1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #350 朝活、やってますか? fr..
2021-08-23 07:55

#350 朝活、やってますか? from Radiotalk

マルタ語のウィキ
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Maltese_language

ウォロフ語のウィキ
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Wolof_language

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育 #朝活
00:02
皆さんは朝活とかやってらっしゃいますかね。 僕はやってます。志賀十五です。
ラジオトークっていうアプリでライブ配信ができるので、 まあそこで毎朝
英語の勉強会的なものをやってるんですよね。 で、今読んでるのは
国連加盟国のウィキペディアを英語で ABC 順に読んでいってるっていうことをやってます。
まあウィキペディアだとね、その読んでるテキストをみんなと共有しやすいっていうのもあるし、 なんかね、そういう国連加盟国みたいにリストになっているとスケジュールを組みやすいっていうのもあって、
まあ今やってます。 そろそろ読み終えるんですよね。今
だいぶ後半の方まで来てるので。 で、その国連加盟国のウィキペディアを読む前は
47都道府県のウィキペディアを英語で読むっていうのをやってました。 もうどれぐらいだ?8ヶ月ぐらい続いてるんですね、この朝活もね。
もしまだ来たことないぞっていう方とか、あるいは早起きしてみようかなっていう方はね、
まあ7時ですけどね、もしよかったら来ていただけたらと思います。 で、7時から30分やってるんですけど、
やっぱり日々新しい発見がありますね。世の中のことを知らんことばっかりです。
もちろんその、 国の名前すらね知らないようなこともあるし、知ってるような国であっても、
まあこういう民族がいて、こういう宗教があって、 こういう地理的な状況で、気候で、みたいなね、
まあそういったことが勉強になるんですけど、 やっぱりこの番組は言語学の番組なので、どういった言語が話されていて、
まあその言語がどういった特徴があるかっていうのがやっぱり僕としてはね、気になるんですよね。
で、知らない言語も多いし、 こういった仕組みなんだって気づくこともね、
多々あります。で、今日はそういったものの中から、 まあできれば3つご紹介できたらなと思います。
マルタ語っていう言語と、ウォロフ語っていう言語と、 アラワク語族、まあこれ語族なんで言語のグループなんですけど、
アラワク語族っていうものを3つご紹介できたらなと思います。 イタリアってブーツみたいな形をしてますよね。
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で、なんかボールを蹴ってるみたいになってて、でそのボールがシチリア島ですよね。 そのシチリア島の近所にある国が
マルタ共和国っていう島国なんですね。非常に小さな島です。 このマルタ共和国で話されている言語がマルタ語という言語です。
まあイタリアの近所なので、 イタリア語のね、まあ親戚の言語が話されているのかなぁとなんとなく思っていたんですけど、
実はここで話されているマルタ語はアラビア語の親戚なんですね。 これは結構衝撃で、まあ僕は全然知らないことだったので。
そもそもヨーロッパの言語っていうのは、大抵インドヨーロッパ語族っていうグループに属すものなんですね。 例外としてはフランスとスペインの国境で話されているバスク語とか、
フィンランド、エストニア、ハンガリーとかこの辺りで話されている言語はウラル語族っていう、 まあヨーロッパ系の言語とは違うものが話されているんですよね。
っていうふうに思っていたので、 ヨーロッパでこのアラビア語の親戚が話されているっていうのは結構びっくりしました。
まあ当然そのイスラム世界が強かった時っていうか、アラブ人がどんどん勢力を拡大していた時っていうのは、
北アフリカとか地中海がアラブ人の支配するところになったっていうのは知ってたんですけど、
世界史もやったし。 ただ
15世紀後半にレコンキスタっていうのが完了して、イベリア半島からアラブ人というかイスラム教を追い出してからは、
まあそういうアラブ人の名残みたいなものはヨーロッパにないのかと思ってたら、
共和国ではこのマルタ語っていうものが 残っているんですね。
当然その近隣の言語からの影響はあるみたいで、イタリア語をはじめとするロマンス系の言語からの釈用っていうのはかなり多いみたいなんですね。
さらに他のアラビア語系の言語と違って、アラビア文字ではなくてラテン文字を使って表されるんですね。
このマルタ語っていうのはEUの公式言語の一つっていうのもまた面白いですよね。
2つ目にご紹介する言語はウォロフ語という言語で、これは西アフリカのセネガルなんかで話されている言語です。
この言語の面白いところはですね、 時勢によって動詞の形が変わらないということです。
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どういうことかというと、日本語だと 行く 行った みたいに 現在 過去 みたいに 動詞の形が変わりますよね。
ウォロフ語はそういうことはありません。動詞の形は変わらないんですけど、代わりに代名詞の形が変わるらしいんですね。
ほんまかいなって感じですけど。
例えば 私が行く 私が行った という時に 私の方が 現在形とか 過去形っていうものがあるんですね。
面白いですよね。こういった言語はなかなか イメージしづらいですけど、実はね、僕の作っている人工言語がこの仕組みなんですよね。
現在形とか過去形とか、動詞の方は形は変わらないんですけど、
私、あなた、彼、とか、こういったものの方が、代名詞の方が 時勢によって形が変わるっていう言語で、
まあどうせそんな言語ないだろうと思って作ったんですけど、実際に話されているウォロフ語っていう言語はそういった特徴を持ってるんですね。
まあ事実は小説より云々じゃないですけど、 なかなかね面白い言語ですよね。
ちょっと最後のあらわく語はね、 残り時間で話せる自信がないので、また別の機会に譲りたいと思います。
まあこういうふうに見るとね、いろんな言語があるなーっていうことで、ぜひ朝のライブ配信も来ていただけたらと思います。
ではまた次回お会いいたしましょう。 ごきげんよう。
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