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2020-02-19 11:03

#7 勉強の習慣化〜やる気を出すな!? from Radiotalk

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こんにちは、志賀十五です。毎回テーマを一つ決めて、それに沿ってトークしています。
今回のテーマは、大学受験の思い出です。
大学受験というと、今まさにシーズン真っ只中という感じで、
僕自身も、某国立大学が第一志望でしたので、
センター試験を1月半ばに受けて、1月末から2月頭にかけて、
滑り止めの私立大を受けて、本命の二次試験が2月末にあったという感じのスケジュールでした。
この大学受験の思い出というと、しょうもない話なんですけど、
他の地域は分からないんですけど、僕の地域は、センター試験は、
県内の高校3年生と老人生がある地方大学、地元の大学に集められて、
出席番号というか、50音順に並べさせられて、50音順に座るということになっているんですね、試験のとき。
そのことは先輩や先生から聞いていたので、そうなんだと思っていて、
僕のクラスに、僕、志賀十五っていうんですけど、志賀周君という同級生がいて、同じ苗字の。
彼の方が若干早いんですね、出席番号が志賀周君で、僕、十五なので若干早いと。
高校2年生と3年生のときは同じクラスで、常に出席番号1個前は周君だったんですよ。
模試とか学校の試験とかのときは、常に志賀周君の背中を見てやってきて、
時々思うんですね、その試験をしているときとか、
センター試験本番もこの席同じ並びで、周君の背中を見ながら頑張れると思っていたらですね、
本番、周君と僕の間に一人いるんですね、知らない奴が。
知らない奴がというか、彼も受験生でしたけど、他の高校の奴がいて、
これは衝撃でしたね、会場について。
周と十五ですよ、その間。
名前、名字は当然志賀なんですけど、
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名前を聞く勇気もなくピリついてますから、センター試験の会場は。
多分、今考えると周一ぐらいにしかいないと思うんですけど、
なので、いつも見ていた背中じゃない背中が前にあるということでね。
でもそれも大した動揺にはならず、無事センター試験を終えて、
割と順調に受験シーズンを過ごせたという思い出がありますね。
こういうしょうもない思い出ですけど。
いつも見ている背中じゃないっていうのが、ちょっと軽いショックでしたね、当時。
そんなことはどうでもいいと。
受験の時に心がけてたというか、心がけるつもりはなかったけど、
今思い返すとこういうことが大事だったなっていうのを話したいと思います。
それは何かっていうと、よく勉強する習慣を身につけろとか、
よく言われますね、習慣化っていうのがもう一個すごいキーワードになっていると思うんですよ。
特に新学校とか受験生に対してね。
その習慣化って、それはすごい正しいし、正しいんだけど、
その習慣化するために何が一番いらないかっていうか、何が一番邪魔になるかっていうのを今考えると、
やる気とか、あとは決心するとかね。
こういう一見前向きな心構えでモチベーションを上げるのにいいっていう感じがすごいするんだけど、
習慣化っていうことに関して言うと、やる気っていうのはむしろない方がいいと思います。
これはどういうことかというと、
例えば自分の中で習慣化している日々の日常の動作とかを考えてみると、
何でもいいですけど歯を磨くとか、風呂に入って頭から洗いますとか、
そういうのを考えたときに、その動作のきっかけってやる気じゃないはずなんですよ。
今日はもうやる気出ないから頭より体先洗ってやろうとか、
今日は全然やる気出ないから歯磨かねえわとかね、中にいるかもしれないけどやめてね、そういう人。
そういうふうに考えたときに、やる気動向を問題にしている時点で習慣化になってないですね。
なので、勉強を習慣化させたいつんだったら、できるだけやる気を出さない方がいいと思います。
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これ一個の考え方ですけど、
だからよく先生が、やる気出せとか、やる気がないなら帰れとか言うけど、
あれは一個のやり方ではあると思うんですよ。
一個のやり方として、モチベーションを上げさせて頑張らせるっていうのは一個のやり方だと思うんですけど、
長い目で見たときに、むしろね、やる気はないけど黙々とやり続ける技術を身につけた方が絶対にいいと思うんです。
やる気出すってそれだけでエネルギー使うしね。
なので、やる気動向を言っているうちは甘いっていうことですね。
そういうやる気があってもなくてもやるっていうことが習慣化なので、
できるだけモチベーションっていうものをまっさらにした状態でやり続けた方がいいんじゃないかと思います。
勉強の習慣化のコツとかは調べれば何でも出てくるし、いろんな人がいろんなことを言っているからそれを参考にすればいいと思います。
僕自身思うのはハードルを極端に下げるっていうことですね。
もうめちゃくちゃ下げる。
例えば歯を磨いている間だけ勉強するとか、テレビのCMの間だけ勉強するとか、
そういうちっちゃいところからとりあえず続けるってことの方が大事なので、
いきなり一日何時間やるとか、やる気あるうちはいいんですよ。
それがやる気なくなったときにできるかというときついので、できるだけハードルを下げるっていうのが大事だと思います。
それができるようになったらだんだん増やせばいいので、とりあえずハードルが低ければ低い方がいいと思います。
さっきもちょろっと言いましたけど、やる気に左右されるっていうことがダメなので、
よしやる気が出たから今やろう、やる気が出ないから今日はやめとかこういうのがダメなので、
できるだけきっかけを外部に委ねた方がいいです。
これは別に僕が発見したとかじゃなくて、いろんな人がいろんなところで言っていることです。
外部に委ねるってどういうことかというと、
例えば時間を決めるとか、電車に乗っている通学中の電車の中だけは単語を覚えようとか、
僕実際にそれをやっていました。電車の中以外で単語を覚えたことないですとかね。
そういう意味では外部に委ねるっていうことで言うと、
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時間を決めるっていうのもそうだし、
常に習慣化していることに紐づけるっていうのがよくあるパターンですね。
電車に乗っている間だけ勉強っていうのもそうだし、
ハーミーがいている間だけでもいいし、CMの合間っていうのもそうだけど、
常に習慣化している、あるいは毎回こういうサイクルになっているっていうものに紐づけて、
新しい習慣を始めるっていうのが一個テクニックとしてあります。
あるいは常に習慣化していることを置き換えるっていうのも一個ですね。
テレビ見てた時間を勉強に置き換えるとか、
割とこれハードル高いですけどとかね。
っていうふうに外部の精にするっていうのが大事です。
自分でやる気を出してどうこうっていうのはきついし続かないので、
周りに委ねてやるっていうのが一個勉強の習慣化のコツだと思います。
なのでこのトークは受験生の方に向けたっていうよりは、
これから受験頑張るぞっていう高校2年生とか1年生とか、
どちらかというとそっちの方に向けてのメッセージというかね、
あのトークになっちゃいましたけど、
受験生の皆さん、まず体調第一なので風等に気をつけてください。
皆さんの力が本番で発揮されることを祈ってますので、
いつも通り頑張ってください。
というわけでまた次回。ご機嫌よう。
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