1. 志賀十五の壺【10分言語学】
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2020-12-29 11:02

#244 豪州ハ晴天ナリ from Radiotalk

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English is a West Germanic language first spoken in early medieval England which eventually became the leading language of international discourse in today's world.

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育 #オーストラリア
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始まりました、志賀十五の壺。皆さんいかがお過ごしでしょうか。志賀十五です。
今回は、まずお便りを読み上げたいと思います。こちら、はるはるさんからいただきました。
志賀さん、こんばんは。はるはるです。いつも配信ありがとうございます。
外国語学習がお趣味になっていくと思えないというお言葉を聞けて非常に嬉しく思います。
今回お伺いしたいのは、志賀さんの好きな国についてです。
今までどちらの国に行かれたことがありますか。また、留学のご経験などありますでしょうか。
もし思い出に残っているお話がございましたら、教えていただけると嬉しいです。
私は中国が大好きで、実家以上行っています。
中国語を学習することで中国がますます好きになりました。ではまた。
ということで、どうもはるはるさんありがとうございます。
すごいですね、中国実家以上か。
僕も海外は多分5、6カ国ぐらい行ったことがあって、
その中にはイングランドに2回行ったことがあるのと、
あとはカンボジアに行ってアンコールアットを見たりとかそういうのがあるんですけど、
その中でも一番印象に残っているのはオーストラリアですかね。
オーストラリアに留学してたんですよ。
なので留学の経験があるかと言われたらあります。1年間留学してました。
好きな国って言われると、そんないろんな国について知っているわけではないので、
かなり限定的なお話になりますけど、
オーストラリアは非常にお気に入りの国ですね。
イングランドはそんなでもないんですよね。イギリスというかイングランドはね。
まず天気がね、イングランドはすごい悪くて、行った時期も悪かったんでしょうけど、
ずっと曇りがちだったし、なんとなく陰気な感じがしてね。
それに比べると、オーストラリアは乾燥地帯ですからね。
雨が降らずに大変とか、去年だったか一昨年だったかは山火事でね、すごい大変なことがあったりもしましたけど、
雨が降んないんですよね、確かにね。
1年間滞在しましたけど、傘を差したのはね、片手で数えるぐらいじゃないかなと思いますね。
だからね、長期滞在するとなると天候っていうのは非常に大事ですよね。
憂鬱な気分になってもね、天気が良かったら気分も晴れやかになるっていう感じですよね。
飯はそんなにうまくなかったかな。イングランドは言わずもがなですけど、オーストラリアもそんな。
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ステーキとかは多少美味しかったかもしれませんけど、
ご飯はやっぱり日本が一番かなと思ってしまいますね。
そんなご飯が美味しいっていう国に行ったことがないので、
今度旅行するとしたらまず食べ物を目当てで行ってみたいと思いますね。
オーストラリア行ってた時は、なんていうかな、壮大なスケールっていうか大陸感みたいなのを感じましたね。
ウルルにも行ったんですよ。
昔はエアーズロックと言われてたとこですけど、もう登れなくなったのかな確か。
ああいうのはやっぱり日本ではちょっと感じられないようなスケールの大きさっていうのがありましたね。
時差もないですしね、1時間か2時間ですよね。
サマータイムがあったら変わるみたいな感じで。
そういう意味で時差冒険に悩まされることもなく、
水も別に普通に飲めたしな、水不足っていう点ではすごい深刻ですけど、
水道の水はそのまま調理に使えたし飲めたしってことで非常に大事なとこですよね、海外行く上でね。
物価も日本と同じくらいか、やや高いくらいだったかな。
外食は高かったですね、そんな気軽に外食はできなかったのでずっと自炊はしてたんですけど、
まあでもね、やっぱね、日本食は恋しくなるもんですね。
なかなか、日本食屋とかもありましたけどそんな気軽に行けないし、
それだったらチャイナタウンの方が、中華料理屋の方が気軽に行けてたんですよね。
今思いましたけど、そういう旅行で訪れるか長期滞在するかでまた印象は違うかもしれませんね。
僕はオーストラリアはどっちでもおすすめというか、旅行にもいいし、
ワーホリとか留学とかにもおすすめじゃないかなと思いますね。
嫌な思いしたってことは全然なかったかなと思いますね。
僕の場合は長期滞在でオーストラリアに行って留学だったので当然勉強もしてたんですよね。
僕の英語はだからちょっとオーストラリアっぽいというか、どちらかというとイギリス英語で、
その中のさらにオーストラリアっぽいとこがあるんだと思うんですよね。
というのが、こないだ朝のライブ配信してるときに、
僕ライブ配信朝7時から毎日やってるんでそちら来ていただきたいんですけど、
いつもそこでWikipediaの英語の何らかの記事を読んでるんですよね。
そこでデータっていう単語が出てきて、当然これはデイタっていう発音ですよね。
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二重母音で。
日本語母語話者はこのAっていう二重母音は長母音のAとあまり区別できないんですけど、
英語の発音としてはデイタ。
僕はそのWikipediaの記事を読んでるときにダータって言っちゃったんですよね。
これはオーストラリア英語でこのデイタのことダータって言うからなんですよ。
普段そんな気にしてなかったけどそういうふとした瞬間にやっぱ、
なんていうかな、自分の中で身につけたものっていうのが出るんだなと思いましたね。
あとはイギリス式のスペリングというかね、つづりは学校で我々が習うのとはちょっと違うので、
センターとかね、あれはCENTERって習いますけど、
イギリス式では最後のERが逆になってREっていうふうに書くんですよね。
あとはZを使うようなところをイギリス式ではSを使ったりするんですよね。
オーガナイズの最後のZEのところをSEと書いたりね。
あとはRの発音がCARっていうところをCARってそのまま伸ばしたりとか、
ずっと学校で習ってきた英語とは違う英語だったので、
1年もいたらだんだんそっちに移り変わっていったんだなと思います。
ていうかさっきも言ったように僕はイングランドとオーストラリア行ったことあるけど、
アメリカには行ったことないので、アメリカ英語っていうのにそんな触れたことがないんですよね。
でもアメリカはそんなに行きたいとは思わないかな。
こういう世界情勢がどうとかそういうのは置いといて、
CHIPっていうのがまだよくわかってないので、
CHIP文化がちょっとめんどくさそうだなと思ってね。
アメリカはそんなに行きたいって感じではないですね。
あとは英語の話で言うと、もし皆さんの中に英語のスピーキングに限らず、
何らかの形で英語の力を伸ばしたいっていう方がいらっしゃったら、
ちょっとしたコツってほどでもないですけど、
僕の中で意識していることをちょっとお話ししておくとですね、
これは発音にもリスニングにも役立つことだと思うんですが、
軽い単語というか文法的な語、機能語、いろんな言い方がありますけど、
軽い語っていうのは前の要素、前の要素にくっつく傾向があるんですね。
実際にちょっと例文で、
WikipediaのEnglish Languageっていうところの1行目をちょっと読みますと、
English is a West Germanic language, first spoken in early medieval England,
which eventually became the leading language of international discourse in today's world.
ってなってるんですね。
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例えばね、b動詞のisとか、漢詞のaっていうのが軽い語で、
こういうのは前にくっつく傾向があって、Englishと一緒になって、
English is aみたいな発音になりがちなんですね。
どちらかというと文法的にはEnglishで切れて、
is a West Germanic languageってなりそうなんですけど、
発音上はEnglish is aでひとまとまり、
その後West Germanic languageみたいなね。
あとはね、which eventually became the leading language、
後にleading languageになったってところですけど、
ここのbecame the leading languageっていうのも、
文法的というか意味としてはbecameで切れて、
the leading languageとなりそうですが、
発音上はこのtheっていうのが軽いので、やっぱり前にくっつくんですよ。
became the leading languageみたいにね。
なので、文法的な塊というか意味的な塊と、
発音上の塊がずれるっていうのがよくあります。
特に今みたいな漢詩とか、あるいは禅知詩とかですね。
今読んだとこだとinっていうのが出てきて、
first spoken in early medieval Englandってとこあって、
最初は中世イングランドで話されていたってとこですけど、
このinも意味としてはfirst spokenでここで切れて、
in early medieval Englandってなりそうですけど、
発音上はfirst spoken in early medieval Englandっていうような意識になると思います。
こういう軽い単語が前にくっつくっていうのをね、
注意していただけたらいいんじゃないかと思います。
というわけで今日はここまでということで、また次回お会いしましょう。
ごきげんよう。
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