1. シソフレ
  2. 62 地元について(後編)
2024-06-11 17:31

62 地元について(後編)

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サマリー

地元についてのコミュニケーションスタイルの違和感と変化について話し合います。彼は地元の違和感を感じ、地元への愛と誇りを持っています。

地元コミュニケーションスタイル
それが起きないのが一番いいですけどね。手繰り合いもなく、支配も起きずに、こう、さっと話し合えるみたいなのはいいですけど、難しい。とても。
でも、地元民だからといって、それ、なんか、その、なんだろう、なんだろうな。
地元だからこその、なんだろう、コミュニケーションの癖みたいなのが多分あるじゃないですか。
はいはい。
それ、私は厚気に感じないんですけど、特に。
あ、そうなんだ。
はい。
バラバラって感じ?人それぞれって感じ?
なんか、その、比較対象になるものが分からないから、コミュニケーションをずっとそれで取ってきたけれども、
じゃあそれ以外のスタイルって何なんだろうっていうのがないから、
うんうんうん。
その、スタイルの違いを認知できない。自分たちの地元の。
あー。なんだろうな。単純に僕は変わっちゃっただけかもしれないですね。
かもしれないですね。
前はそうだったけど、最近そうじゃないから、そのギャップに、久しぶりに前のところに、ビフォーに戻ったら、
おえってなっちゃったみたいなやつかな。
おえって。
疲れた。え、めっちゃ疲れたんですよ、なんか。
めちゃくちゃ疲れた。
あんま言わないですけど、そんなに。
多分、久しぶりに会うから疲れるんじゃないですか。
いやー。
情報量が多い。久しぶりすぎると。
どうですかね。大したこと言ってなかったですよ。
大したこと言ってないかったとしても、その、なんだろう。
その、言葉だけじゃないところに詰まってる情報量。
あー。
わかんないですけど。
なるほどね。
それを処理しようとしてたのかな。
そう。
だからね、地元愛が強い人とか、もしかしたら強いとかいう自覚がなくても、ナチュラルな地元愛を持ってて、
家族との関係とかも関係するかもしれないけど、
すごい定期的に地元に帰ってる人とかって、どういう感じなんだろうって、それこそそっちがわかんなくて。
あー。
極力帰りたくないみたいな感じ。
まあ実家があるからとか、地元にまだ友達がいるからとか。
ねえねえねえねえ。
そういう理由しかなくないですか。
ですよね。
うん。
だから。
地元の祭りへの思い
でもその地元の祭りには行きたいなって思いますね。
思う?
思います。けど、大概その期間に日本にいれないんで、もうここ15年ぐらい夏祭りに行けてないんですよ。
はいはいはい。
だからそういうのは参加したいってすごく思います。
それはどういうニュアンス、意味合いですか。
えー、なんかその、懐かしみたい。
あー。
うん。
ねえ、ありますよね。
うん。
ってのがありますね。
ねえ。
うん。
僕それで帰ったんですけど、全然懐かしくならなかったのがちょっと衝撃だったんですよ。
それはなんか病気じゃないですか。
ははははは。
なんか。
ははははは。
なんかの病気。
病気かもしれない。
うん。
そうですよね。なんか。
病気かもしれない。
全然ね、だって、あの、同じ場所ですよ、祭りもね。
はい。
だから、確かにその時その場所でこういうことやってたな、みたいなのあるんですよ。
うん。
思い出として。
思い出として。
なのに、種類がちょっと違うと、気持ちが思い出せない。
例えばその当時は、人に会ってたんですよ。
はい。
あの、祭りでね。
うん。
あ、あの人がいる、この人がいるっていう、いろんな友達がいるから。
はい。
その友達に会う楽しみと、出店が出てるにぎやかな感じっていう雰囲気。
はい。
これをたぶん思い出としてたんですよね。
うんうん。
でも、出店があっても、友達がいなかったら、ただのお祭りじゃん。
確かにそうだな。
で、山傘がね、川を渡っていくっていうのは、渡ってたんですよ、僕の時はもちろん。
当然ね。
はい。
けど、あんま当時それは見てなかった。山傘を。
それを見ても別に懐かしいとは思えない、みたいな。
むしろ、初めてお祭りに来た人みたいになってて。
初めて見た。
お、川渡ってるなって、むしろお祭りを楽しんだ感じになりましたね、今回。
すごい迫力あるな、こんな感じだったんだ、みたいな。
懐かしいというよりは、初めてお祭りに来た人みたいな感じの観光客みたいになってましたね。
結局、なんか人に依存してたじゃないですか。
だいぶ。
地元との関係の変化
だいぶ、うん。
だからその時、会った友達も4人ぐらいで、たぶんその友達も特にそこまで仲良くなかった友達だったんですか。
いや、それがね、めちゃくちゃ仲良かったんですよ。
めちゃくちゃ仲良かったんですよ。
小学校からね、高校まで一緒で、なんなら一番仲良かったぐらいの人だったんですよね。
なのに疲れたんですか。
そう、なんでしょうね。
いや、なんかそれなー。
全然嫌いとかじゃないですよ。好きですよ。
でも、疲れた。
もういいかなって、なんか感じに。
いいかなってのは、そんな合わなくてもいいかな、みたいな。
確かに。
でも、その人たちは昔から何にも変わってないって感じなんですか。
おおむね変わってない。
おおむね変わってない。
高校生は一緒って感じですね。
うん。
なんかその、大学も結構地元の大学に行ったんですよ。
次じゃないですか、隣町なんですけど。
その大学の友達とは、結構1年に1回ぐらい会ってたんですよ。
で、なんかその友達がある会社に就職してから、だいぶコミュニケーションの取り方が変わったんですよ。
ああ、はいはい。
その、まあ保険屋さんなんですけど。
ああ、はい。
喋り方変わりましたね。
そう、コミュニケーションの取り方が、ビジネスマンみたいなコミュニケーションの取り方になって、プライベートの空間で一緒に話してるだけなのに。
そこからこの人はちょっと無理って思うようになったりとかってのはありました、経験としては。
変わってしまったがゆえにダメになっちゃった。
ダメになるパターンとか結構ありました。地元の人。
それで言うとやっぱ僕が変わっちゃってるな。
多分そうですね。
ねえねえ。
別に保険屋さんみたいな喋り方はしないですけど、その価値観というかコミュニケーションのスタイルみたいなのがかなり変わっちゃったのかもしれない。
ああ、それだな。
そこはあるかもしれないですね。
保険屋さんのコミュニケーションの取り方も、そこに感情がなくては無理って思うくらいだったんで。
地元からちょっと微妙に離れますけど、僕高校からバンドをずっとしてて、20代半ばくらいまではガッツリやって、今も趣味程度にやってるみたいな感じで、もうすごい長くバンドやってるんですよね。
で、もうライブハウスに入り浸ってたわけですよ。16くらいから25くらいの10年間。
だからライブハウスでバイトもしてたし、ライブもしてるしって感じで、もうすごい生活の一部って。
そこに住んでるみたいな感じですね。
そうそう。だからライブハウス独特のコミュニティー感というか、閉鎖感というかあるわけですけども、その中にいたんですよね。
今もそれがしんどいですよ。めちゃくちゃしんどいですよ。
今回ね、お祭り、夕方まで行って、夕方から友達のライブがあると。地元のね。だから見に行こうかということで行ったわけですよ。
そこはライブハウスじゃなかったんですけど、うどん屋さん用だったんですけど、うどん屋さんを閉めて、その日。
貸切でライブをやってるんだけど、もうライブハウスみたいになってるんですよ。うどん屋とは到底思えない。ライブハウス化してて。
来てるお客さんの層とかもライブハウスっぽい感じで。これも紛れもなくライブハウスだと思ってね。
吐き気を模様したっていうやつがあったんですよね。なんかその感じも、多分僕が変わっちゃったからなんでしょうね。
そうですね。
居心地の悪さみたいなすごい感じで。みんないい人なんですよ。嫌な人たちがいるから吐き気がしたとかじゃなくて。
なんかこの耐えられないみたいな。ライブハウスの感じみたいな。
そういうのはあるかもな、私も。
ありますね。
なんか自分が変わっちゃうと、拒否反応を自然と起こすものが結構出てくるなっていう。
昔は別にこれ嫌って思う感覚なかったのに、今になったらこれ嫌だなって思ってる自分がいるとかっていうのがたまにあったりするんですよね。
具体的に思い出せないんですけど。
それって結局自分が変わったからそう思ってしまうっていうか、そう感じてしまうところだと思うので。
そういうところで自分に変化が生じたことがわかるじゃないですか。
わかる。
なんかね、この気持ちがね、その日にいろんな違和感、自分自身が変わってしまったということは多分理由だと思うんですけど、
地元に対する、地元のコミュニケーションスタイルに対する違和感であるとか、自分がエレベーターに立ってたライブハウスのノリみたいなのに対する違和感とか。
感じで距離を取ってきたんだと思うんだけど、結局。
けどそれをまたパッと接触したときに、強烈に生じるその違和感みたいなのが、
じゃあ、嫌ってるかとはそうじゃないみたいなのがまた複雑なんですよ。
わかりますね。
嫌いだったら話は早いじゃないですか。
話は早いですね。
自分って嫌いなんですよねとか、もうライブハウス嫌いなんですよって言うんだけど、嫌いじゃないからさ。
なんならライブハウスで育ってきたみたいな自負もあるんで。
高田で育ってきたっていう自負もあるから、とても大事な場所というかカルチャーとして残ってほしいなってそう思っているのに、
地元への違和感
なんか自分自身はそこに吐き気と言っても過言ではないレベルの、もうちょっと無理だなっていう。
友達のライブ以外僕も見れなくて、外の中車場とか。
そんなにですか?
そうそうそう。
それだいぶですね。やっぱ病気なんじゃないですか。
これ何かで見てもらったらいいんですか?
何かでしょこれ。皮膚科の気がします。
皮膚ですか?空気で。
皮膚レベルで多分感じちゃってると思うんですよ。空気のエネルギーレベルを。
ちょっとこれ。
肺毛レベルで。だから皮膚科じゃないかなって思います。
皮膚科の先生にちょっと相談してみますね。地元帰ったらちょっと違和感があるんですけどって言って。
それは多分皮膚から来てると思いますね。
いやそれのレベルですよね。身体的に来てますもんね。
はい。
そうなんですよ。このニュアンスがね、何かうまく伝わってほしいんですよね。
嫌いじゃないんですよ。ディスってるわけじゃないんですよ。
はいはい。
むしろリスペクトしてる。けど、僕自身に生じるこの違和感みたいなのが、何なんだみたいになってるっていうやつ。
いいと思いますよ。何か。だってそれ自分自身が変化してる証ですから。
価値観も変わってるし、感じ方も変わってるってことはちゃんと成長してるってことだと思います。
今ガッツポーズしましたね。
ポッドキャストに伝わらなければガッツポーズしました。いいこと言った!みたいなガッツポーズしましたけど。
でもそうですよね。実際そのような側面がありますね。変化していってると。
はい。そういう感覚って自分自身で楽しむものだと思ってるので。
本当にこれをシェアしようとしても伝わらないじゃないですか、感覚の部分って。
そう。伝わらない。地元ディスってるみたいに見られるからね。
本当はよくないけど、ここの番組だから喋りましたけど。
これ地元面聞いてないんですか?
聞いてるかもしれないですけど、結構ね、長里さんもリスクを犯していろいろ話してるから。
かなり話してる。
僕もちょっとね、リスクを犯して話していかないといけないなと思って。
思ってますよ。間違ってもね、本当に嫌いじゃないんですよね。
そこにそんな否定しなくても大丈夫ですよ。嫌いだってことは伝わってこないですから。
良かった良かった。むしろね。
違和感を感じてて、なんかちょっと違うなっていう。
地元への愛はないけれども、長和人としての誇りは持ってるみたいな。
そうですね。愛はないってちょっと語弊があるけど、まあまあ、好きとかそんなんじゃないって感じですかね。
そうですね。
地元のコミュニケーションのスタイル
愛はありますよ。応援しますよ、地元のこととても。
し、なんかね、長里さんみたいに還元できるものがあったらいいですけど、雑誌教室を作るとか。
それがなかなか今のところないんで、もう少し還元できる何かが自分の中で増えたら。
そこができたら、もうちょっと繋がりを感じられるんじゃないですか。
でも地元のコミュニケーションに、スタイルに中に入っていかないといけないでしょ。還元するにあたって。
それは多分、友達だけなんじゃないですか。わかんないですけど。
どうかな。結構ね、メインストリームな気がしますよ。
ああ、そうなんだ。
大きくね、4パターンあって、地元のコミュニケーションに。
一つは、さっき言ったみたいな主導権を握るコミュニケーションが、面白いことを言おうとして取っていくってパターンが一つなんですよ。
ほう。
で、もう一つが、脅すってやつなんですよね。
え?え?
怖いから、みんな。暴力的な街だから、攻撃的なことを言って、俺の方が上だぞっていうことを示すっていう、そういう主導権の握り方。
強さで主導権を握って、脅すっていうのが二つ目あるんです。
で、三つ目が、どっか外マ人間というかね、ちゃんとした人たちがいるんだけど、
その人たちは、存在感を消してる。田川では。
あー。
だからそういうコミュニケーションが、今言った二つの派閥が、基本的には6割とかなんですよ。感覚的には。
どうだろう?人数で言うと6割もいないか。
でも、支配率で言うと、6から7割の支配してる感じなんで。
もう三番目の、いわゆる普通の派だけど、特に攻撃的でもなければ、めちゃくちゃ前に出るコミュニケーションをしない感じの人たちっていうのがいます。
で、その他で、どこともコミュニケーション取るのが難しくて馴染めないっていう人はいるっていうやつかなと思うんで。
割とね、メインストリーム。不良か笑いで主導権取るかっていう、この二つが主流なんですよ。
今は知らないですよ。僕の時はそれが主流だった。
今は知らない。
うん。
今どうなってるのか気になりますね。学生の中高生の人たちが、どのコミュニケーションスタイルを取ってるのかっていうのは。
田川においてね。お祭りで見た感じはね、すごい爽やかだったんですけどね。
でも、不良いないんですか?
爽やかでしたよ。でも聞く話によると最近治安が悪化してるって聞くんですよ。学級崩壊どこにも起こってたみたいな。
えー。
もう北都の件みたいになってますよっていうことはよく聞くんで。
田舎っぽい。やめない。田舎の不良ってそんな感じですよ。
そう。夜のお祭りに行ったらもしかしたらすごい治安悪かった感じになる。
いるかもしれないですね。
お昼だったんで、子連れの方とかがたくさんいて平和な感じでした。
確かに。はいはい。
あーですね。なんでこのちょっと複雑な思いをただ共有するという回でした。
特にどこに着手するわけでもないんですけど。
わけでもなく。
はい。ちょっとね、これはね、なんかまだ消化しきれてないんですよね。
まあもう少し帰ったらいいんじゃないですか?地元にもうちょい頻繁に。
えーっと。
えーっと。
そしたら多分もう少し咀嚼できる気がしますね。
できるかな。
はい。
分かりました。ちょっと皮膚科の方先に行きたいと思います。
皮膚科優先。皮膚科に行って診断を受けてからもう一度。
はい。診断書を持って地元に帰っていきたいと思います。
ありがとうございました。
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それではまた来週。さようなら。
さようなら。
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