
みんながいいにゃ
30:00
いいにゃって言いました
言いました
みんながいいにゃと思うものに関しては
メーカーも
それをちゃんと作り続けようという意思があるので
それをずっとやり続けるために
定価が上がっていくプラス
自分が持っている
いいアンティークのものも
値段が上がっていくんです同時に
自然と
だから
時計を丁寧に使ってくださいね
その時代を
自分が預かっている気持ちで
使ってくださいねっていうのは
ちゃんと買った時の
時計を大事にメンテナンス
もしながら
使ったら吹き上げるとか
そういうことを意識しながら
大事に使ってもらえれば
自然とお持ちの時計って
値段が上がっていくんです
だから実際
派手な上がり方じゃないにしろ
こういうやっぱり
なんていうんだろう
僕が好きなイベントで
販売するような時計も
じわじわ相場として上がっていっているわけでしょう
全然上がっています
今ここに並んでいる
例えば
オメガのコンステレーション
シーラインケースっていって
時計業界のジェラル・デンタの
デザインの功績っていうのは
ジェラル・オーフとかローズが作った人で
同じ人がズームしているんですけど
これ5年前とかは
10万円くらいで借りたと思います
これですか
でこれ
いくらですか?
30万くらいです
全然違う
今オメガのスピードマスターって
新品100万円です
僕が20年の時買った時
13万円だったと思うんですけど
僕も1本持ってましたけど
10万くらいだったと思います
だからなんかお客さんに
僕言っているのは
本当に自分が好きなデザイン
好きなもの
物語も含めて
エゲツさんに教えていただいて
僕も販売する
資産とかそういうことじゃなくて
本当に純粋に楽しむつもりで
大事に使うつもりで
買ったものが
大事に使いながら
価値が上がっていくのって
悪いことじゃないよね
っていう話はすごいしました
正しいというか
僕も買った方たちに
失敗してほしくはないし
時計だから買った時よりも
高くならなきゃいけないって
思うこと自体が
おかしいよってことに
みんなに改めて
言いたいことなんですけど
確実に価値は上がっていくんですよね
でもそれで儲けようっていう
気持ちでつけるものは今回はない
それをするなら
うちじゃないところでやってくださいって
マラソンしてほしい
だからうちは
33:01
マラソンじゃなくて
ファッションというか
ファッションっていう言葉もあるんですけど
お客さんの
スタイリングを
僕はやっぱり完成させたい
というつもりのイベントなので
やっぱり本当にこういうのが
お店に並ぶっていうことだけでも
嬉しいです
小田岸さんがつけられてるの
イメージどれもできます?
全部好きです
全部好きです
今回いろいろ
これ以外にも並ぶんですけど
一個一個の簡単な説明とかも
いただけるんですよね
そういう
これ流れてる時も当然イベント始まってますけど
僕もしっかり
イベント開始前に
しっかり教えていただいて
丁寧に販売させていただこうかなと
思います
一歩一歩語りだしたら大変なことになるんで
大変なことになります
本当に
もちろん
このブランドに
それぞれの
ちゃんとした歴史があって
僕はそれぞれのブランド全部
このブランドはここがいいな
とか
それをもちろん持った上で
時計は仕入れしているので
見た目
もちろんお値段も
高いものなので
皆さんすごい悩まれると思うんですけど
そのために
和田区さんに
言ってもらえれば
僕たちもいくらでもお答えしますし
そんな感じで
付き合っていただければ
最低限の
基礎知識というか
教えていただいて
それ以上の本当に
事っていうのは
直接聞けるような体制も
今回整っているので
安心していただけたらと思うんですけど
最後に
2週にわたって
紹介させていただいたんですけど
僕の中では
年に1回ないし
調子乗ったら2回
みたいな感じで
すごく忙しいのが恐縮なんですけど
やっぱり
継続していくということが大事だと思っていて
打って
バイバイとかじゃなくて
毎年のイベントとして
行きたいと思っているんですけど
これね
多分何百人からも
言われている話だと思うんですけど
またかよって
思われると思うんですけど
アンティークウォッチ
ヴィンテージウォッチの
魅力っていうのを
一言で言い表すと
散々
話してくれたんですけど
福月の方が
お客様で多いと思うので
僕が
一緒に
体験できたら
36:01
嬉しいかなと思うことは
時計っていうのは
確かに今でこそすごく価値の高いものとして
見られているんですけど
元々はみんな
必要があって使っていた
ギアっていうところが
そこは
いわゆるワークウェアと一緒で
きちんと用途があった
その時代の人たちが
どうやって使ってたかとか
どんなものづくりしてたのかとか
そういうことを踏まえて
考えるときに
僕にとって商業になる
直前
本当にちゃんとものを
実用的に使っていた時代の
ものっていうのが
すごく魅力的に感じるんですよ
リーバイスのサードとかも
かっこいいけどやっぱり
ファーストセカンドみたいな
買える値段なのかどうかは別にしているんですけど
でも時計って
そういうちゃんと使っていた
時代感が現れていたりとか
アンディークウォッチ
とか
控えめさだったりとか
そういう
自分からすると
あってほしい魅力が
すごく詰まっている
工業製品なので
ぜひそれを一緒に
末永く楽しんでいけたら
嬉しいかなと
買ってくださった方も
僕と同じで
僕は仕入れたものをちゃんと直して
世の中に
皆さんに使っていただくように直すのが
僕の仕事なんですけど
買っていただいた皆様も
必ず自分も歳をとって
その時を誰かに受け継いだり
する時が来ると思うので
僕たちはそのための
プラットフォームを提供する立場で
きちんと自分たちも
そういう形のために
お店を続けていこうと思っていますので
皆さんと末永く
お付き合いできたらいいなと
いいお話です
補足説明なんですけど
当店で買っていただいた
今回のイベントで買っていただいたお客様たち
のリストというか
情報というのは
僕を通してエグジさんとも
共有するので
万全のメンテナンス体制
もろもろ整えるので
ぜひ皆様
来ていただけたらと思います
何で笑ったんですか
これ流れてる時も
始まってるなと思いながら
本当に申し訳ないですけど
いつか
今回1回目ですけど
2回目3回目する中で
エグジさんも
徳島には来られたことあるんですか
なくてですね
四国自体はあるんですか
四国自体は
僕ダイビング
やるんですけど
どこだったっけな
1回潜ったことあるのと
あと
社員旅行で
めっちゃうどんを食べた記憶が
香川ですね
39:03
徳島来てないですね
ぜひ徳島にも
お酒も魚も美味しいんで
僕一切お酒飲まないんで
いやいや飲んでますよ
もうすでに飲んでますから
そんな感じで
エグジさんありがとうございました
スロー&ステディプレゼンツ
ポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております
